JP2019138365A - 自動変速機の制御装置及び自動変速機の制御方法 - Google Patents

自動変速機の制御装置及び自動変速機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】圧力制御弁の推定開口面積を演算する際の演算負荷を低減する。【解決手段】コントローラ12は、所定時間後におけるレギュレータ弁の目標油圧を用いて所定時間後におけるレギュレータ弁の推定開口面積を演算する。目標油圧を実現するように開口面積が決まるという圧力制御弁の特性を用いて、所定時間後のレギュレータ弁の推定開口面積を演算するので、圧力制御弁の力のつり合い式を計算する必要がなく、レギュレータ弁の推定開口面積を演算する際の演算負荷を低減することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速機を制御する技術に関する。
特許文献1には、無段変速機に油圧を供給する圧力制御弁の作動を制御する油圧制御装置が開示されている。
上記の油圧制御装置は、無段変速機の変速制御を実行する際に圧力制御弁を流れることになる作動油の流量を推定し、推定した作動油の流量に基づいて圧力制御弁の補正電流を算出している。
特開2011−52796号公報
上記の油圧制御装置は、圧力制御弁を流れる作動油の流量を推定するにあたり、圧力制御弁の力のつり合い式を用いて圧力制御弁の推定開口面積を演算している。しかしながら、圧力制御弁の力学系は複雑であり、推定開口面積の演算負荷が大きいという問題がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、圧力制御弁の推定開口面積を演算する際の演算負荷を低減することを目的とする。
本発明のある態様によれば、圧力制御弁を有する自動変速機の制御装置であって、所定時間後における前記圧力制御弁の目標油圧を用いて前記所定時間後における前記圧力制御弁の推定開口面積を演算する開口面積演算手段を備える、ことを特徴とする自動変速機の制御装置が提供される。
また、本発明の別の態様によれば、圧力制御弁を有する自動変速機の制御方法であって、所定時間後における前記圧力制御弁の目標油圧を用いて前記所定時間後における前記圧力制御弁の推定開口面積を演算する、ことを特徴とする自動変速機の制御方法が提供される。
これらの態様では、目標油圧を実現するように開口面積が決まるという圧力制御弁の特性を用いて所定時間後の圧力制御弁の推定開口面積を演算するので、圧力制御弁の力のつり合い式を計算する必要がない。よって、圧力制御弁の推定開口面積を演算する際の演算負荷を低減することができる。
本発明の実施形態に係るコントローラが適用される車両の概略図である。 コントローラの内部構成を示す図である。 油圧制御回路を示す図である。 コントローラが実行する流量推定処理を示すフローチャートである。 レギュレータ弁を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るコントローラ12が適用される車両の概略図である。車両は動力源としてエンジン1を備える。エンジン1の出力回転は、トルクコンバータ2、第1ギヤ列3、自動変速機4、第2ギヤ列5、差動装置6を介して駆動輪7へと伝達される。
トルクコンバータ2は、ロックアップクラッチ2aを備える。ロックアップクラッチ2aが締結されると、トルクコンバータ2における滑りがなくなり、トルクコンバータ2の伝達効率を向上させることができる。
また、車両には、エンジン1の動力の一部を利用して駆動されるオイルポンプ10と、オイルポンプ10から供給される作動油の圧力を調圧して自動変速機4の各部位に供給する油圧制御回路11と、制御装置としてのコントローラ12と、が設けられている。
自動変速機4は、バリエータ20と、バリエータ20に対して直列に設けられる副変速機構30と、を備えた無段変速機である。「直列に設けられる」とは、エンジン1から駆動輪7に至るまでの動力伝達経路において、バリエータ20と副変速機構30とが直列に設けられるという意味である。本実施形態では、副変速機構30がバリエータ20の出力側に設けられているが、副変速機構30は入力側に設けられていてもよい。
バリエータ20は、プライマリプーリ21と、セカンダリプーリ22と、プーリ21、22の間に掛け回されるベルト23とを備えた無段変速機構である。プーリ21、22は、それぞれ固定円錐板と、この固定円錐板に対してシーブ面を対向させた状態で配置され固定円錐板との間にV溝を形成する可動円錐板と、この可動円錐板の背面に設けられて可動円錐板を軸方向に変位させる油圧シリンダとを備える。
プーリ21、22に供給される油圧を調整すると、プーリ21、22がベルト23を挟持する力が変化してバリエータ20のトルク容量(伝達可能な最大トルク)が変化し、また、V溝の幅が変化してベルト23と各プーリ21、22との接触半径が変化し、バリエータ20の変速比が無段階に変化する。
副変速機構30は前進2段・後進1段の変速機構である。副変速機構30は、2つの遊星歯車のキャリアを連結したラビニョウ型遊星歯車機構31と、ラビニョウ型遊星歯車機構31を構成する複数の回転要素に接続され、それらの連係状態を変更する複数の摩擦締結要素(Lowブレーキ32、Highクラッチ33、Revブレーキ34)とを備える。摩擦締結要素32〜34への供給油圧を調整し、摩擦締結要素32〜34の締結状態を変更することによって、副変速機構30の変速段が変更される。
具体的には、Lowブレーキ32を締結し、Highクラッチ33とRevブレーキ34を解放すれば副変速機構30の変速段は1速となる。Highクラッチ33を締結し、Lowブレーキ32とRevブレーキ34を解放すれば副変速機構30の変速段は1速よりも変速比が小さな2速となる。また、Revブレーキ34を締結し、Lowブレーキ32とHighクラッチ33を解放すれば副変速機構30の変速段は後進となる。
各変速段で締結される摩擦締結要素によって伝達することのできるトルクは、油圧制御回路11から摩擦締結要素32〜34に供給される油圧によって決定される。
コントローラ12は、エンジン1及び自動変速機4を制御する統合コントローラであり、図2に示すように、CPU121と、RAM・ROMからなる記憶装置122と、入力インターフェース123と、出力インターフェース124と、これらを相互に接続するバス125と、から構成される。コントローラ12を複数のマイクロコンピュータで構成することも可能である。
入力インターフェース123には、アクセルペダルの操作量を表すアクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ41の出力信号、自動変速機4の入力回転速度(=プライマリプーリ21の回転速度)を検出する回転速度センサ42の出力信号、車速VSPを検出する車速センサ43の出力信号、自動変速機4の油温を検出する油温センサ44の出力信号、セレクトレバーの位置を検出するインヒビタスイッチ45の出力信号、ライン圧Pplを検出する油圧センサ46の出力信号、ブレーキペダルが踏み込まれていることを検出するブレーキスイッチ47の出力信号等が入力される。
記憶装置122には、エンジン1の制御プログラム、自動変速機4の変速制御プログラム、この変速制御プログラムで用いる変速マップが格納されている。CPU121は、記憶装置122に格納されているプログラムを読み出して実行し、入力インターフェース123を介して入力される各種信号に対して各種演算処理を施して、燃料噴射信号、点火時期信号、スロットル開度信号、変速制御信号を生成し、生成した各種信号を出力インターフェース124を介してエンジン1及び油圧制御回路11に出力する。CPU121が演算処理で使用する各種値、その演算結果は記憶装置122に適宜格納される。
油圧制御回路11は、コントローラ12からの制御信号に基づき、複数の圧力制御弁を制御して油圧の供給経路を切り換えるとともにオイルポンプ10から供給された作動油の圧力を調圧して必要な油圧を生成し、これを自動変速機4の各部位に供給する。
油圧制御回路11は、図3に示すように、複数の油路、複数の圧力制御弁(レギュレータ弁50、ソレノイド弁51〜53、コントロール弁54、ロックアップソレノイド弁55、トルクコンバータレギュレータ弁58)を備える。ライン圧油路11aにはオイルポンプ10が接続されており、オイルポンプ10から作動油が供給される。
ライン圧油路11aには、レギュレータ弁50が設けられる。レギュレータ弁50は、オイルポンプ10から供給された作動油の圧力を調圧してライン圧Pplを生成する。ライン圧Pplは、各プーリ21、22、摩擦締結要素32〜34に供給される。
プライマリプーリ21には、ライン圧Pplを元圧としてソレノイド弁51によって調圧された油圧が供給される。同様に、セカンダリプーリ22には、ソレノイド弁52によって調圧された油圧が供給され、摩擦締結要素32〜34には、ソレノイド弁53によって調圧された油圧が供給される。
これにより、バリエータ20の変速、副変速機構30の変速段の変更、摩擦締結要素32〜34の容量制御が行われる。
レギュレータ弁50の下流側であるコンバータ圧油路11bには、トルクコンバータレギュレータ弁58で生成されたコンバータ圧Ptcが供給される。
コンバータ圧油路11bには、トルクコンバータ2のロックアップクラッチ2aにアプライ圧Pa及びレリーズ圧Prを供給するコントロール弁54と、アプライ圧Paとレリーズ圧Prとの差圧を制御するためのロックアップ圧Psをコントロール弁54に供給するロックアップソレノイド弁55が設けられる。ライン圧油路11aとコンバータ圧油路11bとは、オリフィス56を備えるバイパス路11cにより連通している。
ロックアップクラッチ2aは、レリーズ圧Prがアプライ圧Paよりも高い状態になると解放され、アプライ圧Paがレリーズ圧Prよりも高い状態になると締結される。
ロックアップソレノイド弁55は、2方ソレノイドであって、非通電時にはコンバータ圧油路11bに接続されるドレン回路11dを解放して、作動油をリザーバ57に排出する。また、通電時にはドレン回路11dを遮断する方向に作動して、コンバータ圧Ptcを元圧としてロックアップ圧Psを生成し、これをコントロール弁54に供給する。
本実施形態の車両は上記のように構成され、コントローラ12は、バリエータ20の変速制御を行う際に各圧力制御弁を流れることになる作動油の流量を推定し、推定した流量に基づいてソレノイド弁51、52の補正電流を算出する。
これは、バリエータ20の変速を行う際に必要となる作動油の量がオイルポンプ10から供給される作動油の量よりも多い場合は、バリエータ20の変速を適切に行うことができないからである。
以下、コントローラ12が実行する圧力制御弁の流量推定処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
なお、以下の説明では図5に示すレギュレータ弁50の流量を推定する場合を例として説明するが、他の圧力制御弁の流量も同様に推定することができる。コントローラ12は、油圧制御回路11に設けられた全ての圧力制御弁について流量を推定することで、油圧制御回路11全体の流量を予測する。
ステップS1では、コントローラ12は、所定時間としての離散時間t(i)後の目標ライン圧Pplrqを用いて、離散時間t(i)後のレギュレータ弁50の推定開口面積A(i)を演算する。
レギュレータ弁50の流量は、式(1):
Figure 2019138365
により算出することができる。Qregはレギュレータ弁50を流れる作動油の流量、Aはレギュレータ弁50の開口面積、Cdは流量係数、ρは流体密度を示す。
また、レギュレータ弁50による圧力変化は、式(2):
Figure 2019138365
により算出することができる。Qopはオイルポンプ10から供給される作動油の流量、Qtmはバリエータ20等に供給される作動油の流量、Bは体積弾性係数を示す。Qopは既知である。
体積弾性係数Bは、作動油の温度や空気含有率に基づいて設定される。作動油の温度と空気含有率との一方のみに基づいて体積弾性係数Bを設定してもよいが、作動油の温度と空気含有率との両方に基づいて設定することで、体積弾性係数Bの精度をより向上させることができる。体積弾性係数Bは、例えば、マップを参照して設定される。
コントローラ12は、変速制御を実行する際にレギュレータ弁50を制御してライン圧Pplを調圧する。ここで、圧力制御弁の特性によりΔt時間後のライン圧Pplは目標油圧になるので、離散時間t(i)、目標ライン圧Pplrq(i)を導入すると、式(2−2):
Figure 2019138365
が導かれる。
また、式(2)は、Qtmの前回の流量を用いることで、式(2−3):
Figure 2019138365
となる。
ここで、式(2−2)と式(2−3)の関係は式(2−4):
Figure 2019138365
である。
よって、式(2−2)と式(2−3)から式(3):
Figure 2019138365
が導かれる。
式(3)より、Qreg(i)は式(3−2):
Figure 2019138365
となる。
式(1)から、開口面積Aは式(1−2):
Figure 2019138365
となる。
式(1−2)と式(3−2)から式(4):
Figure 2019138365
が導かれる。
ステップS2では、コントローラ12は、式(4)より求めた推定開口面積A(i)の演算値(以下、演算開口面積という。)がレギュレータ弁50の最大開口面積よりも大きいか判定する。最大開口面積は開口面積Aの上限値であって、設計的に定まる。
コントローラ12は、演算開口面積が最大開口面積よりも大きいと判定すると、推定開口面積A(i)として最大開口面積を採用して以降の演算を行う(ステップS3)。また、演算開口面積が最大開口面積以下と判定すると、推定開口面積A(i)として演算開口面積を採用して以降の演算を行う(ステップS4)。
ステップS5では、コントローラ12は、離散時間t(i)後のレギュレータ弁50の推定流量Qreg(i)を演算する。
推定流量Qreg(i)は、式(5):
Figure 2019138365
により算出することができる。
ステップS6では、コントローラ12は、レギュレータ弁50による単位時間当たりの圧力変化量ΔPpl/Δtを演算する。具体的には、式(2−3)により算出することができる。
ステップS7では、コントローラ12は、式(2−3)より求めた圧力変化量ΔPpl/Δtの演算値(以下、演算圧力変化量という。)がレギュレータ弁50の最大圧力変化量よりも大きいか判定する。最大圧力変化量は、例えば、20MPa/sec程度である。なお、最大圧力変化量は圧力制御弁の固有の値であり、実験等により求められる。
コントローラ12は、演算圧力変化量が最大圧力変化量よりも大きいと判定すると、圧力変化量ΔPpl/Δtとして最大圧力変化量を採用して以降の演算を行う(ステップS8)。また、演算圧力変化量が最大圧力変化量以下と判定すると、圧力変化量ΔPpl/Δtとして演算圧力変化量を採用して以降の演算を行う(ステップS9)。
ステップS10では、コントローラ12は、離散時間t(i)後の推定ライン圧Ppl(i)を演算する。
推定ライン圧Ppl(i)は、式(6):
Figure 2019138365
により算出することができる。
続いて、上記のように流量推定処理を行うことによる効果について説明する。
圧力制御弁を流れる作動油の流量を推定する方法としては、圧力制御弁の力のつり合い式を用いて圧力制御弁の推定開口面積を演算する方法が知られている。しかしながら、圧力制御弁の力学系は複雑であり、推定開口面積の演算負荷が大きいという問題がある。
これに対して、本実施形態では、コントローラ12は、離散時間(i)後におけるレギュレータ弁50の目標ライン圧Pplrq(i)を用いて離散時間(i)後におけるレギュレータ弁50の推定開口面積A(i)を演算する。また、コントローラ12は、演算した推定開口面積A(i)を用いて離散時間(i)後におけるレギュレータ弁50の推定流量Qreg(i)を演算する。
つまり、本実施形態では、目標油圧を実現するように開口面積が決まるという圧力制御弁の特性、より具体的には、レギュレータ弁50の目標ライン圧Pplrq(i)を用いて、レギュレータ弁50の推定開口面積A(i)を演算している。これによれば、圧力制御弁の力のつり合い式を計算する必要がないので、所定時間後における圧力制御弁の推定開口面積を演算する際の演算負荷を低減することができる(請求項1、2、7に対応する効果)
また、コントローラ12は、演算した推定流量Qreg(i)を用いてレギュレータ弁50における単位時間あたりの圧力変化量ΔPpl/Δtを演算し、演算した圧力変化量ΔPpl/Δtを用いて離散時間(i)後におけるレギュレータ弁50の推定ライン圧Ppl(i)を演算する。
これによれば、モデルで油圧を予測するので、様々なシチュエーションに対応させることができる。よって、様々なシチュエーションに対応するためのマップを準備する必要がない(請求項3に対応する効果)。
また、コントローラ12は、演算圧力変化量がレギュレータ弁50の最大圧力変化量よりも大きい場合は、圧力変化量ΔPpl/Δtとして最大圧力変化量を採用する。
このように制約条件を用いて計算を収束させることで、演算負荷をさらに低減できる。また、油圧推定の精度を向上させることができる(請求項4に対応する効果)。
また、コントローラ12は、演算開口面積がレギュレータ弁50の最大開口面積よりも大きい場合は、推定開口面積A(i)として最大開口面積を採用する。
このように制約条件を用いて計算を収束させることで、演算負荷をさらに低減できる。また、流量推定の精度を向上させることができる(請求項5に対応する効果)。
また、コントローラ12は、作動油の温度及び空気含有率の少なくとも一方に基づいて作動油の体積弾性係数Bを設定する。
これによれば、体積弾性係数Bの精度が向上するので、流量推定及び油圧推定の精度を向上させることができる(請求項6に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、油圧制御回路11は、圧力制御弁としてレギュレータ弁50、ソレノイド弁51〜53、コントロール弁54、ロックアップソレノイド弁55、及びトルクコンバータレギュレータ弁58を備えている。しかしながら、油圧制御回路11の構成はこれに限られるものではなく、一部の圧力制御弁を備えない構成であってもよいし、他の圧力制御弁を備える構成であってもよい。そして、それぞれの圧力制御弁の目標油圧を用いて、それぞれの推定開口面積を演算することができる。
4 自動変速機
12 コントローラ(制御装置)
50 レギュレータ弁(圧力制御弁)
51 ソレノイド弁(圧力制御弁)
52 ソレノイド弁(圧力制御弁)
53 ソレノイド弁(圧力制御弁)
54 コントロール弁(圧力制御弁)
55 ロックアップソレノイド弁(圧力制御弁)
58 トルクコンバータレギュレータ弁(圧力制御弁)

Claims (7)

  1. 圧力制御弁を有する自動変速機の制御装置であって、
    所定時間後における前記圧力制御弁の目標油圧を用いて前記所定時間後における前記圧力制御弁の推定開口面積を演算する開口面積演算手段を備える、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記開口面積演算手段によって演算した前記推定開口面積を用いて前記所定時間後における前記圧力制御弁の推定流量を演算する流量演算手段を備える、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 請求項2に記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記流量演算手段によって演算した前記推定流量を用いて前記圧力制御弁における単位時間あたりの圧力変化量を演算する圧力変化量演算手段と、
    前記圧力変化量演算手段で演算した前記圧力変化量を用いて前記所定時間後における前記圧力制御弁の推定油圧を演算する油圧演算手段と、
    を備えることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 請求項3に記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記圧力変化量演算手段は、演算した前記圧力変化量が前記圧力制御弁の最大圧力変化量よりも大きい場合は、前記圧力変化量として前記最大圧力変化量を採用する、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の自動変速機の制御装置であって、
    前記開口面積演算手段は、演算した前記推定開口面積が前記圧力制御弁の最大開口面積よりも大きい場合は、前記推定開口面積として前記最大開口面積を採用する、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の自動変速機の制御装置であって、
    作動油の温度及び空気含有率の少なくとも一方に基づいて前記作動油の体積弾性係数を設定する、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  7. 圧力制御弁を有する自動変速機の制御方法であって、
    所定時間後における前記圧力制御弁の目標油圧を用いて前記所定時間後における前記圧力制御弁の推定開口面積を演算する、
    ことを特徴とする自動変速機の制御方法。
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