JP2017216047A - カバーのガイド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーを被取付部材に取り付けるにあたって取付作業性を向上させる。
【解決手段】本明細書によって開示されるカバーのガイド構造1は、カバー10と、カバー10が後方から取り付けられる被取付部材(リテーナ20)とを備えたカバーのガイド構造1であって、カバー10は、一対の差込片12と、複数のロック部(ロック突部13A)とを備えて構成され、被取付部材は、本体部21と、複数のガイド部と、一対のガイド部(ガイド片22L)にそれぞれ設けられ一対の差込片12が後方から内部に進入可能とされた一対の差込凹部26と、複数のロック部が係止することでカバー10が被取付部材に取り付けられた状態に保持される複数のロック受け部23とを備えて構成され、一対の差込片12の先端部を一対の差込凹部26の開口部に位置させた状態でカバー10が被取付部材に対して傾いた姿勢で仮組みされる構成とした。
【選択図】図1

Description

本明細書によって開示される技術は、カバーのガイド構造に関する。
従来、電線カバーをコネクタハウジングに取り付ける際のガイド構造を備えたコネクタとして、特開2007−66679号公報(下記特許文献1)に記載のレバー式コネクタが知られている。このレバー式コネクタは、レバーが回動可能に取り付けられた雌ハウジングと、雌ハウジングに後方から取り付けられる電線カバーとを備えて構成されている。レバー式コネクタには、電線カバーを雌ハウジングの電線引出し面に取り付けるにあたり、その取付動作を案内するガイド構造が設けられている。
次に、そのガイド構造について説明する。電線カバーにおいて雌ハウジングの電線引出し面を覆う開口部には、一対のロック受け部が設けられ、さらに一対のロック受け部の間には、突出部が略山形に突出して設けられている。一方、雌ハウジングの電線引出し面には、突出部が内部に進入する仕切り壁と、一対のロック受け部が係止する一対のロック突起とが設けられている。突出部を仕切り壁の内部に進入させた後、電線カバーが位置ずれしようとすると突出部と仕切り壁とが摺動することで電線カバーが正規の取付位置に案内され、一対のロック受け部が一対のロック突起に係止することで電線カバーが雌ハウジングに取り付けられる。
特開2007−66679号公報
上記のガイド構造では、突出部が仕切り壁に対して正規の進入経路をとった場合、突出部と仕切り壁が摺動しないため、突出部が仕切り壁の内部に進入したことを確認できない。何故ならば、突出部がそもそも仕切り壁の内部に進入せず、仕切り壁の外部に位置した場合も同様に、突出部と仕切り壁が摺動しないため、正規の進入経路をとった場合との区別が付かないからである。
さらに、上記のガイド構造では、最終的に一対のロック受け部が一対のロック突起に係止したことをもって突出部が仕切り壁の内部に進入できたことを事後的に知ることになる。仮に一対のロック受け部を一対のロック突起に係止させることができなかった場合、電線カバーを外してから、再び雌ハウジングに取り付ける必要があるため、取付に必要な時間が長くなり、取付作業性が低下することになる。したがって、取付作業性を向上させるには取付作業の開始時に電線カバーが正規の取付姿勢であることを確認できることが望ましい。
本明細書によって開示されるカバーのガイド構造は、カバーと、前記カバーが後方から取り付けられる被取付部材とを備えたカバーのガイド構造であって、前記カバーは、カバー本体と、前記カバー本体の周縁部から前方に突出して設けられた一対の差込片と、前記カバー本体の周縁部において所定の間隔を空けて設けられた複数のロック部とを備えて構成され、前記被取付部材は、前記カバー本体によって後方から覆われる本体部と、前記本体部の周縁部から後方に突出して設けられた複数のガイド部と、前記複数のガイド部のうちいずれか一対のガイド部にそれぞれ設けられ前記一対の差込片が後方から内部に進入可能とされた一対の差込凹部と、前記複数のロック部が係止することで前記カバーが前記被取付部材に取り付けられた状態に保持される複数のロック受け部とを備えて構成され、前記一対の差込片の先端部を前記一対の差込凹部の開口部に位置させた状態で前記カバーが前記被取付部材に対して傾いた姿勢で仮組みされる構成とした。
このような構成によると、一対の差込片の先端部を一対の差込凹部の開口部に位置させた状態でカバーを被取付部材に対して傾いた姿勢(仮組開始姿勢)にすると、一対の差込片の先端部が一対の差込凹部の開口部に干渉し、一対の差込片が一対の差込凹部の内部に進入できない状態で仮組みされる。次に、一対の差込片の先端部が一対の差込凹部の開口部に干渉した箇所を回動中心としてカバーを被取付部材側に回動させてカバーが被取付部材に対して平行をなす姿勢(本組開始姿勢)に至ると、一対の差込片の先端部と一対の差込凹部の開口部との干渉が解消され、一対の差込片が一対の差込凹部の内部に進入し始める。これにより、カバーを被取付部材に取り付ける本組み動作が案内され、カバーが正規の取付位置に至ると、複数のロック部が複数のロック受け部に係止することでカバーが被取付部材に取り付けられた状態に保持される。
このように、一対の差込片の先端部が一対の差込凹部の開口部に干渉することでカバーが被取付部材に対して仮組開始姿勢をとっていることの確認ができる。また、干渉した箇所を回動中心としてカバーを回動できるため、カバーの仮組み動作を案内することができる。さらに、干渉が解消されることで、カバーが本組開始姿勢に至ったことを知ることができる。このように、カバーの取付作業の開始時に異常がないこと、すなわち仮組開始姿勢にあることを確認できる。したがって、取付作業の終了直前(例えば、複数のロック部を複数のロック受け部に係止させる時点)で初めて異常であることに気付くということがなく、仮に異常があったとしても取付作業の開始時に異常を知ることができるから、再取付に要する時間が短くなり、取付作業性を向上させることができる。
本明細書によって開示されるカバーのガイド構造は、以下の構成としてもよい。
前記カバーが前記被取付部材に対して傾いた姿勢で仮組みされた際に、前記カバー本体における前記本体部に近い側となる基端側に前記差込片が設けられ、前記本体部における前記カバー本体に近い側となる一端側に前記差込凹部が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、カバーを被取付部材に対して傾けた姿勢で仮組みする際に、一対の差込片を外部から視認しやすくなり、一対の差込片の先端部を一対の差込凹部の開口部に合わせやすくなる。
前記カバー本体の周縁部には、前記一対の差込片と複数のロック片とが前方に突出して交互に並んで設けられており、前記ロック部は前記ロック片の先端部に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、一対の差込片とともにロック片を外部から視認しやすくなる。
前記カバー本体における前記一対の差込片とは反対側となる端部に電線導出孔を構成する一対の取付片が設けられており、前記一対の差込片が前記一対のガイド部の外周面に沿って前記差込凹部の内部に進入する際には、前記一対の取付片が前記一対のガイド部以外の他の一対のガイド部の外周面に沿って配される構成としてもよい。
このような構成によると、一対の差込片に加えて一対の取付片によってカバーを被取付部材に取り付ける本組み作業を案内することができる。
本明細書によって開示されるカバーのガイド構造によれば、カバーを被取付部材に取り付けるにあたって取付作業性を向上させることができる。
カバーを傾けた姿勢で配置した状態を示した側面図 カバーを傾けた姿勢で配置した状態を示した斜視図 カバーを傾けた姿勢で配置した状態を示した正面図 カバーが正規の取付開始姿勢にある状態を示した側面図 カバーがリテーナに取り付けられた状態に保持された様子を示した側面図 図5におけるA−A線断面図 図6の一点鎖線で囲んだ部分を拡大して示した断面図
<実施形態>
実施形態を図1から図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるカバーのガイド構造1は、図1に示すように、カバー10と、カバー10が取り付けられるリテーナ20とを備えて構成されている。カバー10は合成樹脂製であって、リテーナ20から後方に引き出された電線(図示せず)を略直角に屈曲させて当該電線を保護するためのものである。一方、リテーナ20は合成樹脂製であって、車両のボディに固定されたハウジング(図示せず)に装着され、当該ハウジングの内部に収容された端子(図示せず)を抜け止めするためのものである。なお、以下においてカバー10とリテーナ20の取付方向を前後方向とし、カバー10側を後側、リテーナ20側を前側として説明する。
リテーナ20は、図1および図2に示すように、略円形の平板状をなす本体部21と、本体部21の周縁部から後方に突出する形態をなす複数のガイド片22L、22Rとを備えて構成されている。複数のガイド片22L、22Rは、後方から見て略円弧状とされている。本実施形態では4つのガイド片22L、22Rが本体部21の周縁部に沿ってほぼ等間隔に並んで設けられている。以下においては、4つのガイド片22L、22Rのうち図1における図示左側に位置するものを一対のガイド片22Lとし、図1における図示右側に位置するものを一対のガイド片22Rとして区別する。
本体部21の周縁部のうち左側のガイド片22Lと右側のガイド片22Rとの間には、ロック受け部23が設けられている。ロック受け部23の前面23Aには、後述するロック突部13Aが前方から係止するようになっている。
また、本体部21の周縁部には、図示しないハウジングに設けられた複数の突起に係止する複数の弾性係止片24が前方に突出して設けられている。各弾性係止片24は、本体部21の周縁部において各ガイド片22L、22Rとほぼ同じ位置に設けられている。また、本体部21には、図示しない端子に後方から係止することで当該端子を抜け止めする複数の係止筒部25が設けられている。この係止筒部25の内部には、端子の後方に連なる電線が挿通され、係止筒部25から後方に引き出された電線がカバー10によって略直角に曲げられる。
カバー10は、図1および図2に示すように、略円形の平板状をなすカバー本体11と、カバー本体11の周縁部から前方に突出する形態をなす複数の差込片12、ロック片13、および取付片14とを備えて構成されている。図3に示すように、カバー10の右側には、電線を外部に導出させる電線導出孔15が開口して設けられている。この電線導出孔15を構成する両側の壁部が一対の取付片14とされている。詳細には、取付片14は、カバー本体11の周縁部に沿って円弧状をなす周壁部14Aと、カバー本体11の周縁部から径方向外側に延びて直線状をなす導出部14Bとから構成されている。また、一対の導出部14Bを連結する連結部11Aがカバー本体11と面一をなすように設けられている。
図1に示すように、カバー本体11の周縁部における取付片14と反対側の位置と、一対の取付片14に隣り合う位置とには、複数のロック片13が設けられている。つまり、カバー10がリテーナ20に対して傾いた姿勢で位置決めされた際に、カバー本体11における本体部21に近い側となる基端側に差込片12が設けられている。本実施形態では3つのロック片13がカバー本体11の周縁部に沿ってほぼ等間隔に並んで設けられている。また、隣り合う一対のロック片13の間に差込片12が1つずつ設けられている。本実施形態では2つの差込片12が設けられている。したがって、カバー本体11の周縁部には、一対の差込片12と複数のロック片13とが前方に突出して交互に並んで設けられている。
ロック片13の先端部には、ロック突部13Aが内側に突出して設けられている。カバー10をリテーナ20に正規に取り付けると、図5に示すように、ロック突部13Aがロック受け部23の前面23Aに対して前方から係止するようになっている。これにより、カバー10がリテーナ20に取り付けられた状態に保持される。
さて、図2に示すように、左側のガイド片22Lの外周面には、差込片12が内部に進入可能な差込凹部26が設けられている。言い換えると、カバー10がリテーナ20に対して傾いた姿勢で位置決めされた際に、カバー本体11における本体部21に近い側となる基端側に差込片12が設けられている。差込凹部26は、前後方向に貫通する形態をなしている。また、図7に示すように、差込凹部26の内部空間は、中央部が幅狭部26Aとされているのに対して、左右両側が中央部よりも幅が広い幅広部26Bとされている。
カバー10をリテーナ20に取り付ける際には、図2に示すように、カバー10を傾けた姿勢とし、差込片12の角部12Aを差込凹部26の開口部に進入させる。このとき、差込片12の角部12Aを差込凹部26の幅広部26Bに進入させることで、差込片12の角部12Aを差込凹部26の開口部に進入させやすいようになっている。
また、カバー10がリテーナ20に取り付けられた状態では、差込凹部26の幅狭部26Aにおいて差込片12が幅狭部26Aとガイド片22Lとの間にほぼ挟まれた状態になるため、カバー10のがたつきを効果的に抑制、異音の発生を防止することができるようになっている。
図1に示す状態から差込片12の角部12Aを差込凹部26の内部に進入させると、差込片12が差込凹部26の開口部(主に幅狭部26A)に干渉することでカバー10がリテーナ20に対して傾いた姿勢(仮組み開始姿勢)で仮組みされるようになっている。この状態では、干渉した箇所を回動中心として、図1の一点鎖線で示すように、カバー10の取付片14側をリテーナ20側に回動させることができるようになっている。このようにすることで、カバー10の仮組み動作が案内される。
次に、取付片14がガイド片22Rの外周側に嵌合するまでカバー10を回動させると、図4に示すように、カバー10がリテーナ20に対して平行をなす姿勢(本組開始姿勢)をとる。本組開始姿勢となったカバー10をそのまま前方に押し込むと、差込片12が差込凹部26の内部に進入していくことでカバー10の本組み動作が案内される。そして、複数のロック突部13Aが複数のロック受け部23を乗り越えて復帰し、ロック受け部23の前面23Aに前方から係止することで、図5に示すように、カバー10がリテーナ20に正規に取り付けられ、抜け止めされた状態に保持される。このようにして、カバー10の本組み動作が完了する。したがって、カバー10の仮組み開始から本組み完了に至るまでの間、常にカバー10の動作が案内されており、カバー10の取付ミスをなくすとともに、カバー10の取付に要する時間が短くなり、カバー10の取付作業性を向上させることができる。
以上のように本実施形態では、一対の差込片12の先端部を一対の差込凹部26の開口部に位置させた状態でカバー10を被取付部材(リテーナ20)に対して傾いた姿勢(仮組開始姿勢)にすると、一対の差込片12の先端部が一対の差込凹部26の開口部に干渉し、一対の差込片12が一対の差込凹部26の内部に進入できない状態で仮組みされる。次に、一対の差込片12の先端部が一対の差込凹部26の開口部に干渉した箇所を回動中心としてカバー10を被取付部材側に回動させてカバー10が被取付部材に対して平行をなす姿勢(本組開始姿勢)に至ると、一対の差込片12の先端部と一対の差込凹部26の開口部との干渉が解消され、一対の差込片12が一対の差込凹部26の内部に進入し始める。これにより、カバー10を被取付部材に取り付ける本組み動作が案内され、カバー10が正規の取付位置に至ると、複数のロック部(ロック突部13A)が複数のロック受け部23に係止することでカバー10が被取付部材に取り付けられた状態に保持される。
このように、一対の差込片12の先端部が一対の差込凹部26の開口部に干渉することでカバー10が被取付部材に対して仮組開始姿勢をとっていることの確認ができる。また、干渉した箇所を回動中心としてカバー10を回動できるため、カバー10の仮組み動作を案内することができる。さらに、干渉が解消されることで、カバーが本組開始姿勢に至ったことを知ることができる。このように、カバー10の取付作業の開始時に異常がないこと、すなわち仮組開始姿勢にあることを確認できる。したがって、取付作業の終了直前(例えば、複数のロック部を複数のロック受け部23に係止させる時点)で初めて異常であることに気付くということがなく、仮に異常があったとしても取付作業の開始時に異常を知ることができるから、再取付に要する時間が短くなり、取付作業性を向上させることができる。
カバー10が被取付部材に対して傾いた姿勢で位置決めされた際に、カバー本体11における本体部21に近い側となる基端側に差込片12が設けられ、本体部21におけるカバー本体11に近い側となる一端側に差込凹部26が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、カバー10をリテーナ20に対して傾けた姿勢で仮組みする際に、一対の差込片12を外部から視認しやすくなり、一対の差込片12の先端部を一対の差込凹部26の開口部に合わせやすくなる。
カバー本体11の周縁部には、一対の差込片12と複数のロック片13とが前方に突出して交互に並んで設けられており、ロック部はロック片13の先端部に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、一対の差込片12とともにロック片13を外部から視認しやすくなる。
カバー本体11における一対の差込片12とは反対側となる端部に電線導出孔15を構成する一対の取付片14が設けられており、一対の差込片12が一対のガイド部(ガイド片22L)の外周面に沿って差込凹部26の内部に進入する際には、一対の取付片14が一対のガイド部(ガイド片22L)以外の他の一対のガイド部(ガイド片22R)の外周面に沿って配される構成としてもよい。
このような構成によると、一対の差込片12に加えて一対の取付片14によってカバー10を被取付部材に取り付ける本組み作業を案内することができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では被取付部材としてリテーナ20を例示しているものの、ハウジングにカバーを直接取り付ける場合には、ハウジングを被取付部材としてもよい。
(2)上記実施形態ではカバー本体11における電線導出孔15とは反対側の端部に一対の差込片12が設けられ、本体部21の一端側に差込凹部26が設けられているものの、一対の差込片と一対の差込凹部の開口部とが干渉する箇所を回動中心としてカバーが回動可能であれば、一対の差込片と一対の差込凹部との位置は問わない。
(3)上記実施形態ではガイド片22Lの外周面に差込凹部26が設けられているものの、ガイド片22Lの内周面に差込凹部を設けてもよい。
(4)上記実施形態では差込片12とは別にロック片13を設けているものの、ロック片を差込片として利用してもよい。この場合、ロック片13のロック突部13Aが挿通できるように差込凹部を設ければよい。
1…カバーのガイド構造
10…カバー
11…カバー本体
12…差込片
13…ロック片
13A…ロック突部
15…電線導出孔
20…リテーナ(被取付部材)
21…本体部
22L…ガイド片(一対のガイド部)
22R…ガイド片(他の一対のガイド部)
23…ロック受け部
26…差込凹部

Claims (4)

  1. カバーと、前記カバーが後方から取り付けられる被取付部材とを備えたカバーのガイド構造であって、
    前記カバーは、カバー本体と、前記カバー本体の周縁部から前方に突出して設けられた一対の差込片と、前記カバー本体の周縁部において所定の間隔を空けて設けられた複数のロック部とを備えて構成され、
    前記被取付部材は、前記カバー本体によって後方から覆われる本体部と、前記本体部の周縁部から後方に突出して設けられた複数のガイド部と、前記複数のガイド部のうちいずれか一対のガイド部にそれぞれ設けられ前記一対の差込片が後方から内部に進入可能とされた一対の差込凹部と、前記複数のロック部が係止することで前記カバーが前記被取付部材に取り付けられた状態に保持される複数のロック受け部とを備えて構成され、
    前記一対の差込片の先端部を前記一対の差込凹部の開口部に位置させた状態で前記カバーが前記被取付部材に対して傾いた姿勢で仮組みされるカバーのガイド構造。
  2. 前記カバーが前記被取付部材に対して傾いた姿勢で仮組みされた際に、前記カバー本体における前記本体部に近い側となる基端側に前記差込片が設けられ、前記本体部における前記カバー本体に近い側となる一端側に前記差込凹部が設けられている請求項1に記載のカバーのガイド構造。
  3. 前記カバー本体の周縁部には、前記一対の差込片と複数のロック片とが所定の間隔を空けて前方に突出して設けられており、前記ロック部は前記ロック片の先端部に設けられている請求項1または請求項2に記載のカバーのガイド構造。
  4. 前記カバー本体における前記一対の差込片とは反対側となる端部に電線導出孔を構成する一対の取付片が設けられており、
    前記一対の差込片が前記一対のガイド部の外周面に沿って前記差込凹部の内部に進入する際には、前記一対の取付片が前記一対のガイド部以外の他の一対のガイド部の外周面に沿って配される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカバーのガイド構造。
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