JP2020141445A - 車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータ等の過度の温度上昇を抑制する。【解決手段】前輪および後輪のうちの一方の車輪に接続された第1車輪用モータと、前輪および後輪のうちの他方の車輪に接続された第2車輪用モータと、第1車輪用モータを制御する第1制御装置と、第2車輪用モータを制御する第2制御装置と、第2車輪用モータの電流を検出すると共に第1制御装置および第2制御装置に接続された電流センサとを備える。そして、第1制御装置は、第2制御装置の異常を検出したときには、電流センサからの信号に基づいて第2車輪用モータで短絡が生じているか否かを判定し、第2車輪用モータで短絡が生じていないと判定したときには、一方の車輪だけを駆動して走行するように第1インバータを制御し、第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには、レディオフする。【選択図】図4
Description
本発明は、車両に関する。
従来、この種の車両としては、前輪駆動モータと、前輪駆動モータを駆動する第1インバータと、誘導モータとして構成される後輪駆動モータと、後輪駆動モータを駆動する第2インバータと、第1インバータに接続されると共に第2インバータに接続される第1制御装置と、第2インバータに接続される第2制御装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、第1制御装置は、第2制御装置の異常を検出すると、第2インバータをゲート遮断する。これにより、後輪駆動モータの連れ回りによる回転抵抗を減少させつつ、前輪駆動により走行することができる。
上述の車両において、第2制御装置の異常と後輪駆動モータの短絡とが略同時に生じたときに、比較的高車速で前輪駆動により走行すると、後輪駆動モータや、第2インバータ、後輪駆動モータと第2インバータとを接続する電力ラインなどの温度が過度に上昇する可能性がある。
本発明の車両は、モータ等の過度の温度上昇を抑制することを主目的とする。
本発明の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
前輪および後輪のうちの一方の車輪に接続された少なくとも1つの第1車輪用モータと、
前記第1車輪用モータを駆動する第1インバータと、
前記前輪および前記後輪のうちの他方の車輪に接続された第2車輪用モータと、
前記第2車輪用モータを駆動する第2インバータと、
前記第1インバータを制御する第1制御装置と、
前記第2インバータを制御する第2制御装置と、
を備える車両であって、
前記第2車輪用モータの電流を検出すると共に前記第1制御装置および前記第2制御装置に接続された電流センサを備え、
前記第1制御装置は、
前記第2制御装置の異常を検出したときには、
前記電流センサからの信号に基づいて前記第2車輪用モータで短絡が生じているか否かを判定し、
前記第2車輪用モータで短絡が生じていないと判定したときには、前記一方の車輪だけを駆動して走行するように前記第1インバータを制御し、
前記第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには、レディオフする、
ことを要旨とする。
前輪および後輪のうちの一方の車輪に接続された少なくとも1つの第1車輪用モータと、
前記第1車輪用モータを駆動する第1インバータと、
前記前輪および前記後輪のうちの他方の車輪に接続された第2車輪用モータと、
前記第2車輪用モータを駆動する第2インバータと、
前記第1インバータを制御する第1制御装置と、
前記第2インバータを制御する第2制御装置と、
を備える車両であって、
前記第2車輪用モータの電流を検出すると共に前記第1制御装置および前記第2制御装置に接続された電流センサを備え、
前記第1制御装置は、
前記第2制御装置の異常を検出したときには、
前記電流センサからの信号に基づいて前記第2車輪用モータで短絡が生じているか否かを判定し、
前記第2車輪用モータで短絡が生じていないと判定したときには、前記一方の車輪だけを駆動して走行するように前記第1インバータを制御し、
前記第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには、レディオフする、
ことを要旨とする。
この本発明の車両では、前輪および後輪のうちの一方の車輪に接続された第1車輪用モータと、前輪および後輪のうちの他方の車輪に接続された第2車輪用モータと、第1車輪用モータを制御する第1制御装置と、第2車輪用モータを制御する第2制御装置と、第2車輪用モータの電流を検出すると共に第1制御装置および第2制御装置に接続された電流センサとを備える。そして、第1制御装置は、第2制御装置の異常を検出したときには、電流センサからの信号に基づいて第2車輪用モータで短絡が生じているか否かを判定し、第2車輪用モータで短絡が生じていないと判定したときには、一方の車輪だけを駆動して走行するように第1インバータを制御し、第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには、レディオフする。これにより、第1制御装置が、第2制御装置の異常を検出し且つ第2車輪用モータで短絡が生じていないと判定したときには、一方の車輪だけを駆動して走行することができる。また、第1制御装置が、第2制御装置の異常を検出し且つ第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには、短絡が生じている第2車輪用モータの連れ回しを伴った走行を抑制し、第2車輪用モータや第2インバータ、第2車輪用モータと第2インバータとを接続する電力ラインなどの過度の温度上昇を抑制する(これらを熱的に保護する)ことができる。
こうした本発明の車両において、前記第2制御装置は、前記電流センサからの信号に基づいて前記第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには前記第2インバータをゲート遮断し、前記第1制御装置は、前記第2制御装置の異常を検出していないときに前記第2制御装置から前記第2車輪用モータで短絡が生じている旨を受信しているときには、上限車速以下の車速で前記一方の車輪だけを駆動して走行するように前記第1インバータを制御するものとしてもよい。ここで、「上限車速」は、第2車輪用モータで短絡が生じているときに、第2車輪用モータや第2インバータ、第2車輪用モータと第2インバータとを接続する電力ラインなどを熱的に保護できる車速として定められる。こうすれば、第2車輪用モータ等を熱的に保護しつつ、一方の車輪だけを駆動して走行することができる。
本発明の車両において、前記第1制御装置は、前記第2制御装置の異常を検出しているときに、前記第2車輪用モータで短絡が生じていると判定する前に前記電流センサから信号が入力されなくなったときには、上限車速以下で前記一方の車輪だけを駆動して走行するように前記第1車輪用モータを制御するものとしてもよい。ここで、「上限車速」は、仮に第2車輪用モータで短絡が生じているときでも、第2車輪用モータや第2インバータ、第2車輪用モータと第2インバータとを接続する電力ラインなどを熱的に保護できる車速として定められる。こうすれば、仮に第2車輪用モータで短絡が生じているときでも、第2車輪用モータ等を熱的に保護しつつ、一方の車輪だけを駆動して走行することができる。
本発明の車両において、前記第1車輪用モータは、第1モータおよび第2モータを有し、更に、エンジンと、前記第1モータと前記エンジンと前記一方の車輪に連結された駆動軸および前記第2モータとに3つの回転要素が接続されたプラネタリギヤとを更に有し、前記第1制御装置は、メイン制御部と、前記第1モータを制御する第1モータ用制御部と、前記第2モータを制御すると共に前記メイン制御部および前記第1モータ用制御部と通信を行なう第2モータ用制御部とを有し、前記電流センサは、前記第1モータ用制御部に接続されるものとしてもよい。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、モータMG1,MG2,MG3やモータECU40などの構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2,MG3と、インバータ41,42,43と、蓄電装置としてのバッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されており、ダンパ28を介してプラネタリギヤ30のキャリヤに接続されている。エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24により運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサからのクランク角θcrなどが入力ポートから入力されている。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、前輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38Fを介して連結された駆動軸36Fが接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、上述したように、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、回転子コアに永久磁石が埋め込まれた回転子と固定子コアに三相コイルが巻回された固定子とを有する同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、モータMG1と同様に同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36Fに接続されている。モータMG3は、モータMG1,MG2と同様に同期発電電動機として構成されており、回転子が後輪39c,39dにデファレンシャルギヤ38Rを介して連結された駆動軸36Rに接続されている。
インバータ41,42,43は、それぞれ、複数のスイッチング素子および複数のダイオードを有する周知のインバータ回路として構成され、モータMG1,MG2,MG3の駆動に用いられると共に電力ライン54を介してバッテリ50に接続されている。電力ライン54には、平滑用のコンデンサ57が取り付けられている。モータMG1,MG2,MG3は、それぞれモータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40の第1,第2,第3マイコン40a,40b,40c(図2参照)によってインバータ41,42,43の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図2に示すように、第1,第2,第3マイコン40a,40b,40cを中心とするマルチコアのマイクロプロセッサとして構成されている。第1マイコン40aは、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。第1マイコン40aには、モータMG1を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG1の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ44aからの回転位置θm1や、モータMG1の各相に流れる電流を検出する電流センサ44u,44vからの電流Iu1,Iv1などが入力ポートを介して入力されている。また、第1マイコン40aには、モータMG3のU相およびV相に流れる電流を検出する電流センサ46u,46vからの電流Iu3,Iv3も入力ポートを介して入力されている。第1マイコン40aからは、インバータ41の複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。第1マイコン40aは、第2マイコン40bや第3マイコン40cと通信ポートを介して接続されている。第1マイコン40aは、回転位置検出センサ44aからのモータMG1の回転子の回転位置θm1に基づいてモータMG1の電気角θe1や角速度ωm1、回転数Nm1を演算している。
第2マイコン40bは、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。第2マイコン40bには、モータMG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ45aからの回転位置θm2や、モータMG2のU相およびV相に流れる電流を検出する電流センサ45u,45vからの電流Iu2,Iv2などが入力ポートを介して入力されている。第2マイコン40bからは、インバータ42の複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。第2マイコン40bは、第1マイコン40aや第3マイコン40c、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。第2マイコン40bは、回転位置検出センサ45aからのモータMG2の回転子の回転位置θm2に基づいてモータMG2の電気角θe2や角速度ωm2、回転数Nm2を演算している。
第3マイコン40cは、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。第3マイコン40cには、モータMG3を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG3の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ46aからの回転位置θm3や、モータMG3のU相およびV相に流れる電流を検出する電流センサ46u,46vからの電流Iu3,Iv3などが入力ポートを介して入力されている。第3マイコン40cからは、インバータ43の複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。第3マイコン40cは、第1マイコン40aや第2マイコン40bと通信ポートを介して接続されている。第3マイコン40cは、回転位置検出センサ46aからのモータMG3の回転子の回転位置θm3に基づいてモータMG3の電気角θe3や角速度ωm3、回転数Nm3を演算している。
図1に示すように、バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、上述したように、電力ライン54を介してインバータ41,42,43に接続されている。バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52により管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号、例えば、バッテリ50の端子間に取り付けられた電圧センサからのバッテリ50の電圧Vbや、バッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサからのバッテリ50の電流Ibなどが入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、電流センサからのバッテリ50の電流Ibの積算値に基づいてバッテリ50の蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対する蓄電量(バッテリ50から放電可能な電力量)の割合である。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、例えば、電圧センサ57aからのコンデンサ57(電力ライン54)の電圧VHや、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40の第2マイコン40b、バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の運転を伴わずに(回転停止させて)走行する電動走行(EV走行)モードや、エンジン22の運転(回転)を伴って走行するハイブリッド走行(HV走行)モードを含む複数の走行モードを切り替えて走行する。
EV走行モードでは、基本的には、以下の通常EV走行を行なう。HVECU70は、最初に、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される要求トルクTd*を設定する。続いて、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共に要求トルクTd*がトルク配分比ktに基づいて前輪39a,39bと後輪39c,39dとに出力されるようにモータMG2,MG3のトルク指令Tm2*,Tm3*を設定する。ここで、トルク配分比ktは、前輪39a,39bに出力するトルクと後輪39c,39dに出力するトルクとの和に対する前輪39a,39bに出力するトルクの割合であり、走行状態(発進時や加速時、定速時、減速時、スリップ時など)に基づいて設定される。そして、設定したモータMG1,MG2,MG3のトルク指令Tm1*,Tm2*,Tm3*をモータECU40の第2マイコン40bに送信する。
第2マイコン40bは、モータMG1,MG2,MG3のトルク指令Tm1*,Tm2*,Tm3*を受信すると、モータMG1,MG3のトルク指令Tm1*,Tm3*を第1,第3マイコン40a,40cにそれぞれ送信する。第1,第2,第3マイコン40a,40b,40cは、それぞれモータMG1,MG2,MG3がトルク指令Tm1*,Tm2*,Tm3*で駆動されるようにインバータ41,42,43の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。インバータ41,42,43の制御は、それぞれ、第1,第2,第3マイコン40a,40b,40cにより、モータMG1,MG2,MG3のトルク指令Tm1*,Tm2*,Tm3*と電気角θe1,θe2,θe3とU相およびV相の電流Iu1,Iv1,Iu2,Iv2,Iu3,Iv3とに基づいてパルス幅変調制御や矩形波制御により行なわれる。
HV走行モードでは、基本的には、以下の通常HV走行を行なう。HVECU70は、最初に、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される要求トルクTd*を設定すると共に、設定した要求トルクTd*と車速Vとに基づいて走行に要求される要求パワーPd*を設定する。続いて、要求パワーPd*からバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50が放電するときが正の値)を減じて車両に要求される(エンジン22に要求される)要求パワーPe*を計算する。そして、エンジン22から要求パワーPe*が出力されると共に要求トルクTd*がトルク配分比ktに基づいて前輪39a,39bと後輪39c,39dとに出力されるように、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*、モータMG1,MG2,MG3のトルク指令Tm1*,Tm2*,Tm3*を設定する。そして、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*をエンジンECU24に送信すると共にモータMG1,MG2,MG3のトルク指令Tm1*,Tm2*,Tm3*をモータECU40のMG2ECU40bに送信する。エンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*および目標トルクTe*で運転されるようにエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御、点火制御などを行なう。モータECU40によるインバータ41,42,43の制御については上述した。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作について説明する。図3は、モータECU40の第2マイコン40bにより実行される第2マイコン処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図4は、HVECU70により実行されるHVECU処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。以下、順に説明する。
図3の第2マイコン処理ルーチンについて説明する。このルーチンは、繰り返し実行される。このルーチンが実行されると、第2マイコン40bは、最初に、第3マイコン40cに異常が生じているか否かを判定する(ステップS100)。この処理は、例えば、第3マイコン40cとの間に通信異常が生じているか否かを判定したり、第3マイコン40cからのランパルス信号に異常が生じているか否かを判定したりすることにより行なわれる。
ステップS100で第3マイコン40cに異常が生じていない(正常である)と判定したときには、第3マイコン40cによるモータMG3の短絡の有無の判定の信頼性があると判定し(ステップS110)、モータMG3で短絡が生じていることを意味するMG3短絡信号を第3マイコン40cから受信しているか否かを判定する(ステップS120,S122)。なお、第3マイコン40cは、電流センサ46u,46vからのモータMG3のU相およびV相の電流Iu3,Iv3に基づいてモータMG3で短絡が生じているか否かを判定し、モータMG3で短絡が生じていると判定したときには、インバータ43をゲート遮断する。
ステップS120,S122で第3マイコン40cからMG3短絡信号を受信していないと判定したときには、モータMG3で短絡が生じていないと判断し、モータMG3を使用可能であると判定して(ステップS130)、その情報をHVECU70に送信して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
ステップS120,S122で第3マイコン40cからMG3短絡信号を受信していると判定したときには、モータMG3を使用不可であり且つモータMG3で短絡が生じていると判定し(ステップS140)、それらの情報をHVECU70に送信して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
ステップS100で第3マイコン40cに異常が生じていると判定したときには、第3マイコン40cによるモータMG3の短絡の有無の判定の信頼性がないと判定し(ステップS150)、上述のMG3短絡信号を第1マイコン40aから受信しているか否かを判定する(ステップS160,S162)。なお、第1マイコン40aは、第3マイコン40cと同様に、電流センサ46u,46vからのモータMG3のU相およびV相の電流Iu3,Iv3に基づいてモータMG3で短絡が生じているか否かを判定する。電流センサ46u,46vからの信号を第3マイコン40cに加えて第1マイコン40aにも入力するから、第1マイコン40aでも、モータMG3で短絡が生じているか否かを判定することができるのである。
ステップS160,S162で第1マイコン40aからMG3短絡信号を受信していないと判定したときには、モータMG3で短絡が生じていないと判断する。そして、第3マイコン40cに異常が生じており且つモータMG3で短絡が生じていないことを踏まえて、モータMG3を使用不可であると判定して(ステップS170)、その情報をHVECU70に送信して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
ステップS160,S162で第1マイコン40aからMG3短絡信号を受信していると判定したときには、モータMG3で短絡が生じていると判断する。そして、第3マイコン40cに異常が生じており且つモータMG3で短絡が生じていることを踏まえて、モータMG3を使用不可であり且つ異常処置不可であると判定し(ステップS180)、それらの情報をHVECU70に送信して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
次に、図4のHVECU処理ルーチンについて説明する。このルーチンは、レディオフしていないときに繰り返し実行される。このルーチンが実行されると、HVECU70は、モータECU40の第2マイコン40bから受信した各種情報を入力し(ステップS200)、モータMG3を使用可能であるか否かを判定する(ステップS210)。そして、第2マイコン40bによりモータMG3を使用可能であると判定したときには、通常走行を行なうと判定して(ステップS220)、本ルーチンを終了する。通常走行では、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40との協調制御により、上述の通常EV走行や通常HV走行を行なう。
ステップS210でモータMG3を使用不可であると判定したときには、異常処置不可であるか否かを判定し(ステップS290)、異常処置不可でないと判定したときには、4WD(4輪駆動)走行を禁止すると判定し(ステップS240)、モータMG3で短絡が生じているか否かを判定する(ステップS250)。
モータMG3で短絡が生じていないと判定したときには、電圧センサ57aからのコンデンサ57(電力ライン54)の電圧VHに基づいて上限車速Vlimを設定し(ステップS260)、設定した上限車速Vlim以下の車速VでFF(前輪駆動)走行を行なうと判定して(ステップS280)、本ルーチンを終了する。
この場合の上限車速Vlimは、モータMG3で生じる逆起電圧とコンデンサ57の電圧VHとが等しくなる車速またはそれよりも若干低い車速として定められ、例えば、80km/h〜120km/h程度が設定される。これは、車速V(モータMG3の回転数Nm3)が高いほどモータMG3で生じる逆起電圧が大きくなることと、第3マイコン40cに異常が生じてインバータ43がゲート遮断されているときにモータMG3で生じる逆起電圧がコンデンサ57の電圧VHよりも高くなるとモータMG3で回生トルク(制動トルク)が生じることと、を考慮したものである。モータMG3の回生トルクは、モータMG3の逆起電圧に基づく電力がインバータ43の図示しないダイオードにより整流されて電力ライン54に供給されるのに伴って生じる。
上限車速Vlim以下の車速VでのFF走行では、車速Vが上限車速Vlim以下となるように要求トルクTd*を制限する点やトルク配分比ktに値1を設定する点を除いて、上述の通常EV走行や通常HV走行と同様の走行を行なう。上限車速Vlim以下の車速VでFF走行を行なうことにより、モータMG3で回生トルク(制動トルク)が生じるのを抑制しつつ、走行することができる。
ステップS250でモータMG3で短絡が生じていると判定したときには、部品保護の観点から上限車速Vlimを設定し(ステップS270)、設定した上限車速Vlim以下の車速VでFF(前輪駆動)走行を行なうと判定して(ステップS280)、本ルーチンを終了する。
この場合の上限車速Vlimは、モータMG3で短絡が生じているときに、モータMG3やインバータ43、モータMG3とインバータ43とを接続する電力ラインなどを熱的に保護可能な車速として定められ、例えば、20km/h〜40km/h程度が設定される。上限車速Vlim以下の車速VでFF走行を行なうことにより、モータMG3やインバータ43、モータMG3とインバータ43とを接続する電力ラインなどを熱的に保護しつつ、走行することができる。
ステップS230で異常処置不可であると判定したときには、レディオフして(ステップS290)、本ルーチンを終了する。上述したように、第2マイコン40bは、第3マイコン40cに異常が生じており且つモータMG3で短絡が生じているときに、異常処置不可であると判定する。したがって、このときにレディオフすることにより、短絡が生じているモータMG3の連れ回しを伴った走行を抑制し、モータMG3やインバータ43、モータMG3とインバータ43とを接続する電力ラインなどの過度の温度上昇を抑制することができる。
図5は、第3マイコン40cの異常の有無、モータMG3の短絡の有無、第3マイコン40cによるモータMG3の短絡の有無の判定の信頼性の有無、第1マイコン40aからのMG3短絡信号の有無、車両挙動の様子の一例を示す説明図である。図示するように、時刻t11に、第3マイコン40cに異常が生じると、第2マイコン40bは、第3マイコン40cによるモータMG3の短絡の有無の判定の信頼性がなくなり且つモータMG3を使用不可であると判定する。そして、通常走行から上限車速Vlim以下の車速VでのFF走行に移行する。その後の時刻t12に、モータMG3で短絡が生じて第2マイコン40bが第1マイコン40aからのMG3短絡信号を受信すると、第2マイコン40bは、モータMG3を使用不可であり且つ異常処置不可であると判定する。そして、FF走行からレディオフに移行する。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、第2マイコン40bは、第3マイコン40cに異常が生じていない(正常である)ときに第3マイコン40cからMG3短絡信号を受信しているときには、モータMG3を使用不可であり且つモータMG3で短絡が生じていると判定してHVECU70に送信する。また、第2マイコン40bは、第3マイコン40cに異常が生じているときに第1マイコン40aからMG3短絡信号を受信していないときには、モータMG3を使用不可であると判定してHVECU70に送信する。さらに、第2マイコン40bは、第3マイコン40cに異常が生じているときに第1マイコン40aからMG3短絡信号を受信しているときには、モータMG3を使用不可であり且つ異常処置不可であると判定してHVECU70に送信する。HVECU70は、第2マイコン40bからの情報に基づいて、モータMG3を使用不可であり且つ異常処置不可でないときには、モータMG3で短絡が生じているか否かに応じた上限車速Vlim以下の車速VでFF走行を行なうと判定し、モータMG3を使用不可であり且つ異常処置不可であるときには、レディオフする。これにより、第3マイコン40cが正常であり且つモータMG3で短絡が生じているときや、第3マイコン40cに異常が生じており且つモータMG3で短絡が生じていないときには、走行を行なうことができる。また、第3マイコン40cに異常が生じており且つモータMG3で短絡が生じているときには、短絡が生じているモータMG3の連れ回しを伴った走行を抑制し、モータMG3やインバータ43、モータMG3とインバータ43とを接続する電力ラインなどの過度の温度上昇を抑制する(これらを熱的に保護する)ことができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、特に説明していないが、第3マイコン40cに異常が生じているときに、電流センサ46u,46vと第1マイコン40aとを接続する信号線にオープン異常が生じるなどして電流センサ46u,46vから第1マイコン40aに信号が入力されなくなると、第1マイコン40aによりモータMG3で短絡が生じているか否かを判定することができない。このため、このときには、図4のHVECU処理ルーチンのステップS270の処理と同様に上限車速Vlimを設定し、設定した上限車速Vlim以下の車速VでFF(前輪駆動)走行を行なうものとしてもよい。こうすれば、モータMG3やインバータ43、モータMG3とインバータ43とを接続する電力ラインなどを熱的に保護しつつ、走行することができる。また、ステップS290の処理と同様にレディオフするものとしてもよい。こうすれば、モータMG3やインバータ43、モータMG3とインバータ43とを接続する電力ラインなどをより十分に熱的に保護することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、蓄電装置として、バッテリ50を用いるものとしたが、キャパシタを用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、HVECU70と、第1マイコン40aと第2マイコン40bと第3マイコン40cとを有するモータECU40と、を備えるものとした。しかし、第1マイコン40aと第2マイコン40bとの各処理を行なう単一のマイコン(ユニット)と、これとは別体の第3マイコン40cと、を備えるものとしてもよい。また、HVECU70と第1マイコン40aと第2マイコン40bとの各処理を行なう単一のマイコン(ユニット)と、これとは別体の第3マイコン40cと、を備えるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、前輪39a,39bをエンジン22やプラネタリギヤ30、モータMG1,MG2を用いて駆動すると共に後輪39c,39dをモータMG3により駆動するものとした。しかし、後輪39c,39dをエンジン22やプラネタリギヤ30、モータMG1,MG2を用いて駆動すると共に後前輪39a,39bをモータMG3により駆動するものとしてもよい。
実施例では、前輪39a,39bに連結された駆動軸36Fにプラネタリギヤ30を介してエンジン22およびモータMG1を接続すると共に駆動軸36FにモータMG2を接続し、後輪39c,39dに連結された駆動軸36RにモータMG3を接続し、モータMG1,MG2,MG3を駆動するインバータ41,42,43に電力ライン54を介してバッテリ50を接続するハイブリッド自動車20の構成とした。
しかし、ハイブリッド自動車20のプラネタリギヤ30やモータMG1、インバータ41を備えずに代わりに変速機やクラッチを設けて、前輪39a,39bに連結された駆動軸36Fに変速機を介してモータMG2を接続すると共にモータMG2にクラッチを介してエンジン22を接続し、後輪39c,39dに連結された駆動軸36RにモータMG3を接続し、モータMG2,MG3を駆動するインバータ42,43に電力ライン54を介してバッテリ50を接続する構成としてもよい。
また、ハイブリッド自動車20のプラネタリギヤ30を備えずに、前輪39a,39bに連結された駆動軸36FにモータMG2を接続すると共にエンジン22にモータMG1を接続し、モータMG1,MG2を互いに機械的に接続せずに、後輪39c,39dに連結された駆動軸36RにモータMG3を接続し、モータMG1,MG2,MG3を駆動するインバータ41,42,43に電力ライン54を介してバッテリ50を接続する構成(いわゆるシリーズハイブリッドの構成)としてもよい。
さらに、ハイブリッド自動車20のエンジン22やプラネタリギヤ30、モータMG1、インバータ41を備えずに、前輪39a,39bに連結された駆動軸36FにモータMG2を接続すると共に後輪39c,39dに連結された駆動軸36RにモータMG3を接続し、モータMG2,MG3を駆動するインバータ42,43に電力ライン54を介してバッテリ50を接続する構成(電気自動車の構成)としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータMG1,MG2が「第1車輪用モータ」に相当し、モータMG3が「第2車輪用モータ」に相当し、HVECU70とモータECU40の第1マイコン40aおよび第2マイコン40bとが「第1制御装置」に相当し、モータECU40の第3マイコン40cが「第2制御装置」に相当し、電流センサ46u,46vが「電流センサ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジンECU、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36F,36R 駆動軸、38F,38R デファレンシャルギヤ、39a,39b 前輪、39c,39d 後輪、40 モータECU、40a 第1マイコン、40b 第2マイコン、40c 第3マイコン、41,42,43 インバータ、44a,45a,46a 回転位置検出センサ、44u,44v,45u,45v,46u,46v 電流センサ、50 バッテリ、52 バッテリECU、54 電力ライン、57 コンデンサ、57a 電圧センサ、70 HVECU、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2,MG3 モータ。
Claims (1)
- 前輪および後輪のうちの一方の車輪に接続された少なくとも1つの第1車輪用モータと、
前記第1車輪用モータを駆動する第1インバータと、
前記前輪および前記後輪のうちの他方の車輪に接続された第2車輪用モータと、
前記第2車輪用モータを駆動する第2インバータと、
前記第1インバータを制御する第1制御装置と、
前記第2インバータを制御する第2制御装置と、
を備える車両であって、
前記第2車輪用モータの電流を検出すると共に前記第1制御装置および前記第2制御装置に接続された電流センサを備え、
前記第1制御装置は、
前記第2制御装置の異常を検出したときには、
前記電流センサからの信号に基づいて前記第2車輪用モータで短絡が生じているか否かを判定し、
前記第2車輪用モータで短絡が生じていないと判定したときには、前記一方の車輪だけを駆動して走行するように前記第1インバータを制御し、
前記第2車輪用モータで短絡が生じていると判定したときには、レディオフする、
車両。
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