JP4258480B2 - 研削加工装置および研削加工システム - Google Patents

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Description

本発明は、2つのローラにベルトを掛け渡した姿勢でベルトの端面を研削加工する研削加工装置と該研削加工装置を複数備えてなる研削加工システムに係り、特に、ベルト端面の研削加工時にベルトの倒れを防止することによって効率的で研削性能に優れた研削加工装置と研削加工システムに関するものである。
ベルト式無段変速装置(以下、CVTという)に使用される高負荷伝動用の金属製のCVTベルトは、環状のベルトを積層させてベルト積層体を形成し、このベルト積層体をベルトの幅方向に並ぶように配置させ、各ベルト積層体を複数のブロック(エレメント)にて係止固定させることによって形成されている。例えば、図18aに示すように、環状のベルトa,a,…が積層されて積層体bが構成され、この積層体b、bを複数のブロックc、c、…に嵌め込んでCVTベルトdが形成される。この環状のベルトaは、板状の金属の端部同士を溶接することによって薄板筒状の金属ドラムを形成し、該金属ドラム全体を熱処理することによって(容体化)溶接部と母材とを馴染ませた後、例えば外側のロールカッターと筒体内に配設された内側のロールカッターとを突き合わせてせん断切断することによって成形される。切断された環状のベルトには、最終工程にてバレル研磨が施される。バレル研磨とは、バレル(容器)に被研磨体(ワーク)と研磨材(メディア)を入れ、バレルの運動によって生じるワークとメディアとの相対摩擦によりバリの除去や、隅角部のR付け加工等の表面加工をおこなう研磨方法のことである。
ところで、ロールカッターによる切断時には、ベルトの端部に図18bに示すようなバリa1(外側に引っ張られた突起)やダレ(ベルトの幅方向内側へ引きずられてできるくぼみ)が往々にして生じ、かかるバリやダレを除去するために上記するバレル研磨がおこなわれる。また、容体化の際にベルト表面に形成される1μm程度の厚みをもった酸化膜a2は、ベルト表面の窒化の妨げとなることから、かかる酸化膜もバレル研磨によって除去することができる。さらに、バレル研磨によってベルト端面の隅角部を滑らかな曲線状に成形する(R付け加工)ことができる。
上記するように、従来のCVTベルト成形時には、酸化膜の除去とバリやダレの除去を目的としてバレル研磨がおこなわれているものの、このバレル研磨によってもバリやダレを完全に除去しきれず、さらには、ベルト表面に形成された酸化膜の除去に1時間程度を要することからベルトの製作効率の低下が招来されていた。さらに、バレル研磨においては、多量のメディアが廃材となることから、かかる廃材の処理も大きな問題となっていた。
そこで、かかるバレル研磨行程をおこなうことなく、ベルトの端面を研削する加工方法に関する発明が特許文献1に開示されている。かかる加工方法は、金属ドラムから切り出された金属リングをその円周方向に回転させながら、この金属リングの回転軌道に対して20度〜45度の範囲の入射角で横切る研磨ブラシをリング端面に当接させて研磨し、同様に20度〜45度の範囲の退出角で金属リングから研磨ブラシを離反させるようにした加工方法である。入射角が20度未満の場合には研磨ブラシが金属リングの内周面をも研磨してしまい、入射角および退出角が45度を越えてしまうと金属リングの側端縁の頂部のみが研磨されてしまうことからかかる範囲に限定されたものである。
特開2004−261882号公報
特許文献1の金属リングの加工方法によれば、バレル研磨をおこなうことなく、金属リング端面のバリなどの除去をおこなうことが可能となる。しかし、金属リングに対して研磨ブラシが入射する方向に該金属リングが押し倒されてしまい、所望の研磨力が金属リングに作用されない。ここで、金属リングの倒れを防止するために、例えば金属リングの外周や内周に沿った押さえ治具などを加工装置に装着する方法も考えられるが、製作される金属ベルトは、その長さが多様であり、したがって製作される金属リングの長さに応じて押さえ治具も用意する必要が生じてしまう。
本発明は、上記する問題に鑑みてなされたものであり、金属ベルトの倒れ防止用の押さえ治具を必要とせず、金属ベルトの長さが変更した場合にも十分に対応しながら、金属ベルトの端面のバリやダレの除去や端面隅角部のR付け加工をおこなうことのできる研削加工装置および研削加工システムを提供することを目的としている。また、研磨ブラシを使用することによってブラシが一方へ撓ってしまうといった問題を解消しながら、ベルトの表面を損傷させることなく、効率的なベルト端面の研削加工を実現することのできる研削加工システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による研削加工装置は、2つの並行な軸心まわりでそれぞれ回転する2つのローラと、該2つのローラ間への入射とローラ間からの退出を繰り返す第一の研削ブラシおよび第二の研削ブラシと、から少なくとも構成されており、2つのローラに掛け渡された姿勢でローラの回転によって回転するベルトの端面に対して、第一の研削ブラシがベルトの一側面側から該ベルトの端面に入射するとともに、第二の研削ブラシがベルトの他側面側から該ベルトの端面に入射するように構成されていることを特徴とする。
2つの回転するローラ間に掛け渡されて回転するベルトの端面に、2方向(ベルトの一側面側と他側面側)から別途の研削ブラシが入射してくる構成とすることにより、一方のブラシによる研削の際にブラシの入射方向に倒されようとするベルトを他方のブラシの入射によって逆方向に押し返すことができ、したがってブラシ研削時のベルトの倒れを防止することができる。ベルトは、2つのローラ間に掛け渡されることでトラック状(帯状)の姿勢となり、トラック状の直線区間の適宜の箇所に2方向からのブラシが入射できる構成とする。ブラシ研削時にベルトが倒れないことで、研削力が低減することを防止することができる。ここで、ブラシ研削により、既述するバリの除去と同時にベルト隅角部のR付け加工をおこなうことができるが、2方向から別途のブラシがベルト端面に入射することにより、研削力の低減防止に加えて、効率的なR付け加工も同時に実現できる。
ここで、使用される研削ブラシは特に限定するものではないが、例えば、アルミナ(Al)や炭化ケイ素(SiC)などの研磨砥粒を溶融させた多数のナイロン線材を束にして構成された、いわゆるセグメントブラシなどが使用できる。この場合、ナイロン線材の束の一端を金属製の筒内に収容するとともに、ナイロン線材の束の他端を別途の金属製の筒に嵌め込み、他端を該金属製の筒から若干突出させた状態にして研削ブラシを形成することができる。この他端をベルト端面に押し当てて該端面の研削がおこなわれるが、他端近傍が金属製の筒にて拘束されることでブラシの剛性が確保され、研削ブラシによる研削力を維持することが可能となる。また、研削ブラシ端部が研削によって磨耗した場合には、金属製の筒内に収容され束の一端を該筒から押出すことにより、金属製の筒から突出するナイロン線材の突出長を調整することができる。
また、本発明による研削加工装置の他の実施形態は、前記第一の研削ブラシが周方向に複数設けられた第一の回転体と、前記第二の研削ブラシが周方向に複数設けられた第二の回転体とを備え、第一の研削ブラシと第二の研削ブラシが干渉しない離隔をもって第一の回転体と第二の回転体が配設されてなる研削体と、該研削体に対向する位置に配設されて、前記少なくとも2つのローラを備えてなる保持体と、からなり、第一の回転体と第二の回転体が同一方向に回転することを特徴とする。
例えば、既述するセグメントブラシが第一の回転体および第二の回転体にそれぞれ複数取り付けられ(回転体の周方向に間隔を置いて取り付けられている)、モータを内臓したケーシング端部に双方の回転体が相互に干渉しない離隔をおいて取り付けられて研削体が構成されている。ここで、2つの回転体は、双方ともに別途のモータ駆動軸に装着されており、好ましくは同期回転するように構成されている。
この研削体(に取り付けられた2つの回転体)に対向する位置には、モータを内臓したケーシング端部に既述する2つのローラが取り付けられてなる保持体が設けられている。ここで、保持体のローラにベルトが掛け渡された後、研削体の2つの回転体に装着されたセグメントブラシがベルト端面に当接する位置にくるように、保持体と研削体の双方が相対的に近接移動する。保持体と研削体のいずれか一方または双方がともに可動自在に構成されていることにより、双方の近接移動が可能となる。
上記する研削体と保持体とから研削加工装置が形成されることで、ローラにベルトを掛け渡した後は、その端部の研削加工を全て自動処理することが可能となる。なお、研削に伴ってブラシが磨耗した際には、例えばセグメントブラシに装着された圧力センサでブラシの磨耗の程度を検知させ、既述する実施形態におけるナイロン線材の他端をベルト側へ磨耗分自動的に押出す構成とすることもできる。
また、本発明による研削加工装置の他の実施形態において、前記ローラは、駆動ローラと従動ローラとからなり、双方のローラにベルトが掛け渡された姿勢で、いずれか一方のローラが他方のローラから離反可能に構成されていることを特徴とする。
2つのローラのうち、一方のローラをモータの駆動軸に装着させて駆動ローラとし、他方のローラはベルトを介して従動する従動ローラとすることで、双方のローラを同期回転させることができる。
また、双方のローラは、その軸心間距離を適宜変更できるように、一方または双方のローラが可動式に構成されている。これは、2つのローラにベルトを掛け渡す際に、ベルトの掛け渡し作業が容易となる適度の離隔に2つのローラを配設できるようにしておくことと、ベルトが掛け渡された後は、ベルト端面の研削に際して、該ベルトに適宜の張力をその長手方向に作用させる必要があることから、2つのローラを離反できる構成とするものである。
また、本発明による研削加工装置の他の実施形態において、前記ベルトは、複数の金属製のリングが積層されてなるCVTベルトであることを特徴とする。
既述するように、CVTベルト成形時にその端部に生じるバリの除去や端部のR付け加工に際して、本発明の研削加工装置を使用することにより、バレル研磨が必要なくなり、効率的なベルト端面の研削加工が可能となることから、研削対象としてCVTベルトは特に好適である。
また、本発明による研削加工システムは、前記研削加工装置が複数備えられており、それぞれの研削加工装置にベルトを順次搬送するとともにそれぞれの研削加工装置のローラにベルトを着脱させる搬送手段が備えられており、ベルトの一方の端面が適宜の研削加工装置にて研削加工された後に、次の研削加工装置にてベルトの他方の端面が研削加工されることを特徴とする。
本発明の研削加工システムは、既述する研削加工装置を複数備えて構成されており、各研削加工装置を構成する保持体と研削体の間を通って、次の研削加工装置へ順次ベルトを搬送する搬送手段がさらに備えられている。
本発明においては、ベルトの端面(2つのローラ間に掛け渡されてトラック状(競技場のトラック形状)となったベルトの両端面)を2つの研削加工装置にて順次研削するとともに、それぞれの端面を別途の研削加工装置にて粗研削と仕上げ研削を交互におこなうものであり、したがって、少なくとも4基の研削加工装置が備えられている。研削順序の実施形態としては、ベルトの一端面の粗研削をおこない、次の研削加工装置に移動してベルトの他端面の粗研削をおこない、次の研削加工装置に移動してベルトの一端面の仕上げ研削をおこない、最後に次の研削加工装置に移動してベルトの他端面の仕上げ研削をおこなうことができる。ベルトの研削端面を交互に変化させるためには、間隔を置いて隣接する研削加工装置において、保持体と研削体の配設位置を交互に逆転させればよい。
また、搬送手段は特に限定するものではないが、例えば、2本の棒体が間隔を置いて併設され、この1組の棒体のそれぞれの対向面には、ベルトをトラック状に変形させた姿勢で保持する2つのチャック部材が取り付けられており、この1組のチャック部材が、既述する4基の研削加工装置と同じ間隔を置いて該棒体に4組取り付けられた実施形態がある。この1組の棒体が間隔を置いて隣接する研削加工装置間を往復移動することにより、それぞれの研削加工装置にて一端面が研削されたベルトを、他端面を研削する次の研削加工装置に搬送することができる。なお、最後の仕上げ研削をおこなう研削加工装置の前方には搬送用のベルトコンベアが設置されており、少なくとも4段階の研削工程を経て仕上げられたベルトはベルトコンベア上に移載される。
例えば、シュータを介し、端部のチャック部材間にベルトがトラック状に変形されながらローダによってセットされる。ベルトを把持したチャック部材がはじめの研削加工装置の位置にくるように1組の棒体が移動する。研削加工装置を構成する保持体が棒体側へ移動し、2つのローラがトラック状のベルトの内周部分に挿入される。この姿勢で、例えば従動ローラが駆動ローラから離反するように移動してトラック状のベルトを長手方向に緊張する。ベルトが長手方向に緊張されることで、チャック部材で保持されていた状態よりもより細長く変形され、ベルトがチャック部材から解放される。ベルトをチャック部材から解放した姿勢で駆動ローラを回転させる。ここで、研削体の研削ブラシがベルトの端面に当接するように研削体が移動し、ベルトの端面に所定の押圧力で当接した状態で、2つの回転体を同一方向に回転させる。所定の粗研削が終了したら、従動ローラが駆動ローラ側に移動し、トラック状のベルトをチャック部材にチャックさせ、保持体は棒部材から退避する。チャック部材でチャックされたベルトは、棒体の移動によって次の研削加工装置へ搬送される。かかる研削加工装置においても同様の作動により、今度は反対側のベルト端面の粗研削がおこなわれる。以後、同様の作動によって両端面の仕上げ研削が交互におこなわれ、最終的にベルトコンベアへ移載される。なお、粗研削と仕上げ研削の相違は、研削時に使用されるブラシの線径や研磨砥粒の粒径を変化させることによって生じるものである。
搬送手段は、例えば上記するように1つのベルトを次の研削加工装置に順次搬送しながら、以後のベルトも同様に搬送することができる。かかる構成とすることで、ベルト端面の粗研削〜仕上げ研削までを、すべて無人化することが可能となる。
また、本発明による研削加工システムは、さらに、ベルトの内周面および外周面の研削をおこなう研削加工装置をさらに備えていることを特徴とする。
既述するように、CVTベルトなどにおいては、その表面(外周面および内周面)に容体化の際の酸化膜が形成される。本発明の研削加工システムは、ベルト端面の研削加工に加えてかかる酸化膜などを研削除去するものであり、例えば、既述する4基の研削加工装置に加えて、別途の研削加工装置を用意する。かかる研削加工装置は、ベルトの外周面を研削するための研削回転体と、ベルトの内周面を研削するための研削回転体とから構成され、対応する保持体の2つのローラがベルトを把持した後で、2つの研削回転体がそれぞれベルト側へ移動し、一方はベルトの外周面の一部と面接触し、他方はベルトの内周面の一部と面接触する。双方が面接触した姿勢で研削回転体を回転させるとともに2つのローラも回転させることにより、ベルトの外周面と内周面に付着した酸化膜などを研削除去することができる。
さらに、本発明による研削加工システムの他の実施形態において、前記第一の回転体と前記第二の回転体は、搬送されてくるベルトごとにその回転方向が変化するように調整されていることを特徴とする。
本発明は、各研削加工装置における2つの回転体(第一の回転体と第二の回転体)の回転制御について、1つのベルトごとに正転と逆転を変化させるものである。1つのベルトにおいて、回転体の回転を正転および逆転させる場合には、例えば正転から逆転へ移行する際に回転体の加減速時間が余分にかかり、研削時間が長期化するといった問題が考えられる。その一方で、各回転体の回転を常に同一方向に固定してしまうと、ブラシに一定方向に流れる癖がついてしまい、研削力の低減に繋がってしまう。そこで、本発明では、1つのベルトにおける回転体の正転と逆転はおこなわず、ベルトごとに回転体の回転方向を変化させることにより、回転体の加減速時間を不要として効率的な研削をおこなうとともに、ブラシに癖をつけないようにすることができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の研削加工装置および研削加工システムによれば、ベルトの端面へ該ベルトの両側面から研削ブラシが入射しながら端面の研削がおこなわれるため、研削時にベルトが一方へ倒れることがなく、したがって当初の研削力を維持しながら、効率的な研削をおこなうことができる。また、本発明の研削加工システムによれば、ベルトの両端面の粗研削〜仕上げ研削、さらには、ベルトの内周面および外周面の研削を自動研削することができるため、研削作業の無人化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の研削加工装置を示した斜視図を、図2は、セグメントブラシを示した縦断図をそれぞれ示している。図3,5,7,9,11,13,15は、順に研削加工システムの作動状況を示した平面図であり、図4,6,8,10,12,14,16は、それぞれ図3,5,7,9,11,13,15の矢視図を示している。図17は、研削加工装置における回転体の回転制御の時刻歴波形を示した図であって、(a)は従来の時刻歴波形を示した図であり、(b)は本発明の時刻歴波形を示した図である。なお、図示する実施形態では、CVTベルトを構成する金属ベルト(端部にバリが形成されていたり、その表面に酸化膜が形成されている)を研削の対象としているが、被研削体がかかる金属ベルトに限定されるものでないことは勿論のことである。
研削加工装置1は、図1に示すように、複数のセグメントブラシ4,4,4,…を周方向に配設した2つの回転体31,32からなる研削体3と、セグメントブラシ4の先端に対向する位置にあって、ベルトbを2つのローラ(駆動ローラ21と従動ローラ22)に掛け渡した姿勢でベルトbを保持する保持体2とから構成される。保持体2は、2つのローラを軸支しながら、駆動ローラ21の駆動軸を回転させるモータ(図示せず)が内臓されたケーシング23の一側面に2つのローラが装着されている。ここで、従動ローラ22は、ケーシング23の一側面上を移動できるように構成さてれている。例えば、従動ローラを軸支する回転軸がシリンダユニットのピストンロッドの先端に取り付けられていて、ピストンロッドの伸縮により、従動ローラ22は駆動ローラ21から遠ざかったり近づいたりすることができる。一方、研削体3は、2つの回転体31,32をそれぞれ回転させるモータを内臓したケーシングの一側面に回転体31,32が装着されている。
セグメントブラシ4は、アルミナ(Al)や炭化ケイ素(SiC)などの研磨砥粒を溶融させた多数のナイロン線材が金属製の筒体42で束ねられた姿勢で回転体31,32の端面から所定長さ突出している。
図1に示すように、回転体31,32は同一方向に回転制御されており、2つのローラ21,22に掛け渡されながら平面視がトラック状に引き伸ばされたベルトbの直線区間の適宜箇所において、一方の回転体31はY方向に入射し、他方の回転体32はZ方向に退出することになる。この2方向の研削により、一方の回転体の研削時に該回転体の回転方向へのベルトの倒れを他方の回転体の回転によって防止することができ、さらには、ベルト端面の2つの隅角部を2つの回転体によって一気に研削することが可能となり、研削効率を高めることができる。なお、2つのローラ21,22に掛け渡されたベルトをトラック状に引き伸ばす際には、2つのローラ21,22にベルトを掛け渡した後で、従動ローラ22を駆動ローラ21から離反するように可動させればよい。
図2は、回転体31,32に取り付けられたセグメントブラシ4の取り付け状況を示したものである。セグメントブラシ4は、上記するナイロン線材41,41,…の一端が金属製の筒体43に収容されており、他端側は金属製の筒体42がナイロン線材を束ねるように嵌装されている。筒体43の端部は閉塞されており、かかる端面にシリンダユニット34のピストンロッドが当接している。研削時のナイロン線材の剛性を確保するために、筒体42からのナイロン線材の突出長は適宜の長さ(L1)に設定されている。ここで、研削によってナイロン線材の先端が徐々に磨耗し、研削力が低下した際には、かかる研削力の低下を図示しない圧力センサにて検知し、検知結果に基づいてピストンロッドが所定長伸張するように構成することができる(矢印X方向)。当初のナイロン線材においては、筒体42から突出させることのできる余裕長がL2であるため、セグメントブラシの交換頻度を可及的に低減することで、研削効率を高めることが可能となる。
次に、図3〜16に基づいて、研削加工システムの概要と、その作動の流れについて説明する。
図3,4に基づいて研削加工システム10の概要を説明すると、図1で説明した研削加工装置1,1,1,1が等間隔で配設されており、それぞれの保持体2と研削体3の間には、隣接する研削加工装置間を往復移動できるトランスファ8が備えられている。ここで、各研削加工装置1,1,1,1は、それぞれの保持体2と研削体3との配設位置が交互に逆転しながら配設されている。これは、ベルトbの両端面を交互に研削するためであり、シュータ62に送り込まれてきたベルトbは、ローダ61にてトランスファ8に送られ、トランスファ8の往復移動に伴って順に次の研削加工装置1へ送られる。研削加工装置1は、シュータ62に近い装置から順に、ベルトbの一端面の粗研削をおこなう装置、ベルトbの他端面を粗研削する装置、ベルトbの一端面を仕上げ研削する装置、ベルトbの他端面を仕上げ研削する装置となっている。ここで、トランスファ8は、上下に併設する棒体81,82と、各研削加工装置1,1間の間隔で該棒体81,82の対向面に取り付けられたチャック部材83,83とから構成されており、このチャック部材83,83でベルトbが把持された姿勢でベルトbの送りがおこなわれる。チャック部材83は、チャック時にベルトbの表面を損傷させないような適宜の材料(例えば樹脂材)にて成形されている。最後の研削加工装置1aは、ベルトbの外周面と内周面に形成された酸化膜などを除去するための装置であり、上記と同様の保持体2と、2つの回転研削体51,52を回転可能に軸支したケーシング53とからなる研削体5とから構成されている。両端面の研削によってバリやダレが除去されて所要のR付けがおこなわれ、さらには外周面と内周面の研削がおこなわれたベルトbは、ローダ71によってトランスファ8から回収され、ベルトコンベア72に移載される。なお、各研削加工装置1,1,…を構成する保持体2のケーシング23や研削体3のケーシング33のぞれぞれの下端にはキャスタ91,91,…が取り付けられており、このキャスタ91,91,…がレール92,92上を移動できるように構成されている。各研削加工装置1,1,…の保持体2や研削体3は、トランスファ8の往復移動に伴う適宜のタイミングで、トランスファ8側に自動的に移動したり、トランスファ8から自動的に離反するように制御されている。
次に、研削加工システム10の作動の流れを説明する。まず、図3,4に示すように、シュータ62に送り込まれてきたベルトbを、ローダ61が図3の矢印X方向に移動しベルトbの内周面で引っ掛け、その姿勢でローダ61が矢印Y方向に移動することで、チャック部材83,83の間に嵌め合わせる。
次に、図5,6に移り、ベルトbをチャック部材83,83の間に嵌め合わせた後のローダ61は、トランスファ8から離反するように矢印Y方向に移動し、トランスファ8は、チャックされたベルトbを最初に粗研削を実施する研削加工装置1まで移動させる(矢印Y)。
図7,8に移り、前方に配設されたベルトbの近傍まで保持体2が移動し(矢印X)、ベルトbの内周面内に駆動ローラ21と従動ローラ22の一部を接触させる。ここで、従動ローラ22を駆動ローラ21から離反するように移動させることで(矢印Y)、2つのローラ間でベルトbがトラック状に引っ張られた状態となり、チャック部材83,83からベルトbが離れた状態となる。なお、ローダ61は、次のベルトbを搬送するためにシュータ62側へ移動している(矢印Z)。
図9,10に移り、2つのローラ間でベルトbをトラック状に引っ張った状態で、保持体2を研削体3側へ移動させ(矢印X)、回転体31,32を同一方向に回転させながらベルトbの一端面の粗研削をおこなう。この粗研削の過程では、ベルトbは既にチャック部材83,83から解放されているため、トランスファ8が往復移動してもかかる粗研削の障害とはならない。そこで、粗研削の過程でトランスファ8はシュータ62側へ移動し(矢印Y)、既にシュータ62に送り込まれている次のベルトbを回収する。ローダ61は既述するようにベルトb側へ移動し(矢印Z)てベルトbを引っ掛ける。
図11,12に移り、ローダ61にてベルトbをチャック部材83,83内に嵌め込んでいく(矢印Z)。一方、ベルトbの一端面の粗研削が終了すると、保持体2を研削体3からわずかに離反させ(矢印Y)、ベルトbを対向するチャック部材83,83の間に配設させる。この状態で従動ローラ22を駆動ローラ21側へ移動させることにより(矢印X)、2つのローラにて引っ張られていたベルトbが解放されてチャック部材83,83間に把持された状態となる。
図13,14に移り、保持体2をトランスファ8の障害とならない程度までバックさせ(矢印X),2つのベルトb、bを把持したトランスファ8を移動させる(矢印Y)。この移動は、一端面の粗研削が終了したベルトbを次の研削加工装置1まで搬送するものであり、かかる搬送によって、次のベルトbは最初に粗研削をおこなう研削加工装置1まで搬送される。この際、ローダ61は、次のベルトbを収容すべくシュータ62側へ移動する(矢印Z)。
図15,16に移り、上記する一連の流れを順次実行することにより、一端面を研削されたベルトbは次の研削加工装置1へ搬送され、それと同時に新たなベルトbがシュータ62から回収されていく。ここで、最後におこなわれる外周面と内周面の研削に際しては、研削体5がトランスファ8側へ移動し(矢印X)、研削回転体51にてベルトbの外周面を、研削回転体52にてベルトbの内周面をそれぞれ研削加工する。
すべての研削が終了したベルトbは、ローダ71を介してベルトコンベア72に移載されて搬送される。
本発明の研削加工システムによれば、ベルト端面の粗研削や仕上げ研削、ベルトの外周面および内周面の研削をすべて自動研削することが可能となる。各研削体を構成する回転体に装着されたナイロン線材は、既述するようにその磨耗の程度を自動検出されながら常に一定の押圧力を確保することができるため、ナイロン線材の取り替えに要する時間ロスを可及的に低減することができる。
次に、図17に基づいて研削体に装着される回転体の回転制御について概説する。回転体の回転が一定方向の場合には、研削がすすむにつれてナイロン線材の束に回転方法に逆向きに流れるような癖がついてしまう。ブラシに一定方向に流れる癖がつくことにより、その研削力が大幅に低減することから、このような場合にはブラシの取り替えが余儀なくされる。そこで、ブラシにかかる癖がつかないように、従来は1つのベルトの端面を研削するに際して、図17aに示すように、1つのベルトに対して正転と逆転を交互におこなっていた。
この場合、図17aからも明らかなように、一つのベルトの端面の研削に要求される時間tのうち、正転(図中の+側)の一定回転速度から逆転(図中の−側)の一定回転速度までの回転変換時間Δtが余分に必要となり、研削加工の効率を阻害していた。
そこで、本発明の研削加工システムにおいては、一つのベルトごとに回転体の回転方向を変化させるように制御するものであり、図17bからも明らかなように、回転方向の変化の際に生じる無駄な変換時間を削除することができ、ベルトが移動する際に回転体の回転方向を変化させることで効率的な研削加工を実現できる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。例えば、研削体に装着された回転体の回転に加えて、その周方向に配設された各セグメントブラシもその軸心まわりに回転する実施形態であってもよい。
本発明の研削加工装置を示した斜視図。 セグメントブラシを示した縦断図。 本発明の研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図3のIV−IV矢視図。 図3に続く研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図5のVI−VI矢視図。 図5に続く研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図7のVIII−VIII矢視図。 図7に続く研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図9のX−X矢視図。 図9に続く研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図11のXII−XII矢視図。 図11に続く研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図13のXIV−XIV矢視図。 図13に続く研削加工システムの作動状況を示した平面図。 図15のXVI−XVI矢視図。 研削加工装置における回転体の回転制御の時刻歴波形を示した図であって、(a)は従来の時刻歴波形を示した図。(b)は本発明の時刻歴波形を示した図。 (a)は、CVTベルトの一部を示した斜視図。(b)は、バレル研磨する前のベルトの断面図とバレル研磨後のベルトの断面図。
符号の説明
1,1a…研削加工装置、2…保持体、21…駆動ローラ、22…従動ローラ、23…ケーシング、3…研削体、31,32…回転体(第一の回転体、第二の回転体)、33…ケーシング、34…シリンダユニット、4…セグメントブラシ、41…ブラシ、42,43…筒体、5…研削体、51,52…研削回転体、61…ローダ、62…シュータ、71…ローダ、72…ベルトコンベア、8…トランスファ(搬送手段)、81,82…棒体、83…チャック部材、84…脚、91…キャスタ、92…レール、10…研削加工システム、b…ベルト

Claims (7)

  1. 2つの並行な軸心まわりでそれぞれ回転する2つのローラと、該2つのローラ間への入射とローラ間からの退出を繰り返す第一の研削ブラシおよび第二の研削ブラシと、から少なくとも構成されており、2つのローラに掛け渡された姿勢でローラの回転によって回転するベルトの端面に対して、第一の研削ブラシがベルトの一側面側から該ベルトの端面に入射するとともに、第二の研削ブラシがベルトの他側面側から該ベルトの端面に入射するように構成されていることを特徴とする研削加工装置。
  2. 前記第一の研削ブラシが周方向に複数設けられた第一の回転体と、前記第二の研削ブラシが周方向に複数設けられた第二の回転体とを備え、第一の研削ブラシと第二の研削ブラシが干渉しない離隔をもって第一の回転体と第二の回転体が配設されてなる研削体と、該研削体に対向する位置に配設されて、前記少なくとも2つのローラを備えてベルトを保持する保持体と、からなり、第一の回転体と第二の回転体が同一方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の研削加工装置。
  3. 前記ローラは、駆動ローラと従動ローラとからなり、一方のローラが他方のローラから離反できるように、いずれか一方または双方のローラが可動式に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の研削加工装置。
  4. 前記ベルトは、複数の金属製のリングが積層されてなるCVTベルトであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の研削加工装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の研削加工装置が複数備えられており、それぞれの研削加工装置にベルトを順次搬送するとともにそれぞれの研削加工装置のローラにベルトを着脱させる搬送手段が備えられており、ベルトの一方の端面が適宜の研削加工装置にて研削加工された後に、次の研削加工装置にてベルトの他方の端面が研削加工されることを特徴とする研削加工システム。
  6. 前記研削加工システムは、さらに、ベルトの内周面および外周面の研削をおこなう研削加工装置をさらに備えていることを特徴とする請求項5に記載の研削加工システム。
  7. 前記第一の回転体と前記第二の回転体は、搬送されてくるベルトごとにその回転方向が変化するように調整されていることを特徴とする請求項5または6に記載の研削加工システム。
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