JP2017173032A - 骨部材用nc加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】骨部材の載置と固定(把持)および再把持のときに生ずる位置ずれをなくすとともに、骨部材を損壊することなく確実に固定して、高精度に骨部材を整形加工する骨部材用NC加工装置を提供する。【解決手段】本発明の骨部材用NC加工装置は、骨部材を把持する把持手段と、該骨部材の三次元形状寸法を測定する三次元形状寸法測定手段と、を備えたことを特徴としている。本発明の骨部材用NC加工装置は、三次元形状寸法測定手段を備えているので、骨部材の移動載置が不要になり、三次元形状寸法を測定するとき位置と三次元NC加工するときの位置はずれない。【選択図】図1

Description

本発明は、骨部材の三次元形状寸法を高精度に測定するとともに、その骨部材を高精度に整形加工する骨部材用NC加工装置に関する。
骨折した骨を接合するために、従来からチタンなどの生体適合金属製の骨接合ねじなどが用いられてきた。骨接合ねじは、生体内での腐食の恐れや感染巣を提供する危険があるので、それを体外に取り出す再手術が必要であった。再手術は患者に麻酔の危険性や精神的、身体的負担を強いることになるので、生体内で周囲の骨と一体化して最終的には正常な骨に置換される材料、例えば、自家、あるいは、他家の骨を切り出し、この骨を整形加工した骨部材を骨折部に移植する技術が考案されている(例えば、特許文献1)。これにより再手術する必要がなくなり、患者の負担を大幅に軽減することができる。
手作業による骨部材の整形加工は、加工精度が低いという問題があった。特に、関節部分の骨移植の場合、手作業で整形加工したものは、加工精度が低いために、関節面に不具合を生じるという問題があった。これらの問題を解決するために、骨部材を精密に加工する骨部材加工システムが提案されている(特許文献2)。しかし、形状測定装置などを用いて、予め、整形加工する骨部材の形状を測定した後に、その骨部材を骨部材加工システムに移動載置して整形加工するので、正確に載置することが困難であった。また、骨部材加工システムにおける骨部材把持方法は、骨部材を下部から支持する支持具が可動ピストンであり、上部から固定具で固定するものであるために、骨部材の5面全体を1回の把持で加工することが不可能で、骨部材を再把持する必要があった。このため、再現性良く正確に再把持することが困難であった。すなわち、形状測定装置で正確に形状が測定できても、骨部材加工システムでNCプログラムどおりに正確に加工できても、骨部材の載置と固定(把持)および再把持のときに、位置ずれを起こして、整形加工した骨部材の形状は、目標とする形状にならないという問題があった。さらに、骨部材は比較的強度が弱く、複雑な形状をしている面を固定金具を用いて抑えつける従来方法によると、骨部材を損壊するおそれもあった。
特許第4737595号 特開2015−134064号公報
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、骨部材の載置と固定(把持)および再把持のときに生ずる位置ずれをなくすとともに、骨部材を損壊することなく確実に固定して、高精度に骨部材を整形加工する骨部材用NC加工装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1の骨部材用NC加工装置は、骨部材を把持する把持手段と、該骨部材の三次元形状寸法を測定する三次元形状寸法測定手段と、を備えたことを特徴としている。本発明の骨部材用NC加工装置は、三次元形状寸法測定手段を備えているので、骨部材の移動載置が不要になり、位置ずれは生じない。
また、請求項2の前記把持手段は、複数本の真空吸着支持棒であることを特徴としている。本発明の骨部材用NC加工装置によれば、複雑で曲面の形状である骨部材を複数本の棒により複数点で支持するため、前記骨部材を確実に把持することができる。また、骨部材を再把持しなくても、骨部材の5面全体を整形加工することができる。
また、請求項3の前記真空吸着支持棒は該先端部が、前記骨部材に密着するように、角度自在にして、柔軟性のある生体適合部材により覆われていることを特徴としている。本発明の真空吸着支持棒によれば、該先端部が骨部材に密着して支持するので、骨部材を確実に把持することができる。
また、請求項4の前記真空吸着支持棒は、該先端部に柔軟性のある生体適合部材により形成されている吸盤を備えることを特徴としている。本発明の真空吸着支持棒によれば、該先端部に備えられた吸盤が、骨部材に、より強く密着するので、骨部材をより確実に把持することができる。
また、請求項5の三次元形状寸法測定手段は、前記骨部材に接触したことを検知する接触探針を備えることを特徴としている。本発明の骨部材NC加工装置よれば、刃具の代わりに接触探針を把持して、骨部材表面上を走査することによって、その骨部材の三次元形状寸法を容易に測定することができる。すなわち、別途、三次元形状寸法測定装置を備えなくても、接触探針と骨部材用NC加工装置とで、三次元形状寸法測定装置の機能を持たせることができる。
また、請求項6の前記接触探針は、前記骨部材に接する接触部分が生体適合性部材により形成されていることを特徴としている。本発明の骨部材NC加工装置よれば、骨部材の三次元形状寸法を測定するときに、生体に適合しない切屑などが骨部材に付着することを防止することができる。
また、請求項7の前記三次元形状寸法測定手段は、前記骨部材との隙間を測定する空気マイクロメータを備えたことを特徴としている。本発明の骨部材NC加工装置よれば、刃具の代わりに空気マイクロメータのノズル部を把持して、骨部材表面上を走査することによって、その骨部材の三次元形状寸法を容易に測定することができる。すなわち、別途、三次元形状寸法測定装置を備えなくても、接触探針と骨部材用NC加工装置とで、三次元形状寸法測定装置の機能を持たせることができる。さらに、空気マイクロメータは非接触で隙間が測定できるので、骨部材を損傷するおそれがなくなる。
また、請求項8の前記三次元形状寸法測定手段は、前記骨部材との距離を測定する光学式距離測定器を備えることを特徴としている。本発明の骨部材NC加工装置よれば、刃具の代わりに光学式距離測定器の光学測定部を把持して、骨部材表面上を走査することによって、その骨部材の三次元形状寸法を容易に測定することができる。すなわち、別途、三次元形状寸法測定装置を備えなくても、光学式距離測定器と骨部材用NC加工装置とで、三次元形状寸法測定装置の機能を持たせることができる。さらに、光学式距離測定器は非接触で距離が測定できるので、骨部材を損傷するおそれがなくなる。
また、請求項9の前記三次元形状寸法測定手段は、前記骨部材上に光学模様を投影する光学模様投影手段と、前記骨部材上に投影された光学模様を撮像する電子カメラと、該電子カメラから出力される画像信号から前記骨部材の三次元形状寸法を計算する画像処理装置と、を備えたことを特徴としている。接触探針や空気マイクロメータ、および光学式距離測定器の場合、骨部材用NC加工装置は、二次元あるいは三次元の走査をする必要があり、骨部材の三次元形状寸法の測定には長時間を要する。本発明の骨部材NC加工装置よれば、光学模様投影手段は多次元の走査を必要としないので、骨部材の三次元形状寸法の測定時間を短縮することができる。
また、請求項10の前記光学模様投影手段は、該光源がレーザーであり、かつ、前記光学模様が直線であることを特徴としている。本発明の骨部材NC加工装置よれば、光学模様が直線であれば一次元の走査のみによって、凸形状などの骨部材の三次元形状を精度の良くかつ短時間で測定することができる。
また、請求項11の前記三次元形状寸法測定手段は、前記骨部材を少なくとも2つの方向から撮影する電子カメラと、該電子カメラから出力される画像信号から前記骨部材の三次元形状寸法を計算する画像処理装置と、を備えたことを特徴としている。本発明の骨部材NC加工装置よれば、骨部材の三次元形状寸法を短時間で測定することができる。
本発明に係る骨部材加工装置の本体部10の斜視図 本発明に係る骨部材加工装置の骨部材支持部20の概略図であり、(a)は骨部材支持部20の概略上面図、(b)は(a)のA‐A´で切断した骨部材支持部20の概略縦断面図 本発明に係る接触探針110の一例を示す概略図 本発明に係る空気マイクロメータ120の一例を示す概略構造図 本発明に係る光学式距離測定器130の一例を示す概略図 本発明に係る光学模様投影手段140の直線状の光学模様と、電子カメラ141の概略配置図 本発明に係る2つの電子カメラ151、152の概略配置図
本発明の骨部材用NC加工装置の実施形態を以下に図面に基づいて説明するが、本発明はこの実施形態に限定されない。骨部材用NC加工装置は、本体部10と、図示しない真空ポンプおよび制御部90を備える。
図1は、本発明に係る本体部10の斜視図である。本体部10は、骨部材支持部20と、回転テーブル30と、旋回テーブル40と、X軸直動ステージ50と、Y軸直動ステージ60と、Z軸直動ステージ70と、スピンドル80と、を備える。骨部材支持部20は回転テーブル30上に、該回転テーブル30は旋回テーブル40上に、該旋回テーブル40はX軸直動ステージ50上に、該X軸直動ステージ50はY軸直動ステージ60上に、該Y軸直動ステージ60はベース11上に、それぞれ、取り付けられている。一方、スピンドル80は先端部80aと、胴体部80bと、胴体部80bを収めるハウジング83と、図示しない駆動部とで構成される。スピンドル80はZ軸直動ステージ70上に、該Z軸直動ステージ70はカラム18に、該カラム18はベース11上に、それぞれ、取り付けられている。骨部材支持部20に把持される骨部材25とスピンドル80の先端部80aに固定される刃具84との相対的配置は、刃具84が骨部材25の5面を加工できるものとなっている。
本体部10における、骨部材支持部20と、回転テーブル30と、旋回テーブル40と、X軸直動ステージ50と、Y軸直動ステージ60と、Z軸直動ステージ70と、スピンドル80と、の取付方法は、上に説明した取付方法だけでなく、他の取付方法であっても良い。例えば、骨部材支持部20は回転テーブル30上に、該回転テーブル30は旋回テーブル40上に、該旋回テーブル40はX軸直動ステージ50上に、該X軸直動ステージ50はベース11上に、それぞれ取り付け、スピンドル80はZ軸直動ステージ70上に、該Z軸直動ステージ70はカラム18に、該カラム18はY軸直動ステージ60上に、該Y軸直動ステージ60はベース11上に、それぞれ、取り付けたものであっても良い。
また、本体部10は、回転テーブル30と旋回テーブル40とは備えず、骨部材支持部20と、X軸直動ステージ50と、Y軸直動ステージ60と、Z軸直動ステージ70と、スピンドル80と、を備えたものであっても良い。さらに、本体部10は、回転テーブル30および旋回テーブル40のいずれか一方のテーブルと、骨部材支持部20と、X軸直動ステージ50と、Y軸直動ステージ60と、Z軸直動ステージ70と、スピンドル80と、を備えたものであっても良い。
図2は、骨部材支持部20の概略図であり、(a)は骨部材支持部20の概略上面図、(b)は(a)のA‐A´で切断した骨部材支持部20の概略縦断面図である。骨部材支持部20は、基板21と、3本の真空吸着支持棒22a,22b,22cと、真空継手28と、を備える。基板21には、真空継手28と3本の真空吸着支持棒22a,22b,22cとが取り付けられ、真空継手28と真空吸着支持棒22a,22b,2cとの間には、真空継手28から三分枝する空気通路が設けられている。真空継手28は、屈曲自在な配管29を介して図示しない真空ポンプに接続される。
真空吸着支持棒22a,22b,22cのそれぞれの先端部には、柔軟性のある部材により形成された吸口24a,24b,24cが、ボールジョイント23a,23b,23cを介して取り付けられている。真空吸着支持棒22a,22b,22cの軸芯部、ボールジョイント24a、24b、24cの中心部、および、吸口24a,24b,24cの中心部には、それぞれ空気通路が設けられ、真空継手28の三分枝した空気通路に接続されている。したがって、骨部材25を吸口24a,24b,24c上に置き、真空ポンプを起動すると、骨部材25は、吸口24a,24b,24cによって吸着される。このとき、ボールジョイント23a,23b,23cにより、吸口24a,24b,24cは骨部材25の形状に合わせて自在に角度を変えられるため、骨部材25は真空吸着支持棒22a,22b,22c上に確実に固定される。
本実施例では、真空吸着支持棒の本数は3本であったが、3本以上の複数本の真空吸着支持棒を用いても良い。また、本実施例では、真空吸着支持棒22a,22b,22cのそれぞれの先端部に吸口24a,24b,24cを備えるものであったが、柔軟性のある部材により形成された吸盤を備えたものであっても良い。なお、吸口24a,24b,24cおよび吸盤は生体適合部材により形成することが好ましい。
回転テーブル30と旋回テーブル40は、回転案内ガイド(例えば、ベアリング)、減速器(例えば、ウォームギア)、サーボモータなどで構成され、サーボアンプを介して、制御部90(例えば、NC制御装置)からの制御信号により回転駆動される。また、X軸直動ステージ50と、Y軸直動ステージ60と、Z軸直動ステージ70とは、直線案内ガイド(例えば、LMガイド)、サーボモータなどで構成され、サーボアンプを介して、制御部90(例えば、NC制御装置)からの制御信号により直線駆動される。スピンドル80は、カップリングを介して、スピンドルモータ85に連結されている。スピンドルモータ85は、ドライバを介して、制御部90(例えば、NC制御装置)からの制御信号により回転駆動される。したがって、制御部90は、骨部材支持部20に把持される骨部材25とスピンドル80に固定される刃具84との相対的配置は、刃具84が骨部材25の任意部分を5面加工できるものとなっている。
スピンドル80の先端部80aは、刃具84を把持するツールホルダー81が脱着可能にして固定できる構造になっている。また、スピンドル80の先端部80aは、下記に述べる接触探針110や、空気マイクロメータ120の空気ノズル部121や、光学式距離測定器130の光学測定部131を、それぞれのホルダーを介して脱着可能にして固定できる構造になっている。
次に、本発明に係る骨部材用NC加工装置の動作モードについて、以下に説明する。動作モードには、<形状測定モード>と<整形加工モード>とがある。
<整形加工モード>
この動作モードは、制御部90に予め記憶したプログラムに従って被加工物を加工するものであって、通常のNC加工装置における動作と同じあるので説明は省略する。
<形状測定モード>
この動作モードでは、三次元形状寸法測定手段100に、接触探針110、空気マイクロメータ120、光学式距離測定器130、光学模様投影手段140と電子カメラ141とによる方法、あるいは、2つの方向から撮影する電子カメラ151,152と画像処理装置153とによる方法、のいずれのものを用いるかによって、実施形態が異なる。
[第1の実施形態]
この実施形態では、接触探針110を三次元形状寸法測定手段100に用いる。接触探針110は、該探針部が被測定物に接触すると電気的な接触信号を発生するものである。
図3は、接触探針110の一例を示す概略図である。接触探針110は、小さな球111と、円柱形ロッド112と、バネ113と、スタイラス114と、スタイラスホルダ115と、を備える。円柱形ロッド112の先端には小さな球111が、一方、円柱形ロッド112の他端部にはスタイラス114が固定されており、スタイラス114はバネ113により3点支持機構でスタイラスホルダ114の位置を定位置に保持されている。小さな球112が被測定物に接触すると、スタイラス114がスタイラスホルダ115を押す圧力が変化し、スタイラス114とスタイラスホルダ115との電気抵抗も変化する。接触探針110は、この電気抵抗の変化を検知して電気的な接触信号を出力する。
接触探針110の探針部である小さな球111は、耐摩耗性の高い材質(例えば、サファイア)のものが好ましい。さらに、小さな球111の材質は、生体適合材料であることが好ましい。
本実施形態における被測定物の三次元形状寸法測定では、骨部材用NC加工装置の本体部10のスピンドル80の先端部80aに接触探針ホルダーを介して接触探針110を把持させるとともに、被測定物である骨部材25を骨部材支持部20に固定する。制御部90は、予め記憶したプログラムに従って、被測定物に接触探針110の探針部である小さな球111を接触させ、その接触位置を制御部90の記憶部に記憶する。この動作を多数繰り返して他の接触位置を制御部90の記憶部に記憶する。その後、制御部90は、該記憶部に記憶された多数の接触位置から、被測定物の三次元形状寸法を算出する。さらに具体的には、例えば、XY平面上に碁盤目状の格子点を設定し、ある格子点のXY位置に接触探針110の探針部を移動させた後に、接触探針110をZ軸に沿って下降させ接触位置を検出して記憶する動作を、各格子点において繰り返すことによって三次元形状寸法の算出に必要な三次元接触位置が測定できる。
[第2の実施形態]
この実施形態では、空気マイクロメータ120を三次元形状寸法測定手段100に用いる。空気マイクロメータ120は、該空気マイクロメータ120のノズル部121を通過する空気流量を測定し、該空気流量からノズル部121と被測定物との隙間寸法を測定するものである。
図4は、空気マイクロメータ120の一例を示す概略構造図である。空気マイクロメータ120は、空気ノズル部121と、オリフィス122と、第1圧力計124と、第2圧力計126と、空気源127と、流量計算手段128と、隙間寸法計算手段129と、を備える。空気ノズル121と空気源127とは屈曲自在の配管で接続され、該配管の途中にオリフィス122が挿入される。該オリフィス122の空気ノズル121側に設けられた第1空気圧室123には第1圧力計124を、該オリフィス122の空気源側に設けられた第2空気圧室125は第2圧力計126を備え、それぞれオリフィス122の空気ノズル側及びオリフィス122の空気源側の空気圧を測定し、それぞれ第1圧力信号及び第2圧力信号として出力する。流量計算手段128は、第1圧力信号及び第2圧力信号から、空気ノズル121を通過する空気流量を計算し、流量信号として出力する。隙間寸法計算手段は、流量信号及び第2圧力信号から、空気ノズル121と被測定物との隙間寸法を計算し、制御部90に対して寸法信号として出力する。
流量計算手段128や隙間寸法計算手段129の機能は、アナログデジタル変換器、ROM、RAM、MPU、デジタルアナログ変換器などの個別ICで構成したもの、あるいは、これらの個別ICを集積したワンチップマイコンで容易に構成でき、また制御部90に組み込んでもよい。ノズルと平面との隙間から流れる空気流量を測定すれば、ノズルと平面との隙間寸法が計算できることは、日本工業規格(流量式空気マイクロメータJISB7535)に記載されているので、ここでの説明は省略する。
本実施形態における被測定物の三次元形状寸法測定では、まずスピンドル80の先端部80aに、図示しない空気ノズルホルダを介して空気ノズル部121を接続し、被測定物である骨部材25を骨部材支持部20に固定する。次に、外部入力または制御部90によって空気源127を起動させると共に、制御部90は予め記憶したプログラムに従って、所定の位置へ空気ノズルを移動させ、該位置で空気ノズル部121を骨部材25へと近づけていく。流量計算手段128は、空気ノズル部121と被測定物との間の空気流量を計算し、隙間寸法計算手段129へ流量信号を出力する。該流量信号から、隙間寸法計算手段129は隙間寸法を計算して、制御部90の記憶部へと記憶させる。かかる一連動作を多数繰り返し、多数の隙間寸法を制御部90に記憶する。最後に、制御部90は、該記憶部に記憶された多数の隙間寸法から、被測定物の三次元形状寸法を算出する。
[第3の実施形態]
この実施形態では、光学式距離測定器130を三次元形状寸法測定手段100に用いる。光学式距離測定器130は、光学式距離測定器130が光を照射した位置と被測定物からの反射光を受光した位置とのずれから、光学式距離測定器130と被測定物との距離を計算するものである。
図5は、光学式距離測定器130の一例を示す概略図である。光学式距離測定器130は、光学測定部131と、距離計算手段134と、を備え、光学測定部131は、光源132と、受光部133と、を備える。
受光部133は、反射光を受光した位置に応じた受光位置信号を出力できるように構成され、例えば複数のフォトダイオードで構成することができる。距離計算手段134は、受光部133から出力される受光位置信号を受け取って被測定物と光学測定部131との距離を計算し、制御部90に対して距離信号として出力する。距離計算手段134の機能は、アナログデジタル変換器、ROM、RAM、MPU、デジタルアナログ変換器などの個別ICで構成したもの、あるいは、これらの個別ICを集積したワンチップマイコンで容易に構成でき、また制御部90に組み込んでもよい。
本実施形態における被測定物の三次元形状寸法測定では、スピンドル80の先端部80aに光学式距離測定器ホルダーを介して光学測定部131を把持させるとともに、被測定物である骨部材25を骨部材支持部20に固定する。次に、光学測定部131の光源132から光を照射すると共に、制御部90は光学測定部131を走査させる。走査の際、制御部90は、距離計算手段134から受け取る距離信号が一定となるように、すなわち受光部133における反射光受光位置が一定となるように制御し、走査した座標を、制御部90の記憶部へと記憶する。その後、制御部90は、該記憶部に記憶された走査座標から、被測定物の三次元形状寸法を算出する。なお、[実施形態1]や[実施形態2]と同様に、予め記憶したプログラムに従って所定の位置へと移動させ、各位置での被測定物と光源との距離を記憶し、これを多数の位置について行って、記憶された距離から三次元形状寸法を算出してもよい。
[第4の実施形態]
この実施形態では、光学模様投影手段140と、電子カメラ141と、投影面形状寸法計算手段142と、を三次元形状寸法測定手段100に用いる。
図6は、光学模様投影手段140の直線状の光学模様と、電子カメラ141の概略配置図である。光学模様投影手段140と電子カメラ141とは、その位置関係と向きが固定され、スピンドル80のハウジング83に取り付けられる。光学模様投影手段140は、被測定物上に一次元、または二次元の光学模様を投影するものであり、直線状の光学模様を投影するレーザー光源を用いることが好ましい。電子カメラ141は、被測定物に投影された光学模様を撮像し、画像信号を出力する。投影面形状寸法計算手段142は、電子カメラ141から出力される画像信号から骨部材25の光学模様投影面の形状寸法を計算するものであり、この機能は、アナログデジタル変換器、ROM、RAM、MPU、デジタルアナログ変換器などの個別ICで構成したもの、あるいは、これらの個別ICを集積したワンチップマイコンで容易に構成でき、また制御部90に容易に組み込んでもよい。
図6のように、光学模様投影手段140から照射された直線光は、投影部の表面形状に沿って歪み、直線状の光学模様を描く。電子カメラ141は、該直線状の光学模様の歪みを撮像し、画像信号として出力する。投影面形状寸法計算手段142は、受け取った該画像信号から投影部の表面形状を計算し、形状信号として制御部90へと出力し、制御部90の記憶部へと記憶させる。かかる一連の動作を、光学模様投影手段140及び電子カメラ141が取り付けられたハウジング83を一次元に走査させながら逐次行うことで、制御部90の記憶部に記憶されたレーザーの通過した部分の被測定物の表面形状に関する情報から、被測定物の三次元形状寸法を算出する。
[第5の実施形態]
この実施形態では、電子カメラ151、152と、画像処理装置153と、を三次元形状寸法測定手段100として用いる。
図7は、2つの電子カメラ151、152の概略配置図である。電子カメラ151,152は、互いの位置関係が固定され、スピンドル80のハウジング83に配置される。電子カメラは3つ以上備えてもよい。図示しない画像処理装置153は、電子カメラ151,152から出力される画像信号から、ステレオ視の原理に基づいて被測定物の撮像面の形状寸法を計算するものである。画像処理装置153の機能は、市販のデジタル画像処理装置を用いて組み込むこともできるし、制御部90に容易に組み込むことができる。
本実施形態では、電子カメラ151,152が撮像し、出力した画像信号を、画像処理装置153がステレオ視の原理に基づいて処理することで撮像面の形状寸法を計算し、記憶するという一連の動作を複数の撮像面について実行し、複数の撮像面の形状寸法から被測定物の三次元形状寸法を算出する。
10 本体部
20 骨部材支持部
22a,22b,22c 真空吸着支持棒
23a,23b,23c ボールジョイント
24a.24b,24c 吸口
25 骨部材
30 回転テーブル
40 旋回テーブル
50 X軸直動ステージ
60 Y軸直動ステージ
70 Z軸直動ステージ
80 スピンドル
100 三次元形状寸法測定手段
110 接触探針
111 小さな球
112 円柱形ロッド
113 バネ
114 スタイラス
115 スタイラスホルダ
120 空気マイクロメータ
121 空気ノズル部
122 オリフィス
123 第1空気圧室
124 第1圧力計
125 第2空気圧室
126 第2圧力計
130 光学式距離測定器
132 光源
133 受光部
140 光学模様投影手段
141,151,152 電子カメラ
















Claims (11)

  1. 骨部材のNC加工装置であって、
    該骨部材を把持する把持手段と、
    該骨部材の三次元形状寸法を測定する三次元形状寸法測定手段と、
    を備えたことを特徴とする骨部材用NC加工装置
  2. 請求項1において、前記把持手段は、
    複数本の真空吸着支持棒であること
    を特徴とする骨部材用NC加工装置
  3. 請求項2において、前記真空吸着支持棒は、
    該先端部が、前記骨部材に密着するように、角度自在にして、柔軟性のある生体適合部材により覆われている
    ことを特徴とする、骨部材用NC加工装置
  4. 請求項3において、前記真空吸着支持棒は、該先端部に柔軟性のある生体適合部材により形成されている吸盤
    を備えることを特徴とする骨部材用NC加工装置
  5. 請求項1〜4までのいずれかの1項において、前記三次元形状寸法測定手段は、
    前記骨部材に接触したことを検知する接触探針
    を備えることを特徴とする骨部材用NC加工装置
  6. 請求項5において、前記接触探針は、
    前記骨部材に接する接触部分が生体適合性部材により形成されていること
    を特徴とする骨部材用NC加工装置
  7. 前記請求項1〜4までのいずれかの1項において、前記三次元形状寸法測定手段は、
    前記骨部材との隙間を測定する空気マイクロメータ
    を備えたことを特徴とする骨部材用NC加工装置
  8. 前記請求項1〜4までのいずれかの1項において、前記三次元形状寸法測定手段は、
    前記骨部材との距離を測定する光学式距離測定器
    を備えることを特徴とする骨部材用NC加工装置
  9. 前記請求項1〜4までのいずれかの1項において、前記三次元形状寸法測定手段は、
    前記骨部材上に光学模様を投影する光学模様投影手段と、
    前記骨部材上に投影された光学模様を撮像する電子カメラと、
    該電子カメラから出力される画像信号から前記骨部材の三次元形状寸法を計算する
    画像処理装置と、
    を備えたことを特徴とする骨部材用NC加工装置
  10. 請求項9において、前記光学模様投影手段は、該光源がレーザーであり、かつ、前記光学模様が直線であること
    を特徴とする骨部材用NC加工装置
  11. 前記請求項1〜4までのいずれかの1項において、
    前記三次元形状寸法測定手段は、
    前記骨部材を少なくとも2つの方向から撮影する電子カメラと、
    該電子カメラから出力される画像信号から前記骨部材の三次元形状寸法を計算する
    画像処理装置と、
    を備えたことを特徴とする骨部材用NC加工装置


















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