JP2018102728A - 車椅子固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動的に車椅子を拘束できる車椅子固定装置を提供する。【解決手段】車椅子固定装置10は、アンロック時にフック装置100、200の車椅子待ち状態を許容し、該フック装置100、200が係止状態に遷移した際にロック動作するロック機構300、400を有する。インターロック機構600、700は、対応するフック装置100、200をインターロックするインターロック状態と、インターロック解除するインターロック解除状態との間を遷移する。操作レバー510は、インターロック機構600、700に対し、フック装置100、200が車椅子のアンカーバーに係止すると、全てのインターロック機構600、700がインターロック解除状態となったときに、全てのロック機構300、400のロックを許容するように連係されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車椅子固定装置に関する。
車室に乗り入れた車椅子を固定する固定装置は、特許文献1及び特許文献2が公知である。特許文献1では、車椅子のフレームと車室フロア間を、複数のベルト部材と固縛部材とにより連結して、車椅子を固定することが行われている。また、特許文献1では、自動巻取装置により、固縛部材の長さを調整可能とすることも行われている。
特許文献2の固定装置は、車椅子の横移動を規制する車輪ガイドと、車室フロアに設けられたベルトガイドを通過させて、車椅子に掛け渡す固定ベルトと、前記固定ベルトを緊張状態に保持するベルト緊張手段とを備えている。
特開2002−209946号公報 特開2000−116713号公報
ところが、上記固定装置では、ベルト部材、固定ベルト等を車椅子に連結する人の作業が必要であり、煩雑であり手間を要する。
本発明の目的は、自動的に車椅子を拘束できる車椅子固定装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の車椅子固定装置は、車椅子の被係止部材を受け入れ可能な車椅子待ち状態と、車椅子が侵入した際に、前記被係止部材に係止する係止状態との間で遷移自在に設けられたフック装置と、前記フック装置に設けられ、アンロック時には、該フック装置の車椅子待ち状態を許容し、該フック装置が係止状態に遷移した際にロック動作するロック機構を備えた車椅子固定装置であって、前記フック装置に、該フック装置をインターロックするインターロック状態と、インターロック解除するインターロック解除状態との間を遷移するインターロック機構が設けられ、前記インターロック機構は、前記フック装置が前記被係止部材に係止する際に、インターロック状態からインターロック解除状態に遷移するとともに、前記インターロック機構がインターロック解除状態となったときに、前記ロック機構のロックを許容するロック許容部に連係されているものである。
また、前記インターロック機構は、係合位置と、非係合位置間を移動自在に配置されて、常時、係合位置側へ付勢された第1インターロック作動部材と、前記第1インターロック作動部材の非係合位置から係合位置への移動を許容して該第1インターロック作動部材と係合するインターロック位置と、前記非係合位置から係合位置への移動を許容しない非インターロック位置との間を移動自在に配置した、第2インターロック作動部材を含むものとしてもよい。
また、前記ロック許容部は、前記ロック機構のロックを許容する係合部材と、該係合部材を支持する操作レバーを含み、前記操作レバーは、前記第2インターロック作動部材と一体に連結されているものとしてもよい。
また、前記操作レバーは、前記係合部材を介して、前記ロック機構のロックの解除を行い、このロックの解除とともに、前記第2インターロック作動部材の非インターロック位置からインターロック位置への移動を許容する操作位置を有するものとしてもよい。
また、前記フック装置は、複数個設けられ、各フック装置のインターロック機構は、前記ロック許容部に連係されているものとしてもよい。
本発明によれば、自動的に車椅子を拘束できる効果を奏する。
(a)は一実施形態の車椅子固定装置の平面図、(b)は同じく車椅子固定装置の側面図。 車椅子固定装置の要部斜視図。 車椅子待ち状態のときの車椅子固定装置の要部平面図。 車椅子ロック状態のときの車椅子固定装置の要部平面図。 ロック解除のときの車椅子固定装置の要部平面図。 車椅子待ち状態のときの解除レバーの概略説明図。 車椅子ロック状態のときの解除レバーの概略説明図。 ロック解除のときの解除レバーの概略説明図。 車椅子待ち状態のときの車椅子固定装置の要部の概略説明図。 車椅子ロック状態のときの車椅子固定装置の要部の概略説明図。 ロック解除のときの車椅子固定装置の要部の概略説明図。 車椅子がロック状態のときの車椅子固定装置の要部説明図。 フックプレートとアウタープレートとインナープレートの断面図。 車椅子の概略説明図。 他の実施形態のインターロック機構の説明図。 他の実施形態のインターロック機構の説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の車椅子固定装置10を図1〜図14を参照して説明する。
図14を参照して、車椅子20を簡単に説明する。車椅子20は金属パイプで構成したフレーム22に着座部24、背もたれ26、肘かけ28、ステップ30を備えている。フレーム22は左右両側に配置された一対の主輪32と、補助輪34とで支えられており、走行自在としている。フレーム22には、介助者が車椅子20を押す場合に用いるグリップ36が設けられている。本実施形態では、フレーム22の下部には、被係止部材としてのアンカーバー38が設けられている。金属製のアンカーバー38は、その左右両端が上方に立ち上がった連結部38aを介してフレームの下部に一体に連結されていて、車椅子20の幅方向(左右方向)に亘って設けられている。アンカーバー38の左右方向の長さは、後述する車椅子固定装置10のフックプレート106、206の離間距離よりも長くされている。
なお、主輪32及び補助輪34は、エアータイヤ、またはノーパンクタイヤからなり、弾性を有している。
なお、車椅子20のアンカーバー38の接地面からの高さをh1とすると、この高さh1は、車椅子20に着座する人の体重や、主輪32及び補助輪34がエアータイヤの場合はその空気圧の高低状態に応じて可変する。
<車椅子固定装置10>
次に、車椅子固定装置10について説明する。
図1(a)に示すように車椅子固定装置10は、左右にそれぞれ配置された一対のフック装置100、200と、フック装置100、200をロック状態とする一対のロック機構300、400と、ロック状態のロック機構300、400に対してアンロック操作を行う操作部500と、一対のインターロック機構600、700とを備えている。
図1、図3〜図5に示すように、また、車椅子固定装置10は、フック装置100、200のロック状態を解除するロック解除部800を有する。
<フック装置100、200>
図1(a)、図1(b)、図2に示すように、フック装置100、200は、図示しない車両の車室フロアに対して固定されたベース板12の上面に対して車両の左右方向において相互に離間し、かつ前後方向に沿って配置されている。
フック装置100は、ベース板12に立設されたアウタープレート102及びインナープレート104と、両プレート102、104間に挟まれて、両プレート102、104の前端に対して回転自在に軸108にて支持されたフックプレート106とにて構成されている。フックプレート106は、下部がベース板12に当接する回転位置を最下限位置としている。
図1(b)、図2、図12に示すようにフックプレート106の後端(すなわち、先端)の下部は、先端側へ行くほど上下幅が狭くなるように斜状のガイド部110が設けられている。また、フックプレート106は、ガイド部110の終端(前端)に隣接するフック部112が車椅子20のアンカーバー38に対して係止可能に上方へ凹設されている。すなわち、ガイド部110は、フック部112よりも後方(反侵入方向)側の部位に相当する。フック部112が車椅子20のアンカーバー38に対して係止されている状態は係止状態に相当する。また、フックプレート106の回転方向の中で下方向は係止方向に相当し、上方向は反係止方向に相当する。
図1(b)、図11、図12に示すようにフックプレート106には前端(すなわち、基端)から後方向の略中央部に亘って、長孔状のロック孔114が貫通して形成されている。
なお、図12は、アンカーバー38の高さh1が後述のインターロック部材720のロック片724がベース板12に当接している状態時の係合凹部723の導入部725(図9参照)の高さhよりも高い場合に、フック部112がアンカーバー38に係止したとき(掛け止めしたとき)の係止状態を示している。この場合は、図12に示すようにフックプレート106の下部が、ベース板12から離間する。
図12に示すように、ロック孔114は、前後方向に延びる下部内周面116及び上部内周面117を有していて、後述するロックバー320の径よりもその上下幅(すなわち、下部内周面116・上部内周面117間の距離)が長く形成されている。また、ロック孔114の下部内周面116は、フック部112が車椅子20のアンカーバー38を係止した状態では、先端側に向かうほど、基端側よりも上方へいくように斜状に形成されている。
図1(a)に示すようにアウタープレート102及びインナープレート104はフックプレート106と平行に配置されているとともに、フックプレート106に対しては軸108に貫通されたスペーサ101a、101b等により離間配置されている。図12及び図13に示すように、アウタープレート102及びインナープレート104には、貫通孔118、120がそれぞれ形成されている。貫通孔118、120は、基端から後方向に延びて長孔状に形成されている。貫通孔118、120の上部内周面118a、120aは、同じ高さを有していて水平に配置され、図12に示すフックプレート106のフック部112がアンカーバー38を係止した状態(係止状態)では、ロック孔114の上部内周面117よりも下方に位置するように形成されている。
また、図13に示すように、貫通孔118、120の下部内周面118b、120bは、水平に延びているとともに、図12に示す、フックプレート106がいずれの位置であっても、ロック孔114の下部内周面116よりも下方に位置している。また、貫通孔118、120の前後方向長さは、後述するロックバー320の往復軌道と干渉しないようにその長さが設定されている。
図2、図12に示すようにアウタープレート102の後端面には、上下方向に延びるストッパ面102aが形成されている。ストッパ面102aの下部は、アンカーバー38の高さh1より低い位置に設定されている。なお、ストッパ面102aは、鉛直に設けられていてもよく、或いは、上方へ行くほど前方へ向くように斜状に設けられていてもよい。また、上下方向に延びるように円弧状であってもよい。ストッパ面102aは、車椅子固定装置10の後方から侵入してきた車椅子20のアンカーバー38に当接して車椅子20の前方への移動を阻止する。
フック装置200を構成する各部材は、フック装置200とフック装置100との間を前後方向に通過する仮想鉛直平面を基準に鏡面対称状(すなわち、左右対称状)に設けられている。このため、フック装置200を構成する部材であって、フック装置100を構成する部材に相当するものには、その部材に付した符号のうち、2桁までの符号を同じとし、3桁目の100番を200番に代えることによりその詳細な説明を省略する。
図1(a)、図2〜図5に示すように、上記のようにしてフック装置200は、アウタープレート202、インナープレート204及び軸208で回転自在に支持されたフックプレート206を備えている。図1(a)、図3〜図5に示すように、アウタープレート202の後端面にはストッパ面202aを有する。
図3、図4に示すように、また、アウタープレート202及びインナープレート204には、貫通孔218、220を有する。
図9〜図11に示すように、フックプレート206は、下部内周面216及び上部内周面217を有するロック孔214、ガイド部210及びフック部212を有する。
<ロック機構300、400>
次にロック機構300について説明する。
図2〜図4に示すように、ロック機構300は、ロックリンク部310と、ロックリンク部310に設けられたロックバー320と、前記ロックリンク部310に対して連結リンク330を介して連結されたロックレバー340とにて構成されている。
ロックリンク部310は、インナープレート104、204間のベース板12において、インナープレート204側に寄った位置に立設された軸312に対して回動自在に支持された主ロックリンク313と、主ロックリンク313に対して回動自在に軸314にて支持された副ロックリンク315とにて構成されている。主ロックリンク313は、軸312に巻装された付勢部材としての捩りバネ(図示しない)により、反時計回り方向へ付勢されている。
図3及び図4に示すように軸314は、主ロックリンク313に対してその長手方向に沿って設けられた長孔316に対して摺接自在に配置されている。また、主ロックリンク313において、副ロックリンク315の軸312側に向かう端部には、係止突部317が突出されている。
係止突部317は、副ロックリンク315が連結リンク330により反時計回り方向への回動が付与された際、軸314が長孔316が許容する範囲の前記長手方向の移動に伴って主ロックリンク313の上面に上方へ突設されたストッパピン318に対して内側部が係止可能に、斜状に形成されている。
すなわち、副ロックリンク315は、軸314が軸312側に向かって長孔316での移動とともに係止突部317の斜状の内側部がストッパピン318に当接することにより、副ロックリンク315の反時計回り方向への回動を促進するとともに、主ロックリンク313を、軸312の回りで反時計回りへ回動させるようにしている。
副ロックリンク315の反軸312側の端部(左端部)には、ロックバー320が一体に取付け固定されている。ロックバー320は、インナープレート104、フックプレート106及びアウタープレート102の貫通孔120、ロック孔114、貫通孔118に挿通されて自由端がアウタープレート102の外方へ突出されている。
ロックバー320は、ロックリンク部310の軸312の回りの往復回動により、水平線に沿って前後方向へ往復する往復軌道を有する。ロックバー320が移動する前後方向のうち、後方向は、ロック方向に相当し、前方向はアンロック方向に相当する。
前記ロック孔114の下部内周面116は、前述したように、フック部112が車椅子20のアンカーバー38を係止状態で、先端側に向かうほど、基端側よりも上方へいくように斜状に形成されており、ロックバー320の往復軌道に対しては交差するように設定されている。
図2〜図4に示すようにロックレバー340は、インナープレート104、204間のベース板12において、インナープレート204側に寄った位置であって、前後方向の中央部に立設された軸342に対して回動自在に支持されている。図2に示すように、軸342には、付勢部としての捩りバネ344が巻装されていて、ロックレバー340を常時、反時計回り方向に付勢している。連結リンク330の各端は、ロックレバー340の先端と、副ロックリンク315において、軸314とロックバー320間の部位とに連結されている。
図2〜図4に示すように、ロックレバー340の基端側の上面には、係合ピン346が立設されている。係合ピン346には、後述する操作部500に設けられた係合部材540が常時係合され、係合部材540の位置に応じて、ロックレバー340の回動位置の選択が可能となっている。係合ピン346とロックレバー340との係合関係の詳細については後述する。
ロック機構400について説明する。
図1(a)、図3及び図4に示すように、ロック機構400は、ロックリンク部410と、ロックリンク部410に設けられたロックバー420と、前記ロックリンク部410に対して連結リンク430を介して連結されたロックレバー440(図2参照)とにて構成されている。ロックリンク部410は、インナープレート104、204間のベース板12において、インナープレート104側に寄った位置に立設された軸412に対して回動自在に支持された主ロックリンク413と、主ロックリンク413に対して回動自在に軸414にて支持された副ロックリンク415とにて構成されている。主ロックリンク413は、軸412に巻装された付勢部材としての捩りバネ(図示しない)により、時計回り方向へ付勢されている。
図3及び図4に示すように軸414は、主ロックリンク413に対してその長手方向に沿って設けられた長孔416に摺接自在に配置されている。また、副ロックリンク415の軸412側に向かう端部には、係止突部417が突出されている。係止突部417は、副ロックリンク415が連結リンク430により時計回り方向への回動が付与された際、軸414が長孔416が許容する範囲の前記長手方向へ移動に伴って主ロックリンク413の上面に上方へ突設されたストッパピン418に対して内側部が係止可能に斜状に形成されている。
すなわち、副ロックリンク415は、軸414が軸412側に向かって長孔416での移動とともに係止突部417の斜状の内側部がストッパピン418に当接することにより、副ロックリンク415の時計回り方向の回動を促進するとともに、主ロックリンク413を、軸412の回りで時計回り方向へ回動するようにしている。
副ロックリンク415の反軸412側の端部(左端部)には、ロックバー420が一体に取付け固定されている。図3及び図4に示すようにロックバー420は、インナープレート204、フックプレート206及びアウタープレート202の貫通孔220、ロック孔214、貫通孔218に挿通されて自由端がアウタープレート202の外方へ突出されている。
ロックバー420は、ロックリンク部410の軸412の回りの往復回動により、水平線に沿って前後方向へ往復する往復軌道を有する。ロックバー420が移動する前後方向のうち、後方向は、ロック方向に相当し、前方向はアンロック方向に相当する。図9、図10に示すように前記ロック孔214の下部内周面216は、前述したように、フック部212が車椅子20のアンカーバー38を係止状態で、先端側に向かうほど、基端側よりも上方へいくように斜状に形成されており、ロックバー420の往復軌道に対しては交差するように設定されている。図2に示すようにロックレバー440は、軸342に対してロックレバー340の下方に位置するように回動自在に支持されている。
図2に示すように、軸342には、付勢部としての図示しない捩りバネが巻装されていて、ロックレバー440を常時、反時計回り方向に付勢している。連結リンク430の各端は、ロックレバー440の先端と、副ロックリンク415において、軸414とロックバー420間の部位とに連結されている。
ロックレバー440の上面には、ロックレバー340の係合ピン346と同様に係合ピン(図示しない)が立設されている。該係合ピンには、後述する操作部500に設けられた図示しない係合部材が常時係合され、該係合部材の位置に応じて、ロックレバー440の回動位置の選択が可能となっている。
<操作部500>
図1(a)及び図2に示すように、操作部500は、操作レバー510と、該操作レバー510の先端部(すなわち、前端部)に対してブラケット530を介して設けられた一対の係合部材540とを有している。なお、図2に示すように一対の係合部材540は、上下方向において離間して配置されているとともに、同形状となっており、図1(a)、図3〜図5では、下側の係合部材540は上側の係合部材540に隠れている。両係合部材540の詳細は後述する。
操作レバー510は、前部操作部材512と、該前部操作部材512に対して上方へ回動自在に軸支された後部操作部材514とを有している。前部操作部材512はベース板12の後端側に設けられた取付エリア14に対して固定された取付板16に取付けられている。取付エリア14には、上下方向に貫通した孔14aが形成されており、取付板16は、その孔14aの周縁に配置された取付け部位に対してボルト着されている。
図6〜図8に示すように、フック装置100とフック装置200間の中央を通過する前記仮想鉛直平面に含まれる水平基準線Oを想定すると、取付板16には、該水平基準線Oに沿って、長孔状のガイド孔16aが形成され、該ガイド孔16aの後端には、係止部16bが右側に向かって凹設されている。図6〜図8に示すように、取付板16において、ガイド孔16aよりも前方に位置する部位であって、水平基準線O上の部位には固定軸18が立設されている。
図2に示すように、前部操作部材512は、その長手方向(すなわち、前後方向)に沿って透設された長孔状のガイド孔516に前記固定軸18が抜け出し不能に挿入された状態で取付エリア14に載置されている。また、前部操作部材512は、固定軸18に対して、ガイド孔516が許容する前後方向に摺動自在に、かつ、固定軸18の回りで回動自在となっている。
図1(a)、図2に示すように、前部操作部材512において、ガイド孔516よりも後方の部位には、ガイドピン518が固定されている。ガイドピン518の下端は、図6〜図8に示すように、取付板16のガイド孔16aに対して前後方向に摺動自在に挿入されるとともに係止部16bに対して係入離脱可能に形成されている。
前部操作部材512は図6に示すようにガイド孔516の前端に固定軸18が当接した状態において、固定軸18の回りの前部操作部材512の回動により、ガイドピン518がガイド孔16aの後端位置であって、係止部16bには係入されていない状態と、図7に示すように、係止部16bに係入された状態との選択が可能となっている。
図6に示すように、以下では、ガイド孔516の前端に固定軸18が当接した状態で、かつ、ガイドピン518がガイド孔16aの後端位置であって、係止部16bには係入されていない状態における、操作レバー510の位置を、「車椅子待ち操作位置」という。図7に示すように、以下では、ガイド孔516の前端に固定軸18が当接した状態で、かつ、ガイドピン518が係止部16bに係入されている状態の操作レバー510の位置を、操作レバー510の「車椅子ロック操作位置」という。
また、操作レバー510は、図6に示す「車椅子待ち操作位置」に位置する状態と、図8に示すガイド孔516の後端に固定軸18が当接し、かつ、ガイドピン518がガイド孔16aの前端側に位置する状態との間の遷移が可能となっている。
図8に示すように、以下では、ガイド孔516の後端に固定軸18が当接し、かつ、ガイドピン518がガイド孔16aの前端側に位置する状態における、操作レバー510の位置を、「ロック解除操作位置」という。
図1(a)及び図2に示すように前部操作部材512と、ベース板12の取付エリア14との間には、前部操作部材512を後方へ付勢する付勢バネ522と、右方へ付勢する付勢バネ524が掛装されている。図6に示すように、操作レバー510が「車椅子待ち操作位置」に位置する場合、付勢バネ522により、ガイドピン518は、ガイド孔16aの後端に係止されている。
<上側の係合部材540>
図2に示すように一対の係合部材540は前部操作部材512の前端に対してブラケット530を介して支持されて前方へ延出されている。
一対の係合部材540のうち、上側に配置された係合部材540についてまず説明する。上側の係合部材540の前端側部には、ロックレバー340の係合ピン346に当接する第1当接面542及び第1当接面542よりも後方側に位置する第2当接面544が設けられている。
図6に示すように操作レバー510が「車椅子待ち操作位置」に位置する際は、図3に示すように第1当接面542が係合ピン346を押圧して、ロックレバー340を付勢力蓄勢位置に位置させて捩りバネ344の付勢力を蓄勢する。
図7に示すように操作レバー510が、「車椅子ロック操作位置」に位置する際は、図4に示すように第2当接面544が係合ピン346に対する当接状態を保ちながら、捩りバネ344の付勢力を開放してロックレバー340を付勢力開放位置へ位置させる。図8に示すように、操作レバー510が「車椅子ロック操作位置」から「ロック解除操作位置」に移動する際は、捩りバネ344の付勢力に抗して係合部材540が、係合ピン346を介してロックレバー340を時計回り方向へ回動させる。この移動中に、係合ピン346に対する当接部位は、第2当接面544から第1当接面542に変わり、捩りバネ344の付勢力を蓄勢してロックレバー340を付勢力蓄勢位置に位置させる。
<下側の係合部材540>
下側の係合部材540の前端側部には、上側の係合部材540と同様に、ロックレバー340の下方に配置されたロックレバー440(図2参照)の係合ピン(図示しない)に当接する第1当接面及び第2当接面(ともに図示しない)を有している。
そして、図6に示すように操作レバー510が「車椅子待ち操作位置」に位置する際は、前記第1当接面がロックレバー440の係合ピン(図示しない)に押圧して、ロックレバー440を付勢力蓄勢位置に位置させて軸342に巻装された図示しない捩りバネの付勢力を蓄勢する。
図7に示すように操作レバー510が、「車椅子ロック操作位置」に位置する際は、前記第2当接面がロックレバー440の係合ピン(図示しない)に対する当接状態を保ちながら、軸342に巻装された捩りバネ(図示しない)の付勢力を開放してロックレバー440を付勢力開放位置へ位置させる。
図8に示すように、操作レバー510が「車椅子ロック操作位置」から「ロック解除操作位置」に移動する際は、軸342に巻装された捩りバネ(図示しない)の付勢力に抗して下側の係合部材540が、ロックレバー440の係合ピン(図示しない)を介してロックレバー440を時計回り方向へ回動させる。
この移動中に、ロックレバー440の係合ピンに対する当接部位は、第2当接面から第1当接面に変わり、軸342に巻装された捩りバネ(図示しない)の付勢力を蓄勢してロックレバー440を付勢力蓄勢位置に位置させる。
操作レバー510、上側及び下側の係合部材540とによりロック許容部が構成されている。
<インターロック機構600、700>
次に、図1(a)、図3〜図5、図9〜図11を参照してインターロック機構600、700について説明する。インターロック機構600、700は、前記仮想鉛直平面を基準に鏡面対称状(すなわち、左右対称状)に設けられている。ここでは、インターロック機構700について説明し、インターロック機構600については、インターロック機構700を構成する各部材に相当するものには、インターロック機構700の各部材に付した符号のうち、2桁までの符号を同じとし、3桁目の700番を600番に代えることによりその詳細な説明を省略する。
また、インターロック機構700とフック装置200との関係も以下では説明するが、インターロック機構600とフック装置100間の関係も、インターロック機構700とフック装置200との関係と同様であるため、その説明を省略する。
図1(a)、図2に示すように、インターロック機構700は、前部操作部材512の前端部に設けられたロックプレート710と、ロックプレート710と係合自在に設けられたインターロック部材720とにより構成されている。ロックプレート710は、第2インターロック作動部材に相当する。インターロック部材720は、第1インターロック作動部材に相当する。
図1(a)、図3に示すようにロックプレート710は、前部操作部材512において、前記係合部材540が配置された部位よりも後方側の右側部に対して右方向に張り出すように支持されている。ロックプレート710において、インターロック部材720の下方に位置する部位には、前後方向に延びるインターロック孔712が上下方向に貫通されている。
図9〜図11に示すように、インターロック部材720は、アウタープレート202の後端の内側面に対して回動自在に軸711にて軸支されている。図2、図9に示すようにインターロック部材720は、板状に形成されるとともに、軸711を挟む上下両部にはそれぞれレバー片722と、後方側及び下方側へ膨出形成されたロック片724が設けられている。レバー片722とロック片724間には、略L字状の係合凹部723が凹設され、係合凹部723の後方へ延びる内側面の後端はアンカーバー38を係合凹部723内に導入ガイドする導入部725としている。
インターロック部材720は、軸711に巻装された図示しない捩りバネにより付勢されている。この付勢により、インターロック部材720は、操作レバー510が「車椅子待ち操作位置」に位置しているときに、インターロック位置に位置するロックプレート710のインターロック孔712に対してロック片724が係入可能に配置されて、ベース板12に当接可能になっている(図9参照)。ここで、インターロック部材720が、ロックプレート710のインターロック孔712に対してロック片724が係入してベース板12に当接する位置は、係合位置に相当する。
この状態で、操作レバー510は、図6に示す「車椅子待ち操作位置」に位置するように保持されて、ガイドピン518が係止部16b内に係入しないようにしている。なお、軸711に巻装された図示しない捩りバネ344を省略してロック片724のインターロック孔712対する係入を、自重によりインターロック孔712に対して落とし込みにより行ってもよい。
このように、インターロック部材720が、インターロック孔712に係入されている状態は、インターロック状態という。また、インターロック部材720が、インターロック孔712に係入されていない状態は、インターロック解除状態という。
図9に示すように、インターロック部材720は、前記係合位置に位置する場合はロック片724がベース板12に当接した状態で、係合凹部723は後方へ延びる内側面が略水平に配置されるよう形成されている。また、インターロック部材720は、導入部725がアンカーバー38を係合凹部723内に導入しやすいようにその高さhが設定されている。すなわち、アンカーバー38の高さh1は、前述したように可変するが、その可変する範囲の最小値の高さよりも若干低い値に設定されている。また、図9に示すようにロック片724がベース板12に当接した状態ではレバー片722は、上方へ延びるように配置されている。
また、レバー片722は、フックプレート206のフック部212への係入を開始したアンカーバー38がフック部212への係入完了以前にアンカーバー38に押圧されることにより、ロック片724がインターロック孔712から離脱されるように配置されている(図10参照)。
図10に示すように、また、アンカーバー38が、係合凹部723内に位置した状態では、インターロック部材720は、非係合位置に位置して、インターロック孔712からロック片724が離脱した状態が保持されるようにしている。すなわち、インターロック機構700はインターロック解除状態が保持されるようにしている。
また、図10に示すようにインターロック孔712から、ロック片724が離脱した場合、図7に示すように、付勢バネ524の付勢力により、操作レバー510が「車椅子ロック操作位置」に位置して、この状態が維持されるようにしている。すなわち、この状態は車椅子固定装置10の車椅子ロック状態となっており、アンカーバー38がフックプレート206のフック部212に係入されるとともに、インターロック部材720の係合凹部723内に配置される。
図8に示すように操作レバー510が「ロック解除操作位置」に位置するときは、図11に示すようにロックプレート710は、インターロック部材720のロック片724が、ベース板12に当接する位置までの回動を許容する位置まで前方へ移動するようにされている。この位置にロックプレート710が移動したときは、係合凹部723内に位置するアンカーバー38が後方へ離脱可能にされている。ここで、図4、図5に示すようにロックプレート710がインターロック孔712内にロック片724が係入しないロックプレート710の位置を、非インターロック位置という。
<ロック解除部800>
図1、図3〜図5、図9〜図11を参照して、次に、ロック解除部800について説明する。
図1、図3に示すようにフックプレート206において、ロック孔214とフック部212間には、フック装置100側に向かう被押上部810が設けられている。本実施形態では、被押上部810は、回転自在に支持されたローラとしているが、限定するものではなく、例えばバーであってもよい。なお、フックプレート106においても、被押上部810と同軸となるように被押上部820がフック装置200側に向かって設けられている。
また、図1〜図5に示すように、前部操作部材512の前端には、ブラケット830を介して、左右一対の押上部材840、850が設けられている。押上部材840、850は、前端に行くほど下がるように斜状に配置され、被押上部820、810に対して押上可能に形成されている。具体的には、図3、図9に示すように、押上部材840、850は、前部操作部材512(操作レバー510)が「車椅子待ち操作位置」に位置しているときは、被押上部810、820からは離間するように配置されている。
図5、図11に示すように、押上部材840、850は、前部操作部材512(操作レバー510)が「ロック解除操作位置」に位置するときは、被押上部820、810を押上げて、フックプレート106、206をそれぞれ反係止方向へ回動させて、フック部112、212に係入していたアンカーバー38を解放可能にしている。
(実施形態の作用)
上記のように構成された車椅子固定装置10の作用を説明する。
<1.車椅子待ち>
図3は、車椅子固定装置10のフック装置100、200が車椅子待ち状態のときを示している。この状態のときは、第1インターロック作動部材としてのインターロック部材620及びインターロック部材720は、ロック片624及び図9に示すインターロック部材720のロック片724がインターロック孔612、712にそれぞれ係入されていて、係合位置に位置している。また、図6に示すように前部操作部材512(操作レバー510)のガイドピン518が係止部16b内に係入しないようにされている。
<2.車椅子ロック>
車椅子固定装置10により車椅子20を固定する場合は下記の通りとなる。
図3の車椅子待ち状態において、車椅子固定装置10の後方から、ストッパ面102a、202aに、アンカーバー38が当たるまで、車椅子20を前方へ移動(侵入)させる。ここで、前記車椅子20の前方向は、侵入方向に相当する。また、後方向は反侵入方向に相当する。
このとき、移動(侵入)してきた車椅子20(図14参照)のアンカーバー38は、フックプレート106(図12参照)のガイド部110及びフックプレート206のガイド部210(図10参照)に当たって、フックプレート106、206を上方へ回動させて、フック部112、212内に係入されて係止状態となる。
なお、アンカーバー38の106、206のガイド部110、210に対する当たりは同時であっても、時差があってもよい。
インターロック機構600、700のインターロック部材620、720は、アンカーバー38がフック部112、212に係入される完了以前にレバー片622、722が図示しない捩りバネの付勢力に抗して押圧されることにより、ロック片624、724がインターロック孔612、712から離脱して非係合位置に位置する。
本実施形態では、インターロック機構600、700は相互に独立しているが、両インターロック機構のインターロック部材620、720がインターロック孔612、712からともに離脱しないと、インターロックの解除がされない。このため、インターロック機構600、700のいずれか一方が、仮にインターロック解除状態となっても、車椅子固定装置10全体としては、車椅子ロックが完了しない。一方、ロック片624、724がインターロック孔612、712からともに離脱すると、図7に示すように、付勢バネ524の付勢力により、固定軸18の回りで前部操作部材512(操作レバー510)が回転してガイドピン518が係止部16b内に係入する。これにより、車椅子待ち状態では、係合ピン346等を第1当接面542で押圧していた一対の係合部材540が、図4に示すように移動することにより、ロックレバー340、440の拘束を解除する。
この結果、ロックレバー340、440は、軸342に巻装された捩りバネ344等の付勢力により係合ピン346等が第2当接面544に移動して当接するまで反時計回り方向へ回動する。
ロックレバー340、440の反時計回りの回動により、ロック機構300、400は、連結リンク330、430、及びロックリンク部310、410を介してロックバー320、420を、図3に示す状態から、後方向(ロック方向)に移動させる。
ここで、連結リンク330が、ロックリンク部310を作動させる場合について説明する。ロックレバー340の反時計回り方向の回動により、連結リンク330を介して副ロックリンク315が、反時計回り方向へ回動する。これにより、副ロックリンク315は、軸314が軸312側に向かって長孔316での移動とともに係止突部317の内側部がストッパピン318に当接することにより、副ロックリンク315の反時計回り方向への移動を促進し、主ロックリンク313を軸312の回りで反時計回りへ回動させる。
なお、連結リンク430が、ロックリンク部410を作動させる場合は、ロックリンク部410を構成する各部材の回転方向がロックリンク部310とは反対だけであるため、その詳細な説明を省略する。
上記のようにしてロックバー320、420の後方向(ロック方向)の移動により、図12に示すようにロックバー320、420は、フックプレート106のロック孔114及びフックプレート206のロック孔214の下部内周面116、216を摺接して、フックプレート106、フックプレート206を下方へ押圧する。
ロックバー320、420の後方向(ロック方向)の移動は、フックプレート106、206のフック部112、212のアンカーバー38に対する係入が完了するまで行われる。
図10は、フックプレート206のフック部212にアンカーバー38の係入が完了した状態(車椅子ロック状態)を示し、図12は、フックプレート106のフック部112にアンカーバー38の係入が完了した状態(車椅子ロック状態)を示している。この車椅子ロック状態では、軸342に巻装された捩りバネ344等により、ロックバー320、420は図4に示すように矢印方向ヘテンションがかかり、フックプレート106、206のフック部112、212でのアンカーバー38との係合を保持する。
なお、図10では、フックプレート206の下部が、ベース板12に当接しているのに対して、図12では、フックプレート106の下部が、ベース板12から離間して図示されている。これは、フックプレート106、206の大きさは相互に同じとしているが、図12では、アンカーバー38の高さh1が、図10で示すアンカーバー38の高さよりも高くなっているためである。このようにアンカーバー38の高さh1が異なるのは、前述したように車椅子20に着座する人の体重等が異なることがあるからである。
<3.ロック解除>
次に、車椅子固定装置10をロック解除する場合について説明する。
図7に示すように操作レバー510が「車椅子ロック操作位置」に位置している状態から、付勢バネ524の付勢力に抗して前部操作部材512(操作レバー510)を固定軸18の回りで時計回り方向へ回動操作して、ガイドピン518を係止部16bから外す。図8に示すように、この後、付勢バネ522及び軸342に巻装された捩りバネ344等の付勢力に抗して、操作レバー510を「ロック解除操作位置」まで移動させる。
この操作により、図5に示すように、操作レバー510が前方へ移動し、一対の係合部材540が係合ピン346を介してロックレバー340,ロックレバー440を付勢力蓄勢位置に位置させる。
ロックレバー340、440のこの回動により、連結リンク330、430を介して、ロックバー320、420を前方向(アンロック方向)に作動させる。ロックバー320、420のアンロック方向の移動により、フックプレート106、206の下方への拘束が解除される。これとともに、図5及び図10に示すように、前部操作部材512(操作レバー510)の「ロック解除操作位置」への前方の移動により、押上部材840、850が、フックプレート106、206の被押上部820、810を押上げる。この結果、フックプレート106、206のフック部112、212に係合していたアンカーバー38が解放される。この状態で、車椅子20を後方へ移動させることにより、車椅子20は車椅子固定装置10から外される。
ここで、車椅子20のアンカーバー38が、車椅子固定装置10から外されたとき、操作レバー510は、図8に示す「ロック解除操作位置」に位置している。このため、図11に示すように、インターロック部材620、720は、軸611、711に巻装された図示しない捩りバネの付勢により、ロックプレート710の後方側においてベース板12にロック片724が当接する。
この後、前部操作部材512(操作レバー510)を、後方へ移動させることにより図9に示す「車椅子待ち操作位置」に戻すと、インターロック孔612、712がロック片624、724が係入可能な位置に復帰する。これにより、軸611、711に巻装された図示しない捩りバネの付勢により、インターロック部材620、720のロック片624、724は、ロックプレート610、710のインターロック孔612、712に係入する。このようにして、車椅子固定装置10は、フック装置100、200がアンロック時には、車椅子待ち状態に復帰する。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態の車椅子固定装置10は、車椅子20のアンカーバー38(被係止部材)を受け入れ可能な車椅子待ち状態と、車椅子20が侵入した際に、アンカーバー38に係止する係止状態との間で遷移自在に設けられた一対のフック装置100、200を有する。また、車椅子固定装置10は、フック装置100、200毎に設けられ、アンロック時には、フック装置100、200の車椅子待ち状態を許容し、該フック装置100、200が係止状態に遷移した際にロック動作するロック機構300、400を有している。車椅子固定装置10は、フック装置100、200毎に、対応するフック装置100、200をインターロックするインターロック状態と、インターロック解除するインターロック解除状態との間を遷移するインターロック機構600、700を有する。
各インターロック機構600、700は、対応するフック装置100、200がアンカーバー38に係止する際に、インターロック状態からインターロック解除状態に遷移する。また、全てのインターロック機構600、700がインターロック解除状態となったときに、全てのロック機構300、400のロックを許容する操作レバー510(ロック許容部)に連係されている。
この結果、本実施形態によれば、自動的に車椅子を拘束できる効果を奏する。
(2)本実施形態の車椅子固定装置10のインターロック機構600、700は、係合位置と、非係合位置間を移動自在に配置されて、常時、係合位置側へ付勢されたインターロック部材620、720(第1インターロック作動部材)を備えている。また、インターロック部材620、720の非係合位置から係合位置への移動を許容してインターロック部材620、720と係合するインターロック位置と、非係合位置から係合位置への移動を許容しない非インターロック位置との間を移動自在に配置したロックプレート610、ロックプレート710(第2インターロック作動部材)を含む。
この結果、上記構成を備えたインターロック機構によって、上記(1)の効果を容易に実現することができる。
(3)本実施形態では、ロック許容部は、全てのロック機構300、400のロックを許容する係合部材540と、係合部材540を支持する操作レバー510を含む、そして、操作レバー510は、インターロック部材620、インターロック部材720(第2インターロック作動部材)と一体に連結されている。
この結果、ロック機構300、400のロックを許容する係合部材540の作動により、複数のロック機構を同時にロック作動させることができる。
(4)本実施形態では、操作レバー510は、係合部材540を介して、ロック機構300、400による車椅子ロックの解除を行い、このロックの解除とともに、インターロック部材620、インターロック部材720の非インターロック位置からインターロック位置への移動を許容する。この結果、本実施形態によれば、操作レバー510により、車椅子ロックの解除とともにインターロックを行うことができる。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更してもよい。
前記実施形態では、ロックプレート610、710にインターロック孔612、712を配置し、インターロック部材620、720にロック片624、724を設けたが、逆の関係にしてもよい。すなわち、インターロック部材720にインターロック孔を設けて、ロックプレート710に該インターロック孔に係入可能にロック片を設けてもよい。
また、図15、図16に示すように、ロックプレート610、710、及びインターロック部材620、720の形状を変更してもよい。具体的には、ロックプレート610、ロックプレート710にはインターロック孔612、712の代わりに、上下方向に干渉面614aを有する干渉部614、714が設けられている。図15に示すように、操作レバー510が、車椅子待ち操作位置に位置するときは、実線で示す係合位置に位置するインターロック部材620、720に対して、ロックプレート610、710の干渉部614、714が、干渉面614a、714aにて干渉して、610、710は非インターロック位置に位置するようにされている。図15に示すように、また、アンカーバー38によってインターロック部材620、720が、二点鎖線で示す非係合位置に位置すると、ロックプレート610、710によるインターロックが解除されて、ロックプレート610、ロックプレート710は、図16の二点鎖線で示す位置から、実線で示す非インターロック位置するようにされている。このように構成されていても、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、フック装置は、2個としたが、2個に限定するものではない、単数でもよく、或いは3個以上を設けてもよい。3個以上のフック装置を設ける場合、ロック機構をそれぞれのフック装置に対応するように設ける。
複数のフック装置を設けた場合には、複数のフック装置で車椅子を固定してロックすることにより、車椅子を安定した状態で固定できる。
また、ロックバー320の往復軌道は、前記実施形態では、水平線に沿って前後方向へ往復するものとしたが、必ずしも、往復軌道は水平線に沿うことに限定するものではない。例えば、前後方向であって、水平線に対して傾斜していてもよい。この場合、フックプレートのロック孔の下部内周面は、この往復軌道に対して、前後方向で、かつ交差する方向に延出されていればよい。
前記実施形態では、貫通孔118、120の上部内周面118a、120aが同じ高さを有していて水平に配置されていたが、水平に限定するものではない。図12に示すフックプレート106のフック部112がアンカーバー38を係止した状態では、ロック孔114の上部内周面117よりも下方に位置するようにして斜状に形成されていてもよい。
また、前記実施形態において、インナープレート104、204を省略してもよい。
また、前記実施形態において、アウタープレート102をインナープレート104の設置位置に交換して配置するとともに、アウタープレート202をインナープレート204の設置位置に交換して配置してもよい。この場合、インナープレート104、204の設置位置に交換配置したアウタープレートが新たなインナープレートとなり、この新たなインナープレートが、ストッパ面を有することになる。
前記実施形態では、車椅子固定装置10に固定する車椅子20を車両の前方への移動を侵入方向とし、後方を反侵入方向とするように車椅子固定装置10を車室フロアに配置したが、この配置に限定するものではない。車両を基準として、一方向を侵入方向とし、その反対の方向を反侵入方向として車椅子固定装置10を車両に設置すればよい。
例えば、侵入方向を後方向とし反侵入方向を前方向としてもよい。また、車椅子固定装置10に固定する車椅子20を車両の右方への移動を侵入方向とし、左方を反侵入方向とするように車室フロアに車椅子固定装置10を配置してもよい。また、その逆に、車椅子固定装置10に固定する車椅子20を車両の左方への移動を侵入方向とし、右方を反侵入方向とするように車室フロアに車椅子固定装置10を配置してもよい。
前記実施形態では、ロック孔として長孔に形成したが、アウタープレート102、202のロック孔114、214の上部を開放した形状としてもよい。この場合、例えば、インナープレート104の貫通孔120の上部内周面120a及び貫通孔220の上部内周面は上記実施形態と同様に形成するものとする。
前記実施形態では、ロック機構をロックバー320、420としたが、前記実施形態の構成中、ロックバー320、420、ロックリンク部310、410、連結リンク330、430を省略して、ロック機構としてフックプレート106、206を係止方向に付勢する付勢手段を設けてもよい。付勢手段の具体例としては、フックプレート106、206を係止方向に回動付勢する弾性部材、例えば、付勢バネ、重りを挙げることができる。
前記実施形態では、係止方向を下方とし、反係止方向を上方向としたが、この実施形態で例示した方向に限定するものではない。例えば、係止方向を上方とし、反係止方向を下方向としてもよく、また、この例示以外の方向で行うことも、フックプレート106、206、及びフックプレート106、206を作動させるリンクの配置を変更すれば可能である。
10…車椅子固定装置、12…ベース板、14…取付エリア、14a…孔、
16…取付板、16a…ガイド孔、16b…係止部、18…固定軸、
20…車椅子、22…フレーム、24…着座部、26…背もたれ、
28…肘かけ、30…ステップ、32…主輪、34…補助輪、
36…グリップ、38…アンカーバー(被係止部材)、38a…連結部、
100…フック装置、102…アウタープレート、102a…ストッパ面、
104…インナープレート、106…フックプレート、
108…軸、110…ガイド部、112…フック部、114…ロック孔、
116…ロック孔114の下部内周面、
117…ロック孔114の上部内周面、
118…アウタープレート102の貫通孔、
118a…上部内周面、120…インナープレート104の貫通孔、
120a…上部内周面、130…被押上部、200…フック装置、
202…アウタープレート、202a…ストッパ面、
204…インナープレート、206…フックプレート、
208…軸、210…ガイド部、212…フック部、214…ロック孔、
216…ロック孔214の下部内周面、
217…ロック孔214の上部内周面、
218…アウタープレート202の貫通孔、
220…インナープレート204の貫通孔、
230…被押上部、300…ロック機構、310…ロックリンク部、
312…軸、313…主ロックリンク、314…軸、
315…副ロックリンク、316…長孔、317…係止突部、
318…ストッパピン、320…ロックバー、
330…連結リンク、340…ロックレバー、342…軸、
344…捩りバネ、346…係合ピン、400…ロック機構、
410…ロックリンク部、412…軸、413…主ロックリンク、
414…軸、415…副ロックリンク、416…長孔、417…係止突部、
418…ストッパピン、420…ロックバー、
430…連結リンク、440…ロックレバー、
500…操作部、510…操作レバー、512…前部操作部材、
514…後部操作部材、516…ガイド孔、518…ガイドピン、
522、524…付勢バネ、530…ブラケット、
540…係合部材(操作レバー510とともにロック許容部を構成する。)、
542…第1当接面、544…第2当接面、
550…ブラケット、600…インターロック機構、
610…ロックプレート(第2インターロック作動部材)、
611…軸、612…インターロック孔、
620…インターロック部材(第1インターロック作動部材)、
622…レバー片、624…ロック片、700…インターロック機構、
710…ロックプレート(第2インターロック作動部材)、
711…軸、712…インターロック孔、
720…インターロック部材(第1インターロック作動部材)、
722…レバー片、723…係合凹部、724…ロック片、
725…導入部、800…ロック解除部、810、820…被押上部、
830…ブラケット、840、850…押上部材、
h…係合凹部723の導入部725の高さ、
h1…車椅子20のアンカーバー38の高さ、O…基準線。

Claims (5)

  1. 車椅子の被係止部材を受け入れ可能な車椅子待ち状態と、車椅子が侵入した際に、前記被係止部材に係止する係止状態との間で遷移自在に設けられたフック装置と、
    前記フック装置に設けられ、アンロック時には、該フック装置の車椅子待ち状態を許容し、該フック装置が係止状態に遷移した際にロック動作するロック機構を備えた車椅子固定装置であって、
    前記フック装置には、該フック装置をインターロックするインターロック状態と、インターロック解除するインターロック解除状態との間を遷移するインターロック機構が設けられ、
    前記インターロック機構は、前記フック装置が前記被係止部材に係止する際に、インターロック状態からインターロック解除状態に遷移するとともに、前記インターロック機構がインターロック解除状態となったときに、前記ロック機構のロックを許容するロック許容部に連係されている車椅子固定装置。
  2. 前記インターロック機構は、
    係合位置と、非係合位置間を移動自在に配置されて、常時、係合位置側へ付勢された第1インターロック作動部材と、
    前記第1インターロック作動部材の非係合位置から係合位置への移動を許容して該第1インターロック作動部材と係合するインターロック位置と、前記非係合位置から係合位置への移動を許容しない非インターロック位置との間を移動自在に配置した、第2インターロック作動部材を含む請求項1に記載の車椅子固定装置。
  3. 前記ロック許容部は、
    前記ロック機構のロックを許容する係合部材と、該係合部材を支持する操作レバーを含み、
    前記操作レバーは、前記第2インターロック作動部材と一体に連結されている請求項2に記載の車椅子固定装置。
  4. 前記操作レバーは、
    前記係合部材を介して、前記ロック機構のロックの解除を行い、このロックの解除とともに、前記第2インターロック作動部材の非インターロック位置からインターロック位置への移動を許容する操作位置を有する請求項3に記載の車椅子固定装置。
  5. 前記フック装置は、複数個設けられ、
    各フック装置のインターロック機構は、前記ロック許容部に連係されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車椅子固定装置。
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