JP2018511496A - 段ボールウェブを製造するための機械 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのカバーウェブ(3、19)及び少なくとも1つの波形ウェブ(7)が接着(12)によって結合された段ボールウェブ(13)を製造する機械に関する。この機械は、マイクロ波によって段ボールウェブ(13)の品質を判定するため、段ボールウェブ(13)の少なくとも1つの誘電特性を判定する少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53)を備える。

Description

本発明は、いくつかの個々のウェブを有する段ボールウェブを製造するための機械に関する。本発明はさらに、このような機械の構成要素としての品質判定手段に関する。
製造された段ボールストリップの品質を検査するための異なる品質判定手段を有する機械が、従来技術より既に知られている。例えば、振動又は超音波センサをこのために使用することができる。
EP 0 687 552 A2 US 5,632,850 DE 195 36 007 A1 GB 2,305,675 A DE 43 05 158 Al DE 199 54 754 Al DE 197 54 799 A1 US 6,071,222 DE 101 31 833 A1
本発明は、段ボールウェブの品質が可能な限り簡単かつ単純に判定可能である段ボール機械を創造する課題に基づいている。このような段ボール機械の構成要素として、対応する品質判定手段もまた設けられるべきである。
この課題は、本発明に照らして請求項1又は15の特徴によって解決される。本発明の主要部は、段ボールウェブの品質を判定するためのマイクロ波を使用する少なくとも1つの品質判定手段からなる。
マイクロ波は電磁波であることが知られている。それらの波長により、マイクロ波は、水分子などの分子の双極及び多極振動を励起するのに特に適している。その測定は、したがって、段ボールウェブ内の水分子の双極子緩和の評価に物理的及び実質的に基づいている。水分子は、外側に位置する磁場内に好ましい方向に自身を整列させ、したがって分極することもできる。交番電磁場が印加されると、段ボールウェブ内の水分子は、交番磁界の周波数で回転し始める。この効果は誘電率によって特徴付けられる。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段は、段ボールウェブの品質を判定するために、段ボールウェブの少なくとも1つの誘電特性、特にその湿度及び/又は密度を判定する。段ボールウェブの判定された少なくとも1つの誘電特性に応じて、その品質が判定可能である。段ボールウェブの品質は、例えば、段ボールウェブの湿度に依存する。段ボールウェブの品質は、特に、その全幅にわたって判定することができる。
したがって、例えば、少なくとも1つの接着及び/又は段ボールウェブの個々のウェブの少なくとも1つに欠陥が存在するか否かを判定できる。特に、少なくとも1つの接着がその塗布量及び/又は分布に欠陥があるか否か判定可能である。このようにして、例えば、段ボールウェブが、少なくとも一部の領域に少なくとも1つの望ましくない中空空間を含むか、及び/又は一部の領域に少なくとも1つの望ましくない追加の材料層を含むかどうか判定することができる。このようにして、例えば、段ボールウェブが、少なくとも一部の領域に少なくとも1つの不適切な材料層を含むかどうかを判定することができる。不適切なストリームが少なくとも一部の領域に存在するかどうかを簡便に判定することもできる。評価中に、段ボールウェブの最大生産速度又は最大搬送速度が考慮されるか、又は決定されることが有利である。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段が、片側に積層された段ボールウェブの個々のウェブの接着に伴う1つの又は複数の問題を判定するまで、片側に積層された段ボールウェブを製造する機械が加速されると有利である。そして、少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段がもはやそのような問題を検出しなくなるか、又はそのような問題がもはやなくなるまで、好ましくは、段ボールウェブを製造する機械の速度を再び低下させる。したがって、段ボールウェブの最大生産速度が利用可能であり、又は段ボールウェブの所望の品質が実現可能である。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段が、繰り返し発生する不良から不良の理由についての結論を引き出し、それに応じて不良の原因を低減又は修正すると有利である。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段は、好ましくは、反射、照射及び/又は共鳴方法を使用する。したがって、例えば、共鳴若しくは非共鳴法、透過法若しくは反射法及び/又は散乱場若しくは照射場法を使用することができる。
少なくとも1つのマイクロ波共振器があると、段ボールウェブに欠陥が存在する際、その周波数が変化する。共振周波数は、特に湿度が増加するにつれて低下する。共振測定方法は、振動することができる構造物の共振パラメータを利用し、一般にマイクロ波共振器を利用する。
透過法を使用するとき、マイクロ波が段ボールウェブ全体にその厚さを横断して突き通ることは有利である。段ボールウェブが透過法で照射されることにより、段ボールウェブの体積にわたり、したがってより低い均質性にわたり容易に、積分湿度値を判定できる。透過測定に使用できるマイクロ波のパラメータは、段ボールウェブを通って流れる電磁波の減衰及び/又は位相オフセットである。
散乱場構成の電磁場は、好ましくは、段ボールウェブ内に広がる。段ボールウェブに広がる電磁波及び段ボールウェブによって反射される電磁波が測定される。原理的に、段ボールウェブへのアクセスは、その段ボールウェブの片側からのみ必要とされる。
マイクロ波は、好ましくは、段ボールウェブの搬送方向に対して垂直に走る。それらは、その表面に対して実質的に垂直に走ることが好ましい。
マイクロ波品質判定手段は、非接触で機能する。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段が全体として置き換え可能であるか、又はその個々の構成要素が置き換え可能であると有利である。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段は、段ボールウェブの搬送中に、その段ボールウェブの少なくとも1つの誘電特性を良好に判定する。
信号評価ユニットは、例えば、マイクロ波センサの構成要素である。代替的に、マイクロ波センサから分離することもできる。
少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段は、片側に積層された段ボールウェブを製造する機械と予熱手段との間に好適に配置される。代替的に、及び/又は、加えて、少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段が、加熱圧力手段とクロスカッタ手段の間に配置される。
段ボールウェブは、好ましくは、少なくとも2つの2層、好ましくは3層、5層又は7層の段ボールウェブからなる。
少なくとも1つのカバーウェブは十分に平坦であり、一方、少なくとも1つの段ボールに波形であると有利である。
本発明のさらなる有利な設計は、従属請求項から生じる。
従属請求項3による設計は、段ボールウェブの品質の特に総合的な判定を可能にする。特に、少なくとも1つの接着の品質は、特に良好にかつ容易に判定可能である。
従属請求項4によれば、少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段は、少なくとも1つのマイクロ波センサを有する。少なくとも1つのマイクロ波センサが、透過及び/又は反射マイクロ波を反射するための少なくとも1つの反射体を備えていると有利である。
反射体のない設計も代替え可能である。
少なくとも1つのマイクロ波センサは、好ましくは支持体上に配置される。マイクロ波センサを備える幾つかの支持体が、段ボールウェブの搬送方向に一列に配置されていることが好都合である。
従属請求項4によれば、少なくとも1つのマイクロ波センサは、少なくとも1つのマイクロ波場を生成するための少なくとも1つのマイクロ波送信器又はマイクロ波発生器を有する。
従属請求項4によれば、少なくとも1つのマイクロ波センサは、少なくとも1つのマイクロ波送信機のマイクロ波を受信するための少なくとも1つの受信装置を備える。少なくとも1つのマイクロ波送信機と、それに割り当てられた、そのマイクロ波を受信する少なくとも1つの受信装置は、段ボールウェブがそれら間を通るように、例えば互いに対向して、又は段ボールウェブとは異なる側に配置されている。
あるいは、少なくとも1つの受信装置及び少なくとも1つのマイクロ波送信機は、互いに隣接して配置される。それらは、段ボールウェブの共通の側面に配置されるか、又は段ボールウェブの共通の側面に面している。そして、少なくとも1つのマイクロ波送信器によって生成されたマイクロ波を、段ボールウェブを介して少なくとも1つの受信装置に反射して戻すための、少なくとも1つの反射体があることが好ましい。
いくつかのマイクロ波センサが設けられていると有利である。そしてこれらは、好ましくは、段ボールウェブの横方向を横切って互いに隣接して配置されており、その結果、段ボールウェブの品質が、好ましくは、その全幅にわたって判定される。いくつかのマイクロ波送信機及び受信装置は、したがって、好適には互いに隣り合うとされる。互いのマイクロ波送信器の距離は、好ましくは一定である。
従属請求項5による少なくとも1つの信号評価ユニットは、好ましくは、マイクロ波受信装置又はマイクロ波センサからの信号を段ボールウェブの湿度値に変換できる。これは、好ましくは、マイクロ波受信装置又はマイクロ波センサと信号接続されている。
従属請求項6による、段ボールウェブの少なくとも1つの誘電特性の局所的変化を判定することにより、段ボールウェブの不具合を極めて迅速かつ正確に認識することができる。浮動平均化は、好ましくは省略される。
従属請求項7による少なくとも1つの中空空間の判定は、好ましくは、段ボールウェブの測定された湿度及び/又は段ボールウェブの接着の品質に依存しない。
従属請求項11による少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段は、好ましくは自己学習型である。
従属請求項12による少なくとも1つのマイクロ波センサは、好ましくは、組合せユニットとして設計される。
従属請求項14による設計は、少なくとも1つのマイクロ波品質判定ユニット又は少なくとも1つのマイクロ波センサを、段ボールウェブのそれぞれのフランク角に対し自動的に、独立して、又は特に迅速に調整することを可能にする。
従属請求項2乃至14もまた、請求項15の対象とすることもできる。
本発明の更なる特徴及び詳細は、図面を参照しながらいくつかの実施例について以下の例示的な説明から生じる。
第1実施例に係る段ボール機械の第1部分である。 第1実施例に係る段ボール機械の第2部分である。 図1及び図2による段ボール機械におけるマイクロ波品質判定手段の概観である。 図3の切断線IV−IVに沿った断面図である。 図4の切断線V−Vに沿った断面図である。 図3のマイクロ波品質判定手段のマイクロ波受信装置によって生成された、不良接着領域における応力/時間線図である。 図3の実施例と同等な本発明による第2実施例の図である。 図3の実施例と同等な本発明による第3実施例の図である。 図5の実施例と同等な本発明による第4実施例の図である。 図5の実施例と同等な本発明による第5実施例の図である。
以下より、図1〜図6を参照して、第1実施例について説明する。図1、図2に概略的に示されるような段ボール機械は、片側に積層された段ボールウェブを製造するための機械1を備える。
第1材料ウェブ3(好ましくは継ぎ目無し)が、第1展開ユニット2から機械1に供給される。材料ウェブ3は、機械1で製造された段ボールウェブ用の第1カバーウェブを表す。
第1材料ウェブ3は、第2展開ユニット5から展開される、機械1内の第2材料ウェブ4(好ましくは継ぎ目無し)に接合される。展開後、第2材料ウェブ4は、機械1内で波形を生成するために、互いに隣り合って配置された2つの段ロール6の間に経路指定される。このプロセスの後で、第2材料ウェブ4は、波形ウェブ7となる。後者は、波頭8と波の谷9とを交互に備える。
接着剤が、次に、機械1の接着ユニット10内の波形ウェブ7に塗布される。それは、機械1内において、加圧ローラ11と段ロール6の1つとの間の隙間で第1材料ウェブ3と共に圧縮され、それらは一体となり、接着12を生成する。カバーウェブ3及び波形ウェブ7から形成された一方の側に積層された段ボールウェブ13が、一番上で引き出され、偏向ローラ14の周りで作業方向15に転向される。一方の側に積層された段ボールウェブ13を製造する機械1は、例えば、特許文献1(特許文献2と等しい)、特許文献3(特許文献4に等しい)又は特許文献5から一般に公知であり、詳細についてはこれらを参照する。
予熱手段16が、機械1の下流で作業方向15に配置されている。これは、上下に配置された2つの加熱可能な加熱ローラ17を備える。
第3材料ウェブ19(好ましくは継ぎ目無し)のための第2展開ユニット18が、予熱手段16の前に配置されており、そこから第3材料ウェブが予熱手段16によって展開され、作業方向15に搬送される。片側段ボールウェブ13及び第3材料ウェブ19の両方は、加熱ローラ17を部分的に巻き込み、それらを通過して作業方向15に案内される。
接着ローラ21を有する接着ユニット20は、作業方向15において予熱手段16の後ろに配置され、接着槽22に部分的に浸漬される。段ボールウェブ13の波形ウェブ7は、接着剤を塗布するために接着ローラ21に接触している。
加熱圧力手段23は接着ユニット20の後ろに配置され、加熱プレート(不図示)を具備する、作業方向15に延びる水平テーブル24を備える。テーブル24の上方には、3つのローラ25の上を案内される駆動無端加圧ベルト26が想定される。加圧ベルト26とテーブル24との間には圧力隙間27が形成されており、この圧力隙間27を通って段ボールウェブ13と第3材料ウェブ19が案内され、互いに押し付けられる。対応する加熱圧力手段23は、特許文献6から公知である。加熱圧力手段23内に3層の段ボールウェブ28が形成される。
図2は、加熱圧力手段23からの段ボールウェブ28の排出に続く段ボール機械の第2部分を示す。長手方向切断及び溝切り手段29が続き、それは、一方が他方の後ろにある2つの溝切りステーション30と、一方が他方の後ろにある2つの長手方向切断ステーション31とを備える。溝切りステーション30はそれぞれ、上下に配置された一対の溝切り工具32を備え、その間を段ボールウェブ28が通過する。長手方向切断ステーション31の各々は、段ボールウェブ28を縦方向に分離するために段ボールウェブ28と係合可能な回転駆動ブレード33を有する。長手方向切断及び溝切り手段29の詳細な構造は、特許文献7(特許文献8に等しい)及び特許文献9から知られており、ここでは構造の詳細を参照する。
スイッチ34(そこにおいて、長手方向に切断された段ボールウェブ28のウェブセクション35、36が互いに分離される)が、作業方向15における長手方向切断及び溝切り手段29の後ろに配置されている。
ウェブセクション35、36は、次いで、横方向切断手段37に送られる。これは、上部ウェブセクション35用の上部横方向切断ローラ対38と、下部ウェブセクション36用の下部横方向切断ローラ対39とを備える。ローラ対38、39のローラは、それぞれ、半径方向外側に延びるブレード40を支持し、そのブレードは作業方向15に対して垂直に走る。横方向切断ローラ対38、39のブレード40は、ウェブセクション35、36を分離するために共に作動する。
上部横方向切断ローラ対38の後に、回転可能な駆動ローラ42の周りに案内される上部コンベアベルト41が続く。
垂直方向に延びる肩部44を有する棚43が、上部コンベアベルト41の後ろに配置され、その上に、横方向切断手段37によってウェブセクション35から切断された段ボールシート45が積み重ねられてスタック46を形成する。方向矢印47で示すように、棚43は高さ調節が可能である。特に棚43は、スタック46を前方へ移送するため段ボール機械を支持する機械床面48まで下げることができる。
下部横方向切断ローラ対39には、更なる下部コンベアベルト49が続き、それは横方向切断手段37によってウェブセクション36から切断された段ボールシート50を、更なる棚51の上に積み重ねる。下部コンベアベルト49は、方向矢印52によって示されるように、スタックの高さを調節するために上昇させることができる。
段ボール機械はまた、図3〜図5にてより詳細に示されるマイクロ波品質判定手段53を備える。これは、とりわけ、段ボールウェブ7とカバーウェブ3との間の接着12の品質を判定するのに役立つ。ここで手段53は、作業方向15において、機械1の後ろで、加熱圧力手段23(そこで第3材料ウェブ19が加圧される)の手前に配置される。好ましくは、機械1と予熱手段16との間に配置される。
手段53は、段ボールウェブ13の両側の機械床面48上にブレース支持体54を備える。好ましくはU字形の断面を有する支持体56が両方の支持体54に配置され、好ましくは段ボールウェブ13の関連縁部55を覆い、支持体54に支持されている。支持体54の外側には、駆動部57がそれぞれ好ましくは想定され、それは、有利には旋回軸58の周りを旋回可能である。そして旋回軸58は、段ボールウェブ13の中心に位置し、作業方向15に対して垂直に延びる。各駆動部57は、好ましくは、隣接する支持体56を旋回軸58に沿って変位させることにより、その支持体56を段ボールウェブ13のさらに小さな幅の縁部55の周りに押し込むことができる。各支持体56は、互いに平行に延びる2本の脚部59、60を備え、脚部59、60は、好ましくは、それらに対し垂直方向に延びる共通のベースプレート61によって互いに接続され、脚部59、60と共に同一の部品として設計されている。2つの支持体56は、それらの脚部59、60を介して互いに恒久的に接続され、支持体56が接合された固体支持構造を形成することが好ましい。その支持構造は、段ボールウェブ13の横断方向に沿って延びている。
脚部60の内側には、いくつかのマイクロ波送信機62が配置されている。関連付けられたマイクロ波受信装置63は、関連する脚部59の向かい合った内側に配置されている。各送信機62及び関連する受信装置63は、段ボールウェブ13に関して同じ横方向位置にある。すなわち、それらは、段ボールウェブ13の縁部55から、同じ垂直距離を有する。各送信機62はライン64を介して、また各受信装置63はライン65を介して、共通の信号評価ユニット66とデータ伝送方式で接続されている。
各送信機62及び関連する受信装置63は、共通の中央長手方向直線67上にある。第2材料ウェブ4は、それを規定する平面68上にある。直線67は、平面68とで角度bを囲んでいる。角度bは、想定されるとして、関連する支持体56を軸58の周りに旋回させることで設定できる。
平面68で角度cを囲む段ボールウェブ13のフランク69は、それぞれの波頭(wave peak)8と波の谷(wave trough)9との間に位置している。角度bは、角度cにできるだけ等しくなるように選択される。これは、マイクロ波が周囲の空気を経由するのではなく、可能な限り段ボールウェブ7のフランク69を経由して伝送されることを意味する。原理的には、角度bに対して以下のことが適用される:0°≦b≦90°、特に0°<b<90°、特に15°≦b≦65°、特に35°≦b≦45°、特にb≒40°。関連する支持体56を旋回させることによって、様々な段ボールタイプの種類のために角度bをフランク角cに適合させることができる。関連する支持体56をフランク角cに設定することは、好ましくは、独立して又は自動的に実現される。このために、少なくとも1つの対応するフランク角判定センサが、好ましくは設けられる。
全てのマイクロ波送信機62は、例えば、300MHzと300GHzの間の周波数で動作し、その動作中に対応するマイクロ波場を送信する。図5は、段ボールウェブ13が不釣り合いに大きく図示されている点で正しい縮尺でない。原則として、段ボールウェブ13は、区分Tを含む。送信機62及び受信装置63は、それぞれ直径Dを有する。直径Dは、区分Tよりも大きいことが好ましい。典型的な直径Dは、20mm〜60mmである。
送信機62又は受信装置63の位置は、入れ替えることもできる。さらに、送信機62及び受信装置63を直線67と平面68との交差点の周りに、180°−2bの角度だけ反時計回りの方向に回転させた際に生じる配置を想定することもできる。これは、送信機62又は受信装置63の上流位置を、対応する下流位置に入れ替え及び反転する。しかし、比例角bは依然として残り、直線67の左側で測定される(図5に示す、直線67の右側ではない)。
次に、図6を参照して、マイクロ波品質判定手段53の機能を説明する。機械1が片側に積層された段ボールウェブ13を製造するとすぐに、その段ボールウェブ13は、既知の速度で手段53を通過して案内される。支持体56の横断方向位置は、このために両方とも段ボールウェブ13の2つの縁部55を囲むが、それに触れないように設定される。
マイクロ波送信機62は常にマイクロ波を送信し、それらは関連するマイクロ波受信装置63によって受信される。このようにしてマイクロ波場が生成される。段ボールウェブ13はマイクロ波場を通過する。マイクロ波は、空気よりも質量を介して(すなわち、紙又は厚紙を介して)はるかに良好に伝達されるという事実より、完全な接着12の場合、信号が目下のところフランク69を通って殆ど伝達されるか(図5の場合)、又は主に空気を介して伝達される必要があるかに応じて、脈動信号が生成される。角度b=90°では、直前に通過した波頭8と波の谷9との間の関連する受信装置63での信号強度の差は、非常に小さい。材料ウェブ3と波頭8の間、又は波の谷9の上の間の両方の場合において、マイクロ波が主に空気を介して伝達されなくてはならないからである。この場合、信号評価は非常に複雑になる。フランク角cと実質的に等しい角度b(<90°)での関連する支持体56の傾きは、マイクロ波が波頭8を通る際、主にフランク69、接着12及び材料ウェブ3を介して伝達されることを保証する。そのため、特に大きな信号が適切な接着12で生成され、段ボールウェブ13が前方に運ばれる際に、それに応じて低下する。
欠陥のある接着12が存在する場合、又はいわゆるフランク破壊(flank break)が生じた場合、より大きな信号が予想されるであろう地点において、はるかに低い強度の信号が存在するであろう。この信号は、特定の閾値を規定することによって容易にデジタル信号へ変換することができる。ここで、「1」は製造上の欠陥を意味し、「0」は欠陥がないことを意味する。図6は、欠陥のある接着12が通過する際の、下方向への突発発生72を伴う強い電圧降下を示す。図6はまた、欠けている層、ウェブ、層領域又はウェブ領域が通過する際の、上方向への突発発生73を伴う強い電圧上昇を示す。この信号もまた、特定の閾値を規定することによって容易にデジタル信号へ変換することもができる。ここで、「1」は製造上の欠陥を意味し、「0」は欠陥がないことを意味する。
得られた値から、段ボールウェブ13の堅固さ及び品質に関する推論を行うことができる。
手段53は非接触かつ慣性なしで作用することが好ましい。関連する受信装置63の信号の単純な閾値分析には莫大な電子的努力は必要とされないので、非常に高い材料ウェブ速度(例えば400m/分)でも接着品質のオンライン判定が可能となる。
マイクロ波品質判定手段53によって、段ボールウェブ13の目標状態から逸脱したと判定された段ボールウェブ13の領域又は区域は、例えば、その手順又は工程から除外されるか、又はマーキングされる。あるいは、これらの区域又は領域は、手順内に留まり、除外されない。
次に、図7を参照して第2実施例について説明する。同様に構成された部品は、第1実施例のものと同じ参照番号で識別され、以下ではその記載を参照する。異なって構成されているが、機能的に同一の部分は、同じ参照番号にaを付けて識別される。マイクロ波品質判定手段53aは、一列に隣合わせに配置された複数の送信機62と、それに対応して反対で、一列に隣合わせに配置された複数の受信装置63とを備える。これは、接着12の品質をより広い幅にわたって検査できるという利点を有する。原理的には、両方の支持体56が共に段ボールウェブ13全体を包囲すれば、脚部59及び60を設計することが可能である。これは、すべての実施例に当てはまる。さらに、送信機62及び関連する受信装置63をトロリー上に横方向へ変位可能に配置すること、すなわち作業方向15を横切ることが可能である。このようにして、段ボールウェブ13の全幅にわたって接着12の品質を検査することも可能である。
次に、図8を参照して第3実施例について説明する。同一の部分には、第1の実施例と同じ参照番号が付されている。異なって構成されているが、機能的に同一の部品は、bを加えて同じ参照番号で識別される。第2実施例と比較した主な相違点は、マイクロ波品質判定手段53bも、いくつかの送信機62と複数の関連する受信装置63とを備えるが、これらは一列ではなくジグザグ状に配列されていることである。これは、より多くの送信機62又は受信装置63を、作業方向15を横切る脚部59、60の所定の長さに配置することができ、また、互いにより近接して配置できるという利点を有する。次の隣接する送信機までの最小距離が、所定の直径Dを有する各送信機62に必要であり、その結果信号は受信装置側で重なり合わない。図8による配置は、所定の脚長にさらに多くの送信機62を配置することを可能にするので、接着品質のより正確な分析もまた可能である。
以下、図9を参照して第4実施例について説明する。同様に構成された部品は、第1実施例のものと同じ参照番号で識別され、ここでこれを参照する。異なって構成されているが、機能的に同一の部品は、同じ参照番号にcを付けて識別される。第1実施例と比較した主な違いは、3つ以上の材料ウェブからなる段ボールウェブ28のマイクロ波品質判定を行う品質判定手段53cにある。したがって、手段53cは、作業方向15において、加熱圧力手段23の後ろで、クロスカッタ手段37の前に配置される。好ましくは、長手方向切削及び溝切り手段29とスイッチ34との間に配置される。手段53cは、実質的に第1実施例による手段53のように構成されている。検査される段ボールウェブ28は、単により多くの材料ウェブを有するだけである。したがって、より多くの接着12、12cを品質検査する必要がある。原則として、欠陥認識の機能は同じである。接着12、12cに欠陥がある場合、マイクロ波の透過率は完全な接着よりも低い。手段53cはまた、例えば3つの平滑な材料ウェブと2つの波形ウェブとを有する段ボールウェブのような、より広範な材料ウェブを有する段ボールウェブを検査するために使用できる。
以下、図10を参照して第5実施例について説明する。同様に構成された部品は、第1実施例のものと同じ参照番号で識別され、ここでこれを参照する。異なって構成されているが、機能的に同一の部品は、同じ参照番号にdを付けて識別される。第1実施例と比較した主な違いは、マイクロ波送信機62の品質判定手段53dとマイクロ波受信装置63とが直接隣接して配置されていることである。それらは結合されて1つのユニット70を形成する。マイクロ波送信機62及びマイクロ波受信装置63は、段ボールウェブ13の共通の第1側面に面している。したがって、マイクロ波送信機62及びマイクロ波受信装置63は、段ボールウェブ13の共通の側面に配置される。
反射体71は、段ボールウェブ13の第1側面に対向する段ボールウェブ13の第2側面に面している。したがって、段ボールウェブ13は、マイクロ波送信機62及びマイクロ波受信装置63を含むユニット70と反射体71との間を通る。マイクロ波送信機62は、動作中に前と同じように一定のマイクロ波を送信するが、それは段ボールウェブ13を貫通して、反射体71に当たる。反射体71は、マイクロ波を反射して、前と同じように段ボールウェブ13を透過し、マイクロ波受信装置63で受信される。したがって、段ボールウェブ13は、マイクロ波によって2回準透過される。
反射体71を備えた設計は、前述の実施例、特に図9による設計で代替的にまた可能である。
1 機械
2 第1展開ユニット
3 第1材料ウェブ
4 第2材料ウェブ
5 第2展開ユニット
6 段ロール
7 段ボールウェブ
8 波頭
9 波の谷
10 接着ユニット
11 加圧ローラ
12、12c 接着
13 段ボールウェブ
14 偏向ローラ
15 作業方向
16 予熱手段
17 加熱ローラ
18 第2展開ユニット
19 第3材料ウェブ
20 接着ユニット
21 接着ローラ
22 接着槽
23 加熱圧力手段
24 水平テーブル
25 ローラ
26 駆動無端加圧ベルト
27 圧力隙間
28 段ボールウェブ
29 溝切り手段
30 溝切りステーション
31 長手方向切断ステーション
32 溝切り工具
33 回転駆動ブレード
34 スイッチ
35 上部ウェブセクション
36 下部ウェブセクション
37 横方向切断手段
38 上部横方向切断ローラ対
39 下部横方向切断ローラ対
40 ブレード
41 上部コンベアベルト
42 駆動ローラ
43 棚
44 肩部
45 段ボールシート
46 スタック
47 方向矢印
48 機械床面
49 下部コンベアベルト
50 段ボールシート
51 棚
52 方向矢印
53、53a 、53b、53c、53d マイクロ波品質判定手段
54、56 支持体
55 縁部
55 関連縁部
57 駆動部
58 旋回軸
59、60 脚部
61 ベースプレート
62 マイクロ波送信機
63 マイクロ波受信装置
64、65 ライン
66 信号評価ユニット
67 中央長手方向直線
68 平面
69 フランク
70 ユニット
71 反射体
72、73 突発発生
T 区分

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのカバーウェブ(3、19)及び少なくとも1つの波形ウェブ(7)が少なくとも1つの接着(12;12、12c)によって結合された段ボールウェブ(13、28)を製造する機械であって、
    a)マイクロ波によって、前記段ボールウェブ(13、28)の品質を判定するため、前記段ボールウェブ(13、28)の少なくとも1つの誘電特性を判定する少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)を備える機械。
  2. 前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)はマイクロ波を用い、その波長が1mと1mmの間、好ましくは10cmと0.5mmの間にあり、及び/又は、その周波数が300MHzと300GHzの間、好ましくは700MHzと100GHzの間にあることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  3. 前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)は、前記段ボールウェブ(13、28)の少なくとも1つの誘電特性を、少なくとも前記段ボールウェブの少なくとも1つの接着(12;12、12c)の領域内で判定するように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。
  4. 前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)は、少なくとも1つのマイクロ波センサ(62、63)を備え、
    前記少なくとも1つのマイクロ波センサは、好ましくは、前記段ボールウェブ(13、28)と相互作用するためのマイクロ波場を生成する少なくとも1つのマイクロ波送信機(62)を備え、
    前記少なくとも1つのマイクロ波センサは、好ましくは、前記少なくとも1つのマイクロ波送信機(62)のマイクロ波を受信するための少なくとも1つの受信装置(63)を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の機械。
  5. 前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)は、信号評価のための少なくとも1つの信号評価ユニット(66)を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の機械。
  6. 前記段ボールウェブ(13、28)の品質の局所的変化が、前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)により検出可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の機械。
  7. 前記段ボールウェブ(13、28)が、少なくとも1つの領域に少なくとも1つの望ましくない中空空間を含むかどうかが、前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)により判定可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の機械。
  8. 前記段ボールウェブ(13、28)が、少なくとも1つの領域に望ましくない追加の材料層を含むかどうかが、前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)により判定可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の機械。
  9. 前記段ボールウェブ(13、28)が、少なくとも1つの領域に少なくとも1つの不適切な材料層を含むかどうかが、前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)により判定可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の機械。
  10. 少なくとも1つの領域に不適切な充満が存在するか否かが、前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)により判定可能であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の機械。
  11. 前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)は、繰り返し発生する不良から不良の理由を推定し、前記不良の理由を低減又は修正することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の機械。
  12. 前記少なくとも1つの信号評価ユニット(66)は、前記少なくとも1つのマイクロ波センサ(62、63)の一部であることを特徴とする請求項4又は5に記載の機械。
  13. 前記少なくとも1つのマイクロ波品質判定手段(53;53a;53b;53c;53d)によって、前記段ボールウェブ(13、28)の目標状態から逸脱していると判定された前記段ボールウェブ(13、28)の領域又は区域は、手順若しくは工程から除外されるか、又は、印を付けられることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の機械。
  14. 前記段ボールウェブ(13、28)の関連縁部(55)を囲むための少なくとも1つの支持体(56)であって、
    前記少なくとも1つの支持体(56)が、
    −少なくとも1つのマイクロ波送信機(62)が配置される第1脚部(59)を備え、
    −少なくとも1つの関連する受信装置(63)が配置される第2脚部(60)を備え、
    −前記段ボールウェブ(13、28)の波形ウェブ(7)のフランク角(c)と実質的に等しい角度(b)をなす傾きを備え、前記マイクロ波が前記波形ウェブ(7)のフランク(69)を実質的に透過するようにし、
    −それ自体を前記波形ウェブ(7)の前記関連フランク角(c)に独立して設定することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の機械。
  15. 前記段ボールウェブ(13、28)の少なくとも1つの誘電特性が判定可能であるように設計されている、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の機械の構成要素としてのマイクロ波品質判定ユニット。
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