JP2020167567A - 制御システム、及び、制御方法 - Google Patents

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智昭 筒井
清規 城戸
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Abstract

【課題】負荷に異常があるか否かを判定することができる制御システムを提供する。【解決手段】制御システム10は、負荷40に供給される電力量を取得する取得部36と、負荷40に制御命令が送信された後に取得された電力量に基づいて、負荷40の状態を示す情報を出力する制御部31とを備える。制御命令は、負荷40に所定の動作を命じる動作命令、及び、動作中の負荷40に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである。【選択図】図1

Description

本発明は、制御システム、及び、制御方法に関する。
IoT(Internet of Things)技術の発達により、宅内の機器がインターネット経由で宅外の装置と接続されるケースが増えている。特許文献1に記載のシステムでは、宅内機器が宅外のセンター装置と接続されている。
特開2007−265049号公報
ところで、通信ネットワークを利用して機器(言い換えれば、負荷)を遠隔制御するような場合、負荷に異常があるか否か(つまり、負荷を制御できるか否か)を判定する方法には検討の余地がある。
本発明は、負荷に異常があるか否かを判定することができる制御システム、及び、制御方法を提供する。
本発明の一態様に係る制御システムは、負荷に供給される電力量を取得する取得部と、前記負荷に制御命令が送信された後に取得された前記電力量に基づいて、前記負荷の状態を示す情報を出力する制御部とを備え、前記制御命令は、前記負荷に所定の動作を命じる動作命令、及び、動作中の前記負荷に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである。
本発明の一態様に係る制御方法は、負荷に供給される電力量を取得し、前記負荷に制御命令が送信された後に取得された前記電力量に基づいて、前記負荷の状態を示す情報を出力し、前記制御命令は、前記負荷に所定の動作を命じる前記制御命令である動作命令、及び、動作中の前記負荷に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る制御システム、及び、制御方法は、負荷に異常があるか否かを判定することができる。
図1は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る制御装置の動作例1のシーケンス図である。 図3は、動作例1における、空気調和機が異常であるか否かの判定方法を説明するための第1の図である。 図4は、動作例1における、空気調和機が異常であるか否かの判定方法を説明するための第2の図である。 図5は、表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る制御装置の動作例2のシーケンス図である。 図7は、動作例2における、空気調和機が異常であるか否かの判定方法を説明するための第1の図である。 図8は、動作例2における、空気調和機が異常であるか否かの判定方法を説明するための第2の図である。 図9は、実施の形態に係る制御装置の動作例3のシーケンス図である。 図10は、実施の形態に係る制御装置の動作例4のシーケンス図である。 図11は、実施の形態に係る制御装置の動作例5のシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。なお、以下の実施の形態における「電力量」は、基本的には消費電力量を意味するが、消費電力と解釈されてもよい。「電力量」は、広義の電力の使用量を意味する。
(実施の形態)
[制御システムの構成]
まず、実施の形態に係る制御システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る制御システム10は、分電盤20と、制御装置30と、負荷40と、リモートコントローラ50と、音声取得端末60と、音声認識サーバ70とを備える。制御システム10が備える構成要素のうち音声認識サーバ70以外の構成要素は、建物内に設置される。建物は、例えば、集合住宅または戸建住宅などの住宅である。以下、各構成要素について説明する。
分電盤20は、建物における消費電力量(以下、単に電力量とも記載される)を分岐回路ごとに計測し、計測した電力量を制御装置30に送信する装置である。ある分岐回路には、空気調和機41が接続され、制御装置30は当該分岐回路における電力量を空気調和機41に供給される電力量とみなすことができる。また、別の分岐回路にはテレビジョン受信機42が接続され、制御装置30は当該分岐回路における電力量をテレビジョン受信機42に供給される電力量とみなすことができる。
なお、分電盤20は、空気調和機41及びテレビジョン受信機42などの負荷40へ供給される電力量を計測できる装置の一例である。制御装置30は、負荷40へ供給される電力量を計測できる分電盤20以外の他の装置と通信することにより機器の動作状態を検出することもできる。他の装置は、例えば、スマートメータ(言い換えれば、通信機能を有する電力量計)などである。
制御装置30は、例えば、エネルギーマネジメント機能を有するHEMS(Home Energy Management System)コントローラであり、建物内に設置され、建物内に設置された負荷40の電力量を管理する。また、制御装置30は、負荷40の状態取得、及び、負荷40の制御などを行う。制御装置30は、HEMSコントローラに限定されず、エネルギーマネジメント機能を有しない他のホームコントローラ、または、ゲートウェイ装置であってもよい。制御装置30は、制御部31と、通信部32と、記憶部33と、操作受付部34と、表示部35を備える。
制御部31は、制御装置30に関する制御を行う。制御部31は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
通信部32は、制御装置30が、空気調和機41、照明機器43、リモートコントローラ50、及び、音声認識サーバ70と通信を行うための通信回路である。通信部32は、例えば、制御部31の制御に基づいて負荷40を制御するための制御命令を送信する。通信部32は、例えば、無線通信(より具体的には、電波通信)を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部32が行う通信の通信規格については特に限定されない。通信部32は、具体的には、取得部36及び送信部37を備える。
記憶部33は、制御部31が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部33は、例えば、半導体メモリによって実現される。
操作受付部34は、ユーザが機器を動作させるための操作などを受け付けるユーザインターフェース装置である。操作受付部34は、例えば、押しボタンなどのハードウェアキーによって実現されるが、タッチパネルによって実現されてもよい。
表示部35は、制御部31の制御に基づいて画像を表示する。表示部35は、例えば、液晶パネルまたは有機ELパネルなどの表示パネルによって実現される。
負荷40は、建物に設置される機器である。図1では、負荷40として空気調和機41、テレビジョン受信機42、及び、照明機器43が例示されているが、負荷40としてはその他に、床暖房機器、蓄電池システム、燃料電池システム、ヒートポンプ式給湯機、または、太陽光発電システムなどが例示される。制御システム10は、少なくとも1つの負荷40を備えていればよいが、負荷40を複数備えてもよい。
なお、負荷40には、空気調和機41または照明機器43のように、制御装置30と直接通信することにより、制御装置30によって直接的に制御される機器と、テレビジョン受信機42のように、制御装置30と直接通信する機能を有しないが、リモートコントローラ50などにより制御装置30によって間接的に制御される機器とが含まれる。
リモートコントローラ50は、制御装置30がテレビジョン受信機42を制御するための中継装置である。リモートコントローラ50は、制御装置30から制御命令の送信要求を受信すると、受信された送信要求に基づいて制御命令をテレビジョン受信機42に送信する。これにより、制御装置30は、テレビジョン受信機42を間接的に制御することができる。
リモートコントローラ50は、具体的には、電波通信により送信要求を受信し、受信された送信要求に応じて赤外線通信により制御命令をテレビジョン受信機に送信する。つまり、リモートコントローラ50は、電波信号を赤外線信号に変換する変換器として機能する。
音声取得端末60は、ユーザが負荷40を制御するために発する音声を取得する音声取得インターフェース装置である。音声取得端末60は、例えば、スマートスピーカ等の据え置き型の端末であり、建物内に設置されている。音声取得端末60は、スマートフォンなどの携帯端末であってもよい。音声取得端末60は、マイクロフォンなどの集音装置、及び、取得した音声の音声信号を音声認識サーバ70に送信する通信回路等を備えているのであれば、どのような装置であってもよい。
音声認識サーバ70は、音声取得端末60から送信される音声信号に対して音声認識処理を行うサーバである。音声認識サーバ70は、例えば、音声取得端末60から送信される音声信号をテキスト情報に変換し、テキスト情報を当該テキスト情報に対応するコマンドである制御要求に変換する。また、音声認識サーバ70は、制御要求を制御装置30に送信する。
[動作例1]
制御装置30は、分電盤20によって計測された電力量に基づいて、負荷40の状態を判定することができる。制御装置30は、具体的には、負荷の異常を検知することができる。図2は、制御装置30の動作例1のシーケンス図である。動作例1では、空気調和機41に動作命令を送信することで異常を検知する例について説明が行われる。
まず、取得部36は、空気調和機41が停止状態であるときに(S11)、分岐回路を通じて空気調和機41に供給される第一電力量を分電盤20から取得する(S12)。取得された第一電力量は、記憶部33に記憶される。なお、停止状態とは、空気調和機41が実質的に動作していない状態を意味する。ここでの停止状態は、広義の停止状態であり、待機状態なども含まれる。
次に、操作受付部34は、ユーザの操作(例えば、電源オン操作)を受け付け(S13)、制御部31は、受け付けられた操作に応じた所定の動作(例えば、動作の開始)を空気調和機41に命じる制御命令である動作命令を、送信部37に空気調和機41へ送信させる(S14)。空気調和機41は、動作命令を受信し、動作命令に応じて動作を開始する(S15)。
なお、動作命令が操作受付部34への操作に基づいて送信されることは必須ではない。動作命令は、音声取得端末60が取得したユーザの音声に応じて音声認識サーバ70から送信される制御要求に基づいて送信されてもよいし、事前に行われたタイマ設定に基づいて送信されてもよい。
次に、制御装置30の取得部36は、空気調和機41が動作命令に応じて動作を開始した後に分岐回路を通じて空気調和機41に供給される第二電力量を分電盤20から取得する(S16)。取得された第二電力量は、記憶部33に記憶される。
続いて、制御部31は、第一電力量と第二電力量との差に基づいて、空気調和機41が異常であるか否かの判定を行う(S17)。図3及び図4は、空気調和機41が異常であるか否かの判定方法を説明するための図である。
図3は、空気調和機41が正常であると判定される場合の、空気調和機41に供給される電力量の経時変化を示す模式図である。動作命令が送信された後、空気調和機41は動作を開始するため大幅に電力量が増加する。この場合、第一電力量W1と第二電力量W2との差d1は、所定値aよりも大きくなる。なお、所定値aは、例えば、経験的または実験的に定められ、あらかじめ記憶部33に記憶される。
一方、図4は、空気調和機41が異常であると判定される場合の、空気調和機41に供給される電力量の経時変化を示す模式図である。動作命令が送信された後、空気調和機41が正常に動作しない場合には、電力量がほとんど増加しない。電力量は場合によっては全く変化しない。この場合、第一電力量W1と第二電力量W2との差d2は、所定値a以下となる。
そこで、制御部31は、動作命令が送信される前に取得された第一電力量と、動作命令が送信された後に取得された第二電力量との差が所定値a以内である場合、ステップS17において空気調和機41が異常であると判定し、空気調和機41が異常であることを示す情報を出力する(S18)。なお、異常状態とは、具体的には、故障している、または、点検が必要であると考えられる状態である。
制御部31は、例えば、当該情報を表示部35に出力することにより、ユーザに空気調和機41が異常であることを通知するための画像を表示部35に表示させる(S19)。図5は、表示部35に表示される画像の一例を示す図である。
なお、制御部31は出力した情報を送信部37にユーザの携帯端末(図示せず)へ送信させることにより、携帯端末を介して通知を行ってもよい。このときの詳細な通知手段としては、電子メール、または、メッセージの送受信機能を有するSNS(Social Networking Service)などが例示される。
一方、制御部31は、第一電力量と第二電力量との差が所定値aよりも大きい場合、ステップS17において空気調和機41は正常であると判定し、ステップS18及びステップS19の処理を行わない。
以上説明したように、制御装置30は、空気調和機41に供給される電力量の、動作命令の送信前後における変化に基づいて、空気調和機41の異常を判定することができる。
なお、動作例1において空気調和機41が当初、停止状態であることは必須ではなく、空気調和機41は、当初、動作命令によって命じられる動作と別の動作中であってもよい。例えば、空気調和機41の運転モードが変更されるような場合も、運転モードの変更前後で空気調和機41に供給される電力量の変化が生じる。このため、制御装置30は、これを利用して異常の判定を行うことが可能である。
[動作例2]
次に、制御装置30の動作例2について説明する。動作例2では、空気調和機41に停止命令を送信することで異常を検知する例について説明が行われる。図6は、制御装置30の動作例2のシーケンス図である。
まず、取得部36は、空気調和機41が動作状態であるときに(S21)、分岐回路を通じて空気調和機41に供給される第一電力量を分電盤20から取得する(S22)。取得された第一電力量は、記憶部33に記憶される。なお、動作状態とは、空気調和機41が何らかの動作を行っている状態を意味し、停止状態以外の状態である。
次に、操作受付部34は、ユーザの操作(例えば、電源オフ操作)を受け付け(S23)、制御部31は、受け付けられた操作に応じて動作の停止を空気調和機41に命じる制御命令である停止命令を、送信部37に空気調和機41へ送信させる(S24)。空気調和機41は、停止命令を受信し、停止命令に応じて動作を開始する(S25)。
なお、停止命令が操作受付部34への操作に基づいて送信されることは必須ではない。停止命令は、音声取得端末60が取得したユーザの音声に応じて音声認識サーバ70から送信される制御要求に基づいて送信されてもよいし、事前に行われたタイマ設定に基づいて送信されてもよい。
次に、制御装置30の取得部36は、空気調和機41が停止命令に応じて動作を停止した後に分岐回路を通じて空気調和機41に供給される第二電力量を分電盤20から取得する(S26)。取得された第二電力量は、記憶部33に記憶される。
続いて、制御部31は、第一電力量と第二電力量との差に基づいて、空気調和機41が異常であるか否かの判定を行う(S27)。図7及び図8は、空気調和機41が異常であるか否かの判定方法を説明するための図である。
図7は、空気調和機41が正常であると判定される場合の、空気調和機41に供給される電力量の経時変化を示す模式図である。停止命令が送信された後、空気調和機41は動作を停止するため大幅に電力量が低下する。この場合、第一電力量W1と第二電力量W2との差d3は、所定値bよりも大きくなる。
一方、図4は、空気調和機41が異常であると判定される場合の、空気調和機41に供給される電力量の経時変化を示す模式図である。停止命令が送信された後、空気調和機41が正常に停止しない場合には、電力量がほとんど低下しない。電力量は場合によっては全く変化しない。この場合、第一電力量W1と第二電力量W2との差d4は、所定値b以下となる。
そこで、制御部31は、停止命令が送信される前に取得された第一電力量と、停止命令が送信された後に取得された第二電力量との差が所定値b以内である場合、ステップS27において空気調和機41が異常であると判定し、空気調和機41が異常であることを示す情報を出力する(S28)。制御部31は、例えば、当該情報を表示部35に出力することにより、ユーザに空気調和機41が異常であることを通知するための画像(例えば、図5の画像)を表示部35に表示させる(S29)。
一方、制御部31は、第一電力量と第二電力量との差が所定値aよりも大きい場合、ステップS27において空気調和機41は正常であると判定し、ステップS28及びステップS29の処理を行わない。
以上説明したように、制御装置30は、空気調和機41に供給される電力量の、停止命令の送信前後における変化に基づいて、空気調和機41の異常を判定することができる。
[動作例3]
次に、制御装置30の動作例2について説明する。動作例2では、現在の動作中の空気調和機41に供給される電力量と、及び、過去の同じ時期(言い換えれば、同じ季節)における動作中の空気調和機41の消費電力量との差に基づいて、空気調和機41の異常を検知する例について説明が行われる。図9は、制御装置30の動作例3のシーケンス図である。
制御装置30の制御部31は、動作日時、動作状態(運転モード、及び、設定温度など)、動作中に供給されていた消費電力量などを動作履歴情報としてあらかじめ記憶部33に記憶しておく(S31)。
次に、操作受付部34は、ユーザの操作(例えば、冷房モード、設定温度27℃で動作させる操作)を受け付け(S32)、制御部31は、受け付けられた操作に応じた所定の動作を空気調和機41に命じる動作命令を、送信部37に空気調和機41へ送信させる(S33)。空気調和機41は、動作命令を受信し、動作命令に応じて動作を開始する(S34)。
次に、制御装置30の取得部36は、空気調和機41が動作命令に応じて動作を開始した後に分岐回路を通じて空気調和機41に供給される電力量を分電盤20から取得する(S35)。取得された電力量は、記憶部33に記憶される。
続いて、制御部31は、動作履歴情報に含まれる過去の電力量と、現在の電力量との差に基づいて、空気調和機41が異常であるか否かの判定を行う(S36)。例えば、現在が7月である場合、過去の7月において動作中の空気調和機41に供給されていた電力量の平均値と、ステップS36で取得された電力量とを比較する。この平均値は、過去の所定期間(例えば、1年前の7月)において動作命令が送信された後に取得された電力量の統の統計値の一例である。
この場合、制御部31は、上述の過去の平均値とステップS36で取得された電力量との差が所定値よりも大きい場合、ステップS36において空気調和機41が異常であると判定し、空気調和機41が異常であることを示す情報を出力する(S37)。制御部31は、例えば、当該情報を表示部35に出力することにより、ユーザに空気調和機41が異常であることを通知するための画像を表示部35に表示させる(S38)。
一方、制御部31は、過去の平均値とステップS36で取得された電力量との差が所定値以下である場合、ステップS36において空気調和機41は正常であると判定し、ステップS37及びステップS38の処理を行わない。
なお、動作状態(運転モード、及び、設定温度)が現在の動作状態(動作例3では、冷房モード、設定温度27℃)と同一または近いときの電力量を使用して過去の平均値が算出されれば、判定の精度を高めることができる。
以上説明したように、制御装置30は、動作命令が送信された後に取得された電力量(つまり、ステップS36において取得された電力量)と、過去の所定期間において動作命令が送信された後に取得された電力量の統計値(つまり、上述の過去の平均値)とに基づいて、空気調和機41が異常であるか否かを判定することができる。動作例3では、季節性、及び、動作状態などが考慮されることで判定の精度が高められる。なお、統計値は、平均値に限定されず、中央値、最大値、または、最小値などであってもよい。
[動作例1〜3の変形例]
ところで、図1に示されるように、空気調和機41は、温度計測部41a及び湿度計測部41bを備える。温度計測部41aは、具体的には、建物内の温度を計測する温度センサであり、湿度計測部41bは、具体的には、建物内の湿度を計測する湿度センサである。
このような構成によれば、制御装置30の取得部36は、空気調和機41から空気調和機41周辺の温度情報、及び、湿度情報の少なくとも一方を取得することができる。そこで、制御部31は、取得部36によって取得された温度情報及び湿度情報の少なくとも一方にさらに基づいて空気調和機41が異常であるか否かの判定を行ってもよい。
例えば、動作例1のように停止状態の空気調和機41に暖房運転を行う動作命令が送信される場合には、周囲の温度が低いほど、大きな電力量の変化が生じると考えられる。このとき、制御部31は、温度情報が示す温度が低いほど所定値を大きい値に変更して(つまり、判定基準を変更して)空気調和機41が異常であるか否かの判定を行えば、判定精度を高めることができる。なお、判定基準はそのままで、温度情報が示す温度に基づいて、電力量が所定温度相当に補正されてもよい。このような判定を行うために、取得部36は、温度情報に加えて、空気調和機41の運転モードを示す運転モード情報を空気調和機41から取得する。
同様に、動作例1のように停止状態の空気調和機41に除湿運転を行う動作命令が送信される場合には、周囲の湿度が高いほど、大きな電力量の変化が生じると考えられる。このとき、制御部31は、湿度情報が示す湿度が高いほど所定値を大きい値に変更して(つまり、判定基準を変更して)空気調和機41が異常であるか否かの判定を行えば、判定精度を高めることができる。なお、判定基準はそのままで、湿度情報が示す湿度に基づいて、電力量が所定湿度相当に補正されてもよい。このような判定を行うために、取得部36は、湿度情報に加えて、空気調和機41の運転モードを示す運転モード情報を空気調和機41から取得する。
以上説明したようにこのように、制御装置30は、取得部36によって取得された温度情報及び湿度情報の少なくとも一方、並びに、運転モード情報に基づいて空気調和機41が異常であるか否かの判定を行うことができる。このように、温度を考慮して異常の判定を行う構成は、温度によって消費電力量が変動しやすい機器(例えば、冷暖房機器、及び、ヒートポンプ式給湯機など)の異常の判定に特に有用である。
なお、温度情報が空気調和機41から取得されることは必須ではなく、空気調和機41とは別の専用の温度センサから取得されてもよい。湿度情報についても同様である。
[動作例4]
照明機器43などは、動作中(つまり、発光中)に供給される電力量の変化が小さい。そこで、制御部31は、制御命令を送信していない期間において、照明機器43に供給される電力量の変化基づいて、照明機器43が異常であるか否かの判定を行ってもよい。図10は、制御装置30の動作例4のシーケンス図である。動作例4では、照明機器43に動作命令を送信することで異常を検知する例について説明が行われる。
まず、操作受付部34は、照明機器43が停止状態(言い換えれば、消灯状態)であるときに(S41)、ユーザの操作(例えば、点灯操作)を受け付け(S42)、制御部31は、受け付けられた操作に応じた所定の動作(例えば、点灯の開始動作)を照明機器43に命じる動作命令を、送信部37に照明機器43へ送信させる(S43)。照明機器43は、動作命令を受信し、動作命令に応じて動作を開始する(S44)。
次に、制御装置30の取得部36は、照明機器43が動作命令に応じて動作を開始した後に分岐回路を通じて空気調和機41に供給される電力量を分電盤20から取得する(S45)。取得された電力量は、記憶部33に記憶される。
続いて、制御部31は、取得された電力量に基づいて、照明機器43が異常であるか否かの判定を行う(S46)。制御部31は、具体的には、照明機器43に制御命令(動作命令または停止命令)が送信されていない期間において取得された電力量の変化に基づいて、照明機器43が異常であるか否かの判定を行う。
制御部31は、制御命令が送信されていない期間に取得された電力量が所定値以上変化している場合(変化が大きい)には、照明機器43が異常であると判定し、照明機器43が異常であることを示す情報を出力する(S47)。制御部31は、例えば、当該情報を表示部35に出力することにより、ユーザに照明機器43が異常であることを通知するための画像を表示部35に表示させる(S48)。
一方、制御部31は、制御命令が送信されていない期間に取得された電力量が所定値以上変化していない場合(変化が小さい場合)には、照明機器43は正常であると判定し、ステップS47及びステップS48の処理を行わない。
以上説明したように、制御装置30は、照明機器43に動作命令が送信されていない期間において取得された電力量の変化に基づいて、照明機器43が異常であるか否かの判定を行うことができる。
なお、動作例4は、照明機器43以外の負荷40に適用されてもよい。また、動作例4では、制御装置30は、照明機器43が動作状態であって、かつ、制御命令が送信されていない期間に取得された電力量に基づいて判定を行ったが、照明機器43が停止状態であって、かつ、制御命令が送信されていない期間に取得された電力量に基づいて判定を行ってもよい。
[動作例5]
制御装置30は、空気調和機41及び照明機器43とは、ECHONET Liteなどの通信規格に準拠した電波通信によって通信できるが、テレビジョン受信機42とは直接通信を行うことができない。このような場合、制御装置30は、リモートコントローラ50を利用してテレビジョン受信機42が異常であるか否かの判定を行うことができる。図11は、このような動作例5のシーケンス図である。
まず、取得部36は、テレビジョン受信機42が停止状態であるときに(S51)、分岐回路を通じてテレビジョン受信機42に供給される第一電力量を分電盤20から取得する(S52)。取得された第一電力量は、記憶部33に記憶される。なお、停止状態とは、テレビジョン受信機42が実質的に動作していない状態を意味する。ここでの停止状態は、広義の停止状態であり、待機状態なども含まれる。
次に、操作受付部34は、ユーザの操作(例えば、電源オン操作)を受け付け(S53)、制御部31は、受け付けられた操作に応じた所定の動作(例えば、動作の開始)をテレビジョン受信機42に命じる動作命令の送信要求を、送信部37にリモートコントローラ50へ送信させる(S54)。
なお、送信要求が操作受付部34への操作に基づいて送信されることは必須ではない。送信要求は、音声取得端末60が取得したユーザの音声に応じて音声認識サーバ70から送信される制御要求に基づいて送信されてもよいし、事前に行われたタイマ設定に基づいて送信されてもよい。
リモートコントローラ50は、制御装置30から電波通信により送信要求を受信し、受信された送信要求に応じて赤外線通信により動作命令をテレビジョン受信機42に送信する(S55)。このように、動作例5では、動作命令は、制御装置30ではなくリモートコントローラ50によってテレビジョン受信機42に送信される。テレビジョン受信機42は、動作命令を受信し、動作命令に応じて動作を開始する(S56)。
次に、制御装置30の取得部36は、テレビジョン受信機42が動作命令に応じて動作を開始した後に分岐回路を通じて空気調和機41に供給される第二電力量を分電盤20から取得する(S57)。取得された第二電力量は、記憶部33に記憶される。
続いて、制御部31は、第一電力量と第二電力量との差に基づいて、テレビジョン受信機42が異常であるか否かの判定を行う(S58)。制御部31は、第一電力量と第二電力量との差が所定値以内である場合、テレビジョン受信機42が異常であると判定し、テレビジョン受信機42が異常であることを示す情報を出力する(S59)。制御部31は、例えば、当該情報を表示部35に出力することにより、ユーザにテレビジョン受信機42が異常であることを通知するための画像を表示部35に表示させる(S60)。
一方、制御部31は、第一電力量と第二電力量との差が所定値よりも大きい場合、テレビジョン受信機42は正常であると判定し、ステップS18及びステップS19の処理を行わない。
このように、制御装置30は、テレビジョン受信機42など、直接通信を行うことができない負荷40についても、当該負荷40が異常であるか否かの判定を行うことができる。なお、動作例5では、動作例1と同様の手法で直接通信を行うことができない負荷40が異常であるか否かの判定を行ったが、これまで説明した動作例2〜4のいずれの手法が用いられてもよい。
[効果等]
以上説明したように、制御システム10は、負荷40に供給される電力量を取得する取得部36と、負荷40に制御命令が送信された後に取得された電力量に基づいて、負荷40の状態を示す情報を出力する制御部31とを備える。制御命令は、負荷40に所定の動作を命じる動作命令、及び、動作中の負荷40に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである。
このような制御システム10は、負荷40に制御命令が送信された後に取得された電力量に基づいて、負荷40の状態を示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御部31は、制御命令が送信される前に取得された電力量と、制御命令が送信された後に取得された電力量との差に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力する。
このような制御システム10は、制御命令が送信される前に取得された電力量と、制御命令が送信された後に取得された電力量との差に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御命令は、動作命令であり、制御部31は、動作命令が送信される前に取得された電力量と、動作命令が送信された後に取得された電力量との差が所定値以内である場合に、負荷40が異常であることを示す情報を出力する。
このような制御システム10は、動作命令が送信されることで生じる電力量の変化に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御命令は、停止命令であり、制御部31は、停止命令が送信される前に取得された電力量と、停止命令が送信された後に取得された電力量との差が所定値以内である場合に、負荷40が異常であることを示す情報を出力する。
このような制御システム10は、停止命令が送信されることで生じる電力量の変化に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御命令は、動作命令であり、制御部31は、動作命令が送信された後に取得された電力量と、過去の所定期間において動作命令が送信された後に取得された電力量の統計値との差が所定値よりも大きい場合に、負荷40が異常であることを示す前記情報を出力する。
このような制御システム10は、停止命令が送信されることで生じる電力量の変化に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、取得部36は、さらに、負荷40の周辺の温度情報及び湿度情報の少なくとも一方を取得し、制御部31は、取得された温度情報及び湿度情報の少なくとも一方にさらに基づいて負荷40の状態を示す情報を出力する。
このような制御システム10は、負荷40の周辺の温度情報及び湿度情報の少なくとも一方を考慮することで、負荷40が異常であることを高い精度で判定することができる。
また、例えば、負荷40は、空気調和機41であり、取得部36は、さらに、空気調和機41の運転モードを示す運転モード情報を取得する。制御部31は、取得部36によって取得された運転モード情報にさらに基づいて空気調和機41の状態を示す情報を出力する。
このような制御システム10は、運転モード情報を考慮することで、空気調和機41が異常であることを高い精度で判定することができる。
また、例えば、制御システム10は、取得部36及び制御部31を含む制御装置30を備える。制御命令は、制御装置30によって負荷40に送信される。
このような制御システム10は、制御装置30が制御命令を送信することで生じる電力量の変化に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御システム10は、取得部36及び制御部31を含む制御装置30を備える。制御命令は、制御装置30とは別のリモートコントローラ50によって負荷40に送信される。
このような制御システム10は、リモートコントローラ50が制御命令を送信することで生じる電力量の変化に基づいて、負荷40が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御装置30は、さらに、制御部31の制御に基づいて制御命令の送信要求をリモートコントローラ50に送信する送信部37を備える。制御命令は、送信要求を受信したリモートコントローラ50によって負荷40に送信される。
このような制御システム10においては、制御装置30は、リモートコントローラ50を中継装置として負荷40に制御命令を送信することができる。
また、例えば、負荷40は、テレビジョン受信機42である。リモートコントローラ50は、電波通信により送信要求を受信し、受信された送信要求に応じて赤外線通信により制御命令をテレビジョン受信機42に送信する。
このような制御システム10は、制御装置30が送信する電波をリモートコントローラ50が赤外線に変換してテレビジョン受信機42に送信することで、テレビジョン受信機42が異常であることを示す情報を出力することができる。
また、例えば、制御部31は、さらに、負荷40に制御命令が送信されていない期間において取得された電力量の変化に基づいて、負荷40の状態を示す情報を出力する。
このような制御システム10は、制御命令を送信することなく、負荷40が異常であることを示す情報を出力することもできる。
また、例えば、制御システム10などのコンピュータによって実行される制御方法は、負荷40に供給される電力量を取得し、負荷40に制御命令が送信された後に取得された電力量に基づいて、負荷40の状態を示す情報を出力し、制御命令は、負荷40に所定の動作を命じる制御命令である動作命令、及び、動作中の負荷40に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである。
このような制御方法は、負荷40に制御命令が送信された後に取得された電力量に基づいて、負荷40の状態を示す情報を出力することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、制御部は、負荷が異常であることを示す情報を出力する例について説明されたが、制御部は、負荷が異常であることを示す情報に代えて、または、負荷が異常であることを示す情報に加えて、負荷が正常であることを示す情報を出力してもよい。制御部は、負荷の状態を示す情報を出力すればよい。
また、上記実施の形態では、ユーザが負荷を動作または停止を意図した操作に応じて送信される制御命令を利用して負荷の異常判定を行ったが、制御装置は、負荷の異常判定のためだけに制御命令を送信してもよい。制御装置は、例えば、負荷の異常判定のために定期的に制御命令を送信してもよい。
また、上記実施の形態では、制御システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置(例えば、制御装置)によって実現されてもよい。制御システムが複数の装置によって実現される場合、情報処理システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置が介在してもよい。また、上記実施の形態で説明された情報の伝達経路は、シーケンス図に示される伝達経路に限定されない。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、制御装置として実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 制御システム
30 制御装置
31 制御部
36 取得部
37 送信部
40 負荷
41 空気調和機
42 テレビジョン受信機
50 リモートコントローラ

Claims (14)

  1. 負荷に供給される電力量を取得する取得部と、
    前記負荷に制御命令が送信された後に取得された前記電力量に基づいて、前記負荷の状態を示す情報を出力する制御部とを備え、
    前記制御命令は、前記負荷に所定の動作を命じる動作命令、及び、動作中の前記負荷に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである
    制御システム。
  2. 前記制御部は、前記制御命令が送信される前に取得された前記電力量と、前記制御命令が送信された後に取得された前記電力量との差に基づいて、前記負荷が異常であることを示す前記情報を出力する
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記制御命令は、前記動作命令であり、
    前記制御部は、前記動作命令が送信される前に取得された前記電力量と、前記動作命令が送信された後に取得された前記電力量との差が所定値以内である場合に、前記負荷が異常であることを示す前記情報を出力する
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記制御命令は、前記停止命令であり、
    前記制御部は、前記停止命令が送信される前に取得された前記電力量と、前記停止命令が送信された後に取得された前記電力量との差が所定値以内である場合に、前記負荷が異常であることを示す前記情報を出力する
    請求項2に記載の制御システム。
  5. 前記制御命令は、前記動作命令であり、
    前記制御部は、前記動作命令が送信された後に取得された前記電力量と、過去の所定期間において動作命令が送信された後に取得された前記電力量の統計値との差が所定値よりも大きい場合に、前記負荷が異常であることを示す前記情報を出力する
    請求項2に記載の制御システム。
  6. 前記取得部は、さらに、前記負荷の周辺の温度情報及び湿度情報の少なくとも一方を取得し、
    前記制御部は、取得された前記温度情報及び湿度情報の少なくとも一方にさらに基づいて前記負荷の状態を示す情報を出力する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 前記負荷は、空気調和機であり、
    前記取得部は、さらに、前記空気調和機の運転モードを示す運転モード情報を取得し、
    前記制御部は取得された前記運転モード情報にさらに基づいて前記空気調和機の状態を示す情報を出力する
    請求項6に記載の制御システム。
  8. 前記制御システムは、前記取得部及び前記制御部を含む制御装置を備え、
    前記制御命令は、前記制御装置によって前記負荷に送信される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御システム。
  9. 前記制御システムは、前記取得部及び前記制御部を含む制御装置を備え、
    前記制御命令は、前記制御装置とは別のリモートコントローラによって前記負荷に送信される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御システム。
  10. 前記制御装置は、さらに、前記制御部の制御に基づいて前記制御命令の送信要求をリモートコントローラに送信する送信部を備え、
    前記制御命令は、前記送信要求を受信した前記リモートコントローラによって前記負荷に送信される
    請求項9に記載の制御システム。
  11. 前記負荷は、テレビジョン受信機であり、
    前記リモートコントローラは、電波通信により前記送信要求を受信し、受信された前記送信要求に応じて赤外線通信により前記制御命令を前記テレビジョン受信機に送信する
    請求項10に記載の制御システム。
  12. 前記制御部は、さらに、前記負荷に前記制御命令が送信されていない期間において取得された前記電力量の変化に基づいて、前記負荷の状態を示す前記情報を出力する
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の制御システム。
  13. 負荷に供給される電力量を取得し、
    前記負荷に制御命令が送信された後に取得された前記電力量に基づいて、前記負荷の状態を示す情報を出力し、
    前記制御命令は、前記負荷に所定の動作を命じる前記制御命令である動作命令、及び、動作中の前記負荷に動作の停止を命じる停止命令のいずれかである
    制御方法。
  14. 請求項13に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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