JP2017155937A - 波動歯車装置のためのウェーブジェネレータ - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2016年3月4日出願のルクセンブルク特許出願第 92987 号の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は、引用をもって本明細書に組み込み記載されているものとする。
更に本発明の第2の視点により、前記ウェーブジェネレータを含むか、又は少なくとも、前記記載のウェーブジェネレータの主部分を含んだ波動歯車装置が提供される。
更に本発明の第3の視点により、波動歯車装置を製造するための方法が提供される。該方法においては、少なくとも1つの転動体ベアリングが、前記ウェーブジェネレータの円錐部分上へ軸方向において外嵌めされ、引き続き、前記円錐部分と結合されている主部分のベアリングシート上へ押し込まれ、このときに前記円錐部分の外殻面部は、案内面として機能する。
尚、本願の特許請求の範囲に付記された図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、本発明を後続段落で説明する具体的な実施例、特に図示の形態に限定するものではないことを付言する。
(形態1)所定の主部分において、半径方向に可撓な転動体ベアリングのためのベアリングシートを有する、波動歯車装置のためのウェーブジェネレータであって、該ウェーブジェネレータは、軸方向において前記主部分へ接続し且つ前記主部分から離れる方向において先細りする円錐部分を有すること。
(形態2)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分は、少なくとも、前記ベアリングシートを含んだ部分領域において、円形ディスクとは異なる基本形状を有する直シリンダ体として構成されていることが好ましい。
(形態3)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分は、少なくとも、前記ベアリングシートを含んだ部分領域において、卵形又は楕円形の基本形状を有する直シリンダ体として構成されていることが好ましい。
(形態4)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記円錐部分は、円錐体として、又は円錐台体として、又は直円錐体として、又は直円錐台体として構成されていることが好ましい。
(形態5)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部は、前記主部分の底面部と及び/又は前記ベアリングシートを含んだ部分領域における底面部と、同じ形状及び/又は大きさを有することが好ましい。
(形態6)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部は、前記主部分の底面部と平行に及び/又は前記ベアリングシートを含んだ部分領域における底面部と平行に配設されていることが好ましい。
(形態7)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記円錐部分は、円錐台体として構成されていること、及び、前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、円形であることが好ましい。
(形態8)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記円錐部分は、円錐台体として構成されていること、及び、
a.前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、円形とは異なる形状を有すること、又は、
b.前記主部分とは反対側の前記円錐台体の底面部における外周部は、前記主部分の底面部の外周部と又は前記ベアリングシートを含んだ部分領域における底面部の外周部と、同じ形状を有すること、又は、
c.前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、卵形であること、又は、
d.前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、楕円形であること
が好ましい。
(形態9)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分の外殻面部は、前記円錐部分の外殻面部へ連続的に移行することが好ましい。
(形態10)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とは、互いに合致して配向されていること、及び/又は、
b.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とは、同じ回転配向性を有すること、及び/又は、
c.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半長軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半長軸とが互いに平行に配向されていること、及び/又は、
d.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半短軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半短軸とが互いに平行に配向されていること、及び/又は、
e.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最大直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最大直径の方向とは、互いに平行に配向されていること、及び/又は、
f.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最小直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最小直径の方向とは、互いに平行に配向されていること
が好ましい。
(形態11)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分は、前記ベアリングシートを軸方向において画定する軸方向ストッパを有することが好ましい。
(形態12)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記軸方向ストッパは、横断面において円形の外側輪郭部を有することが好ましい。
(形態13)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.前記軸方向ストッパは、横断面において円形とは異なる外側輪郭部を有すること、又は、
b.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、前記ベアリングシートの横断面の外側輪郭部と同じ形状を有すること、又は、
c.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、前記円錐部分の底面部の外側輪郭部と同じ形状を有すること、又は、
d.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、卵形であること、又は、
e.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、楕円形であること
が好ましい。
(形態14)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.安全リングのための、前記ベアリングシートに隣接する周回溝部が設けられていること、及び/又は、
b.安全リングが配設された、前記ベアリングシートに隣接する周回溝部が設けられていること
が好ましい。
(形態15)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分と前記円錐部分は、同じ部材の半製品から一緒に一部材として製造されていることが好ましい。
(形態16)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記ウェーブジェネレータは、複数部材式で構成されており、少なくとも、1つの部材が前記主部分により構成され、他の1つの部材が前記円錐部分により構成されていることが好ましい。
(形態17)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記複数部材は、分離不能に互いに結合されていることが好ましい。
(形態18)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記複数部材は、分離可能に互いに結合されていることが好ましい。
(形態19)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分は、差込要素を有すること、及び、前記円錐部分は、差込受け要素を有し、前記差込要素と前記差込受け要素は、形状相補的に構成されていることが好ましい。
(形態20)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とが互いに合致して配向されているよう、及び/又は、
b.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とが同じ回転配向性を有するよう、及び/又は、
c.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半長軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半長軸とが互いに平行に配向されているよう、及び/又は、
d.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半短軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半短軸とが互いに平行に配向されているよう、及び/又は、
e.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最大直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最大直径の方向とが互いに平行に配向されているよう、及び/又は、
f.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最小直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最小直径の方向とが互いに平行に配向されているよう、
前記主部分が前記円錐部分に対して差込結合の確立後には自動的に配向されているように、前記差込要素と前記差込受け要素は構成されていることが好ましい。
(形態21)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.前記差込要素は、前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部に配設されていること、又は、
b.前記差込受け要素は、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部に配設されていること
が好ましい。
(形態22)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において、円形とは異なる外側輪郭部を有すること、又は、
b.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において、卵形として構成されていること、又は、
c.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において、楕円形として構成されていること
が好ましい。
(形態23)前記ウェーブジェネレータにおいて、
a.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において前記主部分とは異なる外側輪郭部を有すること、又は、
b.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において前記主部分と同じ外側輪郭部を有するが、最大直径の方向は異なっていること、又は、
c.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において前記主部分と同じ外側輪郭部を有するが、最小直径の方向は異なっていること
が好ましい。
(形態24)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記差込要素及び前記差込受け要素は、円錐形として構成されていることが好ましい。
(形態25)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記差込要素は、前記円錐部分とは反対側の前記主部分の底面部における外側輪郭部により構成され、及び/又は軸方向ストッパにより構成されていることが好ましい。
(形態26)前記ウェーブジェネレータにおいて、特に所定の回転配向においてのみ前記円錐部分と結合可能である又は結合されている保持要素が、前記差込受け要素を有することが好ましい。
(形態27)前記ウェーブジェネレータにおいて、前記主部分は、前記保持要素と前記円錐部分の間において締付固定可能であることが好ましい。
(形態28)前記ウェーブジェネレータを含むか、又は少なくとも、前記ウェーブジェネレータの主部分を含んだ波動歯車装置。
(形態29)前記波動歯車装置において、
a.該波動歯車装置は、ベアリングシート上へ圧嵌された転動体ベアリングを有すること、又は、
b.該波動歯車装置は、ベアリングシート上へ圧嵌された互いに平行な2つの転動体ベアリングを有すること、又は、
c.ベアリングシート上へは、少なくとも1つの転動体ベアリングが、案内面として円錐部分の外殻面部を介して圧嵌されていること
が好ましい。
(形態30)波動歯車装置を製造するための方法であって、少なくとも1つの転動体ベアリングが、前記ウェーブジェネレータの円錐部分上へ軸方向において外嵌めされ、引き続き、前記円錐部分と結合されている主部分のベアリングシート上へ押し込まれ、このときに前記円錐部分の外殻面部は、案内面として機能すること。
(形態31)前記方法において、前記円錐部分は、前記ベアリングシート上へ前記転動体ベアリングを押し込んだ後に取り外され、前記ウェーブジェネレータは、前記円錐部分を伴わずに前記波動歯車装置において取り付けられることが好ましい。
2 半径方向に可撓な転動体ベアリング
3 主部分
4 ベアリングシート
5 円錐部分
6 貫通孔
7 外周部
8 外殻面部
9 軸方向ストッパ
10 軸方向ストッパ9の外側輪郭部
11 内側リング
12 外側リング
13 ベアリングボール
14 周回溝部
15 差込要素(雄要素 Steckelement)
16 差込受け要素(雌要素 Gegensteckelement)
17 保持要素
18 他の差込接続部
Claims (31)
- 所定の主部分において、半径方向に可撓な転動体ベアリングのためのベアリングシートを有する、波動歯車装置のためのウェーブジェネレータであって、
該ウェーブジェネレータは、軸方向において前記主部分へ接続し且つ前記主部分から離れる方向において先細りする円錐部分を有すること
を特徴とするウェーブジェネレータ。 - 前記主部分は、少なくとも、前記ベアリングシートを含んだ部分領域において、円形ディスクとは異なる基本形状を有する直シリンダ体として構成されていること
を特徴とする、請求項1に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分は、少なくとも、前記ベアリングシートを含んだ部分領域において、卵形又は楕円形の基本形状を有する直シリンダ体として構成されていること
を特徴とする、請求項1又は2に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記円錐部分は、円錐体として、又は円錐台体として、又は直円錐体として、又は直円錐台体として構成されていること
を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部は、前記主部分の底面部と及び/又は前記ベアリングシートを含んだ部分領域における底面部と、同じ形状及び/又は大きさを有すること
を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部は、前記主部分の底面部と平行に及び/又は前記ベアリングシートを含んだ部分領域における底面部と平行に配設されていること
を特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記円錐部分は、円錐台体として構成されていること、及び、前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、円形であること
を特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記円錐部分は、円錐台体として構成されていること、及び、
a.前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、円形とは異なる形状を有すること、又は、
b.前記主部分とは反対側の前記円錐台体の底面部における外周部は、前記主部分の底面部の外周部と又は前記ベアリングシートを含んだ部分領域における底面部の外周部と、同じ形状を有すること、又は、
c.前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、卵形であること、又は、
d.前記主部分とは反対側の前記円錐部分の底面部における外周部は、楕円形であること
を特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分の外殻面部は、前記円錐部分の外殻面部へ連続的に移行すること
を特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - a.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とは、互いに合致して配向されていること、及び/又は、
b.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とは、同じ回転配向性を有すること、及び/又は、
c.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半長軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半長軸とが互いに平行に配向されていること、及び/又は、
d.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半短軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半短軸とが互いに平行に配向されていること、及び/又は、
e.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最大直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最大直径の方向とは、互いに平行に配向されていること、及び/又は、
f.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最小直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最小直径の方向とは、互いに平行に配向されていること
を特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分は、前記ベアリングシートを軸方向において画定する軸方向ストッパを有すること
を特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記軸方向ストッパは、横断面において円形の外側輪郭部を有すること
を特徴とする、請求項11に記載のウェーブジェネレータ。 - a.前記軸方向ストッパは、横断面において円形とは異なる外側輪郭部を有すること、又は、
b.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、前記ベアリングシートの横断面の外側輪郭部と同じ形状を有すること、又は、
c.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、前記円錐部分の底面部の外側輪郭部と同じ形状を有すること、又は、
d.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、卵形であること、又は、
e.前記軸方向ストッパの横断面の外側輪郭部は、楕円形であること
を特徴とする、請求項11に記載のウェーブジェネレータ。 - a.安全リングのための、前記ベアリングシートに隣接する周回溝部が設けられていること、及び/又は、
b.安全リングが配設された、前記ベアリングシートに隣接する周回溝部が設けられていること
を特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分と前記円錐部分は、同じ部材の半製品から一緒に一部材として製造されていること
を特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記ウェーブジェネレータは、複数部材式で構成されており、少なくとも、1つの部材が前記主部分により構成され、他の1つの部材が前記円錐部分により構成されていること
を特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記複数部材は、分離不能に互いに結合されていること
を特徴とする、請求項16に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記複数部材は、分離可能に互いに結合されていること
を特徴とする、請求項16に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分は、差込要素を有すること、及び、前記円錐部分は、差込受け要素を有し、前記差込要素と前記差込受け要素は、形状相補的に構成されていること
を特徴とする、請求項17又は18に記載のウェーブジェネレータ。 - a.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とが互いに合致して配向されているよう、及び/又は、
b.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部とが同じ回転配向性を有するよう、及び/又は、
c.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半長軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半長軸とが互いに平行に配向されているよう、及び/又は、
d.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における半短軸と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における半短軸とが互いに平行に配向されているよう、及び/又は、
e.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最大直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最大直径の方向とが互いに平行に配向されているよう、及び/又は、
f.前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部における最小直径の方向と、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部における最小直径の方向とが互いに平行に配向されているよう、
前記主部分が前記円錐部分に対して差込結合の確立後には自動的に配向されているように、前記差込要素と前記差込受け要素は構成されていること
を特徴とする、請求項19に記載のウェーブジェネレータ。 - a.前記差込要素は、前記円錐部分の方を向いた前記主部分の底面部に配設されていること、又は、
b.前記差込受け要素は、前記主部分の方を向いた前記円錐部分の底面部に配設されていること
を特徴とする、請求項19又は20に記載のウェーブジェネレータ。 - a.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において、円形とは異なる外側輪郭部を有すること、又は、
b.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において、卵形として構成されていること、又は、
c.前記差込要素及び/又は前記差込受け要素は、横断面において、楕円形として構成されていること
を特徴とする、請求項19〜21のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - a.前記差込要素(15)及び/又は前記差込受け要素(16)は、横断面において前記主部分とは異なる外側輪郭部を有すること、又は、
b.前記差込要素(15)及び/又は前記差込受け要素(16)は、横断面において前記主部分と同じ外側輪郭部を有するが、最大直径の方向は異なっていること、又は、
c.前記差込要素(15)及び/又は前記差込受け要素(16)は、横断面において前記主部分と同じ外側輪郭部を有するが、最小直径の方向は異なっていること
を特徴とする、請求項19〜22のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記差込要素及び前記差込受け要素は、円錐形として構成されていること
を特徴とする、請求項19〜23のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記差込要素は、前記円錐部分とは反対側の前記主部分の底面部における外側輪郭部により構成され、及び/又は軸方向ストッパにより構成されていること
を特徴とする、請求項19〜24のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 特に所定の回転配向においてのみ前記円錐部分と結合可能である又は結合されている保持要素が、前記差込受け要素を有すること
を特徴とする、請求項22〜25のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータ。 - 前記主部分は、前記保持要素と前記円錐部分の間において締付固定可能であること
を特徴とする、請求項26に記載のウェーブジェネレータ。 - 請求項1〜27のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータを含むか、又は少なくとも、請求項1〜27のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータの主部分を含んだ波動歯車装置。
- a.該波動歯車装置は、ベアリングシート上へ圧嵌された転動体ベアリングを有すること、又は、
b.該波動歯車装置は、ベアリングシート上へ圧嵌された互いに平行な2つの転動体ベアリングを有すること、又は、
c.ベアリングシート(4)上へは、少なくとも1つの転動体ベアリング(2)が、案内面として円錐部分(5)の外殻面部を介して圧嵌されていること
を特徴とする、請求項28に記載の波動歯車装置。 - 波動歯車装置を製造するための方法であって、
少なくとも1つの転動体ベアリングが、請求項1〜27のいずれか一項に記載のウェーブジェネレータの円錐部分上へ軸方向において外嵌めされ、引き続き、前記円錐部分と結合されている主部分のベアリングシート上へ押し込まれ、このときに前記円錐部分の外殻面部は、案内面として機能すること
を特徴とする方法。 - 前記円錐部分は、前記ベアリングシート上へ前記転動体ベアリングを押し込んだ後に取り外され、前記ウェーブジェネレータは、前記円錐部分を伴わずに前記波動歯車装置において取り付けられること
を特徴とする、請求項30に記載の方法。
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