JP2017179797A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】給水作業と給油作業を同時に行う場合、または連続して行う場合の作業効率を向上する。【解決手段】作業機械は、車体と、車体上に載置されたエンジンと、車体上に載置されエンジンから排出される排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置と、車体上に載置され排気ガス浄化装置に供給される還元剤が蓄えられ還元剤の給水口を有した還元剤タンクと、車体上に載置され燃料が蓄えられ燃料の給油口を有した燃料タンクと、還元剤タンクが収容される収容室の外郭を構成し開閉可能に設けられた単一のカバーとを備える作業機械において、給水口と、給油口とはそれぞれ車体の一方側に設けられ、単一のカバーが閉じられた状態で、給水口と給油口とが単一のカバーにより覆われる位置に配置したことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、作業機械に関する。
排気中の窒素酸化物(NOx)を除去する排気ガス浄化装置を備えた作業機械(作業車両)が知られている(特許文献1参照)。この種の排気ガス浄化装置として、エンジンの排気系に還元触媒を配置し、この還元触媒よりも上流側の排気通路内に設けた還元剤噴射装置から、還元剤を供給するものがある。排気中のNOxは、還元剤に接触し、還元触媒において還元反応が促進されることによって無害成分に浄化される。
特許文献1に記載の作業機械では、燃料タンクの給油口が、車体の前後方向の中心軸線に対して左右のいずれかの一方向である第1の方向に向かって燃料タンク本体から突出している。また、還元剤タンクの給水口が、車体の前後方向の中心軸線に対して第1の方向の反対の方向である第2の方向に向かって還元剤タンク本体から突出している。
特許第5336646号
特許文献1に記載の作業機械では、燃料タンクの給油口と、還元剤タンクの給水口とが、作業機械の左右の異なる側面に配置されている。このような作業機械では、給水作業時には給水作業用の開閉部材を開閉し、給油作業時には給油作業用の開閉部材を開閉する必要が生じる。給水作業および給油作業のそれぞれにおいて、車体カバーを構成する開閉部材を開閉する必要が生じるので、給水作業と給油作業を同時に行う場合や連続して行う場合に作業効率が悪い。
本発明の一態様による作業機械は、車体と、前記車体上に載置されたエンジンと、前記車体上に載置され前記エンジンから排出される排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置と、前記車体上に載置され前記排気ガス浄化装置に供給される還元剤が蓄えられ前記還元剤の給水口を有した還元剤タンクと、前記車体上に載置され燃料が蓄えられ前記燃料の給油口を有した燃料タンクと、前記還元剤タンクが収容される収容室の外郭を構成し開閉可能に設けられた単一のカバーとを備える作業機械において、前記給水口と、前記給油口とはそれぞれ前記車体の一方側に設けられ、前記単一のカバーが閉じられた状態で、前記給水口と前記給油口とが前記単一のカバーにより覆われる位置に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、給水作業と給油作業を同時に行う場合、または連続して行う場合の作業効率を向上できる。
ホイールローダの側面図。 建屋カバーが全開状態の後部車体を車両の左側方から見た図。 冷却器室の内部を示す斜視図。 マウントブラケットと尿素水タンクを示す分解斜視図。 尿素水タンクがマウントブラケットに取り付けられた状態を示す斜視図。 図5に示す尿素水タンクの取付構造を車両の左側方から見た図。 鉤部と、鉤部が取り付けられる取付孔を拡大して示す斜視図。 建屋カバーが閉じられた状態の後部車体を示す斜視図。 建屋カバーが開かれた状態の後部車体を示す斜視図。
以下、図面を参照して、本発明による作業機械の一実施の形態を説明する。説明の便宜上、本実施の形態では各図に記載したように前後左右方向および上下方向を規定する。また、本実施の形態では、各図において、作業機械を構成する部材のうち説明のために記載を省略する必要があるものについては、その一部または全部についての記載を省略している。
図1は、本発明の一実施の形態に係る作業機械(作業車両)の一例であるホイールローダの側面図である。図1に示すように、ホイールローダは、アーム111、バケット112、および、前輪113等を有する前部車体110と、運転室121、建屋122、および、後輪123等を有する後部車体120とで構成される。
アーム111はアームシリンダ(不図示)の駆動により上下方向に回動(俯仰動)し、バケット112はバケットシリンダ115の駆動により上下方向に回動(クラウドまたはダンプ)する。前部車体110と後部車体120はセンタピン101により互いに回動自在に連結され、ステアリングシリンダ116の伸縮により後部車体120に対し前部車体110が左右に屈折する。
後部車体120を構成するリアフレーム220(図2参照)上には、エンジン301や排気ガス浄化装置400、熱交換器や各種油圧機器等が載置されている。建屋122は、エンジン301や排気ガス浄化装置400、熱交換器や各種油圧機器等を収容する収容室の外郭を構成している。建屋122の左右側面の開口部は、開閉可能な左右一対の建屋カバー130によって覆われている。建屋カバー130はガルウイングタイプの開閉カバーであって、建屋122の天板と建屋カバー130との間に回動支点(ヒンジ)が設けられ、地面に対し略水平に展開する構成とされている。ホイールローダ100の左右側面にそれぞれ設けられた建屋カバー130は、左右で略対称の形状である。
図2は、建屋カバー130が全開状態の後部車体120を車両の左側方から見た図である。図2に示すように、建屋122は、内部に設けられた収容室(収容空間)が、隔壁160によって、車両前側のエンジン室122Eと、車両後側の冷却器室122Cとに仕切られている。
図1に示すように、エンジン室122Eの側面は、建屋カバー130の一部により覆われ、エンジン室122Eの上面は、建屋122の天板を構成するエンジンフード140により覆われている。エンジン室122Eの前面は、前面板(不図示)により覆われ、エンジン室122Eの後面は、隔壁160により覆われている。すなわち、エンジン室122Eは、左右一対の建屋カバー130の一部と、エンジンフード140と、前面板(不図示)と、隔壁160によって画成されている。
冷却器室122Cの側面は、建屋カバー130の一部により覆われ、冷却器室122Cの上面は、建屋122の天板を構成する冷却器用建屋カバー132により覆われている。冷却器室122Cの前面は、隔壁160により覆われ、冷却器室122Cの後面は、グリル200により覆われている。すなわち、冷却器室122Cは、左右一対の建屋カバー130の一部と、冷却器用建屋カバー132と、隔壁160と、グリル200によって画成されている。
冷却器室122Cの内部には、熱交換器ユニット501と、冷却ファンユニット502が配置されている。熱交換器ユニット501は、エンジン301の冷却水を冷却するラジエータや、作動油を冷却するオイルクーラ、エンジン301の過給機で加圧された空気を冷却するインタークーラ等の複数の熱交換器と、これらの熱交換器を支持するラジエータフレームを備えている。冷却ファンユニット502は、熱交換器ユニット501を冷却するための冷却風を発生する冷却ファン503(図8参照)と、冷却ファン503を支持するシュラウドを備えている。なお、ホイールローダの機種により、熱交換器ユニット501には、トランスミッションオイルクーラや、運転室121の空調用のエアコンのコンデンサなどの熱交換器も取り付けられる。
図8に示すように、冷却ファンユニット502は、油圧ファンモータ(不図示)で駆動される冷却ファン503を備えており、熱交換器ユニット501の後方に配設されている。冷却ファン503は、建屋カバー130の吸気開口部131から外気を吸い込み、グリル200の排気開口部210に向かって外気を送風するように配置されている。
図1に示すように、冷却器用建屋カバー132の上面からは、エンジン301の駆動に必要な空気をエアクリーナ310(図2参照)を介して外部から取り込むための吸気管145が突出している。図2に示すように、エアクリーナ310は、冷却器室122C内で、隔壁160の直後に設けられている。エアクリーナ310は、吸気配管を介してエンジン301に接続されている。
図1に示すように、排気ガス浄化装置400は、エンジン301から排出される排気ガスを浄化する装置であって、エンジン室122E内で、エンジン301の上方に配設される。エンジンフード140からは、排気ガスを排気するためのテールパイプ171が突出している。
排気ガス浄化装置400は、図示しないが、エンジン301の排気流路中に設置された酸化触媒装置と、NOx浄化装置と、尿素水噴射装置とを備える。酸化触媒装置は、排気ガスに含まれる一酸化窒素(NO)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を酸化して除去する酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)を備える。NOx浄化装置は、還元剤として尿素水溶液(以下、尿素水と記す)を利用して排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を還元浄化する還元触媒を備えた装置である。NOx浄化装置は、たとえば、筒体内の上流側に尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)が設けられ、尿素SCRの下流側に酸化触媒が設けられた構成とされる。尿素水噴射装置は、NOx浄化装置の上流側に設置されている。
図3は、冷却器室122Cの内部を示す斜視図である。図3では、建屋122の外郭を構成する建屋カバー130やエンジンフード140、冷却器用建屋カバー132、グリル200等の図示を省略している。尿素水噴射装置は、尿素水供給配管425a,425sを介して尿素水タンク127に接続されている。尿素水タンク127は、還元剤としての尿素水を蓄える容器である。エンジン室122E内の尿素水噴射装置と、冷却器室122C内の尿素水タンク127との間には尿素水ポンプ128が設けられている。尿素水ポンプ128は、冷却器室122Cの内部において、隔壁160に固定されている。尿素水ポンプ128は、排気ガス浄化装置400を構成する尿素水噴射装置に尿素水を送給する電動ポンプである。
尿素水噴射装置は、尿素水タンク127から尿素水ポンプ128により供給される尿素水を排気流路中に噴射する。尿素水が噴射されると、NOx浄化装置の尿素SCRにより尿素水からアンモニアが生成され、アンモニアにより排気ガス中のNOxが還元反応して、水と窒素に分解される。NOx浄化装置の尿素SCRの下流側に設けられた酸化触媒により、排気ガス中のアンモニアが低減される。
図3に示すように、後部車体120を構成するリアフレーム220は、左右一対の縦板221と、左右一対の縦板221を前端部および後端部のそれぞれで連結する横板222(前端部の横板については不図示)とで矩形枠状に構成されている。
左右一対の縦板221の内側には、縦板221に溶接されるブラケットを介してサポート枠161が設けられている。サポート枠161は門型形状の支持部材であって、左右の両脚部が左右一対の縦板221のそれぞれに取り付けられている。サポート枠161には、上述した平板状の隔壁160がボルト、ナットなどの締結部材により取り付けられている。
左右一対の縦板221には、左右方向に延びる支持板であるマウントブラケット231が固着されている。マウントブラケット231は、左右の両端部のそれぞれが、たとえば、縦板221に溶接されたL字状の取付ブラケットにボルト、ナットなどの締結部材により締結固定される。マウントブラケット231には、上述した冷却ファン503を駆動させる油圧ファンモータの動作を制御するファンバルブユニット290、および尿素水タンク127が載置された状態で取り付けられている。
図4は、マウントブラケット231と尿素水タンク127を示す分解斜視図である。マウントブラケット231は、矩形平板状の平板部232と、平板部232の長辺部から垂直に立ち上がる側板部233とを有している。平板部232は、水平面と略平行となるように配置されている。なお、車両前方側の側板部233と、車両後方側の側板部233とは、高さは異なるが構成は同様であるので、一方を代表して説明する。
側板部233には、矩形平板状の部材であって、押圧部材234が2つ設けられている。押圧部材234は、所定幅を有するL字状の金属板であって、側板部233の上端部から前後水平に伸びる短尺部234aと、短尺部234aから90度下方に折り曲げられ、鉛直方向に延びる長尺部234bとを備えている。押圧部材234は、短尺部234aの端部が側板部233の上端部に溶接され、長尺部234bの端部が平板部232に溶接されている。
車両前方側の押圧部材234の長尺部234bと、車両後方側の押圧部材234の長尺部234bとは、前後方向において対向して配置されており、前後一対の長尺部234b間の寸法は、第1の長さW1とされている。長尺部234bの短手方向の長さ、すなわち幅寸法は、後述する尿素水タンク127の幅広面271の第1の溝271aの幅寸法に比べて僅かに短い寸法とされている。
尿素水タンク127は、略直方体形状であり、互いに対向する一対の幅広面271が前後に配置され、互いに対向する一対の幅狭面272が左右に配置される。一対の幅狭面272のうち、車両左側に配置される幅狭面272を正面部272fとも記す。尿素水タンク127の上面273には、尿素水配管の接続部が設けられ、尿素水タンク127の底面はマウントブラケット231の平板部232に当接される。
尿素水タンク127の水平面に平行な上面273の左端部と、鉛直方向に平行な正面部272fの上端部とは、傾斜面274によって接続されている。傾斜面274には、マウントブラケット231の平板部232に対して40〜50度程度の角度で傾斜した円筒状の給水筒275が突設されている。給水筒275の先端部には、円形開口面である給水口276が設けられ、給水口276を覆う給水キャップが設けられている。
尿素水タンク127の幅広面271には、内側に窪んだ第1の溝271aが上下方向に延在している。尿素水タンク127の上面273には、内側に窪んだ第2の溝273aが前後方向に延在している。第1の溝271aは、上述した押圧部材234の長尺部234bが嵌め込まれる凹部である。第2の溝273aは、後述する押さえ板241(図5参照)が嵌め込まれる凹部である。
車両前方側の第1の溝271a(図4において不図示)と、車両後方側の第1の溝271aとは、前後方向において対向して配置されており、前後一対の第1の溝271aの底面間の寸法は、第2の長さW2とされている。
図5は尿素水タンク127がマウントブラケット231に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図6は図5に示す尿素水タンク127の取付構造を車両の左側方から見た図である。図5および図6に示すように、尿素水タンク127は、マウントブラケット231の平板部232に載置された状態で、連結具242、ナット243、および押さえ板241などの取付部材によって取り付けられる。連結具242は、Jボルトの軸部を屈曲成形してなり、一端部(下端部)にフック形状の鉤部242a(図6参照)が設けられ、他端部(上端部)に押さえ板241を締結するためのナット243が螺合されるおねじ部が設けられている。
図7は、鉤部242aと、鉤部242aが取り付けられる取付孔233hを拡大して示す斜視図である。図4および図7に示すように、マウントブラケット231の側板部233には、連結具242の鉤部242aが引っ掛けられる取付孔233hが設けられている。取付孔233hは、押圧部材234の長尺部234bに対向して設けられている。
図5および図6に示すように、押さえ板241は、平板からなる長尺状部材であって、長手方向両端部に連結具242の軸部が挿通される挿通孔が設けられている。押さえ板241の両端部を除く中央部の短手方向の長さ、すなわち幅寸法は、尿素水タンク127の上面273の第2の溝273a(図4参照)の幅寸法に比べて僅かに短い寸法とされている。
尿素水タンク127の取付方法は、以下のとおりである。図4に示すように、尿素水タンク127の第1の溝271aを押圧部材234に嵌合させるように、上方から尿素水タンク127をマウントブラケット231の平板部232へ降ろす。このとき、第1の溝271aと押圧部材234とが嵌合しているため、尿素水タンク127の位置決め、および、尿素水タンク127を下降させる作業を容易に行うことができる。
尿素水タンク127の底面をマウントブラケット231の平板部232に当接する位置まで下降させると、尿素水タンク127が4つの押圧部材234によって仮固定される。なお、尿素水タンク127がマウントブラケット231に取り付けられる前の状態における第1の長さW1は、尿素水タンク127がマウントブラケット231に取り付けられる前の状態における第2の長さW2よりも短い(W1<W2)。
尿素水タンク127は、樹脂製の容器であり、弾性変形可能な構成とされている。このため、尿素水タンク127は、車両の前後方向から前後一対の押圧部材234によって押圧され、僅かに弾性変形した状態で一対の押圧部材234間に配置される。
図7に示すように、連結具242の鉤部242aをマウントブラケット231の側板部233の取付孔233hに挿通する。図5および図6に示すように、連結具242の上端部を押さえ板241の挿通孔に挿通し、連結具242の上端部のおねじ部にナット243を螺合する。本実施の形態では、ダブルナットにより、押さえ板241を尿素水タンク127の上面273に締結している。
ナット243が連結具242に螺合されると、図7に示す鉤部242aが上方に引っ張られ、鉤部242aの湾曲部が取付孔233hの上部開口縁に係合する。つまり、鉤部242aが取付孔233hに引っ掛けられる。また、図5および図6に示す押さえ板241が下方に引っ張られ、押さえ板241が尿素水タンク127の上面273を下方に向かって押圧する。
尿素水タンク127は、上方の押さえ板241および下方のマウントブラケット231の平板部232によって上下方向に挟持され、上下方向の移動が規制される。また、上述したように、尿素水タンク127は、前後一対の押圧部材234によって、前後方向が挟持され、前後方向の移動が規制される。なお、前後一対の押圧部材234は、車両の左右方向に2組設けられている。このため、尿素水タンク127が水平面内で傾くように移動することが規制される。さらに、前後一対の押圧部材234は、尿素水タンク127の幅広面271の第1の溝271a(図4参照)に嵌合されているため、左右方向の移動も規制される。このように、尿素水タンク127は、上下左右前後方向の移動が規制されているので、車両に振動や衝撃が作用した場合であっても、位置ずれを生じることがない。
尿素水タンク127を取り外す手順は、上述した取り付ける手順と逆の手順となるので説明を省略する。尿素水タンク127の上方に位置するナット243を取り付けたり、取り外すことで尿素水タンク127の着脱ができるので、尿素水タンク127の交換の作業性がよい。
図3および図5に示すように、尿素水タンク127が載置されるマウントブラケット231の平板部232は、建屋122の開口部122aの下端部よりも低い位置に設けられている。なお、建屋122の開口部122aの下側開口縁は、リアフレーム220の縦板221の上端部で構成されている。
図6に示すように、開口部122aの下端部からマウントブラケット231の平板部232(すなわち尿素水タンク127の底面)までの鉛直方向の距離HLは、開口部122aの下端部から尿素水タンク127の上面までの鉛直方向の距離HUよりも大きいことが好ましい(HL>HU)。さらに、距離HLは、開口部122aの下端部から給水口276の中心点Pまでの鉛直方向の距離HFよりも大きいことがより好ましい(HL>HF)。
図2に示すように、燃料が蓄えられる燃料タンク601は、上部支持構造体(不図示)がリアフレーム220に載置された状態で固定され、リアフレーム220の後側下部に吊り下げられている。燃料タンク601には、燃料供給配管602が取り付けられている。燃料供給配管602は、燃料タンク601から上方に突出する基端側垂直管と、基端側垂直管の先端から後斜め上方に延在する基端側傾斜管と、基端側傾斜管の先端から上方に延在する先端側垂直管と、先端側垂直管の先端から左斜め上方に突出する先端側傾斜管602a(図9参照)と、を備えている。図9に示すように、先端側傾斜管602aは、マウントブラケット231の平板部232(図3参照)に対して40〜50度程度の角度で傾斜している。先端側傾斜管602aの先端部には、円形開口面である給油口603が設けられ、給油口603を覆う給油キャップが設けられている。
ところで、尿素水タンク127への尿素水の補充の間隔と、燃料タンク601への燃料の補充の間隔とは異なっていたとしても、作業性の観点から同時、もしくは連続してまとめて行うことが好ましい。給水作業と給油作業をそれぞれの補充間隔で行うと、作業の中断回数が増加してしまい作業効率が悪化してしまうおそれがあるからである。たとえば、尿素水タンク127への尿素水の補充を1.5日に1回行う必要があり、燃料タンク601への燃料の補充を1日に1回行う必要がある場合、1日に1回、給水作業と給油作業を同時、もしくは連続してまとめて行う方が作業効率の向上を図ることができる。
給水作業と給油作業を同時もしくは連続して、一補充工程内で行う場合、給水口276と給油口603へのアクセス性の向上が重要となっている。本実施の形態では、給水口276および給油口603の双方が、車両の後部における左側面近傍に設けられている。より具体的には、給水口276および給油口603の双方が、後輪123よりも後方であって、かつ、車両前後に延在し、車両左右幅を2分する車両の中心軸に対して左方の側の建屋カバー130の近傍に配置されている。なお、車両の中心軸は、車両が真っ直ぐに前進する姿勢であるときに、左右一対の後輪123の中心と、左右一対の前輪113の中心とを結ぶ直線のことを指す。
図8は建屋カバー130が閉じられた状態の後部車体120を示す斜視図であり、図9は建屋カバー130が開かれた状態の後部車体120を示す斜視図である。
図8に示すように、給水口276と給油口603は、それぞれ車体の左方側に設けられ、左側の建屋カバー(以下、左建屋カバー130Lと記す)が閉じられた状態で、給水口276および給油口603の双方が左建屋カバー130Lにより覆われる位置に配置されている。左建屋カバー130Lが閉じられている状態では、給水口276および給油口603は、左建屋カバー130Lに近接して対向配置されることになるので、車両左側方や車両後方などの外側から給水口276および給油口603を視認することはできない。
図9に示すように、給水口276と給油口603は、左建屋カバー130Lが開かれると給水口276および給油口603の双方が露出する位置に設けられている。図2に示すように、給水口276は、冷却器室122Cにおける前側端部に配置されている。給油口603は、冷却器室122Cにおける後側端部に配置されている。なお、本実施の形態では、給油口603は、左建屋カバー130Lの後側端部を構成する湾曲カバー部133と、カウンタウエイト124の上面とで画成される冷却器室122Cにおける左後隅部の空間に配置されている。
熱交換器ユニット501および冷却ファンユニット502は、前後方向に所定の距離をあけて並設される給水口276と給油口603との間に配置されている。図2に示すように、車両の左側方から見たときに、給水口276と給油口603との間にはバッテリボックス700が配置されている。バッテリボックス700の内部には、バッテリ(不図示)が収容されている。バッテリボックス700は、リアフレーム220の左側の縦板221に固定されている。なお、バッテリボックス700は、リアフレーム220の右側の縦板221にも固定されている(図8参照)。バッテリボックス700は、カウンタウエイト124の前方であって、後輪123の後方において、リアフレーム220に取り付けられている。
左側の後輪123と、左側のバッテリボックス700は、それぞれ左側の縦板221よりも左側に位置しており、左側の後輪123と、左側のバッテリボックス700との間の空間が給水口276へ接近できる作業領域とされる。
図2に示すように、給水口276と給油口603とは、同程度の高さに位置している。本実施の形態では、給水口276の中心点Pから水平に延びる仮想面が、給油口603の開口面と重なり、かつ、給油口603の中心点から水平に延びる仮想線が、給水口276の開口面と重なるように、給水口276と給油口603の高さが設定されている。
図9に示すように、給水口276および給油口603は、互いに同じ方向、すなわちそれぞれ車両の左斜め上方を向いている。本実施の形態では、給水筒275および先端側傾斜管602aが左斜め上方に突出しており、双方ともマウントブラケット231の平板部232に対して40〜45度程度の角度で傾斜している。
尿素水および燃料の補充工程について説明する。
−カバー開工程−
作業者は、左建屋カバー130Lを上方に開く。これにより、給水口276と給油口603とが外部に露出する。
−給水工程−
作業者は、給水キャップを給水口276から取り外し、補充タンク(不図示)から尿素水タンク127の給水口276へ尿素水を供給する。尿素水タンク127に尿素水を規定の満水状態まで供給した後、給水キャップを給水口276に取り付け、給水工程を完了する。なお、作業者は、後輪123とバッテリボックス700との間の作業領域を活用して給水作業を行う。
−給油工程−
作業者は、給油キャップを給油口603から取り外し、燃料供給設備から燃料タンク601の給油口603へ燃料を供給する。燃料タンク601に燃料を規定の満タン状態まで供給した後、給油キャップを給油口603に取り付け、給油工程を完了する。なお、作業者は、後輪123とバッテリボックス700との間の作業領域、または、ホイールローダの後方もしくは左側方の開かれた作業領域を活用して給油作業を行う。
−カバー閉工程−
作業者は、左建屋カバー130Lを下方に閉じる。これにより、給水口276と給油口603とが外部から遮断され、直接、風雨に晒されることが防止される。カバー閉工程の完了により、一連の補充工程が完了する。
なお、上述では、給水工程を先に行い、給水工程が完了した後、給油工程を行う例について説明したが、給油工程を先に行い、給油工程が完了した後、給水工程を行ってもよい。また、給水工程と給油工程とは同時並行で行ってもよい。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)尿素水タンク127の給水口276と、燃料タンク601の給油口603とは、それぞれ車体の一方側(左方側)に設けられ、尿素水タンク127が収容される収容室の外郭(建屋122)を構成する単一のカバー(左建屋カバー130L)が閉じられた状態で、給水口276と給油口603とが単一の左建屋カバー130Lにより覆われる位置に配置されている。左建屋カバー130Lが開かれた状態では、給水口276および給油口603の双方が露出する。
給水口276と給油口603を露出させるためのカバーは、単一の左建屋カバー130Lのみである。このため、作業者は、左建屋カバー130Lを開けば、給水口276への給水作業および給油口603への給油作業を行うことのできる状態となる。
これに対して、尿素水タンク127が専用の収納箱に収容されている場合、給水口276への給水作業を行うためには収納箱の蓋を開く必要があり、給油口603への給油作業を行うためには左建屋カバー130Lを開く必要がある。つまり、それぞれ異なる開閉部材の開閉作業が発生し、作業に手間がかかる。
本実施の形態では、上述したように、給水口276と給油口603の開閉部材として兼用される単一の左建屋カバー130Lを開くことで、給水口276および給油口603の双方を露出できる。このため、本実施の形態によれば、給水作業と給油作業を同時に行う場合、または連続して行う場合の作業効率を向上できる。
(2)ホイールローダは、エンジン301の冷媒を冷却する熱交換器(ラジエータ)を有する熱交換器ユニット501と、熱交換器ユニット501への冷却風を発生する冷却ファン503を有する冷却ファンユニット502と、を備えている。建屋122の内部空間である収容室は、エンジン301が収容されるエンジン室122Eと、尿素水タンク127、熱交換器ユニット501および冷却ファンユニット502が収容される冷却器室122Cと、エンジン室122Eと冷却器室122Cとを仕切る隔壁160と、を有している。
給水口276と給油口603とは、冷却器室122Cに配置され、左建屋カバー130Lは、エンジン室122Eの側部および冷却器室122Cの側部を覆う。左建屋カバー130Lには冷却風の吸気開口部131が設けられ、冷却器室122Cの後方を覆うグリル200には、冷却風の排気開口部210が設けられている。
冷却ファン503が回転すると、建屋カバー130の吸気開口部131から冷却器室122C内に新鮮な外気が吸い込まれる。冷却器室122C内に導入された外気(空気)は、冷却風として熱交換器ユニット501に送風される。熱交換器ユニット501を通過した冷却風は、グリル200に向かって送風され、グリル200の排気開口部210から排気される。本実施の形態では、尿素水タンク127を冷却器室122Cに設けたので、尿素水タンク専用の冷却装置を設けることなく、尿素水タンク127を新鮮な外気(冷却風)と熱交換させることにより効率よく冷却できる。この結果、尿素水の温度上昇を抑制し、尿素水の品質の劣化を抑制できる。なお、隔壁160によって、冷却器室122Cとエンジン室122Eとが仕切られているため、尿素水タンク127がエンジン301の熱の影響を大きく受けることが防止されている。
(3)給水口276は、冷却器室122Cにおける前側端部に配置され、給油口603は、冷却器室122Cにおける後側端部に配置されている。熱交換器ユニット501および冷却ファンユニット502は、給水口276と給油口603との間に配置されている。給水口276と、給油口603とを近接して配置せず、ある程度の距離をおくことで、作業者が、給水口276と給油口603の両者を混同して燃料と尿素水を入れ間違えることを防止できる。
(4)尿素水タンク127は、建屋122の開口部122aの下端部よりも低い位置に設けられたマウントブラケット231の平板部232に載置されている。これにより、給水口276の位置を低くして、給水作業性の向上を図ることができる。
(5)給水口276および給油口603は、互いに同じ方向であって、ホイールローダの左右方向のうちのいずれか一方(本実施形態では左方向)に向いており、給水口276と給油口603とは、同程度の高さに位置している。これにより、作業者は、給水作業と給油作業とで姿勢を変えたりすることなく(たとえば、給水作業ではステップなどの踏み台を利用するのに対し、給油作業では体を屈めて給油するなど姿勢を変えたりすることなく)、同様の姿勢で作業を行うことができるため、作業性がよい。
(6)排気ガス浄化装置400はエンジン室122Eに配置されている。尿素水タンク127内の尿素水を排気ガス浄化装置400に送給する尿素水ポンプ128は、冷却器室122C内において、隔壁160に固定されている。たとえば、ホイールローダを組み立てる際、予め尿素水ポンプ128を隔壁160に固定してから隔壁160をサポート枠161に取り付けることで、隔壁160をサポート枠161に取り付けてから尿素水ポンプ128を配置する場合に比べて、組立性を向上できる。
(7)尿素水ポンプ128を尿素水タンク127の上方に配置し、エンジン室122E内のエンジン301の上方に排気ガス浄化装置400を配置することで、尿素水タンク127から尿素水ポンプ128を介して排気ガス浄化装置400を構成する尿素水噴射装置に接続される尿素水供給配管の長さを短くできる。これにより、他の機器の配置スペースの拡大や配置レイアウトの自由度を向上できる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、給水口276と給油口603の車両外部に対する露出/遮断を行う単一のカバーが左側の建屋カバー130である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、給水口276と給油口603を上述した実施形態とは、左右逆の位置、すなわち右側の建屋カバー130に近接する位置に配置してもよい。また、図示しないが、給水口276と給油口603を車両後端部近傍の位置、すなわちグリル200に近接する位置に配置してもよい。
(変形例2)
上述した実施の形態では、給水口276と給油口603とが互いに同じ方向、すなわち車両左方向であって、より具体的には車両左斜め上方に向いている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。給水口276が車両側方に向き、給油口603が車両後方に向いていてもよい。この場合、給油作業は、車両後方から行うことが好ましい。
(変形例3)
上述した実施の形態では、給水口276と給油口603とが同程度の高さに位置している例について説明したが、本発明はこれに限定されない。給油口603を給水口276よりも高い位置、あるいは、低い位置に設けてもよい。
(変形例4)
尿素水タンク127が載置されるマウントブラケット231の平板部232は、建屋122の開口部122aの下端部と同じ高さや、下端部よりも高い位置に設けてもよい。
(変形例5)
上述した実施の形態では、給水口276と給油口603が冷却器室122Cに配置される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、尿素水タンク127を収容する収納ボックスに給水口276と給油口603とを配置させてもよい。この場合、収容室の外郭を構成する収納ボックスの単一の蓋部材を開閉することで、給水口276と給油口603の露出/遮断を行うことができる。
(変形例6)
上述した実施の形態では、還元剤として尿素水溶液を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。アンモニア水溶液など種々の還元剤を利用した排気ガス浄化装置400を備える作業機械に本発明を適用することができる。
(変形例7)
上述した実施の形態では、冷却ファン503によって発生する冷却風が、車両の側方から冷却器室122C内に導入され、車両の後方へ排出される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。冷却ファン503の回転方向を逆にして、車両の後方から冷却器室122C内に冷却風を導入し、車両の側方へ排出するようにしてもよい。また、通常時は冷却ファン503を正回転させ、塵芥除去を目的として、一時的に冷却ファン503を逆回転させる構成としてもよい。
(変形例8)
上述した実施の形態では、ホイールローダに本発明を適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、油圧ショベルやクレーンなど、種々の作業機械に適用することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
122 建屋(収容室)、122C 冷却器室、122E エンジン室、127 尿素水タンク(還元剤タンク)、128 尿素水ポンプ(還元剤ポンプ)、130 建屋カバー(カバー)、131 吸気開口部(吸気口)、160 隔壁、200 グリル、210 排気開口部(排気口)、231 マウントブラケット(支持部材)、276 給水口、301 エンジン、400 排気ガス浄化装置、501 熱交換器ユニット、502 冷却ファンユニット、503 冷却ファン、601 燃料タンク、603 給油口

Claims (6)

  1. 車体と、
    前記車体上に載置されたエンジンと、
    前記車体上に載置され前記エンジンから排出される排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置と、
    前記車体上に載置され前記排気ガス浄化装置に供給される還元剤が蓄えられ前記還元剤の給水口を有した還元剤タンクと、
    前記車体上に載置され燃料が蓄えられ前記燃料の給油口を有した燃料タンクと、
    前記還元剤タンクが収容される収容室の外郭を構成し開閉可能に設けられた単一のカバーとを備える作業機械において、
    前記給水口と、前記給油口とはそれぞれ前記車体の一方側に設けられ、前記単一のカバーが閉じられた状態で、前記給水口と前記給油口とが前記単一のカバーにより覆われる位置に配置したことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記給水口および前記給油口の双方が、前記作業機械の中心軸に対して左右いずれか一方の側に配置されていることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記エンジンの冷媒を冷却する熱交換器と、
    前記熱交換器の冷却風を発生する冷却ファンと、を備え、
    前記収容室は、前記エンジンが収容されるエンジン室と、前記還元剤タンク、前記熱交換器および前記冷却ファンが収容される冷却器室と、前記エンジン室と前記冷却器室とを仕切る隔壁と、を有し、
    前記給水口と前記給油口とは、前記冷却器室に配置され、
    前記単一のカバーは、前記エンジン室の側部および前記冷却器室の側部を覆う建屋カバーであり、
    前記建屋カバーには前記冷却風の吸気口および排気口のうちの一方が設けられ、前記冷却器室の後方を覆うグリルには前記冷却風の吸気口および排気口のうちの他方が設けられていることを特徴とする作業機械。
  4. 請求項3に記載の作業機械において、
    前記給水口は、前記冷却器室における前側端部に配置され、
    前記給油口は、前記冷却器室における後側端部に配置され、
    前記熱交換器および前記冷却ファンが前記給水口と前記給油口との間に配置されていることを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記還元剤タンクは、前記収容室の開口部の下端部よりも低い位置に設けられた支持部材に載置され、
    前記給水口と前記給油口とは、同程度の高さに位置していることを特徴とする作業機械。
  6. 請求項3に記載の作業機械において、
    前記還元剤タンク内の還元剤を前記排気ガス浄化装置に送給する還元剤ポンプを備え、
    前記排気ガス浄化装置は、前記エンジン室に配置され、
    前記還元剤ポンプは、前記冷却器室内において、前記隔壁に固定されていることを特徴とする作業機械。
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