JP2019009967A - 回転電機のステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータの外周面、特に、外周部側面を効果的に冷却することができる回転電機のステータを提供する。【解決手段】ステータコア11は、複数の鋼板13が積層されて構成され、鋼板13は、ステータコア固定部15であってボルト貫通孔16よりも内径側に長孔17が形成された第1鋼板13Aと、ステータコア固定部15であってボルト貫通孔16よりも内径側に切欠部18が形成された第2鋼板13Bと、を含んで構成される。第1鋼板13A及び第2鋼板13Bが重ねられて配置された状態において、長孔17と切欠部18が周方向に連通する。【選択図】図2C

Description

本発明は、回転電機のステータに関し、特に効果的に冷却可能な回転電機のステータに関する。
回転電機のステータは、ステータコアに巻線が巻回されて構成されている。ステータは、回転電機が作動する際に発熱で温度が上昇する。このため、冷媒供給パイプからステータコアの上面に冷却油などの冷媒を滴下して冷却する方式が知られている。冷媒の滴下による冷却方式は、冷媒がステータコアの表面又は裏面を伝ってすぐに流れ落ちてしまうため、冷媒がステータコアの外周面、特に、外周部側面に均等にゆきわたらず、十分な冷却効果が得られない場合があった。
特許文献1に記載の電動機及び積層ステータは、中央に中心孔を有し円板形状に形成された本体部と、本体部の外周面から突出し、積層ステータを固定するための固定具が積層方向に挿通される挿通孔、および、挿通孔を積層板の周方向に開口させる切り欠きを有する突出部と、を有する積層板が積層されることで形成されている。
特開2013−135539号公報
特許文献1によると、挿通孔に形成した切り欠きの開口の方向を、積層ステータの周方向で異ならせ積層して、ステータコアの外周面に冷媒を供給するようにしているが、突出部の挿通孔に積層板の周方向に開口する切り欠きが設けられているため、ボルトなどの固定具の座面が確保できなかったり、固定具での締結時に突出部が変形する虞があり、積層ステータの固定力が不足する可能性があった。また、冷媒の流れも軸方向への移動が主体となり、周方向には速やかに流れ難く、改善の余地があった。
本発明の目的は、ステータの外周面、特に、外周部側面を効果的に冷却することができる回転電機のステータを提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
円環状のステータコア本体(例えば、後述の実施形態のステータコア本体14)と、該ステータコア本体の外周部に設けられ、ボルト貫通孔(例えば、後述の実施形態のボルト貫通孔16)が形成された複数のステータコア固定部(例えば、後述の実施形態のステータコア固定部15)と、を有するステータコア(例えば、後述の実施形態のステータコア11)を備え、前記ボルト貫通孔に挿通されるボルトにより前記ステータコアが筺体に固定される、回転電機のステータ(例えば、後述の実施形態の回転電機のステータ10)であって、
前記ステータコアは、複数の鋼板(例えば、後述の実施形態の鋼板13)が積層されて構成され、
前記鋼板は、
前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第1流路形成部(例えば、後述の実施形態の長孔17)が形成された第1鋼板(例えば、後述の実施形態の第1鋼板13A)と、
前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第2流路形成部(例えば、後述の実施形態の切欠部18)が形成された第2鋼板(例えば、後述の実施形態の第2鋼板13B)と、を含み、
前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置され、
前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置された状態において、前記第1流路形成部及び前記第2流路形成部が周方向に連通する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部を軸方向に貫通する貫通孔(例えば、後述の実施形態の長孔17)であり、
前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向両端部が切り欠かれた切欠部(例えば、後述の実施形態の切欠部18)である。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、
前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部(例えば、後述の実施形態の切欠部20A)であり、
前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部(例えば、後述の実施形態の切欠部20B)である。
また、請求項4に記載の発明は、
円環状のステータコア本体(例えば、後述の実施形態のステータコア本体14)と、該ステータコア本体の外周部に設けられ、ボルト貫通孔(例えば、後述の実施形態のボルト貫通孔16)が形成された複数のステータコア固定部(例えば、後述の実施形態のステータコア固定部15)と、を有するステータコア(例えば、後述の実施形態のステータコア11)を備え、前記ボルト貫通孔に挿通されるボルトにより前記ステータコアが筺体に固定される、回転電機のステータであって、
前記ステータコア本体の上方に位置する一対の前記ステータコア固定部と該一対のステータコア固定部に挟まれた前記ステータコア本体の外周面(例えば、後述の実施形態の外周部上面14a)とで区画された領域には冷媒(例えば、後述の実施形態の冷媒R)を貯留する冷媒貯留部(例えば、後述の実施形態の冷媒貯留部22)が設けられている。
また、請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、
前記ステータコアは、複数の鋼板が積層されて構成され、
前記冷媒貯留部は、軸方向に離間して配置された対向する前記鋼板よって軸方向が区画されている。
また、請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、
対向する前記鋼板は、軸方向において最も外側に位置する鋼板を含む。
また、請求項7に記載の発明では、請求項5又は6に記載の発明において、
前記冷媒貯留部の軸方向を区画する前記鋼板の最外径部は、前記ステータの中心(例えば、後述の実施形態の中心O)と前記ステータコア固定部の上端部とを結ぶ仮想線を半径とする仮想円(例えば、後述の実施形態の仮想円VC)と同径若しくは該仮想円よりも小さい。
また、請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明において、
前記冷媒貯留部の軸方向を区画する前記鋼板の最外径部は、前記一対のステータコア固定部の上端部同士を接続した仮想線(例えば、後述の実施形態の仮想線L)と略一致する。
また、請求項9に記載の発明では、請求項5〜8のいずれかに記載の発明において、
前記冷媒貯留部には、軸方向に離間して配置され、周方向に延びる複数の突起部(例えば、後述の実施形態の突起部31)が設けられており、
前記突起部は、前記鋼板によって形成されている。
また、請求項10に記載の発明では、請求項9に記載の発明において、
前記突起部には、軸方向に貫通する貫通孔(例えば、後述の実施形態の貫通孔32)が設けられている。
また、請求項11に記載の発明では、請求項5〜10のいずれかに記載の発明において、
前記鋼板は、
前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第1流路形成部(例えば、後述の実施形態の長孔17)が形成された第1鋼板(例えば、後述の実施形態の第1鋼板13A)と、
前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第2流路形成部(例えば、後述の実施形態の切欠部18)が形成された第2鋼板(例えば、後述の実施形態の第2鋼板13B)と、を含み、
前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置され、
前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置された状態において、前記第1流路形成部及び前記第2流路形成部が周方向に連通する。
また、請求項12に記載の発明では、請求項11に記載の発明において、
前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部を軸方向に貫通する貫通孔(例えば、後述の実施形態の長孔17)であり、
前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向両端部が切り欠かれた切欠部(例えば、後述の実施形態の切欠部18)である。
また、請求項13に記載の発明では、請求項11に記載の発明において、
前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部(例えば、後述の実施形態の切欠部20A)であり、
前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部(例えば、後述の実施形態の切欠部20B)である。
請求項1に記載の発明によれば、2種類の鋼板、即ちボルト貫通孔よりも内径側に第1流路形成部が形成された第1鋼板と、ボルト貫通孔の内径側に第2流路形成部が形成された第2鋼板と、を重ねて配置することで、第1流路形成部及び第2流路形成部が周方向に連通する。これにより、ステータコア固定部の第1流路形成部及び第2流路形成部を介してステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。また、第1流路形成部及び第2流路形成部はボルト貫通孔の内径側にボルト貫通孔から離間して配置されるので、ステータコア固定部のボルト貫通孔への影響を抑制できる。なお、本明細書において、外周部側面とは、ステータの外周面のうち、上面及び下面を除いた領域であり、特に軸線方向及び高さ方向に直交する方向から見て高さ方向において中央部分を含む領域をいう。
請求項2に記載の発明によれば、ステータコア固定部を軸方向に貫通する貫通孔が形成された第1鋼板と、ステータコア固定部の周方向両端部が切り欠かれた切欠部が形成された第2鋼板と、を重ねて配置することで、ステータコア固定部の貫通孔及び切欠部を介してステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。
請求項3に記載の発明によれば、ステータコア固定部の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部が形成された第1鋼板と、ステータコア固定部の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部が形成された第2鋼板と、を重ねて配置することで、ステータコア固定部の両切欠部を介してステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。
請求項4に記載の発明によれば、ステータコア本体の上方に位置する一対のステータコア固定部と、該一対のステータコア固定部に挟まれたステータコア本体の外周面と、で区画された領域には、冷媒を貯留する冷媒貯留部が設けられているので、外周部側面に冷媒を供給するための潤滑パイプ等がなくても冷媒貯留部からステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。これにより、ステータコアの外周部側面を適切に冷却することができる。
請求項5に記載の発明によれば、冷媒貯留部は、軸方向に離間して配置された対向する鋼板よって軸方向が区画されているので、専用の部品を用いずに冷媒貯留部を区画することができる。
請求項6に記載の発明によれば、冷媒貯留部の軸方向を区画する対向する鋼板は、軸方向において最も外側に位置する鋼板を含むので、冷媒貯留部を広く確保することができる。
請求項7に記載の発明によれば、冷媒貯留部の軸方向を区画する鋼板の最外径部は、ステータの中心とステータコア固定部の上端部とを結ぶ仮想線を半径とする仮想円と同径若しくは該仮想円よりも小さいので、鋼板の無駄を排除できる。
請求項8に記載の発明によれば、冷媒貯留部の軸方向を区画する鋼板の最外径部は、一対のステータコア固定部の上端部同士を接続した仮想線と略一致するので、冷媒貯留部から溢れ出た冷媒をステータコアの表面にも供給できる。
請求項9に記載の発明によれば、冷媒貯留部には、ステータコアを構成する鋼板によって複数の突起部が設けられているので、ステータコアの表面積が増えることでステータコアを効率よく冷却できる。
請求項10に記載の発明によれば、突起部には軸方向に貫通する貫通孔が設けられているので、突起部の高さに関わらず、冷媒貯留部に全体に亘って冷媒を行き渡らせることができる。
請求項11に記載の発明によれば、2種類の鋼板、即ちボルト貫通孔よりも内径側に第1流路形成部が形成された第1鋼板と、ボルト貫通孔の内径側に第2流路形成部が形成された第2鋼板と、を重ねて配置することで、第1流路形成部及び第2流路形成部が周方向に連通する。これにより、ステータコア固定部のボルト貫通孔への影響を抑えつつ、冷媒貯留部からステータコア固定部の第1流路形成部及び第2流路形成部を介してステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。
請求項12に記載の発明によれば、ステータコア固定部を軸方向に貫通する貫通孔が形成された第1鋼板と、ステータコア固定部の周方向両端部が切り欠かれた切欠部が形成された第2鋼板と、を重ねて配置することで、冷媒貯留部からステータコア固定部の貫通孔及び切欠部を介してステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。
請求項13に記載の発明によれば、ステータコア固定部の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部が形成された第1鋼板と、ステータコア固定部の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部が形成された第2鋼板と、を重ねて配置することで、冷媒貯留部からステータコア固定部の両切欠部を介してステータコアの外周部側面に冷媒を供給できる。
本発明の第1実施形態に係る回転電機のステータの斜視図である。 第1流路形成部としての貫通孔が形成された第1鋼板のステータコア固定部の拡大図である。 第2流路形成部としての切欠部が形成された第2鋼板のステータコア固定部の拡大図である。 第1鋼板と第2鋼板とが重ね合わされて貫通孔及び切欠部が連通して冷媒流路が形成されたステータコア固定部の拡大図である。 変形例の第1流路形成部としての切欠部が形成された第1鋼板のステータコア固定部の拡大図である。 変形例の第2流路形成部としての切欠部が形成された第2鋼板のステータコア固定部の拡大図である。 第1鋼板と第2鋼板とが重ね合わされて両切欠部が連通して冷媒流路が形成されたステータコア固定部の拡大図である。 第1実施形態の回転電機のステータにおいてステータコアの外周部側面に冷媒が供給される状態を示すステータコアの正面図である。 本発明の第2実施形態に係る回転電機のステータの斜視図である。 ステータの上方に配置された冷媒供給パイプから冷媒が冷媒貯留部に供給される状態を示すステータコアの正面図である。 図6のVII−VII線の上部の断面図である。 第2実施形態の第1変形例に係るステータの断面図である。 第2実施形態の第2変形例に係るステータの断面図である。 第2実施形態の第3変形例に係るステータの断面図である。 第2実施形態の回転電機のステータにおいて冷媒貯留部からステータコアの外周部側面に冷媒が供給される状態を示すステータコアの正面図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る回転電機のステータの斜視図である。図1に示すように、第1実施形態の回転電機のステータ10は、ステータコア11と、ステータコア11のティースに巻回されたコイル12と、を備える。ステータコア11は、電磁鋼板などの複数の鋼板13(13A,13B)が積層されて形成され、円環状のステータコア本体14と、ステータコア本体14の外周部に設けられ複数(図に示す実施例では4個)のステータコア固定部15と、を有する。
ステータコア固定部15には、ステータ10を不図示の筺体に固定するためのボルトが挿通されるボルト貫通孔16が形成されている。また、ステータ10の上方には、2本の冷媒供給パイプ25が配置されており、該冷媒供給パイプ25から冷却油などの冷媒Rがステータコア本体14の外周部上面14aに滴下される。
図2A〜図2Cは、ステータコア固定部の拡大図であり、図2Aに示す第1鋼板13Aには、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16よりも内径側にボルト貫通孔16と離間して第1流路形成部が形成されている。第1流路形成部は、周方向に長い長孔17であって、ステータコア固定部15を軸方向(板厚方向)に貫通するように形成されている。また、図2Bに示す第2鋼板13Bには、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16よりも内径側にボルト貫通孔16と離間して第2流路形成部が形成されている。第2流路形成部は、一対の切欠部18であって、ステータコア固定部15の周方向両端部が切り欠かれることで形成されている。
そして、図2Cに示すように、第1鋼板13Aと第2鋼板13Bとが重ね合わされることで、長孔17と切欠部18とが周方向に連通して冷媒流路19が形成される。冷媒流路19は、ステータコア固定部15を周方向に貫通する。なお、第1鋼板13Aと第2鋼板13Bとでステータコア11を構成した場合、冷媒流路19は、ステータコア固定部15を軸方向にも貫通する。
図3A〜図3Cは、変形例のステータコア固定部の拡大図であり、図3Aに示す第1鋼板13Aには、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16よりも内径側に、第1流路形成部としての切欠部20Aが、ステータコア固定部15の周方向一方側から周方向中心を越えて切り欠かれて形成されている。また、図3Bに示す第2鋼板13Bには、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16よりも内径側に、第2流路形成部としての切欠部20Bが、ステータコア固定部15の周方向他方側から周方向中心を越えて切り欠かれて形成されている。
そして、図3Cに示すように、第1鋼板13Aと第2鋼板13Bとが重ね合わされることで、切欠部20A,20Bが周方向に連通して冷媒流路21が形成される。冷媒流路21は、ステータコア固定部15を周方向に貫通する。なお、本変形例のステータコア11によれば、同一形状の鋼板13を表裏反転させて積層することができるので、プレス金型のコストが抑制される。
図4に示すように、冷媒供給パイプ25から滴下した冷媒Rは、上方に位置する一対のステータコア固定部15Aと、該一対のステータコア固定部15Aに挟まれたステータコア本体14の外周部上面14aとで区画された領域からステータコア固定部15の周方向側面に開口する第2鋼板13Bの切欠部18を通って冷媒流路19に流れ込む。切欠部18から冷媒流路19に流れ込んだ冷媒Rは、第1鋼板13Aの長孔17内を通り、第1鋼板13Aに隣接する第2鋼板13Bの切欠部18から流出して、ステータコア本体14の外周部側面14bに沿って矢印A方向に流下する。また、冷媒Rの一部は、冷媒流路19内を軸方向に流れた後、ステータコア11の表面又は裏面にも供給される。
さらに、図4に示すように、ステータコア11の下方に位置するステータコア固定部15Bにも、上記した長孔17と切欠部18を設けて冷媒流路19を形成すれば、外周部側面14bに沿って流下した冷媒Rが、ステータコア固定部15Bの冷媒流路19を通って外周部下面14cにも流れる。これにより、ステータコア11を外周部全面14a,14b,14cから効果的に冷却することができる。
このように、ステータコア11は、冷媒供給パイプ25から滴下した冷媒Rにより、ステータコア本体14の外周部上面14aが冷却されると共に、ステータコア本体14の外周部側面14b及び外周部下面14cが、外周部側面14bに沿って矢印A方向に流下する冷媒Rにより外周側から冷却される。
また、ステータコア11の軸方向両端に配置した鋼板13の長孔17又は切欠部18からステータコア11の表面又は裏面に流下する冷媒Rにより、コイル12(渡り部)を冷却することもできる。なお、コイル12(渡り部)に冷媒Rを流したくない場合は、ステータコア11の軸方向両端に配置する鋼板13に、長孔17や切欠部18を設けなければよい。
なお、図3に示す変形例のステータコア11も、切欠部20A,20Bが、長孔17及び切欠部18と同様に作用して効果的に冷却される。
以上説明したように、本実施形態に係る回転電機のステータ10によれば、ステータコア11は、複数の鋼板13が積層されて構成され、鋼板13は、ステータコア固定部15であってボルト貫通孔16よりも内径側に長孔17が形成された第1鋼板13Aと、ステータコア固定部15であってボルト貫通孔16よりも内径側に切欠部18が形成された第2鋼板13Bと、を含んで構成される。第1鋼板13A及び第2鋼板13Bが重ねられて配置された状態において、長孔17と切欠部18が周方向に連通するので、ステータコア固定部15の長孔17及び切欠部18を介してステータコア11の外周部側面14bに冷媒Rを供給できる。
また、長孔17及び切欠部18は、ボルト貫通孔16の内径側にボルト貫通孔16から離間して配置されるので、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16への影響を抑制できる。
また、第1流路形成部は、ステータコア固定部15を軸方向に貫通する長孔17であり、第2流路形成部は、ステータコア固定部15の周方向両端部が切り欠かれた切欠部18であるので、ステータコア固定部15を軸方向に貫通する長孔17が形成された第1鋼板13Aと、ステータコア固定部15の周方向両端部が切り欠かれた切欠部18が形成された第2鋼板13Bと、を重ねて配置することで、ステータコア固定部15の長孔17及び切欠部18を介してステータコア11の外周部側面14bに冷媒Rを供給できる。
また、変形例に係る回転電機のステータ10によれば、第1流路形成部は、ステータコア固定部15の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部20Aであり、第2流路形成部は、ステータコア固定部15の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部20Bであるので、切欠部20Aが形成された第1鋼板13Aと、切欠部20Bが形成された第2鋼板13Bと、を重ねて配置することで、ステータコア固定部15の切欠部20A,20Bを介してステータコア11の外周部側面14bに冷媒Rを供給できる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る回転電機のステータの斜視図、図6は、ステータの上方に配置された冷媒供給パイプから冷媒が冷媒貯留部に供給される状態を示すステータコアの正面図、図7は、図6のVII−VII線の上部の断面図である。
図5〜図7に示すように、本実施形態の回転電機のステータ10は、ステータコア11と、ステータコア11のティースに巻回されたコイル12と、を備える。ステータコア11は、電磁鋼板などの複数の鋼板13が積層されて形成され、円環状のステータコア本体14と、ステータコア本体14の外周部に設けられ複数(図に示す実施例では4個)のステータコア固定部15と、を有する。
ステータコア固定部15には、ステータ10を不図示の筺体に固定するためのボルトが挿通されるボルト貫通孔16が形成されている。また、ステータ10の上方には、2本の冷媒供給パイプ25が配置されており、該冷媒供給パイプ25から冷却油などの冷媒Rがステータコア本体14の外周部上面14aに滴下される。
ステータコア11には、ステータコア本体14の上方に位置する一対のステータコア固定部15と、該一対のステータコア固定部15に挟まれたステータコア本体14の外周部上面14aと、積層された複数の鋼板13の軸方向に離間して配置された鋼板13C,13Dの壁と、により区画されて、冷媒Rを貯留する冷媒貯留部22が形成されている。なお、鋼板13C,13Dは、一枚の鋼板であっても、2枚以上の積層された鋼板から構成されてもよい。
図6に示すように、周方向で隣り合う一対のステータコア固定部15の上端部P1は、ステータコア本体14の上端部P2よりも上方に位置するのが好ましく、さらにステータ10の全体を冷却するため、鋼板13C,13Dは、軸方向両端に配置されるのが好ましい。
なお、軸方向両端に配置された鋼板13C,13Dの外径(壁高さ)は、他の鋼板13の外径より大きくなっているが、材料の歩留まりの観点からステータ10の中心Oを中心とするステータコア固定部15の最大外径以下であることが望ましい。さらに、一対のステータコア固定部15の上端部P1を結ぶ仮想線Lを越えて冷媒Rが貯留されることはないので、材料の歩留まり、及び軽量化のために仮想線Lと略一致するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の回転電機のステータ10によれば、ステータコア本体14の上方に位置する一対のステータコア固定部15と該一対のステータコア固定部15に挟まれたステータコア本体14の外周部上面14aとで区画された領域には冷媒Rを貯留する冷媒貯留部22が設けられているので、外周部側面14bに冷媒Rを供給するための潤滑パイプ等がなくても冷媒貯留部22からステータコア固定部15を超えて溢れ出た冷媒Rがステータコア11の外周部側面14bに供給される。これにより、ステータコア11の外周部側面14bを適切に冷却することができる。
また、ステータコア11は、複数の鋼板13が積層されて構成され、冷媒貯留部22は、軸方向に離間して配置された対向する鋼板13C,13Dよって軸方向が区画されているので、専用の部品を用いずに冷媒貯留部22を区画することができる。
また、冷媒貯留部22の軸方向を区画する鋼板13の最外径部を、ステータ10の中心Oとステータコア固定部15の上端部P1とを結ぶ仮想線を半径とする仮想円VCと同径若しくは該仮想円よりも小さくすることで、鋼板13の無駄を排除できる。
また、冷媒貯留部22の軸方向を区画する鋼板13C,13Dの最外径部を、一対のステータコア固定部15の上端部P1同士を接続した仮想線Lと一致するように形成することで、冷媒貯留部22から溢れ出た冷媒Rをステータコア11の表面又は裏面にも供給できる。
図8は、第2実施形態の第1変形例に係るステータの断面模式図である。図8に示すように、第1変形例のステータ10の冷媒貯留部22は、軸方向に離間して配置された中間鋼板13Eの突起部31によって軸方向に複数に分割されている。突起部31の高さは、軸方向両端に配置された鋼板13C,13Dの高さより低く設定されている。即ち、各鋼板13の外径は、軸方向両端に配置された13C,13D>中間鋼板13E>他の鋼板13の順に小さく設定されている。
そして、冷媒供給パイプ25から滴下されて冷媒貯留部22に貯留された冷媒Rは、中間鋼板13Eの突起部31を乗り越えて軸方向に移動して分割された各冷媒貯留部22に略均等に貯留される。また、複数の突起部31が軸方向に離間して設けられるので、ステータコア11の表面積が増大し、冷却能力が向上する。
以上説明したように、冷媒貯留部22には、ステータコア11を構成する中間鋼板13Eによって複数の突起部31が設けられているので、ステータコア11の表面積が増えることでステータコア11を効率よく冷却できる。
図9は、第2実施形態の第2変形例に係るステータの断面図である。図9に示すように、第2変形例のステータ10の冷媒貯留部22は、低い位置に貫通孔32が設けられた複数の中間鋼板13Eによって軸方向に複数に分割されている。冷媒貯留部22に貯留された冷媒Rは、貫通孔32を通じて各冷媒貯留部22に略均等に貯留されるので、中間鋼板13Eの高さを制限する必要がない。また、中間鋼板13Eによってステータ10の表面積が増大し、冷却能力が向上する。
以上説明したように、本変形例の回転電機のステータ10によれば、中間鋼板13Eの突起部31には軸方向に貫通する貫通孔32が設けられているので、突起部31の高さに関わらず、冷媒貯留部22に全体に亘って冷媒Rを行き渡らせることができる。
図10は、第3変形例に係るステータの断面図である。図10に示すように、第3変形例に係るステータ10は、軸方向両端に配置された鋼板13C,13Dの内、コイル12の冷却を要する一方の鋼板13C又は鋼板13Dに冷媒流出孔33が設けられている。冷媒貯留部22に貯留された冷媒Rは、冷媒流出孔33から流出してコイル12を冷却する。
そして、第2実施形態(第1変形例〜第3変形例を含む)のいずれのステータ10においても、図11に示すように、冷媒供給パイプ25から滴下した冷媒Rが冷媒貯留部22に充満すると、冷媒Rはステータコア固定部15を乗り越え、ステータコア本体14の外周部側面14bに沿って矢印C方向に流れ、ステータ10を冷却する。
なお、上記した第2実施形態及び第2実施形態の第1変形例〜第3変形例において、ステータコア11の各鋼板13には、第1実施形態で説明した長孔17及び切欠部18(図2参照)、又は切欠部20A,20B(図3参照)を同時に適用することもできる。これにより、冷媒Rを冷媒貯留部22に貯留する機能に加えて、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16への影響を抑えつつ、ステータコア固定部15の長孔17及び切欠部18、又は切欠部20A,20Bを介して冷媒貯留部22からステータコア11の外周部側面14bに冷媒Rを供給してステータコア11を効率的に冷却できる。
以上説明したように、第1及び第2実施形態が同時に適用された回転電機のステータ10によれば、2種類の鋼板13、即ちボルト貫通孔16よりも内径側に第1流路形成部が形成された第1鋼板13Aと、ボルト貫通孔16の内径側に第2流路形成部が形成された第2鋼板13Bと、を重ねて配置することで、第1流路形成部及び第2流路形成部が周方向に連通するので、冷媒貯留部22からステータコア固定部15の第1流路形成部及び第2流路形成部を介してステータコア11の外周部側面14bに冷媒を供給でき、さらに表面積増大による冷却能力向上と共に冷媒Rを確実に冷媒貯留部22に貯留できる。
また、第1流路形成部及び第2流路形成部は、ボルト貫通孔16の内径側にボルト貫通孔16から離間して配置されるので、ステータコア固定部15のボルト貫通孔16への影響を抑制できる。
尚、本発明は、前述した各実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
10 ステータ
11 ステータコア
13,13C,13D 鋼板
13A 第1鋼板(鋼板)
13B 第2鋼板(鋼板)
13E 中間鋼板(鋼板)
14 ステータコア本体
14a 外周部上面(ステータコア本体の外周面)
14b 外周部側面(ステータコア本体の外周面)
14c 外周部下面(ステータコア本体の外周面)
15,15A,15B ステータコア固定部
16 ボルト貫通孔
17 長孔(第1流路形成部、貫通孔)
18 切欠部(第2流路形成部)
19,21 冷媒流路
20A,20B 切欠部(第1流路形成部、第2流路形成部)
22 冷媒貯留部
31 突起部
32 貫通孔
L 仮想線
O ステータの中心
P1 ステータコア固定部の上端部
P2 ステータコア本体の上端部
R 冷媒
VC 仮想円

Claims (13)

  1. 円環状のステータコア本体と、該ステータコア本体の外周部に設けられ、ボルト貫通孔が形成された複数のステータコア固定部と、を有するステータコアを備え、前記ボルト貫通孔に挿通されるボルトにより前記ステータコアが筺体に固定される、回転電機のステータであって、
    前記ステータコアは、複数の鋼板が積層されて構成され、
    前記鋼板は、
    前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第1流路形成部が形成された第1鋼板と、
    前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第2流路形成部が形成された第2鋼板と、を含み、
    前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置され、
    前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置された状態において、前記第1流路形成部及び前記第2流路形成部が周方向に連通する、回転電機のステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部を軸方向に貫通する貫通孔であり、
    前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向両端部が切り欠かれた切欠部である、回転電機のステータ。
  3. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部であり、
    前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部である、回転電機のステータ。
  4. 円環状のステータコア本体と、該ステータコア本体の外周部に設けられ、ボルト貫通孔が形成された複数のステータコア固定部と、を有するステータコアを備え、前記ボルト貫通孔に挿通されるボルトにより前記ステータコアが筺体に固定される、回転電機のステータであって、
    前記ステータコア本体の上方に位置する一対の前記ステータコア固定部と該一対のステータコア固定部に挟まれた前記ステータコア本体の外周面とで区画された領域には冷媒を貯留する冷媒貯留部が設けられている、回転電機のステータ。
  5. 請求項4に記載の回転電機のステータであって、
    前記ステータコアは、複数の鋼板が積層されて構成され、
    前記冷媒貯留部は、軸方向に離間して配置された対向する前記鋼板よって軸方向が区画されている、回転電機のステータ。
  6. 請求項5に記載の回転電機のステータであって、
    対向する前記鋼板は、軸方向において最も外側に位置する鋼板を含む、回転電機のステータ。
  7. 請求項5又は6に記載の回転電機のステータであって、
    前記冷媒貯留部の軸方向を区画する前記鋼板の最外径部は、前記ステータの中心と前記ステータコア固定部の上端部とを結ぶ仮想線を半径とする仮想円と同径若しくは該仮想円よりも小さい、回転電機のステータ。
  8. 請求項7に記載の回転電機のステータであって、
    前記冷媒貯留部の軸方向を区画する前記鋼板の最外径部は、前記一対のステータコア固定部の上端部同士を接続した仮想線と略一致する、回転電機のステータ。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の回転電機のステータであって、
    前記冷媒貯留部には、軸方向に離間して配置され、周方向に延びる複数の突起部が設けられており、
    前記突起部は、前記鋼板によって形成されている、回転電機のステータ。
  10. 請求項9に記載の回転電機のステータであって、
    前記突起部には、軸方向に貫通する貫通孔が設けられている、回転電機のステータ。
  11. 請求項5〜10のいずれか1項に記載の回転電機のステータであって、
    前記鋼板は、
    前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第1流路形成部が形成された第1鋼板と、
    前記ステータコア固定部であって前記ボルト貫通孔よりも内径側に前記ボルト貫通孔から離間して第2流路形成部が形成された第2鋼板と、を含み、
    前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置され、
    前記第1鋼板及び前記第2鋼板が重ねられて配置された状態において、前記第1流路形成部及び前記第2流路形成部が周方向に連通する、回転電機のステータ。
  12. 請求項11に記載の回転電機のステータであって、
    前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部を軸方向に貫通する貫通孔であり、
    前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向両端部が切り欠かれた切欠部である、回転電機のステータ。
  13. 請求項11に記載の回転電機のステータであって、
    前記第1流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向一方側端部が切り欠かれた切欠部であり、
    前記第2流路形成部は、前記ステータコア固定部の周方向他方側端部が切り欠かれた切欠部である、回転電機のステータ。

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