JP2017177936A - 車体パネルの接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体パネルの接合部の溶接箇所の数が限定されていても、車体パネルの接合部の耐久性の向上を図る。【解決手段】第1、第2パネル14、16にそれぞれビード部20、24を設けたので、第1、第2パネル14、16の面剛性を向上でき、悪路走行時における第1、第2パネル14、16の接合部2のたわみを抑制する上で有利となる。ビード部20のビード部形成用頂壁2004に台座部22を設け、この台座部22の台座部形成用頂壁2204の箇所でスポット溶接するようにしたので、台座部形成用側壁2202と台座部形成用頂壁2204との境である稜線の効果により台座部22の周辺の剛性を局所的に向上でき、悪路走行時に第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wが受ける応力を緩和する上で有利となる。【選択図】図8

Description

本発明は車体パネルの接合構造に関する。
特許文献1には、車体パネルの接合部の剛性を確保する車体パネルの接合構造が開示されている。
特許文献1では、フロントフロアパネルとリヤフロアパネルのそれぞれに車幅方向に一定の間隔をおいて車体前後方向に延在するビードを形成する。ビードは、ビードの延在方向と直交する方向において長尺のビードと短尺のビードとを交互に並べることで構成されている。
そして、フロントフロアパネルの長尺のビードとリヤフロアパネルの短尺のビードとが突き合わされ、また、フロントフロアパネルの短尺のビードとリヤフロアパネルの長尺のビードとが突き合わされ、それら長さの異なるビードが直線的に連続するようにフロントパネルの後端部とリヤフロアパネルの前端部を重ね合わせ、ビードの延在方向と直交する方向においてフロントパネルの後端部とリヤフロアパネルの前端部とをスポット溶接する。
特開平10−24866号公報
ところで、車体パネルの部位によっては、車体パネルの接合部が他の車体パネルによって覆われる場合がある。この場合は、他の車体パネルに溶接用の作業孔を形成し、溶接用の作業孔を介して車体パネルの接合部に溶接作業を行なう必要がある。
このような場合、上述のようなビードの延在方向と直交する方向においてフロントパネルの後端部とリヤフロアパネルの前端部とをスポット溶接する接合部構造では、溶接箇所の数を充分に確保できない。
溶接箇所の数を充分に確保できない場合は、車体パネルの接合部の剛性が低下し、また、1つの溶接箇所に加わる応力が増加することから車体パネルの接合部の耐久性を確保する上で不利がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、車体パネルの接合部の溶接箇所の数が限定されていても、車体パネルの接合部の耐久性の向上を図る上で有利な車体パネルの接合構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、2枚のパネルが重ねられスポット溶接により接合される車体パネルの接合構造であって、前記2枚のパネルのうちの一方のパネルで前記重ねられる箇所に、そのパネルの厚さ方向に突出しつつ延在するビード部が設けられ、前記ビード部は、前記パネルから起立するビード部形成用側壁と、前記ビード部形成用側壁の先端に接続されたビード部形成用頂壁とを含んで構成され、前記ビード部形成用頂壁に前記ビード部の突出方向と同じ向きで前記ビード部形成用頂壁の厚さ方向に突出する台座部が設けられ、前記台座部は、前記ビード部形成用頂壁から起立する台座部形成用側壁と、前記台座部形成用側壁の先端に接続された台座部形成用頂壁とを含んで構成され、前記2枚のパネルは、前記台座部形成用頂壁と、他方のパネルとが重ねられる箇所でスポット溶接により接合されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記2枚のパネルのうちの他方のパネルで前記重ねられる箇所に、前記一方のパネルの前記ビード部の突出方向と同じ向きにビード部が設けられ、前記他方のパネルのビード部は、前記パネルから起立するビード部形成用側壁と、前記ビード部形成用側壁の先端に接続されたビード部形成用頂壁とを含んで構成され、前記2枚のパネルは、前記一方のパネルの前記台座部形成用頂壁と、他方のパネルの前記ビード部形成用頂壁とが重ねられる箇所でスポット溶接により接合されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記2枚のパネルのうちの他方のパネルで前記重ねられる箇所に、前記一方のパネルの前記ビード部の突出方向と同じ向きにビード部が設けられ、前記他方のパネルのビード部は、前記パネルから起立するビード部形成用側壁と、前記ビード部形成用側壁の先端に接続されたビード部形成用頂壁とを含んで構成され、前記他方のパネルの前記ビード部形成用頂壁に前記ビード部の突出方向と同じ向きで前記ビード部形成用頂壁の厚さ方向に突出する台座部が設けられ、前記他方のパネルの前記台座部は、前記ビード部形成用頂壁から起立する台座部形成用側壁と、前記台座部形成用側壁の先端に接続された台座部形成用頂壁とを含んで構成され、前記2枚のパネルは、それらパネルのビード部形成用側壁、ビード部形成用頂壁、台座部形成用側壁、台座部形成用頂壁とが重ねられ、前記2枚のパネルの台座部形成用頂壁が重ねられた箇所でスポット溶接により接合されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記台座部は、円錐台状を呈していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、パネルにビード部を設けることでパネルの面剛性を向上でき、悪路走行時におけるパネルの接合部のたわみを抑制する上で有利となる。
また、ビード部のビード部形成用頂壁に台座部を設け、この台座部の台座部形成用頂壁の箇所でスポット溶接するので、台座部形成用側壁と台座部形成用頂壁との境である稜線の効果により台座部(台座部形成用頂壁)の周辺の剛性を局所的に向上でき、悪路走行時にパネルの接合部の溶接箇所が受ける応力を緩和する上で有利となる。
したがって、パネルの接合部の溶接箇所の数が限定されていても、パネルの接合部の耐久性の向上を図る上で有利となる。
請求項2、3記載の発明によれば、請求項1の効果を高める上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、台座部が円錐台状を呈しているので、どの方向からの荷重の入力に対しても台座部の周辺の剛性を高める上で有利となる。
第1の実施の形態に係る車体パネルの接合構造を示す分解斜視図である。 第1パネルと第2パネルの接合部を示す斜視図である。 第1パネルと第2パネルの接合部を示す後面図である。 第1パネルのビード部および台座部を示す斜視図である。 (A)は図4のAA線断面図、(B)は図4のBB線断面図である。 第2パネルのビード部および台座部を示す斜視図である。 (A)は図6のCC線断面図、(B)は図6のDD線断面図である。 第1パネルと第2パネルの接合部の断面図であり、(A)は図2のXX線断面図、(B)は図2のYY線断面図である。 第2の実施の形態における第1パネルと第2パネルの接合部の断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の図面において、符号FRは車両前方を示し、符号UPは車両上方を示し、符号HLは車幅方向を示す。
まず、車両の後部構造について説明する。
図1、図3に示すように、車両10の後部には、不図示のリヤゲートによって開閉される開口部12が形成されている。
開口部12の下辺に沿って車幅方向に延在する第1パネル(PANEL,RR END INR CTR(パネルリヤエンドインナセンタ))14が設けられ、第1パネル14の両端に第2パネル(PILLAR, GATE INR, EXT LWR(ピラーゲートインナエクステンションロア))16がそれぞれ接合され、それら第2パネル16は、開口部12の両側に位置するリヤピラー13の下部にそれぞれ接合されている。
また、第1パネル14と第2パネル16の接合部2の後方を覆うように、第3パネル18がそれぞれ設けられている。
第3パネル18は、リヤピラー13の下部にそれぞれ接合され、リヤゲート開口部12のコーナー部の補強をするものである。
第3パネル18には、第1パネル14と第2パネル16の接合部2に対してスポット溶接を行なうための作業孔1802がそれぞれ開口されている。したがって、溶接箇所が作業孔1802の内側に限られるため、溶接箇所の数が限定されることになる。
なお、図中、符号Wは接合部2における溶接箇所を示す。
本実施の形態では、第1パネル14と第2パネル16との接合部2に本発明が適用されている。
本発明の車体パネルの接合構造は、ビード部20、24と、台座部22、26とを含んで構成されている。
図1から図5に示すように、ビード部20は、第2パネル16に重ねられる第1パネル14の箇所に、その第1パネル14の厚さ方向に突出しつつ延在形成されている。
図4、図5に示すように、ビード部20は、第1パネル14から起立するビード部形成用側壁2002と、ビード部形成用側壁2002の先端に接続され第1パネル14と平行して延在するビード部形成用頂壁2004とを含んで形成され、細長形状に形成されている。
台座部22は、ビード部形成用頂壁2004にビード部20の突出方向と同じ向きでビード部形成用頂壁2004の厚さ方向に突出しており、本実施の形態では、ビード部20の延在方向に間隔をおいて2つ設けられている。
台座部22は、ビード部形成用頂壁2004から起立する台座部形成用側壁2202と、台座部形成用側壁2202の先端に接続されビード部形成用頂壁2004と平行して延在する台座部形成用頂壁2204とを含んで形成され、円錐台状に形成されている。このとき、台座部形成用側壁2202とビード部形成用側壁2002の間には、必ずビード部形成用頂壁2004が設けられる。このように台座部22を円錐台状に形成すると、全ての方向からの荷重の入力に対して、台座部22の周辺の剛性を高める上で有利となる。
図1、図6,図7に示すように、第1パネル14に重ねられる第2パネル16の箇所に、第1パネル14のビード部20の突出方向と同じ向きにビード部24が設けられている。
第2パネル16のビード部24は、第2パネル16から起立するビード部形成用側壁2402と、ビード部形成用側壁2402の先端に接続され第2パネル16と平行して延在するビード部形成用頂壁2404とを含んで形成され、細長形状に形成されている。
また、ビード部形成用頂壁2404にビード部24の突出方向と同じ向きでビード部形成用頂壁2404の厚さ方向に台座部26が突出しており、台座部26はビード部24の延在方向に沿って延在している。
台座部26は、ビード部形成用頂壁2404から起立する台座部形成用側壁2602と、台座部形成用側壁2602の先端に接続されビード部形成用頂壁2404と平行して延在する台座部形成用頂壁2604とを含んで形成され、ビード部24に沿った細長形状に形成されている。第1パネル14と同様に、台座部形成用側壁2602とビード部形成用側壁2402の間には、必ずビード部形成用頂壁2404が設けられる。
なお、第1の実施の形態では、組立工程上、第1パネル14の端部と第2パネル16の端部とをスライドさせて重ねるため、より詳細には、第2パネル16のビード部24の内側に第1パネル14のビード部20を合わせてスライドさせるため、第2パネル16においてビード部24の長手方向の端部と台座部26の長手方向の端部は、第2パネル16の端部において切断されており、したがって、ビード部24の長手方向の端部と台座部26の長手方向の端部は開放状に形成されている。第1の実施の形態では、第1パネル14のビード部20も第1パネル14の端部において切断されており、したがって、ビード部20の長手方向の端部は開放状に形成されている。
図8に示すように、第1、第2パネル14、16は、作業孔1802内において、第1パネル14の台座部形成用頂壁2204と、第2パネル16の台座部形成用頂壁2604とが重ねられる。
本実施の形態では、図8(A)に示すように、第1パネル14の端部のビード部形成用頂壁2004が第2パネル16のビード部形成用頂壁2404に重ねられ、また、図8(B)に示すように、第1パネル14のビード部20の延在方向と直交する方向において第1パネル14のビード部形成用側壁2002と第2パネル16のビード部形成用側壁2402とが重ねられる。
そして、重ねられた台座部形成用頂壁2204、2604がスポット溶接により接合されている。
また、重ねられた台座部形成用頂壁2204、2604の下方においても、図3に示すように、平坦な第1、第2パネル14、16の部分が重ねられスポット溶接により接合されている。
したがって、接合部2は、重ねられた台座部形成用頂壁2204、2604がスポット溶接により接合された箇所を含んで構成されている。
次に作用効果について説明する。
車両10の悪路走行時には、車体全体が荷重を受けることで僅かに変形しようとし、第1、第2パネル14、16の接合部2は、荷重によって変形して僅かにたわもうとする。
本実施の形態によれば、第1、第2パネル14、16にそれぞれビード部20、24を設けたので、第1、第2パネル14、16の面剛性を向上でき、悪路走行時における第1、第2パネル14、16の接合部2のたわみを抑制する上で有利となる。
また、ビード部20のビード部形成用頂壁2004に台座部22を設け、この台座部22の台座部形成用頂壁2204の箇所でスポット溶接するようにしたので、台座部形成用側壁2202と台座部形成用頂壁2204との境である稜線の効果により台座部22(台座部形成用頂壁2204)の周辺の剛性を局所的に向上でき、悪路走行時に第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wが受ける応力を緩和する上で有利となる。
したがって、図3に示すように、第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wの数が限定されていても、第1、第2パネル14、16の接合部2の耐久性の向上を図る上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図9を参照して説明する。図9は第1の実施の形態の図8に対応する断面図である。
第1の実施の形態では、組立工程上、第1パネル14と第2パネル16とをスライドさせ第1パネル14のビード部20と第2パネル16のビード部24とを重ねるようにしたが、第2の実施の形態では、組立工程を、第1パネル14と第2パネル16とをそれらパネルの厚さ方向から重ねるようにした。
そのため、第1パネル14のビード部20と第2パネル16のビード部24とは共に開放された部分を有していない。
すなわち、第2パネル16に重ねられる第1パネル14の箇所に、ビード部20が細長形状に延在形成され、台座部22がビード部形成用頂壁2004にビード部20の延在方向に間隔をおいて2つ円錐台状に設けられている。
また、第1パネル14に重ねられる第2パネル16の箇所に、ビード部24が細長形状に延在形成され、台座部26がビード部形成用頂壁2404にビード部24の延在方向に間隔をおいて2つ円錐台状に設けられている。このように台座部22、24を円錐台状に形成すると、全ての方向からの荷重の入力に対して、台座部24、26の周辺の剛性を高める上で有利となる。
第1パネル14のビード部20は、第2パネル16のビード部24の内側に係合可能に設けられ、第1パネル14の2つの台座部22は、第2パネル16の各台座部26の内側に係合可能に設けられている。
そして、第1パネル14のビード部20は、第2パネル16のビード部24の内側に係合され、第1パネル14の2つの台座部22は、第2パネル16の各台座部26の内側に係合され、第1パネル14の台座部22の台座部形成用頂壁2204と第2パネル16の台座部26の台座部形成用頂壁2604とが重ねられスポット溶接により接合されている。
第2の実施の形態によれば、第1パネル14のビード部形成用側壁2002とビード部形成用頂壁2004とが、第2パネル16のビード部形成用側壁2402とビード部形成用頂壁2404とに重ねられ、第1パネル14の台座部形成用側壁2202と台座部形成用頂壁2204とが、第2パネル16の台座部形成用側壁2602と台座部形成用頂壁2604とに重ねられるため、第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wの数が限定されていても、悪路走行時における第1、第2パネル14、16の接合部2のたわみを抑制でき、また、第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wが受ける応力を緩和できるため、第1、第2パネル14、16の接合部2の耐久性の向上を図る上で有利となる。
なお、実施の形態では、第1パネル14と第2パネル16の双方にビード部20、24および台座部22、26を形成した場合について説明したが、第1パネル14と第2パネル16の一方にビード部20および台座部22を形成すれば、第1パネル14と第2パネル16の他方が平坦なパネルであっても、悪路走行時における第1、第2パネル14、16の接合部2のたわみを抑制でき、また、第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wが受ける応力を緩和でき、第1、第2パネル14、16の接合部2の耐久性の向上を図る上で有利となる。
また、第1パネル14と第2パネル16の一方にビード部20および台座部22を形成し、第1パネル14と第2パネル16の他方にビード部24を形成し、台座部22の台座部形成用頂壁2204とビード部24のビード部形成用頂壁2404とを重ね合わせてスポット溶接しても、悪路走行時における第1、第2パネル14、16の接合部2のたわみを抑制でき、また、第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wが受ける応力を緩和でき、第1、第2パネル14、16の接合部2の耐久性の向上を図る上で有利となる。
しかしながら、第1パネル14と第2パネル16の双方にビード部20、24および台座部22、26を形成すると、悪路走行時における第1、第2パネル14、16の接合部2のたわみを抑制し、また、第1、第2パネル14、16の接合部2の溶接箇所Wが受ける応力を緩和する上でより有利となり、第1、第2パネル14、16の接合部2の耐久性の向上を図る上でより有利となる。
10 車両
12 開口部
14 第1パネル
16 第2パネル
20 ビード部
2002 ビード部形成用側壁
2004 ビード部形成用頂壁
22 台座部
2202 台座部形成用側壁
2204 台座部形成用頂壁
24 ビード部
2402 ビード部形成用側壁
2404 ビード部形成用頂壁
26 台座部
2602 台座部形成用側壁
2604 台座部形成用頂壁

Claims (4)

  1. 2枚のパネルが重ねられスポット溶接により接合される車体パネルの接合構造であって、
    前記2枚のパネルのうちの一方のパネルで前記重ねられる箇所に、そのパネルの厚さ方向に突出しつつ延在するビード部が設けられ、
    前記ビード部は、前記パネルから起立するビード部形成用側壁と、前記ビード部形成用側壁の先端に接続されたビード部形成用頂壁とを含んで構成され、
    前記ビード部形成用頂壁に前記ビード部の突出方向と同じ向きで前記ビード部形成用頂壁の厚さ方向に突出する台座部が設けられ、
    前記台座部は、前記ビード部形成用頂壁から起立する台座部形成用側壁と、前記台座部形成用側壁の先端に接続された台座部形成用頂壁とを含んで構成され、
    前記2枚のパネルは、前記台座部形成用頂壁と、他方のパネルとが重ねられる箇所でスポット溶接により接合されている、
    ことを特徴とする車体パネルの接合構造。
  2. 前記2枚のパネルのうちの他方のパネルで前記重ねられる箇所に、前記一方のパネルの前記ビード部の突出方向と同じ向きにビード部が設けられ、
    前記他方のパネルのビード部は、前記パネルから起立するビード部形成用側壁と、前記ビード部形成用側壁の先端に接続されたビード部形成用頂壁とを含んで構成され、
    前記2枚のパネルは、前記一方のパネルの前記台座部形成用頂壁と、他方のパネルの前記ビード部形成用頂壁とが重ねられる箇所でスポット溶接により接合されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車体パネルの接合構造。
  3. 前記2枚のパネルのうちの他方のパネルで前記重ねられる箇所に、前記一方のパネルの前記ビード部の突出方向と同じ向きにビード部が設けられ、
    前記他方のパネルのビード部は、前記パネルから起立するビード部形成用側壁と、前記ビード部形成用側壁の先端に接続されたビード部形成用頂壁とを含んで構成され、
    前記他方のパネルの前記ビード部形成用頂壁に前記ビード部の突出方向と同じ向きで前記ビード部形成用頂壁の厚さ方向に突出する台座部が設けられ、
    前記他方のパネルの前記台座部は、前記ビード部形成用頂壁から起立する台座部形成用側壁と、前記台座部形成用側壁の先端に接続された台座部形成用頂壁とを含んで構成され、
    前記2枚のパネルは、それらパネルのビード部形成用側壁、ビード部形成用頂壁、台座部形成用側壁、台座部形成用頂壁とが重ねられ、前記2枚のパネルの台座部形成用頂壁が重ねられた箇所でスポット溶接により接合されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車体パネルの接合構造。
  4. 前記台座部は、円錐台状を呈している、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の車体パネルの接合構造。
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