JP6428487B2 - 乗物シート用ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗物シート用ロック装置に関する。
従来、乗物シート、例えば、自動車用シートにあっては、自動車本体に対して回動可能に支持されたシートバックに設けられたロック機構を、自動車本体に固定されたストライカに係合させることによりシートバックの背凭れ角度が固定されるものがある。特許文献1に記載された自動車用シートにおいては、ロック機構を、ストライカの挿入可能なベース部材の溝部に対してラッチを回動させてストライカを拘束し、この状態でラチェットによってラッチの回動を止めてロック状態を維持するものとしている。詳しくは、ストライカは略U字状の棒状部材であり、その開口端部側が自動車本体に固定されて2本の平行する棒状部分が自動車本体から垂直方向に立接された状態とされている。この2本の棒状部分の一方であって、シートバックを傾けていく方向と反対の方向側にある棒状部分が、ロック機構のベース部材の溝部に挿入されてラッチで拘束される。
特開2012−179962号公報
上述の自動車用シートのロック装置においては、ストライカの2本の棒状部分がロック機構のベース部材の溝部の回動軌跡上に立設されていてもベース部材の溝部はシートバックを傾けていく方向と反対の方向側にある棒状部分のみしか挿入させることができない。これは、ベース部材がシートバックに固定されていることによる。そこで、ロック機構を、ストライカの2本の棒状部分のいずれかに選択的に係合させることによりシートバックの背凭れ角度を2段階に調整できるロック装置が望まれていた。
このような要請に鑑み本発明の課題は、乗物本体に固定されたストライカに対して乗物用シートに設けられたロック機構を係合させる乗物シート用ロック装置において、2段階のロック位置を選択可能とする乗物シート用ロック装置を提供することにある。
本発明の第1発明は、シートバックを乗物本体に対して起倒可能に支持し、第1位置及び該第1位置よりも倒れた側の第2位置に保持可能な乗物用シートロック装置であって、
前記乗物本体側に固定され、第1棒状係合部と、該第1棒状係合部よりも倒れた側に位置する第2棒状係合部が前記シートバックの回動軌跡上に並立して配設されたストライカと、前記シートバック側に固定され、前記第1位置において前記第1棒状係合部と、前記第2位置において前記第2棒状係合部と係合可能なロック機構と、を備え、該ロック機構は、前記シートバックに固定されたケース部材と、該ケース部材に水平方向に延びる第1軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向と反対側の部位に当接する誘導面部と、該誘導面部に連続して該誘導面部より前記第1軸に近い位置に形成された第1当接面部とを有する第1フック部材と、前記第1軸に回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向側の部位に当接する第2当接面部を有する第2フック部材と、前記ケース部材に水平方向に延びる第2軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に前記第1当接面部と前記第2当接面部が当接した状態で前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の一部に係合して前記第1フック部材と前記第2フック部材の回動を止めるロック位置と、係合を解除して前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の回動を許容するアンロック位置と、の間で回動可能なラチェットと、前記シートバックに設けられ、外部からの操作によって前記ラチェットをロック位置とアンロック位置との間で回動させることが可能な操作レバーと、を備え、前記第1フック部材は、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記誘導面部及び前記第1当接面部を押し付ける方向に回動付勢されていて、前記第1当接面部は前記誘導面部より回動付勢方向に位置しており、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置において回動付勢が止められていて、前記シートバックを倒し込んで前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接した後、さらに前記シートバックを倒し込むにしたがって回動して、前記第1当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置になったとき、前記ラチェットが前記ロック位置となるよう構成されており、前記第2フック部材は、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記第2当接面部を押し付ける方向と反対方向に回動付勢されていて、前記ラチェットが前記ロック位置に回動する動きに伴って回動して第2当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接するように構成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、ラチェットをロック位置としたとき第1フック部材と第2フック部材がストライカの第1棒状係合部もしくは第2棒状係合部に当接して回動が止められる。また、ラチェットをアンロック位置としたとき第1フック部材と第2フック部材は回動が許容されてストライカの第1棒状係合部もしくは第2棒状係合部との当接が解除される。これによって、シートバックの傾きを変えながら操作レバーの操作によってラチェットをロック位置とアンロック位置との間で切り替えることによってロック機構をストライカの第1棒状係合部もしくは第2棒状係合部に対して選択的に係合させることができる。すなわち、シートバックを第1位置と第2位置のいずれかの位置において乗物本体に対して固定することが可能となる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記ケース部材の前記シートバックを倒し込む方向と反対方向の端部には、前記第2位置よりも前記シートバックが倒し込まれたときに、前記第1棒状係合部が当接してそれ以上の倒れ込みを防止するストッパが設けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、シートバックが第2位置を過ぎてさらに傾けられたときに、ロック機構に設けられたストッパがストライカの第1棒状係合部に当接してシートバックの回動が止められる。これによって、シートバックの他の部分が乗物本体の一部に当接して破損することを抑制できる。
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記ケース部材に前記第2軸をもって回動可能に支持されるカム部材が取付けられており、該カム部材は前記ラチェットが前記ロック位置にあるとき前記第2フック部材の一部に当接して第2当接面部を前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して押し付ける向きに前記第2フック部材を回動させるべく前記ケース部材に対して回動付勢されており、前記操作レバーの操作によって回動されるとともに前記ラチェットを連動して回動させるように構成されていることを特徴とする。
第3発明によれば、シートバックが第1位置もしくは第2位置にあるとき、カム部材の付勢力でもって第1フック部材と第2フック部材を、それぞれ、第1棒状係合部もしくは第2棒状係合部に向って押し付ける。これによって、第1フック部材及び第2フック部材と第1棒状係合部もしくは第2棒状係合部との間のクリアランスがつめられて、シートバックを乗物本体に対してガタを抑制して保持することができる。
本発明の第4発明は、上記第1発明から上記第3発明のいずれかにおいて、前記ラチェットは、前記ロック位置に向って回動付勢されており、シートバックが前記第1位置から前記第2位置に移行する過程において、前記第1位置において前記操作レバーの操作によって前記アンロック位置にある前記ラチェットを前記第1フック部材の前記誘導面部が前記第1棒状係合部と前記第2棒状係合部の間の位置に来るまで、前記操作レバーの操作を止めても前記ラチェットを前記アンロック位置に保持する保持機構が設けられており、該保持機構は前記第1棒状係合部に当接しながら回動して前記ラチェットもしくは前記カム部材を前記ラチェットもしくは前記カム部材の回動付勢力に抗して支持する支持面を有していることを特徴とする。
第4発明によれば、第1位置において操作レバーを操作してラチェットをアンロック位置にした状態からシートバックを後方に傾けていくとき、操作レバーから手を離す等して操作を止めても保持機構の働きによって第1フック部材の誘導面部が前記第1棒状係合部と前記第2棒状係合部の間の位置に来るまでラチェットがアンロック位置に維持される。
これによって、シートバックを第1位置から第2位置に移行させていく過程において常に操作レバーを操作し続ける必要がなくなるのでシートバックの傾け角度調整が容易となる。
本発明の一実施形態のロック装置が取付けられた自動車用リアシートを斜め前方から見た斜視図である。 上記実施形態のロック装置の斜視図である。 上記実施形態のロック機構の正面図である。前プレート、下プレート、シャフトは省略している。 上記実施形態のロック機構の背面図である。前プレート、下プレート、シャフトは省略している。 上記実施形態のロック機構の分解斜視図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第1状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第1状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第2状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第2状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第3状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第3状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第4状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第4状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第5状態を説明する図である。 上記実施形態のロック機構の作動における第5状態を説明する図である。
図1〜図15は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用リアシートのシートバックに本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により自動車用リアシートのシートバックを自動車に取付けたときの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。本実施形態の自動車用リアシートは、左席のシートであって乗員の着座部となるシートクッション(図示せず)と、乗員の背凭れとなるシートバック1と、乗員の頭を支持するヘッドレスト(図示せず)と、を備えている。シートクッションとヘッドレストについては、公知の構成のものであるので説明を省略し、シートバック1について説明していく。
図1に示すように、シートバック1は、骨格を成すバックフレーム2と、クッション材であるバックパッド3と、表皮材であるバックカバー4と、を備えている。バックフレーム2は、金属パイプを折り曲げて矩形状に形成したパイプフレーム21を主体として各種の部品が取付けられている。上下のパイプを連結する縦ワイヤ22と左右のパイプを連結する横ワイヤ23は、バックパッド3を裏面から支持する部材である。上パイプには、ホルダブラケット24を介して左右一対の角筒状のホルダ25が取付けられている。ホルダ25はヘッドレストのステーを受け入れて保持するための部材である。パイプフレーム21の下側のコーナ部には、それぞれ、下コーナブラケット26が取付けられている。下コーナブラケット26には、それぞれ、左右水平方向に延びる軸が取付けられ、この軸が自動車本体に回動可能に支持されることによってシートバック1が自動車本体に対して前後方向に回動可能とされている。この前後方向への回動によって、シートバック1の背凭れ角度が変更可能となる。パイプフレーム21の上左側のコーナ部には上コーナブラケット27が取付けられ、上コーナブラケット27には自動車本体に立設されたストライカ30に対して係合してロックするロック機構40が取付けられている。
図2〜図5に示すように、ロック機構40は対向するプレート部材の間に空間部を形成したケース部材41の空間部内にフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、ストライカ当接レバー46、ガイドプレート47、操作レバー41n等を内蔵している。
図5に示すように、ケース部材41は、左側(シート外側方向)に配置されるアウタプレート41aと右側(シート内側方向)に配置されるインナプレート41bが、4本のシャフト41dとストッパプレート41cと下プレート41eとで連結されて間に空間が形成されている。アウタプレート41aとインナプレート41bとは、概略フロアに垂直で前後方向に延びる面に沿って平行に配置されている。また、アウタプレート41aとインナプレート41bは、その左右方向中央におけるアウタプレート41aとインナプレート41bに平行な面に関して、概略鏡面対称の形状に形成されている。
図5に示すように、アウタプレート41aは、上アウタプレート41a1と下アウタプレート41a2を前端において前プレート41a3で連結して一体化した形態をしている。詳しくは、上アウタプレート41a1と下アウタプレート41a2の前端部は右方に向けて垂直に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が前プレート41a3を構成している。前プレート41a3の上下には、ストッパプレート41cをビス止めするためのビス孔41a31が設けられている。
図5に示すように、上アウタプレート41a1の下側は、ケース部材41をシートバック1に取付けたとき、シートバック1が自動車本体に対して回動する軸を中心とした円弧の一部となる円弧形状41a11に形成されている。上アウタプレート41a1には、前側に1つ後側に2つのシャフト41dを固定するためのシャフト孔41a12が設けられている。シャフト41dは、アウタプレート41aとインナプレート41bを連結する部材である。また、上アウタプレート41a1には、後方やや下寄りに第1軸パイプ41fを支持する第1パイプ孔41a13が設けられ、前方やや上方寄りに第2軸パイプ41gを支持する第2パイプ孔41a14が設けられている。さらに、上アウタプレート41a1の第1パイプ孔41a13の後方には、リアフック43に配設されるフック連動ピン43gを移動可能に通す第1パイプ孔41a13を中心とした円弧状長孔41a15が設けられている。さらに、上アウタプレート41a1の前後方向中央下側には、フック連動ピン43gを付勢するフック連動ピン付勢ばね48aの前端部48a1を係止するための係止孔41a16が設けられている。さらに、上アウタプレート41a1の前方上部には右方に向けて垂直に折り曲げられたラチェット付勢ばね48cの下端部48c1を係止するための係止部41a17が設けられている。
図5に示すように、下アウタプレート41a2の上側は、ケース部材41をシートバック1に取付けたとき、シートバック1が自動車本体に対して回動する軸を中心とした円弧の一部となる円弧形状41a21に形成されている。上アウタプレート41a1の円弧形状41a11と下アウタプレート41a2の円弧形状41a21との間には、ストライカ30の前棒状部30aと後棒状部30bを挿通可能なストライカ受入部41a4が形成される。下アウタプレート41a2には、前後方向中央やや前寄りの上部に1つのシャフト41dを固定するためのシャフト孔41a22が設けられている。また、下アウタプレート41a2の後方下端部には右方に向けて垂直に折り曲げられた下プレート41a23が設けられている。下プレート41a23の中央には、下プレート41eをビス止めするためのビス孔が設けられている。
インナプレート41bは、上インナプレート41b1と下インナプレート41b2を前端において前プレート41b3で連結して一体化した形態をしている。詳しくは、上インナプレート41b1と下インナプレート41b2の前端部は左方に向けて垂直に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が前プレート41b3を構成している。前プレート41b3の上下には、ストッパプレート41cをビス止めするためのビス孔41b31が設けられている。
上インナプレート41b1の下側は、ケース部材41をシートバック1に取付けたとき、シートバック1が自動車本体に対して回動する軸を中心とした円弧の一部となる円弧形状41b11に形成されている。上インナプレート41b1には、前側に1つ後側に2つのシャフト41dを固定するためのシャフト孔41b12が設けられている。また、上インナプレート41b1には、後方やや下寄りに第1軸パイプ41fを支持する第1パイプ孔41b13が設けられ、前方やや上方寄りに第2軸パイプ41gを支持する第2パイプ孔41b14が設けられている。さらに、上インナプレート41b1の第1パイプ孔41b13の後方上部には、ガイドプレート47に配設されるばね係止ピン47bを移動可能に通す円弧状長孔41b15が設けられている。さらに、上インナプレート41b1の前方上部には左方に向けて垂直に折り曲げられたカムプレート付勢ばね48eの右端部48e1を係止するための係止部41b16が設けられている。上インナプレート41b1の上部には、操作レバー41nを回動可能に支持するとともに、シートバック1に取付けるための取付ブラケット41p1を備えたサブブラケット41pが取付けられている。サブブラケット41pの前後方向略中央の上部には操作レバー41nの回動軸孔41n2と同軸に配置して水平方向に延びる軸を通す回動軸孔41p2が設けられている。さらに、サブブラケット41pにはカムプレート45の操作軸45dを通して上下方向に移動可能とする切り欠き41p3と、ガイドプレート付勢ばね48fの上端部48f1を係止する係止部41p4が設けられている。
下インナプレート41b2の上側は、ケース部材41をシートバック1に取付けたとき、シートバック1が自動車本体に対して回動する軸を中心とした円弧の一部となる円弧形状41b21に形成されている。上インナプレート41b1の円弧形状41b11と下インナプレート41b2の円弧形状41b21との間には、ストライカ30の前棒状部30aと後棒状部30bを挿通可能なストライカ受入部41b4が形成される。下インナプレート41b2には、前後方向中央やや前寄りの上部に1つのシャフト41dを固定するためのシャフト孔41b22が設けられている。また、下インナプレート41b2の後方下端部には右方に向けて垂直に折り曲げられた下プレート41b23が設けられている。下プレート41b23の中央には、下プレート41eをビス止めするためのビス孔が設けられている。
第1軸パイプ41fは、右側から第1円筒部41f1、鍔部41f2、第2円筒部41f3、第3円筒部41f4の順に径が変えられて形成されている。長さの比率は、この順に、16:1:4:4程度であり、径の比率は、この順に、1:1.5:1:0.75程度である。第1円筒部41f1の右側端部には、上インナプレート41b1の板厚と同程度の長さの第3円筒部41f4と同じ径の段差部41f5が設けられている。上アウタプレート41a1の第1パイプ孔41a13に第3円筒部41f4を通し、上インナプレート41b1の第1パイプ孔41b13に段差部41f5を挿入した状態で第1軸パイプ41f内にボルト49aを通しナットで締結する。これによって、第1軸パイプ41fは、ケース部材41に取付けられる。ここで、第1軸パイプ41fが特許請求の範囲の「第1軸」に相当する。
第2軸パイプ41gは、右側から第1円筒部41g1、鍔部41g2、第2円筒部41g3の順に径が変えられて形成されている。長さの比率は、この順に、6:1:8程度であり、径の比率は、この順に、1:2:1程度である。第1円筒部41g1の右側端部には、上インナプレート41b1の板厚と同程度の長さで第1軸パイプ41fの第3円筒部41f4と同じ径の段差部41g5が設けられている。第2円筒部41g3の左端部には、上アウタプレート41a1の板厚と同程度の長さで第1軸パイプ41fの第3円筒部41f4と同じ径の段差部41g4が設けられている。上アウタプレート41a1の第2パイプ孔41a14に第2円筒部41g3の段差部41g4を通し、上インナプレート41b1の第2パイプ孔41b14に段差部41g5を挿入した状態で第2軸パイプ41g内にボルト49aを通しナットで締結する。これによって、第2軸パイプ41gfは、ケース部材41に取付けられる。なお、第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1と第2軸パイプ41gの第1円筒部41g1とは、ほぼ同径に形成されている。ここで、第2軸パイプ41gが特許請求の範囲の「第2軸」に相当する。
図5に示すように、フロントフック42は、プレート状の部材であり、略中央部に設けられた第1軸パイプ41fが挿入される軸孔42aと、上方前部に設けられた第1突起部42bと、下方前部に設けられた第2突起部42cと、を備える。また、フロントフック42は、軸孔42aの後方にリアフック43に配設されるフック連動ピン43gを移動可能に通す軸孔42aを中心とした円弧状長孔42dを備える。さらに、フロントフック42は、下方後部において左方に向けて垂直に折り曲げられてフック付勢ばね48bの下端部48b1を係止する係止部42eを備える。第1突起部42bは、軸孔42aから径方向に延びる略矩形状の形態をしており、後方の面がラチェット44のフロントフック係止突起44fに当接する係止面42b1として形成されている。第2突起部42cは、軸孔42aから径方向に延びる変則的な四角形の形態をしており、前方から反時計回りに第1誘導面42c2と、第2誘導面42c3と、ストライカ係止面42c4と、を有する。第1誘導面42c2は、軸孔42aから最も離れた頂部42c1と軸孔42aとを結ぶ線に対しわずかに時計回り方向に向かって傾く面である。第2誘導面42c3は、頂部42c1と軸孔42aとを結ぶ線に対し第1誘導面42c2より大きく時計回り方向に向かって傾く面である。ストライカ係止面42c4は、第2誘導面42c3の後端部から略軸孔42a方向に向かって延びる面である。フロントフック42は、その左側の面が第1軸パイプ41fの鍔部41f2に当接するように軸孔42aに第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1が挿入された状態で第1軸パイプ41fに対し回動可能に取付けられる。ここで、フロントフック42が、特許請求の範囲の「第1フック部材」に相当する。また、第1誘導面42c2と第2誘導面42c3が、特許請求の範囲の「誘導面部」に相当する。さらに、ストライカ係止面42c4が、特許請求の範囲の「第1当接面部」に相当する。
図5に示すように、リアフック43は、プレート状の部材であり、略中央部に設けられた第1軸パイプ41fが挿入される軸孔43aと、後方に設けられたフック連動ピン43gを取付けるためのピン孔43bと、上方に設けられた右方に向って突出した突出部43cと、を備える。また、リアフック43は、軸孔43aから略径方向に向かって下方に延びるストライカ係止面43d1を有する突起部43dと、ラチェット44のリアフック係止面44cと当接する第1ラチェット係止面43eと第2ラチェット係止面43fを有する。突出部43cは、カムプレート45のカム面45e及びカム面45gに当接してカムプレート45により図5において時計回りに押される部分である。第1ラチェット係止面43eは、軸孔43aから径方向に向かうにつれて図5において時計回り方向に傾く面である。第2ラチェット係止面43fは第1ラチェット係止面43eの図5において反時計回り方向に連続する面で軸孔43aから径方向に向かう方向に略直角方向に延びる面である。フック連動ピン43gは、左側から最も径の大きい大径部43g1、次に径の大きい中径部43g2、最も径の小さい小径部43g3が形成された円柱状部材である。小径部43g3がリアフック43のピン孔43bに挿入されてリアフック43に対しフック連動ピン43gが取付けられる。リアフック43は、その左側の面が第1軸パイプ41fに取付けられたフロントフック42の右側の面に当接するように軸孔43aに第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1が挿入された状態で第1軸パイプ41fに対し回動可能に取付けられる。このとき、フック連動ピン43gの中径部43g2はフロントフック42の円弧状長孔42d内に配置される。また、大径部43g1は上アウタプレート41a1の円弧状長孔41a15内に配置される。大径部43g1には、左側に第1溝部43g11、右側に第2溝部43g12が形成されている。第1溝部43g11は、上アウタプレート41a1の左側すなわちケース部材41の外側に配置されてフック連動ピン付勢ばね48aの後端部48a2が係止される。これによって、フック連動ピン43gは、上アウタプレート41a1に対して円弧状長孔41a15の上方に向って付勢され、これに伴ってリアフック43は、図5において反時計回りに付勢される。また、第2溝部43g12は、上アウタプレート41a1の右側すなわちケース部材41の内側に配置されてフック付勢ばね48bの上端部48b2が係止される。これによって、フック連動ピン43gはフロントフック42の円弧状長孔42dの上方に向って付勢され、これに伴ってリアフック43は、フロントフック42に対して図5において反時計回りに付勢される。ここで、フック連動ピン付勢ばね48aはフック付勢ばね48bより付勢力が強く設定されている。したがって、フロントフック42とリアフック43は、ラチェット44やカムプレート45が当接して回動が止められていない状態においては、フック連動ピン43gがフロントフック42の円弧状長孔42dの下端部と上アウタプレート41a1の円弧状長孔41a15の上端部に当接した状態で回転が止められた状態となる。ここで、リアフック43が、特許請求の範囲の「第2フック部材」に相当する。また、ストライカ係止面43d1が、特許請求の範囲の「第2当接面部」に相当する。
図5に示すように、ラチェット44は、前後方向に延びるプレート状の部材であり、前方端部近傍に第2軸パイプ41gが挿入される軸孔44aと、後方端部近傍にフロントフック係止突起44fを固定する嵌合孔44bと、を備える。また、ラチェット44は、その前後方向中央部やや後方寄りに、リアフック43の第1ラチェット係止面43eと第2ラチェット係止面43fに当接してリアフック43の回転を止めるリアフック係止面44cを有している。さらに、ラチェット44は、その前後方向中央部に右方向に突出した突出部44dと、上方前部にラチェット付勢ばね48cの上端部48c2を係止する係止部44eと、を備える。フロントフック係止突起44fは、円柱状の部材でありその右端部に形成された小径部が嵌合孔44bに挿入されて固定されている。リアフック係止面44cは、軸孔44aから径方向に対して略垂直な方向に延びるとともに、下側の端末部にR形状が賦されたR端部44c1が形成されている。突出部44dは、カムプレート45の円弧状長孔45bに挿入されてカムプレート45の動きが伝達される部分である。ラチェット44は、軸孔44aに第2軸パイプ41gの第2円筒部41g3が挿入された状態で、その左側の面と上アウタプレート41a1の右側面との間にスペーサ49bを介在させた状態で第2軸パイプ41gに対し回動可能に取付けられる。スペーサ49bは、大径部49b1と小径部49b2を備えた円筒状の部材でラチェット44とともにケース部材41に取付けられたとき、小径部49b2がラチェット付勢ばね48cのコイル内に配置される。
図5に示すように、カムプレート45は、前後方向に延びるプレート状の部材であり、
前後方向中央部やや前方寄りに第2軸パイプ41gが挿入される軸孔45aと、前後方向中央部やや前方寄りの上部に軸孔45aを中心とした円弧状長孔45bと、を備える。また、カムプレート45は、円弧状長孔45bの下部に矩形状の切り欠き45cと、切り欠き45c上端部から右方に延びるとともに右端部から下方に延びる断面L字形のブラケット45c1と、ブラケット45c1の上下方向に延びる部分に水平方向に延びる軸で回動可能に支持されたローラ45c2と、を備える。さらに、カムプレート45は、その後端上部に右方向に向かって垂直に延びる操作軸45dと、その前端部に右方向に向かって垂直に延びる係止部45fと、を備える。さらに、カムプレート45は、その前端下部に軸孔45aから径方向に延びる線に垂直な線から図5において時計回りに軸孔45a方向に向かって傾くカム面45eと、カム面45eの上端部から上方に向かって略軸孔45aを中心とする径が徐々に大きくなるように延びるカム面45gと、を備える。カムプレート45は、その肉厚がフロントフック42、リアフック43、ラチェット44に比べて薄く設定されている。円弧状長孔45bにはラチェット44の突出部44dが挿入される。ローラ45c2は、ガイドプレート47のローラ支持面47eに当接して所定の場合にガイドプレート47によって図5において反時計回りに押圧支持される部材である。操作軸45dは、操作レバー41nの蟹挟みプレート41n1の係合部41n3の中に配設される。係止部45fには、カムプレート45を図5において時計回りに回動付勢するカムプレート付勢ばね48eの右端部48e2が係止される。カムプレート45は、軸孔45aに第2軸パイプ41gの第2円筒部41g3が挿入された状態で、その左側の面をラチェット44の右側面に当接させた状態で第2軸パイプ41gに対し回動可能に取付けられる。ここで、カムプレート45が特許請求の範囲の「カム部材」に相当する。
図5に示すように、ストライカ当接レバー46は、樹脂製のプレート状の部材であり、前方上部に第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1が挿入される軸孔46aを備える。また、ストライカ当接レバー46は、その後方上部において右方向に向かって垂直に延びるストライカ当接レバー付勢ばね48dの左端部48d2を係止する係止ピン46bを備える。さらに、ストライカ当接レバー46は、下方に延びる腕部46cから左方向に向かって垂直に延びる突出部46c1を備える。軸孔46aの周囲には左方向に向かって垂直に延びる円筒壁部46a1が設けられている。円筒壁部46a1は、その左端部がリアフック43の右側面に当接してスペーサの役割を果たす。係止ピン46bは、ストライカ当接レバー46がケース部材41に取付けられたとき、ガイドプレート47の円弧状長孔47dに通されてガイドプレート47の右側でストライカ当接レバー付勢ばね48dの右端部48d2に係止される。腕部46cは、軸孔46aから略径方向に延びる部分でその後側面46c2がストライカ30の前棒状部30aと後棒状部30bに当接する。突出部46c1は、ストライカ当接レバー46がケース部材41に取付けられたとき、その後側の面がフロントフック42の第2突起部42cの前側の面に当接する長さ分左方向に延びて形成されている。ストライカ当接レバー46は、軸孔46aに第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1が挿入された状態で、円筒壁部46a1の左端部をリアフック43の右側面に当接させた状態で第1軸パイプ41fに対し回動可能に取付けられる。
図5に示すように、ガイドプレート47は、樹脂製のプレート状の部材であり、略中央部に第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1が挿入される軸孔47aを備える。また、ガイドプレート47は、上端部に右方向に向かって垂直に延びるストライカ当接レバー付勢ばね48dの右端部48d1を係止する係止ピン47bを備える。さらに、ガイドプレート47は、係止ピン47bと同軸で左方向に向かって垂直に延びるガイドプレート付勢ばね48fの下端部48f2を係止する係止ピン47cを備える。さらに、ガイドプレート47は、係止ピン47b及び係止ピン47cと軸孔47aとの間に軸孔47aを中心とした円弧状長孔47dを備える。さらに、ガイドプレート47は、その下前端部に軸孔47aから径方向に延びる線に垂直な線から図5において時計回りに軸孔47a方向に向かって傾くローラ支持面47eを備える。ガイドプレート47は、軸孔47aに第1軸パイプ41fの第1円筒部41f1が挿入された状態で、その左側面をストライカ当接レバー46の右側面に当接させた状態で第1軸パイプ41fに対し回動可能に取付けられる。このとき、ガイドプレート47の係止ピン47bとストライカ当接レバー46の係止ピン46bとの間にはストライカ当接レバー付勢ばね48dの右端部48d1と左端部48d2がそれぞれ係止される。これによって、ストライカ当接レバー46はガイドプレート47に対して時計回り方向に回動付勢される。係止ピン47bの右側端部は上インナプレート41b1の円弧状長孔41b15に挿入されている。また、ガイドプレート47は、係止ピン47cに係止されたガイドプレート付勢ばね48fによって上方に向けて引っ張られるのでケース部材41に対し図5において反時計回りに回動付勢される。ここで、ストライカ当接レバー46とガイドプレート47が、特許請求の範囲の「保持機構」に相当する。また、ローラ支持面47eが、特許請求の範囲の「支持面」に相当する。
図5に示すように、操作レバー41nは、二股の蟹挟み状のプレートである蟹挟みプレート41n1の基部近傍に回動軸孔41n2を備えるとともに、その上端部は右方向に向かって垂直に延びるレバー部41n4として形成されている。蟹挟みプレート41n1には回動軸孔41n2から略径方向に向かって延びる直線状のスリットである係合部41n3が形成されている。操作レバー41nは、サブブラケット41pの回動軸孔41p2に支持された水平方向に延びる軸を回動軸孔41n2に通すことによりケース部材41に対して上下方向に回動可能に支持される。このとき、蟹挟みプレート41n1の係合部41n3内にカムプレート45の操作軸45dが配置される。これによって、操作レバー41nは、操作レバー41nを操作しない通常時において操作軸45dから伝達される力によって図5において時計回りに回動付勢される。
図2に示すように、ストライカ30は、金属丸棒をU字状に折り曲げて開口端側をプレート30cに対して垂直に固定した部材である。前棒状部30aと後棒状部30bが水平方向に延びるとともに、ロック機構40を取付けたシートバック1を傾動させたときストライカ受入部41a4、ストライカ受入部41b4受け入れ可能に図示しない自動車本体の壁面に対してプレート30cが取付けられている。ここで、前棒状部30aと後棒状部30bが、それぞれ、特許請求の範囲の「第1棒状係合部」と「第2棒状係合部」に相当する。
図6〜図15に基づいて、ロック装置の作動について説明する。図6と図7は、ロック機構40がストライカ30に当接しておらず、シートバック1が自動車本体に対して固定されていない前倒れ状態である第1状態を示している。図6と図7は、いずれも第1状態を示している。図6にはフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。図7には、カムプレート45、ストライカ当接レバー46、ガイドプレート47、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。
図6に示すように、フロントフック42は、リアフック43に対してフック連動ピン43gと係止部42eとの間に取付けられたフック付勢ばね48bの働きによって時計回り方向に回転付勢されているので、フック連動ピン43gに円弧状長孔42dの上端部が当接した状態で相対回転が止められている。ここで、フック連動ピン43gはケース部材41に対してフック連動ピン付勢ばね48aの働きによって反時計回り方向に回転付勢されているので、リアフック43はフロントフック42とともに反時計回り方向に回転しようとしている。一方、ラチェット44はケース部材41に対してラチェット付勢ばね48cの働きによって時計回り方向に回転付勢されているので、R端部44c1がリアフック43に当接した状態で回動が止められ同時にリアフック43の回動も止めている。ラチェット44の突出部44dは、カムプレート45の円弧状長孔45bの上端部に当接してカムプレート付勢ばね48eの働きによりケース部材41に対して時計回り方向に回転付勢されたカムプレート45の回動を止めている。この状態でカムプレート45のカム面45eは、その前端部がリアフック43の突出部43cに当接している。カムプレート45の操作軸45dは、操作レバー41nの係合部41n3に挿入されてケース部材41に対して時計回り方向に回転付勢された操作レバー41nの回動を止めている。この状態で、フロントフック42の第2突起部42cの第2誘導面42c3はインナプレート41bのストライカ受入部41b4を横切る形で配置されている。
図7に示すように、ガイドプレート47は、係止ピン47bがガイドプレート付勢ばね48fによって上方に付勢されることにより反時計回りに回動して係止ピン47bが上インナプレート41b1の円弧状長孔41b15の上端部に当接して回動が止められている。ストライカ当接レバー46は、係止ピン47bと係止ピン46bとの間に取付けられたストライカ当接レバー付勢ばね48dの働きによってガイドプレート47に対して時計回り方向に回転付勢されている。ストライカ当接レバー46の突出部46c1の上端部がフロントフック42に当接した状態で回動が止められている。したがって、係止ピン46bはガイドプレート47の円弧状長孔47dの下端部には当接していない。
図8と図9は、第1状態からシートバック1が後方に倒されてロック機構40のフロントフック42の第2誘導面42c3がストライカ30の前棒状部30aに当接した第2状態を示している。図8と図9は、いずれも第2状態を示している。図8にはフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。図9には、カムプレート45、ストライカ当接レバー46、ガイドプレート47、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。
図8と図9に示すように、第1状態と第2状態とで、インナプレート41bに対するフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、操作レバー41n、カムプレート45、ストライカ当接レバー46の位置関係に変化はない。
図10と図11は、第2状態からシートバック1が後方に倒されてロック機構40のフロントフック42の第2誘導面42c3がストライカ30の前棒状部30aに当接しながら摺動してフロントフック42を回転させストライカ係止面42c4が前棒状部30aに当接した第3状態を示している。図10と図11は、いずれも第3状態を示している。図10にはフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。図11には、カムプレート45、ストライカ当接レバー46、ガイドプレート47、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。ここで、第3状態が、特許請求の範囲の「第1位置」に相当する。
図10に示すように、第2状態からシートバック1が後方に倒すにつれてフロントフック42は前棒状部30aの前部に第2誘導面42c3からストライカ係止面42c4にかけて当接して摺動しながら時計回りに回動する。そして、ラチェット44のフロントフック係止突起44fが第1突起部42bの係止面42b1に当接した状態で回動が止められる。フロントフック42の回動に伴って、リアフック43もフック連動ピン43gが円弧状長孔42dの上端部に押されて時計回りに回動する。このとき、突出部43cがカムプレート45のカム面45eに当接してカムプレート45を反時計回りに付勢力に抗して回動させる。カム面45gに至るとカムプレート45は、時計回り方向の付勢力によって突出部43cを後方に向けて押す。これによって、リアフック43は時計回りに回動しストライカ係止面43d1を前棒状部30aの後部に押し付けた状態で回動が止められる。このとき、ラチェット44は突出部44dがカムプレート45の円弧状長孔45b中を下方に移動して時計回りに回動しR端部44c1がリアフック43の第2ラチェット係止面43fに当接した状態で回動が止められている。このとき、リアフック43が反時計回りに回動しようとすると所定の力まではカムプレート45の付勢力で止められ、それ以上の力の場合は、ラチェット44のリアフック係止面44cが第1ラチェット係止面43eに当接して回動を止める。この状態が、ラチェット44がロック位置にあるロック状態である。
図11に示すように、第2状態から第3状態にかけてフロントフック42が時計回りに回動するにつれてストライカ当接レバー46の突出部46c1の上端部のフロントフック42との当接が解除され、ストライカ当接レバー46はストライカ当接レバー付勢ばね48dの働きによって時計回りに回動する。そして、係止ピン46bがガイドプレート47の円弧状長孔47dの下端部に当接した状態で回動が止められる。
図12と図13は、第3状態から操作レバー41nを操作してフロントフック42とリアフック43の前棒状部30aとのロック状態を解除するとともにシートバック1を後方に倒した第4状態を示している。図12と図13は、いずれも第4状態を示している。図12にはフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。図13には、カムプレート45、ストライカ当接レバー46、ガイドプレート47、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。
図12に示すように、操作レバー41nを反時計回りに回動させるように操作すると、係合部41n3に対してカムプレート45の操作軸45dが摺動しながら上方に引き上げられる。これに伴ってカムプレート45は時計回り方向の回動付勢力に抗して反時計回りに回動され、円弧状長孔45bの下端部にラチェット44の突出部44dを当接させてラチェット44を時計回り方向の回動付勢力に抗して反時計回りに回動させる。これによって、ラチェット44のフロントフック係止突起44fがフロントフック42の第1突起部42bの係止面42b1から離れるとともに、ラチェット44のR端部44c1がリアフック43の第2ラチェット係止面43fから離れる。これと同時にカムプレート45のカム面45gとカム面45eもリアフック43の突出部43cから離れる。これによって、フロントフック42とリアフック43は時計回り方向の回動が許容され、シートバック1を後方に倒していくに伴って前棒状部30aにフロントフック42のストライカ係止面42c4を当接させながら回動していく。このとき、リアフック43はフロントフック42に対して反時計回りに回動付勢されているのでフック連動ピン43gを円弧状長孔42dの上端部に当接させた状態でフロントフック42と一体に回動する。ストライカ係止面42c4の下端部である第2誘導面42c3との境界部が前棒状部30aに当接した状態が図12に示す第4状態である。
図13に示すように、第3状態から第4状態にかけてシートバック1を後方に倒していくに伴ってストライカ当接レバー46は、後側面46c2が前棒状部30aに当接し前方に向けて押されるので時計回り方向に回動する。ストライカ当接レバー46は、ガイドプレート47に対して時計回り方向に回動付勢されているので係止ピン46bが円弧状長孔47dの下端部に当接した状態でガイドプレート47を時計回り方向に回動させる。ガイドプレート47はガイドプレート付勢ばね48fの付勢力に抗して時計回り方向に回動する。このとき、ガイドプレート47のローラ支持面47eは上方を向いてカムプレート45のローラ45c2を支えカムプレート45の時計回り方向の回動を止めている。このとき、カムプレート45の円弧状長孔45bの下端部にラチェット44の突出部44dを当接させてラチェット44の時計回り方向の回動も止められている。これによって、第4状態において操作レバー41nから手を離して操作を止めてもラチェット44は、フロントフック42とリアフック43が解除されたアンロック位置に維持される。すなわち、フロントフック42の第2誘導面42c3とストライカ当接レバー46の後側面46c2が、前棒状部30aと後棒状部30bの間に位置するまでフロントフック42とリアフック43はロックが解除された状態となる。
図14と図15は、第4状態からさらにシートバック1を後方に倒してフロントフック42の第2突起部42cが前棒状部30aとの当接から解除されてロック機構40が第2状態と同じになった第5状態を示している。第2状態との違いは、フロントフック42の第2突起部42cが前棒状部30aに当接しているか、後棒状部30bに当接しているかである。図14と図15は、いずれも第5状態を示している。図14にはフロントフック42、リアフック43、ラチェット44、カムプレート45、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。図15には、カムプレート45、ストライカ当接レバー46、ガイドプレート47、操作レバー41n、インナプレート41bを表示している。
第2状態と第5状態は、シートバック1の傾き角度が異なるのみなので細かい説明を省略する。
第5状態からさらに、シートバック1が後方に倒されてロック機構40のフロントフック42の第2誘導面42c3がストライカ30の前棒状部30aに当接しながら摺動してフロントフック42を回転させストライカ係止面42c4が後棒状部30bに当接した状態が第6状態である。図には示さないが、第3状態との違いは、第3状態はフロントフック42の第2突起部42cとリアフック43の突起部43dが前棒状部30aに当接しているが、第6状態は後棒状部30bに当接しているという点である。ここで、第6状態が、特許請求の範囲の「第2位置」に相当する。
第6状態において、操作レバー41nを操作してロック機構40と後棒状部30bとの係合を解除しシートバック1を後方に倒していくと前棒状部30aがストッパプレート41cの後側面に当接した状態でシートバック1の回動が止められる。また、第6状態において、操作レバー41nを操作してロック機構40と後棒状部30bとの係合を解除しシートバック1を前方に起こしていくと第5状態に移行する。第5状態から操作レバー41nを操作しない状態でシートバック1をさらに前方に起こしてくると、図14においてフロントフック42の第1誘導面42c2が前棒状部30aの後側に当接する。そこからさらにシートバック1を前方に起こすと、フロントフック42は第1誘導面42c2を前棒状部30aに当接させながら反時計回りに回動し第1誘導面42c2の下端部を越えた時点で第2誘導面42c3に当接部位が切り替わり第2状態となる。これは、フロントフック42がフック付勢ばね48bによってフック連動ピン43gに対して時計回り方向に回動付勢されていることによる。
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。ラチェット44をロック位置としたときフロントフック42とリアフック43がストライカ30の前棒状部30aもしくは後棒状部30bに当接してロック機構40の回動が止められる。また、ラチェット44をアンロック位置としたときフロントフック42とリアフックは回動が許容されてストライカの30の前棒状部30aもしくは後棒状部30bとの当接が解除されロック機構40の回動が許容される。これによって、シートバック1の自動車本体に対する傾きを変えながら操作レバー41nの操作によってラチェット44をロック位置とアンロック位置との間で切り替えることによってロック機構40をストライカ30の前棒状部30aもしくは後棒状部30bに対して選択的に係合させることができる。すなわち、シートバック1を第1位置と第2位置のいずれかの位置において自動車本体に対して固定することが可能となる。
また、シートバック1が第2位置を過ぎてさらに傾けられたときに、ロック機構40に設けられたストッパプレート41cがストライカ30の前棒状部30aに当接してシートバック1の回動が止められる。これによって、シートバック1の他の部分が自動車本体の一部に当接して破損することを抑制できる。さらに、シートバック1が第1位置もしくは第2位置にあるとき、カムプレート45の付勢力でもってフロントフック42とリアフック43を、それぞれ、前棒状部30aもしくは後棒状部30bに向って押し付ける。これによって、フロントフック42とリアフックと前棒状部30aもしくは後棒状部30bとの間のクリアランスをつめて、シートバック1を自動車本体に対してガタを抑制して保持することができる。
さらに、第1位置において操作レバー41nを操作してラチェット44をアンロック位置にした状態からシートバック1を後方に傾けていくとき、操作レバー41nから手を離す等して操作を止めても保持機構であるストライカ当接レバー46とガイドプレート47の働きによって第1フック部材の誘導面部が前記第1棒状係合部と前記第2棒状係合部の間の位置に来るまでラチェットがアンロック位置に維持される。これによって、シートバックを第1位置から第2位置に移行させていく過程において常に操作レバーを操作し続ける必要がなくなるのでシートバックの傾け角度調整が容易となる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、ストライカ30として金属丸棒をU字状に折り曲げて開口端側をプレート30cに対して垂直に固定した部材を採用した。しかしこれに限らず、前棒状部30aと後棒状部30bは、それぞれ、単独の棒状部材を自動車本体に対して取付けたものであってもよい。
2.上記実施形態においては、操作レバー41nをカムプレート45に直接係合させるように構成したが、これに限らず、操作レバーを他の部位に配置してコントロールケーブル等で操作力をカムプレート45に伝達する構成としてもよい。
3.上記実施形態においては、本発明を自動車のシートに適用したが、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
1 シートバック
2 バックフレーム
30 ストライカ
30a 前棒状部(第1棒状係合部)
30b 後棒状部(第2棒状係合部)
40 ロック機構
41 ケース部材
41c ストッパプレート(ストッパ)
41n 操作レバー
41f 第1軸パイプ(第1軸)
41g 第2軸パイプ(第2軸)
42 フロントフック(第1フック部材)
42a 軸孔
42c2 第1誘導面(誘導面部)
42c3 第2誘導面(誘導面部)
42c1 頂部
42c4 ストライカ係止面(第1当接面)
43 リアフック(第2フック部材)
43a 軸孔
43d1 ストライカ係止面(第2当接面)
44 ラチェット
44a 軸孔
45 カムプレート(カム部材)
45a 軸孔
46 ストライカ当接レバー(保持機構)
46a 軸孔
47 ガイドプレート(保持機構)
47a 軸孔
47e ローラ支持面(支持面)


Claims (4)

  1. シートバックを乗物本体に対して起倒可能に支持し、第1位置及び該第1位置よりも倒れた側の第2位置に保持可能な乗物用シートロック装置であって、
    前記乗物本体側に固定され、第1棒状係合部と、該第1棒状係合部よりも倒れた側に位置する第2棒状係合部が前記シートバックの回動軌跡上に並立して配設されたストライカと、前記シートバック側に固定され、前記第1位置において前記第1棒状係合部と、前記第2位置において前記第2棒状係合部と係合可能なロック機構と、を備え、
    該ロック機構は、前記シートバックに固定されたケース部材と、該ケース部材に水平方向に延びる第1軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向と反対側の部位に当接する誘導面部と、該誘導面部に連続して該誘導面部より前記第1軸に近い位置に形成された第1当接面部とを有する第1フック部材と、前記第1軸に回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向側の部位に当接する第2当接面部を有する第2フック部材と、前記ケース部材に水平方向に延びる第2軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に前記第1当接面部と前記第2当接面部が当接した状態で前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の一部に係合して前記第1フック部材と前記第2フック部材の回動を止めるロック位置と、係合を解除して前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の回動を許容するアンロック位置と、の間で回動可能なラチェットと、前記シートバックに設けられ、外部からの操作によって前記ラチェットをロック位置とアンロック位置との間で回動させることが可能な操作レバーと、を備え、
    前記第1フック部材は、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記誘導面部及び前記第1当接面部を押し付ける方向に回動付勢されていて、前記第1当接面部は前記誘導面部より回動付勢方向に位置しており、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置において回動付勢が止められていて、前記シートバックを倒し込んで前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接した後、さらに前記シートバックを倒し込むにしたがって回動して、前記第1当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置になったとき、前記ラチェットが前記ロック位置となるよう構成されており、
    前記第2フック部材は、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記第2当接面部を押し付ける方向と反対方向に回動付勢されていて、前記ラチェットが前記ロック位置に回動する動きに伴って回動して第2当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接するように構成されている乗物用シートロック装置。
  2. 請求項1において、前記ケース部材の前記シートバックを倒し込む方向と反対方向の端部には、前記第2位置よりも前記シートバックが倒し込まれたときに、前記第1棒状係合部が当接してそれ以上の倒れ込みを防止するストッパが設けられている乗物用シートロック装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記ケース部材に前記第2軸をもって回動可能に支持されるカム部材が取付けられており、該カム部材は前記ラチェットが前記ロック位置にあるとき前記第2フック部材の一部に当接して第2当接面部を前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して押し付ける向きに前記第2フック部材を回動させるべく前記ケース部材に対して回動付勢されており、前記操作レバーの操作によって回動されるとともに前記ラチェットを連動して回動させるように構成されている乗物用シートロック装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記ラチェットは、前記ロック位置に向って回動付勢されており、シートバックが前記第1位置から前記第2位置に移行する過程において、前記第1位置において前記操作レバーの操作によって前記アンロック位置にある前記ラチェットを前記第1フック部材の前記誘導面部が前記第1棒状係合部と前記第2棒状係合部の間の位置に来るまで、前記操作レバーの操作を止めても前記ラチェットを前記アンロック位置に保持する保持機構が設けられており、
    該保持機構は前記第1棒状係合部に当接しながら回動して前記ラチェットもしくは前記カム部材を前記ラチェットもしくは前記カム部材の回動付勢力に抗して支持する支持面を有している乗物用シートロック装置。

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