JP2019104320A - 冷却ダクト - Google Patents

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【課題】電池の冷却効率の低下を抑制する。【解決手段】冷却ダクト20は、床面25から天井面24に亘って上下方向に延びる棒状の支持柱30を内部に有している。【選択図】図4

Description

本開示は、車両に搭載された電池を冷却するための冷却風を通す冷却ダクトに関する。
車両のリヤシートの下面に車両前後方向に延びる凹溝を形成し、吸気ダクトを凹溝を通して車両前後方向に延ばし、吸気ダクトの上壁部と下壁部との間に複数の仕切り板が立設されている構成が、たとえば特開2014−84044号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2014−84044号公報
上記文献に記載の仕切り板は、吸気ダクトの流路に沿って車両前後方向に延びて流路の内部空間を複数に区画するように設けられている。車室内から供給される冷却風の流入経路が仕切り板によって制限され、冷却風を効率よく冷却ダクトに取り入れることができないため、電池の冷却効率が低下してしまう虞がある。
本開示では、電池の冷却効率の低下を抑制できる冷却ダクトが提供される。
本開示に従うと、車両に搭載された電池を冷却するための冷却風を通す冷却ダクトが提供される。冷却ダクトは、車両の乗員が着座する座席シートの着座面の下方に配置されている。冷却ダクトは、床面と天井面とを有している。冷却ダクトはさらに、棒状の支持柱を、その内部に有している。支持柱は、冷却ダクトの床面から天井面に亘って、上下方向に延びている。
係る構成によれば、支持柱が棒状であるため、冷却ダクトへの冷却風の取り入れが支持柱によって制限されることがない。したがって、電池の冷却効率の低下を抑制することが可能となる。
本開示に従えば、電池の冷却効率の低下を抑制することができる。
座席シートの斜視図である。 冷却ダクトおよびブロワの斜視図である。 冷却ダクトの上部材と下部材との分解斜視図である。 冷却ダクトの断面図である。
以下、図面に基づいて、実施の形態における冷却ダクト20について説明する。以下に示す実施の形態において、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して、重複した説明は繰り返さない。
図1は、座席シート1の斜視図である。実施の形態の座席シート1は、車両に搭載されている。車両は、モータとエンジンとの少なくとも一方の動力を用いて走行可能なハイブリッド車両、または、電気エネルギによって得られた駆動力で走行する電動車両であってもよい。
図1に示される座席シート1は、車両の乗員が着座するためのものである。座席シート1はたとえば、車両の後方に配置されているリアシートである。座席シート1は、乗員が着座する着座面11を有するシートクッション10と、着座面11に着座した乗員の背部(上半身)を支持するシートバック(不図示)と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト(不図示)とを有している。
シートクッション10は、側面12を有している。側面12は、左前隅部分に、湾曲部13を有している。
なお、実施の形態における前後方向、左右方向および上下方向とは、座席シート1に着座した乗員から見た前後方向、左右方向および上下方向を意味する。図1に矢印で示すFr方向が前後方向であり、LH方向が左右方向であり、UPR方向が上下方向である。前後方向は、車両が直進する方向である。左右方向は、車両の幅方向である。
実施の形態の冷却ダクト20は、座席シート1のシートクッション10の内部に設けられており、したがって着座面11の下方に配置されている。冷却ダクト20は、冷却ダクト20に冷却風を導入するための吸気口21を有している。吸気口21は、シートクッション10の側面12の湾曲部13に開口している。吸気口21には、冷却ダクト20への異物の侵入を防止する格子状のガード(不図示)が設けられている。
実施の形態の冷却ダクト20を通る冷却風によって冷却される電池は、車両に搭載されており、たとえば座席シート1の後方に配置されている。実施の形態の冷却ダクト20は、車載電池用冷却ダクトである。
図2は、冷却ダクト20およびブロワ80の斜視図である。図2に示されるように、冷却ダクト20は、天井面24と、床面25とを有している。冷却ダクト20はまた、複数の支持柱30を有している。支持柱30は、床面25から天井面24に亘って上下方向に延びる、棒状の形状を有している。典型的には支持柱30は、丸棒形状を有している。支持柱30は、床面25に固定される下端32と、天井面24に固定される図2には図示しない上端31とを有している。
冷却ダクト20の側方に、ブロワ80が配置されている。冷却ダクト20と同様に、ブロワ80は、シートクッション10の内部に設けられており、したがって着座面11の下方に配置されている。ブロワ80は、図示しない回転軸およびインペラ(羽根車)を内部に収容するインナーケーシング81と、インナーケーシング81を内部に収容するアウターケーシング82とを有している。ブロワ80は、二重ケーシング構造を有しており、これによりブロワ80の構造的強度が向上されている。
冷却ダクト20は、冷却ダクト20から冷却風が流出する排気口22を有している。排気口22は、ブロワ80に連結されている。排気口22は、冷却ダクト20に対し、左右方向(実施の形態では左方)に開口している。これに対し吸気口21は、冷却ダクト20に対し、前後方向(実施の形態では前方)に開口している。吸気口21と排気口22とは、冷却ダクト20に対し、互いに異なる方向に開口している。
図3は、冷却ダクト20の上部材27と下部材28との分解斜視図である。図2に示される冷却ダクト20は、図3に示される上部材27と下部材28とを結合することによって、形成されている。上部材27と下部材28とは、たとえば樹脂成型品である。上部材27は、冷却ダクト20の天井面24と、支持柱30の一部分を構成する上柱部分40とを有している。下部材28は、冷却ダクト20の床面25と、支持柱30の一部分を構成する下柱部分50とを有している。
上柱部分40の先端41と下柱部分50の先端51とが、図2に示す嵌合部33において互いに結合することにより、支持柱30が形成されている。
図3に示されるように、複数の支持柱30は、冷却ダクト20の左右方向において、排気口22の形成されていない側に偏って配置されている。複数の支持柱30は、冷却ダクト20の左右方向の一対の側面のうち、排気口22の形成されている側面の近傍よりも、排気口22の形成されていない側面の近傍において、より多く配置されている。複数の支持柱30は、ブロワ80から離れた位置に、より密に配置されている。
図4は、冷却ダクト20の断面図である。図4に示されるフロアパネル91は、車室(乗員の居住空間)の床面を構成している。アッパーパネル92は、フロアパネル91の上方に配置されている。冷却ダクト20とブロワ80とは、フロアパネル91とアッパーパネル92との間に形成された中空空間内に配置されている。
上述した通り、支持柱30の上端31は、冷却ダクト20の天井面24に固定されている。支持柱30の下端32は、冷却ダクト20の床面25に固定されている。
図3および図4に示されるように、天井面24から下方へ突き出る上柱部分40の先端41は、上部材27の冷却ダクト20の壁面を構成する部位と、上下方向においてほぼ同じ位置に配置されている。床面25から上方へ突き出る下柱部分50の先端51は、下部材28の冷却ダクト20の壁面を構成する部位と、上下方向にほぼ同じ位置に配置されている。
上柱部分40の先端41には、凹部42が形成されている。下柱部分50の先端51には、凸部52が設けられている。図4に示されるように、下柱部分50の凸部52が上柱部分40の凹部42内に嵌まり込み、上柱部分40と下柱部分50とがインロー嵌合されて、嵌合部33が形成されている。これにより、上柱部分40と下柱部分50との固定強度が向上されており、支持柱30の強度が高められるとともに、上柱部分40と下柱部分50との意図しない位置ずれおよび離脱が防止されている。
以上説明した、実施の形態に係る冷却ダクト20は、図2,4に示されるように、冷却ダクト20の床面25から天井面24に亘って上下方向に延びる棒状の支持柱30を、内部に有している。支持柱30があることにより、冷却ダクト20の強度が向上されている。乗員が車両に乗り込むときにシートクッション10の着座面11に膝をつくなどして、冷却ダクト20に局所的な上下方向の荷重が負荷された場合でも、冷却ダクト20の形状変化を低減することができる。冷却ダクト20が変形して冷却ダクト20内の冷却風の経路が狭まることがないため、電池への冷却風の供給を確保でき、電池の冷却効率の低下を抑制することができる。
ブロワ80は、上述した通り二重ケーシング構造を有しており、剛性が高い。図2,3に示されるように、ブロワ80の二重ケーシングによって冷却ダクト20の上下方向の強度が担保できる位置には、支持柱30を設けない構成とされている。これにより、より少ない数の支持柱30で冷却ダクト20の強度を確保できるので、支持柱30を設けることによるコスト増加を抑制することができる。
冷却ダクト20の内部構造、およびブロワ80によって冷却ダクト20の強度が向上されているため、冷却ダクト20の補強のための構成を冷却ダクト20の周囲に配置しなくてもよい。そのため、省スペースで冷却ダクト20およびブロワ80を配置することができる。
支持柱30は、吸気口21から奥まった位置に配置されており、かつ棒状であるため、吸気口21からの冷却風の取り入れを支持柱30が制限することがない。また、冷却ダクト20を通過する冷却風は、ブロワ80へ流れる。ブロワ80は、図2に示されるように、左右方向において冷却ダクト20と隣り合って配置されている。上述した特許文献1に記載の仕切り板を備える構成と異なり、支持柱30が棒状の形状を有していることにより、冷却ダクト20からブロワ80へ向かう冷却風の流れを支持柱30が制限することがない。したがって、電池の冷却効率の低下を抑制することができる。
支持柱30を床面25から天井面24まで延びる1つの部材で形成するのではなく、図3に示されるように、上柱部分40と下柱部分50とに分割して支持柱30が形成されるので、支持柱30を成型するために金型を大型化しなくてもよい。上柱部分40が天井面24から突き出る長さを上部材27の他の部分に合わせることで、上部材27の成型金型の寸法を上柱部分40の成型のために大型化しなくてもよい。同様に、下柱部分50が床面25から突き出る長さを下部材28の他の部分に合わせることで、下部材28の成型金型の寸法を下柱部分50の成型のために大型化しなくてもよい。このように金型の小型化を可能にすることで、製造コストの増加を抑制することができる。
これまでの説明においては、冷却ダクト20は座席シート1のシートクッション10の内部に設けられていたが、この構成に限られず、冷却ダクト20がシートクッション10に対して下方に配置されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 座席シート、10 シートクッション、11 着座面、12 側面、13 湾曲部、20 冷却ダクト、21 吸気口、22 排気口、24 天井面、25 床面、27 上部材、28 下部材、30 支持柱、31 上端、32 下端、33 嵌合部、40 上柱部分、41,51 先端、42 凹部、50 下柱部分、52 凸部、80 ブロワ。

Claims (1)

  1. 車両に搭載された電池を冷却するための冷却風を通す冷却ダクトであって、
    前記車両の乗員が着座する座席シートの着座面の下方に配置され、
    床面と天井面とを有し、
    さらに、前記床面から前記天井面に亘って上下方向に延びる棒状の支持柱を内部に有する、冷却ダクト。
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