JP2019066966A - 料金収受システム、料金中央装置、路側装置、及び料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム、料金中央装置、路側装置、及び料金収受方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 予め指定されたタイミングで自動的に料金収受制度を切り替えることができる料金収受システム、料金中央装置、路側装置、及び料金収受方法を提供する。【解決手段】 実施形態によれば、料金収受システムは、路側装置と、料金中央装置とを具備する。路側装置は、前記有料道路の料金所のレーンを通過する車両から情報を取得する。前記料金中央装置は、通信部と、メモリと、演算素子とを具備する。メモリは、旧料金テーブルと、新料金テーブルと、前記旧料金テーブルから前記新料金テーブルに切り替えるタイミングを示す切替条件とを記憶する。演算素子は、前記切替条件と、前記車両から取得した情報とに基づき、前記旧料金テーブルと前記新料金テーブルとのどちらを用いるかを決定し、前記有料道路の利用料金を決定する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、料金収受システム、料金中央装置、路側装置、及び料金収受方法に関する。
有料道路等を通行する車両に搭載された車載器と無線通信を行うことにより、料金の収受を行う料金収受システムが実用化されている。車載器には、識別情報を記憶したETCカードが接続されている。料金収受システムは、料金の計算を行う料金中央装置と、料金所に設けられ、車線を通行する車両と無線通信を行うデータを処理する路側装置とを備える。路側装置は、有料道路のある出入口において車載器と無線通信を行い、ETCカードに対する情報の書き込み、及びETCカードからの情報の読み取りを行う。路側装置は、ETCカードとの通信の結果を料金中央装置に送信する。料金中央装置は、車線制御装置から供給された情報に基づいて、料金を算出する。
特開2017−156901号公報 特開2011−249927号公報 特開2012−78300号公報
上記の料金収受システムにおいて、料金徴収制度を大きく変更する場合、料金所の各車線を閉鎖し、保守員が人為的な操作によって料金収受の為のプログラムを更新する必要がある。しかしながら、複数の料金所において、プログラムの更新のタイミングに差が生じる可能性があるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、予め指定されたタイミングで自動的に料金収受制度を切り替えることができる料金収受システム、料金中央装置、路側装置、及び料金収受方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、料金収受システムは、路側装置と、料金中央装置とを具備する。路側装置は、前記有料道路の料金所のレーンを通過する車両から情報を取得する。前記料金中央装置は、通信部と、メモリと、演算素子とを具備する。メモリは、旧料金テーブルと、新料金テーブルと、前記旧料金テーブルから前記新料金テーブルに切り替えるタイミングを示す切替条件とを記憶する。演算素子は、前記切替条件と、前記車両から取得した情報とに基づき、前記旧料金テーブルと前記新料金テーブルとのどちらを用いるかを決定し、前記有料道路の利用料金を決定する。
実施形態に係る料金所(路側装置)の構成について説明する為の説明図である。 実施形態に係る料金収受システムの構成例を示すブロック図である。 旧料金テーブルと新料金テーブルがそれぞれ適用される場合において、車両の車載器に通知される通知額について説明する為の説明図である。 第1の実施形態における料金切替について説明する為の説明図である。 第1の実施形態における課金額について説明する為の説明図である。 第2の実施形態における料金切替について説明する為の説明図である。 第3の実施形態における料金切替について説明する為の説明図である。 第3の実施形態における課金額について説明する為の説明図である。 第4の実施形態における料金切替について説明する為の説明図である。 第5の実施形態における課金額について説明する為の説明図である。
以下、実施形態に係る料金収受システム、料金中央装置、路側装置、及び料金収受方法について図面を参照して説明する。
図1は、料金収受システム1の内料金所2に設けられる路側装置3の構成について説明する為の説明図である。
図1において、有料道路の出入口に設けられた料金所2の構成として、レーン11、及び1対のアイランド12を備える。
レーン11は、1対のアイランド12の間に設けられ、車両4が所定方向に通行するように設計された車線である。レーン11は、料金所2に複数設けられていてもよい。本実施形態では、車両4が進入する側を上流側と称し、車両4が抜けていく側を下流側と称する。なお、レーン11を通行する車両4は、種々の情報を記憶したETCカードを挿入し、無線通信を行うことができる車載器を備えるETC車両と、車載器を備えていない一般車両とのいずれかである。
また、路側装置3は、レーン11毎にアイランド12上に、インタフェース集約部13、第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、第3の車両検知器16、無線装置17、カメラ18、ブース19、路側表示器20、及び発進制御器21を備える。第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、第3の車両検知器16、無線装置17、カメラ18、ブース19に設けられた図示されない機器、路側表示器20、及び発進制御器21は、インタフェース集約部13に接続されている。
また、図2は、料金収受システム1の構成例を示すブロック図である。
図2において、料金収受システム1は、料金中央装置24と、料金所2に設けられる路側装置3から構成される。
料金中央装置24は、車線制御装置23から供給される情報に基づいて、料金(課金額)の計算を行う。料金中央装置24は、例えば汎用のコンピュータとして構成される。料金中央装置24は、演算処理を行う演算素子44と、情報を記憶するメモリ45と、車線制御装置23と通信する通信部46とを備える。料金中央装置24は、演算素子44がメモリ45に記憶されたプログラムを実行することにより、種々の処理を行う。また、演算素子44は、通信部46により、料金所サーバ22または車線制御装置23との通信を行う。
メモリ45は、料金を算出する為のプログラム、及び料金テーブルを記憶している。料金中央装置24は、演算素子44がメモリに記憶されているプログラムを実行し、料金テーブルを参照することにより、車線制御装置23から供給される情報に基づく課金額の計算を行う。
メモリ45は、ETCカードに記憶されている識別情報と、決済情報とが対応付けられたデータベースを有する。決済情報は、銀行口座に関する情報(口座情報)、クレジットカードに関する情報(クレジットカード情報)、またはプリペイドに関する情報(プリペイド情報)などである。料金中央装置24は、決済情報に基づいて、算出した料金の決済を行う。
次に、料金所に設けられる、路側装置2について、説明する。
路側装置3は、料金所サーバ22、及び車線制御装置23をさらに備える。料金所サーバ22及び車線制御装置23は、レーン11と離れた位置に配置されていてもよい。車線制御装置23は、各レーン設けられた機器を集約する、インタフェース集約部13に接続されている。
まず、料金所2全体の制御を行う部分の説明を行う。
料金所サーバ22は、料金所2内の処理データを管理し、料金中央装置24と各種のデータを交換する。例えば、料金所サーバ22は、車線制御装置23と料金中央装置24との間において送受信されるデータを中継する。
車線制御装置23は、第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、第3の車両検知器16、無線装置17、カメラ18、ブース19の料金収受機器31及び収受員管理機32、路側表示器20、及び発進制御器21の動作を制御する。
車線制御装置23は、インタフェース集約部13、料金所サーバ22、及び料金中央装置24などと通信する通信部41と、演算処理を行う演算素子42と、情報を記憶するメモリ43とを備える。車線制御装置23は、演算素子42がメモリ43に記憶されたプログラムを実行することにより、第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、第3の車両検知器16、無線装置17、カメラ18、ブース19の料金収受機器31及び収受員管理機32、路側表示器20、及び発進制御器21の動作を制御する。
車線制御装置23は、ブース19の料金収受機器31及び収受員管理機32からインタフェース集約部13を介して送信された情報を料金中央装置24に送信する。
次に、車線制御装置23の構成について、説明する。
演算素子42は、通信部41により、インタフェース集約部13を介した通信、及び料金所サーバ22または料金中央装置24との通信を行う。また、演算素子42は、通信部41により、インタフェース集約部13を介した通信、及び料金所サーバ22または料金中央装置24との通信を行う。
メモリ43は、料金を車両4の車載器に通知する為のプログラム、及び料金テーブルを記憶している。料金テーブルは、料金中央装置24のメモリ45に記憶されたものと同様のものであってもよいし、車線制御装置23が配置される料金所に関する区間が抽出されたものであってもよい。メモリ43の料金テーブルは、料金中央装置24から供給される情報により更新される。演算素子42は、料金テーブルを参照することにより、車両4から取得した情報に基づく料金(通知額)の計算を行う。
次に、各レーンに設けられる構成について、説明する。
インタフェース集約部13は、料金所2に設けられた発進制御器21、路側表示器20、無線装置17、カメラ18、ブース19に設けられた図示されない機器、第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、及び第3の車両検知器16と、車線制御装置23とが通信する為のインタフェースである。インタフェース集約部13は、例えば1対のアイランド12の一方に配置される。
第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、及び第3の車両検知器16は、レーン11を通行する車両4を検知し、検知結果を車線制御装置23に送信する。第1の車両検知器14は、無線装置17よりも上流側における車両4の通行を検知する。第2の車両検知器15は、無線装置17よりも下流側であって、発進制御器21よりも上流側における車両4の通行を検知する。第3の車両検知器16は、発進制御器21よりも下流側における車両4の通行を検知する。
無線装置17は、アンテナと、アンテナを制御する通信制御回路とを備える。無線装置17のアンテナは、例えばレーン11を跨ぐ支柱などに設けられる。無線装置17のアンテナ及び通信制御回路は、例えば自身が対応したレーン11上の所定の空間を含み、且つ他のレーン11上の空間を含まない通信範囲を形成する。無線装置17は、レーン11を通過する車両4に搭載された車載器と無線通信を行う。無線装置17は、車両4から取得したデータをインタフェース集約部13を介して車線制御装置23に送信する。また、無線装置17は、車線制御装置23の制御に応じて車両4にデータを送信する。
路側表示器20は、車線制御装置23の制御に基づいて、案内表示を表示する。路側表示器20は、1対のアイランド12の一方であって、発進制御器21の上流側に設けられる。これにより、路側表示器20は、レーン11を通過する車両4に対して種々の情報を表示する。
発進制御器21は、閉鎖した状態でレーン11を塞ぎ、開放した状態でレーン11を開けるバー33を備える。発進制御器21は、車線制御装置23の制御に基づいてバー33を開閉させる。
カメラ18は、レンズと、レンズにより結像された光を画像に変換する撮像素子とを備える。車種は、基本的には車両との通信で判別するが、付随的にカメラの画像で判断することもできる。
カメラ18のレンズは、レーン11に進入した車両4を撮影することができるように画角が調整されている。例えば、カメラ18のレンズは、レーン11に進入した車両4のナンバープレートが画角内に収まるように配置される。カメラ18は、レーン11に進入した車両4の画像を、インタフェース集約部13を介して車線制御装置23に送信する。
ブース19は、料金収受を行う収受員が待機するスペースである。ETCでは、基本的に無人で料金収受を行えるシステムであるが、無線通信の不良や、ETCカードの未挿入等で正しい課金処理ができない場合に備えて、収受員を配置しているケースがある。収受員はブース19内に配置される。
ブース19内には、料金収受機器31及び収受員管理機32が配置されている。料金収受機器31及び収受員管理機32は、収受員が操作する端末である。料金収受機器31及び収受員管理機32は、収受員が操作を行う操作部と、情報を表示する表示装置と、インタフェース集約部13を介して通信を行う通信部とを備える。料金収受機器31及び収受員管理機32は、インタフェース集約部13を介して車線制御装置23に接続される。なお、料金収受機器31と収受員管理機32とは一体に構成されていてもよい。
次に、車両側の構成について、説明する。
車両4に搭載された車載器には、ETCカードが挿入できるようになっている。車載器は、料金所2の無線装置17との無線通信を開始すると、ETCカードから情報を読み出し、読み出した情報を無線装置17に送信する。また、車載器は、料金所2の無線装置17から受け取った情報をETCカードに記憶させる。
ETCカードは、たとえば、識別情報と、車両に関する車両情報(例えば車両番号、車種情報、車載器の番号等)を記憶するICカードである。また、ETCカードは、車載器が料金所2の無線装置17から送信された情報を記憶する。例えば、ETCカードは、入口情報、出口情報、及び課金情報などを記憶する。入口情報は、車両4が有料道路に進入した際に通過した料金所の位置、及び料金所を通過した日時を示す情報を含む。出口情報は、車両4が有料道路に退出した際に通過した料金所の位置、及び料金所を通過した日時を示す情報を含む。課金情報は、車両4が有料道路を利用したことにより生じる料金を示す情報を含む。
次に動作について、説明する。
まず、入口の料金所2の動作について説明する。
料金所2のレーン11を通行する車両4が進入すると、第1の車両検知器14、第2の車両検知器15、及び第3の車両検知器16は、検知する。ここで、第1の車両検知器14は、無線装置17よりも上流側における車両4の通行を検知する。第2の車両検知器15は、無線装置17よりも下流側であって、発進制御器21よりも上流側における車両4の通行を検知する。第3の車両検知器16は、発進制御器21よりも下流側における車両4の通行を検知する。
通信が確立すると、車線制御装置23は、料金所2に設けられた無線装置17により、例えば車両4の車載器に接続されたETCカードから識別情報と車両情報とを取得する。
また、車線制御装置23は、車両4が料金所2を通過した日時と、料金所2の位置とを示す情報を入口情報として生成する。有料道路の入口の料金所2に設けられた無線装置17によりETCカードに送信する。また、車線制御装置23は、取得した識別情報、車両情報、及び入口情報を中央装置24に送信する。
さらに、通知額を無線装置17は、ETCカードに送信する。これにより、車載器から車両4のドライバに対して科金が通知される。
また、これに加えて、路側表示器20の表示を制御する。例えば、車線制御装置23は、料金中央装置24から受信した情報に基づいて、路側表示器20の表示を制御する。車線制御装置23は、例えば、路側表示器20に料金収受の結果、通行の可否、及び走行案内などの案内表示を表示させる。走行案内は、徐行、停止、及び発進などの情報である。
車線制御装置23は、カメラ18によりレーン11を通過する車両4の画像を取得する。また、車線制御装置23は、車両4の画像に基づいて車両4の車種などを判別する構成であってもよい。
車線制御装置23は、必要な通信が完了すると、発進制御器21のバー33の開放し、車両が通過させる。
ETCの通信異常が起きた場合、ブース19に配置されている収受員が、車両4の搭乗者からETCカードを収受員が受け取る。収受員は、料金収受機器31を操作することにより、料金収受機器31にETCカードの情報の読み取り、及び料金収受機器31への情報の書き込みを行わせることができる。この場合も、料金収受機器31は、料金収受の結果、及びETCカードから取得した情報を車線制御装置23に送信する。
また、車線制御装置23は、料金中央装置24から受信した情報に基づいて、料金収受機器31及び収受員管理機32などに種々の情報を表示させてもよい。
次に、出口料金所での動作を説明する。
また、出口の料金所2において、車線制御装置23は、取得した識別情報、車両情報、及び入口情報を料金中央装置24に送信する。また、例えば、車線制御装置23は、有料道路の出口の料金所2に設けられた無線装置17により、ETCカードから識別情報と車両情報と入口情報とを取得する。車線制御装置23は、を料金中央装置24に送信する。また、車線制御装置23は、車両4が料金所2を通過した日時と、料金所2の位置とを示す情報を出口情報として生成し、有料道路の出口の料金所2に設けられた無線装置17によりETCカードに送信する。また、車線制御装置23は、取得した識別情報、車両情報、及び入口情報にさらに出口情報を付加し、料金中央装置24に送信する。
その他の動作は、入口料金を同等のため、説明を省略する。
次に、収受員の交代について、説明する。
収受員の交代は、収受員管理機32を操作することにより、収受員が交代したことを収受員管理機32に認識させる。収受員管理機32は、例えば、収受員が有するIDカードから収受員を識別する為の識別情報を読み取る、または収受員が操作部を操作することにより、収受員の交代を認識する。収受員管理機32は、収受員が交代したことを示す情報(交代情報)を車線制御装置23に送信する。
次に、出口料金所で課金額を決定する際に使用される、料金テーブルについて、説明する。料金テーブルは、中央装置24から各料金所2の車線制御装置23に配信される。
料金中央装置24のメモリ45、及び車線制御装置23のメモリ43に記憶されている料金テーブルは、車両が通行する区間と料金とが対応付けられた情報である。区間は、例えば入口料金所により決定されるものである。また、区間は、入口料金所と出口料金所との組合せにより決定されるものであってもよい。
料金中央装置24のメモリ45、及び車線制御装置23のメモリ43に記憶されている料金テーブルは、更新される場合がある。例えば、料金テーブルは、料金制度が切り替わる場合に更新される。本例では、旧料金制度に対応した旧料金テーブルから、新料金制度に対応した新料金算出テーブルに料金テーブルが更新される例について説明する。
図3は、旧料金テーブルと新料金テーブルがそれぞれ適用される場合において、車両4の車載器に通知される通知額と、実際に課金される課金額について説明する為の説明図である。ここでは、ある車種の車両4が入口料金所(A料金所)から有料道路に進入し、出口料金所(B料金所)で有料道路から退出する例について説明する。
旧料金テーブルは、有料道路の利用料として均一料金が設定された料金テーブルである。車線制御装置23は、車両4が有料道路に進入した際に、車両情報に基づき、旧料金テーブルを参照し、予め設定された均一料金を無線装置17により車両4に通知する。例えば、旧料金テーブルを参照している車線制御装置23は、均一料金である500円を課金額として決定する。この為、図3に示されるように、A料金所において車両4に対して通知される通知額は、旧料金テーブルに基づく均一料金である500円となる。なお、旧料金テーブルでは、B料金所において課金額が発生しない。この為、図3に示されるように、B料金所において車両4に対して通知される通知額は、0円となる。
また、料金中央装置24は、車両4が有料道路に進入した際に、A料金所の車線制御装置23から通知される識別情報、車両情報、及び入口情報に基づき、旧料金テーブルを参照し、予め設定された均一料金を課金額として決定する。この為、図3に示されるように、A料金所からB料金所まで走行した車両4に対する課金額は、旧料金テーブルに基づく均一料金である500円となる。
新料金テーブルは、有料道路の利用料として車両4が通過した区間に応じた料金が設定された料金テーブルである。新料金テーブルでは、A料金所において課金額が決定されない。この為、図3に示されるように、A料金所において、車線制御装置23から車両4に対して通知される通知額は、0円となる。車線制御装置23は、車両4が有料道路のB料金所から退出する際に、車両情報に基づき、新料金テーブルを参照し、A料金所からB料金所までの区間に応じた通知額を無線装置17により車両4に通知する。この為、図3に示されるように、B料金所において、車線制御装置23から車両4に対して通知される通知額は、新料金テーブルに基づき算出された250円となる。
また、料金中央装置24は、車両4が有料道路に退出する際に、B料金所の車線制御装置23から通知される識別情報、車両情報、入口情報、及び出口情報に基づき、新料金テーブルを参照し、A料金所からB料金所までの区間に応じた250円を課金額を決定する。
旧料金テーブルから新料金テーブルへの変更は、新料金プログラムに対応付けて予め設定された切替条件に基づいて自動的に行われる。切替条件は、例えば旧料金テーブルから新料金テーブルに変更するタイミングを示すものである。以下、旧料金テーブルから新料金テーブルへの変更について、実施形態ごとに説明する。
切替条件は、予め設定された日時である設定切替日時を有する。設定切替日時は、例えば料金テーブルに付加された有効時間である。有効時間は、料金テーブルが有効な日時を示す情報である。
旧料金制度に対応した旧料金テーブルと、新料金制度に対応した新料金算出テーブルとでは、異なる有効時間が設定されている。例えば、旧料金テーブルの有効時間の終端と、新料金テーブルの有効時間の始端とが連続するように設定されている。旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらが参照されるかは、旧料金テーブルの有効時間の終端の日時、または新料金テーブルの有効時間の始端の日時で切り替えられる。即ち、設定切替日時は、旧料金テーブルの有効日時の終端の日時、または新料金テーブルの有効日時の始端の日時である。また、設定切替日時は、旧料金テーブル及び新料金テーブルの有効時間とは別に設定されていてもよい。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、切替条件として、料金中央装置車両4の入口料金所の通過日時(以下、「入口通過日時」という)と、設定された日時(以下、「設定切替日時」という)との比較結果に基づいて決定する実施の形態である。即ち、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用する。逆に、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する。
図4は、第1の実施形態における複数の料金切替について説明する為の説明図である。図4において、入口通過日時と、車両4が出口料金所を通過する出口通過日時と、設定切替日時との関係について説明する為の説明図である。本例では、設定切替日時がタイミングt3に対応している。
第1の走行例(No.1)51は、入口通過日時であるタイミングt1、及び出口通過日時であるタイミングt2が、設定切替日時であるタイミングt3より前である例である。
第2の走行例(No.2)52は、入口通過日時であるタイミングt2がタイミングt3より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt4が、タイミングt3以降である例である。
第3の走行例53(No.3)は、入口通過日時であるタイミングt4及び出口通過日時であるタイミングt5がタイミングt3以降である例である。
図5は、第1の実施形態における課金額及び通知額について説明する為の説明図である。ハッチングがかかっているセルは、実際に決済が行われる課金額を示すセルである。
まず、図5における第1の走行例(No.1)51について、説明する。
図5における第1の走行例(No.1)51では、A料金所の車線制御装置23は、車両の通過日時と設定切替日時を比較し、入口通過日時であるタイミングt1が設定切替日時であるタイミングt3より前であるため、旧料金体系(旧料金制度)と判断し、料金として500円を通知するとともに、料金中央装置24に対し料金明細を送信する。
一方、また、出口側のB料金所では、旧料金体系では、入口での課金となるため、車線制御装置23は、出口料金所の課金額として0円を通知するとともに、料金中央装置24に対し料金明細を送信する。
料金中央装置24では、入口側のA料金所からの料金明細と、出口側のB料金所からの料金明細を照合する。ここで、料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51に対して旧料金テーブルを適用すると決定し、旧料金テーブルに基づき500円の課金額を算出する。
次に、図5における第2の走行例(No.2)52では、A料金所の車線制御装置23は、車両の通過日時と設定切替日時を比較し、入口通過日時であるタイミングt2が設定切替日時であるタイミングt3より前であるため、旧料金体系(旧料金制度)と判断し、料金として500円を通知するとともに、料金中央装置24に対し料金明細を送信する。
一方、また、出口側のB料金所では、旧料金体系では、入口での課金となるため、車線制御装置23は、出口料金所の課金額として0円を通知するとともに、料金中央装置24に対し料金明細を送信する。
料金中央装置24では、入口側のA料金所からの料金明細と、出口側のB料金所からの料金明細を照合する。ここで、料金中央装置24は、第2の走行例(No.2)52に対して旧料金テーブルを適用すると決定し、旧料金テーブルに基づき500円の課金額を算出する。
また、図5における、第3の走行例(No.3)53について、説明する。
図5における第3の走行例(No.3)53では、A料金所の車線制御装置23は、車両の通過日時と設定切替日時を比較し、入口通過日時であるタイミングt4が設定切替日時であるタイミングt3より後であるため、新料金体系と判断し、入口としての課金額として0円を通知し、料金中央装置24に対し料金明細を送信する。
一方、出口側のB料金所では、新料金テーブルに基づき算出された250円を、料金として通知するとともに、料金中央装置24に対し料金明細を送信する。
料金中央装置24では、入口側のA料金所からの料金明細と、出口側のB料金所からの料金明細を照合する。ここで、料金中央装置24は、第3の走行例(No.3)53と判定し、料金体系を新料金テーブルに基づく料金と決定し、旧料金テーブルに基づき250円の課金額を算出する。
上記した構成によると、車線制御装置23及び料金中央装置24は、車両4が入口料金所を通過する入口通過日時が、切替条件として設定された設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、入口通過日時が設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する。このような構成によると、予め指定されたタイミングで自動的に料金収受制度を切り替えることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、入口通過日時が、設定切替日時以降の最初に収受員が交代したタイミングを料金体系の切替条件とする実施の形態である。
上記したように、収受員が勤務を交代する場合、収受員は、ブース19内の収受員管理機32を操作することにより、収受員が交代したことを収受員管理機32に認識させる。収受員管理機32は、インタフェース集約部13及び車線制御装置23を介して料金中央装置24に収受員が交代したこと示す交代情報を送信する。料金中央装置24は、車線制御装置23から受け取る交代情報に基づいて、各料金所2の各ブース19において収受員が交代したタイミング(収受員交代タイミング)を認識する。即ち、料金中央装置24は、車線制御装置23から受け取る交代情報に基づいて、交代前の収受員(勤務A)から交代後の収受員(勤務B)に交代したタイミングを認識する。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらを採用するかを、入口通過日時と、切替条件として予め設定された設定切替日時以降の最初の収受員交代タイミングとの比較結果に基づいて決定する。即ち、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用する。また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する。
図6は、第2の実施形態において、入口通過日時と、車両4が出口料金所を通過する出口通過日時と、設定切替日時直後の収受員交代タイミングとの関係について説明する為の説明図である。本例では、設定切替日時がタイミングt13に対応し、設定切替日時直後の収受員交代タイミングがタイミングt14に対応している。
第1の走行例(No.1)51Aは、入口通過日時であるタイミングt11、及び出口通過日時であるタイミングt12が、タイミングt14より前である例を示す。
第2の走行例(No.2)52Aは、入口通過日時であるタイミングt12がタイミングt14より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt15が、タイミングt14以降である例を示す。
第3の走行例(No.3)53Aは、入口通過日時であるタイミングt15及び出口通過日時であるタイミングt16がタイミングt14以降である例を示す。
上記の第1の走行例(No.1)51A、第2の走行例(No.2)52A、及び第3の走行例(No.3)53Aの例も、図5に示される課金額及び通知額となる。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt11が設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt14より前である第1の走行例(No.1)51A、及び入口通過日時であるタイミングt12がタイミングt14より前である第2の走行例(No.2)52Aに対して、旧料金テーブルを適用する。車線制御装置23及び料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51A及び第2の走行例(No.2)52Aにおいて、旧料金テーブルに基づき500円の料金を通知額及び課金額として決定する。車線制御装置23は、第1の走行例(No.1)51A及び第2の走行例(No.2)52Aにおいて、A料金所で500円を通知する。また、料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51A及び第2の走行例(No.2)52Aに旧料金テーブルを適用し、500円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt15が、設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt14以降である第3の走行例(No.3)53Aに対して、新料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第3の走行例(No.3)53Aにおいて、新料金テーブルに基づき250円の通知額を車両4の車載器に通知する。新料金テーブルでは、A料金所で課金額が決定されない為、車線制御装置23は、A料金所で車両4の車載器に対して0円を通知する。また、料金中央装置24は、第3の走行例(No.3)53Aにおいて、新料金テーブルに基づき250円の課金額を算出する。
上記した構成によると、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、切替条件として設定された設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、入口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する。このような構成によると、予め指定されたタイミングで自動的に料金収受制度を切り替えることができる。また、収受員の交代のタイミングに連動して、採用される料金テーブルが旧料金テーブルから新料金テーブルに切り替わる為、ある収受員の勤務中に料金テーブルが切り替わることがない。この結果、料金テーブルの切替によって収受員に負担を与える事を防ぐことができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、切替条件として、入口通過日時と設定切替日時との比較の加えて、出口通過日時と強制切替日時との比較に基づいて料金制度の切替が行われる実施の形態である。具体的には、入口通過日時が設定切替日時以降である場合、新料金テーブルが採用される。また、入口通過日時が、設定切替日時より前であり、且つ出口通過日時が強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルが採用される。更に、入口通過日時が、設定切替日時より前であり、且つ出口通過日時が強制切替日時以降である場合、新料金テーブルが採用される。
図7は、第3の実施形態における入口通過日時と、出口通過日時と、設定切替日時と、強制切替日時との関係について説明する為の説明図である。本例では、設定切替日時がタイミングt23に対応し、強制切替日時がタイミングt25に対応している。
第1の走行例(No.1)51Bは、入口通過日時であるタイミングt21、及び出口通過日時であるタイミングt22が、設定切替日時であるタイミングt23より前である例を示す。
第2の走行例(No.2)52Bは、入口通過日時であるタイミングt22がタイミングt23より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt24が、タイミングt23以降である例を示す。
第3の走行例(No.3)53Bは、入口通過日時であるタイミングt24及び出口通過日時であるタイミングt26がタイミングt23以降である例を示す。
第4の走行例(No.4)54Bは、入口通過日時であるタイミングt22がタイミングt23より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt26が、強制切替日時であるタイミングt25以降である例を示す。
図8は、第3の実施形態における課金額(通知額)について説明する為の説明図である。ハッチングがかかっているセルは、実際に決済が行われる課金額を示すセルである。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt21が設定切替日時であるタイミングt23より前であり且つ出口通過日時であるタイミングt22が強制切替日時であるタイミングt25より前である第1の走行例(No.1)51B、及び入口通過日時であるタイミングt22が設定切替日時であるタイミングt23より前であり且つ出口通過日時であるタイミングt24が強制切替日時であるタイミングt25より前である第2の走行例(No.2)52Bに対して、旧料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第1の走行例(No.1)51B及び第2の走行例(No.2)52Bの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円を通知額として通知し、B料金所で0円を通知する。また、料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51B及び第2の走行例(No.2)52Bの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、500円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt24が設定切替日時であるタイミングt23以降である第3の走行例(No.3)53Bに対して、新料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第3の走行例(No.3)53Bの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。新料金テーブルでは、A料金所で課金額が決定されない為、車線制御装置23は、A料金所で0円を車両4に対して通知する。また、料金中央装置24は、第3の走行例(No.3)53Bの車両4に対して、新料金テーブルに基づき250円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt22が設定切替日時であるタイミングt23より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt26が強制切替日時であるタイミングt25以降である第4の走行例(No.4)54Bに対して、新料金テーブルを適用する。
車線制御装置23は、第4の走行例(No.4)54Bの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円の通知額を通知する。また、車線制御装置23は、第4の走行例(No.4)54Bの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。料金中央装置24は、第4の走行例(No.4)54Bの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。即ち、車線制御装置23から車両4に対して合計で750円が通知額として通知されるものの、新料金テーブルが採用される為、実際に決済に用いられる課金額は、新料金テーブルに基づく250円となる。
上記した構成によると、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が設定切替日時より前であっても、出口通過日時が強制切替日時以降であるか否かに基づいて、新料金テーブルと旧料金テーブルとを切り替える。このような構成によると、有料道路内で滞留した車両に対して適切な料金テーブルを適用することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、第2の実施形態と第3の実施形態を組み合わせたものである。
第4の実施形態は、切替条件として、入口通過日時を設定切替日時直後の収受員交代タイミングと比較することとし、これに加えて出口通過日時と強制切替日時と比較して料金切替が行われる実施の形態である。
具体的には、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する。また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が、設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらを採用するかを、出口通過日時と強制切替日時との比較結果に基づいて決定する。車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり、且つ出口通過日時が強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用する。また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり、且つ出口通過日時が強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する。
図9は、第4の実施形態における入口通過日時と、出口通過日時と、設定切替日時直後の収受員交代タイミングと、強制切替日時との関係について説明する為の説明図である。本例では、設定切替日時がタイミングt33に対応し、設定切替日時直後の収受員交代タイミングがタイミングt34に対応し、強制切替日時がタイミングt36に対応している。
第1の走行例(No.1)51Cは、入口通過日時であるタイミングt31がタイミングt34より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt32がタイミングt36より前である例を示す。
第2の走行例(No.2)52Cは、入口通過日時であるタイミングt33がタイミングt34より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt35がタイミングt36より前である例を示す。
第3の走行例(No.3)53Cは、入口通過日時であるタイミングt35がタイミングt34移行である例を示す。
第4の走行例(No.4)54Cは、入口通過日時であるタイミングt32がタイミングt34より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt37が、強制切替日時であるタイミングt36以降である例を示す。
上記の第1の走行例(No.1)51C、第2の走行例(No.2)52C、第3の走行例(No.3)53C、及び第4の走行例(No.4)54Cの例も、図8に示される課金額及び通知額となる。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt31が設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt34より前であり且つ出口通過日時であるタイミングt32が強制切替日時であるタイミングt36より前である第1の走行例(No.1)51C、及び入口通過日時であるタイミングt32が設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt34より前であり且つ出口通過日時であるタイミングt35が強制切替日時であるタイミングt36より前である第2の走行例(No.2)52Cに対して、旧料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第1の走行例(No.1)51C及び第2の走行例(No.2)52Cの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円の通知額を通知する。また、車線制御装置23は、第1の走行例(No.1)51C及び第2の走行例(No.2)52Cの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、B料金所で0円を通知する。料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51C及び第2の走行例(No.2)52Cの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、500円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt35が設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt34以降である第3の走行例(No.3)53Cに対して、新料金テーブルを適用する。
車線制御装置23は、第3の走行例(No.3)53Cの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。新料金テーブルでは、A料金所で課金額が決定されない為、車線制御装置23は、A料金所で0円を通知する。
料金中央装置24は、第3の走行例(No.3)53Cの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。
また、料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt32が設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt34より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt37が強制切替日時であるタイミングt36以降である第4の走行例(No.4)54Cに対して、新料金テーブルを適用する。
車線制御装置23は、第4の走行例(No.4)54Cの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円の通知額を通知する。また、車線制御装置23は、第4の走行例(No.4)54Cの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。料金中央装置24は、第4の走行例(No.4)54Cの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。即ち、車線制御装置23から車両4に対して合計で750円が通知額として通知されるものの、新料金テーブルが採用される為、実際に決済に用いられる課金額は、新料金テーブルに基づく250円となる。
上記した構成によると、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であっても、出口通過日時が強制切替日時以降であるか否かに基づいて、新料金テーブルと旧料金テーブルとを切り替える。このような構成によると、有料道路内で滞留した車両に対して適切な料金テーブルを適用することができるとともに、料金テーブルの切替によって収受員に負担を与える事を防ぐことができる。
(第5の実施形態)
上述した第1の実施形態から第4の実施形態では、入口料金所の通過日時を主体に料金体系の切替を判断していた。しかしながら、出口の料金所の通過日時を主体に料金体系の切替を行うことも可能である。
第5の実施形態は、出口通過日時と、切替条件として設定された設定切替日時との比較結果に基づいて、旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらを採用するかを決定する実施形態である。車線制御装置23及び料金中央装置24は、出口通過日時が、設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用する。また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、出口通過日時が、設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する。
例えば、図4に示される第1の走行例(No.1)51、第2の走行例(No.2)52、及び第3の走行例(No.3)53に基づいて課金額の算出、及び課金額の通知を行う場合、図10の例のようになる。
図10は、第5の実施形態における各走行例における課金額(通知額)について説明する為の説明図である。ハッチングがかかっているセルは、実際に決済が行われる課金額を示すセルである。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、出口通過日時であるタイミングt2が設定切替日時であるタイミングt3より前である第1の走行例(No.1)51に対して、旧料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第1の走行例(No.1)51の車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円の通知額を通知し、B料金所で0円の通知額を通知する。料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51の車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、500円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt2が設定切替日時であるタイミングt3より前であり、且つ出口通過日時であるタイミングt4が設定切替日時であるタイミングt3以降である第2の走行例(No.2)52に対して、新料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第2の走行例(No.2)52の車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。なお、車線制御装置23は、車両4がA料金所を通過した時点では旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらを採用するか決定することができない。この為、車線制御装置23は、旧料金テーブルに基づく500円の通知額をA料金所で通知する。また、料金中央装置24は、第2の走行例(No.2)52の車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt4及び出口通過日時であるタイミングt5が設定切替日時であるタイミングt3以降である第3の走行例(No.3)53に対して、新料金テーブルを適用する。新料金テーブルでは、A料金所で課金額が決定されない為、車線制御装置23は、A料金所で0円を車両4に対して通知する。また、車線制御装置23は、第3の走行例(No.3)53の車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。また、料金中央装置24は、第3の走行例(No.3)53の車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。
上記した構成によると、車線制御装置23及び料金中央装置24は、車両4が出口料金所を通過する出口通過日時が、切替条件として設定された設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、出口通過日時が設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する。このような構成によると、予め指定されたタイミングで自動的に料金収受制度を切り替えることができる。また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時が設定切替日時より前であり、且つ車両4が出口料金所を通過する出口通過日時が設定切替日時以降である場合であっても、適切な料金テーブルを適用することができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、出口通過日時と、設定切替日時以降の最初に収受員が交代したタイミングとの比較結果に基づいて、旧料金テーブルと新料金テーブルとを切り替える実施の形態である。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらを採用するかを、車両4が出口料金所を通過する日時(出口通過日時)と、切替条件として予め設定された設定切替日時以降の最初の収受員交代タイミングとの比較結果に基づいて決定する。即ち、車線制御装置23及び料金中央装置24は、出口通過日時が、設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用する。また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、出口通過日時が、設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する。
例えば、図6に示される第1の走行例(No.1)51A、第2の走行例(No.2)52A、及び第3の走行例(No.3)53Aに基づいて課金額の算出、及び課金額の通知を行う場合も、図10の例のようになる。
車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt11及び出口通過日時であるタイミングt12が、設定切替日時直後の収受員交代タイミングであるタイミングt14より前である第1の走行例(No.1)51Aに対して、旧料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第1の走行例(No.1)51Aの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円の通知額を通知し、B料金所で0円の通知額を通知する。料金中央装置24は、第1の走行例(No.1)51Aの車両4に対して、旧料金テーブルに基づき、500円の課金額を決定する。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt12がタイミングt14より前であり、出口通過日時であるタイミングt15がタイミングt15以降である第2の走行例(No.2)52Aに対して、新料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第2の走行例(No.2)52Aの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。なお、車線制御装置23は、車両4がA料金所を通過した時点では旧料金テーブルと新料金テーブルとのどちらを採用するか決定することができない。この為、車線制御装置23は、旧料金テーブルに基づき、A料金所で500円の通知額を車両4に対して通知する。また、料金中央装置24は、第2の走行例(No.2)52Aの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。即ち、車線制御装置23から車両4に対して合計で750円が通知額として通知されるものの、新料金テーブルが採用される為、実際に決済に用いられる課金額は、新料金テーブルに基づく250円となる。
また、車線制御装置23及び料金中央装置24は、入口通過日時であるタイミングt15及び出口通過日時であるタイミングt16が、タイミングt14以降である第3の走行例(No.3)53Aに対して、新料金テーブルを適用する。車線制御装置23は、第3の走行例(No.3)53Aの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、B料金所で250円の通知額を通知する。なお、新料金テーブルでは、A料金所で課金額が決定されない為、車線制御装置23は、A料金所で車両4に対して0円の通知額を通知する。また、料金中央装置24は、第3の走行例(No.3)53Aの車両4に対して、新料金テーブルに基づき、250円の課金額を決定する。
上記した構成によると、車線制御装置23及び料金中央装置24は、車両4が出口料金所を通過する出口通過日時が、切替条件として設定された設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、出口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する。このような構成によると、予め指定されたタイミングで自動的に料金収受制度を切り替えることができる。また、料金中央装置24は、入口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり、且つ車両4が出口料金所を通過する出口通過日時が設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合であっても、適切な料金テーブルを適用することができる。また、収受員の交代のタイミングに連動して、採用される料金算出プログラムが旧料金テーブルから新料金テーブルに切り替わる為、ある収受員の勤務中に料金テーブルが切り替わることがない。この結果、料金テーブルの切替によって収受員に負担を与える事を防ぐことができる。
なお、以上の各実施形態では、車線制御装置23のメモリ43が、料金テーブルを記憶し、車線制御装置23の演算素子42が、車両4から取得した情報に基づき旧料金テーブルと新料金テーブルとを切り替え、通知額を決定する構成であると説明したが、この構成に限定されない。料金所サーバ22が車線制御装置23の上記の動作を実行する構成であってもよい。即ち、料金所サーバ22が、車線制御装置23の通信部41、演算素子42、及びメモリ43に相当する構成を備え、車両4から取得した情報に基づき通知額を決定する構成であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…料金収受システム、2…料金所、3…路側装置、4…車両、11…レーン、12…アイランド、13…インタフェース集約部、14…第1の車両検知器、15…第2の車両検知器、16…第3の車両検知器、17…無線装置、18…カメラ、19…ブース、20…路側表示器、21…発進制御器、22…料金所サーバ、23…車線制御装置、24…料金中央装置、31…料金収受機器、32…収受員管理機、33…バー、41…通信部、42…演算素子、43…メモリ、44…演算素子、45…メモリ、46…通信部。

Claims (22)

  1. 通過する車両と通信する路側装置と、前記路側装置と通信し、有料道路の利用料金を決定する料金中央装置とを具備する料金収受システムであって、
    前記路側装置は、
    前記有料道路の料金所のレーンを通過する車両から情報を取得し、
    前記料金中央装置は、
    前記路側装置と通信する通信部と、
    旧料金テーブルと、新料金テーブルと、前記旧料金テーブルから前記新料金テーブルに切り替えるタイミングを示す切替条件とを記憶するメモリと、
    前記切替条件と、前記車両から取得した情報とに基づき、前記旧料金テーブルと前記新料金テーブルとのどちらを用いるかを決定し、前記有料道路の利用料金を決定する演算素子と、
    を具備する料金収受システム。
  2. 前記路側装置は、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時を前記料金中央装置に送信し、
    前記切替条件は、前記入口通過日時と比較される設定切替日時であり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項1に記載の料金収受システム。
  3. 前記路側装置は、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時と、出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時とを前記料金中央装置に送信し、
    前記切替条件は、前記入口通過日時と比較される設定切替日時と、前記出口通過日時と比較される強制切替日時であり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時より前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時より前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項2に記載の料金収受システム。
  4. 前記路側装置は、前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時を前記料金中央装置に送信し、
    前記切替条件は、前記出口通過日時と比較される設定切替日時であり、
    前記演算素子は、前記出口通過日時が前記設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記出口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項1に記載の料金収受システム。
  5. 前記路側装置は、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時と、前記有料道路の料金所において収受員が交代したことを示す交代情報とを前記料金中央装置に送信し、
    前記切替条件は、予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングであり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項1に記載の料金収受システム。
  6. 前記路側装置は、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時と、出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時と、前記有料道路の料金所において収受員が交代したことを示す交代情報とを前記料金中央装置に送信し、
    前記切替条件は、予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングと、前記出口通過日時と比較される強制切替日時とであり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項5に記載の料金収受システム。
  7. 前記路側装置は、前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時と、前記有料道路の料金所において収受員が交代したことを示す交代情報とを前記料金中央装置に送信し、
    前記切替条件は、予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングであり、
    前記演算素子は、前記出口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記出口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項1に記載の料金収受システム。
  8. 有料道路の利用料金を決定する料金中央装置であって、
    前記有料道路の料金所のレーンを通過する車両から情報を取得する路側装置と通信する通信部と、
    旧料金テーブルと、新料金テーブルと、前記旧料金テーブルから前記新料金テーブルに切り替えるタイミングを示す切替条件とを記憶するメモリと、
    前記切替条件と、前記車両から取得した情報とに基づき、前記旧料金テーブルと前記新料金テーブルとのどちらを用いるかを決定し、前記有料道路の利用料金を決定する演算素子と、
    を具備する料金中央装置。
  9. 前記通信部は、前記路側装置から、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時を取得し、
    前記切替条件は、前記入口通過日時と比較される設定切替日時であり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項8に記載の料金中央装置。
  10. 前記通信部は、前記路側装置から、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時と、出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時とを取得し、
    前記切替条件は、前記入口通過日時と比較される設定切替日時と、前記出口通過日時と比較される強制切替日時であり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時より前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時より前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項9に記載の料金中央装置。
  11. 前記通信部は、前記路側装置から、前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時を取得し、
    前記切替条件は、前記出口通過日時と比較される設定切替日時であり、
    前記演算素子は、前記出口通過日時が前記設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記出口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項8に記載の料金中央装置。
  12. 前記通信部は、前記路側装置から、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時と、前記有料道路の料金所において収受員が交代したことを示す交代情報とを取得し、
    前記切替条件は、予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングであり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項8に記載の料金中央装置。
  13. 前記通信部は、前記路側装置から、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す入口通過日時と、出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時と、前記有料道路の料金所において収受員が交代したことを示す交代情報とを取得し、
    前記切替条件は、予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングと、前記出口通過日時と比較される強制切替日時とであり、
    前記演算素子は、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前であり且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項12に記載の料金中央装置。
  14. 前記通信部は、前記路側装置から、前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時を示す出口通過日時と、前記有料道路の料金所において収受員が交代したことを示す交代情報とを取得し、
    前記切替条件は、予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングであり、
    前記演算素子は、前記出口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記出口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項8に記載の料金中央装置。
  15. 有料道路の料金所のレーンを通過する車両に有料道路の利用料金を通知する路側装置であって、
    前記車両から情報を取得する無線装置と通信する通信部と、
    旧料金テーブルと、新料金テーブルと、前記旧料金テーブルから前記新料金テーブルに切り替えるタイミングを示す切替条件とを記憶するメモリと、
    前記切替条件と、前記車両から取得した情報とに基づき、前記旧料金テーブルと前記新料金テーブルとのどちらを用いるかを決定し、前記無線装置により前記車両に前記有料道路の利用料金を通知する演算素子と、
    を具備する路側装置。
  16. 前記演算素子は、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時である入口通過日時が、前記切替条件として予め設定された設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項15に記載の路側装置。
  17. 前記演算素子は、
    前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時である入口通過日時が、前記切替条件として予め設定された設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用し、
    前記入口通過日時が、前記設定切替日時より前であり、且つ前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時である出口通過日時が前記切替条件として予め設定された強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、
    前記入口通過日時が、前記設定切替日時より前であり、且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項16に記載の路側装置。
  18. 前記演算素子は、
    前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時である出口通過日時が、前記切替条件として予め設定された設定切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、
    前記出口通過日時が、前記設定切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項15に記載の路側装置。
  19. 前記演算素子は、前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時である入口通過日時が、前記切替条件として予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記入口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員の交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項15に記載の路側装置。
  20. 前記演算素子は、
    前記有料道路の入口の料金所のレーンを車両が通過した日時である入口通過日時が、前記切替条件として予め設定された設定切替日時直後の収受員の交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用し、
    前記入口通過日時が、前記設定切替日時直後の収受員の交代タイミングより前であり、且つ前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時である出口通過日時が前記切替条件として予め設定された強制切替日時より前である場合、旧料金テーブルを採用し、
    前記入口通過日時が、前記設定切替日時直後の収受員の交代タイミングより前であり、且つ前記出口通過日時が前記強制切替日時以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項15に記載の路側装置。
  21. 前記演算素子は、
    前記有料道路の出口の料金所のレーンを車両が通過した日時である出口通過日時が前記切替条件として予め設定された設定切替日時直後の収受員交代タイミングより前である場合、旧料金テーブルを採用し、前記出口通過日時が前記設定切替日時直後の収受員交代タイミング以降である場合、新料金テーブルを採用する請求項15に記載の路側装置。
  22. 有料道路の料金所のレーンを通過する車両から情報を取得する路側装置と通信する通信部と、旧料金テーブルと、新料金テーブルと、を記憶するメモリと、演算素子とを備える料金中央装置と、前記路側装置とを具備する料金収受システムにおける料金収受方法であって、
    前記演算素子は、前記旧料金テーブルから前記新料金テーブルに切り替えるタイミングを示す予め設定された切替条件と、前記車両から取得した情報とに基づき、前記旧料金テーブルと前記新料金テーブルとのどちらを用いるかを決定し、前記有料道路の利用料金を決定する料金収受方法。
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