JP2020067349A - 温度センサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの上昇なしに高信頼性、高感度の温度センサ装置を得る。【解決手段】温度検出素子11及び温度検出素子11にリード線12を介して接続された外部接続用ターミナル14を有し、熱可塑性樹脂からなる第1の形成部材17によって一体化された温度センサモジュール10を備え、温度センサモジュール10を熱可塑性樹脂からなる第2の形成部材30で覆い、外部接続用ターミナル14を外部信号処理回路に接続するためのコネクタ18を形成したハウジング2と、温度センサモジュール10が圧入され、ハウジング2と対向して配置されたケース3と、から構成された温度センサ装置であって、第1の形成部材17と第2の形成部材30とが溶着されていることを特徴とする温度センサ装置。【選択図】 図1

Description

本願は、温度センサ装置に関するものである。
内燃機関のインテークマニホールド内を流れる吸入空気の温度変化を検出する機器としての温度センサ装置が知られている。
この温度センサ装置は、例えば特許文献1に示すように、圧力センサモジュールと温度センサモジュールとを備えた圧力センサ複合型の温度センサ装置であり、圧力センサモジュールは圧力導入路を介して吸入空気の圧力を検知し、温度センサモジュールは、高熱伝導シール部材で保護した温度検出素子をインテークマニホールド内に突出して配置し、温度検知を行う。
特開2017−187383号公報
温度センサモジュールの温度検出素子の先端を外部の衝撃から保護することで信頼性を高め、温度応答性を向上させるためには金属系の高熱伝導フィラーを充填した高粘性の高熱伝導シール部材を温度検出素子に塗布することが必要である。しかし、高熱伝導シール部材は高粘性であるため、塗布に非常に長い時間を要し、また塗布量を均一とすることが困難で塗布量のばらつきを生じやすく、加工コストが増加する。また、この高熱伝導シール部材は高価であり、材料コストも増加するという問題があった。
本願は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、金属系の高熱伝導フィラーを充填した高熱伝導シール部材を用いることなく、温度検出素子の保護による高い信頼性を得ることを目的とする。
本願の温度センサ装置は、温度検出素子及び温度検出素子にリード線を介して接続された外部接続用ターミナルを有し、熱可塑性樹脂からなる第1の形成部材によって一体化された温度センサモジュールを備え、温度センサモジュールを熱可塑性樹脂からなる第2の形成部材で覆い、外部接続用ターミナルを外部信号処理回路に接続するためのコネクタを形成したハウジングと、温度センサモジュールが圧入され、ハウジングと対向して配置されたケースと、から構成された温度センサ装置であって、第1の形成部材と第2の形成部材とが溶着されていることを特徴とするものである。
本願の温度センサ装置では、高熱伝導シール部材を用いないためコスト上昇を抑制すると同時に、信頼性の高い温度センサ装置を得ることができる。
実施の形態1における温度センサ装置を示す断面図である。 実施の形態1における温度センサ装置の温度センサモジュールを示す正面図である。 実施の形態1における温度センサ装置のハウジングに取付けられた温度センサモジュールを示す斜視図である。 実施の形態1における温度センサ装置の温度検出素子周囲の柱部分を示す斜視図である。 実施の形態2における温度センサ装置を示す断面図である。 実施の形態2における温度センサ装置の温度センサモジュールを示す正面図である。
実施の形態の説明及び各図において、同一の符号を付した部分は、同一又は相当する部分を示すものである。
実施の形態1.
本実施の形態について図1から図4を用いて説明する。本実施の形態においては、温度測定と同時に圧力測定も行うことができる圧力センサ複合型の温度センサ装置について述べる。
図1は本実施の形態の温度センサ装置の断面図である。図2は本実施の形態の温度センサ装置の温度センサモジュールの正面図、図3は本実施の形態の温度センサ装置のハウジングに取付けた温度センサモジュールの斜視図、図4は本実施の形態の温度検出素子周囲の柱部分の斜視図である。
<温度センサ装置の概略構成>
温度センサ装置1は、図1の断面図に示すように、上面を覆うハウジング2と下面を覆うケース3の2つの筐体で外周部分を覆われている。ハウジング2とケース3とは熱可塑性樹脂で形成されている。熱可塑性樹脂としては、ポリブチルテレフタレート(PBT)樹脂、ポリフェニレンスルファイド(PPS)樹脂等を用いることができる。
ハウジング2には、圧力センサモジュール5と温度センサモジュール10が備えられており、圧力センサモジュール5及び温度センサモジュール10と外部の信号処理回路を電気的に接続する外部接続用ターミナル14、16が、ハウジング2に凹形状に形成されたコネクタ18内に突出した状態で固定されている。このコネクタ18から車両コントロールユニットなどの外部信号処理回路(図示省略)に接続される。
ハウジング2と対向して配置されるケース3は、インテークマニホールドに形成された取付穴(図示省略)に挿入するためにほぼ円柱形状をしており、圧力検出素子6まで吸入空気を導く圧力導入路22と、温度センサモジュール10を格納するための格納室23を備えている。
このケース3とハウジング2とは外周部29で溶着又は接着により結合されており、さらにその内側にはOリング19を備え、圧力導入路22に導かれた吸入空気が圧力センサモジュール5とケース3との隙間から漏れることなく、気密性が保持されている。
インテークマニホールド内に挿入する円柱部20には、その周面にOリング4を装着するための溝部21が形成されており、インテークマニホールドに取付けた時、気密性を維持することができる。
<圧力センサモジュールの構造>
圧力センサモジュール5は、図1に示した断面図に示すように、圧力検出素子6を金線8でリードフレーム7に接続し、フッ素ゲルからなる保護部材9で覆った構造をしている。さらに、リードフレーム7は外部接続用ターミナル16と、溶接又は半田付けにより接続され、圧力検出素子6からの信号を外部で処理することを可能とする。
なお、本実施の形態では、圧力検出素子6とリードフレーム7との接続に金線8を用いたが、アルミ線も同様に用いることができる。また、圧力検出素子6を保護する保護部材9には、フッ素ゲルに限らず、フロロシリコーンゲル等も用いることができる。
圧力センサモジュール5に用いる圧力検出素子6は、本実施の形態においては、ピエゾ抵抗効果を用いたダイヤフラム、及び真空室を有するシリコン半導体素子を用いた。ダイヤフラムには、ゲージ抵抗(図示省略)から構成された電気回路が形成され、吸入空気の圧力に応じてダイヤフラムが変形し、この変形量に応じてゲージ抵抗の抵抗が変化することで圧力を検知することができる。つまり、ゲージ抵抗の変化を電気信号に変換、増幅し、外部接続用ターミナル16を経て外部の信号処理回路に出力する。
圧力検出素子6として本実施の形態においては、ピエゾ抵抗効果を用いた半導体素子を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば静電容量等の変化を検出する方式の検出素子であっても同様に用いることができる。
<温度センサモジュールの構造>
次に、温度センサモジュール10について説明する。温度センサモジュール10は、図1の断面図の中央部分に記載したように、温度検出素子11、リード線12と、それらを覆う保護膜13及び外部接続用ターミナル14、16と、これらのほぼ全体を覆う熱可塑性樹脂である形成部材17で主に構成される。
温度検出素子11とリード線12とは、電気的に接続されており、その表面には、フッ素系樹脂を用いた保護膜13が薄く被覆されている。本実施の形態においては、この保護膜13は、約0.2mmの膜厚であり、汚染物質及び腐食性物質から温度検出素子11とリード線12を保護することができ、またリード線12と周辺とを電気的に絶縁する効果も有する。
本実施の形態においては、フッ素系樹脂を保護膜13として用いたが、エポキシ樹脂等も用いることができる。また、保護膜13の膜厚も0.2mmに限定されるものではなく、絶縁性及び耐汚染性を有し、かつ以下で説明するインサートモールド成型において各構成部を形作る熱可塑性樹脂である形成部材17の付着を阻害しないことが重要である。一例としては0.05mmから1mm程度の範囲であれば、同様の効果を得ることができる。
リード線12の両端のうち、一方の端には温度検出素子11が接続される。他方の端は、保護膜13により被覆されておらず、外部接続用ターミナル14が溶接又は半田付けで電気的に接続される。この温度検出素子11、リード線12、外部接続用ターミナル14を電気的に接続した状態でモールド内に配置し、熱可塑性樹脂である形成部材17を用いてインサートモールド成型により一体化して温度センサモジュールを形成する。
この時、外部接続用ターミナル14、16も同時にインサートモールド成型により一体化する。さらに、このインサートモールド成型の過程において、温度センサモジュール10の周囲に張り出した形状のフランジ15を熱可塑性樹脂からなる形成部材17を用いて形成する。
図2に温度センサモジュール10の正面図を示す。温度センサモジュール10は、下部分に温度検出素子11が露出し、中央部分に周囲に張り出したフランジ15が形成され、上部に、外部と接続するための外部接続用ターミナル14、16が配置されている。ほぼ全体が、熱可塑性樹脂の形成部材17で構成されており、温度検出素子11からフランジ15までの間は形成部材17の中に含まれる2本のリード線12に対応して、中央部分に貫通孔が形成されている。
なお、貫通孔を有し2本に分かれた形成部材17に見られる4つの丸い形状と温度検出素子11方向に位置する1つの丸い形状は、インサートモールド成型時にモールド内でリード線12を固定するための冶具跡の穴であり、丸い穴の内部には、保護膜13で覆われたリード線12を見ることができる。
この状態において温度検出素子11は、保護膜13で表面が薄く覆われているものの(保護膜13は図示省略)、熱可塑性樹脂からなる形成部材17では覆われておらず、露出した状態となっている。この温度検出素子11は、電気抵抗の温度変化を利用したサーミスタ素子等を用いることができ、温度検出素子11等を一体化する形成部材17は、ハウジング2、ケース3と同様にPBT樹脂、PPS樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
インサートモールド成型により、リード線12の周囲に熱可塑性樹脂からなる形成部材17を配置することにより、温度センサ装置の組立等において、リード線12の変形、折れ曲がり等を防止することができる。具体的には、リード線12は、直径0.2mm程度の太さの場合があるが、インサートモールド成型により、数mm程度またはそれ以上の厚みの形成部材17で覆うことができる。そのため大幅に強度を高めることができ、変形等を防止することができる。
また、図2に示すように、リード線12と外部接続用ターミナル14を覆う形成部材17の形状は、リード線12と外部接続用ターミナル14とが接続する付近(図の上部分)では断面積を大きく、反対に、先端部分に位置する温度検出素子11に向かうにつれて、形成部材17の断面積が小さくなるように構成されている。この形状により、先端付近の温度検出素子11の部分では、形成部材17の熱容量が小さくなり、温度検出素子11の温度応答性を向上させることができる。
<ハウジングの構成>
図1に示すように、温度センサモジュール10の外部接続用ターミナル16は、圧力センサモジュール5の内部から突出したリードフレーム7と溶接することで電気的に接続され、圧力センサモジュール5と温度センサモジュール10とは外部接続用ターミナル16を介して一体化されている。本実施の形態において、この接続は溶接を用いたが、電気的に安定して接続することができればよく、溶接以外にも通常の半田付けによって接続することもできる。
一体化された圧力センサモジュール5と温度センサモジュール10とをモールド内に固定し、熱可塑性樹脂からなる形成部材30を用いたインサートモールド成型を行い、ハウジング2が形成される。温度センサモジュール10の形成部材17には周囲に突出したフランジ15が形成されており、温度センサモジュール10をモールド内に固定してハウジング2を成型する工程において、いずれも熱可塑性樹脂からなるフランジ15とハウジング2の形成部材30とが溶着接合し密着するため、汚染物質等がハウジング2内に侵入することを防止することができる。
図3に温度センサ装置のハウジングに取付けた温度センサモジュールの斜視図を示している。温度センサモジュール10をモールド内に固定して、熱可塑性樹脂からなる形成部材30でインサートモールド成型を行うことで、ハウジング2に形成された土台部27と温度センサモジュール10から突出した形成部材17からなるフランジ15との間に溶着接合した密接部28が形成される。この溶着接合した密接部28により汚染物質等の侵入を防止し、信頼性を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、密接部28は角丸の四角形としたが、円形、楕円形、四角形等としても同様の効果を得ることができる。
<ケースの構成>
圧力センサモジュール5と温度センサモジュール10とをインサートモールド成型により一体化して得たハウジング2と、対向させて取り付けるケース3には、図1に断面図、図4に斜視図を示したように、インテークマニホールド内に挿入するために円柱部20を備えている。この円柱部20には、温度センサモジュール10を挿入するための格納室23と、圧力センサモジュール5への空間を確保する圧力導入路22とが形成されている。
格納室23は、図1に示すように、ハウジング2と接する上部には直径が大きな開口部24を有し、下部には直径が小さな開口部25を有している。また、先端方向(図1の下方向)ほど格納室23の直径は小さくなる傾向を示している。温度センサモジュール10は格納室23に圧入され、フランジ15の部分及び形成部材17が細くなった先端部分は、格納室23の大きな開口部24と小さな開口部25とにおいて、内壁を押圧し保持されている。
ケース3の格納室23の先端には、図4に示すように、柱26が形成されている。柱26は温度検出素子11の先端より高く突出しており、温度検出素子11が損傷を受けないように保護している。また柱26は、図4に示すようにインテークマニホールド内の流れを妨げることなく、温度検出に影響を与えないように、温度検出素子11の四隅に配置されている。この柱26の配置により、温度検出素子11が保護されると同時に、インテークマニホールド内の流れを直接に感温することが可能で、温度応答性を維持することができる。
なお、本実施の形態においては、柱が4本の例を示したがこれに限定されるものではなく、温度検出素子の保護及び高い温度応答性のためのインテークマニホールド内の流れを維持する本数、配置であれば適用することができる。
本実施の形態の温度センサ装置1では、ケース3から露出した温度センサモジュール10の温度検出素子11を複数の柱26によって保護し、また温度センサモジュール10の周囲に突出したフランジ15とハウジング2との間を溶着接合により密着させ、さらに、ケース3の格納室23に温度センサモジュール10を圧入し、フランジ15と先端部分とをそれぞれ格納室23の開口部24、25と隙間なく係合させている。
これにより、高熱伝導シールを用いないためコスト上昇を抑制し、温度応答性が高く、汚染物質の侵入のない、信頼性の高い圧力センサ複合型の温度センサ装置1を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態は、圧力センサモジュール5を有しない、温度センサ機能のみを有する温度センサ装置101に関する。図5、図6を用いて、本実施の形態の温度センサ装置101について説明する。
図5は、本実施の形態に係る温度センサ装置101の断面図を示している。図6は、本実施の形態に係る温度センサ装置101に用いる温度センサモジュール110の正面図を示している。
ケース103は温度センサモジュール110を格納する格納室123は備えているが、本実施の形態の温度センサ装置では、圧力センサモジュール5を有しないので圧力導入路22は備えていない。
コネクタ118には温度センサモジュール110から接続され外部接続用ターミナル114のみが形成されており、圧力センサモジュール5に接続される外部接続用ターミナル16は形成されていない。また、温度センサモジュール110の全体の形状は、図6に示すように、実施の形態1の温度センサモジュール10と基本的に同じである。
つまり、保護膜113で覆ったリード線112と温度検出素子111とを熱可塑性樹脂からなる形成部材117を用いてインサートモールド成型により作成しており、先端部分には温度検出素子111が露出し、形成部材117は、先端が細くなる形状を示している。
温度センサモジュール110とハウジング102の関係は、実施の形態1と同様であり、温度センサモジュール110のフランジ115は、ハウジングを構成する形成部材130の土台部127と密接部128を形成して溶着し、ハウジング102の格納室123の内壁の一部と温度センサモジュール110が隙間なく係合している。
さらに、ケース103の先端部分には温度検出素子111が露出しており、その周囲には、それより長い柱126が四隅に設けられている。
本実施の形態の温度センサ装置101は、実施の形態1の圧力センサ複合型の温度センサ装置1と比べ、圧力センサモジュール5を備えず、温度センサ専用の装置である点は異なっているが、従来品と比較し、高熱伝導シール部材を用いないため、コスト上昇を抑制することができる。同時に、温度検出素子111が露出し、周囲を柱126で保護しているため、温度応答性が高いと同時に、温度検出素子111を保護することができる。
また、温度センサモジュール110のフランジ115とハウジング102は、溶着により接合され、ハウジング102の土台部127と密接部128を形成するため、汚染物質の侵入を防ぎ、信頼性の高い温度センサ装置101を得ることができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つまたは複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1,101 温度センサ装置、2,102 ハウジング、3,103 ケース、4 Oリング、5 圧力センサモジュール、6 圧力検出素子、7 リードフレーム、8 金線、9 保護部材、10,110 温度センサモジュール、11,111 温度検出素子、12,112 リード線、13,113 保護膜、14,114 外部接続用ターミナル、15,115 フランジ、16 外部接続用ターミナル、17,30,117,130 形成部材、18,118 コネクタ、19 Oリング、20 円柱部、21 溝部、22 圧力導入路、23,123 格納室、24,25 開口部、26,126 柱、27,127 土台部、28,128 密接部、29 外周部。
本願の温度センサ装置は、温度検出素子及び温度検出素子にリード線を介して接続された外部接続用ターミナルを有し、熱可塑性樹脂からなる第1の形成部材によって一体化された温度センサモジュールを備え、温度センサモジュールを熱可塑性樹脂からなる第2の形成部材で覆い、外部接続用ターミナルを外部信号処理回路に接続するためのコネクタを形成したハウジングと、温度センサモジュールを挿入する格納室を有し、格納室の内壁を第1の形成部材の一部で押圧して温度センサモジュールが圧入され、ハウジングと対向して配置されたケースと、から構成された温度センサ装置であって、第1の形成部材と第2の形成部材とが溶着されていることを特徴とするものである。

本願の温度センサ装置は、温度検出素子及び温度検出素子にリード線を介して接続された外部接続用ターミナルを有し、熱可塑性樹脂からなる第1の形成部材によって一体化された温度センサモジュールを備え、温度センサモジュールを熱可塑性樹脂からなる第2の形成部材で覆い、外部接続用ターミナルを外部信号処理回路に接続するためのコネクタを形成したハウジングと、温度センサモジュールを挿入する格納室を有し、格納室の内壁を第1の形成部材の一部で押圧して温度センサモジュールが圧入され、ハウジングと対向して配置されたケースと、から構成された温度センサ装置であって、第1の形成部材と第2の形成部材とが溶着されており、第1の形成部材及び第2の形成部材とは異なる材料からなる保護膜により温度検出素子とリード線の一部とが共通して覆われていることを特徴とするものである。

本願の温度センサ装置は、温度検出素子及び温度検出素子にリード線を介して接続された外部接続用ターミナルを有し、熱可塑性樹脂からなる第1の形成部材によって一体化された温度センサモジュールを備え、温度センサモジュールを熱可塑性樹脂からなる第2の形成部材で覆い、外部接続用ターミナルを外部信号処理回路に接続するためのコネクタを形成したハウジングと、温度センサモジュールを挿入する格納室を有し、格納室の内壁を第1の形成部材からなる先端部分と温度センサモジュールの周囲に突出した第1の形成部材からなるフランジとで押圧して温度センサモジュールが圧入され、ハウジングと対向して配置されたケースと、から構成された温度センサ装置であって、第1の形成部材と第2の形成部材とが溶着されており、第1の形成部材及び第2の形成部材とは異なる材料からなる保護膜により温度検出素子とリード線の一部とが共通して覆われていることを特徴とするものである。

Claims (8)

  1. 温度検出素子及び前記温度検出素子にリード線を介して接続された外部接続用ターミナルを有し、熱可塑性樹脂からなる第1の形成部材によって一体化された温度センサモジュールを備え、前記温度センサモジュールを熱可塑性樹脂からなる第2の形成部材で覆い、前記外部接続用ターミナルを外部信号処理回路に接続するためのコネクタを形成したハウジングと、
    前記温度センサモジュールが圧入され、前記ハウジングと対向して配置されたケースと、
    から構成された温度センサ装置であって、
    前記第1の形成部材と前記第2の形成部材とが溶着されていることを特徴とする温度センサ装置。
  2. 前記温度センサモジュールは、周囲に突出した前記第1の形成部材からなるフランジを備え、
    前記フランジと前記第2の形成部材とが溶着されていることを特徴とする請求項1に記載の温度センサ装置。
  3. 前記温度センサモジュールを形成する前記第1の形成部材は、
    前記温度センサモジュールの先端に向かって細く形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の温度センサ装置。
  4. 前記ケースは前記温度センサモジュールが圧入された格納室を有し、前記第1の形成部材の一部が前記格納室の内壁を押圧し保持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の温度センサ装置。
  5. 前記温度検出素子が、前記ケースに形成された前記格納室の先端の開口部から露出されていることを特徴とする請求項4に記載の温度センサ装置。
  6. 前記開口部に、露出された前記温度検出素子を囲繞する柱が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の温度センサ装置。
  7. 前記柱は、露出する前記温度検出素子よりも突出していることを特徴とする請求項6に記載の温度センサ装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の温度センサ装置であって、
    前記ハウジングには圧力センサを備え、
    さらに、前記ケースには前記圧力センサと対向する位置に圧力導入穴を備えた温度センサ装置。
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