JP2019051879A - シートスライド装置 - Google Patents

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JP2019051879A JP2017178643A JP2017178643A JP2019051879A JP 2019051879 A JP2019051879 A JP 2019051879A JP 2017178643 A JP2017178643 A JP 2017178643A JP 2017178643 A JP2017178643 A JP 2017178643A JP 2019051879 A JP2019051879 A JP 2019051879A
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泊岩 好
Yoshi Tomariiwa
好 泊岩
貴康 古田
Takayasu Furuta
貴康 古田
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Abstract

【課題】左右一対のロアレールとアッパーレールの一方のみにロック機構を設けた構成においても、ガタつきが無い安定した操作レバーの操作を可能とするシートスライド装置を提供することを目的とする。【解決手段】操作レバー70の連結部72に固定された保持ブラケット80の一対の側壁部81が、アッパーレール20の一対の縦側壁部22と対向するように配置されることで、操作レバー70の左右方向の移動が規制され、操作レバー70の操作時に上下方向の移動がスムーズに行われ、操作部材がガタつき無く、回転することもない安定した操作が可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用のシートを前後に調整するためのシートスライド装置に関するものである。
従来より、車両用のシートを前後に調整するためのシートスライド装置において、下記特許文献1のようにロック機構を備える構成が知られている。この車両用シートスライド装置のロック機構は、アッパーレールに傾動可能に固定されるロックレバーの爪がロアレールの係合孔とアッパーレールの係合孔等とに嵌合することにより、アッパーレールをロアレールに対して移動不能にロックする。そして、操作レバーの操作によりロックレバーを傾動させて爪をロアレールの係合孔とアッパーレールの係合孔等から引き抜くと、上記ロックが解除される。
特開2015−83425号公報
特許文献1などのシートスライド装置は、左右一対のアッパーレールとロア―レールとロック機構を有し、左右のアッパーレールとロアレール内に差し込んで各ロック機構と干渉可能に回動する操作レバーを備えているが、部品点数削減等のために、左右のいずれか一方のみにロック機構を設けて、操作レバーについてもロック機構を有する側のアッパーレールとロアレール内にだけ差し込む仕様とした場合、操作レバーを操作したときに操作レバーとレールとの間の隙間分だけ操作レバーが回転してしまうという課題があった。本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、左右のいずれか一方のみにロック機構を設けた構成としても、安定した操作レバーの操作を可能とするシートスライド装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車体に固定される一対のロアレール部材と、シートに固定されると共に、ロアレール部材に対して摺動自在に設けられる一対のアッパーレール部材と、一対のロアレール部材とアッパーレール部材の一方におけるロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部と、に係脱可能なロック側係合部を有するロック部材と、ロック側係合部がロアレール側被係合部及びアッパーレール側被係合部に係合するロック状態と、そのロック状態を解除するロック解除状態と、を切り替えるために操作される操作部材と、を備え、操作部材は、アッパーレール部材の外方に配置される把持部と、把持部から延出する連結部と、連結部から延出してアッパーレール部材とロック部材との間に配置される操作部が形成されており、操作部材の連結部には、アッパーレールに形成される一対の縦側壁部と対向するように配置される一対の側壁部を有した保持ブラケットが固定されていることを技術的特徴とする。
請求項1の発明は、操作部材の連結部に固定された保持ブラケットの一対の側壁部が、アッパーレールの一対の縦側壁部と対向するように配置されることで、操作部材の左右方向の移動が規制され、操作部材の操作時に、操作部材の上下方向の移動がスムーズに行われ、ガタつきが無く回転することもなく安定した操作部材の操作が可能となる。
本発明に係るシートスライド装置が設置される車両用シートの構成概要を示す側面図である。 図1のシートスライド装置を示す斜視図である。 図1のシートスライド装置の分解斜視図である。 図2の操作レバーを示す斜視図である。 図2のアッパーレールとロアレールと操作レバーを示す平面図である。
本発明に係るシートスライド装置10の一実施形態について図を参照して説明する。図1,2に示すように、シートスライド装置10は、車両用シートSを前後摺動可能に車両フロアBに固定するもので、主に車両用シートSに固定されるアッパーレール20と、前後フット40を介して車体(車両フロアB)に固定されるロアレール30をそれぞれ一対と、一方のアッパーレール20とロアレール30内に、アッパーレール20とロアレール30とを相対移動不能に固定(ロック)可能なロック部材50とを備えるとともに、上記ロック部材50によるアッパーレール20とロアレール30とのロック状態とそのロック状態を解除するロック解除状態とを切り替えるために操作される操作レバー70とを備えている。以下、シートスライド装置10を構成する各要素について詳述する。
アッパーレール(アッパーレール部材)20は、図3に示すように、リテーナー90とスチールボール100を介してロアレール30に対して摺動自在に設けられる。また、アッパーレール20は、ロック部材50のロック片51(後述する)に係脱可能なロック爪21が設けられている。なお、ロック爪21は、「アッパーレール側被係合部」の一例に相当し得る。
ロアレール(ロアレール部材)30は、アッパーレール20のロック爪21と同様にロック爪31が設けられている。なおロック爪31は、「ロアレール側被係合部」の一例に相当し得る。
ロック部材50は、略長手板状に形成され、アッパーレール20とロアレール30のロック状態を形成するロック片51と、アッパーレール20に嵌合してロック片51を間接的に支持する一対の支持部52と、ロック片51と支持部52とを連結する連結部53とを備えている。また、ロック部材50は、ロック片51と一体的に形成されて操作レバー70からの押圧力を受ける一対の延出部54と、一対の支持部52の間に形成されて支持部52の変形を規制する規制部55とを備えている。ロック部材50は、全体が板状部材によって一体形成されてなる構成である。なお、ロック片51は、「ロック側係合部」の一例に相当し得る。
一対の支持部52は、それぞれ長手板状に形成され、一端が連結部53と接続されている。一対の延出部54は、ロック片51における連結部53の接続部分を挟む隣接位置から延出するように形成され、連結部53と同様の厚さの長手板状に形成され、延出長さが連結部53の長さの半分より僅かに長くなっている。延出部54は、連結部53とは所定間隔をおいて並列するようになっている。規制部55は、連結部53の一端に対して一対の支持部52と共に接続されフォーク形状となっている。
操作レバー70(操作部材)は、図3,4に示すように、アッパーレール20の外方に配置される把持部71と、この把持部71から延出する連結部72と、連結部72から延出してアッパーレール20とロック部材50との間に配置される操作部73とを備えている。
保持ブラケット80は、一対の側壁部81と、各側壁部81を連結する連結部82を有し、操作レバー70の連結部72に溶接固定されている。各側壁部81は、図5に示すように、アッパーレール20の縦側壁部22と僅かに隙間を空けて対向するように配置され、操作レバー70の左右方向の移動を規制している。
次に、シートスライド装置10における操作レバー70によるロック状態及びロック解除状態との切り替え操作について説明する。操作レバー70が操作されない場合には、ロック部材50のロック片51が、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31と係合したままの状態で保持され、アッパーレール20とロアレール30とが相対移動不能にロックされる。
ロック部材50によるロック状態において、操作レバー70の把持部71が上方向に移動するように操作されると、操作レバー70の操作部73は先端側が下方に向かうように傾動する。そして、操作レバー70の操作部73が、ロック部材50の延出部54を下方に押圧することにより、支持部52はロック片51側が下方に向かうように弾性変形することになる。このように、ロック片51が下方に移動することにより、ロック片51と、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31との係合が解除されて、アッパーレール20とロアレール30とが相対移動可能なロック解除状態になる。
アッパーレール20とロアレール30との相対位置を調整した後に操作レバー70の把持部71を解放すると、支持部52の弾性変形が元に戻り、ロック片51が上方に移動することになる。そして、ロック片51と、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31とが係合されて、アッパーレール20とロアレール30とが再び相対移動不能なロック状態になる。
このようにして、操作レバー70の操作によりアッパーレール20とロアレール30のロック状態とロック解除状態を切り替えてシートの前後位置の調整が行われる。操作レバー70は、保持ブラケット80の一対の側壁部81とアッパーレール20の一対の縦側壁部22により、左右方向の移動が規制されているため、操作レバー70の把持部71を上方向に引き上げたり、操作レバー70の把持部71を解放したときに上下方向の移動がスムーズに行われ、ガタつきが無く回転することもない安定した操作が可能となる。
10 シートスライド装置
20 アッパーレール(アッパーレール部材)
21 ロック爪(アッパーレール側被係合部)
22 縦側壁部
30 ロアレール(ロアレール部材)
31 ロック爪(ロアレール側被係合部)
50 ロック部材
70 操作レバー(操作部材)
71 把持部
72 連結部
73 操作部
80 保持ブラケット
81 側壁部
82 連結部
90 リテーナー
100 スチールボール

Claims (1)

  1. 車体に固定される一対のロアレール部材と、
    シートに固定されると共に、前記ロアレール部材に対して摺動自在に設けられる一対のアッパーレール部材と、
    前記一対のロアレール部材と前記アッパーレール部材の一方におけるロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部と、に係脱可能なロック側係合部を有するロック部材と、
    前記ロック側係合部が前記ロアレール側被係合部及び前記アッパーレール側被係合部に係合するロック状態と、そのロック状態を解除するロック解除状態と、を切り替えるために操作される操作部材と、を備え、
    前記操作部材は、アッパーレール部材の外方に配置される把持部と、前記把持部から延出する連結部と、前記連結部から延出して前記アッパーレール部材とロック部材との間に配置される操作部が形成されており、
    前記操作部材の連結部には、前記アッパーレールに形成される一対の縦側壁部と対向するように配置される一対の側壁部を有した保持ブラケットが固定されていることを特徴とするシートスライド装置。
JP2017178643A 2017-09-19 2017-09-19 シートスライド装置 Pending JP2019051879A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279806A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Imasen Electric Ind Co Ltd シートスライド装置

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JP2008279806A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Imasen Electric Ind Co Ltd シートスライド装置

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