JP2020065919A - ファスナーストリンガー、スライドファスナー及びスライドファスナーを備えた物品 - Google Patents
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Description
エレメント取付部及びテープ主体部を有するファスナーテープと、
前記ファスナーテープの第1の主表面に貼付された樹脂フィルムと、
前記ファスナーテープの第2の主表面に、前記ファスナーテープのエレメント取付部の側縁に沿って縫合糸により取着されたコイル状のエレメント列とを備えたファスナーストリンガーであって、
前記エレメント取付部は、1/1の織組織で構成されるファスナーストリンガー。
[2]
前記エレメント列の各エレメントは、前記ファスナーテープの幅方向(W)に延び、前記第2の主表面と離間する上脚部と、前記ファスナーテープの幅方向(W)に延び、前記第2の主表面と接触する下脚部とを有し、
前記縫合糸は、前記第1の主表面側に第1の縫製ラインを形成する第1の糸と、前記上脚部側に第2の縫製ラインを形成し、前記第1の糸と前記各エレメントの間で交絡する第2の糸とにより構成され、
前記上脚部の厚み方向(T)の上端縁から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁までの距離(D)に対する、前記第1の糸と前記第2の糸との交絡点から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁までの距離(d)の割合(d/D)が、平均で50%以上である[1]に記載のファスナーストリンガー。
[3]
前記上脚部の厚み方向(T)の上端縁から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁までの距離(D)に対する、前記交絡点から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁までの距離(d)の割合(d/D)が、平均で60%以上である[2]に記載のファスナーストリンガー。
[4]
隣り合う二つのエレメントの長手方向(L)の間隔(P)において、前記第1の糸の平均長さが前記第2の糸の平均長さよりも長い[2]又は[3]に記載のファスナーストリンガー。
[5]
前記織組織は、平織組織、うね織組織、又は両者の組み合わせである[1]〜[4]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[6]
前記織組織はうね織組織である[5]に記載のファスナーストリンガー。
[7]
経糸は、2本以上で引き揃える[1]〜[6]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[8]
前記エレメント取付部を構成する経糸及び緯糸は、モノフィラメントを60本以上束ねたマルチフィラメントである[1]〜[7]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[9]
前記経糸及び前記緯糸の繊度が、150デシテックス以上である[8]に記載のファスナーストリンガー。
[10]
前記エレメント列は、二重環縫いによって前記ファスナーテープに縫着され、
前記第1の糸が、ニードル糸であり、
前記第2の糸が、ルーパー糸である[2]〜[4]、又は、[2]に従属する[5]〜[9]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[11]
前記第2の糸の湿熱収縮率は、前記第1の糸の湿熱収縮率よりも小さい[2]〜[4]、又は、[2]に従属する[5]〜[10]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[12]
前記樹脂フィルムは、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリビニールアルコールからなる群から選択される少なくとも1種を含む[1]〜[11]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[13]
エレメント取付部及びテープ主体部を有するファスナーテープと、
前記ファスナーテープの第1の主表面に貼付された樹脂フィルムと、
前記ファスナーテープの第2の主表面に、前記ファスナーテープのエレメント取付部の側縁に沿って縫合糸により取着されたコイル状のエレメント列とを備えたファスナーストリンガーであって、
前記エレメント列の各エレメントは、前記ファスナーテープの幅方向(W)に延び、前記第2の主表面と離間する上脚部と、前記ファスナーテープの幅方向(W)に延び、前記第2の主表面と接触する下脚部とを有し、
前記縫合糸は、前記第1の主表面側に第1の縫製ラインを形成する第1の糸と、前記上脚部側に第2の縫製ラインを形成し、前記第1の糸と前記各エレメントの間で交絡する第2の糸とにより構成され、
前記上脚部の厚み方向(T)の上端縁から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁までの距離(D)に対する、前記第1の糸と前記第2の糸との交絡点から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁までの距離(d)の割合(d/D)が、平均で50%以上であるファスナーストリンガー。
[14]
前記上脚部の厚み方向(T)の上端縁と前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁との距離(D)に対する、前記交絡点から前記下脚部の厚み方向(T)の下端縁との距離(d)の割合(d/D)が、平均で60%以上である[13]に記載のファスナーストリンガー。
[15]
隣り合う二つのエレメントの長手方向(L)の間隔(P)において、前記第1の糸の平均長さが前記第2の糸の平均長さよりも長い[13]又は[14]に記載のファスナーストリンガー。
[16]
前記エレメント取付部の織組織を構成する経糸及び緯糸は、モノフィラメントを60本以上束ねたマルチフィラメントである[13]〜[15]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[17]
前記経糸及び前記緯糸の繊度が、150デシテックス以上である[16]に記載のファスナーストリンガー。
[18]
前記エレメント列は、二重環縫いによって前記ファスナーテープに縫着され、
前記第1の糸が、ニードル糸であり、
前記第2の糸が、ルーパー糸である[13]〜[17]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[19]
前記第2の糸の湿熱収縮率が、前記第1の糸の湿熱収縮率よりも小さい[13]〜[18]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[20]
前記樹脂フィルムは、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリビニールアルコールからなる群から選択される少なくとも1種を含む[13]〜[19]の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
[21]
[1]〜[20]の何れか一項に記載のファスナーストリンガーを備えたスライドファスナー。
[22]
[21]に記載のスライドファスナーを備えた物品。
ここで、湿熱収縮率は、下記式(1)に基づいて算出する。
湿熱収縮率(%)={1−(湿熱処理後の糸の長さ/湿熱処理前の糸の長さ)}×100・・・式(1)
また、湿熱処理条件及び糸の長さの測定方法は以下のとおりとする。
<湿熱処理条件>
0.2MPaGの加圧水中での湿熱処理
水温:130℃
時間:30分
<糸の長さ測定方法>
10mg/デシテックス荷重
エレメント取付部(201)及びテープ主体部が何れも表1に記載の織組織を有するポリエステル製のファスナーテープ(101)(厚さ:0.35mm)を用意した。ファスナーテープ(101)を構成する経糸及び緯糸として、モノフィラメントを96本束ねた167デシテックスのマルチフィラメントを使用した。次いで、ファスナーテープ(101)の第2の主表面(101b)に、エレメント取付部(201)側の側縁(103)に沿って、芯紐(110)が挿通されたエレメント列(104)を二重環縫いミシン機で二重環縫いにより縫着した。縫合糸(109)は、ファスナーテープ(101)の第1の主表面(101a)側に第1の縫製ラインを形成するポリエステル製のニードル糸(109a)(344デシテックス)と、エレメントの上脚部(112)側に第2の縫製ラインを形成するポリエステル製のルーパー糸(109b)(344デシテックス)で構成した。
得られたスライドファスナー(100)をファスナーテープ(101)の長手方向(L)に断面が露出するように切断し、図6に示すスライドファスナー(100)の断面をX線CTスキャン装置で観察し、先述した定義に従って10箇所の交絡点の位置に関するパラメータ(d/D)を測定し、それらの平均値を測定値とした。結果を表1に示す。
得られたスライドファスナー(100)から、X線CTスキャンによって隣り合う二つのエレメント(104)の間のニードル糸及びルーパー糸の長さ(断面上の長さ)の平均値を先述した方法で測定し、隣り合う二つのエレメント(104)の長手方向(L)の間隔(P)における、ルーパー糸の平均長さに対するニードル糸の平均長さの比率を求めた。
摺動抵抗試験をJIS 3015:2007に準拠して行い、下記の方法で摺動抵抗値を算出した。
各試験例に係るスライドファスナー(100)のスライダー(106)の引手(105)をファスナーテープ(101)の長手方向(L)に引き上げてスライドファスナー(100)を閉とした。そして、引張試験機のクランプにスライドファスナー(100)を固定し、引手(105)を引張速度1000mm/minの定速で引っ張り、ストロークを100mmに設定し、スライドファスナー(100)を開ける方向の摺動抵抗の安定値(100mmの間の最大値及び最小値を除いた値の平均値)を測定した。次に、得られたスライドファスナー(100)のスライダー(106)の引手(105)をファスナーテープ(101)の長手方向(L)に引き下げてスライドファスナー(100)を開とした。そして、当該引張試験機のクランプにスライドファスナー(100)を固定し、引手(105)を引張速度1000mm/minの定速で引っ張り、ストロークを100mmに設定し、スライドファスナー(100)を閉める方向の摺動抵抗の安定値(100mmの間の最大値及び最小値を除いた値の平均値)を測定した。これらの摺動抵抗の安定値を平均した値を、摺動抵抗値とした。結果を表1に示す。
得られたスライドファスナー(100)の樹脂フィルム(102)の評価平面(投影平面)を、目視で下記評価基準に従って、観察した。結果を表1に示す。
評価基準
5点:白濁が見られないか、又は0.2mm2未満の大きさの白濁が不連続に発生
4点:0.2mm2以上0.4mm2未満の大きさの白濁が不連続に発生
3点:0.2mm2以上0.4mm2未満の大きさの白濁が連続に発生
2点:0.4mm2以上0.8mm2未満の大きさの白濁が連続に発生
1点:0.8mm2以上の大きさの白濁が連続に発生
ファスナーテープのエレメント取付部及びテープ主体部のうね織組織を平織組織に変更した他は実施例1と同様に、スライドファスナーを製造し、実施例1と同様の特性評価を実施した。結果を表1に示す。
ファスナーテープのエレメント取付部及びテープ主体部のうね織組織を綾織組織に変更した他は実施例1と同様に、スライドファスナーを製造し、実施例1と同様の特性評価を実施した。結果を表1に示す。
実施例1よりもニードル糸によるエレメントの締め付け具合を強めて、交絡点の位置を変更した他は実施例1と同様に、スライドファスナーを製造し、実施例1と同様の特性評価を実施した。結果を表1に示す。
実施例2よりもニードル糸によるエレメントの締め付け具合を強めて、交絡点の位置を変更した他は実施例2と同様に、スライドファスナーを製造し、実施例2と同様の特性評価を実施した。結果を表1に示す。
実施例3よりもニードル糸によるエレメントの締め付け具合を強めて、交絡点の位置を変更した他は実施例3と同様に、スライドファスナーを製造し、実施例3と同様の特性評価を実施した。結果を表1に示す。
表1の結果から分かるように、エレメント取付部を1/1の織組織とすることにより、スライダーの摺動抵抗を有意に低減することが理解できる。また、樹脂フィルムが平滑化されて美観が向上することが分かる。更に、交絡点の位置を上脚部側に設定することでスライダーの摺動抵抗を低減できることも分かる。
その他、上糸が短い場合、摺動抵抗は織組織の違いによって大差がなかったが(実施例4、実施例5及び比較例1)、エレメント取付部が1/1の織組織である実施例4及び実施例5は、比較例1に比べて経糸が動きにくい為、針で刺した時の穴が広がりにくく、ニードル糸がテープに食い込みにくいという利点が得られた。
101 ファスナーテープ
101a 第1の主表面
101b 第2の主表面
102 樹脂フィルム
103 側縁
104 エレメント列(エレメント)
105 引手
106 スライダー
107 上止め
108 開離嵌挿具
109 縫合糸
109a 第1の糸(ニードル糸)
109b 第2の糸(ルーパー糸)
110 芯紐
111 交絡点
112 上脚部
112a 上端縁
113 下脚部
113a 下端縁
114 噛合頭部
115 連結部
201 エレメント取付部
202 テープ主体部
A 経糸
C 中心点
W ファスナーテープの幅方向
T ファスナーテープの厚み方向
Claims (22)
- エレメント取付部(201)及びテープ主体部(202)を有するファスナーテープ(101)と、
前記ファスナーテープ(101)の第1の主表面(101a)に貼付された樹脂フィルム(102)と、
前記ファスナーテープ(101)の第2の主表面(101b)に、前記ファスナーテープ(101)のエレメント取付部(201)の側縁(103)に沿って縫合糸(109)により取着されたコイル状のエレメント列(104)とを備えたファスナーストリンガーであって、
前記エレメント取付部(201)は、1/1の織組織で構成されるファスナーストリンガー。 - 前記エレメント列(104)の各エレメントは、前記ファスナーテープ(101)の幅方向(W)に延び、前記第2の主表面(101b)と離間する上脚部(112)と、前記ファスナーテープ(101)の幅方向(W)に延び、前記第2の主表面(101b)と接触する下脚部(113)とを有し、
前記縫合糸(109)は、前記第1の主表面(101a)側に第1の縫製ラインを形成する第1の糸(109a)と、前記上脚部(112)側に第2の縫製ラインを形成し、前記第1の糸(109a)と前記各エレメントの間で交絡する第2の糸(109b)とにより構成され、
前記上脚部(112)の厚み方向(T)の上端縁(112a)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)までの距離(D)に対する、前記第1の糸(109a)と前記第2の糸(109b)との交絡点(111)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)までの距離(d)の割合(d/D)が、平均で50%以上である請求項1に記載のファスナーストリンガー。 - 前記上脚部(112)の厚み方向(T)の上端縁(112a)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)までの距離(D)に対する、前記交絡点(111)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)までの距離(d)の割合(d/D)が、平均で60%以上である請求項2に記載のファスナーストリンガー。
- 隣り合う二つのエレメント(104)の長手方向(L)の間隔(P)において、前記第1の糸(109a)の平均長さが前記第2の糸(109b)の平均長さよりも長い請求項2又は3に記載のファスナーストリンガー。
- 前記織組織は、平織組織、うね織組織、又は両者の組み合わせである請求項1〜4の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 前記織組織はうね織組織である請求項5に記載のファスナーストリンガー。
- 経糸は、2本以上で引き揃える請求項1〜6の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 前記エレメント取付部(201)を構成する経糸及び緯糸は、モノフィラメントを60本以上束ねたマルチフィラメントである請求項1〜7の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 前記経糸及び前記緯糸の繊度が、150デシテックス以上である請求項8に記載のファスナーストリンガー。
- 前記エレメント列(104)は、二重環縫いによって前記ファスナーテープ(101)に縫着され、
前記第1の糸(109a)が、ニードル糸(109a)であり、
前記第2の糸(109b)が、ルーパー糸(109b)である請求項2〜4、又は、請求項2に従属する請求項5〜9の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。 - 前記第2の糸(109b)の湿熱収縮率は、前記第1の糸(109a)の湿熱収縮率よりも小さい請求項2〜4、又は、請求項2に従属する請求項5〜10の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 前記樹脂フィルム(102)は、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリビニールアルコールからなる群から選択される少なくとも1種を含む請求項1〜11の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- エレメント取付部(201)及びテープ主体部(202)を有するファスナーテープ(101)と、
前記ファスナーテープ(101)の第1の主表面(101a)に貼付された樹脂フィルム(102)と、
前記ファスナーテープ(101)の第2の主表面(101b)に、前記ファスナーテープ(101)のエレメント取付部(201)の側縁(103)に沿って縫合糸(109)により取着されたコイル状のエレメント列(104)とを備えたファスナーストリンガーであって、
前記エレメント列(104)の各エレメントは、前記ファスナーテープ(101)の幅方向(W)に延び、前記第2の主表面(101b)と離間する上脚部(112)と、前記ファスナーテープ(101)の幅方向(W)に延び、前記第2の主表面(101b)と接触する下脚部(113)とを有し、
前記縫合糸(109)は、前記第1の主表面(101a)側に第1の縫製ラインを形成する第1の糸(109a)と、前記上脚部(112)側に第2の縫製ラインを形成し、前記第1の糸(109a)と前記各エレメントの間で交絡する第2の糸(109b)とにより構成され、
前記上脚部(112)の厚み方向(T)の上端縁(112a)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)までの距離(D)に対する、前記第1の糸(109a)と前記第2の糸(109b)との交絡点(111)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)までの距離(d)の割合(d/D)が、平均で50%以上であるファスナーストリンガー。 - 前記上脚部(112)の厚み方向(T)の上端縁(112a)と前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)との距離(D)に対する、前記交絡点(111)から前記下脚部(113)の厚み方向(T)の下端縁(113a)との距離(d)の割合(d/D)が、平均で60%以上である請求項13に記載のファスナーストリンガー。
- 隣り合う二つのエレメント(104)の長手方向(L)の間隔(P)において、前記第1の糸(109a)の平均長さが前記第2の糸(109b)の平均長さよりも長い請求項13又は14に記載のファスナーストリンガー。
- 前記エレメント取付部(201)の織組織を構成する経糸及び緯糸は、モノフィラメントを60本以上束ねたマルチフィラメントである請求項13〜15の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 前記経糸及び前記緯糸の繊度が、150デシテックス以上である請求項16に記載のファスナーストリンガー。
- 前記エレメント列(104)は、二重環縫いによって前記ファスナーテープ(101)に縫着され、
前記第1の糸(109a)が、ニードル糸(109a)であり、
前記第2の糸(109b)が、ルーパー糸(109b)である請求項13〜17の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。 - 前記第2の糸(109b)の湿熱収縮率が、前記第1の糸(109a)の湿熱収縮率よりも小さい請求項13〜18の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 前記樹脂フィルム(102)は、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリビニールアルコールからなる群から選択される少なくとも1種を含む請求項13〜19の何れか一項に記載のファスナーストリンガー。
- 請求項1〜20の何れか一項に記載のファスナーストリンガーを備えたスライドファスナー。
- 請求項21に記載のスライドファスナーを備えた物品。
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