JP2019130642A - 円筒研磨装置 - Google Patents

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仁志 徳竹
Hitoshi Tokutake
仁志 徳竹
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Abstract

【課題】装置全体のコンパクト化を図り、研磨の仕上がりが美しく、高効率に研磨を行うことが可能な円筒研磨装置を提供する。【解決手段】有蓋円筒状のワークWを、インデックステーブル9の回転送りによって搬送し、割出位置Tで停止して、ワークを回転させて、上面Wc及び外周面を研磨する円筒研磨装置であって、上面を研磨する上面研磨手段5は、粗ロールペーパ40を保持するための第1繰出しリール41と、仕上ロールペーパ60を保持するための第2繰出しリール61とを並設し、引き出された粗ロールペーパを巻き取るための第1巻取りリール44と、引き出された仕上ロールペーパを巻き取るための第2巻取りリール64とを並設し、第1繰出しリール及び第2繰出しリールと、第1巻取りリール及び上記第2巻取りリールとを、上下方向異なる位置に配設すると共に、所定の上面粗研磨用割出位置T4から上面仕上研磨用割出位置T6に渡って配設した。【選択図】図4

Description

本発明は、円筒研磨装置に関する。
従来、エンドレス状の研磨ベルトを環状走行させて、ベルトコンベアにて搬送されてくるワークを研磨する研磨装置があった(例えば、特許文献1参照)。
特表平2−500261号公報
しかし、従来の研磨装置は、粗研磨工程と仕上研磨工程を行う場合に、粗研磨ベルトと仕上研磨ベルトを頻繁に交換する必要があり、効率が悪いという問題や、粗研磨ベルトを環状走行させる機器と、仕上研磨ベルトを環状走行させる機器とを、ベルトコンベアの走行方向に並べて配設する必要があるため研磨装置全体が大型化するといった問題もあった。また、研磨ベルトの同じ研磨面を繰り返し使用するため、研磨ベルトに研磨粉等の異物が付着した状態や研磨ベルトが磨耗した状態で、ワークを研磨する虞れがあった。例えば、大量のワークを研磨する場合、光沢性や平滑性といった研磨の仕上がり(美観)が、研磨作業開始時と研磨作業の所定時間経過後では、異なるという問題があった。
そこで、研磨作業において研磨部位を一度しか使用しないでワークを常に安定して美しく研磨するのに好ましいロールペーパを適用し、さらに、インデックステーブルと組み合わせた研磨装置について、本発明者は試行錯誤と研究を行ってきた。
しかしながら、ロールペーパは、ロール状態でリールに巻設され、そこから間欠的に引き出され、ワークの被研磨部に対応して一旦停止して、研磨を行って、一度で使い捨てるものである。
上記インデックステーブルに適用した場合、リールの径が十分に大きくなければ、ロールペーパの交換頻度が高まり、短い作業時間でインデックステーブルの回転を停止し、研磨作業も停止せねばならないという問題がある。そこで、上記リールの径を十分に大きいものを用いる必要があるが、粗研磨用と仕上研磨用とが必要であり、所定径のインデックステーブルの外周に沿って、そのような粗研磨用及び仕上研磨用の上記の十分に大きいリールを、設置することは、極めて困難であるという問題が生じた。
そこで、本発明は、装置全体のコンパクト化を図り、さらに、研磨の仕上がりが美しく、かつ、高効率に研磨を行うことが可能な円筒研磨装置の提供を目的とする。
本発明の円筒研磨装置は、天井壁部と円筒壁部とを有する有蓋円筒状のワークを、インデックステーブルの所定ピッチ角毎の間欠的回転送りによって搬送し、上記所定ピッチ角毎の割出位置で停止して、上記ワークを鉛直状軸心廻りに回転させて、ワーク上面及びワーク外周面を研磨する円筒研磨装置であって、上記ワーク上面を研磨する上面研磨手段は、粗ロールペーパをロール状に保持するための第1繰出しリールと、仕上ロールペーパをロール状に保持するための第2繰出しリールとを、同心状に並設し、かつ、帯状に引き出された上記粗ロールペーパをロール状に巻き取るための第1巻取りリールと、帯状に引き出された上記仕上ロールペーパをロール状に巻き取るための第2巻取りリールとを、同心状に並設し、さらに、同心状の上記第1繰出しリール及び上記第2繰出しリールと、同心状の上記第1巻取りリール及び上記第2巻取りリールとを、上下方向異なる位置に配設すると共に、所定の上面粗研磨用割出位置から上面仕上研磨用割出位置に渡って配設したものである。
また、上記上面研磨手段は、同心状の上記第1巻取りリール及び上記第2巻取りリールの一方に、第1巻取りモータにて回転駆動する回転軸を固着し、他方に、第2巻取りモータにて回転駆動すると共に、上記回転軸に外嵌状に配設される中空軸を固着して、上記第1巻取りリールと上記第2巻取りリールとを相互に異なる巻取トルクをもって回転駆動するように構成したものである。
また、上記インデックステーブルに上記所定ピッチ角をもって配設されると共に、上記ワークの上記円筒壁部を保持する内周クランプ部を有する台座部材を備え、上記内周クランプ部は、上記鉛直状軸心廻りに回転自在に設けられ、上記台座部材の下端に設けた従動摩擦クラッチ盤に、所定の上記割出位置に対応するように上記インデックステーブルの下方位置に設けた駆動摩擦クラッチ盤を、当接させて、上記内周クランプ部に保持された上記ワークが上記鉛直状軸心廻りに回転駆動されるように構成したものである。
また、上記ワークから異物を拭き取るためのエンドレス状の清掃ベルトと、該清掃ベルトをワーク上角部に押圧するための清掃用押圧部材と、を備え、上記清掃用押圧部材は、横断面L字状であって、上記清掃ベルトを横断面L字状に変形させて、上記ワーク上角部に押圧して、上記ワーク上面及び上記ワーク外周面に付着している異物を拭き取るように構成したものである。
本発明によれば、光沢性や平滑性といった仕上がりが美しい研磨を行うことができる。つまり、ワークを魅力的で外観品質に優れたものにできる。大径のロールペーパ(リール)を使用でき、ロールペーパの交換頻度が少なく、生産性や作業性に優れ、高効率に研磨できる。多数のワークを次々と連続して迅速に研磨可能でありながら、装置全体をコンパクトにできる。
本発明の実施の一形態を示す平面図である。 台座部材の一例を示す図であって、(a)は要部断面側面図であり、(b)は要部断面平面図である。 クラッチ駆動手段の一例を示す要部断面側面図である。 上面研磨手段の一例を示す図であって、(a)は要部平面図であり、(b)は(a)のX方向矢視図であり、(c)は(a)のY方向矢視図である。 上面研磨手段の一例を示す要部断面側面図である。 外周面仕上研磨手段の他例を示す平面図である。 ワーク清掃手段の一例を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)のZ方向矢視図である。 ワークを示す斜視図であって、(a)はワークの一例を示す斜視図であり、(b)はワークの他例を示す斜視図である。 ロールペーパの一例を示す斜視図である。 研磨輪の一例を示す斜視図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る円筒研磨装置は、図8に示すように、円形状の天井壁部Waと円筒壁部Wbとを有する有蓋円筒状のワークWのワーク上面Wc及びワーク外周面Wdを研磨するための装置である。
有蓋円筒状のワークWは、図8(a)に示すように、天井壁部Waが中心に貫通孔Wjを有する(天井壁部Waが環状円形板状の)カバー筒等である。或いは、図8(b)に示すように、天井壁部Waが貫通孔Wjを有さない(天井壁部Waが孔無円形板状の)容器蓋や保護キャップ等である。
図1に示すように、鉛直状のテーブル軸心L9廻りの所定ピッチ角θ毎の間欠的回転によってワークWを搬送し、所定ピッチ角θ毎の割出位置Tで停止するインデックステーブル9(以下、テーブル9と呼ぶ場合もある)を備えている。
図1に於て、所定ピッチ角θは、36度としている。つまり、テーブル9は36度毎に間欠的に回転・停止し、10回の間欠的送りにて1周するように設けている。なお、図例の割出位置Tの数は、一例であって、例えば、8等分(所定ピッチ角θを45度)等とするも良い。
複数の割出位置(ステーション)T,Tの内の1つを、テーブル9へワークWを供給するためのワーク供給用割出位置T1としている。
そして、ワーク供給用割出位置(第1割出位置)T1からテーブル回転方向N廻りに、順次、ワーク確認用割出位置(第2割出位置)T2、外周面粗研磨用割出位置(第3割出位置)T3、上面粗研磨用割出位置(第4割出位置)T4、不使用の割出位置(第5割出位置)T5、上面仕上研磨用割出位置(第6割出位置)T6、外周面仕上研磨用割出位置(第7割出位置)T7、ワーク清掃用割出位置(第8割出位置)T8、予備用割出位置(第9割出位置)T9、ワーク排出用割出位置(第10割出位置)T10と、している。
なお、上述の各割出位置Tで行う工程(作業)は、一例であって、例えば、ワーク外周面Wdの粗研磨工程は、ワーク外周面Wdを仕上げ研磨するための割出位置Tよりも上流側にあれば良く、例えば、ワーク上面Wcを仕上げ研磨するための割出位置Tの下流側とするも良い。また、ワーク外周面Wdを仕上げ研磨する工程は、ワーク外周面Wdを粗研磨するための割出位置Tよりも下流側にあれば良く、例えば、ワーク上面Wcを粗研磨するための割出位置Tの上流側とするも良い。ワークWを清掃する工程は全ての研磨用割出位置Tよりも下流側であれば良い。
そして、図2(a)に示すように、テーブル9の外周縁に、ワークWを保持するための台座部材90を設けている。台座部材90は、図1に於て図示省略しているが、所定ピッチ角θをもって、テーブル軸心L9廻りに等分配に配設されている。つまり、台座部材90は、テーブル9に10個設けている。
図2に示すように、台座部材90は、ワークWの円筒壁部Wbの内周面を内張り保持(内径把持)する3爪型チャックから成る内周クランプ部91と、内周クランプ部91を鉛直状軸心L90廻りに回転自在に支持(保持)する基台部92と、を備えている。
また、台座部材90は、図2(b)に示すように、内周クランプ部91の爪部材91aをラジアル方向へ移動させるためのテーパー状外周面を上端頭部に有する上下往復自在なクランプ操作用の上下伝達軸部材93を有している。
さらに、台座部材90は、内周クランプ部91に連結されテーブル9の下面側に下端94bが配設される伝達回転軸94と、伝達回転軸94の下端94bに固着された従動摩擦クラッチ盤95と、を備えている。台座部材90の下端に設けた従動摩擦クラッチ盤95が回転すると、伝達回転軸94を介して内周クランプ部91が鉛直状軸心L90廻りに回転駆動するように構成している。
なお、図2(a)において図示省略するが、内周クランプ部91をクランプ状態と非クランプ状態に操作するための上下伝達軸部材93は、伝達回転軸94と従動摩擦クラッチ盤95に設けた中心孔に挿通状に配設されており、伝達回転軸94及び従動摩擦クラッチ盤95とは独立して上下動往復自在に設けている。
そして、ワーク供給用割出位置T1とワーク排出用割出位置T10とに夫々対応するようにテーブル9の下方位置に、上下伝達軸部材93を上下動操作するための(図示省略の)上下動操作手段を設けている。
ワーク供給用割出位置T1においては、上下動操作手段が、上下伝達軸部材93の下端部を上下動操作して、内周クランプ部91を非クランプ状態からクランプ状態に切り換えて(爪部材91aをラジアル内方位置からラジアル外方位置へ移動させて)、ワーク軸心を鉛直状軸心L90に一致させて、ワークWを内張り保持可能に構成している。
ワーク排出用割出位置T10においては、上下動操作手段が、上下伝達軸部材93の下端部を上下動操作して、クランプ状態から非クランプ状態に切り換えて(爪部材91aをラジアル外方位置からラジアル内方位置へ移動させて)、ワークWの内張り保持(クランプ)を解除するように構成している。
そして、所定の割出位置(第2・第3・第4・第6・第7・第8割出位置T2,T3,T4,T6,T7,T8等)に夫々対応するように、テーブル9の下方位置に、図3に示すように駆動摩擦クラッチ盤96を有するクラッチ駆動手段11を備えている。
クラッチ駆動手段11は、駆動摩擦クラッチ盤96と、駆動摩擦クラッチ盤96に上端部97aが固着している回転スライド軸97と、回転スライド軸97のスプライン軸部97dに噛合するスプライン中心孔部98dを有する筒状部材98と、回転スライド軸97の下端部97bを下方から回転自在に支持する上下動部材99と、を備えている。
回転スライド軸97と筒状部材98は、所定の割出位置Tに停止した台座部材90の鉛直状軸心L90と同軸心上(状)となる鉛直状のクラッチ軸心La廻りに回転自在に軸受部材等によって支持(保持)されている。また、回転スライド軸97は上下方向スライド自在にストロークベアリング100等によって保持されている。
クラッチ駆動手段11は、筒状部材98をクラッチ軸心La廻りに回転駆動させるための第1クラッチ用モータMaと、第1クラッチ用モータMaの駆動軸に固着されたプーリーやスプロケット等の動力伝達用の第1回転体19と、筒状部材98に固着されたプーリーやスプロケット等の動力伝達用の第2回転体17と、第1・第2回転体19,17に懸架されたベルトやチェーン等の無端状の回転力伝達用の可撓性部材18と、を備えている。
さらに、クラッチ駆動手段11は、上下動部材99を上昇させる(上下動させる)ためのサーボモータ等の第2クラッチ用モータMbと、第2クラッチ用モータMbの回転軸に固着され上下動部材99の下面99bに常時摺接する偏心カム部材16と、を備えている。
また、駆動摩擦クラッチ盤96と従動摩擦クラッチ盤95は、待機状態(非当接状態)で所定の微小ギャップ寸法Gをもって離間している。微小ギャップ寸法Gは、好ましくは、0.5mm以上1mm以下に設定する。下限値未満であると、振動等で誤って接触して誤作動を起こす虞れがある。上限値を越えると接続状態と非接続状態の切換(ON−OFF)に時間がかかる。
クラッチ駆動手段11は、第1クラッチ用モータMaが回転駆動すると、筒状部材98が回転し、その回転力が、スプライン結合によって回転スライド軸97に伝達され、回転スライド軸97がクラッチ軸心La廻りに回転する。さらに、第2クラッチ用モータMbの回転軸が所定の回転角度だけ一方向に回転(回動)すると、偏心カム部材16の外面(カム面)によって、上下動部材99の下面99bが上方へ押圧される。回転スライド軸97は、筒状部材98とスプライン結合であるため(筒状部材98から回転力を受けて)、回転しつつ上昇する。回転状態の駆動摩擦クラッチ盤96が従動摩擦クラッチ盤95に当接して、従動摩擦クラッチ盤95を回転させ、内周クランプ部91と共に、その内周クランプ部91に保持されているワークWを、鉛直状軸心L90廻りに回転駆動させる(図2参照)。
そして、第2クラッチ用モータMbの回転軸が(間欠的に)さらに回転すると、上下動部材99が自重にて降下し、駆動摩擦クラッチ盤96が従動摩擦クラッチ盤95から離間して、内周クランプ部91(ワークW)の回転が停止する。
ここで、本発明の円筒研磨装置の構成を各割出位置Tでの動作(作用)と合わせて説明する。
図1に於て、ワーク供給用割出位置(第1割出位置)T1に、パーツフィーダやハンドリング機器等のワーク供給手段1を配設している(対応させている)。
ワーク供給手段1は、テーブル9のラジアル外方域から、テーブル9に向かってワークWを搬送可能なパーツフィーダやコンベア等の搬送機器と、第1割出位置T1に停止している台座部材90の内周クランプ部91にワークWを載置可能なハンドリング機器、を備えている。
つまり、第1割出位置T1において、台座部材90にワークWが載置され、内周クランプ部91の爪部材91aがラジアル外方へ移動して、ワークWの内面(内周面)を内張り状にクランプする。このクランプ状態で、テーブル9が回転方向Nに回転して、ワークWを保持している台座部材90が、第2割出位置T2へ移動する。
次に、ワーク確認用割出位置(第2割出位置)T2に、センサ等のワーク確認手段2を配設している(対応させている)。
ワーク確認手段2は、内周クランプ部91にワークWが載置されているか否か(ワークの有無)、及び、内周クランプ部91にワークWが適切(適正)な姿勢でクランプされているか否か(ワーク姿勢)を検知するための確認センサを備えている。
確認センサは、透過型センサと反射型センサである。
第2割出位置T2において、ワークWの有無、及び、ワークWの姿勢が適切か否かを検知する。ワーク有り、かつ、ワークWの姿勢が適切と検知した場合に、テーブル9が回転して、ワークWを第3割出位置T3へ搬送する。
次に、外周面粗研磨用割出位置(第3割出位置)T3に、ワーク外周面Wdを粗研磨するための外周面粗研磨手段3を配設している(対応させている)。
外周面粗研磨手段3は、台座部材90と、第3割出位置T3に対応させて設けたクラッチ駆動手段11と、外周粗用研磨輪39を鉛直状の回転軸心L3廻りに回転自在に保持する粗研磨機30と、を備えている。
粗研磨機30は、外周粗用研磨輪39を、テーブル9のラジアル方向に往復移動自在に設けている。つまり、台座部材90に保持されているワークWの外周面Wdに対して、外周粗用研磨輪39を接近・離間可能に設けている。また、外周粗用研磨輪39を上下方向(ワーク軸心方向)に移動自在に設けている。
つまり、第3割出位置T3において、第2割出位置T2から搬送され第3割出位置T3で停止している台座部材90の従動摩擦クラッチ盤95に、駆動摩擦クラッチ盤96を接触させて、ワークWを鉛直状軸心L90廻りに回転駆動させる(図2と図3参照)。そして、回転駆動しているワークWの外周面Wdに、回転軸心L3廻りに回転している外周粗用研磨輪39を接触させて、ワーク外周面Wdの粗研磨を行う(外周粗研磨工程)。所定時間経過後に、外周粗用研磨輪39(外周粗研磨機30)をテーブルラジアル外方へ移動(後退させる)と共に、駆動摩擦クラッチ盤96を離間させる。その後、テーブル9を回転させて、ワークWを保持している台座部材90を第4割出位置T4へ搬送する。
図1及び図4に示すように、上面粗研磨用割出位置(第4割出位置)T4から上面仕上研磨用割出位置(第6割出位置)T6に渡って、上面研磨手段5を配設している。
上面研磨手段5は、台座部材90と、第4・第6割出位置T4,T6に対応させて設けたクラッチ駆動手段11と、第4割出位置T4から第6割出位置T6に渡る領域に対応するように配設された上面ロールペーパ駆動機50とを、備えている。
図4に示すように、上面ロールペーパ駆動機50は、長尺の粗ロールペーパ(粗研磨用ロールペーパ)40をロール状に保持する第1繰出しリール41と、第1繰出しリール41にロール状に保持されている粗ロールペーパ40を帯状に引き出すための第1繰出しローラユニット42と、帯状に引き出された粗ロールペーパ40の外面(研磨面)を第4割出位置T4に停止した台座部材90に保持されてワーク軸心(鉛直状軸心L90)廻りに回転するワークWの上面Wcに押圧するための第1押圧部材43と、第1押圧部材43に押圧力を付与するためのエアーシリンダ等の第1アクチュエータ46と、ワーク上面Wcに押圧された後の帯状の粗ロールペーパ40をロール状に巻き取るための第1巻取りリール44と、を備えている。
さらに、長尺の仕上ロールペーパ(仕上研磨用ロールペーパ)60をロール状に保持するための第2繰出しリール61と、第2繰出しリール61にロール状に保持されている仕上ロールペーパ60を帯状に引き出すための第2繰出しローラユニット62と、帯状に引き出された仕上ロールペーパ60の外面(研磨面)を第6割出位置T6に停止した台座部材90に保持されてワーク軸心廻りに回転するワークWの上面Wcに押圧するための第2押圧部材63と、第2押圧部材63に押圧力を付与するためのエアーシリンダ等の第2アクチュエータ66と、ワーク上面Wcに押圧された後の帯状の仕上ロールペーパ60をロール状に巻き取るための第2巻取りリール64と、を備えている。
なお、図1と図4(a)及び図4(c)に於て、各ロールペーパ40,60と、各繰出しローラユニット42,62は、図示省略している。また、図4(c)に於て、第5割出位置T5の台座部材90を図示省略している。
そして、第1繰出しリール41と第2繰出しリール61とを同心状(水平状の繰出しリール軸心Le廻りに回転自在)に並設し、かつ、第1巻取りリール44と第2巻取りリール64とを同心状(水平状の巻取りリール軸心Lf廻りに回転自在)に並設し、同心状の第1繰出しリール41及び第2繰出しリール61の下方位置に、同心状の第1巻取りリール44及び第2巻取りリール64を配設している。4つのリール41,44,61,64を、1つのリール保持部材59に設けている。
さらに、同心状の第1繰出しリール41及び第2繰出しリール61と、同心状の第1巻取りリール44及び第2巻取りリール64とを、第4割出位置T4から第6割出位置T6に渡って配設している。
言い換えると、第4割出位置T4に停止している台座部材90、及び、第6割出位置T6に停止している台座部材90、の上方位置に、各リール41,44,61,64を、配設している。
また、第1繰出しリール41及び第1巻取りリール44を、テーブル軸心L9から遠い側(後方側)に配設し、第2繰出しリール61及び第2巻取りリール64を、テーブル軸心L9に近い側(前方側)に配設している。
ここで、繰出しリール軸心Leと巻取りリール軸心Lfは平行であって、このリール軸心Le,Lfに沿った方向をリール前後方向と呼ぶ場合がある。また、平面視でリール前後方向と直交する方向をリール左右方向と呼ぶ。
第1繰出しローラユニット42及び第2繰出しローラユニット62は、夫々、一定長さ送り用サーボモータにて間欠的に回転する送りローラ42a,62aと、送りローラ42a,62aへ各ロールペーパ40,60を押し付けるための押圧ローラ42b,62bと、押圧ローラ42b,62bを送りローラ42a,62a側へ押圧する弾発付勢部材等の押圧付与部材42c,62cと、を備えている。
第1繰出しローラユニット42及び第2繰出しローラユニット62は、リール前後方向に、相互に異なる位置に配設されている。第1繰出しローラユニット42と、第1繰出しリール41と、第1巻取りリール44とは、リール前後方向同位置に配設している。
第2繰出しローラユニット62と、第2繰出しリール61と、第2巻取りリール64とは、リール前後方向同位置に配設している。
第1押圧部材43及び第2押圧部材63は、夫々、第1・第2アクチュエータ46,66の(上下動する)ロッド下端部に固着されている。第1押圧部材43及び第2押圧部材63は、平坦面状板片であって、押圧盤部材やプラテン部材とも呼ばれ、低摩擦材から成る押圧付与面を有している。
また、第1押圧部材43及び第2押圧部材63のリール左右方向の両側近傍には、水平面状のワーク上面Wcと平行面状、或いは、第1押圧部材43及び第2押圧部材63の水平状の下面と平行面状に、各ロールペーパ40,60を保持するための一対の補助ローラ45,45,65,65を配設している。
また、第1繰出しリール41と第2繰出しリール61が慣性により余分な回転をして各ロールペーパ40,60が錯綜するのを防止するために、第1繰出しリール41と第2繰出しリール61が外嵌状に取着する共通の繰出し用軸58は、所定の回転抵抗力(回転制動力)が付与されており、第1・第2送りローラ42a,62aからのベルト繰出し力(張力)を受けて、各ロールペーパ40,60が送り出される。
さらに、図5に示すように、第2巻取りリール64に、第1巻取りモータM1にて回転駆動する回転軸51を固着し、第1巻取りリール44に、第2巻取りモータM2にて回転駆動すると共に、回転軸51に外嵌状に配設される中空軸52を、固着している。第1巻取りモータM1と第2巻取りモータM2は、共に、トルクモータである。
つまり、第1巻取りリール44を第2巻取りモータM2にて回転駆動させ、第2巻取りリール64を第1巻取りモータM1に回転駆動させて、第1巻取りリール44と第2巻取りリール64とを相互に異なる巻取りトルクをもって回転駆動するように構成している。
回転軸51は、第1巻取りモータM1の回転軸と同心状(上)に配設されカップリング部材を介して直列状に連動連結している。
中空軸52と、第2巻取りモータM2の回転軸とは、平行状に配設され、中空軸52に外嵌状に固着しているプーリーやスプロケット等の従動側回転体53と、第2巻取りモータM2の回転軸に外嵌状に固着しているプーリーやスプロケット等の駆動側回転体54と、従動側回転体53と駆動側回転体54に懸架されるベルトやチェーン等の環状の可撓性の動力伝達部材55と、によって、第2巻取りモータM2の回転駆動力が中空軸52に伝達される。
図4において、第4割出位置T4では、第3割出位置T3から台座部材90が搬送されるよりも先に、第1繰出しローラユニット42の間欠送りにて、長尺の粗ロールペーパ40において未使用の研磨面を有する部位が帯状に引き出されて、第1押圧部材43の下方位置に送られて停止(待機)している。そして、第3割出位置T3から搬送され第4割出位置T4に停止した台座部材90の従動摩擦クラッチ盤95に駆動摩擦クラッチ盤96を接触させて、ワークWを鉛直状軸心L90廻りに回転駆動させる。そして、第1押圧用アクチュエータを伸長させて、第1押圧部材43にて粗ロールペーパ40を、鉛直状軸心L90廻りに回転駆動しているワーク上面Wcに接触させて(押し付けて)、上面粗研磨を行う(上面粗研磨工程)。所定時間経過後に、第1押圧部材43を上方へ移動させると共に、駆動摩擦クラッチ盤96を離間させる。その後、テーブル9を回転させて、ワークWを第5割出位置T5へ搬送する。なお、テーブル9を回転させる前、或いは、テーブル回転中に、第1繰出しローラユニット42の間欠送りにて、粗ロールペーパ40において未使用の研磨面を有する部位を、第1押圧部材43の下方位置に送って、停止(待機)させる。
そして、第5割出位置T5において、ワークWは研磨加工等されず、所定時間待機する。所定時間待機後に、テーブル9が回転して、ワークWは第6割出位置T6へ搬送される。このように第5割出位置T5を設けることで、各リール41,44,61,64をより大径にできる。
第6割出位置T6において、第5割出位置T5から台座部材90が搬送されるよりも先に、第2繰出しローラユニット62の間欠送りにて、長尺の仕上ロールペーパ60において未使用の研磨面を有する部位が帯状に引き出されて、第2押圧部材63の下方位置に送られて停止(待機)している。台座部材90の従動摩擦クラッチ盤95に駆動摩擦クラッチ盤96を接触させて、ワークWを回転駆動させる。そして、第2押圧部材63にて仕上ロールペーパ60を、回転駆動しているワーク上面Wcに接触させて、上面仕上研磨を行う(上面仕上研磨工程)。所定時間経過後に、第2押圧部材63を上方へ移動させると共に、駆動摩擦クラッチ盤96を離間させる。その後、テーブル9を回転させて、ワークWを第7割出位置T7へ搬送する。なお、テーブル9を回転させる前、或いは、テーブル回転中に、第2繰出しローラユニット62の間欠送りにて、仕上ロールペーパ60において未使用の研磨面を有する部位を、第2押圧部材63の下方位置に送って、停止(待機)させる。
また、第1繰出しローラユニット42と第2繰出しローラユニット62の送り量を同等に設定し、かつ、粗ロールペーパ40と仕上ロールペーパ60の長さを同等とすることで、ベルト終端を迎えるタイミングが揃って、ベルト交換の為の装置の停止回数を少なくできる(効率良く稼働させることができる)。
次に、図1に示すように、外周面仕上研磨用割出位置(第7割出位置)T7に、ワーク外周面Wdを仕上げ研磨するための外周面仕上研磨手段7を配設している(対応させている)。
外周面仕上研磨手段7は、台座部材90と、第7割出位置T7に対応させて設けたクラッチ駆動手段11と、外周仕上用研磨輪79を鉛直状の回転軸心L7廻りに回転自在に保持する外周仕上研磨機70と、を備えている。
外周仕上研磨機70は、外周仕上用研磨輪79を、テーブル9のラジアル方向に往復移動自在に設けている。つまり、台座部材90に保持されているワークWの外周面Wdに対して、外周仕上用研磨輪79を接近・離間可能に設けている。また、外周仕上用研磨輪79を上下方向(ワーク軸心方向)に移動自在に設けている。
第7割出位置T7において、駆動摩擦クラッチ盤96を従動摩擦クラッチ盤95に接触させて、ワークWを鉛直状軸心L90廻りに回転駆動させる。そして、回転駆動しているワークWの外周面Wdに、回転軸心L7廻りに回転している外周仕上用研磨輪79を接触させて、ワーク外周面Wdの仕上げ研磨を行う。所定時間経過後に、外周仕上用研磨輪79をテーブル9のラジアル外方へ移動させると共に、駆動摩擦クラッチ盤96を離間させる。その後、テーブル9を回転させて、第8割出位置T8へ搬送する。
なお、外周仕上研磨機70としては、図6に示す他例のように、長尺の外周仕上用ロールペーパ77をロール状に保持する(鉛直状の第1リール軸心廻りに回転可能な)繰出し用の第1リール71と、第1リール71にロール状に保持されている外周仕上用ロールペーパ77を帯状に引き出すためのローラユニット72と、帯状に引き出された外周仕上用ロールペーパ77の外面(研磨面)を第7割出位置T7に停止した台座部材90に保持されてワーク軸心廻りに回転するワークWの外周面Wdに押圧するための外周仕上用押圧部材73と、ワーク外周面Wdに押圧された後の帯状の外周仕上用ロールペーパ77をロール状に巻き取るための(鉛直状の第2リール軸心廻りに回転可能な)巻取り用の第2リール74と、を備えるものとするも良い。
外周仕上用押圧部材73は、テーブル9のラジアル方向(前後方向)に往復動可能なロッド部を有する外周仕上用アクチュエータ76のロッド先端部に固着されている。外周仕上用押圧部材73は、平坦面状板片であって、押圧盤部材やプラテン部材とも呼ばれ、低摩擦材から成る押圧付与面を有している。
また、外周仕上用押圧部材73の左右両側近傍には、外周仕上用ロールペーパ77を、鉛直面状、或いは、外周仕上用押圧部材73の前面と平行面状に、保持するための一対の補助ローラ75,75を設けている。
ローラユニット72は、サーボモータにて間欠的に回転する送りローラ72aと、送りローラ72aへ外周仕上用ロールペーパ77を押し付けるための押圧ローラ72bと、押圧ローラ72bを送りローラ72a側へ押圧する弾発付勢部材等の押圧付与部材72cと、を備えている。
つまり、第7割出位置T7において、他例の外周仕上研磨機70を用いた場合は、第6割出位置T6から台座部材90が搬送されるよりも先に、ローラユニット72の間欠送りにて、外周仕上用ロールペーパ77において未使用の研磨面を有する部位が、帯状に引き出されて、外周仕上用押圧部材73の前方位置に送られて停止(待機)している。台座部材90の従動摩擦クラッチ盤95に駆動摩擦クラッチ盤96を接触させて、ワークWを回転駆動させる。そして、外周仕上用押圧部材73にて外周仕上用ロールペーパ77を、回転駆動しているワーク外周面Wdに接触させて、仕上げ研磨を行う(外周仕上研磨工程)。所定時間経過後に、外周仕上用押圧部材73をテーブルラジアル外方側(後方側)へ移動すると共に、駆動摩擦クラッチ盤96を離間させる。その後、テーブル9を回転させて、ワークWを第8割出位置T8へ搬送する。なお、テーブル9を回転させる前、或いは、テーブル回転中に、ローラユニット72の間欠送りにて、外周仕上用ロールペーパ77において未使用の研磨面を有する部位を、外周仕上用押圧部材73の前方位置に送って、停止(待機)させる。
また、ワークWを研磨する際に(第3・第4・第6・第7割出位置T3,T4,T6,T7において)、被研磨面を美しく仕上げるために油脂を塗布する場合もある。
次に、図1及び図7に示すように、ワーク清掃用割出位置(第8割出位置)T8に対応させて、ワーク上面Wc及びワーク外周面Wdに付着している油や研磨粉等の異物をワークWから拭き取るためのワーク清掃手段8を配設している。
ワーク清掃手段8は、台座部材90と、第8割出位置T8に対応させて設けたクラッチ駆動手段11と、拭き取り機80と、を備えている。
図7に示すように、拭き取り機80は、ワークWから異物を拭き取るためのエンドレス状の清掃ベルト89と、清掃ベルト89の表て面(清掃面)をワークWに押圧するための清掃用押圧部材83と、清掃用押圧部材83に押圧力を付与するエアーシリンダ等の清掃用アクチュエータ86と、清掃ベルト89を間欠的に送るためのサーボモータ等の清掃用モータMdと、清掃用モータMdにて駆動する駆動ローラ82と、清掃用押圧部材83の左右一方側に設けたテンション用ローラ84と、テンション用ローラ84を保持するアーム部材21を揺動させるためのエアーシリンダ等のテンション用アクチュエータ81と、清掃用押圧部材83の左右他方側に設けた清掃用補助ローラ85と、を、本体ベース部材20に、備えている。
拭き取り機80は、前方側(テーブル軸心L9に近い側)に、テンション用ローラ84と清掃用押圧部材83と清掃用補助ローラ85と、を配設し、後方側(テーブル軸心L9から遠い側)に、駆動ローラ82を配設して、清掃ベルト89を、平面視略三角形状に懸架している。三角形状に懸架された清掃ベルト89において清掃用補助ローラ85とテンション用ローラ84の間の一辺部を、清掃用押圧部材83にて押圧している。
清掃用モータMdの駆動回転力はプーリーやベルト部材等の動力伝達機構を介して駆動ローラ82に伝達され、清掃用モータMdの回転駆動・停止によって、清掃ベルト89は、間欠的に循環走行するように構成している。
また、アーム部材21は、先端にテンション用ローラ84が回転自在に取着され、基端(後端)が本体ベース部材20の固定部に枢着されている。テンション用アクチュエータ81を伸長させて、清掃ベルト89にテンションを付与するように構成している。
さらに、本体ベース部材20は、所望の傾斜角度に調整自在に前方下傾状に保持されている。言い換えると、清掃用アクチュエータ86のロッド軸心L86が、鉛直状軸心L90に対して、斜交している。
また、本体ベース部材20は、第8割出位置T8に停止している台座部材90に保持されているワークWのワーク上角部Weに対して接近・離間可能に設けている。
清掃用押圧部材83は、横断面L字状であり、低摩擦材からなる横断面L字状の押圧付与面を有している。
清掃用押圧部材83の横断面L字状の押圧付与面に、横断面一文字状で送られてくる清掃ベルト89を、沿わせる(当接させる)ことで、折れ曲って(横断面が)直角状をなす。
そして、横断面L字状(直角状)に折れ曲った清掃ベルト89を、鉛直状軸心L90廻りに回転駆動しているワークWのワーク上角部Weに押圧して(押し付けて)、ワーク上面Wc及びワーク外周面Wdに付着している異物を拭き取るようにしている。
このように、清掃ベルト89をL字状に変形させてワーク上角部Weに押圧することで、拭き取り機80を、ワーク上面Wc用とワーク外周面Wd用とに2台設ける必要が無くなる。
また、本体ベース部材20(ロッド軸心L86)を傾斜状姿勢とすることで、ワーク上面Wcとワーク外周面Wdに均一な力で清掃ベルト89を押圧することができる。
また、拭き取り機80は、清掃ベルト89に付着した研磨粉や油等の異物を高圧エアーで除去する(吹き飛ばす)ためのエアー噴射ノズル87を備えている。エアー噴射ノズル87は、本体ベース部材20に設けるのが望ましい。
つまり、第8割出位置T8において、第7割出位置T7から台座部材90が搬送されるよりも先に、駆動ローラ82の間欠送りにて、清掃ベルト89においてエアー噴射ノズル87によって異物が除去された部位が、清掃用押圧部材83の前方位置に送られ、横断面L字状に変形した状態で、停止(待機)している。台座部材90の従動摩擦クラッチ盤95に駆動摩擦クラッチ盤96を接触させて、ワークWを回転駆動させる。そして、清掃用押圧部材83にて清掃ベルト89を、回転駆動しているワーク上面Wc及びワーク外周面Wdに接触させて、ワークWの異物拭き取りを行う(ワーク清掃工程)。所定時間経過後に、清掃用押圧部材83を後退(斜後ろ上方へ移動)させると共に、駆動摩擦クラッチ盤96を離間させる。その後、テーブル9を回転させて、ワークWを第9割出位置T9へ搬送する。なお、テーブル9を回転させる前、或いは、テーブル回転中に、駆動ローラ82の間欠送り(間欠的回転)にて、清掃ベルト89において、エアー噴射ノズル87によって異物が除去された部位を、清掃用押圧部材83の前方位置に送って、L字状に変形させた状態で、停止(待機)させる。
図1に於て、第9割出位置T9において、ワークWは研磨加工等されず、所定時間待機する。所定時間待機後に、テーブル9が回転して、ワークWは第10割出位置T10へ搬送される。
図1に示すように、ワーク排出用割出位置(第10割出位置)T10に、コンベアやハンドリング機器等のワーク排出手段10を配設している(対応させている)。
第10割出位置T10において、内周クランプ部91は、爪部材91aがラジアル内方へ移動して、ワークWの内面(内周面)のクランプを解除する。
ワーク排出手段10は、台座部材90の内周クランプ部91によるクランプが解除されたワークWを、テーブル9のラジアル外方域に向かって取り出す排出用ハンドリング機器と、排出用ハンドリング機器からワークWを受け取って所定の収納位置へ搬送するためのコンベア等の排出用搬送機器と、を備えている。
第10割出位置T10において、内周クランプ部91がクランプ解除状態となり、内周クランプ部91からワークWが取り外され、排出用搬送器によって所定の収納位置へ搬送され、ワークWの表面(外面)研磨工程(作業)が終了する。ワークWが取り外された台座部材90は、第1割出位置T1に移動し、上述の工程(作業)が繰り返し行われる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、同心状の第1・第2繰出しリール41,61を下側とし、同心状の第1・第2巻取りリール44,64を上側とするも良い。つまり、同心状の第1・第2繰出しリール41,61と、同心状の第1・第2巻取りリール44,64とを、上下方向異なる位置に配設すれば良い。ただし、その際、各繰出しローラユニット42,62、ロールペーパ(巻取りリール)駆動部、繰出しリール41,61の回転抵抗付与機構の装着位置が変わることになる。また、第1繰出しリール41及び第1巻取りリール44を、テーブル軸心L9に近い側に配設し、第2繰出しリール61及び第2巻取りリール64を、テーブル軸心L9から遠い側に配設するも良い。また、図5に於て、第1巻取りリール44に回転軸51を固着し、第2巻取りリール64に中空軸52を固着するも良い。つまり、同心状の第1・第2巻取りリール44,64の一方に、第1巻取りモータM1にて回転駆動する回転軸51を固着し、他方に、第2巻取りモータM2にて回転駆動する中空軸52を固着すれば良い。また、図2に於て、内部クランプ部91は、3爪型チャックに限らず、4爪型チャックやコレットチャックとするも自由である。なお、説明を容易にするために、各研磨機30,70や拭き取り機80の説明において、平面視でテーブル軸心L9に接近する方向を、その割出位置Tでの前方とし、離間する方向を後方とし、その前後方向に平面視で直交する方向を、その割出位置Tでの左右方向と呼んで方向を説明している。
また、ロールペーパ40,60,77は、紙製又は布製の帯状基材の一面に、砥粒等の研磨材を接着剤等にて付着させた研磨面を有し、図9に示すように、ロール状態に巻設され、
使用時には一端から間欠的に引き出され、ワークWの被研磨部位に対応して静止した状態で使用される。このロールペーパ40,60,77は、研磨ペーパーロールや研磨布ロールと呼ばれることもある。
また、外周粗用研磨輪39及び外周仕上用研磨輪79は、図10に示すように、短冊状サンドペーパーや砥粒付布片をホイール軸心廻りに放射状に保持したものが好ましく、例えば、ペーパーホイールやフラップホイールと呼ばれるものが好ましい。
なお、各研磨輪39,79は、短冊状サンドペーパーや砥粒付布片にスリットを設けて細帯状に形成してホイール軸心廻りに保持したスリットホイールとするも良い。
また、各押圧部材43,63,73,83の低摩擦材としては、自己潤滑性を有するものが好ましく、例えば、固体潤滑剤(固体グラファイト潤滑剤)を有するグラファイトキャンパス(グラファイト布)、或いは、ポリテトラフルオロチレンで成型又はコーティングしたものであっても良い。
以上のように、本発明の円筒研磨装置は、天井壁部Waと円筒壁部Wbとを有する有蓋円筒状のワークWを、インデックステーブル9の所定ピッチ角θ毎の間欠的回転送りによって搬送し、上記所定ピッチ角θ毎の割出位置Tで停止して、上記ワークWを鉛直状軸心L90廻りに回転させて、ワーク上面Wc及びワーク外周面Wdを研磨する円筒研磨装置であって、上記ワーク上面Wcを研磨する上面研磨手段5は、粗ロールペーパ40をロール状に保持するための第1繰出しリール41と、仕上ロールペーパ60をロール状に保持するための第2繰出しリール61とを、同心状に並設し、かつ、帯状に引き出された上記粗ロールペーパ40をロール状に巻き取るための第1巻取りリール44と、帯状に引き出された上記仕上ロールペーパ60をロール状に巻き取るための第2巻取りリール64とを、同心状に並設し、さらに、同心状の上記第1繰出しリール41及び上記第2繰出しリール61と、同心状の上記第1巻取りリール44及び上記第2巻取りリール64とを、上下方向異なる位置に配設すると共に、所定の上面粗研磨用割出位置T4から上面仕上研磨用割出位置T6に渡って配設したので、光沢性や平滑性といった仕上がりが美しい研磨を行うことができる。つまり、ワークWを魅力的で外観品質に優れたものにできる。ロールペーパの交換頻度が少なく、生産性や作業性に優れ、高効率に研磨できる。多数のワークWを次々と連続して迅速に研磨可能でありながら、装置全体をコンパクトにできる。各リール41,44,61,64の直径を約500mm位の大径にすることができ、長尺のロールペーパ40,60を用いることができて、交換頻度を削減でき(装置を停止させる頻度を削減でき)作業効率を大幅に向上できる。大径のリール41,44,61,64を用いても、装置全体が大型化することなく、コンパクトにできる。ワーク上面Wcを常に綺麗な(未使用の)研磨面にて研磨でき、大量生産部品等ワークWにおいて、ワークW毎に仕上がりが異なることなく、仕上がり(品質)を一定に保持できる。
また、上記上面研磨手段5は、同心状の上記第1巻取りリール44及び上記第2巻取りリール64の一方に、第1巻取りモータM1にて回転駆動する回転軸51を固着し、他方に、第2巻取りモータM2にて回転駆動すると共に、上記回転軸51に外嵌状に配設される中空軸52を固着して、上記第1巻取りリール44と上記第2巻取りリール64とを相互に異なる巻取トルクをもって回転駆動するように構成したので、粗ロールペーパ40と仕上ロールペーパ60との曲げ剛性が異なる場合があっても、各ロールペーパ40,60に応じた適切な巻き取りトルクでもって、各巻取りリール44,46を回転駆動させることが可能である。
また、上記インデックステーブル9に上記所定ピッチ角θをもって配設されると共に、上記ワークWの上記円筒壁部Wbを保持する内周クランプ部91を有する台座部材90を備え、上記内周クランプ部91は、上記鉛直状軸心L90廻りに回転自在に設けられ、上記台座部材90の下端に設けた従動摩擦クラッチ盤95に、所定の上記割出位置Tに対応するように上記インデックステーブル9の下方位置に設けた駆動摩擦クラッチ盤96を、当接させて、上記内周クランプ部91に保持された上記ワークWが上記鉛直状軸心L90廻りに回転駆動されるように構成したので、駆動摩擦クラッチ盤96を回転状態としたまま従動摩擦クラッチ盤95に対して当接・離間できる。したがって、内周クランプ部91に保持しているワークWを、停止状態からすぐに所望の回転数で回転させることができると共に、従動摩擦クラッチ盤95を回転停止させずに(回転の停止を待たずに)、テーブル9を回転でき、サイクルタイムの短縮化に貢献できる。また、衝撃が少なく、ワークWをスムーズに(傷付けずに)回転駆動させることができる。
また、上記ワークWから異物を拭き取るためのエンドレス状の清掃ベルト89と、該清掃ベルト89をワーク上角部Weに押圧するための清掃用押圧部材83と、を備え、上記清掃用押圧部材83は、横断面L字状であって、上記清掃ベルト89を横断面L字状に変形させて、上記ワーク上角部Weに押圧して、上記ワーク上面Wc及び上記ワーク外周面Wdに付着している異物を拭き取るように構成したので、清掃するための装置(拭き取り機80)をコンパクトにできる。迅速にワークWの外面全体(ワーク上面Wc及びワーク外周面Wd)の異物を除去できる。
5 上面研磨手段
9 インデックステーブル
40 粗ロールペーパ
41 第1繰出しリール
44 第1巻取りリール
51 回転軸
52 中空軸
60 仕上ロールペーパ
61 第2繰出しリール
64 第2巻取りリール
83 清掃用押圧部材
89 清掃ベルト
90 台座部材
91 内周クランプ部
95 従動摩擦クラッチ盤
96 駆動摩擦クラッチ盤
L90 鉛直状軸心
M1 第1巻取りモータ
M2 第2巻取りモータ
T 割出位置
T4 上面粗研磨用割出位置
T6 上面仕上研磨用割出位置
W ワーク
Wa 天井壁部
Wb 円筒壁部
Wc ワーク上面
Wd ワーク外周面
We ワーク上角部
θ 所定ピッチ角

Claims (4)

  1. 天井壁部(Wa)と円筒壁部(Wb)とを有する有蓋円筒状のワーク(W)を、インデックステーブル(9)の所定ピッチ角(θ)毎の間欠的回転送りによって搬送し、上記所定ピッチ角(θ)毎の割出位置(T)で停止して、上記ワーク(W)を鉛直状軸心(L90)廻りに回転させて、ワーク上面(Wc)及びワーク外周面(Wd)を研磨する円筒研磨装置であって、
    上記ワーク上面(Wc)を研磨する上面研磨手段(5)は、粗ロールペーパ(40)をロール状に保持するための第1繰出しリール(41)と、仕上ロールペーパ(60)をロール状に保持するための第2繰出しリール(61)とを、同心状に並設し、かつ、帯状に引き出された上記粗ロールペーパ(40)をロール状に巻き取るための第1巻取りリール(44)と、帯状に引き出された上記仕上ロールペーパ(60)をロール状に巻き取るための第2巻取りリール(64)とを、同心状に並設し、さらに、同心状の上記第1繰出しリール(41)及び上記第2繰出しリール(61)と、同心状の上記第1巻取りリール(44)及び上記第2巻取りリール(64)とを、上下方向異なる位置に配設すると共に、所定の上面粗研磨用割出位置(T4)から上面仕上研磨用割出位置(T6)に渡って配設したことを特徴とする円筒研磨装置。
  2. 上記上面研磨手段(5)は、同心状の上記第1巻取りリール(44)及び上記第2巻取りリール(64)の一方に、第1巻取りモータ(M1)にて回転駆動する回転軸(51)を固着し、他方に、第2巻取りモータ(M2)にて回転駆動すると共に、上記回転軸(51)に外嵌状に配設される中空軸(52)を固着して、上記第1巻取りリール(44)と上記第2巻取りリール(64)とを相互に異なる巻取トルクをもって回転駆動するように構成した請求項1記載の円筒研磨装置。
  3. 上記インデックステーブル(9)に上記所定ピッチ角(θ)をもって配設されると共に、上記ワーク(W)の上記円筒壁部(Wb)を保持する内周クランプ部(91)を有する台座部材(90)を備え、
    上記内周クランプ部(91)は、上記鉛直状軸心(L90)廻りに回転自在に設けられ、
    上記台座部材(90)の下端に設けた従動摩擦クラッチ盤(95)に、所定の上記割出位置(T)に対応するように上記インデックステーブル(9)の下方位置に設けた駆動摩擦クラッチ盤(96)を、当接させて、上記内周クランプ部(91)に保持された上記ワーク(W)が上記鉛直状軸心(L90)廻りに回転駆動されるように構成した請求項1又は2記載の円筒研磨装置。
  4. 上記ワーク(W)から異物を拭き取るためのエンドレス状の清掃ベルト(89)と、該清掃ベルト(89)をワーク上角部(We)に押圧するための清掃用押圧部材(83)と、を備え、
    上記清掃用押圧部材(83)は、横断面L字状であって、上記清掃ベルト(89)を横断面L字状に変形させて、上記ワーク上角部(We)に押圧して、上記ワーク上面(Wc)及び上記ワーク外周面(Wd)に付着している異物を拭き取るように構成した請求項1,2又は3記載の円筒研磨装置。
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