JP2018173912A - 工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ワークの加工に要する時間を短縮できる工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】工作機械は、複数の指令を順に読み出して、工具を装着する主軸及びワークを保持する保持部の移動を制御し、保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、基準移動指令とは異なる保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定する第一判定部と、第一判定部にて、第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、第一先行指令の実行時に要する保持部又は主軸の第一移動時間が、基準移動指令の実行前に行う保持部又は主軸の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定する第二判定部とを備え、第二判定部にて、第一移動時間が解除時間よりも大きいと判定した場合、第一先行指令と保持部又は主軸の制動解除とを並行して実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、ワークを加工する工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、ワークを保持するワークテーブルと、工具を装着する主軸とを備える工作機械が提案されている。ワークテーブルは垂直軸回りに回転可能な回転軸と、該回転軸を制動するクランプ装置を備える。主軸は、上下方向、左右方向及び前後方向に移動可能である。工作機械は複数の指令を順に読み込んで動作する(例えば特許文献1参照)。
工作機械は、例えば、回転軸の回転指令の後に、主軸を左右方向又は上下方向に移動する指令が存在する場合、回転軸を回転した後、クランプ装置による回転軸の制動と主軸の左右方向又は上下方向移動を並行して実行する。それ故、加工時間が短縮する。
特開平5−313718号公報
例えば主軸が左右方向に移動した後、ワークテーブルが垂直軸回りに回転する場合、主軸の移動中にクランプ装置は回転軸を制動している。主軸の移動完了後、クランプ装置は回転軸の制動を解除し、回転軸が回転する。主軸の移動が完了するまで回転軸は制動を維持するので、主軸の移動開始から回転軸の回転終了まで長時間を要する。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、ワークの加工に要する時間を短縮できる工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る工作機械は、ワークを保持し、移動可能な保持部と、工具を装着し、移動可能な主軸と、複数の指令を順に読み出して、前記主軸及び保持部の移動を制御する制御装置とを備える工作機械において、前記制御装置は、前記保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、前記基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定する第一判定部と、該第一判定部にて、前記第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、前記第一先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第一移動時間が、前記基準移動指令の実行前に行う前記保持部の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定する第二判定部とを備え、前記第二判定部にて、前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第一先行指令と前記保持部の制動解除とを並行して実行することを特徴とする。
本発明においては、制御装置が基準移動指令を読み出した場合、これに一つ先行する第一先行指令を参照する。第一先行指令が基準移動指令とは異なる保持部又は主軸の移動を示す場合、第一先行指令での第一移動時間が、基準移動指令の実行前に行う保持部制動解除に要する時間よりも大きいときには、第一先行指令と制動解除とを並行して実行する。第一先行指令に基づく移動中に制動解除が完了する。
本発明に係る工作機械は、前記制御装置は、前記第二判定部にて、前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きくないと判定した場合、前記第一先行指令に先行する複数の第二先行指令を順に読み出す読出部と、該読出部が前記第二先行指令を読み出す都度、読み出した前記第二先行指令が前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定する第三判定部と、該第三判定部が前記第二先行指令が前記移動を示すと判定する都度、前記第二先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第二移動時間を、前記第一移動時間に加算する加算部と、該加算部の加算結果が前記解除時間よりも大きくなるか否かを判定する第四判定部とを備え、前記第四判定部にて前記加算結果が前記解除時間よりも大きいと判定するまで、前記読出部は、前記複数の第二先行指令を順に読み出し続け、前記加算部にて、前記加算結果が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第二先行指令と前記保持部又は主軸の制動解除とを並行して実行することを特徴とする。
本発明においては、第一移動時間が制動の解除時間よりも大きくない場合、制御装置は第一先行指令に先行する複数の第二先行指令を順に読み出す。第二先行指令を読み出す都度、第二先行指令が基準移動指令とは異なる保持部又は主軸の移動を示す場合、第二先行指令での第二移動時間を第一移動時間に加算する。制御装置は、加算結果が前記解除時間よりも大きいと判定するまで、前記移動を示す第二先行指令を順に読み出し、第二移動時間を加算し続ける。加算結果が解除時間よりも大きくなった場合、第二移動時間を加算した最先の第二先行指令と制動解除とを並行して実行する。一又は複数の第二先行指令に基づく移動中に制動解除が完了する。
本発明に係る工作機械は、前記第三判定部にて、前記第二先行指令が前記移動を示さないと判定した場合、前記第二先行指令の一つ後の指令と前記保持部又は主軸の制動解除とを並行して実行することを特徴とする。
本発明においては、第二先行指令が基準移動指令とは異なる保持部又は主軸の移動を示さない場合、例えば工具交換指令又はクーラントの送出指令等である場合、第二先行指令の一つ後の指令と制動解除とを並行して実行する。読み込んだ第二先行指令が制動解除との並行実行が不可能である場合、制御装置は前記第二移動時間の加算を行わず、前記第二先行指令の後の移動指令と制動解除とを並行して実行する。
本発明に係る工作機械は、前記読出部が読み出した前記第二先行指令が変数又は数値の設定を示す場合、前記第三判定部は、前記第二先行指令を判定対象から外すことを特徴とする。
本発明においては、読み出した第二先行指令が変数又は数値の設定を示す場合、第三判定部はその第二先行指令を判定対象から外す。例えば、変数に数値を設定する指令、又は呼び出したマクロプログラムに対して引数を設定する指令は、基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示す指令ではない。一方で移動指令の実行に影響を与える指令でもない。故に、変数又は数値の設定を示す指令が存在する場合、これを無視して、第三判定部が判定を継続しても、移動指令と制動解除との並行実行に影響しない。
本発明に係る工作機械の制御方法は、ワークを保持し、移動可能な保持部と、工具を装着し、移動可能な主軸とを備え、複数の指令を順に読み出して、前記主軸及び保持部の移動を制御する工作機械の制御方法において、前記保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、前記基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定し、前記第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、前記第一先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第一移動時間が、前記基準移動指令の実行前に行う前記保持部の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定し、前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第一先行指令と前記保持部の制動解除とを並行して実行することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、ワークを保持し、移動可能な保持部及び工具を装着し、移動可能な主軸の移動を、複数の指令を順に読み出して制御する工作機械の制御装置で利用可能なコンピュータプログラムにおいて、前記制御装置に、前記保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、前記基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定させ、前記第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、前記第一先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第一移動時間が、前記基準移動指令の実行前に行う前記保持部の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定させ、前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第一先行指令と前記保持部の制動解除とを並行して実行させることを特徴とする。
本発明に係る工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムにあっては、制御装置が基準移動指令を読み出した場合、これに一つ先行する第一先行指令を参照する。第一先行指令が基準移動指令とは異なる保持部又は主軸の移動を示す場合、第一先行指令での移動時間が、基準移動指令の実行前に行う保持部の制動解除に要する時間よりも大きいときには、第一先行指令と制動解除とを並行して実行する。第一先行指令に基づく移動中に制動の解除が完了するので、工作機械は基準移動指令を直ちに実行し、加工時間を短縮できる。
実施の形態に係る工作機械の斜視図である。 工具交換装置及び軌道を覆うカバー等を省略した斜視図である。 ワーク保持装置の正面側斜視図である。 回転台及びC軸駆動部の縦断正面図である。 制御装置の構成を略示するブロック図である。 制御プログラムの一例を示す概念図である。 制御装置による制動解除処理を説明するフローチャートである。 制御装置による制動解除処理を説明するフローチャートである。 制御プログラムの他の例を示す概念図である。
以下本発明を実施の形態に係る工作機械を示す図面に基づいて説明する。以下の説明では図において矢印で示す上下、左右及び前後を使用する。作業者は前方で工作機械を操作し、ワークの着脱を行う。図1は工作機械の斜視図であり、図2は工具交換装置及び軌道を覆うカバー等を省略した斜視図である。
工作機械100は、基台20、Y軸方向移動装置22、X軸方向移動装置26、立柱28、Z軸方向移動装置30、主軸ヘッド32、工具交換装置10等を備える。X軸方向は左右方向に対応し、Y軸方向は前後方向に対応する。基台20は床面上に固定してある。基台20は、Y軸方向移動装置22、X軸方向移動装置26を介して立柱28を前後方向及び左右方向に移動可能に支持する。基台20はワーク保持装置120を支持する。立柱28にZ軸方向移動装置30が設けてある。Z軸方向移動装置30は主軸ヘッド32を上下方向に移動する。工具交換装置10は、主軸ヘッド32に装着する工具を交換する。
Y軸方向移動装置22は、互いに平行な二つの軌道22a、複数の移動体22b、Y軸方向移動台22c及びY軸モータ22d(図5参照)を備える。軌道22aは基台20の上面にて前後方向に延びる。移動体22bは二つの軌道22a夫々に前後方向に移動可能に嵌合する。Y軸方向移動台22cは二つの軌道22aに跨がって移動体22b上に固定してある。Y軸モータ22dの駆動によって、Y軸方向移動台22cは前後方向に移動する。
X軸方向移動装置26は、互いに平行な二つの軌道26a、複数の移動体26b、立柱台26c及びX軸モータ26d(図5参照)を備える。軌道26aはY軸方向移動台22cの上面に左右方向に延びる。移動体26bは二つの軌道26a夫々に左右方向に移動可能に嵌合する。立柱台26cは二つの軌道26aに跨がって移動体26b上に固定してある。立柱28は立柱台26c上に固定してある。X軸モータ26dの駆動によって、立柱台26cは左右方向に移動する。立柱28は、Y軸方向移動装置22及びX軸方向移動装置26によって前後方向及び左右方向に移動する。
Z軸方向移動装置30は、互いに平行な二つの軌道30a、複数の移動体30b、主軸ヘッド台30c及びZ軸モータ30d(図5参照)を備える。軌道30aは、立柱28の前面に上下方向に延びる。複数の移動体30bは二つの軌道30a夫々に上下方向に移動可能に嵌合する。主軸ヘッド台30cは二つの軌道30aに跨がって移動体30bの前面に固定してある。Z軸モータ30dの駆動によって、主軸ヘッド台30cは上下方向に移動する。
主軸ヘッド32は主軸ヘッド台30cに固定してある。主軸ヘッド32は、前側内部に上下方向に延びる主軸34を回転可能に保持する。主軸34は中空の筒形状をなす。X軸モータ26d、Y軸モータ22d及びZ軸モータ30dを駆動制御することで、主軸ヘッド32は前後、左右及び上下に移動する。
工具交換装置10は、長円形の軌道(図示略)、該軌道を移動する複数の移動台(図示略)を備える。軌道は主軸ヘッド32及び立柱28を囲み、前側下方から後側上方へ延び、水平面から所定角度傾斜する。複数の移動台はリンクによってチェーン状に結合されている。図1に示すように、ギア51及び駆動モータ52が軌道の内側に配置してある。ギア51は駆動モータ52に連結し、駆動モータ52の駆動によって回転する。複数の移動台はギア51に噛合し、駆動モータ52の駆動によって軌道上を回転する。各移動台は把持アーム53を支持する。
空の把持アーム53を工具交換装置10の軌道の前端部に配置し、工具ホルダ11を装着した主軸34が上昇することによって、把持アーム53は工具ホルダ11を主軸34から取り外して把持する。工具ホルダ11を把持する把持アーム53を工具交換装置10の軌道の前端部に配置し、工具ホルダ11を把持していない主軸34が下降することによって、主軸34は工具ホルダ11を装着する。
図3は、ワーク保持装置120の正面側斜視図である。ワーク保持装置120は、支持台121を備える。支持台121の左右部夫々に、左右方向を軸方向とした軸部122が設けてある。以下軸部122の中心軸をA軸とも称する。左側の軸部122は支持部124によって、A軸回りに回転可能に支持してある。支持部124は基台20に連結する。
右側の軸部122は支持部123によって、A軸回りに回転可能に支持してある。支持部123にはA軸モータ125が設けてある。支持部123内にギヤ、カム、カムフォロワ等の伝動部材(図示略)が収容してある。A軸モータ125の回転は伝動部材を介して軸部122に伝達し、支持台121はA軸回りに回転する。支持台121の上部に回転台127が設けてあり、支持台121の下部にC軸駆動部126が設けてある。
図4は回転台127及びC軸駆動部126の縦断正面図である。C軸駆動部126はハウジング61、C軸モータ79、回転軸77等を備える。ハウジング61は、胴体部62、底板63、軸受ホルダ64、上板65等を備え、有底円筒状をなす。胴体部62は円筒状であり、内周にステータ79aが固定してある。
軸受ホルダ64は、上下に延びた円筒部と、該円筒部の下端部から径方向外向きに突出した鍔部とを備える。軸受ホルダ64は鍔部を下側にして、胴体部62の上端部に同軸的に固定してある。軸受ホルダ64の内周に軸受75が設けてある。軸受ホルダ64の上側に円環状の上板65が同軸的に設けてある。底板63は円環状をなし、胴体部62の下端部に同軸的に設けてある。底板63の内周に軸受76が設けてある。
ハウジング61の中心部分に回転軸77が挿入してある。以下、回転軸77の中心軸をC軸とも称する。軸受75、76は回転軸77をC軸回りに回転可能に支持する。回転軸77の上下方向の中途部にロータ79bが固定してある。ステータ79a及びロータ79bはC軸モータ79を構成する。回転軸77の上端部に回転台127が固定してある。
A軸モータ125の回転によって、回転台127はA軸回りに回転する。C軸モータ79の回転によって、回転台127はC軸回りに回転する。C軸は上下方向に延びる軸であるが、本実施例においては支持台121がA軸回りに回転するので、C軸の向きはA軸周りの回転により変化する。
回転軸77の外周にブレーキ板70が固定してある。ブレーキ板70は軸受ホルダ64と上板65の間に配置してある。ブレーキ板70の下側にブレーキ室70aが形成してある。ブレーキ室70aは、ブレーキ板70の下面、軸受ホルダ64の円筒部の外周面、軸受ホルダ64の鍔部の上面及び上板65の下部に囲まれた空間である。
ブレーキ室70aには、ピストン71が上下動可能に設けてある。上板65に通流路72が形成してある。通流路72は上板65を貫通する。通流路72によって、ピストン71の上面と上板65の間の空間と、外部とが連通する。軸受ホルダ64に通流路73が形成してある。通流路73は軸受ホルダ64を貫通する。通流路73によって、ピストン71の下面と軸受ホルダ64の間の空間と、外部とが連通する。
コンプレッサCが電磁バルブV1を介して通流路72に接続し、電磁バルブV2を介して通流路73に接続する。電磁バルブV1を開けて、電磁バルブV2を閉じ、コンプレッサCから通流路72に空気を導入した場合、ピストン71は下降してブレーキ板70から離れ、回転軸77の回転、即ちC軸回りの回転の制動を解除する。電磁バルブV2を開けて、電磁バルブV1を閉じ、コンプレッサCから通流路73に空気を導入した場合、ピストン71は上昇してブレーキ板70に接触し、回転軸77の回転、即ちC軸回りの回転を制動する。
工作機械は制御装置80を備える。図5は、制御装置80の構成を略示するブロック図である。制御装置80はバスを介して相互に接続されたCPU80a、情報を一時的に記憶するRAM80b、制御プログラムを格納している書換可能な記憶部80c、入出力インタフェース(入出力I/F)80d等を備える。
CPU80aは記憶部80cから制御プログラムをRAM80bに読出し、工作機械の制御を行う。CPU80aは、X軸モータ26d、Y軸モータ22d、Z軸モータ30d、A軸モータ125、C軸モータ79に駆動信号を出力する。X軸モータ26d、Y軸モータ22d、Z軸モータ30d、A軸モータ125、C軸モータ79は、夫々エンコーダ(図示略)を備えており、エンコーダの検出値をフィードバック信号として、目標位置まで回転する。CPU80aは、電磁バルブV1、V2に開信号又は閉信号を出力する。
図6は、制御プログラムの一例を示す概念図である。制御プログラムは複数のブロックを備え、ブロックはブロック番号と指令とを有する。図6において、「番号」はブロック番号を示し、「指令」は指令の内容を示す。CPU80aは番号順に指令を実行する。
「M6」は工具交換指令を示し、「T1」は主軸34に装着する工具を示す。第n−2番の「M6T1」は主軸34に装着する工具を工具T1に交換することを示す。「G0」は主軸34又はワーク保持装置120の位置決めを示す。第n−1番の「G0Z50」は主軸34をZ軸方向座標50に位置決めすることを示し、第n番の「G0X5」は主軸34をX軸方向座標5に位置決めすることを示す。何れも数値の単位はミリである。第n+1番の「G0C90」は、C軸回りの角度が90度になるようにワーク保持装置120を位置決めすることを示す。
図7及び図8は、制御装置80による制動解除処理を説明するフローチャートである。CPU80aは、連続した複数のブロックを読み込み(ステップS1)、読み込んだブロックにC軸回りの位置決め指令(基準移動指令)が存在するか否かを判定する(ステップS2)。
C軸回りの位置決め指令が存在しない場合(ステップS2:NO)、CPU80aは読み込んだブロックの指令を実行し(ステップS6)、全ブロックを読み込んだか否かを判定する(ステップS16)。全ブロックを読み込んでない場合(ステップS16:NO)、CPU80aは、一又は複数のブロックを更に読み込み(ステップS17)、ステップS2に処理を戻す。
C軸回りの位置決め指令が存在する場合(ステップS2:YES)、例えば図6の第n+1番のブロックを読み込んだ場合、CPU80aは変数kに1を設定し(ステップS3)、第n+1番よりもk先行するブロック(第k先行ブロック)を参照する(ステップS4)。
CPU80aは、第k先行ブロックがC軸以外の軸の位置決め指令を示すか否かを判定する(ステップS5)。第k先行ブロックがC軸以外の軸の位置決め指令を示さない場合(ステップS5:NO)、CPU80aはステップS6に処理を進める。
第k先行ブロックがC軸以外の軸の位置決め指令を示す場合(ステップS5:YES)、例えば、第k先行ブロックが図6の第n番のブロックである場合、CPU80aは、第k先行ブロックの位置決め指令を実行した場合に要する主軸34又はワーク保持装置120の移動時間(第一移動時間)を演算する(ステップS7)。例えば、主軸34又はワーク保持装置120の移動速度は予め設定されており、CPU80aは、主軸34又はワーク保持装置120の所在位置と第k先行ブロックが示す位置との間の距離、即ち移動距離を演算し、移動距離を移動速度で除し、移動時間を演算する。
CPU80aは、演算した移動時間が、回転軸77の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定する(ステップS8)。移動時間が解除時間よりも大きい場合(ステップS8:YES)、CPU80aは、第k先行ブロックの指令の実行時に、回転軸77の制動解除を並行して実行する設定を行う(ステップS15)。移動時間が解除時間よりも大きいので、第k先行ブロックの指令を実行している間に、回転軸77の制動解除が完了する。CPU80aは、ステップS16に処理を進める。
移動時間が解除時間よりも大きくない場合(ステップS8:NO)、CPU80aはkを一つ加算し(ステップS9)、第k先行ブロックを参照し(ステップS10)、参照した第k先行ブロックがC軸以外の軸の位置決め指令を示すか否かを判定する(ステップS11)。
第k先行ブロックがC軸以外の軸の位置決め指令を示さない場合(ステップS11:NO)、CPU80aは、第k−1先行ブロックの指令の実行時に、回転軸77の制動解除を並行して実行する設定を行う(ステップS12)。例えば、図6の第n−2番のブロックが第k先行ブロックである場合、第k先行ブロックは工具交換指令である。この場合、第k−1先行ブロック(第k先行ブロックの一つ後のブロック)の指令の実行時に、電磁バルブV2を閉じ、電磁バルブV1を開ける。コンプレッサCから通流路72に空気を導入し、ピストン71は下降してブレーキ板70から離れ、回転軸77の制動を解除する。即ち、第k−1先行ブロックの指令と回転軸77の制動解除を並行して実行する。なお第k先行ブロックに、工具交換指令に代えて、クーラント吐出指令「M8」を設定した場合、クーラント吐出指令と回転軸77の制動解除は並行実行ができず、第k−1先行ブロックの指令の実行時に、回転軸77の制動解除を並行して実行する。そしてCPU80aはステップS16に処理を進める。
第k先行ブロックがC軸以外の軸の位置決め指令を示す場合(ステップS11:YES)、CPU80aは、第k先行ブロックの位置決め指令を実行した場合に要する主軸34又はワーク保持装置120の移動時間(第二移動時間)を演算し、先に演算した移動時間(第一移動時間)に加算する(ステップS13)。
CPU80aは、加算した移動時間が解除時間よりも大きいか否かを判定する(ステップS14)。加算した移動時間が解除時間よりも大きくない場合(ステップS14:NO)、CPU80aはステップS9に処理を戻す。
加算した移動時間が解除時間よりも大きい場合(ステップS14:YES)、CPU80aは、第k先行ブロックの指令の実行時に、回転軸77の制動解除を並行して実行する設定を行う(ステップS15)。CPU80aは、全ブロックを読み込んだか否かを判定する(ステップS16)。
全ブロックを読み込んでない場合(ステップS16:NO)、CPU80aは、一又は複数のブロックを更に読み込み(ステップS17)、ステップS2に処理を戻す。全ブロックを読み込んだ場合(ステップS16:YES)、CPU80aは処理を終了する。
実施の形態に係る工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムにあっては、制御装置80がC軸回りの位置決め指令、即ち基準移動指令を読み出した場合(ステップS2:YES)、これに一つ先行する第k先行指令(k=1)、即ち第一先行指令を参照する(ステップS4)。第一先行指令が基準移動指令とは異なる主軸34又はワーク保持装置120の移動を示す場合(ステップS5:YES)、第一先行指令での移動時間が、基準移動指令の実行前に行う回転軸77の制動解除に要する時間よりも大きいときには(ステップS8:YES)、第一先行指令と制動解除とを並行して実行する(ステップS15)。第一先行指令に基づく移動中に制動の解除が完了するので、工作機械は基準移動指令を直ちに実行し、加工時間を短縮できる。
また第一移動時間が制動の解除時間よりも大きくない場合(ステップS8:NO)、制御装置80は第一先行指令に先行する複数の第二先行指令を順に読み出す(ステップS9、ステップS10)。第二先行指令を読み出す都度、第二先行指令が基準移動指令とは異なる保持部又は主軸の移動を示す場合(ステップS11:YES)、第二先行指令での第二移動時間を第一移動時間に加算する(ステップS13)。制御装置は、加算結果が前記解除時間よりも大きいと判定するまで、前記移動を示す第二先行指令を順に読み出し、第二移動時間を加算し続ける(ステップS14:NO)。加算結果が解除時間よりも大きくなった場合、第二移動時間を加算した最先の第二先行指令と制動解除とを並行して実行する(ステップS15)。一又は複数の第二先行指令の実行中に制動解除が完了する。
また第二先行指令が基準移動指令とは異なる主軸34又はワーク保持装置120の移動を示さない場合、例えば工具交換指令又はクーラントの送出指令等である場合(ステップS11:NO)、第二先行指令の一つ後の指令と制動解除とを並行して実行する(ステップS12)。読み込んだ第二先行指令が制動解除との並行実行が不可能である場合、制御装置は前記第二移動時間の加算を行わず、前記第二先行指令の後の移動指令と制動解除とを並行して実行する。
図9は、制御プログラムの他の例を示す概念図である。図9において、「G65」はマクロプログラムの呼び出しを示し、「P100」は呼び出すマクロプログラムを示し、「A100」は、呼び出したマクロプログラムに対する引数の設定を示す。
図9に示すように、第n+1番のブロックにC軸回りの位置決め指令(基準移動指令)が存在し、第n番のブロックにマクロプログラムの呼び出しが存在する場合に、先行ブロックを参照するとき、制御装置80は、第n番のブロックを無視して、呼び出したマクロプログラムの最後の指令を参照する。呼び出したマクロプログラムに対して引数を設定する指令は、主軸34又はワーク保持装置120の移動を示す指令ではない。一方で移動指令の実行に影響を与える指令でもない。故に、変数又は数値の設定を示す指令が存在する場合、これを無視して、ステップS11での判定を継続しても、移動指令と制動解除との並行実行に影響しない。変数又は数値の設定を示す指令が存在する場合でも、先行ブロックの参照を継続し、ワークの加工時間の短縮を促進することができる。なお変数を呼び出して、変数に数値を設定する指令も同様である。
なおステップS5、ステップS11において、参照した第k先行ブロックの指令が、C軸以外の軸の位置決め指令と、位置決め指令以外であって且つ回転軸77の制動解除との並行実行ができない指令を含む場合、例えば「G0X5M08」のように、X軸の位置決め指令とクーラント吐出指令を含む場合、CPU80aは、第k先行ブロックはC軸以外の軸の位置決め指令を示さないと判定する(ステップS5:NO、ステップS11:NO)。
またステップS5、ステップS11において、参照した第k先行ブロックの指令が、C軸以外の軸の位置決め指令と、位置決め指令以外であって且つ回転軸77の制動解除との並行実行ができる指令を含む場合、例えば「G0X5G65P100A100」のように、X軸の位置決め指令とマクロプログラムの呼び出し及び引数の設定を含む場合、CPU80aは、第k先行ブロックはC軸以外の軸の位置決め指令を示すと判定する(ステップS5:YES、ステップS11:YES)。
実施の形態においては、ワーク保持装置120のC軸回りの位置決め指令を基準移動指令にしているが、ワーク保持装置120のA軸回りの位置決め指令、又は主軸34のX軸方向、Y軸方向若しくはZ軸方向の位置決め指令を基準移動指令にしてもよい。この場合、基準移動指令の軸について制動機構を設ける。
22d Y軸モータ
26d X軸モータ
30d Z軸モータ
34 主軸
70 ブレーキ板
71 ピストン
79 C軸モータ
80 制御装置
80a CPU
80b RAM
80c 記憶部
80d 入出力I/F
120 ワーク保持装置(保持部)
125 A軸モータ
V1、V2 電磁バルブ

Claims (6)

  1. ワークを保持し、移動可能な保持部と、工具を装着し、移動可能な主軸と、複数の指令を順に読み出して、前記主軸及び保持部の移動を制御する制御装置とを備える工作機械において、
    前記制御装置は、
    前記保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、前記基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定する第一判定部と、
    該第一判定部にて、前記第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、前記第一先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第一移動時間が、前記基準移動指令の実行前に行う前記保持部の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定する第二判定部と
    を備え、
    前記第二判定部にて、前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第一先行指令と前記保持部の制動解除とを並行して実行すること
    を特徴とする工作機械。
  2. 前記制御装置は、
    前記第二判定部にて、前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きくないと判定した場合、前記第一先行指令に先行する複数の第二先行指令を順に読み出す読出部と、
    該読出部が前記第二先行指令を読み出す都度、読み出した前記第二先行指令が前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定する第三判定部と、
    該第三判定部が前記第二先行指令が前記移動を示すと判定する都度、前記第二先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第二移動時間を、前記第一移動時間に加算する加算部と、
    該加算部の加算結果が前記解除時間よりも大きくなるか否かを判定する第四判定部と
    を備え、
    前記第四判定部にて前記加算結果が前記解除時間よりも大きいと判定するまで、前記読出部は、前記複数の第二先行指令を順に読み出し続け、
    前記加算部にて、前記加算結果が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第二先行指令と前記保持部又は主軸の制動解除とを並行して実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記第三判定部にて、前記第二先行指令が前記移動を示さないと判定した場合、前記第二先行指令の一つ後の指令と前記保持部又は主軸の制動解除とを並行して実行すること
    を特徴とする請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記読出部が読み出した前記第二先行指令が変数又は数値の設定を示す場合、前記第三判定部は、前記第二先行指令を判定対象から外すこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の工作機械。
  5. ワークを保持し、移動可能な保持部と、工具を装着し、移動可能な主軸とを備え、複数の指令を順に読み出して、前記主軸及び保持部の移動を制御する工作機械の制御方法において、
    前記保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、前記基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定し、
    前記第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、前記第一先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第一移動時間が、前記基準移動指令の実行前に行う前記保持部の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定し、
    前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第一先行指令と前記保持部の制動解除とを並行して実行すること
    を特徴とする工作機械の制御方法。
  6. ワークを保持し、移動可能な保持部及び工具を装着し、移動可能な主軸の移動を、複数の指令を順に読み出して制御する工作機械の制御装置で利用可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記制御装置に、
    前記保持部又は主軸の移動を示す基準移動指令を読み出した場合、前記基準移動指令に一つ先行する第一先行指令が、前記基準移動指令とは異なる前記保持部又は主軸の移動を示すか否かを判定させ、
    前記第一先行指令が前記移動を示すと判定した場合、前記第一先行指令の実行時に要する前記保持部又は主軸の第一移動時間が、前記基準移動指令の実行前に行う前記保持部の制動解除に要する解除時間よりも大きいか否かを判定させ、
    前記第一移動時間が前記解除時間よりも大きいと判定した場合、前記第一先行指令と前記保持部の制動解除とを並行して実行させること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
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