JP5601907B2 - シートのロック解除レバー装置 - Google Patents

シートのロック解除レバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5601907B2
JP5601907B2 JP2010152135A JP2010152135A JP5601907B2 JP 5601907 B2 JP5601907 B2 JP 5601907B2 JP 2010152135 A JP2010152135 A JP 2010152135A JP 2010152135 A JP2010152135 A JP 2010152135A JP 5601907 B2 JP5601907 B2 JP 5601907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
lock
operation lever
predetermined direction
lock mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010152135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011173579A (ja
Inventor
考造 嶋村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010152135A priority Critical patent/JP5601907B2/ja
Publication of JP2011173579A publication Critical patent/JP2011173579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5601907B2 publication Critical patent/JP5601907B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
    • B60N2/2352Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with external pawls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

本発明は、シートに備えられた第1のロック機構や第2のロック機構のロック状態をそれぞれ解除可能なシートのロック解除レバー装置に関する。
シートのロック解除レバー装置として、1つのロック解除レバー(以下、「操作レバー」という)を操作することにより、リクライニング機構のロック状態を解除可能で、かつスライド機構のロック状態を解除可能に構成されたものが知られている。
ロック解除レバー装置は、操作レバーに第1の操作ケーブルを介してリクライニング機構が連結されるとともに、操作レバーに第2の操作ケーブルを介してスライド機構が連結されている。
このロック解除レバー装置によれば、操作レバーを第1の所定方向に回転させて第1の操作ケーブルを引っ張ることにより、リクライニング機構のロック状態を解除することが可能である。
リクライニング機構のロック状態を解除することで、シートバックを前後方向に傾斜することができる。
一方、操作レバーを第2の所定方向(第1の所定方向に対して反対方向)に回転させて第2の操作ケーブルを引っ張ることにより、スライド機構のロック状態を解除することが可能である。
スライド機構のロック状態を解除することで、シートクッションを前後方向にスライドすることができる(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭60−187644号公報
ここで、特許文献1のロック解除レバー装置は、操作レバーを第1の所定方向に回転させた場合に、第2の操作ケーブルを弛ませて(撓ませて)操作レバーの移動量を吸収する必要がある。
さらに、操作レバーを第2の所定方向に回転させた場合に、第1の操作ケーブルを弛ませて操作レバーの移動量を吸収する必要がある。
このように、操作レバーの移動量を操作ケーブルの弛みで吸収する場合、操作ケーブルの弛み量を考慮して操作ケーブルの長さを調整する必要があり、操作ケーブルの長さの調整に手間がかかる。
加えて、操作ケーブルは、部品数(アウタケーブル、インナケーブル、アウタケーブルを保持するブラケット、インナケーブルの長さを調整するナットなど)が多く、操作ケーブルの長さの調整に一層手間がかかることが考えられる。
本発明は、構成の簡素化を図り、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができるシートのロック解除レバー装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、シートに備えられた第1のロック機構および第2のロック機構のロック状態をそれぞれ解除するシートのロック解除レバー装置において、前記第1のロック機構に連結されて、第1の回転軸に対して第1の所定方向に回転することで前記第1のロック機構のロック状態を解除するように回転可能に設けられた第1の操作レバーと、前記第2のロック機構に連結されて、前記第1の回転軸と略平行に設けられた第2の回転軸を介して前記第1の操作レバーに対して回転可能に設けられた第2の操作レバーと、を備え、前記第1のロック機構は、支持板に設けられたラチェットと、前記ラチェットに係止可能なロック爪と前記第1の操作レバーのカム押圧部材に当接するカム部材が設けられたロックレバーと、前記カム部材を前記カム押圧部材に押圧して前記ロック爪を前記ラチェットに係合させるために前記ロックレバーを付勢するばね部材とからなり、前記第2の操作レバーに前記第2の回転軸を中心として設けられた円弧状の長孔と、前記第1の操作レバーに前記長孔に沿って移動可能に挿通できるように設けられた突出ピンとが、前記第1の所定方向に回転することを規制するとともに、前記第2の操作レバーを第1の操作レバーに対して前記第1の所定方向とは反対の第2の所定方向に回転することを許容する規制・許容手段を設けることで、前記第2の操作レバーを前記第1の操作レバーに対して前記第1の所定方向に回転したときに、前記突出ピンが前記長孔の一端部に当接することにより前記第1の操作レバーに対して前記第2の操作レバーが前記第1の所定方向に回転することが規制され、前記第2の操作レバーとともに前記第1の操作レバーが前記第1の所定方向に回転することにより、前記第の操作レバーに設けられたカム押圧部材が前記ロックレバーに設けられた前記カム部材を押圧し、前記ロックレバーの前記ロック爪が前記支持板に設けられた前記ラチェットから離れることにより第1のロック機構のロックを解除し、前記第2の操作レバーを前記第1の操作レバーに対して前記第2の所定方向に回転することで前記第2のロック機構のロックを解除することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、第1の操作レバーに対して第2の操作レバーに第2の回転軸を中心として設けられた円弧状の長孔と、第一の操作レバーに長孔に沿って移動可能に挿通できるように設けられた突出ピンにより、第2の操作レバーを第1の所定方向に回転することを規制・許容手段で規制するようにした。
すなわち、第1の操作レバーを静止させた状態で、第2の操作レバーを第1の所定方向に回転することを規制できる。
これにより、第2の操作レバーを第1の所定方向に回転した際に、第2の操作レバーとともに第1の操作レバーを第1の所定方向に回転することができる。
第1の操作レバーを第1の所定方向に回転することで、第1のロック機構のロック状態を、第2の操作レバーを第1の操作レバーに対して第1の所定方向に回転したときに、突出ピンが長孔の一端部に当接することにより第1の操作レバーに対して第2の操作レバーが第1の所定方向に回転することが規制され、第2の操作レバーとともに第1の操作レバーが第1の所定方向に回転することにより、第の操作レバーに設けられたカム押圧部材がロックレバーに設けられたカム部材を押圧し、ロックレバーのロック爪が支持板に設けられたラチェットから離れることにより解除できる。
一方、第1の操作レバーに設けられた突出ピンが第2の操作レバーの第2の回転軸を中心とした長孔に挿通され、突出ピンが長孔に沿って移動するため、第2の操作レバーを第2の所定方向に回転することを規制・許容手段で許容するようにした。
これにより、第1の操作レバーを静止させた状態で、第2の操作レバーを第2の所定方向に回転することができる。
第2の操作レバーを第2の所定方向に回転することで、第2のロック機構のロックを解除できる。
このように、第2のロック機構のロックを解除する際に、第1の操作レバーを静止状態に保持できる。よって、第1のロック機構に第1の操作レバーを操作ケーブルで連結し、連結した操作ケーブルを弛ませて(撓ませて)第1の操作レバーの移動量を吸収する必要がない。
これにより、第1のロック機構に第1の操作レバーを連結する連結手段としてカム機構やリンク機構などを用いることができる。
カム機構やリンク機構などの連結手段は、操作ケーブルと比べて部品点数を少なく抑えることができる。
したがって、連結手段の構成を簡素化でき、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができる。
あるいは、カム機構やリンク機構などの連結手段に代えて、操作ケーブルを連結手段として用いることも可能である。
第1の操作レバーを静止状態に保持できるので、連結した操作ケーブルを弛ませて第1の操作レバーの移動量を吸収する必要がない。
これにより、連結手段として操作ケーブルを用いた場合でも、操作ケーブルの長さを比較的容易に調整することができ、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができる。
これに対して、第1の操作レバーの移動量を操作ケーブルを弛ませて吸収する場合、操作ケーブルの弛み量を考慮して操作ケーブルの長さを調整する必要があり、操作ケーブルの長さの調整に手間がかかる。
加えて、操作ケーブルは、部品数(アウタケーブル、インナケーブル、アウタケーブルを保持するブラケット、インナケーブルの長さを調整するナットなど)が多く、操作ケーブルの長さの調整に一層手間がかかることが考えられる。
ここで、例えば、第1のロック機構や第2のロック機構のそれぞれのロック状態を解除するために個別の操作レバーを備えた場合、各操作レバーを互いに干渉しない位置に設ける必要がある。
よって、各操作レバーを乗員の操作しやすい位置に取り付けることが難しい。
このため、乗員が各操作レバーを操作する際に、乗員がシートに着座した姿勢(すなわち、乗員の背中をシートバックに凭れさせた状態)で両方の操作レバーを操作することが難しい。
このように、乗員がシートに着座した姿勢と異なる姿勢(すなわち、乗員の背中がシートバックから離れた状態)で操作レバーを操作するため、シートの調節作業に時間がかかっていた。
これに対して、請求項1に係る発明によれば、第2の操作レバー(すなわち、一本の操作レバー)を第1の所定方向や第2の所定方向に回転することで第1のロック機構や第2のロック機構のそれぞれのロック状態を解除できる。
操作レバーを一本にすることで、第2の操作レバーを乗員の操作しやすい位置に取り付けることが容易になる。
よって、乗員が第2の操作レバーを操作する際に、乗員がシートに着座した姿勢(すなわち、乗員の背中をシートバックに凭れさせた状態)で第2の操作レバーを操作できる。
このように、乗員がシートに着座した姿勢で第2の操作レバーを操作できるので、シートの調節作業を時間をかけないで素早くおこなうことができる。
本発明に係るシートのロック解除レバー装置(実施例1)を示す斜視図である。 図1の2部拡大図である。 図1の3部拡大図である。 図1の4部拡大図である。 図4のロック解除レバー装置を示す分解斜視図である。 実施例1の第2の操作レバーを引き上げてリクライニングロック機構のロック状態を解除する例を説明する図である。 実施例1の第2の操作レバーを押し下げる例を説明する図である。 実施例1のスライドロック機構のロック状態を解除する例を説明する図である。 本発明に係るシートのロック解除レバー装置(実施例2)を示す斜視図である。 図9のロック解除レバー装置を示す分解斜視図である。 本発明に係るシートのロック解除レバー装置(実施例3)を示す斜視図である。 図11の12部拡大図である。 図12の右スライドロック機構を右ベース部材から分解した状態を示す分解斜視図である。 図11の14−14線断面図である。 図11の15部拡大図である。 実施例3のロック解除レバー装置を示す側面図である。 実施例3のロック解除レバー装置でスライドロック機構のロック状態を解除する例を説明する図である。 実施例3のスライドロック機構のロック状態を解除した状態を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
実施例1に係るシートのロック解除レバー装置20について説明する。
図1に示すように、シート10は、車体フロア11に設けられたスライド機構13と、スライド機構13に設けられたシートクッション15と、シートクッション15の後部15aに設けられたシートバック16と、シートバック16をシートクッション15に対して傾斜可能に支持するリクライニング機構18と、スライド機構13およびリクライニング機構18に連結されたシート10のロック解除レバー装置(以下、「ロック解除レバー装置」と略記する)20とを備えている。
スライド機構13は、車体フロア11に設けられた左右の支持レール22,23と、左支持レール22に車体前後方向にスライド自在に支持された左ベース部材27と、右支持レール23に車体前後方向にスライド自在に支持された右ベース部材28と、左右のベース部材27,28を左右の支持レール22,23にそれぞれロック状態に保つスライドロック機構(第2のロック機構)31とを備えている。
左右の支持レール22,23は左右対称の部材であり、左右のベース部材27,28は左右対称の部材である。
スライドロック機構31は、左ベース部材27を左支持レール22にロック状態に保つ左スライドロック機構32と、右ベース部材28を右支持レール23にロック状態に保つ右スライドロック機構33とを備えている。
図2に示すように、左スライドロック機構32は、左ベース部材27に設けられた一対の支持ブラケット35と、一対の支持ブラケット35に支持ピン36を介して回転可能に設けられた係止レバー37と、係止レバー37を係止位置P1に向けて付勢するスライドロックばね部材(コイルばね)38とを備えている。
係止レバー37は、先端部が折り曲げられて略L字状に形成され、折り曲げられた先端部に複数の係止爪37aが設けられている。
この係止レバー37は、スライドロックばね部材38で係止位置P1に保持された状態で、係止爪37aが係止孔24aに係合する。係止孔24aは左支持レール22の側壁部24に形成されている。
よって、係止爪37aを係止孔24aに係合することで、左支持レール22に対して左ベース部材27をロック状態に保持することができる。
図3に示すように、右スライドロック機構33は、図2に示す左スライドロック機構32と左右対称の部材であり、各構成部材に左スライドロック機構32の構成部材と同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
右スライドロック機構33によれば、右スライドロック機構33の係止レバー37は、スライドロックばね部材38で係止位置P1に保持された状態で、係止爪37aが係止孔25aに係合する。
係止孔25aは右支持レール23の側壁部25に形成されている。
よって、係止爪37aを係止孔25aに係合することで、右支持レール23に対して右ベース部材28をロック状態に保持することができる。
図4に示すように、リクライニング機構18は、シートバック16の右側部にボルト41で取り付けられた支持板42と、支持板42の下端部42aを回転可能に支持するリクライニング軸(第1の回転軸)43と、シートバック16の前後方向への傾動を阻止するリクライニングロック機構(第1のロック機構)45とを備えている。
リクライニングロック機構45は、支持板42の下端部42aに設けられたラチェット46と、ラチェット46に係止可能なロックレバー47と、ロックレバー47をロック位置に向けて付勢するリクライニングロックばね部材48とを備えている。
リクライニングロックばね部材48は、ロックレバー47の基端部および取付ブラケット39に架け渡された引張ばねである。
取付ブラケット39は、シートクッション15側に取り付けられている。
ロックレバー47は、右ベース部材28に回転可能に支持ピン49を介して回転可能に支持され、先端部47aに複数のロック爪47bが設けられている。
ロック爪47bは、ラチェット46に係止可能な爪である。
このロックレバー47をリクライニングロックばね部材48で付勢することで、ロック爪47bがラチェット46に係止する。
ロック爪47bがラチェット46に係止することで、支持板42がリクライニング軸43を軸にして前後方向に傾動することを防ぎ、シートバック16を所定位置に保持する。
図4、図5に示すように、ロック解除レバー装置20は、リクライニングロック機構45のロック状態を解除可能で、さらに、スライドロック機構31のロック状態を解除可能な装置である。
このロック解除レバー装置20は、リクライニング軸43に回転可能に設けられた第1の操作レバー55と、第1の操作レバー55を第1の基準位置P3に向けて付勢する第1の付勢部材56と、第1の操作レバー55をロックレバー47に連結するリクライニング連結手段(連結手段)57とを備えている。
第1の付勢部材56は、第1の操作レバー55および取付ブラケット59に架け渡された引張ばねである。
取付ブラケット59は、シートクッション15側に取り付けられている。
さらに、ロック解除レバー装置20は、第1の操作レバー55に回転可能に設けられた第2の操作レバー61と、第2の操作レバー61の回転を規制・許容する規制・許容手段62と、第2の操作レバー61を第2の基準位置P4に向けて付勢する第2の付勢部材(付勢部材)63と、第2の操作レバー61を左右のスライドロック機構31(図1参照)に連結するスライド連結手段64とを備えている。
第1の操作レバー55は、上端部71aがリクライニング軸43に回転可能に設けられた第1のレバー部材71と、第1のレバー部材71の上前端部71bに設けられたカム押圧部材72と、第1のレバー部材71の上下方向中央部71c近傍から突出された支持軸(第2の回転軸)73と、支持軸(ボルト)73の後方下側から突出された突出ピン(ピン)74と、第1のレバー部材71の下後端部71dに設けられた第1の取付片75および第1の係止凹部76とを備えている。
突出ピン74は、第1の操作レバー55に設けられている。
第1のレバー部材71は、略クランク状に折り曲げられ、上端部71aがリクライニング軸43にナット44で設けられている。
具体的には、第1のレバー部材71は、リクライニング軸43を軸にして矢印A方向(第1の所定方向)や矢印B方向に回転可能に設けられている。
支持軸73は、第1のレバー部材71の上下方向中央部71c近傍から第2の操作レバー61に向けて突出されることで、リクライニング軸43に対して略平行に設けられている。
リクライニング連結手段57は、第1のレバー部材71に設けられたカム押圧部材72と、カム押圧部材72に当接可能なカム部材78と、カム部材78をカム押圧部材72に押圧するリクライニングロックばね部材48とでカム機構に構成されている。
カム部材78は、ロックレバー47の先端部47aに設けられている。
ロックレバー47をリクライニングロックばね部材48でロック位置に保持した状態で、カム部材78がカム押圧部材72の先端部72aに当接している。
リクライニングロックばね部材48は、前述したように、リクライニングロック機構45の構成部材を兼用する部材である。
第2の操作レバー61は、前後方向の略中央部81aが支持軸73に回転可能に設けられた第2のレバー部材81と、第2のレバー部材81の前端部81bに設けられたグリップ82と、支持軸73の下方に設けられた円弧状の長孔83と、第2のレバー部材81の後端部81cに設けられた第2の取付片84および第2の係止凹部85とを備えている。
第2の操作レバー61は、前後方向の略中央部81aの取付孔87が支持軸73に嵌合され、取付孔87から突出した支持軸73にナット88をねじ結合することで支持軸73に回転可能に設けられている。
すなわち、第2のレバー部材81は、支持軸73を軸にして矢印C方向(第1の所定方向)や矢印D方向(第2の所定方向)に回転可能に設けられている。
ここで、矢印C方向や矢印A方向は、上方へ向けた方向なので「第1の所定方向」とする。
一方、矢印D方向は、上方とは反対に向けた方向(すなわち、下方へ向けた方向)なので「第2の所定方向」とする。
第2の操作レバー61の矢印C方向の回転を規制し、矢印D方向の回転を許容する手段として規制・許容手段62が設けられている。
規制・許容手段62は、第2のレバー部材81に設けられた円弧状の長孔83と、第1のレバー部材71に設けられた突出ピン74とで構成されている。
円弧状の長孔83は、支持軸73を中心として円弧状に形成されている。
この円弧状の長孔83は、第2の所定方向側の端部(以下、一端部という)83aと、第1の所定方向側の端部(以下、他端部という)83bとを有する。
突出ピン74は、長孔83内(長孔83の内側)に沿って移動可能に挿通されている。
よって、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接する位置と、長孔83の他端部83bが突出ピン74に当接する位置との間で、第2のレバー部材81を支持軸73を軸にして矢印C方向や矢印D方向に回転することが可能である。
この規制・許容手段62によれば、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接した状態において、第2の操作レバー61を第1の操作レバー55に対して矢印C方向(第1の所定方向)に回転することを規制できる。
すなわち、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61を支持軸73を軸にして矢印C方向に回転することを規制できる。
これにより、第2の操作レバー61を矢印C方向に回転することで、第1の操作レバー55をリクライニング軸43を軸にして矢印A方向(第1の所定方向)に回転することができる。
さらに、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接した状態において、第2の操作レバー61を第1の操作レバー55に対して矢印D方向(第2の所定方向)に回転することを許容できる。
これにより、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61を支持軸73を軸にして矢印D方向に回転することができる。
この規制・許容手段62を円弧状の長孔83と、円弧状の長孔83に挿通可能な突出ピン74とで構成することで規制・許容手段62の構成の簡素化を図ることができる。
このように、規制・許容手段62の構成の簡素化を図ることで、長孔83と突出ピン74との位置調整(位置合わせ)のみで操作フィーリングの調節が可能になる。
これにより、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができる。
また、規制・許容手段62を備えることで、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61を支持軸73を軸にして矢印D方向に回転することができる。
このように、第1の操作レバー55を静止状態に保つことで、リクライニング連結手段57に操作ケーブルを用い、この操作ケーブルの弛み(撓み)で第1の操作レバー55の移動量を吸収する必要がない。
よって、前述したように、リクライニング連結手段57にカム機構を用いることができる。
カム機構のリクライニング連結手段57は、操作ケーブルと比べて部品点数を少なく抑えることができるので、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができる。
これに対して、第1の操作レバー55の移動量を操作ケーブルを弛ませて(撓ませて)吸収する場合、操作ケーブルの弛み量を考慮して操作ケーブルの長さを調整する必要があり、操作ケーブルの長さの調整に手間がかかる。
加えて、操作ケーブルは、部品数(アウタケーブル、インナケーブル、アウタケーブルを保持するブラケット、インナケーブルの長さを調整するナットなど)が多く、操作ケーブルの長さの調整に一層手間がかかることが考えられる。
第2の付勢部材63は、下フック部63aが第1の係止凹部76に係止され、上フック部63bが第2の係止凹部85に係止された引張ばねである。
第1の係止凹部76および第2の係止凹部85に第2の付勢部材63を係止することで、第2のレバー部材81を支持軸73を軸にして矢印C方向(第1の所定方向)に付勢する。
よって、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接して第2の操作レバー61を第2の基準位置P4に位置決めできる。
このように、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接するように付勢する第2の付勢部材63を備えることで、第2の付勢部材63で長孔83の一端部83aを突出ピン74に確実に保持できる。
図1に示すように、スライド連結手段64は、第2の操作レバー61を左スライドロック機構32に連結する左スライド連結部66と、左スライドロック機構32に右スライドロック機構33を連結する右スライド連結部67とを備えている。
図1、図2、図5に示すように、左スライド連結部66は、第2の操作レバー61の第2の取付片84を左スライドロック機構32の係止レバー37に連結する第1の操作ケーブル91を備えている。
第1の操作ケーブル91は、第1のアウタケーブル92と、第1のアウタケーブル92にスライド(摺動)自在に収納された第1のインナケーブル93とを備えている。
第1のアウタケーブル92は、図5に示す一端部92aが第1の取付片75に設けられるとともに、図2に示す他端部92bが左取付片95に設けられている。
左取付片95は、左ベース部材27に取り付けられている。
第1のインナケーブル93は、図5に示す一端部93aが第1のアウタケーブル92の一端部92aから突出されるとともに、図2に示す他端部93bが第1のアウタケーブル92の他端部92bから突出されている。
図5に示す一端部93aが第2の取付片84に設けられ、図2に示す他端部93bが左スライドロック機構32の係止レバー37(具体的には、下端部37b)に設けられている。
図1〜図3に示すように、右スライド連結部67は、左スライドロック機構32の係止レバー37を右スライドロック機構33の係止レバー37に連結する第2の操作ケーブル101を備えている。
第2の操作ケーブル101は、第2のアウタケーブル102と、第2のアウタケーブル102にスライド(摺動)自在に収納された第2のインナケーブル103とを備えている。
第2のアウタケーブル102は、図2に示す一端部102aが左取付片95に設けられるとともに、図3に示す他端部102bが右取付片105に設けられている。
右取付片105は、右ベース部材28に取り付けられている。
第2のインナケーブル103は、図2に示す一端部103aが第2のアウタケーブル102の一端部102aから突出されるとともに、図3に示す他端部103bが第2のアウタケーブル102の他端部102bから突出されている。
図2に示す一端部103aが左スライドロック機構32の係止レバー37(具体的には、上端部37c)に設けられ、図3に示す他端部103bが右スライドロック機構33の係止レバー37(具体的には、下端部37b)に設けられている。
このように構成されたロック解除レバー装置20は、図4に示すように、第1の操作レバー55が第1の付勢部材56で第1の基準位置P3に保持されている。
具体的には、第1の操作レバー55が第1の付勢部材56で矢印B(図5参照)方向に付勢されて第1の基準位置P3に位置したとき、第1の操作レバー55がストッパ部材(図示せず)に当接することで第1の基準位置P3に保持されている。
第1の操作レバー55が第1の基準位置P3に保持された状態において、ロックレバー47のロック爪47bがリクライニングロックばね部材48でラチェット46に係止した状態に保たれる。
すなわち、リクライニングロック機構45がロック状態に保たれる。
よって、支持板42の前後方向への傾動が阻止されてシートバック16が所定位置に保持される。
リクライニングロック機構45のロックを解除する際は、第2の操作レバー61のグリップ82を握って、第2の操作レバー61を矢印C方向(第1の所定方向)に引き上げる。
なお、リクライニングロック機構45のロックを解除する作用については図6で詳しく説明する。
また、ロック解除レバー装置20は、第2の操作レバー61が第2の付勢部材63で第2の基準位置P4に保持されている。
具体的には、第2の操作レバー61が第2の付勢部材63で矢印C方向に付勢されて第2の基準位置P4に位置したとき、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接することで第2の操作レバー61が第2の基準位置P4に保持されている。
第2の操作レバー61が第2の基準位置P4に保持された状態において、図2に示す左スライドロック機構32の係止レバー37が左側のスライドロックばね部材38で左支持レール22の係止孔24aに係止した状態に保たれる。
同様に、図3に示す右スライドロック機構33の係止レバー37が右側のスライドロックばね部材38で右支持レール23の係止孔25aに係止した状態に保たれる。
すなわち、左右のスライドロック機構32,33(スライドロック機構31)がロック状態に保たれる。
よって、図1に示す左右のベース部材27,28の前後方向へのスライド移動が阻止されてシートクッション15が所定位置に保持される。
スライドロック機構31のロックを解除する際は、第2の操作レバー61のグリップ82を握って、第2の操作レバー61を矢印D方向(第2の所定方向)に押し下げる。
なお、スライドロック機構31のロックを解除する作用については図7〜図8で詳しく説明する。
つぎに、ロック解除レバー装置20でリクライニングロック機構45のロックを解除する例を図6に基づいて説明する。
図6(a)に示すように、第2の操作レバー61のグリップ82を握って、第2の操作レバー61を矢印C方向(第1の所定方向)に引き上げる。
ここで、第1の操作レバー55に対して第2の操作レバー61が矢印C方向に回転することを規制・許容手段62で規制されている。
すなわち、規制・許容手段62を構成する長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接している。
これにより、第2の操作レバー61を引き上げることで、第2の操作レバー61とともに第1の操作レバー55がリクライニング軸43を軸にして矢印A方向(第1の所定方向)に回転する。
このとき、第2の操作レバー61もリクライニング軸43を軸にして矢印A方向に回転する。
図6(b)に示すように、第1の操作レバー55が回転してカム押圧部材72が矢印A方向に移動し、カム押圧部材72でカム部材78を押圧する。
カム部材78が矢印A方向に押圧されることで、ロックレバー47をリクライニングロックばね部材48のばね力に抗してロック解除位置(ラチェット46から離れた位置)に移動する。
ロックレバー47がロック解除位置に移動することで、ロックレバー47のロック爪47bがラチェット46から離れ、リクライニングロック機構45のロック状態を解除する。
これにより、支持板42の前後方向への傾動が許容されてシートバック16を前後方向に傾動することができる。
図6で説明したように、第1の操作レバー55に対して第2の操作レバー61を矢印C方向(第1の所定方向)に回転することを規制・許容手段62で規制するようにした。
よって、第2の操作レバー61を矢印C方向に引き上げることで、第2の操作レバー61とともに第1の操作レバー55をリクライニング軸43を軸にして矢印A方向(第1の所定方向)に回転することができる。
第1の操作レバー55を矢印A方向に回転することで、リクライニングロック機構45のロック状態を解除できる。
ここで、長孔83の一端部83aが突出ピン74に当接するように付勢する第2の付勢部材63を備えることで、第2の付勢部材63で長孔83の一端部83aを突出ピン74に確実に保持できる。
よって、第2の操作レバー61を矢印C方向(第1の所定方向)に引き上げた際に、第2の操作レバー61に良好に追従させて第1の操作レバー55を矢印A方向に回転できる。
これにより、第2の操作レバー61を矢印C方向に引き上げてリクライニングロック機構45のロック状態を解除する際に、操作フィーリングを高めることができる。
ついで、ロック解除レバー装置20でスライドロック機構31のロックを解除する例を図7〜図8に基づいて説明する。
図7(a)に示すように、第2の操作レバー61のグリップ82を握って、第2の操作レバー61を矢印D方向(第2の所定方向)に押し下げる。
ここで、第1の操作レバー55に対して第2の操作レバー61が矢印D方向に回転することを規制・許容手段62で許容されている。
すなわち、規制・許容手段62の長孔83の他端部83bが突出ピン74から離れている。
よって、突出ピン74を静止させた状態で、長孔83のみを矢印D方向に回転させることができる。
これにより、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61のみを第2の付勢部材63の付勢力に抗して矢印D方向に回転することができる。
図7(b)に示すように、第2の操作レバー61を矢印D方向(第2の所定方向)に回転することで、第2の操作レバー61の第2の取付片84で第1のインナケーブル93の一端部93aを矢印Eの如く引っ張る。
図8(a)に示すように、第1のインナケーブル93が引っ張られることにより、第1のインナケーブル93の他端部93bで左スライドロック機構32の係止レバー37(具体的には、下端部37b)が矢印Fの如く引っ張られる。
よって、左スライドロック機構32の係止レバー37が左側のスライドロックばね部材38(図2参照)のばね力に抗してロック解除位置P2まで矢印Fの如く回転する。
これにより、左側の係止レバー37の係止爪37aが左支持レール22の係止孔24aから離れ、左スライドロック機構32のロック状態を解除することができる。
左スライドロック機構32の係止レバー37をロック解除位置P2まで回転することで、左側の係止レバー37の上端部37cが矢印Gの如く移動する。
上端部37cが移動することで、第2のインナケーブル103が矢印Hの如く引っ張られる。
図8(b)に示すように、第2のインナケーブル103が引っ張られることで、右スライドロック機構33の係止レバー37が右側のスライドロックばね部材38のばね力に抗してロック解除位置P2まで矢印Iの如く回転する。
これにより、右側の係止レバー37の係止爪37aが右支持レール23の係止孔25a(図3参照)から離れ、右スライドロック機構33のロック状態を解除することができる。
このように、図8(a),(b)に示すように、左右のスライドロック機構32,33(すなわち、スライドロック機構31)のロック状態を解除することで、左右のベース部材27,28の前後方向へのスライド移動が許容されてシートクッション15(図1参照)を前後方向にスライド移動させることができる。
図7〜図8で説明したように、第1の操作レバーに対して第2の操作レバーを矢印D方向(第2の所定方向)に回転することを規制・許容手段62で許容するようにした。
これにより、第1の操作レバーを静止させた状態で、第2の操作レバーを矢印D方向に回転することができる。
第2の操作レバーを矢印D方向に回転することで、スライドロック機構31のロックを解除できる。
このように、スライドロック機構31のロックを解除する際に、第1の操作レバー55を静止状態に保持できる。
よって、リクライニングロック機構45に第1の操作レバー55を操作ケーブルで連結し、連結した操作ケーブルを弛ませて第1の操作レバー55の移動を吸収する必要がない。
これにより、リクライニングロック機構45に第1の操作レバー55を連結する連結手段としてカム機構のリクライニング連結手段57を用いることができる。
カム機構のリクライニング連結手段57は、操作ケーブルと比べて部品点数を少なく抑えることができる。
これにより、カム機構のリクライニング連結手段57の構成を簡素化でき、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができる。
さらに、図6〜図8で説明したように、第2の操作レバー61(すなわち、一本の操作レバー)を矢印C方向や矢印D方向に操作することでリクライニングロック機構45やスライドロック機構31のそれぞれのロック状態を解除できる。
操作レバーを一本にすることで、第2の操作レバー61を乗員の操作しやすい位置に取り付けることが容易になる。
よって、乗員が第2の操作レバー61を操作する際に、乗員がシート10に着座した姿勢(すなわち、乗員の背中をシートバック16に凭れさせた状態)で第2の操作レバー61を操作できる。
このように、乗員がシート10に着座した姿勢で第2の操作レバー61を操作できるので、シート10の調節作業を時間をかけないで素早くおこなうことができる。
つぎに、実施例2および実施例3を図9〜図18に基づいて説明する。
なお、実施例2および実施例3において実施例1と同一・類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
実施例2に係るシートのロック解除レバー装置(以下、「ロック解除レバー装置」と略記する)120について説明する。
図9〜図10に示すように、ロック解除レバー装置120は、実施例1の規制・許容手段62に代えて規制・許容手段122を設けたもので、その他の構成は実施例1のロック解除レバー装置20と同様である。
規制・許容手段122は、第1のレバー部材71に設けられたストッパ部123と、第2のレバー部材81に設けられた当接部124とで構成されている。
ストッパ部123は、第1のレバー部材71の前下部71eから当接部124の前方側に向けて折り曲げられることにより当接部124に対峙するように配置されている。
当接部124は、第2のレバー部材81の略中央下部81dに設けられている。
この当接部124は、ストッパ部123の後方側で、かつ、ストッパ部123に当接可能に配置されている。
ここで、第2の付勢部材63で第2のレバー部材81を支持軸73を軸にして矢印C方向(第1の所定方向)に付勢することで、当接部124がストッパ部123に向けて矢印Jの如く付勢されている。
よって、第2の付勢部材63の付勢力で当接部124がストッパ部123に当接されている。
規制・許容手段122によれば、ストッパ部123が当接部124に当接した状態において、第2の操作レバー61を第1の操作レバー55に対して矢印C方向に回転することを規制できる。
すなわち、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61を支持軸73を軸にして矢印C方向に回転することを規制できる。
これにより、第2の操作レバー61を矢印C方向に回転することで、第1の操作レバー55をリクライニング軸43を軸にして矢印A方向(第1の所定方向)に回転することができる。
さらに、ストッパ部123が当接部124に当接した状態において、第2の操作レバー61を第1の操作レバー55に対して矢印D方向(第2の所定方向)に回転することを許容できる。
これにより、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61を支持軸73を軸にして矢印D方向に回転することができる。
すなわち、規制・許容手段122によれば、実施例1の規制・許容手段62と同様の作用・効果を得ることができる。
これにより、ロック解除レバー装置120は、実施例1と同様に、第2の操作レバー61が第2の付勢部材63で第2の基準位置P4に保持されている。
具体的には、第2の操作レバー61が第2の付勢部材63で矢印C方向に付勢されて第2の基準位置P4に位置したとき、当接部124がストッパ部123に当接することで第2の操作レバー61が第2の基準位置P4に保持されている。
この規制・許容手段122をストッパ部123と、ストッパ部123に当接可能な当接部124とで構成することで規制・許容手段122の構成の簡素化を図ることができる。
このように、規制・許容手段122の構成の簡素化を図ることで、ストッパ部123と当接部124との位置調整(位置合わせ)のみで操作フィーリングの調節が可能になる。
これにより、操作フィーリングの調節を容易におこなうことができる。
さらに、当接部124がストッパ部123に当接するように付勢する第2の付勢部材63を備えることで、第2の付勢部材63で当接部124をストッパ部123に確実に保持できる。
よって、第2の操作レバー61を矢印C方向(第1の所定方向)に引き上げた際に、第2の操作レバー61に良好に追従させて第1の操作レバー55を矢印A方向(第1の所定方向)に回転できる。
これにより、第2の操作レバー61を矢印C方向に引き上げてリクライニングロック機構45のロック状態を解除する際に、操作フィーリングを高めることができる。
以上説明したように、実施例2のロック解除レバー装置120によれば、実施例1のロック解除レバー装置20と同様の作用・効果を得ることができる。
実施例3に係るシートのロック解除レバー装置(以下、「ロック解除レバー装置」と略記する)132を備えたシート130について説明する。
図11に示すように、シート130は、実施例1のスライド機構13に代えてスライド機構131を設け、さらに、実施例1のロック解除レバー装置20に代えてロック解除レバー装置132を設けたもので、その他の構成は実施例1のシート10と同様である。
スライド機構131は、車体フロア11に設けられた左右の支持レール134,135と、左支持レール134に車体前後方向にスライド自在に支持された左ベース部材136と、右支持レール135に車体前後方向にスライド自在に支持された右ベース部材137と、左右のベース部材136,137を左右の支持レール134,135にそれぞれロック状態に保つスライドロック機構(第2のロック機構)141とを備えている。
右ベース部材137は、右支持レール135に複数のスライダ138(図13参照)を介してスライド自在に支持されている。
また、左ベース部材136は、右ベース部材137と同様に、左支持レール134に複数のスライダ138(図示せず)を介してスライド自在に支持されている。
左右の支持レール134,135は左右対称の部材であり、左右のベース部材136,137は左右対称の部材である。
スライドロック機構141は、左ベース部材136を左支持レール134にロック状態に保つ左スライドロック機構142と、右ベース部材137を右支持レール135にロック状態に保つ右スライドロック機構143とを備えている。
左右のスライドロック機構142,143は同様の部材である。よって、左右のスライドロック機構142,143の各構成部材に同じ符号を付し、右スライドロック機構143について詳説して左スライドロック機構142の詳しい説明を省略する。
図12、図13に示すように、右スライドロック機構143は、右ベース部材137内に設けられた支持ブラケット146と、支持ブラケット146に一対の支持ピン147を介して回転可能に設けられた係止ブラケット148と、係止ブラケット148を係止位置P1(図14参照)に向けて付勢するスライドロックばね部材(板ばね)149とを備えている。
係止ブラケット148は、右ベース部材137の長手方向に沿って設けられた部材である。
係止ブラケット148は、支持ブラケット146に一対の支持ピン147を介して回転可能に設けられたブラケット本体152と、ブラケット本体152の下端部に設けられた複数の係止爪153と、ブラケット本体152の上端部152aに設けられた連結レバー154と、連結レバー154の車体後方側に設けられたロック解除レバー155とを有している。
図14に示すように、複数の係止爪153は、ブラケット本体152の下端部から車幅方向外側に向けて略水平(具体的には、僅かに傾斜状態)に突出された爪である。
連結レバー154は、ブラケット本体152の上端部152aのうち車体前後方向の中央(図12参照)から上方に立ち上げられ、上端部に連結孔154aが形成されたレバーである。
ロック解除レバー155は、ブラケット本体152の上端部152aのうち連結レバー154の後方(図12参照)から車幅方向外側に向けて上り勾配に張り出され、先端部に凸状の当接部155aが形成されたレバーである。
この係止ブラケット148は、スライドロックばね部材149で係止位置P1に保持された状態で、係止爪153が係止孔135aに係合する。係止孔135aは右支持レール135の折曲部135bに形成されている。
よって、係止爪153を係止孔135aに係合することで、右支持レール135に対して右ベース部材137をロック状態に保持することができる。
左スライドロック機構142は、右スライドロック機構143と同様に、係止ブラケット148をスライドロックばね部材149で係止位置P1に保持した状態で係止爪153が係止孔134aに係合するように構成されている。
係止孔134aは左支持レール134の折曲部134bに形成されている。
よって、係止爪153を係止孔134aに係合することで、左支持レール134に対して左ベース部材136をロック状態に保持することができる。
図14に示すように、右ベース部材137および左ベース部材136にシートクッション15の支持脚部17がそれぞれ設けられている。
よって、右支持レール135に対して右ベース部材137をロック状態に保持するとともに、左支持レール134に対して左ベース部材136をロック状態に保持することで、シートクッション15を所望位置に保持できる。
右スライドロック機構143の連結レバー154に連結孔154aが形成され、左スライドロック機構142の連結レバー154に連結孔154aが形成されている。
右側の連結孔154aにスライド連結部144の右端部144aが貫通されることで、右端部144aが右側の連結レバー154に連結されている。
また、左側の連結孔154aにスライド連結部144の左端部144bが貫通されることで、左端部144bが左側の連結レバー154に連結されている。
よって、右側の連結レバー154および左側の連結レバー154がスライド連結部144で連結されている。
スライド連結部144は、後述するように、ロック解除レバー装置132の一部を構成する部材である。
スライド連結部144は、一例として、ワイヤーで形成されている。
右側の連結レバー154および左側の連結レバー154をスライド連結部144で連結することで、右側の連結レバー154および左側の連結レバー154を連動させることが可能である。
図11、図12に示すように、ロック解除レバー装置132は、実施例1の第2のレバー部材81に代えて設けられた第2のレバー部材158と、第2のレバー部材158を案内するガイド部材161と、実施例1のスライド連結手段64に代えて設けられたスライド連結部144とを備えたもので、その他の構成は実施例1のロック解除レバー装置20と同様である。
第2のレバー部材158は、アーム部159が車体前方に向けて延出されるとともに、下方に向けて突出されることで側面視略V字状に形成されたもので、その他の構成は実施例1の第2のレバー部材81と同様である。
アーム部159は、側面視略V字状に形成された下部に押圧部159aを有する。
この第2のレバー部材158は、実施例1の第2のレバー部材81と同様に、支持軸73を軸にして矢印C方向(第1の所定方向)や矢印D方向(第2の所定方向)に回転可能に設けられている。
図14に示すように、押圧部159aは、下部から右ベース部材137に向けて略水平に張り出された押圧片159bと、押圧片159bの端部から上方に張り出された補強片159cとを有する。
押下片159bは、ロック解除レバー155に備えた当接部155aの上側に配置されている。
すなわち、押下片159bは、第2のレバー部材158が第2の基準位置P4(図12参照)に配置された状態において当接部155aに当接した状態に保持されている。
基準位置P4は、第2のレバー部材158が未操作状態において保持される位置である。
よって、第2のレバー部材158を押し下げることにより、押圧部159aの押下片159bで当接部155aを下方に押し下げることができる。
このように、第2のレバー部材158に押圧部159aを備え、押圧部159a(押下片159b)で右スライドロック機構143の当接部155aを押し下げるようにした。
当接部155aを押し下げることで、後述するように、右ベース部材137のロック状態を解除するとともに左ベース部材136のロック状態を解除することができる。
これにより、実施例1で必要とする左スライド連結部66(第1の操作ケーブル91)を除去することができ、構造の簡素化や組付け工程の簡素化を図ることができる。
図16に示すように、第2のレバー部材158は、第2の基準位置(未操作位置)P4に配置された状態において、グリップ82の上面(第2のレバー部材158の操作面)82aがシートフレーム166の上面166aに沿って面一に配置されている。
グリップ82は、アーム部159の前端部に設けられ、乗員の手168で把持可能な部材である。乗員の手168でグリップ82を把持することにより、第2のレバー部材158を操作することができる。
シートフレーム166は、剛性を備えた部材で形成され、シートクッション15のクッション部15bを支える部材である。
また、シートフレーム166で支えられたクッション部15bは弾性変形可能な部材である。
ここで、クッション部15bの上面15cを乗員の手168で押圧した場合、クッション部15bが下方に押し下げられて(弾性変形して)乗員の手168が下方に移動する。
このため、下方に移動した乗員の手168でグリップ82を下方に押し下げてしまうことが考えられる。
そこで、グリップ82の上面82aをシートフレーム166の上面166aに沿わせて面一に配置するようにした。
よって、クッション部15bの上面15cを乗員の手168で押し下げた場合に、乗員の手168をシートフレーム166で支えることができる。
これにより、上面15cを乗員の手168で押し下げた場合に、乗員の手168でグリップ82を下方に押し下げることを防ぐことができる。
また、第2のレバー部材158を矢印D方向に押し下げて押圧部159a(押下片159b(図14参照))で当接部155aを下方に押し下げる際に、第2のレバー部材158が車幅方向に変形することが考えられる。
そこで、第2のレバー部材158の車幅方向への変形を規制するガイド部材161を設け、ガイド部材161で第2のレバー部材158を案内するようにした。
図12に示すように、ガイド部材161は、第2のレバー部材158より車体外側に設けられた外側ガイド部162と、第2のレバー部材158より車体内側に設けられた内側ガイド部163とを備えている。
外側ガイド部162は、例えば、ロッドやパイプが略U字状に曲げられた部材である。
内側ガイド部163は、外側ガイド部162と同様に、ロッドやパイプが略U字状に曲げられた部材である。
外側ガイド部162の上端部162aおよび内側ガイド部163の上端部163aが右ブラケット165にボルト164でまとめて締結されている(共締めされている)。
また、外側ガイド部162の下端部162bおよび内側ガイド部163の下端部163bが右ブラケット165にボルト164でまとめて締結されている(共締めされている)。
よって、第2のレバー部材158が車幅方向外側に変形することを外側ガイド部162で抑えることができる。さらに、第2のレバー部材158が車幅方向内側に変形することを内側ガイド部163で抑えることができる。
これにより、第2のレバー部材158を矢印D方向に好適に押し下げて押圧部159a(押下片159b(図14参照))で当接部155aを下方に確実に押し下げることができる。
つぎに、第2のレバー部材158を操作してスライド機構131(左右のベース部材136,137)のロック状態を解除する例を図17および図18に基づいて説明する。
図17(a)に示すように、第2のレバー部材158のグリップ82を乗員の手168で握って、第2のレバー部材158を矢印D方向に回転する(押し下げる)。
第2のレバー部材158を押し下げることにより、押圧部159a(押下片159b)で右スライドロック機構143の当接部155aを矢印Kの如く下方に押し下げる。
図17(b)に示すように、当接部155aを押し下げることで、係止ブラケット148がスライドロックばね部材149のばね力に抗して一対の支持ピン147を軸にして矢印L方向に回転する。
係止ブラケット148が回転することで、係止ブラケット148の連結レバー154がスライドロックばね部材のばね力に抗して矢印Mの如く回転する。
連結レバー154が回転することで、スライド連結部144が矢印Nの如く引っ張られる。
スライド連結部144を引っ張ることで、左スライドロック機構142の係止ブラケット148がスライドロックばね部材149のばね力に抗して一対の支持ピン147を軸にして矢印Oの如く回転する。
図18に示すように、右スライドロック機構143の係止ブラケット148が矢印L方向に回転することで、係止ブラケット148の係止爪153が右支持レール135の係止孔135aから抜き出される。
係止爪153を係止孔135aから抜き出すことで、右ベース部材137のロック状態が解除される。
また、左スライドロック機構142の係止ブラケット148が矢印Oの如く回転することで、係止ブラケット148の係止爪153が左支持レール134の係止孔134aから抜き出される。
係止爪153を係止孔134aから抜き出すことで、左ベース部材136のロック状態が解除される。
右ベース部材137のロック状態が解除されるとともに左ベース部材136のロック状態が解除されることで、各ベース部材137,136が右支持レール135および左支持レール134に対して車体前後方向にスライド移動することができる。
右ベース部材137および左ベース部材136をスライド移動することで、各ベース部材137,136とともにシートクッション15を車体前後方向に移動することができる。
以上説明した実施例3のシート130によれば、上述した作用・効果に加えて、実施例1のシート10と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、本発明に係るシートのロック解除レバー装置は、前述した実施例1〜3に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例1〜3では、第1のロック機構としてリクライニングロック機構45を例示し、第2のロック機構としてスライドロック機構31,141を例示したが、これに限らないで、第1、第2のロック機構をその他のロック機構に適用することも可能である。
また、前記実施例1では、規制・許容手段62の構成として第2のレバー部材81に長孔83を設け、第1のレバー部材71に突出ピン74を設けた例について説明したが、これに限らないで、第2のレバー部材81に突出ピン74を設け、第1のレバー部材71に長孔83を設けることも可能である。
さらに、前記実施例2では、規制・許容手段122の構成として第1のレバー部材71にストッパ部123を設け、第2のレバー部材81に当接部124を設けた例について説明したが、これに限らないで、第1のレバー部材71に当接部124を設け、第2のレバー部材81にストッパ部123を設けることも可能である。
また、前記実施例1〜3では、リクライニングロック機構45に第1の操作レバー55を連結する連結手段としてカム機構のリクライニング連結手段57を用いた例について説明したが、これに限らないで、リンク機構などの他のリクライニング連結手段を用いることも可能である。
リンク機構などの他のリクライニング連結手段を用いた場合にも、実施例1,2と同様の効果を得ることができる。
あるいは、カム機構のリクライニング連結手段57に代えて、連結手段として操作ケーブルを用いることも可能である。
ここで、規制・許容手段62,122を備えることで、第1の操作レバー55を静止させた状態で、第2の操作レバー61を支持軸73を軸にして矢印D方向に回転することができる。
このように、第1の操作レバー55を静止状態に保つことで、連結手段として用いた操作ケーブルを弛ませて第1の操作レバー55の移動量を吸収する必要がない。
よって、連結手段として操作ケーブルを用いた場合でも、操作ケーブルの長さを比較的容易に調整することができ、実施例1,2と同様の効果を得ることができる。
さらに、前記実施例3では、第2のレバー部材158をガイド部材161で案内する例について説明したが、このガイド部材161を用いて実施例1の第2のレバー部材81を案内することも可能である。
さらに、前記実施例1〜3で示したシート10,130、ロック解除レバー装置20,120,132、スライドロック機構31,141、リクライニング軸43、リクライニングロック機構45、第1の操作レバー55、第2の操作レバー61、規制・許容手段62,122、第2の付勢部材63、支持軸73、突出ピン74、グリップ82(上面82a)、長孔83、ストッパ部123、当接部124、ロック解除レバー155(当接部155a)、第2のレバー部材158、アーム部159、押圧部159a、ガイド部材161およびシートフレーム166(上面166a)などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、シートに備えられた第1のロック機構や第2のロック機構のロック状態をそれぞれ解除可能なロック解除レバー装置を備えた自動車への適用に好適である。
10,130…シート、20,120,132…シートのロック解除レバー装置、31,141…スライドロック機構(第2のロック機構)、43…リクライニング軸(第1の回転軸)、45…リクライニングロック機構(第1のロック機構)、55…第1の操作レバー、61…第2の操作レバー、62,122…規制・許容手段、63…第2の付勢部材(付勢部材)、73…支持軸(第2の回転軸)、158…第2のレバー部材。

Claims (1)

  1. シートに備えられた第1のロック機構および第2のロック機構のロック状態をそれぞれ解除するシートのロック解除レバー装置において、
    前記第1のロック機構に連結されて、第1の回転軸に対して第1の所定方向に回転することで前記第1のロック機構のロック状態を解除するように回転可能に設けられた第1の操作レバーと、
    前記第2のロック機構に連結されて、前記第1の回転軸と略平行に設けられた第2の回転軸を介して前記第1の操作レバーに対して回転可能に設けられた第2の操作レバーと、を備え、
    前記第1のロック機構は、支持板に設けられたラチェットと、前記ラチェットに係止可能なロック爪と前記第1の操作レバーのカム押圧部材に当接するカム部材が設けられたロックレバーと、前記カム部材を前記カム押圧部材に押圧して前記ロック爪を前記ラチェットに係合させるために前記ロックレバーを付勢するばね部材とからなり、
    前記第2の操作レバーに前記第2の回転軸を中心として設けられた円弧状の長孔と、前記第1の操作レバーに前記長孔に沿って移動可能に挿通できるように設けられた突出ピンとが、前記第1の所定方向に回転することを規制するとともに、前記第2の操作レバーを第1の操作レバーに対して前記第1の所定方向とは反対の第2の所定方向に回転することを許容する規制・許容手段を設けることで、
    前記第2の操作レバーを前記第1の操作レバーに対して前記第1の所定方向に回転したときに、前記突出ピンが前記長孔の一端部に当接することにより前記第1の操作レバーに対して前記第2の操作レバーが前記第1の所定方向に回転することが規制され、前記第2の操作レバーとともに前記第1の操作レバーが前記第1の所定方向に回転することにより、前記第の操作レバーに設けられた前記カム押圧部材が前記ロックレバーに設けられた前記カム部材を押圧し、前記ロックレバーの前記ロック爪が前記支持板に設けられた前記ラチェットから離れることにより第1のロック機構のロックを解除し、
    前記第2の操作レバーを前記第1の操作レバーに対して前記第2の所定方向に回転することで前記第2のロック機構のロックを解除する
    ことを特徴とするシートのロック解除レバー装置。
JP2010152135A 2010-02-01 2010-07-02 シートのロック解除レバー装置 Expired - Fee Related JP5601907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010152135A JP5601907B2 (ja) 2010-02-01 2010-07-02 シートのロック解除レバー装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010020369 2010-02-01
JP2010020369 2010-02-01
JP2010152135A JP5601907B2 (ja) 2010-02-01 2010-07-02 シートのロック解除レバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011173579A JP2011173579A (ja) 2011-09-08
JP5601907B2 true JP5601907B2 (ja) 2014-10-08

Family

ID=44686868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010152135A Expired - Fee Related JP5601907B2 (ja) 2010-02-01 2010-07-02 シートのロック解除レバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5601907B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014205924A1 (de) 2014-03-31 2015-10-01 Robert Bosch Gmbh Speichereinheit für erweiterte Fahrzeugdatenaufzeichnung
EP3808594A1 (en) * 2019-10-16 2021-04-21 BRUSA Koltuk ve Ic Trim Teknolojileri Sanayi ve Tiaret A.S. Passenger seat for vehicles

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052138U (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 大塚工機株式会社 シ−トの操作装置
JP3529511B2 (ja) * 1995-09-18 2004-05-24 株式会社タチエス シートのリクライニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011173579A (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7270375B2 (en) Push/pull disengage mechanism for use with a rear row seat for selective seat tumble or removal from a vehicle
WO2017110438A1 (ja) 自動車用シート
JP2019081517A (ja) シートスライド機構
JP5845949B2 (ja) 車両用シートスライド装置
KR101518644B1 (ko) 차량용 암레스트 록킹장치
JP2017047728A (ja) 車両用シートのウォークイン装置
WO2014171454A1 (ja) 車両用シート
JP5601907B2 (ja) シートのロック解除レバー装置
JP5933023B2 (ja) スライドレール機構及び車両用シート
JP5227549B2 (ja) 車両用シート
JP5374073B2 (ja) 車両用シート
JP4555734B2 (ja) 車両用シート構造
JP5913056B2 (ja) 車両用シートのスライド装置
JP5630811B2 (ja) 車両用シート装置
JP4260570B2 (ja) 車両用シート装置
JP4317038B2 (ja) シート
JP4078669B2 (ja) 自動車用チップアップ・スライド式シート
JP3489671B2 (ja) シートスライド装置のロック機構
JP4474598B2 (ja) 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
JP4399726B2 (ja) 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
JP2002211292A (ja) 車両用シート
KR20040073033A (ko) 차량의 시트이송트랙용 록킹장치
WO2013183424A1 (ja) 車両のシートスライド装置
JPH0539949Y2 (ja)
JP3766539B2 (ja) パーキングブレーキ操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5601907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees