JP2017516819A - 疼痛に対する多様な活性を有する1−オキサ−4,9−ジアザスピロウンデカン化合物のアルキルおよびアリール誘導体 - Google Patents
疼痛に対する多様な活性を有する1−オキサ−4,9−ジアザスピロウンデカン化合物のアルキルおよびアリール誘導体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017516819A JP2017516819A JP2016570824A JP2016570824A JP2017516819A JP 2017516819 A JP2017516819 A JP 2017516819A JP 2016570824 A JP2016570824 A JP 2016570824A JP 2016570824 A JP2016570824 A JP 2016570824A JP 2017516819 A JP2017516819 A JP 2017516819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unsubstituted
- substituted
- alkyl
- cycloalkyl
- alkynyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- GWKRQSNOLIIYTD-UHFFFAOYSA-N C(CN(CC1)CCC11OCCNC1)c1ccccc1 Chemical compound C(CN(CC1)CCC11OCCNC1)c1ccccc1 GWKRQSNOLIIYTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GLUUPAWLUHHLNQ-UHFFFAOYSA-N CC(C)(C)OC(N(CC1)CCC1(CNc1ccccc1)O)=O Chemical compound CC(C)(C)OC(N(CC1)CCC1(CNc1ccccc1)O)=O GLUUPAWLUHHLNQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- IEXJNBPTEFSBMQ-UHFFFAOYSA-N CC(C)=C(C)C(N(CC1(CCNCC1)O)c1ccccc1F)=O Chemical compound CC(C)=C(C)C(N(CC1(CCNCC1)O)c1ccccc1F)=O IEXJNBPTEFSBMQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ATMTXWPVGPUIIH-UHFFFAOYSA-N CC(C1=O)OC2(CCN(CCc3c[s]c(N)n3)CC2)CN1c(cccc1)c1F Chemical compound CC(C1=O)OC2(CCN(CCc3c[s]c(N)n3)CC2)CN1c(cccc1)c1F ATMTXWPVGPUIIH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- DULZVFFGUXLRSB-UHFFFAOYSA-N CCC1(C)NC1 Chemical compound CCC1(C)NC1 DULZVFFGUXLRSB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ZNFYBFJJYLDEGN-NSHDSACASA-N CC[C@@H](c(cc1)c(C)c(CO2)c1C2=O)O Chemical compound CC[C@@H](c(cc1)c(C)c(CO2)c1C2=O)O ZNFYBFJJYLDEGN-NSHDSACASA-N 0.000 description 1
- IFNCHZXSBUOHSC-UHFFFAOYSA-N CN(CC1)CCC1(CN1Cc2ccccn2)OCC1=O Chemical compound CN(CC1)CCC1(CN1Cc2ccccn2)OCC1=O IFNCHZXSBUOHSC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ALAYVHHKWBKKMK-QFIPXVFZSA-N Cc1c([C@H](CN(CC2)CCC2(C2)OCCN2c(cc2)cnc2S(C)(=O)=O)O)ccc2c1COC2=O Chemical compound Cc1c([C@H](CN(CC2)CCC2(C2)OCCN2c(cc2)cnc2S(C)(=O)=O)O)ccc2c1COC2=O ALAYVHHKWBKKMK-QFIPXVFZSA-N 0.000 description 1
- YHXWEOHSLLXFFU-QFIPXVFZSA-N Cc1c([C@H](CN(CC2)CCC2(C2)OCCN2c(nc2)ccc2S(C)(=O)=O)O)ccc2c1COC2=O Chemical compound Cc1c([C@H](CN(CC2)CCC2(C2)OCCN2c(nc2)ccc2S(C)(=O)=O)O)ccc2c1COC2=O YHXWEOHSLLXFFU-QFIPXVFZSA-N 0.000 description 1
- AGSVWDWCWNOILW-UHFFFAOYSA-N OCCCN(CC1(CCN(CCc2ccccc2)CC1)OC12CC1)C2=O Chemical compound OCCCN(CC1(CCN(CCc2ccccc2)CC1)OC12CC1)C2=O AGSVWDWCWNOILW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D498/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D498/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D498/10—Spiro-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/04—Centrally acting analgesics, e.g. opioids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/06—Antimigraine agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D519/00—Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
Abstract
Description
(式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり、
mが、0または1であり、
nが、1、2または3であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり、
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり;
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり、
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、Hまたは置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物に関する。
Wが結合である場合、R1’は、H、アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキルであることはない。
Wが結合である場合、R1’は、水素、非置換アルキル、非置換アルケニル、非置換アルキニルまたは非置換シクロアルキルであることはない。
Wが結合である場合、R1’は、水素、非置換アルキル、非置換アルケニル、非置換アルキニルまたは置換もしくは非置換シクロアルキルであることはない。
−[CH2]n−X−R2が、
であり、Yが、
であり、Zが、
である場合、R1は、−CNもしくは−SO2CH3で置換されるピリジンまたはピラジンであることはない。
−ヘテロアリール(複素環式芳香族基または芳香族ヘテロシクリルに相当する)は、少なくとも1つの芳香環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の環の芳香族複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの芳香環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの環の芳香族複素環系であり、より好ましくは、フラン、ベンゾフラン、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾチアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、カルバゾール、キナゾリン、チアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、チオフェンおよびベンズイミダゾールから選択され;
−非芳香族ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環(ここで、この(またはこれらの)環は、芳香族ではない)が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の環の複素環系であり;好ましくは、1つまたは両方の環(ここで、この1つまたは2つの環は、芳香族ではない)が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの環の複素環系であり、より好ましくは、オキサゼパム、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、オキソピロリジン、ベンゾジオキサンから選択され、特に、ベンゾジオキサン、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピペリジン、オキソピロリジンおよびピロリジンである。
または=Oによる、シクロアルキルまたは;非芳香族ヘテロシクリルの環系の置換を意味するものと理解される。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり、
mが、0または1であり、
nが、1、2または3であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり、
R1が、−(CH2)r−W−R1’であり、
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり、
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。この実施形態の非常に好ましい実施形態において、Wが結合である場合、rは、1または2である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり、
mが、0または1であり、
nが、1、2または3であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり、
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルであり、
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり、
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
(式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり;
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ここで、置換される場合、R1またはR1’中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換単環式ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、置換される場合、R2中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、−NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、−ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され、
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルおよび置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルから選択され、
置換される場合、R3中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
置換される場合、R4中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
ここで、
置換される場合、R1、R1’、R2、R3、R3’、R4、R4’、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’およびR9中で定義されるアルキル、アルケニルおよびアルキニルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5、−S(O)2R5、C(O)OR5またはC(O)NR5R5’から選択される置換基で置換される)で表される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
「Wが結合である場合、R1’は、H、アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキルであることはない」。
(式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、−(CH2)r−W−R1’、または−(CH2)r−R1’’であり;
rが、0、1または2であり;
Wが、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
R1’’が、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリールであり;
ここで、置換される場合、R1、R1’またはR1’’中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、置換される場合、R2中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、−NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、−ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され、
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、および置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択され、
ここで、置換される場合、R3中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
ここで、置換される場合、R4中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
ここで、
置換される場合、R1、R1’、R2、R3、R3’、R4、R4’、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’およびR9中で定義されるアルキル、アルケニルおよびアルキニルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5、−S(O)2R5、C(O)OR5またはC(O)NR5R5’から選択される置換基で置換される)で表される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
(式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、−(CH2)r−W−R1’、または−(CH2)r−R1’’であり;
rが、0、1または2であり;
Wが、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
R1’’が、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリールであり;
ここで、置換される場合、R1、R1’またはR1’’中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換単環式ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、置換される場合、R2中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、−NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、−ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され、
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルおよび置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択され;
置換される場合、R3中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
ここで、置換される場合、R4中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
ここで、
置換される場合、R1、R1’、R2、R3、R3’、R4、R4’、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’およびR9中で定義されるアルキル、アルケニルおよびアルキニルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5、−S(O)2R5、C(O)OR5またはC(O)NR5R5’から選択される置換基で置換される)で表される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり、
mが、0または1であり、
nが、1、2または3であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり、
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ただし、Wが結合である場合、R1’は、H、アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキルであることはなく;
Xが結合であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ただし、Wが結合である場合、R1’は、H、アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキルであることはなく;
Xが−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ただし、Wが結合である場合、R1’は、H、アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキルであることはなく;
Xが、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−または−O−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
(式中、
Yが、
であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
(式中、
Yが、
であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
(式中、
Yが、
であり、
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
である化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
である化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
である化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Yが、
である化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、および置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択される化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
mが、0または1である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
nが、1、2または3である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
qが、1、2、3、4、5または6である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
rが、0、1または2である化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
ここで、
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、ピリジン、ピラジン、インダゾール、ベンゾジオキサン、チアゾール、ベンゾチアゾール、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピラゾール、イミダゾールであり、
および/または
アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、より好ましくは、アルキルは、メチルであり、
および/または
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ここで、
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、モルホリンまたはテトラヒドロピランであり、
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;ここで、
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、ピリジン、ピペリジン、チアゾール、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピラゾール、チオフェン、インドール、ベンズイミダゾール、ピロロ[2,3b]ピリジン、ベンゾオキサゾール、オキソピロリジン、ピリミジンであり;
および/または
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルは、メチル、イソプロピルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;好ましくは、シクロアルキルが、シクロプロピルであり;
および/または
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、イソプロピルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
(式Iについての)R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、好ましくは、テトラヒドロピランであり;
および/または
(式Iについての)R4’が、Hまたは置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
ここで、
アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、より好ましくは、アルキルが、メチルまたはエチルであり;
および/または
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルが、メチル、エチル、またはイソプロピルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニル;好ましくは、フェニルであり、
および/または
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルまたはエチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、テトラヒドロピランであり、
および/または
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され、
ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
R9が、Hまたは置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニル)であり;
ここで、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
(式Iについての)Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
および/または
mが、0または1であり、好ましくは、mが1であり;
および/または
nが、1、2または3であり、好ましくは、nが2であり;
および/または
qが、1、2、3、4、5または6であり、好ましくは、qが1であり;
および/または
rが、0、1または2であり;
および/または
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
および/または
(式Iについての)Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;好ましくは、Xが、結合 −C(R4R4’)−であり;
および/または
Yが、
である化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR1中で、
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、ピリジン、ピラジン、インダゾール、ベンゾジオキサン、チアゾール、ベンゾチアゾール、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピラゾール、イミダゾールであり、
および/または
アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、より好ましくは、アルキルが、メチルである化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR1’中で、
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、モルホリンまたはテトラヒドロピランであり、
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR2中で、
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、ピリジン、ピペリジン、チアゾール、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピラゾール、チオフェン、インドール、ベンズイミダゾール、ピロロ[2,3b]ピリジン、ベンゾオキサゾール、オキソピロリジン、ピリミジンであり;
および/または
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルは、メチル、イソプロピルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;好ましくは、シクロアルキルが、シクロプロピルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR3またはR3’中で、
アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、アルキルが、好ましくは、メチルまたはエチルであり;
および/または
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、イソプロピルであり;
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR4中で、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、フェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、好ましくは、テトラヒドロピランである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR4’中で、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR5、R5’またはR5’’中で、
アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、より好ましくは、アルキルが、メチルまたはエチルであり;
および/または
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルが、メチル、エチル、またはイソプロピルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニル;好ましくは、フェニルである化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR5’’’中で、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり;
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR6、R6’、R7またはR7’中で、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルまたはエチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;
および/または
ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、複素環は、テトラヒドロピランである化合物であって、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR8またはR8’中で、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
上記の実施形態のいずれかにおいて定義されるR9中で、
C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択される化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物である。
R1が、フェニル、ベンジル、ピリジン、メチルピリジン、ピラジン、インダゾール、ベンゾジオキサン、チアゾール、メチルチアゾール、ベンゾチアゾール、モルホリン−2−オキソエチル、テトラヒドロ−2H−ピラン−2イル−オキシエチル、メチルテトラヒドロピラン、ピラゾール、メチルピラゾール、イミダゾール、メチルイミダゾール、ヒドロキシエチル、メチル−3−プロパノエート、ヒドロキシプロピル、N−メチル−3−プロパンアミド、3−メトキシプロピル、3−プロパンニトリルおよびN,N−ジメチル−3−プロパンアミドから選択される置換もしくは非置換基である。
R1が、置換もしくは非置換フェニル、置換もしくは非置換ベンジル、置換もしくは非置換ピリジンまたは置換もしくは非置換メチルピリジンである。
R1が、置換もしくは非置換フェニル、置換もしくは非置換ベンジルまたは置換もしくは非置換ピリジンである。
R1’が、好ましくは、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、またはR5である。
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換モルホリン、置換もしくは非置換テトラヒドロピラン、または非置換メチルである。
R2が、置換もしくは非置換フェニル、置換もしくは非置換ピリジン、置換もしくは非置換チアゾール、置換もしくは非置換メチル、置換もしくは非置換イソプロピル、置換もしくは非置換O−イソプロピル、置換もしくは非置換モルホリン、置換もしくは非置換ピペリジンである。
R2が、置換もしくは非置換フェニル、置換もしくは非置換ピリジン、置換もしくは非置換チアゾール、非置換メチル、非置換イソプロピル、非置換O−イソプロピル、置換もしくは非置換モルホリン、置換もしくは非置換ピペリジンである。
R2が、置換もしくは非置換フェニルまたは置換もしくは非置換ピリジンである。
R3が、好ましくは、H、置換もしくは非置換メチル、置換もしくは非置換エチル、置換もしくは非置換イソプロピル、置換もしくは非置換メトキシメチル、酢酸メチル、エタノール、−CH2COOH、N,N−ジメチルアセトアミド、ベンジルオキシメチル、−CH2OH、置換もしくは非置換メチルテトラヒドロピラン、4−メトキシプロピルまたはヒドロキシプロピルである。
R3が、好ましくは、H、非置換メチル、非置換エチル、非置換イソプロピル、非置換メトキシメチル、酢酸メチル、エタノール、−CH2COOH、N,N−ジメチルアセトアミド、ベンジルオキシメチル、−CH2OH、置換もしくは非置換メチルテトラヒドロピラン、4−メトキシプロピルまたはヒドロキシプロピルである。
R3’が、好ましくは、Hまたは置換もしくは非置換メチル、好ましくは、非置換メチルである。
R3が、Hまたはメチルである一方、R3’が、Hまたは置換もしくは非置換メチル、好ましくは、非置換メチルである。
R3が、置換もしくは非置換メチルである一方、R3’が水素であり、好ましくは、R3が非置換メチルである一方、R3’が水素である。
R3およびR3’が両方とも水素である。
R4が、ヒドロキシル、置換もしくは非置換メチル、置換もしくは非置換テトラヒドロピランである。R4が、好ましくは、ヒドロキシルまたは非置換メチルである。
R4’が、水素または置換もしくは非置換メチル、好ましくは、水素または非置換メチルである。
R4’が水素である。
R4がヒドロキシルである一方、R4’が水素である。
R4およびR4’が両方とも水素である。
R5が、H、非置換メチル、非置換エチル、非置換イソプロピルまたは非置換フェニルである。
R5’が、Hまたは非置換メチルである。
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキルまたは非置換ヘテロシクリルから選択される。
R6が、H、置換もしくは非置換メチル、置換もしくは非置換エチル、または非置換テトラヒドロピランである一方、R6’が、水素または置換もしくは非置換メチルである。
R6およびR6’が両方とも水素である。
R6およびR6’が両方とも置換もしくは非置換メチルである。
R6が、置換もしくは非置換エチルであり、R6’が水素である。
R7およびR7’が両方とも水素である。
R8およびR8’が好ましくは両方とも水素である。
R9が、置換もしくは非置換メチルである。
mが1である。
nが2である。
qが1である。
Xが結合である。
Xが−C(R4R4’)−である。
ハロゲンが、フッ素、塩素、ヨウ素または臭素である。
ハロゲンが、フッ素または塩素である。
Zが−CH2−である。
Zが−CHR9−である。
Zが−CH(CH3)−である。
Zが−C(O)−である。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の上記の化合物、またはその対応する塩から選択される。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の上記の化合物、またはその対応する塩から選択される。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の上記の化合物、またはその対応する塩から選択される。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の上記の化合物、またはその対応する塩から選択される。
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の上記の化合物、またはその対応する塩である。
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
ここで、置換される場合、R1またはR1’中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ここで、置換される場合、R1’中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキルが、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩。
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、置換される場合、R2中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキルが、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、−NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、−ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩。
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキルおよび−CH2R4から選択され;
ここで、置換される場合、R3中で定義されるシクロアルキルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルから選択され、
ここで、置換される場合、R3中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または非置換ヘテロシクリル、非置換アリール、非置換シクロアルキルであり;
ここで、置換される場合、R4中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換される。
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
ここで、置換される場合、R4中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換される。
置換される場合、R1、R1’、R2、R3、R3’、R4、R4’、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’およびR9中で定義されるアルキル、アルケニルおよびアルキニルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5、−S(O)2R5、C(O)OR5またはC(O)NR5R5’から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
ハロゲンが、フッ素、塩素、ヨウ素または臭素であり;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
ハロゲンが、フッ素または塩素であり、
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
ハロアルキルが−CF3であり;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
ハロアルコキシが−OCF3であり;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩である。
式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ここで、置換される場合、R1またはR1’中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、置換される場合、R2中のアリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキルが、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、−NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、−ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択され、
ここで、置換される場合、R3中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリル(アルキルアリール、アルキルシクロアルキルまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
ここで、置換される場合、R4中で定義されるアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
および/または、ここで
置換される場合、R1、R1’、R2、R3、R3’、R4、R4’、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’およびR9中で定義されるアルキル、アルケニルおよびアルキニルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5、−S(O)2R5、C(O)OR5またはC(O)NR5R5’から選択される置換基で置換され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物であり、
ただし、Wが結合である場合、R1’は、H、非置換アルキル、非置換アルケニル、非置換アルキニルまたは置換もしくは非置換シクロアルキルであることはなく;
以下の化合物が、一般式Iから除外されている:
式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり、
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール(−)、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択され、
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物であり、
ただし、Wが結合である場合、R1’は、H、非置換アルキル、非置換アルケニル、非置換アルキニルまたは置換もしくは非置換シクロアルキルであることはなく;
以下の化合物が、一般式Iから除外されている:
(式中、R1、R2、R8、R8’、X、Y、Z、mおよびnが、本明細書において上に既に定義されるとおりである)で表される化合物の製造のための方法であり、
ここで、式(VIIIH’)
(式中、R1、R8、R8’、Y、Zおよびmが、本明細書において上に既に定義される)の化合物または塩酸塩のようなその好適な塩が、式IX、XまたはXI.
(式中、R2、Xおよびnが、本明細書において上に既に定義されるとおりであり、LGが脱離基である)で表される化合物と反応されて、式(I)で表される化合物をもたらす。
(式中、
R1、R2、R3、R3’、R8、R8’、X、m、nおよびZが、本明細書において上に既に定義されるとおりである)の化合物の調製のための方法であって;
(a)式Va
の化合物を、式VI
(式中、LGが脱離基であり、R3、R3’およびZが、本明細書において上に既に定義されるとおりである)の化合物と反応させて;
式VIIa
の化合物を得る工程と、
(b)−78℃から還流温度の間の温度で、強塩基の存在下で、好適な溶媒中で、得られた化合物の環化を行う工程と
を含み;
ここで、水素、ブロッキング剤または上記の一般的なマーカッシュ式Iax’、Vax’およびVIIax’中でAとして定義される−(CH2)n−X−R2基が、このプロセス中に任意の工程において導入され得る。
(式中、
R1、R2、R6、R6’、R8、R8’、X、m、nおよびZが、先行する請求項において定義されるとおりである)の化合物の調製のための方法であって;
式XIXx
の化合物の脱水を含む方法である。
(式中、
R1、R2、R8、R8’、m、n、XおよびZが、本明細書において上に既に定義され、R7およびR7’が水素である)の化合物の調製のための方法であって;
式Icx
(式中、
R1、R2、R8、R8’、m、n、XおよびZが、本明細書において上に既に定義され;
R6およびR6’が水素である)の化合物のシクロプロパン化を含む方法である。
(式中、
R1、R2、R8、R8’、m、n、q、XおよびZが、本明細書において上に既に定義される)の化合物の調製のための方法であって;
式Ikx
(式中、
R1、R2、R8、R8’、m、n、XおよびZが、本明細書において上に既に定義される)の化合物を;
式XXXIV
(式中、
R7、R7’およびqが、本明細書において上に既に定義され、X’およびX’’が、独立して、脱離基を表す)の化合物と反応させる工程を含む方法である。
スキーム1:
以下のスキーム:
に示されるように、式IIのケトンから出発して、一般式(I)(式中、YがCR3R3’である)の化合物(式Iaの化合物)の調製のための4工程プロセスが説明され、
式中、R1、R2、R3、R3’、R8、R8’、X、Z、mおよびnが、式(I)の化合物について上に定義される意味を有し、pが、0、1または2を表し、LGが、ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなどの脱離基を表し、ただし、Z=COである場合、それは、クロロまたはブロモのみであり得、Vが、アルデヒドまたは別の脱離基(ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなど)を表し、Pが、好適な保護基(好ましくはBoc)を表し、R1aが、保護基として使用され得るR1基(好ましくは、4−メトキシベンジルまたはベンジル)を表す。
工程1:R8=Hである場合、式IIIの化合物は、好ましくは、室温から60℃の間の好適な温度で、水素化ナトリウムまたはカリウムtert−ブトキシドなどの強塩基の存在下で、ジメチルスルホキシドなどの好適な非プロトン性溶媒中で、式IIの化合物を、トリメチルスルホキソニウムヨージドまたはトリメチルスルホニウムヨージドなどの好適なメチル転移試薬で処理することによって調製される。式III(式中、R8≠Hである)の化合物は、典型的なウィッティヒ反応条件下でのオレフィン化、続いて、過酸(例えばm−クロロ過安息香酸として)、または過酸化水素(任意選択的に、金属触媒の存在下で)などの好適な酸化剤を用いたエポキシ化を含む2工程プロセスにおいて、式IIの化合物から調製され得る。
a)ZがCOを表す場合、VIはアシル化剤である。アシル化反応は、トリエチルアミンもしくはジイソプロピルエチルアミンなどの有機塩基またはK2CO3などの無機塩基の存在下で;好ましくは、−78℃から室温の間の好適な温度で;ジクロロメタンまたは酢酸エチル−水混合物などの好適な溶媒中で行われる。
a)ZがCH2であり、R1が、アリールまたはヘテロシクリルでない場合、化合物XVはアルキル化剤であり、Vが、ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなどの脱離基を表す。アルキル化反応は、式VIIIHの化合物と、式IXの化合物との反応について上述されるのと同じ反応条件下で行われる。あるいは、ZがCH2である場合、化合物XVは、アルデヒドであり得、ここで、Vが、C(O)−H基を表す。還元的アミノ化反応は、式VIIIHの化合物と、式Xの化合物との反応について上述されるのと同じ反応条件下で行われる。
一般式(I)(式中、Yが、
である)の化合物の調製が、以下のスキーム:
に記載され、式中、R1、R2、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’、X、m、nおよびqが、式(I)の化合物について上に定義される意味を有し、pが、0、1または2を表し、LGが、ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなどの脱離基を表し、Vが、アルデヒドまたは別の脱離基(ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなど)を表し、Pが、好適な保護基(好ましくはBoc)を表し、R1aが、保護基として使用され得るR1基(好ましくは、4−メトキシベンジル)を表し、Tが、クロロ、ブロモまたはヨードを表し、Qが、メチルまたはベンジルを表す。
工程1:式XVIIの化合物は、好ましくは、0℃から室温の間の好適な温度で、トリエチルアミンなどの塩基の存在下で、ジクロロメタンなどの好適な溶媒中で、式Vaの化合物を、塩化オキサリルで処理することによって調製される。さらに、4−ジメチルアミノピリジンなどの活性剤が使用され得る。
式(I)の化合物はまた、以下にスキーム3および4に記載されるように、式(I)の他の化合物から出発して調製され得る。
(式中、R1、R2、R3、R3’、R7、R7’、R8、R8’、X、m、nおよびqが、式(I)の化合物について上に定義される意味を有し、pが、0、1または2を表し、LG、X’およびX’’が、独立して、ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなどの脱離基を表し、Pが、好適な保護基(好ましくはBoc)を表す)に示されるように、式Ikの化合物から調製され得る。
(式中、ZがC(O)である)の対応する化合物からの式(I)(式中、ZがCH2である)の化合物の調製を示し、式中、R1、R2、R8、R8’、X、Y、mおよびnが、式(I)の化合物について上に定義される意味を有し、pが、0、1または2を表し、LGが、ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなどの脱離基を表し、Vが、アルデヒドまたは別の脱離基(ハロゲン、メシレート、トシレートまたはトリフレートなど)を表し、Pが、好適な保護基(好ましくはBoc)を表し、R1aが、保護基として使用され得るR1基(好ましくは、4−メトキシベンジルまたはベンジル)を表す。
合成に使用される全ての溶媒は、p.a.品質であった。
ACN:アセトニトリル
AcOH:酢酸
Boc:tert−ブトキシカルボニル
CAN:硝酸アンモニウムセリウム
DCM:ジクロロメタン
DEA:ジエチルアミン
DIPEA:ジイソプロピルエチルアミン
DMF:ジメチルホルムアミド
DMSO:ジメチルスルホキシド
Eq:当量
EtOH:エタノール
EX:実施例
h:時間
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
IPA:イソプロパノール
INT:中間体
LDA:リチウムジイソプロピルアミド
MeOH:メタノール
MS:質量分析法
Min.:分
Quant:定量的
Ret.:保持
r.t.:室温
Sat:飽和
s.m.:出発材料
TFA:トリフルオロ酢酸
THF:テトラヒドロフラン
Wt:重量
カラム:Xbridge C18 XP 30×4.6mm、2.5um
温度:40℃
流量:2.0mL/分
勾配:NH4HCO3 pH8:ACN(95:5)−−−0.5分−−−(95:5)−−−6.5分−−−(0:100)−−−1分−−−(0:100)
NH4HCO3 pH8/ACNに溶解される試料約1mg/mL
方法B:
カラム:Xbridge C18 XP 30×4.6mm、2.5um
温度:25℃
流量:2.0mL/分
勾配:NH4HCO3 pH8:ACN(95:5)−−−7分−−−(0:100)−−−3分−−−(0:100)
MeOHに溶解される試料約1mg/mL
カラム:Gemini−NX 30×4.6mm、3um
温度:40℃
流量:2.0mL/分
勾配:NH4HCO3 pH8:ACN(95:5)−−−0.5分−−−(95:5)−−−6.5分−−−(0:100)−−−1分−−−(0:100)
NH4HCO3 pH8/ACNに溶解される試料約1mg/mL
中間体1A:tert−ブチル1−オキサ−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−カルボキシレート
DMSO(140mL)中のトリメチルスルホキソニウムヨージド(24.3g、110mmol)およびNaH(4.4g、鉱油中60重量%、110mmol)の懸濁液に、DMSO(140mL)中のtert−ブチル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(20.0g、100mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次に、50℃で1時間加熱した。室温に冷ました後、氷をゆっくりと加え、反応混合物を、酢酸エチルで3回抽出した。有機相を組み合わせて、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、表題化合物(17.6g、82%の収率)が白色の固体として得られた。HPLC保持時間:3.31分;MS:158(M+H−56).
エタノール−水9:1の混合物(103mL)中の中間体1A(5.0g、23.4mmol)の溶液に、アニリン(2.14mL、23.4mmol)を加えた。反応混合物を、オートクレーブ反応器中で一晩、100℃に加熱した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(4.90g、68%の収率)が油として得られた。HPLC保持時間:4.14分;MS:251(M+H−56).
中間体1A(10.0g、46.9mmol)と、アンモニア溶液(201mL、メタノール中7Mの溶液、1.4mol)との混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(7.4g、69%の収率)が白色の固体として得られた。HPLC保持時間:2.15分;MS:131(M+H−100).
エタノール−水9:1の混合物(205mL)中の中間体1A(9.1g、42.5mmol)の溶液に、4−メトキシベンジルアミン(5.8g、42.5mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中で一晩、100℃で加熱した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(9.3g、63%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.80分;MS:351(M+H).
工程1.tert−ブチル4−((2−クロロ−N−フェニルプロパンアミド)メチル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート:ジクロロメタン(180mL)中の中間体2A(4.90g、16.0mmol)およびトリエチルアミン(5.3mL、38.4mmol)の溶液に、2−クロロプロピオニルクロリド(2.3mL、24.0mmol)を0℃で滴下して加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。次に、ジクロロメタンを加え、有機相を、NaHCO3飽和溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(6.6g)が得られた。HPLC保持時間:4.37分;MS:297(M+H−100).
工程1.tert−ブチル4−((2−クロロアセトアミド)メチル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート:酢酸エチル(9mL)中の中間体2M(1.0g、4.34mmol)の溶液に、水(7mL)中のK2CO3(1.67g、12.11mmol)の溶液を加えた。0℃に冷却した後、クロロアセチルクロリド(0.47mL、5.91mmol)を滴下して加えた。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、層を分離し、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(1.1g)が得られた。HPLC保持時間:2.90分;MS:207(M+H−100).
ジクロロメタン(44mL)中の中間体2Q(0.5g、1.56mmol)およびトリエチルアミン(0.65mL、4.67mmol)の溶液に、ジクロロメタン(9mL)中のクロロアセチルクロリド(0.19g、1.71mmol)の溶液を0℃で滴下して加え、反応混合物をその温度で2時間撹拌した。NaHCO3飽和溶液を加え、水相をジクロロメタンで2回抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣をtert−ブタノール(24mL)に溶解させ、50℃に加熱した。粉末KOH(3.02g、34.7mmol)を加え、混合物を50℃で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を水および酢酸エチルに取り込んだ。水相を酢酸エチルで逆抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(306mg、52%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.43分;MS:362(M+H).
乾燥DMF(5mL)中の中間体3G(0.97g、3.59mmol)の溶液に、NaH(362mg、鉱油中の60重量%、8.98mmol)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次に、DMF(5mL)中の2−(クロロメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン塩酸塩(0.92g、3.95mmol)の溶液を加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次に、水を反応混合物に加え、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(561mg、36%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.22分;MS:374(M+H−56).
乾燥1,4−ジオキサン(5mL)中の、中間体3H(500mg、1.76mmol)と、K3PO4(747mg、3.52mmol)と、CuI(33mg、0.176mmol)と、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.042mL、0.352mmol)と、4−ブロモチアゾール(0.19mL、2.11mmol)との混合物を、110℃で一晩、アルゴン雰囲気下で加熱した。反応の粗生成物を冷却し、酢酸エチルおよび水を加えた。相を分離し、水相を酢酸エチルで逆抽出した。組み合わされた有機相をMgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(270mg、41%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.16分;MS:312(M+H−56).
乾燥1,4−ジオキサン(28mL)中の、中間体3H(1.00g、3.52mmol)と、Cs2CO3(1.49g、7.74mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(161mg、0.176mmol)と、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(173mg、0.299mmol)と、3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.954g、4.22mmol)との混合物を、110℃で一晩、アルゴン雰囲気下で加熱した。冷却した後、固体をろ去し、反応混合物を濃縮乾固させた。さらなるCs2CO3(1.49g、7.74mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(161mg、0.176mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(173mg、0.299mmol)、3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.397g、1.76mmol)および乾燥1,4−ジオキサン(28mL)を加えた。アルゴン雰囲気下で、110℃でさらに1日撹拌した後、固体をろ去し、溶媒を蒸発乾固させた。また、さらなるCs2CO3(1.49g、7.74mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(161mg、0.176mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(173mg、0.299mmol)、3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.410g、1.81mmol)および乾燥1,4−ジオキサン(28mL)を加えた。混合物を110℃で一晩撹拌した。固体をろ去し、反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(627mg、41%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.25分;MS:374(M+H−56).
工程1:2−メチル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オントリフルオロアセテート。ジクロロメタン(8mL)中の中間体3H(0.80g、2.8mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(2.2mL、28.0mmol)を加え、反応混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を蒸発乾固させたところ、表題化合物が粗生成物(1.54g、54重量%、定量的収率)として得られ、それをさらに精製せずに以下の工程に使用した。HPLC保持時間:0.30分;MS:185(M+H).
0℃でジクロロメタン(200mL)中の中間体2G(2.0g、6.16mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(0.038g、0.308mmol)の溶液に、トリエチルアミン(3.18mL、22.8mmol)を加えた。0℃で10分間撹拌した後、ジクロロメタン(100mL)中の塩化オキサリル(0.783mL、9.25mmol)の溶液を3時間にわたって滴下して加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、次に、氷を加えた。有機層を分離し、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物が粗生成物(2.5g、定量的収率)として得られ、それをさらに精製せずに以下の工程に使用した。HPLC保持時間:3.94分;MS:323(M+H−56).
工程1.4−(2−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−2−イソプロピル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン:乾燥テトラヒドロフラン(10mL)中の中間体4(1.0g、2.64mmol)の溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド溶液(2.1mL、THF中2M、4.2mmol)を滴下して加えた。反応混合物を室温で40分間撹拌し、次に、NH4Cl飽和溶液を加え、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(0.918g、82%の収率)が得られ、それをさらに精製せずに次の工程に使用した。HPLC保持時間:4.62分;MS:405(M+H−OH).
メタノール(11.5mL)中の、中間体5A(0.350g、1.15mmol)と、AcOH(0.13mL、2.30mmol)と、パラジウム(55mg、炭に担持されて10重量%)との混合物を、3日間にわたって4バールのH2下で、50℃で加熱した。次に、さらなるパラジウム(100mg、炭に担持されて10重量%)を加え、反応混合物を、4.5バールのH2下で、60℃で加熱した。2日後、固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去したところ、表題化合物が粗生成物(0.438g、定量的収率)として得られ、それをさらに精製せずに次の工程に使用した。HPLC保持時間:2.79分;MS:307(M+H).
THF(46mL)中の中間体3C(1.278g、2.74mmol)の溶液を、ドライアイス/アセトン浴を用いて−78℃に冷却した。カリウムtert−ブトキシド溶液(3.0mL、THF中1M、3.0mmol)の添加の後、反応混合物を−30℃で30分間撹拌した。NH4Cl飽和溶液を加え、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.577g、59%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.41分;MS:359(M+H).
DMSO(3mL)中のトリメチルスルホキソニウムヨージド(0.645g、2.93mmol)およびNaH(0.117g、鉱油中60重量%、2.93mmol)の懸濁液に、DMSO(3mL)中の中間体7(0.700g、1.95mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次に、50℃で2時間加熱した。室温に冷ました後、氷をゆっくりと加え、反応混合物を、酢酸エチルで3回抽出した。有機相を組み合わせて、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.191g、26%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.39分;MS:373(M+H).
乾燥1,4−ジオキサン(4mL)中の、中間体8E(200mg、0.67mmol)と、K3PO4(286mg、1.35mmol)と、CuI(33mg、0.67mmol)と、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.081mL、0.67mmol)と、ヨードベンゼン(0.09mL、0.81mmol)との混合物を、110℃で一晩、アルゴン雰囲気下で加熱した。反応の粗生成物を冷却し、酢酸エチルおよび水を加えた。相を分離し、水相を酢酸エチルで逆抽出した。組み合わされた有機相をMgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(185mg、73%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.42分;MS:373(M+H).
工程1.tert−ブチル4−((2−ブロモ−4−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)ブタンアミド)メチル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート:ジクロロメタン(500mL)中の中間体2P(9.94g、28.4mmol)およびトリエチルアミン(9.5mL、68.1mmol)の溶液に、ジクロロメタン(200mL)中の2−ブロモ−4−クロロブタノイルクロリド(米国特許第6114541A1号明細書(2000)実施例1に記載されるように調製された)(9.35g、20.2mmol)の溶液を0℃で滴下して加えた。反応混合物を0℃で3時間撹拌した。ジクロロメタンおよびNaHCO3飽和水溶液を加え、相を分離した。水相をジクロロメタンで逆抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(17.6g、粗生成物)が得られた。HPLC保持時間:4.82分;MS:435(M+H−100).
アセトニトリル−水1:1の混合物(5mL)中の実施例109(遊離塩基)(0.170g、0.404mmol)と、CAN(0.568g、1.21mmol)との混合物を室温で7時間撹拌した。Na2CO3飽和溶液を反応混合物に加え、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、酸性イオン交換樹脂カートリッジ(SCX)を通した溶離によって精製したところ、表題化合物(106mg、88%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.31分;MS:301(M+H).
工程1.4−オキサ−8,12−ジアザジスピロ[2.1.5.3]トリデカン−13−オントリフルオロアセテート:TFA(20mL)中の中間体8B(1.78g、4.26mmol)の溶液を、4日間にわたって80℃で、密閉管中で撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、水を残渣に加えた。酸性水相をエチルエーテルで洗浄し、エチルエーテルを廃棄した。水層を蒸発乾固させたところ、表題化合物(1.17g、88%の収率)が得られた。HPLC保持時間:0.33分;MS:197(M+H).
乾燥DMF(3mL)中の中間体8E(0.400g、1.35mmol)の溶液に、NaH(135mg、鉱油中60重量%、3.37mmol)を室温で加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次に、DMF(3mL)中の2−(クロロメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン塩酸塩(0.344g、1.485mmol)の溶液を滴下して加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。さらなるNaHおよびアルキル化剤を加え、反応物を室温で一晩撹拌して、反応を完了させた。水を反応混合物に加え、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、シクロヘキサンから酢酸エチル:シクロヘキサン(1:1)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(290mg、47%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.66分;MS:456(M+H).
出発材料として中間体8Eを用いて、中間体3Uについて記載される手順にしたがって中間体8Gを調製した。HPLC保持時間:4.51分;MS:337(M+H).
出発材料として中間体2Rを用いて、中間体8Bについて記載される手順にしたがって中間体8Hを調製した。HPLC保持時間:4.69分;MS:387(M+H).
THF(19mL)中の中間体3G(1.50g、5.55mmol)の溶液に、ボラン−硫化ジメチル錯体(1.67mL、16.6mmol)を室温で滴下して加えた。反応混合物を55℃で2時間撹拌し、次に、それを室温に冷ました。MeOHを滴下して加え、溶媒を減圧下で濃縮した。得られた残渣をメタノール(20mL)に溶解させ、N,N’−ジメチルエチレンジアミン(3.0mL、28.3mmol)を加え、混合物を還流状態で一晩撹拌した。室温に冷ました後、揮発性物質を減圧下で除去し、残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.928g、65%の収率)が得られた。HPLC保持時間:2.91分;MS:257(M+H).
THF(25mL)中の中間体3I(1.25g、4.56mmol)の溶液に、水素化アルミニウムリチウム溶液(18.2mL、THF中1M、18.2mmol)を滴下して加え、反応混合物を50℃で一晩撹拌した。次に、1MのNaOH水溶液を加え、水相をジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、表題化合物(1.10g、84%の収率)が得られた。HPLC保持時間:2.67分;MS:261(M+H).
出発材料として中間体8Hを用いて、中間体9Aについて記載される手順にしたがって中間体9Dを調製した。HPLC保持時間:5.80分;MS:373(M+H).
THF(8mL)中の中間体9A(0.311g、1.21mmol)およびベンズアルデヒド(0.15mL、1.45mmol)の溶液に、酢酸(0.15mL、2.67mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌し、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(0.77g、3.63mmol)を、30分間で3回に分けて加えた。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。水を加え、濃NH3の添加によって混合物のpHを9に調整し、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール/ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(350mg、83%の収率)が得られた。HPLC保持時間:5.36分;MS:347(M+H).
工程1.tert−ブチル3−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−2−エン−9−カルボキシレート:−10℃で冷却された乾燥テトラヒドロフラン(2.5mL)中の中間体3B(0.150g、0.43mmol)の溶液に、四塩化ジルコニウム(0.100g、0.43mmol)を加えた。混合物を、N2雰囲気下で、−10℃で30分間撹拌した。次に、メチルマグネシウムブロミド溶液(0.72mL、ジエチルエーテル中3M、2.16mmol)を滴下して加えた。反応混合物を室温で6時間撹拌し、次に、2MのNaOH水溶液を加え、混合物を、セライトのパッドに通してろ過した。水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(0.107g、72%の収率)が得られ、それをさらに精製せずに次の工程に使用した。HPLC保持時間:5.58分;MS:345(M+H).
実施例1:4−(4−メトキシフェニル)−2−メチル−9−フェネチル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン塩酸塩
工程1.2−クロロ−N−((4−ヒドロキシ−1−フェネチルピペリジン−4−イル)メチル)−N−(4−メトキシフェニル)プロパンアミド:ジクロロメタン(10mL)中の中間体2E(0.266g、0.78mmol)およびトリエチルアミン(0.26mL、1.88mmol)の溶液に、2−クロロプロピオニルクロリド(0.11mL、1.17mmol)を0℃で滴下して加えた。次に、反応混合物を0℃で2時間撹拌した。次に、NaHCO3飽和溶液を加え、水相をジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(0.296g、88%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.05分;MS:431.1(M+H).
工程1:2−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オントリフルオロアセテート。ジクロロメタン(35mL)中の中間体3A(3.57g、9.90mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(7.8mL、99.0mmol)を加え、反応混合物を5時間にわたって還流させた。溶媒を蒸発乾固させたところ、表題化合物が粗生成物(7.1g、53重量%、定量的収率)として得られ、それをさらに精製せずに以下の工程に使用した。HPLC保持時間:1.94分;MS:261(M+H).
2−メトキシエタノール(1.1mL)中の実施例23の工程2で得られた粗生成物(0.060g、0.231mmol)および3−トリフルオロメチル−2−ビニルピリジン(Angewandte Chemie−International Edition,2013,vol.52,nb 37 p.9755に記載されるのと同様に調製された)(0.068g、0.393mmol)の溶液を、アルゴン下で1日、密閉管中で、120℃で加熱した。反応混合物を室温に冷まし、溶媒を蒸発させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(41mg、41%の収率)として得られた。
アセトニトリル(4mL)中の、実施例23の工程1で得られた粗生成物(0.326g、61重量%、0.534mmol)と、1−(2−ブロモエチル)−2−フルオロベンゼン(0.075mL、0.534mmol)と、ヨウ化ナトリウム(0.048g、0.321mmol)と、K2CO3(0.369g、2.671mmol)との混合物を、密閉管中で一晩、80℃で加熱した。水を加え、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(148mg、72%の収率)として得られた。
工程1:9−フェニル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−オン:メタノール(10mL)中の、実施例7(0.124g、0.385mmol)と、パラジウム(12mg、炭に担持されて10重量%)との混合物を、3日間にわたって3バールのH2下で、室温で撹拌した。固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去した。混合物を、3バールのH2下で一晩、室温で撹拌しながら、新鮮な触媒および1滴のAcOHを用いて、残渣を第2の水素化サイクルにかけた。固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去したところ、表題化合物が粗生成物として得られ、それをさらに精製せずに使用した(96mg)。HPLC保持時間:1.16分;MS:233.2(M+H).
実施例23の工程2で得られた粗生成物(0.200g、0.768mmol)と、2−フェニルオキシラン(0.088mL、0.768mmol)と、モンモリロナイトK(0.020g)との混合物を室温で1時間撹拌した。エチルエーテル(0.4mL)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。さらなるジエチルエーテルを加え、固体をろ去し、ジクロロメタンで洗浄した。ろ液をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(75mg、25%の収率)が4つのジアステレオマーの混合物として得られた。HPLC保持時間:3.73分;MS:381.2(M+H).
実施例150を、キラル分取HPLCによって精製し、4つのジアステレオマーを分離したところ、(R)−9−((R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−2−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン(実施例151a)、(R)−9−((S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−2−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン(実施例151b)、(S)−9−((S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−2−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン(実施例151c)および(S)−9−((R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−2−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン(実施例151d)が得られた。
カラム:Chiralcel ODH
温度:周囲温度
流量:0.4mL/分
移動相:n−ヘプタン/IPA 50/50 v/v
乾燥DMF(6mL)中の中間体3J(0.250g、0.867mmol)の溶液に、NaH(69mg、鉱油中60重量%、1.734mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次に、臭化ベンジル(0.103mL、0.867mmol)を加え、得られた混合物を室温で4時間、最後に50℃で5時間撹拌した。水を反応混合物に加え、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(186mg、56%の収率)として得られた。
乾燥1,4−ジオキサン(1mL)中の、中間体3K(112mg、0.430mmol)と、K3PO4(152mg、0.717mmol)と、CuI(0.7mg、0.004mmol)と、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.004mL、0.036mmol)と、1−フルオロ−4−ヨードベンゼン(0.41mL、0.359mmol)との混合物を、110℃で一晩、アルゴン雰囲気下で加熱した。反応混合物を室温に冷まし、ジクロロメタンおよび1MのNaOH水溶液を加えた。相を分離し、水相を酢酸エチルで逆抽出した。組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(68mg、53%の収率)として得られた。
乾燥1,4−ジオキサン(4mL)中の、中間体3J(0.070g、0.243mmol)と、Cs2CO3(0.103g、0.534mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(11mg、0.012mmol)と、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(12mg、0.021mmol)と、2−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.066g、0.291mmol)との混合物を、110℃で一晩、アルゴン雰囲気下で加熱した。反応混合物を室温に冷まし、固体をろ去し、それを濃縮乾固させた。さらなる試薬および溶媒を加え、反応サイクルを繰り返して、反応を完了させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(33mg、33%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.19分;MS:434.2(M+H).
DMSO(1mL)中のトリメチルスルホキソニウムヨージド(0.054g、0.426mmol)およびNaH(0.017g、鉱油中60重量%、0.426mmol)の懸濁液に、DMSO(1mL)中の実施例22(0.054g、0.142mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、50℃で2時間加熱した。室温に冷ました後、氷をゆっくりと加え、反応混合物を、酢酸エチルで3回抽出した。有機相を組み合わせて、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.021g、37%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.47分;MS:395.2(M+H).
メタノール(5mL)中の、実施例67(0.248g、0.606mmol)と、パラジウム(26mg、炭に担持されて10重量%)との混合物を、4バールのH2下で一晩、室温で撹拌した。次に、固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.160g、70%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.33分;MS:380.2(M+H).
ジクロロメタン(1.5mL)中の実施例228(0.070g、0.184mmol)およびトリエチルアミン(0.039mL、0.277mmol)の溶液に、塩化アセチル(0.014mL、0.203mmol)を室温で滴下して加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。NaHCO3飽和溶液を加え、水相をジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(27mg、35%の収率)として得られた。HPLC保持時間:3.20分;MS:422.2(M+H).
ジクロロメタン(2mL)中の実施例226(0.091g、0.240mmol)およびトリエチルアミン(0.050mL、0.360mmol)の溶液に、メタンスルホニルクロリド(0.020mL、0.264mmol)を室温で滴下して加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。NaHCO3飽和水溶液を加え、水相をジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(18mg、16%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.47分;MS:458.2(M+H).
ジクロロメタン(0.15mL)中の2−プロパンスルホニルクロリド(0.024mL、0.217mmol)の溶液に、LiBr(19mg、0.217mmol)、ピリジン(0.088mL、1.09mmol)および実施例226(0.075g、0.198mmol)を連続して加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。さらなる多量の試薬を加え、反応混合物を、室温で一晩、再度撹拌して、反応を完了させた。次に、それを蒸発乾固させ、水を残渣に加え、それをジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(21mg、22%の収率)として得られた。
酢酸:水1:1.5の混合物(3mL)中の実施例226(0.100g、0.263mmol)の溶液に、シアン酸カリウム(0.032g、0.395mmol)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。NaHCO3飽和水溶液を加え、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.046g、53%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.08分;MS:423.2(M+H).
ジクロロメタン(1.1mL)中の実施例29(0.050g、0.131mmol)の溶液に、イソシアン酸ベンゾイル(0.290g、0.197mmol)を窒素雰囲気下で加え、反応混合物を、一晩、加熱還流させた。混合物を濃縮乾固させ、残渣をエタノール(8.3mL)に溶解させた。K2CO3(0.027g、0.197mmol)を加え、80℃で1時間撹拌した後、溶媒を蒸発させた。水を残渣に加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(C18、NH4HCO3水溶液(pH8)からアセトニトリルの勾配)によって精製したところ、表題化合物(22mg、40%の収率)が得られた。HPLC保持時間:2.96分;MS:424.1(M+H).
0℃で冷却されたアセトニトリル(15mL)中のイソシアン酸クロロスルホニル(0.22mL、1.48mmol)の溶液に、水(0.042mL、2.32mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。1.9mLの得られた溶液を0℃に冷却し、次に、ピリジン(0.034mL、0.422mmol)およびアセトニトリル(1.5mL)中の実施例226(0.080g、0.211mmol)の溶液を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。次に、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(9mg、9%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.23分;MS:459.0(M+H).
氷/水浴で冷却されたジクロロメタン(0.5mL)中の実施例75(0.149g、0.383mmol)の溶液に、温度を20℃未満に保ちながら、濃硫酸(0.28mL、5.28mmol)を滴下して加えた。次に、反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、それを0℃に冷却した。水を滴下して加え、混合物をジクロロメタンで希釈し、相を分離した。水相をジクロロメタンで洗浄し、アンモニア水でpH10になるまで塩基性化し、ジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.034g、22%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.07分;MS:408.2(M+H).
THF/メタノール1:1の混合物(3.4mL)中の実施例70(0.066g、0.151mmol)の溶液に、1MのNaOH水溶液(0.33mL、0.33mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、1MのHCl水溶液の添加によってpHを5に調整し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させたところ、表題化合物(0.048g、77%の収率)が得られた。HPLC保持時間:2.42分;MS:409.2(M+H).
ジクロロメタン(4mL)中の実施例268(0.047g、0.115mmol)の溶液に、ジメチルアミン溶液(0.173mL、THF中2M、0.345mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.017g、0.127mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(0.022g、0.115mmol)およびトリエチルアミン(0.053、0.380mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、次に、さらなるジメチルアミン溶液(0.173mL、THF中2M、0.345mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.017g、0.127mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(0.022g、0.115mmol)およびトリエチルアミン(0.053、0.380mmol)を加えた。反応混合物を、さらに1日、室温で撹拌した。水を反応混合物に加え、それをジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(25mg、46%の収率)として得られた。
メタノール(1.3mL)中の実施例186(0.052g、0.135mmol)の溶液に、メチルアミン溶液(0.33mL、エタノール中33%、2.69mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中で一晩、100℃で撹拌した。濃縮乾固後に得られた残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(0.040g、77%の収率)として得られた。
0℃で冷却されたメタノール(0.2mL)中の実施例97(0.050g、0.128mmol)の溶液に、NaBH4(10mg、0.256mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次に、溶媒を蒸発させた。NaHCO3飽和溶液を加え、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製し、次に、生成物を、フラッシュクロマトグラフィー(C18、NH4HCO3水溶液(pH8)からアセトニトリルの勾配)によって再度精製したところ、表題化合物(0.014g、28%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.94分;MS:393.2(M+H).
0℃で冷却されたメタノール(0.2mL)中の実施例186(0.052g、0.128mmol)の溶液に、LiBH4(10mg、0.256mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、次に、溶媒を蒸発させた。NaHCO3飽和水溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(0.023g、48%の収率)として得られた。
工程1:9−(2−(6−((ジフェニルメチレン)アミノ)ピリジン−3−イル)エチル)−2−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−オン。乾燥トルエン(3mL)中の、実施例113(0.117g、0.284mmol)と、ナトリウムtert−ブトキシド(0.038g、0.398mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(3mg、0.011mmol)と、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフタレン(14mg、0.023mmol)と、ベンゾフェノンイミン(0.062g、0.341mmol)との混合物を、2日間にわたって100℃で、アルゴン雰囲気下で、密閉管中で加熱した。反応混合物を室温に冷まし、NaHCO3飽和水溶液を加え、それを酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、表題化合物が粗生成物として得られ、それをさらに精製せずに以下の工程に使用した。HPLC保持時間:4.74分;MS:545(M+H).
DMF(0.8mL)中の実施例297(0.065g、0.152mmol)、炭酸エチレン(0.015mL、0.229mmol)およびK2CO3(0.042g、0.305mmol)の溶液を、密閉管中で一晩、110℃で撹拌した。水を加え、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(39mg、55%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.45分;MS:471.3(M+H).
THF/AcOH9:1の混合物(15mL)中の、実施例19(遊離塩基)(1.53g、3.26mmol)と、水酸化パラジウム(306mg、炭に担持されて20重量%)との混合物を、3バールのH2下で一晩、50℃で加熱した。固体をろ去し、溶媒を蒸発乾固させた。反応が完了するまで、毎回、新鮮な触媒を加えながら、この水素化サイクルを3回繰り返した。最後に、固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.657g、53%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.44分;MS:381.2(M+H).
実施例168(遊離塩基)(0.051g、0.115mmol)と、パラジウム(10mg、炭に担持されて10重量%)と、MeOH中の数滴のAcOH(2mL)との混合物を、5バールのH2下で一晩、65℃で加熱した。反応が完了するまで、毎回、新鮮な触媒および数滴のAcOHを加え、3バールのH2下で、65℃で加熱しながら、この水素化サイクルを3回繰り返した。最後に、固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(0.012g、30%の収率)として得られた。
ジクロロメタン(5mL)中の実施例2(0.119g、0.325mmol)の溶液に、三臭化ホウ素溶液(0.97mL、ジクロロメタン中1M、0.97mmol)を−78℃で滴下して加えた。反応混合物を、2時間にわたって−40℃に温めた。次に、8MのNaOH水溶液を、pH12になるまで加え、反応混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.040g、35%の収率)が得られた。HPLC保持時間(方法B):3.43分;MS:353.1(M+H).
ジクロロメタン(0.5mL)中の実施例140(0.067g、0.13mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.1mL、1.32mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、次に、それを濃縮乾固させた。残渣を水およびジクロロメタンに取り込み、1NのNaOH水溶液を用いて、pHを塩基性に調整した。有機相を分離し、水相をジクロロメタンで逆抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.028g、54%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.03分;MS:405.1(M+H).
THF/1MのHCl水溶液1:1の混合物(2mL)中の実施例185(0.105g、0.155mmol)の溶液を室温で2時間撹拌した。次に、NaHCO3飽和溶液を、pH8になるまで加えた。水相をジクロロメタンで抽出し、有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:4)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(0.036g、100%の収率)として得られた。
酢酸エチル(2mL)中の、実施例80(0.054g、0.116mmol)と、パラジウム(16mg、炭に担持されて10重量%)との混合物を、3バールのH2下で一晩、30℃で加熱した。次に、固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去したところ、表題化合物がその遊離塩基(0.049g、91%の収率)として得られた。
乾燥THF(2mL)中の実施例71(24mg、0.170mmol)の溶液に、NaH(10mg、鉱油中60重量%、0.069mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次に、ヨードメタン(0.067mL、0.170mmol)を加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。ジクロロメタンを反応混合物に加え、有機相を、NaHCO3飽和溶液、次に塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(32mg、46%の収率)として得られた。
THF(3.2mL)中の実施例288(0.055g、0.150mmol)の溶液に、LiAlH4溶液(0.60mL、THF中1M、0.60mmol)を滴下して加えた。反応混合物を70℃で2時間撹拌した。次に、水および1MのNaOH水溶液を加えた。得られた懸濁液を、セライトのパッドに通してろ過し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(0.5:9.5)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.037g、70%の収率)が得られた。HPLC保持時間:3.89分;MS:353.2(M+H).
THF(6.5mL)中の実施例52(0.150g、0.394mmol)の溶液に、LiAlH4溶液(1.58mL、THF中1M、1.58mmol)を滴下して加えた。反応混合物を70℃で2時間撹拌した。次に、水および1MのNaOH水溶液を加えた。得られた懸濁液をセライトのパッドに通してろ過し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣をエタノール(1.7mL)に溶解させ、パラジウム(13mg、炭に担持されて10重量%)を加えた。得られた混合物を、室温で一晩、3バールのH2下で撹拌した。次に、固体をろ去し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物(0.079g、55%の収率)が得られた。HPLC保持時間:4.56分;MS:367.2(M+H).
THF(5mL)中の中間体9C(0.142g、0.518mmol)およびベンズアルデヒド(0.105mL、1.035mmol)の溶液に、酢酸(0.064mL、1.138mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌し、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(0.219g、1.035mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。水を加え、1MのNaOH水溶液の添加によって、混合物のpHを9に調整し、それをジクロロメタンで抽出した。有機相を組み合わせて、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮乾固させた。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタンからメタノール:ジクロロメタン(1:9)の勾配)によって精製したところ、表題化合物がその遊離塩基(114mg、60%の収率)として得られた。
工程1:3−メチル−4−フェニル−1−オキサ−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカントリフルオロアセテート。ジクロロメタン(0.8mL)中の中間体11(0.078g、0.225mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.16mL、9.1mmol)を加え、反応混合物を40℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発乾固させたところ、表題化合物が粗生成物(0.156g、定量的収率、52重量%)として得られ、それをさらに精製せずに以下の工程に使用した。HPLC保持時間:2.79分;MS:247(M+H).
好適な出発材料を用いて、溶媒としてのエタノールを還流させながら、実施例33に記載される手順にしたがって、実施例344を調製した。HPLC保持時間(方法C):4.72分;MS:396.2(M+H).
出発材料として実施例220を用いて、実施例316に記載される手順にしたがって、実施例345を調製した。HPLC保持時間(方法C):5.00分;MS:396.2(M+H).
実施例7から出発して、キラル分取HPLC分離(カラム:Chiralpak IA;温度:周囲温度;流量:55mL/分;溶離剤:n−ヘプタン/EtOH 96/04 v/v+0.1%のDEA)を行って、実施例349および350を得た。
生物学的活性
薬理学的研究
ヒトσ1受容体放射性リガンドアッセイ
ヒトσ1受容体に対する試験化合物の結合特性を調べるために、トランスフェクトされたHEK−293膜および[3H](+)−ペンタゾシン(Perkin Elmer、NET−1056)を、放射性リガンドとして使用した。緩衝液または10μMのハロペリドールのいずれかの非存在下または存在下で、7μgの膜懸濁液、5nMの[3H](+)−ペンタゾシンを用いて、全結合および非特異的結合のそれぞれについてアッセイを行った。結合用緩衝液は、pH8でトリス−HCl 50mMを含有していた。プレートを37℃で120分間インキュベートした。インキュベーション期間後、次に、反応混合物を、MultiScreen HTS、FCプレート(Millipore)に移し、ろ過し、プレートを、氷冷した10mMのトリス−HCL(pH7.4)で3回洗浄した。フィルタを乾燥させ、EcoScint液体シンチレーションカクテルを用いて、MicroBetaシンチレーションカウンタ(Perkin−Elmer)中で、約40%の効率で計数した。
ヒトμ−オピオイド受容体に対する試験化合物の結合特性を調べるために、トランスフェクトされたCHO−K1細胞膜および[3H]−DAMGO(Perkin Elmer、ES−542−C)を、放射性リガンドとして使用した。緩衝液または10μMのナロキソンのいずれかの非存在下または存在下で、20μgの膜懸濁液、1nMの[3H]−DAMGOを用いて、全結合および非特異的結合のそれぞれについてアッセイを行った。結合用緩衝液は、pH7.4でトリス−HCl 50mM、MgCl2 5mMを含有していた。プレートを27℃で60分間インキュベートした。インキュベーション期間後、次に、反応混合物を、MultiScreen HTS、FCプレート(Millipore)に移し、ろ過し、プレートを、氷冷した10mMのトリス−HCL(pH7.4)で3回洗浄した。フィルタを乾燥させ、EcoScint液体シンチレーションカクテルを用いて、MicroBetaシンチレーションカウンタ(Perkin−Elmer)中で、約40%の効率で計数した。
本発明は、σ1受容体およびμ−オピオイド受容体の二重のリガンドとして働く化合物または化学的に関連する一連の化合物を提供することを目的としているため、σ1受容体およびμ−オピオイド受容体の二重のリガンドとして働く化合物、特に、両方の受容体について好ましくは1000nM未満、より好ましくは500nM未満、さらにより好ましくは100nM未満であるKiとして表される結合を有する化合物が選択されるのが非常に好ましい実施形態である。
+ Ki−μおよびKi−σ1が両方とも500nM以上である
++ 一方のKiが500nM未満である一方、他方のKiは500nM以上である
+++ Ki−μおよびKi−σ1が両方とも500nM未満である
++++ Ki−μおよびKi−σ1が両方とも100nM未満である
Claims (19)
- 式I
(式中、
Yが、
であり、
Zが、−CH2−、−C(O)−または−CHR9−であり;
mが、0または1であり;
nが、1、2または3であり;
qが、1、2、3、4、5または6であり;
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり;
rが、0、1または2であり;
Wが、結合、−CH2O−、−CH2C(O)NR5’−、−CH2C(O)O−、−CH2C(O)−または−C(CH3)2O−であり;
R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;
ここで、置換される場合、R1またはR1’中の前記アリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリールまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
Xが、結合、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−または−C(R4R4’)−であり;
R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
ここで、置換される場合、R2中の前記アリール、ヘテロシクリルまたはシクロアルキル(アルキルアリール、アルキルシクロアルキルまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−R5、−OR5、ハロゲン、−CN、−NO2、−NR5R5’’’、−C(O)OR5、−NR5C(O)R5’、−C(O)NR5R5’、−NR5S(O)2R5’、=O、−OCH2CH2OH、−NR5C(O)NR5’R5’’、−S(O)2NR5R5’、−NR5S(O)2NR5’R5’’、ハロアルキル、−ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、および置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択され;
ここで、置換される場合、R3中で定義される前記アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリル(アルキルアリール、アルキルシクロアルキルまたはアルキルヘテロシクリル中にあることもある)が、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
ここで、置換される場合、R4中で定義される前記アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5または−S(O)2R5から選択される置換基で置換され;
R4’が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;
R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり;
R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;
R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
R9が、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され;
ここで、
置換される場合、R1、R1’、R2、R3、R3’、R4、R4’、R6、R6’、R7、R7’、R8、R8’およびR9中で定義される前記アルキル、アルケニルおよびアルキニルが、−OR5、ハロゲン、−CN、ハロアルキル、ハロアルコキシ、−SR5、−S(O)R5、−S(O)2R5、C(O)OR5またはC(O)NR5R5’から選択される置換基で置換される)の化合物であって;
任意選択的に、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体もしくはジアステレオマー、ラセミ体のうちの1つの形態の、または任意の混合比における、立体異性体、好ましくは、鏡像異性体および/またはジアステレオマーのうちの少なくとも2つの混合物の形態の化合物、またはその対応する塩、またはその対応する溶媒和物であり、
ただし、Wが結合である場合、R1’は、H、非置換アルキル、非置換アルケニル、非置換アルキニルまたは置換もしくは非置換シクロアルキルであることはなく;
以下の化合物が、一般式I:
から除外されている化合物。 - R1が、−(CH2)r−W−R1’であり、
または、ここで、
R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルである、請求項1に記載の化合物。 - Xが結合であり;
またはここで、
Xが−C(R4R4’)−であり;
またはここで、
Xが、−C(O)O−、−C(O)NR5−、−C(O)−、−O−である、請求項1または2に記載の式Iで表される化合物。 - Zが、−CH2−、−C(O)−または−CH(CH3)−であり、
mが1であり、
nが2である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 - R1が、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリルまたは−(CH2)r−W−R1’であり、ここで、
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
前記ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、前記複素環は、ピリジン、ピラジン、インダゾール、ベンゾジオキサン、チアゾール、ベンゾチアゾール、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピラゾール、イミダゾールであり、
および/または
前記アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルのようなC1〜6アルキルであり、より好ましくは、前記アルキルが、メチルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。 - R1’が、H、−CN、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルまたはR5であり;ここで、
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、フェニルであり;
および/または
前記ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、前記複素環は、モルホリンまたはテトラヒドロピランであり、
および/または
前記シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。 - R2が、H、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルであり;ここで、
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
前記ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、前記複素環は、ピリジン、ピペリジン、チアゾール、モルホリン、テトラヒドロピラン、ピラゾール、チオフェン、インドール、ベンズイミダゾール、ピロロ[2,3b]ピリジン、ベンゾオキサゾール、オキソピロリジン、ピリミジンであり;
および/または
前記C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、前記C1〜6アルキルは、メチル、イソプロピルであり;
および/または
前記C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
前記C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
前記シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;好ましくは、前記シクロアルキルが、シクロプロピルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。 - R3およびR3’が、独立して、H、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクリル、および置換もしくは非置換アルキルシクロアルキルから選択され、ここで、
前記アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、前記アルキルが、好ましくは、メチルまたはエチルであり;
および/または
前記C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、前記C1〜6アルキルが、メチルであり;
および/または
前記C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
前記C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
前記シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;より好ましくは、フェニルであり;
および/または
前記ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。 - R4が、H、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、−COOR5、−CONR5R5’、−NR5COR5’、−NR5R5’’’または置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換シクロアルキルであり、
R4’が、Hまたは置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニル)であり;ここで、
前記C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、好ましくは、前記C1〜6アルキルが、メチルであり、
および/または
前記C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
前記C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
前記シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、フェニルであり;
および/または
前記ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、好ましくは、テトラヒドロピランである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。 - R5、R5’およびR5’’が、独立して、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニル、非置換アリールまたは非置換アルキルアリールから選択され;
R5’’’が、H、非置換C1〜6アルキル、非置換C2〜6アルケニル、非置換C2〜6アルキニルまたは−Bocであり、ここで、
前記アルキルが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1〜6アルキルであり、より好ましくは、前記アルキルが、メチルまたはエチルであり;
および/または
前記C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、前記C1〜6アルキルが、メチル、エチルまたはイソプロピルであり;
および/または
前記C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
前記C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニル;好ましくは、フェニルである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物。 - R6、R6’、R7およびR7’が、独立して、H、ハロゲン、−OR5、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニル、置換もしくは非置換C2〜6アルキニル、非置換ヘテロシクリル、非置換アリールおよび非置換シクロアルキルから選択され;ここで、
前記C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、より好ましくは、前記C1〜6アルキルが、メチルまたはエチルであり、
および/または
前記C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
前記C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択され;
および/または
前記シクロアルキルが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、またはシクロオクチルのようなC3〜8シクロアルキルであり;好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチルのようなC3〜7シクロアルキルであり;より好ましくは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルのようなC3〜6シクロアルキルであり;
および/または
前記アリールが、フェニル、ナフチル、またはアントラセンから選択され;好ましくは、ナフチルおよびフェニルであり;
および/または
前記ヘテロシクリルは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは複数の飽和または不飽和環の複素環系であり;好ましくは、少なくとも1つの環が、前記環中の窒素、酸素および/または硫黄からなる群からの1つまたは複数のヘテロ原子を含有する1つまたは2つの飽和または不飽和環の複素環系であり、より好ましくは、イミダゾール、オキサジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリミジン、ピペリジン、ピペラジン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾジアゾール、チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロピラン、モルホリン、インドリン、フラン、トリアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、ピロール、ピラジン、ピロロ[2,3b]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール、インドール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾールオキソピロリジン、ピリミジン、ベンゾジオキソラン、ベンゾジオキサン、カルバゾールおよびキナゾリンから選択され、より好ましくは、前記複素環は、テトラヒドロピランである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。 - R8およびR8’が、独立して、H、−OR5、ハロゲン、置換もしくは非置換C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C2〜6アルケニルまたは置換もしくは非置換C2〜6アルキニルから選択され、ここで、
前記C1〜6アルキルが、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、または2−メチルプロピルから選択され、
および/または
前記C2〜6−アルケニルが、好ましくは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレンまたはヘキシレンから選択され;
および/または
前記C2〜6−アルキニルが、好ましくは、エチン、プロピン、ブチン、ペンチンまたはヘキシンから選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。 - 請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容できる塩と、薬学的に許容できる担体、補助剤またはビヒクルとを含む医薬組成物。
- 薬剤として使用するための請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
- 疼痛、特に、中程度ないし激しい疼痛、内臓痛、慢性疼痛、癌性疼痛、片頭痛、炎症性痛覚、急性疼痛または神経因性疼痛、異痛症または痛覚過敏の治療のための薬剤として使用するための請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP14382207 | 2014-06-02 | ||
EP14382207.0 | 2014-06-02 | ||
PCT/EP2015/001113 WO2015185207A1 (en) | 2014-06-02 | 2015-06-02 | Alkyl and aryl derivatives of 1-oxa-4,9-diazaspiro undecane compounds having multimodal activity against pain |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017516819A true JP2017516819A (ja) | 2017-06-22 |
JP6535687B2 JP6535687B2 (ja) | 2019-06-26 |
Family
ID=50972616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016570824A Expired - Fee Related JP6535687B2 (ja) | 2014-06-02 | 2015-06-02 | 疼痛に対する多様な活性を有する1−オキサ−4,9−ジアザスピロウンデカン化合物のアルキルおよびアリール誘導体 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10703765B2 (ja) |
EP (1) | EP3149007B1 (ja) |
JP (1) | JP6535687B2 (ja) |
CN (1) | CN106459093A (ja) |
AR (1) | AR100714A1 (ja) |
CA (1) | CA2949570A1 (ja) |
ES (1) | ES2784250T3 (ja) |
MX (1) | MX2016015762A (ja) |
PT (1) | PT3149007T (ja) |
TW (1) | TW201615643A (ja) |
WO (1) | WO2015185207A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW201615643A (zh) | 2014-06-02 | 2016-05-01 | 伊史帝夫博士實驗室股份有限公司 | 具有多重模式抗疼痛活性之1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷化合物之烷基與芳基衍生物 |
TW201615642A (zh) | 2014-06-02 | 2016-05-01 | 伊史帝夫博士實驗室股份有限公司 | 具有多重模式抗疼痛活性的1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷化合物之醯胺衍生物 |
TWI685497B (zh) | 2014-06-02 | 2020-02-21 | 西班牙商伊史帝夫製藥公司 | 具有多重模式抗疼痛活性的1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷化合物之烷基衍生物 |
MX2018004776A (es) * | 2015-10-23 | 2018-06-19 | Esteve Labor Dr | Compuestos oxaazaespiricos con actividad contral el dolor. |
MX2018004777A (es) * | 2015-10-23 | 2018-06-19 | Esteve Labor Dr | Compuestos oxa-diazaspiro que tienen actividad contra el dolor. |
MX2018005439A (es) * | 2015-11-16 | 2018-11-09 | Esteve Labor Dr | Compuestos oxadiazoespiricos para el tratamiento del abuso y la adiccion a las drogas. |
CN107216335B (zh) * | 2017-06-29 | 2019-04-30 | 上海药明康德新药开发有限公司 | 一种叔丁基1-(羟甲基)-3-氧杂-9-氮杂螺[5.5]十一烷-9-甲酸基酯制法 |
TW201908295A (zh) * | 2017-07-12 | 2019-03-01 | 德商歌林達有限公司 | 1,3-二氮雜-螺-[3.4]-辛烷衍生物 |
BR112020007359A2 (pt) | 2017-10-17 | 2020-09-29 | Esteve Pharmaceuticals, S.A. | sais de (r)-9-(2,5-difluorofenetil)-4-etil-2-metil-1-oxa-4,9-diazaespiro[5.5]undecan-3-ona |
TW202003526A (zh) * | 2018-03-23 | 2020-01-16 | 西班牙商艾斯提夫製藥股份有限公司 | 具抗痛之多模活性之胺基丙氧基苯基及苯甲基1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷衍生物 |
WO2021018824A1 (en) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 | Esteve Pharmaceuticals, S.A. | Use of (r)-9-(2,5-difluorophenethyl)-4-ethyl-2-methyl-1-oxa-4,9-diazaspiro[5.5]undecan-3-one for the treatment of nociceptive pain, neuropathic pain, osteoarthritis pain and cancer pain, while having reduced side effects compared to opioids |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4353900A (en) * | 1981-10-19 | 1982-10-12 | Syntex (U.S.A.) Inc. | 9-(Arylalkyl or aroylalkyl)-1-oxa-4,9-diazaspiro(5.5)undecan-3-ones |
WO1993013101A1 (en) * | 1991-12-27 | 1993-07-08 | Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. | Pyridonecarboxylate compound, pharmaceutical use thereof, and spiro compound |
JP2005517682A (ja) * | 2001-12-28 | 2005-06-16 | アカディア ファーマシューティカルズ,インコーポレーテッド | モノアミン受容体調節因子としてのスピロアザ環式化合物 |
WO2007124136A1 (en) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Acadia Pharmaceuticals, Inc. | Use of 4-amino-piperidines for treating sleep disorders |
JP2014508169A (ja) * | 2011-03-14 | 2014-04-03 | バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | イオンチャネルのモジュレーターとしてのモルホリン−スピロ環式ピペリジンアミド |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3481942A (en) | 1968-09-06 | 1969-12-02 | Smithkline Corp | Oxa-diazaspiro(4.5)decane compounds |
US6114541A (en) | 1997-03-10 | 2000-09-05 | Hoffmann-La Roche Inc. | Method for the preparation of α-Bromo-Lactam derivatives |
CN100508030C (zh) * | 2003-06-30 | 2009-07-01 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 一种编码/解码音频信号的方法及相应设备 |
EP1634873A1 (en) | 2004-08-27 | 2006-03-15 | Laboratorios Del Dr. Esteve, S.A. | Sigma receptor inhibitors |
DE102005030051A1 (de) * | 2005-06-27 | 2006-12-28 | Grünenthal GmbH | Substituierte 1-Oxa-3,8-diazaspiro[4,5]-decan-2-on-Verbindungen und deren Verwendung zur Herstellung von Arzneimitteln |
ES2407115T3 (es) * | 2005-11-18 | 2013-06-11 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | Compuesto que contiene un grupo básico y uso del mismo |
EP1829869A1 (en) | 2006-03-02 | 2007-09-05 | Laboratorios Del Dr. Esteve, S.A. | 4,5,6,7-Tetrahydrobenzo[b]thiophene derivatives and their use as sigma receptor ligands |
EP1847542A1 (en) | 2006-04-21 | 2007-10-24 | Laboratorios del Dr. Esteve S.A. | Spiro[benzopyran] or spiro[benzofuran] derivatives which inhibit the sigma receptor |
MX2009009355A (es) | 2007-03-01 | 2009-09-11 | Mitsubishi Tanabe Pharma Corp | Compuesto de bencimidazol y uso farmaceutico del mismo. |
EP1982714A1 (en) | 2007-04-16 | 2008-10-22 | Laboratorios del Dr. Esteve S.A. | Pyrano-pyrazole-amines |
EP2020414A1 (en) * | 2007-06-20 | 2009-02-04 | Laboratorios del Dr. Esteve S.A. | spiro[piperidine-4,4'-thieno[3,2-c]pyran] derivatives and related compounds as inhibitors of the sigma receptor for the treatment of psychosis |
JP2010538003A (ja) | 2007-08-29 | 2010-12-09 | グラクソスミスクライン エルエルシー | チアゾールおよびオキサゾールキナーゼ阻害薬 |
EP2070933A1 (en) | 2007-12-07 | 2009-06-17 | Laboratorios del Dr. Esteve S.A. | Tricyclic triazolic compounds |
JP4861305B2 (ja) | 2007-12-28 | 2012-01-25 | マブチモーター株式会社 | 有ブラシdcモータのケース蓋組立体 |
EP2242759B1 (en) | 2008-02-06 | 2012-09-12 | AstraZeneca AB | Compounds |
JP5964426B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2016-08-03 | グラクソスミスクライン、インテレクチュアル、プロパティー、ナンバー2、リミテッドGlaxosmithkline Intellectual Property No.2 Limited | 脂肪酸シンターゼ阻害剤 |
EP3027625B1 (en) | 2013-07-31 | 2018-05-30 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Spiro-fused derivatives of piperidine useful for the treatment of inter alia hypertension and acute or chronic heart failure |
JP2017100951A (ja) | 2014-04-04 | 2017-06-08 | 大正製薬株式会社 | オキサゾリジノン及びオキサジナノン誘導体 |
TW201615642A (zh) | 2014-06-02 | 2016-05-01 | 伊史帝夫博士實驗室股份有限公司 | 具有多重模式抗疼痛活性的1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷化合物之醯胺衍生物 |
TWI685497B (zh) | 2014-06-02 | 2020-02-21 | 西班牙商伊史帝夫製藥公司 | 具有多重模式抗疼痛活性的1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷化合物之烷基衍生物 |
TW201615643A (zh) | 2014-06-02 | 2016-05-01 | 伊史帝夫博士實驗室股份有限公司 | 具有多重模式抗疼痛活性之1-氧雜-4,9-二氮雜螺十一烷化合物之烷基與芳基衍生物 |
JP2017535566A (ja) | 2014-11-21 | 2017-11-30 | ラボラトリオス・デル・ドクトル・エステベ・ソシエダッド・アノニマ | 疼痛に対する多様な活性を有する1,9−ジアザスピロウンデカン化合物 |
MX2018004777A (es) | 2015-10-23 | 2018-06-19 | Esteve Labor Dr | Compuestos oxa-diazaspiro que tienen actividad contra el dolor. |
-
2015
- 2015-06-01 TW TW104117582A patent/TW201615643A/zh unknown
- 2015-06-02 ES ES15726000T patent/ES2784250T3/es active Active
- 2015-06-02 EP EP15726000.1A patent/EP3149007B1/en active Active
- 2015-06-02 PT PT157260001T patent/PT3149007T/pt unknown
- 2015-06-02 US US15/314,595 patent/US10703765B2/en active Active
- 2015-06-02 AR ARP150101745A patent/AR100714A1/es unknown
- 2015-06-02 CN CN201580029243.0A patent/CN106459093A/zh active Pending
- 2015-06-02 CA CA2949570A patent/CA2949570A1/en not_active Abandoned
- 2015-06-02 MX MX2016015762A patent/MX2016015762A/es unknown
- 2015-06-02 JP JP2016570824A patent/JP6535687B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2015-06-02 WO PCT/EP2015/001113 patent/WO2015185207A1/en active Application Filing
-
2020
- 2020-05-18 US US16/876,522 patent/US20200339597A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4353900A (en) * | 1981-10-19 | 1982-10-12 | Syntex (U.S.A.) Inc. | 9-(Arylalkyl or aroylalkyl)-1-oxa-4,9-diazaspiro(5.5)undecan-3-ones |
WO1993013101A1 (en) * | 1991-12-27 | 1993-07-08 | Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. | Pyridonecarboxylate compound, pharmaceutical use thereof, and spiro compound |
JP2005517682A (ja) * | 2001-12-28 | 2005-06-16 | アカディア ファーマシューティカルズ,インコーポレーテッド | モノアミン受容体調節因子としてのスピロアザ環式化合物 |
WO2007124136A1 (en) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Acadia Pharmaceuticals, Inc. | Use of 4-amino-piperidines for treating sleep disorders |
JP2014508169A (ja) * | 2011-03-14 | 2014-04-03 | バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | イオンチャネルのモジュレーターとしてのモルホリン−スピロ環式ピペリジンアミド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20170101420A1 (en) | 2017-04-13 |
PT3149007T (pt) | 2020-04-16 |
AR100714A1 (es) | 2016-10-26 |
US20200339597A1 (en) | 2020-10-29 |
CN106459093A (zh) | 2017-02-22 |
MX2016015762A (es) | 2017-04-10 |
EP3149007B1 (en) | 2020-01-08 |
ES2784250T3 (es) | 2020-09-23 |
EP3149007A1 (en) | 2017-04-05 |
CA2949570A1 (en) | 2015-12-10 |
JP6535687B2 (ja) | 2019-06-26 |
US10703765B2 (en) | 2020-07-07 |
TW201615643A (zh) | 2016-05-01 |
WO2015185207A1 (en) | 2015-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6535687B2 (ja) | 疼痛に対する多様な活性を有する1−オキサ−4,9−ジアザスピロウンデカン化合物のアルキルおよびアリール誘導体 | |
JP6611736B2 (ja) | 疼痛に対する多様な活性を有する1−オキサ−4,9−ジアザスピロウンデカン化合物のアルキル誘導体 | |
JP6516773B2 (ja) | 疼痛に対する多様な活性を有する1−オキサ−4,9−ジアザスピロウンデカン化合物のアミド誘導体 | |
RU2709482C1 (ru) | Производные пиперазина, характеризующиеся мультимодальной активностью в отношении боли | |
JP2017535545A (ja) | 疼痛に対する多様な活性を有するスピロ−イソキノリン−1,4’−ピペリジン化合物 | |
JP2018525363A (ja) | 疼痛に対する多様な活性を有する置換アミド誘導体 | |
EP3083595B1 (en) | Piperidine compounds having multimodal activity against pain | |
US10022359B2 (en) | 1,9-diazaspiro undecane compounds having multimodal activity against pain | |
EP3402779A1 (en) | 3-ethyl-3-phenylazepane derivatives having multimodal activity against pain | |
US10071968B2 (en) | Methyl-1H-pyrazole alkylamine compounds having multimodal activity against pain | |
US10189828B2 (en) | 1-methylpyrazole-piperazine compounds having multimodal activity against pain | |
EP3328847B1 (en) | N-(2-(3-(benzyl(methyl)amino)pyrrolidin-1-yl)ethyl)-n-phenyl)propionamide derivatives and related compounds as dual sigma 1 and mu opioid receptor ligands for the treatment of pain | |
WO2018153545A1 (en) | Piperidine methanone derivatives having multimodal activity against pain | |
EP3555072A1 (en) | Tetrahydropyran and tetrahydrothiopyran amide derivatives having multimodal activity against pain | |
WO2018153546A1 (en) | Tetrahydropyran and tetrahydrothiopyran methanone derivatives having multimodal activity against pain |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190603 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6535687 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |