JP2018107206A - 搬送容器接続装置、ロードポート装置、搬送容器保管ストッカー及び搬送容器接続方法 - Google Patents

搬送容器接続装置、ロードポート装置、搬送容器保管ストッカー及び搬送容器接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シンプルな構造を有しており、耐久性やメンテナンス性に優れた搬送容器接続装置等を提供する。【解決手段】壁開口に対して接近及び離間可能な可動テーブルと、前記可動テーブルから上方に突出し、ウエハ搬送容器を支持する複数の支持ピンと、前記可動テーブルを支える固定台と、前記固定台から上方に延びており前記壁開口が形成される壁部と、を有する筐体部と、前記支持ピンに設けられた前記ウエハ搬送容器における前記底面に形成された溝部に係合する把持部を有しており、前記ウエハ搬送容器が前記支持ピンから離れるのを防ぐクランプ機構と、を有し、前記クランプ機構は、前記可動テーブルとは分離して前記筐体部に接続されている搬送容器接続装置。【選択図】図3

Description

本発明は、ウエハ搬送容器を壁開口に接続する搬送容器接続装置及び搬送容器接続方法、並びに搬送容器接続装置を有するロードポート装置及び搬送容器保管ストッカーに関する。
半導体の製造工程では、プープ(FOUP)やフォスビ(FOSB)等と呼ばれるウエハ搬送容器を用いて、各処理装置の間のウエハの搬送が行われる。このようなウエハ搬送容器は、ウエハを出し入れする主開口及び主開口を閉鎖する蓋部を有しており、ウエハ搬送容器内のウエハは、蓋部によって密閉された空間内に保管される。
ウエハ搬送容器の蓋部を開いて、ウエハ搬送容器内部からウエハを取り出したり、ウエハの主開口から清浄化ガスを導入したりする場合、ウエハ搬送容器を壁開口に接続する搬送容器接続装置が用いられる。搬送容器接続装置を用いることにより、ウエハ搬送容器の内部空間を、ミニエンバイロメントと呼ばれるような別の空間に対して、壁開口を介して気密に接続することが可能となり、容器内のウエハを、半導体工場内の他の空間から隔離しつつ、ウエハ搬送容器内から出し入れすることができる。例えば、搬送容器接続装置は、ウエハ搬送容器の蓋を開く蓋開閉機構とともにEFEMに備えられ、ロードポート装置等を構成する。
また、搬送容器接続装置としては、載置中のウエハ搬送容器が、可動テーブルから脱落することを防止するクランプ機構を有しているものが提案されている(特許文献1参照)。従来のクランプ機構は、可動テーブルに備えられており、ウエハ搬送容器及び可動テーブルと伴に移動する。
特開2013−219159号公報
しかし、クランプ機構が可動テーブルに接続しており、クランプ機構が可動テーブルと伴に移動する従来の構造は、可動する可動テーブルにクランプ機構が搭載されているため、クランプ機構の駆動部への配線又はクランプ機構へ動力を伝達する機構が複雑となり、耐久性やメンテナンス性の点で問題がある。また、従来の搬送容器接続装置は、機構が複雑となったり、可動テーブルの移動時に擦れる部分が増えたりすることにより、パーティクルの発生等の問題が生じる場合があり、空間の清浄度を高める観点からも、課題を有している。また、このような課題は、容器を回転させる回転テーブルを有するような、可動部分を多く含む搬送容器接続装置において、往復移動のみを行う可動テーブルを有する搬送容器接続装置より、顕著である。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、シンプルな構造を有しており、耐久性やメンテナンス性に優れた搬送容器接続装置や、このような搬送容器接続装置等を用いて行う搬送容器接続方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送容器接続装置は、
ウエハ搬送容器を壁開口に接続する搬送容器接続装置であって、
前記壁開口に対して接近及び離間可能な可動テーブルと、
前記可動テーブルから上方に突出し、前記ウエハ搬送容器の底面に接触する先端部を有し、前記ウエハ搬送容器を支持する複数の支持ピンと、
前記可動テーブルを支える固定台と、前記固定台から上方に延びており前記壁開口が形成される壁部と、を有する筐体部と、
前記支持ピンに設けられた前記ウエハ搬送容器における前記底面に形成された溝部に係合する把持部を有しており、前記ウエハ搬送容器が前記支持ピンから離れるのを防ぐクランプ機構と、を有し、
前記クランプ機構は、前記可動テーブルとは分離して前記筐体部に接続されている。
本発明に係る搬送容器接続装置では、クランプ機構が可動テーブルとは分離して筐体部に接続しており、クランプ機構自体を可動テーブルと伴に移動させないため、クランプ機構や可動テーブルの構造がシンプルである。したがって、このような搬送容器接続装置は、メンテナンス性や耐久性に優れている。また、クランプ機構や可動テーブルがシンプルな構造を有しているため、パーティクルの発生等の問題を防止することができる。
また、例えば、前記クランプ機構は、前記壁部に接続しており前記壁部に対して略垂直な方向に突出して前記把持部を支える支持部を有してもよい。
壁部から垂直に突出する支持部が把持部を支える構造とすることにより、クランプ機構は、可動テーブルと干渉することを避けながら、短い距離でウエハ搬送容器の底面に係合する把持部を支持することができる。特に、搬送容器接続装置が、OHT(Overhead Hoist Transfer)のようなウエハ搬送容器の上部を把持してウエハ搬送容器を搬送する搬送装置のみからではなく、ウエハ搬送容器を底面から持ち上げて搬送する搬送装置からも、ウエハ搬送容器を可動テーブルに載置可能とした場合には、ウエハ搬送容器の底面を支える支持ピンを長くする必要がある。この場合、固定台や可動テーブルから上下方向に突出する支持部を設けたのでは、支持ピンと同様に支持部が長くなり、可動テーブルの移動方向に沿う力が支持部に作用した場合、クランプ機構が変形し易いという問題を有する。これに対して、壁部から垂直に突出する支持部の場合、支持ピンによって支えられるウエハ搬送容器の底面と可動テーブルとの間の隙間を利用して、可動テーブルと干渉することなく、支持部が把持部をしっかりと支持する構造を採用することが可能である。
また、例えば、前記可動テーブルは、前記壁開口に対して接近及び離間する方向に移動する第1テーブルと、前記第1テーブルと伴に移動し前記第1テーブルに対して相対回転可能な第2テーブルと、を有してもよい。
可動テーブルが、壁開口に対して接近及び離間する第1テーブルだけでなく、第1テーブルに対して回転する第2テーブルを有する場合、可動テーブルの構造が複雑になる傾向があるが、本発明では、クランプ機構が可動テーブルとは分離して筐体部に接続しているため、可動テーブルの構造が複雑になることを防止できる。
本発明に係るロードポート装置は、上記いずれかの搬送容器接続装置と、前記ウエハ搬送容器の蓋部を開く蓋開閉機構と、を有する。
また、本発明に係る搬送容器保管ストッカーは、上記いずれかの搬送容器接続装置と、前記ウエハ搬送容器の蓋部を開く蓋開閉機構と、を有する。
搬送容器接続装置は、ウエハ搬送容器の蓋部を開く蓋開閉機構とともに用いられて、ロードポート装置や搬送容器保管ストッカーを構成する。クランプ機構は、ウエハ搬送容器の蓋を開閉する際などに、ウエハ搬送容器の搬送容器筐体部に生じる振動等の影響により、ウエハ搬送容器が支持ピンから離れる問題を、効果的に防止できる。
また、本発明に係る搬送容器接続方法は、
ウエハ搬送容器を、前記ウエハ搬送容器が接続するための壁開口を有する搬送容器接続装置に対して接続する搬送容器接続方法であって、
前記搬送容器接続装置における可動テーブルから上方に突出する複数の支持ピンの先端部に、前記ウエハ搬送容器の底面を接触させることにより、前記壁開口に対して離間した離間位置にある前記可動テーブルに、前記ウエハ搬送容器を載置する載置工程と、
前記可動テーブルを、前記離間位置から、前記壁開口に対して接近した接近位置に移動させ、前記ウエハ搬送容器を前記壁開口に接続する移動工程と、
前記可動テーブルとは分離して前記搬送容器接続装置の筐体部に接続されているクランプ機構を駆動し、前記壁開口に接続した前記ウエハ搬送容器の前記底面に形成された溝部に対して、前記クランプ機構が有する把持部を係合させ、前記ウエハ搬送容器が前記支持ピンから離れるのを防ぐクランプ工程と、
前記搬送容器接続装置が有する蓋開閉機構を駆動し、前記壁開口に接続し前記把持部に係合された前記ウエハ搬送容器の蓋部を開ける蓋開放工程と、
を有する。
本発明に係る搬送容器接続方法では、可動テーブルとは分離して搬送容器接続装置の筐体部に接続されているクランプ機構を用いてクランプ工程が行われ、また、クランプ工程は、移動工程の後であって、蓋開放工程の前に実施される。したがって、搬送容器接続方法では、クランプ機構自体を可動テーブルと伴に移動させる必要がなく、クランプ機構や可動テーブルの構造がシンプルな搬送容器接続装置を用いて行うことが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るロードポート装置10の概略図である。 図2は、図1に示すロードポート装置10の部分拡大図である。 図3(a)は、図1に示すロードポート装置による搬送容器接続方法における載置工程を表す概念図であり、図3(b)は、搬送容器接続方法における第1回転工程を表す概念図である。 図4(a)は、図1に示すロードポート装置による搬送容器接続方法における第1移動工程を表す概念図であり、図4(b)は、搬送容器接続方法におけるクランプ工程を表す概念図である。 図5(a)は、図1に示すロードポート装置による搬送容器接続方法における蓋開放工程を表す概念図であり、図5(b)は、搬送容器接続方法における蓋閉鎖工程を表す概念図である。 図6(a)は、図1に示すロードポート装置による搬送容器接続方法におけるクランプ解除工程を表す概念図であり、図6(b)は、搬送容器接続方法における第2移動工程を表す概念図である。 図7は、図1に示すロードポート装置による搬送容器接続方法における第2回転工程を表す概念図である。 図8は、ウエハ搬送容器を斜め後方から見た外観図である。 図9は、本発明の一実施形態に係る搬送容器接続方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る搬送容器接続装置40aを有するロードポート装置40の概略斜視図である。ロードポート装置40は、図8に示すようなウエハ搬送容器20を壁開口48aに接続する搬送容器接続装置40aと、壁開口48aを塞ぐドア62及びドア62を移動させるドア駆動部(不図示)等を有しており、ウエハ搬送容器20の蓋部26を有する蓋開閉機構60と、を有する。
ロードポート装置40における搬送容器接続装置40aは、可動テーブル41と、可動テーブル41の上面に設けられる支持ピン45と、可動テーブル41を支える固定台47及び固定台47から上方に延びる壁部48を有する筐体部46と、クランプ機構50と、情報読み取り部70とを有する。搬送容器接続装置40aは、ウエハ搬送容器20を、壁部48に形成された壁開口48aに接続する(図5(a)等参照)。なお、ロードポート装置40を用いてウエハ搬送容器20を壁開口48aに接続する搬送容器接続方法については、後ほど図9等を用いて説明する。
図3(a)に示すように、ロードポート装置40には、ウエハ搬送容器20が載置される。ウエハ搬送容器20は、半導体工場等において、ウエハを搬送するための容器であり、SEMIスタンダードに準拠するフープ(FOUP)やフォスビ(FOSB)などが挙げられる。ただし、ウエハ搬送容器20としてはこれに限定されず、ウエハを密閉して搬送又は保管可能な他の容器も、ウエハ搬送容器20に含まれる。
ウエハ搬送容器20は、略直方体又は略立方体の箱型の外形状を有している。ウエハ搬送容器20は、側面にウエハを出し入れするための主開口22aが形成された容器筐体部22と、容器筐体部22に対して着脱可能に設けられており、主開口22aを塞ぐ蓋部26とを有している。容器筐体部22の底面22bには、ロードポート装置40のクランプ機構50における把持部52が係合する溝部22baが設けられている。なお、実施形態に係るウエハ搬送容器20における溝部22baは、X軸方向の両側を塞ぐ側壁を有さないが、溝部22baはX軸方向の両側を塞ぐ側壁を有していてもよい。また、溝部22baの形状は、主開口22aと同じ方向に開口を有する他の形状であってもよく、特に限定されない。
図8に示すように、ウエハ搬送容器20は、容器筐体部22における主開口22aが形成される側面とは反対側の側面に、ウエハ搬送容器20又はウエハ搬送容器20に収容されたウエハに関する情報を記録した情報記録部25を備えている。情報記録部25としては、バーコードやICタグ(RFタグ)が挙げられるが、情報を外部から読み取り可能な記録媒体であれば、特に限定されない。
図1及び図2に示すように、ロードポート装置40における可動テーブル41は、固定台47の上に設けられており、固定台47の上でY軸方向に往復移動することができる。可動テーブル41は、Y軸方向への往復移動により、固定台47の側方(Y軸負方向)端部から上方に延びる壁部48に形成された壁開口48aに対して、接近及び離間可能である。
図2に示すように、可動テーブル41は、第1テーブル42と第2テーブル43とを有している。第1テーブル42は、略矩形の平板状であり、第2テーブル43の下方に配置されており、固定台47の上をY軸方向にスライド移動する。第1テーブル42を移動させるための駆動部としては、エアシリンダやリニアモーター等が挙げられるが、特に限定されない。第1テーブル42は、第2テーブル43を上に載せた状態でY軸方向に往復移動する。第1テーブル42及び第1テーブル42を含む可動テーブル41は、図3、図7に示すように壁開口48aに対して離間した離間位置と、図4、図5に示すように壁開口48aに対して接近した接近位置との間を、往復移動する。
第2テーブル43は、第1テーブル42の上に重ねて設置されている。第2テーブル43は、略八角形の平板状であり、第1テーブル42と同程度の面積を有しているが、第2テーブル43の形状及び面積は特に限定されない。第2テーブル43は、図3(b)及び図4(a)から理解できるように、第1テーブル42と伴にY軸方向に往復移動する。また、第2テーブル43は、図3(a)及び図3(b)に示すように、壁開口48aに対して離間した離間位置において、第1テーブル42に対して相対回転することができる。第2テーブル43が相対回転する際、相対回転の中心位置は、第1テーブル42及び第2テーブル43の中心位置と略一致するが、第2テーブル43の回転中心は特に限定されない。
図2に示すように、可動テーブル41の表面には、3つの支持ピン45と、3つの着座センサ44が設けられている。支持ピン45は、可動テーブル41から上方に突出し、支持ピン45の先端部45aは、図3(a)に示すようにウエハ搬送容器20の底面22bに接触することで、ウエハ搬送容器20を支持する。
図2に示すように、支持ピン45の基端は、可動テーブル41のうち上側に配置される第2テーブル43に固定されている。3つの支持ピン45は、第2テーブル43の表面に、互いに離間するように配置されており、本実施形態では、3つの支持ピン45が略正三角形の頂点を構成するように配置されている。図3(a)に示すように、3本の支持ピン45は同じ長さを有しており、3本の支持ピン45は、ウエハ搬送容器20の底面22bを、可動テーブル41に対して支える柱の役割を果たす。ウエハ搬送容器20の底面22bは、支持ピン45の基端が配置される第2テーブル43の表面に対して、略支持ピン45の長さに相当する長さだけ、上方に離れた位置に載置される。支持ピン45の長さは特に限定されないが、たとえば10〜130mmとすることができる。
また、各着座センサ44は、3つの支持ピン45のそれぞれに隣接して設けられている。本実施形態の着座センサ44は、支持ピン45に設けられる搬送容器30の底面22bに接触し、ウエハ搬送容器20の載置を検出する接触式のセンサであるが、着座センサ44は、ウエハ搬送容器20の支持ピン45への載置を検出可能であれば、光学式センサのような非接触式のセンサであってもよい。また、本実施形態のロードポート装置40は、3つの支持ピン45と3つの着座センサ44を有しているが、支持ピン45及び着座センサ44の数は、複数であれば特に限定されない。
図1に示すように、ロードポート装置40の筐体部46は、可動テーブル41を支える固定台47と、固定台47から上方に延びる壁部48とを有している。固定台47の高さは、ウエハ搬送容器20を搬送する搬送ロボットにおけるウエハ搬送容器20の底面22bを支えるアームが、可動テーブル41(第2テーブル43)の上面と、支持ピン45の先端部45aとの間の高さに挿入されるように、調整されている。
図1に示すように、壁部48は、固定台47におけるY軸負方向側の端部に設けられている。壁部48は、可動テーブル41が備えられる固定台47の上面から、さらに上方へ延びており、壁部48に形成される壁開口48aは、可動テーブル41より上方に配置されている。ロードポート装置40は、壁開口48aを、ウエハ搬送容器20の蓋部26と伴に開閉する蓋開閉機構60を有している。蓋開閉機構60は、壁開口48aを開閉するドア62を有しており、ドア62は、ウエハ搬送容器20の蓋部26と係合するための係合ピン62aを備えている。また、蓋開閉機構60は、ドア62を駆動するドア駆動部を有しており、図5(a)に示すように、蓋開閉機構60は、ウエハ搬送容器20の蓋部26に係合したドア62を移動させることにより、蓋部26を容器筐体部22から取り外し、ウエハ搬送容器20の主開口22aを開く。
図1に示すように、固定台47に備えられる情報読み取り部70は、固定台47の上面において、上下に移動可能に設けられている。図3(b)に示すように、情報読み取り部70は、ウエハ搬送容器20に備えられる情報記録部25の情報を読み取るためのスキャナ70aや送受信部等と、スキャナ70aや送受信部等を上下に動かす可動支持部70bとを有している。情報読み取り部70は、ウエハ搬送容器20の回転動作を妨げないように、スキャナ70aや送受信部を下方に退避させることができる。また、情報読み取り部70は、情報記録部25の情報を読み取る際には、スキャナ70aや送受信部を上方に移動させて情報記録部25に近づけたり、スキャナ70aや送受信部の情報記録部25に対する角度を調整したりすることができる。
図2に示すように、ロードポート装置10は、ウエハ搬送容器20が支持ピン45から離れるのを防止するクランプ機構50を有している。クランプ機構50は、可動テーブル41とは分離して、筐体部46の壁部48に接続されている。図3(a)に示すように、クランプ機構50は、把持部52と、クランプ支持部53と、クランプ駆動部54とを有する。把持部52は、図5(b)に示すように、支持ピン45に設けられたウエハ搬送容器20における底面22bに形成された溝部22baに係合し、ウエハ搬送容器20が支持ピン45から離れるのを防ぐ。
図3(a)に示すように、クランプ機構50のクランプ支持部53は、把持部52がクランプ駆動部54によって回動できるように、把持部52を支持している。クランプ支持部53の基端は壁部48に接続しており、クランプ支持部53は、Z軸方向に延びる壁部48に対して略垂直な方向であるY軸方向に突出し、先端部付近で把持部52を支えている。
図3(a)に示すように、クランプ機構50のクランプ駆動部54は、Y軸方向に伸縮するエアシリンダを有しており、クランプ駆動部54の基端は、壁部48に対して接続されている。クランプ駆動部54の先端は、把持部52に接続されており、クランプ駆動部54のエアシリンダがY軸方向に延びると、把持部52がX軸正方向側から見て反時計回りに回動し、把持部52とウエハ搬送容器20の溝部22baとの係合が解除する。また、クランプ駆動部54のエアシリンダが縮むと、把持部52がX軸正方向側から見て時計回りに回動し、把持部52とウエハ搬送容器20の溝部22baが係合する。ただし、クランプ駆動部54としては、エアシリンダを有するものに限定されず、把持部52を動かすモータその他の駆動部を有するものであってもかまわない。
図9は、ウエハ搬送容器20を、図1に示すロードポート装置10の壁開口48aに接続する搬送容器接続方法の一例を表すフローチャートであり、図3〜図7は、各工程におけるロードポート装置40及びウエハ搬送容器20の状態を表す概念図である。図3〜図7に示す例では、ロードポート装置10は、EFEM80のミリエンバイロメントにウエハ搬送容器20を接続するインターフェース装置として機能する。以下に、図3〜図7及び図9等を用いて、ロードポート装置10による搬送容器接続方法の一例を説明する。なお、図3〜図7では、説明の便宜上、壁部48とEFEMのみを断面で表している。
図9におけるステップS001の載置工程では、ウエハ搬送容器20を搬送する搬送装置が、壁開口48aから離間した離間位置にある可動テーブル41に、ウエハ搬送容器20を載置する。図3(a)は、載置工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。搬送装置は、図3(a)に示すように、可動テーブル41から上方に突出する支持ピン45の先端部45aに、ウエハ搬送容器20の底面22bを接触させることにより、ウエハ搬送容器20を載置する。搬送装置は、OHTであってもよく、ウエハ搬送容器20を底面22bからアームで持ち上げるものであってもよい。ウエハ搬送容器20の底面22bをアームで持ち上げる搬送容器の場合、ウエハ搬送容器20を支えるアームが、3つの支持ピン45の間を通過してY軸方向に進退することにより、ウエハ搬送容器20を正しい位置に設置することができる。また、支持ピン45の長さは、ウエハ搬送容器20の搬送装置のアームが、ウエハ搬送容器20の底面22bと可動テーブル41との間を通過できる長さに設定されることが好ましい。
また、図3(a)に示すように、ステップS001の載置工程において、ウエハ搬送容器20は、その主開口22aが、壁開口48aがある側(Y軸負方向側)とは反対方向(Y軸正方向)を向く姿勢で、支持ピン45及び可動テーブル41の上に載置される。さらに、固定台47に備えられる情報読み取り部70(図3(b)参照)は、ウエハ搬送容器20の載置動作の邪魔にならないように、固定台47に収容されている。
図9におけるステップS002の第1回転工程では、ロードポート装置10の制御部が、離間位置にある可動テーブル41における第2テーブル43を回転させ、ウエハ搬送容器20の主開口22aの向きを変更する。図3(b)は、第1回転工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図3(b)に示すように、ウエハ搬送容器20は、第1回転工程によって矢印91で示すように略180度回転し、回転後のウエハ搬送容器20の主開口22aは、壁開口48aがある側であるY軸負方向を向く。
また、第1回転工程において、ロードポート装置10の制御部は、第2テーブル43の回転動作中又は回転動作の前後に、情報読み取り部70の可動支持部70bを駆動し、矢印92で示すようにスキャナ70aを上昇させる。さらに、情報読み取り部70は、次工程である第1移動工程によってウエハ搬送容器20の移動が始まる前に、ウエハ搬送容器20に備えられる情報記録部25の情報を読み取る。
図9におけるステップS003の第1移動工程では、ロードポート装置10の制御部が、図3(b)に示す離間位置から、図4(a)に示すように壁開口48aに接近した接近位置に、可動テーブル41を移動させ、ウエハ搬送容器20を、ロードポート装置40の壁開口48aに接続する。図4(a)は、第1移動工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図4(a)に示すように、可動テーブル41における第1テーブル42は、第1移動工程によって、矢印93で示すようにY軸負方向へスライド移動し、可動テーブル41およびウエハ搬送容器20が、接近位置に移動する。
図4(a)に示す接近位置は、ウエハ搬送容器20を壁開口48aに接続するドック位置であり、ウエハ搬送容器20は、接近位置において、壁開口48aの周辺の壁部48に接触する。ただし、第1移動工程が終了した段階では、ウエハ搬送容器20の主開口22aは蓋部26(図5参照)で閉鎖されており、壁開口48aもドア62で閉鎖されている。したがって、この段階では、ウエハ搬送容器20の内部と、EFEM80内のミニエンバイロメントとは、繋がっていない。
図9におけるステップS004のクランプ工程では、ロードポート装置40の制御部がクランプ機構50を駆動し、ウエハ搬送容器20の底面22bに形成された溝部22baに対して、クランプ機構50が有する把持部52を係合させる。図4(b)は、クランプ工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図4(b)に示すように、クランプ工程では、クランプ機構50におけるクランプ駆動部54が、そのエアシリンダが縮むように駆動することにより、矢印94で示すように把持部52が反時計回りに回動し、把持部52がウエハ搬送容器20の溝部22baに係合する。
なお、クランプ工程において、ウエハ搬送容器20は、ロードポート装置40の壁開口48aに接続している。すなわち、クランプ機構50における把持部52の位置は、可動テーブル41が接近位置に移動し、ウエハ搬送容器20が壁開口48aに接続した状態において、ウエハ搬送容器20の底面22bに形成された溝部22baに対して把持部52が係合できるように調整されている。クランプ工程によって、把持部52をウエハ搬送容器20の溝部22baに係合させることにより、ウエハ搬送容器20の底面22bが支持ピン45の先端部45aから離れるのを防止できる。
図9におけるステップS005の蓋開放工程では、ロードポート装置10の制御部がドア62を含む蓋開閉機構を駆動することにより、壁開口48aに接続しており、把持部52が溝部22baに係合しているウエハ搬送容器20の蓋部26を開く。図5(a)は、蓋開放工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図5(a)に示すように、蓋開放工程では、ウエハ搬送容器20の蓋部26とドア62とを係合させ、さらに蓋部26と係合したドア62を矢印96で示すようにEFEM80のミニエンバイロメント側に移動させることにより、ウエハ搬送容器20の蓋部26を開ける。これにより、ウエハ搬送容器20の主開口22aが開放され、ウエハ搬送容器20の内部が、EFEM80内のミニエンバイロメントと連通する。
図5(a)に示すように、ウエハ搬送容器20の主開口22aが開放され、ウエハ搬送容器20の内部が、EFEM80内のミニエンバイロメントと連通した状態において、ウエハ搬送容器20内からウエハを取り出す工程や、他の処理装置において処理が終了したウエハを、ウエハ搬送容器20内に戻す工程や、ウエハ搬送容器20内を清浄化する工程等が実施される。なお、ステップS005の蓋開放工程では、たとえばウエハ搬送容器20の内部に負圧が形成されているような場合において、蓋部26を開ける瞬間に、容器筐体部22に対してある程度大きな振動が生じる場合がある。しかし、上述したように、ロードポート装置40では、クランプ機構50の把持部52がウエハ搬送容器20の溝部22baに係合しているため、蓋開放工程で生じる振動によりウエハ搬送容器20が支持ピン45から離れる問題を防止できる。
図9におけるステップS006の蓋閉鎖工程では、ロードポート装置10の制御部がドア62を含む蓋開閉機構を駆動することにより、壁開口48aに接続しているウエハ搬送容器20の蓋部26を閉める。図5(b)は、蓋閉鎖工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図5(b)に示すように、蓋閉鎖工程では、ウエハ搬送容器20の蓋部26と係合したドア62を矢印97で示すように壁開口48aを塞ぐ位置に戻すことにより、ウエハ搬送容器20の蓋部26を閉める。これにより、ウエハ搬送容器20の主開口22aが閉鎖され、ウエハ搬送容器20が密閉される。
なお、蓋閉鎖工程では、ウエハ搬送容器20の蓋部26を閉めた後、ウエハ搬送容器20の蓋部26とドア62との係合が解除される。
図9におけるステップS007のクランプ解除工程では、ロードポート装置10の制御部がクランプ機構50を駆動し、ウエハ搬送容器20の溝部22baとクランプ機構50の把持部52との係合を解除させる。図6(a)は、クランプ解除工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図6(a)に示すように、クランプ解除工程では、クランプ機構50におけるクランプ駆動部54を、エアシリンダが延びるように駆動する。これにより、矢印98で示すように把持部52が時計回りに回動し、把持部52がウエハ搬送容器20の溝部22baから外れる。
図9におけるステップS008の第2移動工程では、ロードポート装置40の制御部が、図6(a)に示す接近位置から、図6(b)に示す離間位置に、可動テーブル41を移動させる。図6(b)は、第2移動工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図6(b)に示すように、可動テーブル41における第1テーブル42は、第2移動工程によって、矢印99で示すようにY軸正方向へスライド移動し、可動テーブル41およびウエハ搬送容器20が、離間位置に移動する。これにより、ウエハ搬送容器20と壁開口48aとは互いに離間し、ウエハ搬送容器20と壁開口48aとの接続は解除される。
図9におけるステップS009の第2回転工程では、ロードポート装置10の制御部が、離間位置にある可動テーブル41における第2テーブル43を回転させ、ウエハ搬送容器20の主開口22aの向きを変更する。図7は、第2回転工程におけるウエハ搬送容器20及びロードポート装置40の状態を表す概念図である。図7に示すように、ウエハ搬送容器20は、第2回転工程によって矢印111で示すように略180度回転し、回転後のウエハ搬送容器20の主開口22aは、壁開口48aがある側とは反対方向であるY軸正方向を向く。これにより、ウエハ搬送容器20の位置及び姿勢は、ステップS001において搬送装置により載置された時の状態に戻る。
図9におけるステップS010の搬出工程では、ウエハ搬送容器20を搬送する搬送装置が、ロードポート装置40からウエハ搬送容器20を搬出し、ウエハ搬送容器をロードポート装置40以外の他の装置に移動させる。搬送装置は、OHTであってもよく、ウエハ搬送容器20を底面22bからアームで持ち上げるものであってもよい。また、ステップS010の搬出工程で用いられる搬送装置は、ステップS001の載置工程で用いられる搬送装置と同じであってもよく、異なっていても良い。
図9に示すような搬送容器接続工程を行うことにより、ロードポート装置40は、ウエハ搬送容器20を壁開口48aに接続し、ウエハ搬送容器20の蓋部26を開けることにより、ウエハ搬送容器20内のウエハを取り出したり、ウエハ搬送容器20内に清浄化ガスを導入することにより、ウエハ搬送容器20内を清浄化したりすることができる。
以上のように、本実施形態に係るロードポート装置40は、クランプ機構50が可動テーブル41とは分離して筐体部46に接続している。このようなロードポート装置40は、クランプ機構50自体を可動テーブル41と伴に移動させないため、クランプ機構50や可動テーブル41の構造がシンプルである。したがって、このようなロードポート装置40は、メンテナンス性や耐久性に優れている。また、クランプ機構50や可動テーブル41がシンプルな構造を有しているため、パーティクルの発生等の問題を防止することができる。
また、ウエハ搬送容器20に対して大きな振動が生じるおそれのある蓋開放工程では、クランプ機構50によって、ウエハ搬送容器20が支持ピン45に対して固定されているため、ウエハ搬送容器20が支持ピン45及び可動テーブル41から脱落する問題を防止することができる。なお、ロードポート装置40は、移動工程S003、S008や回転工程S002、S009ではウエハ搬送容器20をクランプしていない。しかし、これらの工程では、ウエハ搬送容器20に対して大きな振動が生じる可能性は非常に低いため、ウエハ搬送容器20は自重で支持ピン45に押し付けられ、支持ピン45によって安定して支持される。
また、ロードポート装置40のクランプ機構50は、壁部48から垂直に突出するクランプ支持部53が把持部52を支える構造であるため、可動テーブル41と干渉することを避けながら、短い距離でウエハ搬送容器20の底面22bに係合する把持部52を支持することができる。ロードポート装置40は、ウエハ搬送容器20の底面22bを支える支持ピン45が長いため、ウエハ搬送容器20を底面22bから持ち上げて搬送する搬送装置であっても、ウエハ搬送容器20をロードポート装置40に対して載置することができる。この場合、固定台47や可動テーブル41から上下方向に突出するクランプ支持部を設ける構成では、クランプ支持部が長くなり、クランプ支持部の耐久性に課題が生じる。これに対して、壁部48から垂直に突出するクランプ支持部53を有するロードポート装置10の場合、支持ピン45によって支えられるウエハ搬送容器20の底面22bと可動テーブル41との間の隙間を利用することにより、可動テーブル41と干渉することなく、クランプ支持部53が把持部52をしっかりと支持することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されず、他の実施例や変形例を含むことは言うまでもない。たとえば、本実施形態において、クランプ機構50のクランプ支持部53は、壁部48から垂直に突出しているが、クランプ支持部は、固定台47に接続し、固定台47から上方へ突出していてもよい。この場合、ロードポート装置40の可動テーブル41には、クランプ支持部との干渉を避けるための切込み等が形成される。
また、上述の実施形態では、搬送容器接続装置40aをロードポート装置40に採用した例を挙げて説明を行ったが、搬送容器接続装置40aは、ウエハ搬送容器20を保管する搬送容器保管ストッカーや、ウエハ搬送容器20を清浄化する清浄化装置に用いられてもよい。
20… ウエハ搬送容器
22… 容器筐体部
22a… 主開口
22b… 底面
22ba… 溝部
25… 情報記録部
26… 蓋部
40… ロードポート装置
40a… 搬送容器接続装置
41… 可動テーブル
42… 第1テーブル
43… 第2テーブル
44… 着座センサ
45… 支持ピン
45a… 先端部
46… 筐体部
47… 固定台
48… 壁部
48a… 壁開口
50… クランプ機構
52… 把持部
53… クランプ支持部
54… クランプ駆動部
60… 蓋開閉機構
62… ドア
62a… 係合ピン
70… 情報読み取り部
70a… スキャナ
70b… 可動支持部
80… EFEM

Claims (6)

  1. ウエハ搬送容器を壁開口に接続する搬送容器接続装置であって、
    前記壁開口に対して接近及び離間可能な可動テーブルと、
    前記可動テーブルから上方に突出し、前記ウエハ搬送容器の底面に接触する先端部を有し、前記ウエハ搬送容器を支持する複数の支持ピンと、
    前記可動テーブルを支える固定台と、前記固定台から上方に延びており前記壁開口が形成される壁部と、を有する筐体部と、
    前記支持ピンに設けられた前記ウエハ搬送容器における前記底面に形成された溝部に係合する把持部を有しており、前記ウエハ搬送容器が前記支持ピンから離れるのを防ぐクランプ機構と、を有し、
    前記クランプ機構は、前記可動テーブルとは分離して前記筐体部に接続されている搬送容器接続装置。
  2. 前記クランプ機構は、前記壁部に接続しており前記壁部に対して略垂直な方向に突出して前記把持部を支える支持部を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送容器接続装置。
  3. 前記可動テーブルは、前記壁開口に対して接近及び離間する方向に移動する第1テーブルと、前記第1テーブルと伴に移動し前記第1テーブルに対して相対回転可能な第2テーブルと、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウエハ搬送容器接続装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の搬送容器接続装置と、
    前記ウエハ搬送容器の蓋部を開く蓋開閉機構と、
    を有するロードポート装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の搬送容器接続装置と、
    前記ウエハ搬送容器の蓋部を開く蓋開閉機構と、
    を有する搬送容器保管ストッカー。
  6. ウエハ搬送容器を、前記ウエハ搬送容器が接続するための壁開口を有する搬送容器接続装置に対して接続する搬送容器接続方法であって、
    前記搬送容器接続装置における可動テーブルから上方に突出する複数の支持ピンの先端部に、前記ウエハ搬送容器の底面を接触させることにより、前記壁開口に対して離間した離間位置にある前記可動テーブルに、前記ウエハ搬送容器を載置する載置工程と、
    前記可動テーブルを、前記離間位置から、前記壁開口に対して接近した接近位置に移動させ、前記ウエハ搬送容器を前記壁開口に接続する移動工程と、
    前記可動テーブルとは分離して前記搬送容器接続装置の筐体部に接続されているクランプ機構を駆動し、前記壁開口に接続した前記ウエハ搬送容器の前記底面に形成された溝部に対して、前記クランプ機構が有する把持部を係合させ、前記ウエハ搬送容器が前記支持ピンから離れるのを防ぐクランプ工程と、
    前記搬送容器接続装置が有する蓋開閉機構を駆動し、前記壁開口に接続し前記把持部に係合された前記ウエハ搬送容器の蓋部を開ける蓋開放工程と、
    を有する搬送容器接続方法。
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