JP2017067277A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】リテーナの動きにぶれが生じにくく、且つ輸送する際などに振動を受けたとしても、リテーナが所定の位置からずれることがない構造を備えたコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ100は、コネクタ本体1とチェッカー2とリテーナ3とを備えている。リテーナ3は、下端部にリテーナ係止部13を有しており、コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側の底部には、リテーナ係止部13が係止される被係止孔6d(リテーナ被係止部)が設けられている。コネクタ本体1内にパイプ挿入孔1aからパイプ50が挿入されることで、パイプ挿入孔1a側へリテーナ3がリテーナ係止部13を支点にして傾動し、これにより、仮止め位置から差込完了位置へのコネクタ本体1に対するチェッカー2の押し込みが可能となる。
【選択図】図6
【解決手段】コネクタ100は、コネクタ本体1とチェッカー2とリテーナ3とを備えている。リテーナ3は、下端部にリテーナ係止部13を有しており、コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側の底部には、リテーナ係止部13が係止される被係止孔6d(リテーナ被係止部)が設けられている。コネクタ本体1内にパイプ挿入孔1aからパイプ50が挿入されることで、パイプ挿入孔1a側へリテーナ3がリテーナ係止部13を支点にして傾動し、これにより、仮止め位置から差込完了位置へのコネクタ本体1に対するチェッカー2の押し込みが可能となる。
【選択図】図6
Description
本発明は、燃料用配管などの配管接続に用いられ、パイプ接続が完全になされているかどうかを外部から確認するためのチェック機能を有するコネクタに関する。
上記したチェック機能を有するコネクタとして、例えば特許文献1に記載のコネクタがある。特許文献1に記載のコネクタは、パイプのスプール部(環状凸部)により押し拡げられたリテーナが元の形状に戻るときの弾性復元力で、パイプの挿入方向とは反対方向であるパイプ挿入孔側へリテーナがスライドするように構成されており、リテーナがスライドすることで、仮止め位置から差込完了位置へのコネクタ本体に対するチェッカーの押し込みが可能となっている。
上記発明によれば、パイプの挿入方向とは反対方向であるパイプ挿入孔側へリテーナが移動するので、コネクタ本体内のパイプ挿入方向奥側にリテーナの収容スペースを設ける必要がない。そのため、コネクタ本体の長さ寸法を短く(コネクタ本体をコンパクト化)することができる。
特許文献1に記載のコネクタには、次のような改善すべき課題が残されていた。リテーナの外底面の中央部には突起が設けられ、且つコネクタ本体のリテーナ収容部の底部の幅方向中央部には軸方向のほぼ端から端まで延びるガイド孔としての長孔が設けられている。この長孔にリテーナの突起が挿入された状態で、リテーナがスライド移動する。
ここで、コネクタ本体内にパイプが挿入されたとき、パイプの挿入方向とは反対方向へリテーナは弾性復元力でスライド移動するのであるが、このスライド移動の駆動力となる弾性復元力でリテーナがぶれることがある。リテーナがぶれると、コネクタとパイプとの接続がスムーズになされない。
また、リテーナの突起は、リテーナ収容部の底部に形成された上記長孔の中に挿入されているだけであるので、上下方向においては、リテーナ収容部の中でリテーナは、特に拘束されていない。そのため、例えばコネクタを輸送する際などにコネクタが振動を受けると、リテーナの突起が長孔から外れて、リテーナ収容部内でリテーナが所定の位置からずれてしまうことが懸念される。リテーナがずれて所定の位置でなくなってしまうと、コネクタ本体にパイプを挿入してもリテーナは本来の動き(スライド移動)をせず、その機能を発揮しない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、リテーナの動きにぶれが生じにくく、且つ輸送する際などに振動を受けたとしても、リテーナが所定の位置からずれることがない構造を備えたコネクタを提供することである。
本発明は、端部外周に環状凸部が設けられたパイプと接続されるコネクタであって、前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が端に形成されたコネクタ本体と、前記コネクタ本体に対する仮止め位置から前記コネクタ本体に対する差込完了位置まで、前記コネクタ本体に押し込まれるチェッカーと、前記コネクタ本体の内部に配置され、前記コネクタ本体に前記パイプが挿入される前、前記仮止め位置から前記差込完了位置への前記チェッカーの動きを制限するリテーナと、を備えている。前記リテーナは、下端部にリテーナ係止部を有しており、前記コネクタ本体内の前記パイプ挿入孔側の底部には、前記リテーナ係止部が係止されるリテーナ被係止部が設けられている。前記コネクタ本体内に前記パイプ挿入孔から前記パイプが挿入されることで、前記パイプ挿入孔側へ前記リテーナが前記リテーナ係止部を支点にして傾動し、これにより、前記仮止め位置から前記差込完了位置への前記コネクタ本体に対する前記チェッカーの押し込みが可能となる。
本発明によれば、コネクタ本体内のパイプ挿入孔側の底部に設けられたリテーナ被係止部に、リテーナの下端部に設けられたリテーナ係止部が係止され、この状態でリテーナはリテーナ係止部を支点にして傾動する。リテーナがスライド移動するのと、係止された下端部を支点にしてリテーナが傾動するのとでは、リテーナが傾動する後者の場合の方が、リテーナの動きにぶれが生じにくい。また、コネクタ本体内の底部に設けられたリテーナ被係止部に、リテーナの下端部に設けられたリテーナ係止部が係止されることで、輸送する際などに振動を受けたとしても、リテーナ被係止部からリテーナ係止部が外れない限り、リテーナが所定の位置からずれてしまうことはない。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。
(コネクタの構成)
図1に示すように、本発明の一実施形態であるコネクタ100は、コネクタ本体1と、チェッカー2と、リテーナ3とで構成される。このコネクタ100は、燃料用配管などの配管接続に用いられる配管継手である。
図1に示すように、本発明の一実施形態であるコネクタ100は、コネクタ本体1と、チェッカー2と、リテーナ3とで構成される。このコネクタ100は、燃料用配管などの配管接続に用いられる配管継手である。
<コネクタ本体>
主として、図1〜3を参照しつつコネクタ本体1について説明する。コネクタ本体1は、コネクタ100の主要部品であって、リテーナ収容部6が端部に形成されたパイプ挿入部4と、パイプ挿入部4から延在するホース接続部5とを備えている。本実施形態のコネクタ本体1は、L字状とされている。換言すれば、パイプ挿入部4の軸方向と、ホース接続部5の軸方向とが直交するようにされている。なお、パイプ挿入部4の軸方向とホース接続部5の軸方向との関係は、直交に限定されるものではなく、例えば、パイプ挿入部4とホース接続部5とを一軸上に配置してもよい。コネクタ本体1の材質は、例えば樹脂である。
主として、図1〜3を参照しつつコネクタ本体1について説明する。コネクタ本体1は、コネクタ100の主要部品であって、リテーナ収容部6が端部に形成されたパイプ挿入部4と、パイプ挿入部4から延在するホース接続部5とを備えている。本実施形態のコネクタ本体1は、L字状とされている。換言すれば、パイプ挿入部4の軸方向と、ホース接続部5の軸方向とが直交するようにされている。なお、パイプ挿入部4の軸方向とホース接続部5の軸方向との関係は、直交に限定されるものではなく、例えば、パイプ挿入部4とホース接続部5とを一軸上に配置してもよい。コネクタ本体1の材質は、例えば樹脂である。
リテーナ収容部6は、中空の、丸みを有する直方体形状とされており、その前面には、パイプ50が挿入されるパイプ挿入孔1aが設けられ、その上端部は平面視で矩形状の開口6eとされている。この開口6e部分には、上端部内壁面からパイプ50の挿入方向へ向かって突出する突起6aが設けられている。また、リテーナ収容部6の底部(コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側の底部)には、リテーナ被係止部としての被係止孔6dがあけられている。なお、前記した突起6aの先端部は、平面視において、被係止孔6dの中心よりも奥側(パイプ挿入部4側)に配置されている(図3中の平面図参照)。
被係止孔6dは、後述するリテーナ3の下端部に設けられたリテーナ係止部13が嵌め込まれる孔である。リテーナ3が傾動し易いように少し遊びを持たせるため、被係止孔6dは、真円ではなく長孔とされている。被係止孔6dの形状および寸法について、図6(a)、および図7(c)の右図(C−C断面図)を参照しつつ詳述する。図7(c)の右図に示すように、被係止孔6dの幅方向の両内壁面は、下方に向かうに連れて拡がる傾斜面S1とされており、リテーナ収容部6の内底面部分である最も幅が狭い箇所の幅寸法W1は、リテーナ係止部13の外径寸法(図5に示すW2)よりも小さくされている。図6(a)に示すように、被係止孔6dの長手方向におけるパイプ挿入孔1a側とは反対側の内壁面は、下方に向かうに連れて拡がる傾斜面S2とされている。なお、パイプ挿入孔1a側の内壁面は、真っ直ぐ下に延びる傾斜のない面とされている。また、被係止孔6dの厚み(リテーナ収容部6の底壁の厚み)は、リテーナ収容部6の外底面からリテーナ係止部13が突出しない厚みとされている。
リテーナ収容部6の内壁面のうちのパイプ挿入孔1a側とは反対側の面の上部は、リテーナ3が持たせ掛けられる傾斜面6fとされている(図3中の平面図、図6(a)、図7(a)参照)。
リテーナ収容部6の前面壁のうちの上部部分6g(図1参照)、すなわちパイプ挿入孔1aの上部分6gは、パイプ挿入孔1aの輪郭に沿うアーチ形状(円弧形状)とされており、これにより当該部分の強度が高められている。
リテーナ収容部6の背面であって、円筒状のパイプ挿入部4の上部両側、および上部両側の少し下方には、それぞれ、左右一対のチェッカー被係止部6b、および左右一対のチェッカー被係止部6cが設けられている。これらチェッカー被係止部6b,6cは、後述するチェッカー2の係止爪9a(図4参照)が係止される部分である。
また、そのすぐ後ろ側には、左右一対の所定高さの板部材14(プレート)が設けられている(例えば図2参照)。
ホース接続部5の内部には流体の経路5aが設けられており、このホース接続部5に図示を省略するホースが外挿される。
<チェッカー>
図1、2、4を参照しつつチェッカー2について説明する。チェッカー2は、コネクタ本体1へのパイプ50の接続が完全になされているかどうかを外部から確認するための役割を有する部品であって、コネクタ本体1に対する仮止め位置からコネクタ本体1に対する差込完了位置までコネクタ本体1に押し込まれる。詳しくは後述するが、仮止め位置および差込完了位置については、図6を参照されたい。
図1、2、4を参照しつつチェッカー2について説明する。チェッカー2は、コネクタ本体1へのパイプ50の接続が完全になされているかどうかを外部から確認するための役割を有する部品であって、コネクタ本体1に対する仮止め位置からコネクタ本体1に対する差込完了位置までコネクタ本体1に押し込まれる。詳しくは後述するが、仮止め位置および差込完了位置については、図6を参照されたい。
チェッカー2は、人の指で押される矩形の押圧部7と、押圧部7の左右両端部から下方へ向かって延在するように形成されたコネクタ本体1への係止脚部9と、係止脚部9と同様に押圧部7の左右両端部から下方へ向かって延在するように形成されたリテーナ保持片部8とを備えている。また、押圧部7の下面には、後述するリテーナ3の脚部12の当接部10が突設されている。チェッカー2の材質は、例えば樹脂である。
係止脚部9の先端は、コネクタ本体1に設けられたチェッカー被係止部6b,6cへの引っ掛かり部となる係止爪9aとされている。また、リテーナ保持片部8の先端から中央部へかけては、後述するリテーナ3の本体部11をその両側から挟むような形態で保持するリテーナ保持部8aとされている。具体的には、対向するリテーナ保持部8aの対向する面の形状は、リテーナ3の本体部11の外形に合わせられている。換言すれば、リテーナ保持部8aの対向する面は、リテーナ3の本体部11の外面に接触するような湾曲面とされている。また、リテーナ保持片部8の内側面のうちのリテーナ保持部8aの上方部分には、リテーナ3の脚部12の外側面に当接することで、リテーナ3の本体部11が押し拡げられることを防止するためのリブ8b(凸部)が設けられている。
<リテーナ>
図1、2、5を参照しつつリテーナ3について説明する。リテーナ3は、コネクタ本体1のリテーナ収容部6の内部に配置され(図1など参照)、コネクタ本体1にパイプ50が挿入される前、コネクタ本体1に対するチェッカー2の仮止め位置から差込完了位置へのチェッカー2の動きを制限する部品である。
図1、2、5を参照しつつリテーナ3について説明する。リテーナ3は、コネクタ本体1のリテーナ収容部6の内部に配置され(図1など参照)、コネクタ本体1にパイプ50が挿入される前、コネクタ本体1に対するチェッカー2の仮止め位置から差込完了位置へのチェッカー2の動きを制限する部品である。
リテーナ3は、パイプ50が挿入されると弾性変形して押し拡がるC字形状の本体部11と、本体部11の切欠き形状部の端から上方(外側)へ向かって延在する一対の脚部12とを備えている。リテーナ3の材質は、例えば樹脂または金属である。
上記したように、C字形状の本体部11は弾性変形するように形成される。この本体部11の互いに対向する内側面(内側部分)には、それぞれ、中心方向に少し突出する形態で山形状部11aが設けられている。また、本体部11の内底面(内側部分)の中央部にも、中心方向に少し突出する形態で山形状部11bが設けられている。さらに、本体部11の外底面の中央部には、下方(外方向)に突出し、先端が拡径部とされたリテーナ係止部13が設けられている。このリテーナ係止部13は、リテーナ3の平面視において、2本の脚部12の間隙の真ん中に位置する。また、図5中のリテーナ3の正面図からわかるように、リテーナ3の正面視において、リテーナ係止部13が突出する方向と、脚部12が延びる方向とは、180度反対方向とされている。また、リテーナ3は、左右対称かつ表裏対称の形状とされ、2本の脚部12は相互に平行とされている。
(コネクタにパイプを接続するときのコネクタの各部品の動き)
主として、図6、7を参照しつつ、コネクタ100にパイプ50を接続するときのコネクタ100の各部品の動きについて説明する。なお、前提として、コネクタ100に接続されるパイプ50の端部外周にはスプール部50a(環状凸部)が設けられている。
主として、図6、7を参照しつつ、コネクタ100にパイプ50を接続するときのコネクタ100の各部品の動きについて説明する。なお、前提として、コネクタ100に接続されるパイプ50の端部外周にはスプール部50a(環状凸部)が設けられている。
<パイプ挿入前>
コネクタ本体1にパイプ50が挿入される前は、図6(a)に示したように、チェッカー2は、コネクタ本体1のリテーナ収容部6から上方へ突出した状態で、コネクタ本体1に仮止めされている。チェッカー2の係止脚部9先端の係止爪9aがコネクタ本体1に設けられたチェッカー被係止部6bに引っ掛かり(図1参照)、図6(a)に示した仮止め位置で、チェッカー2はコネクタ本体1に係止されている。
コネクタ本体1にパイプ50が挿入される前は、図6(a)に示したように、チェッカー2は、コネクタ本体1のリテーナ収容部6から上方へ突出した状態で、コネクタ本体1に仮止めされている。チェッカー2の係止脚部9先端の係止爪9aがコネクタ本体1に設けられたチェッカー被係止部6bに引っ掛かり(図1参照)、図6(a)に示した仮止め位置で、チェッカー2はコネクタ本体1に係止されている。
チェッカー2の仮止めについて説明する。コネクタ本体1のリテーナ収容部6にその上方からチェッカー2の左右一対のリテーナ保持片部8を挿入すると、その背後に位置するチェッカー2の左右一対の係止脚部9は、コネクタ本体1に当たって外側に拡がり(弾性変形し)、その後、係止爪9aがコネクタ本体1に設けられたチェッカー被係止部6bに嵌り込む。これにより、コネクタ本体1からチェッカー2が簡単には抜けないようになる。
リテーナ3は、その下端部のリテーナ係止部13がリテーナ収容部6の底部にあけられた被係止孔6dに嵌め込まれており、リテーナ収容部6の傾斜面6fに持たせ掛けられた状態となっている。リテーナ3の2本の脚部12のすぐ近くの手前側(パイプ挿入孔1a側)にリテーナ収容部6に設けられた突起6aが位置する。この突起6aにより、パイプ挿入孔1a側にリテーナ3が傾動することがないようにされている。
このとき、リテーナ3の2本の脚部12の上方にチェッカー2の当接部10が位置するようになっているので、コネクタ本体1に対してチェッカー2を押し込もうとしても、チェッカー2の当接部10の下面がリテーナ3の2本の脚部12の上端に当たり、それ以上、コネクタ本体1に対してチェッカー2を押し込むことはできない(図6(a)参照)。
コネクタ本体1に設けられた前記した左右一対の板部材14は、チェッカー2の左右一対の係止脚部9の間の隙間(図2参照)から指が入り、リテーナ3の2本の脚部12を指で押してしまって、リテーナ3をパイプ挿入孔1a側に傾動させてしまうなどの誤傾動を起こさないようにするためのものである。
なお、図1、2に示したリテーナ収容部6内のリテーナ3の位置は、コネクタ本体1に図示を省略するパイプ50が奥まで挿入された後の状態(傾動後の状態)を示している。
<パイプ挿入>
コネクタ本体1内にパイプ挿入孔1aからパイプ50を挿入する。パイプ50を挿入していくと、パイプ50のスプール部50aが、リテーナ3の本体部11の山形状部11aのうちのパイプ挿入孔1a側の斜面に当たる。その後、さらにパイプ50を挿入していくと、スプール部50aが山形状部11aを押し拡げることで、本体部11が拡げられる。これにより、リテーナ3の2本の脚部12も拡がり、リテーナ収容部6に設けられた突起6aによるパイプ挿入孔1a側へのリテーナ3の傾動制限が解除される(図7(b)参照)。
コネクタ本体1内にパイプ挿入孔1aからパイプ50を挿入する。パイプ50を挿入していくと、パイプ50のスプール部50aが、リテーナ3の本体部11の山形状部11aのうちのパイプ挿入孔1a側の斜面に当たる。その後、さらにパイプ50を挿入していくと、スプール部50aが山形状部11aを押し拡げることで、本体部11が拡げられる。これにより、リテーナ3の2本の脚部12も拡がり、リテーナ収容部6に設けられた突起6aによるパイプ挿入孔1a側へのリテーナ3の傾動制限が解除される(図7(b)参照)。
パイプ50をさらに挿入していくと(パイプ50をパイプ挿入部4内の奥まで完全に押し込むと)、パイプ50のスプール部50aがリテーナ3の本体部11の山形状部11aの頂部を超え、当該山形状部11aの反対側の斜面がスプール部50aで押されるのと、リテーナ3の本体部11の弾性復元力による反発力とで、リテーナ3は、パイプ50の挿入方向とは反対方向であるパイプ挿入孔1a側へ、リテーナ係止部13を支点にして傾動する(図6(b)および図7(c)参照)。これにより、チェッカー2の当接部10の下方空間からリテーナ3の脚部12が外れて、コネクタ本体1に対するチェッカー2の押し込みが可能となる。
その後、チェッカー2の押圧部7を指で押すことで、コネクタ本体1に対してチェッカー2を押し込む。チェッカー2を押し込むと、チェッカー2の左右一対の係止脚部9先端の係止爪9aがコネクタ本体1に設けられた被係止部6cに嵌り込み、これにより、チェッカー2はコネクタ本体1に係止される(図6(c)参照)。このときのコネクタ本体1に対するチェッカー2の位置が、コネクタ本体1に対するチェッカー2の差込完了位置である(コネクタ100とパイプ50との接続完了)。
このとき、リテーナ3の本体部11は、チェッカー2の左右一対のリテーナ保持片部8のリテーナ保持部8aでその両側から挟み込まれる形態で、チェッカー2により保持される(図7(c)のC−C断面図参照)。
なお、図3、6において図示を省略しているが、コネクタ本体1のパイプ挿入部4内には、Oリングなどのシール部材が入れられている。すなわち、例えば図6(b)、(c)において、パイプ50とパイプ挿入部4の外壁との間には、Oリングなどのシール部材がある。このシール部材により燃料などの液体が漏れないようにされている。
(コネクタからパイプを抜き取るとき)
例えば、二輪車においてメンテナンスや修理などを行う際に、ガソリンタンクを取り外すことがある。このような際には、コネクタ100に接続されたパイプ50をコネクタ100から一旦抜き取り、その後、パイプ50をコネクタ100に接続しなおす、すなわち、コネクタ100を再利用することがある。図8は、このときのチェッカー2とリテーナ3との相互の位置関係を示す正面図である(コネクタ本体1の図示は省略)。
例えば、二輪車においてメンテナンスや修理などを行う際に、ガソリンタンクを取り外すことがある。このような際には、コネクタ100に接続されたパイプ50をコネクタ100から一旦抜き取り、その後、パイプ50をコネクタ100に接続しなおす、すなわち、コネクタ100を再利用することがある。図8は、このときのチェッカー2とリテーナ3との相互の位置関係を示す正面図である(コネクタ本体1の図示は省略)。
コネクタ100からパイプ50を抜き取るときは、図8(a)に示す差込完了位置から、図8(c)に示す仮止め位置までチェッカー2を上げてから、パイプ50をコネクタ本体1から抜き取る。パイプ50を抜いていく過程で、パイプ50のスプール部50aが、リテーナ3の本体部11の山形状部11aのうちの奥側(パイプ挿入部4)の斜面を押して、C字形状の本体部11が押し拡げられる。これにより、リテーナ3の2本の脚部12も拡がり、リテーナ収容部6に設けられた突起6aを脚部12が乗り越えられるようになる。パイプ50をさらに抜いていくと、パイプ50のスプール部50aで山形状部11aの上記とは反対側の斜面が押されるのと、リテーナ3の本体部11の弾性復元力による反発力とで、リテーナ3は、パイプ50の引き抜き方向とは反対方向へリテーナ係止部13を支点にして傾動する。これにより、リテーナ3は、図6(a)に示すパイプ50挿入前の姿勢(傾斜面6fに持たせ掛けられた状態)に戻る。
しかし、仮に、リテーナ保持片部8に前記したリブ8bが設けられておらず、且つ、仮止め位置までチェッカー2を完全に上げきる前の状態、すなわち、差込完了位置と仮止め位置との間にチェッカー2が位置する図8(b)に示す中間位置状態で、作業者が誤ってパイプ50を抜こうとすると、リテーナ3の2本の脚部12は拡がる方向への制限がないので、正規の時よりも少し大きな引抜力が加えられればC字形状の本体部11が押し拡げられてパイプ50は抜けてしまう。このとき、リテーナ3の脚部12の上部がチェッカー2の押圧部7の下部部分と干渉して傾動することができず、リテーナ3は図6(a)に示すパイプ50挿入前の姿勢に戻っていないため、チェッカー2がコネクタ本体1に簡単に押し込まれる状態となる(パイプ50挿入確認のチェック機能が機能しない状態となる)。
これに対して、本実施形態のチェッカー2では、リテーナ保持片部8に前記したリブ8bが設けられているので、図8(b)に示す中間位置にチェッカー2が位置する状態でコネクタ100からパイプ50を抜こうとしたとき、拡がろうとするリテーナ3の2本の脚部12の外側面にリブ8bが当たるので、C字形状の本体部11はパイプ50が抜ける状態となるまで押し拡げられない。そのため、パイプ50を強引に抜こうとしてもパイプ50が抜けることはない。
(作用・効果)
本発明の一実施形態に係るコネクタ100の構成およびその各部品の動きを説明したことからわかるように、本発明によれば、コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側の底部に設けられたリテーナ被係止部(被係止孔6d)に、リテーナ3の下端部に設けられたリテーナ係止部13が係止され、この状態でリテーナ3はリテーナ係止部13を支点にして傾動する。特許文献1に記載のように、特に拘束されていないリテーナがスライド移動するのと、本発明のように係止された下端部を支点にしてリテーナ3が傾動するのとでは、リテーナ3が傾動する後者の場合の方が、リテーナの動きにぶれが生じにくい。また、コネクタ本体1内の底部に設けられたリテーナ被係止部(被係止孔6d)に、リテーナ3の下端部に設けられたリテーナ係止部13が係止されていることで、輸送する際などに振動を受けたとしても、リテーナ被係止部(被係止孔6d)からリテーナ係止部13が外れない限り、リテーナ3が所定の位置からずれてしまうことはない。
本発明の一実施形態に係るコネクタ100の構成およびその各部品の動きを説明したことからわかるように、本発明によれば、コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側の底部に設けられたリテーナ被係止部(被係止孔6d)に、リテーナ3の下端部に設けられたリテーナ係止部13が係止され、この状態でリテーナ3はリテーナ係止部13を支点にして傾動する。特許文献1に記載のように、特に拘束されていないリテーナがスライド移動するのと、本発明のように係止された下端部を支点にしてリテーナ3が傾動するのとでは、リテーナ3が傾動する後者の場合の方が、リテーナの動きにぶれが生じにくい。また、コネクタ本体1内の底部に設けられたリテーナ被係止部(被係止孔6d)に、リテーナ3の下端部に設けられたリテーナ係止部13が係止されていることで、輸送する際などに振動を受けたとしても、リテーナ被係止部(被係止孔6d)からリテーナ係止部13が外れない限り、リテーナ3が所定の位置からずれてしまうことはない。
ここで、本実施形態のように、リテーナ被係止部は被係止孔6dであって、リテーナ係止部13が被係止孔6dに嵌め込まれることで、コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側の底部にリテーナ係止部13が係止されることが好ましい。この構成によると、簡易な構成で、コネクタ本体1内の底部に傾動可能な状態でリテーナ3を係止することができる。
本実施形態では、被係止孔6dの厚み(リテーナ収容部6の底壁の厚み)は、リテーナ収容部6(コネクタ本体1)の外底面からリテーナ係止部13が突出しない厚みとされている。この構成によると、リテーナ係止部13に指などが干渉することを防止できるので、リテーナ3の傾動が安定する。
また、本実施形態のように、コネクタ本体1内のパイプ挿入孔1a側とは反対側の面が、リテーナ3が持たせ掛けられる傾斜面6fとされていることが好ましい。この構成によると、傾斜面6f部分に傾斜が無い場合に比べて、パイプ50挿入前のリテーナ3が少し倒れた状態を安定して保持することができる。また、リテーナ収容部6(コネクタ本体1)のパイプ50挿入・抜き取り方向の長さ寸法を短くすることができる。
また、本実施形態のように、コネクタ本体1にパイプ50が挿入される前の状態において、外力(例えば、作業者が誤って指で押す力)によるリテーナ3の傾動を防止する板部材14がコネクタ本体1に設けられていることが好ましい。指などで押して、パイプ50挿入前に意図せずリテーナ3が傾動してしまうと、チェッカー2がコネクタ本体1に簡単に押し込まれる状態となり、パイプ50挿入確認のチェック機能が損なわれるが、上記構成によると、パイプ50挿入前の外力によるリテーナ3の誤傾動を防止することができるので、パイプ50挿入確認のチェック機能が損なわれることを防止することができる。なお、板部材14は、チェッカー2を解除するための工具(マイナスドライバなど)を挿入できるほどの隙間が設けられていることが好ましい。
また、本実施形態のように、リテーナ3は、パイプ50が挿入されると弾性変形して押し拡がるC字形状の本体部11と、本体部11の切欠き形状部の端から上方へ向かって延在する一対の脚部12とを有し、チェッカー2は、押圧部7と、押圧部7の左右両端部から下方へ向かって延在する一対のリテーナ保持片部8とを有し、差込完了位置と仮止め位置との間にチェッカー2が位置する状態でパイプ挿入孔1aからパイプ50が抜かれようとしたときに一対の脚部12の外側面に当接することで、リテーナ3の本体部11が押し拡げられることを防止する凸部(リブ8b)が、一対のリテーナ保持片部8の内側面に設けられていることが好ましい。この構成によると、パイプ50を抜き取るときの正規な位置(仮止め位置)にチェッカー2が位置しないときは、コネクタからパイプ50を抜き取ることを防止することができる。
(変形例)
上記の実施形態は、次のように変更可能である。
リテーナ3の傾動の妨げとならないのであれば、被係止孔6dは長孔ではなく真円であってもよい。
上記の実施形態は、次のように変更可能である。
リテーナ3の傾動の妨げとならないのであれば、被係止孔6dは長孔ではなく真円であってもよい。
本実施形態のような先端が拡径部とされたリテーナ係止部13とすることに代えて、フック形状のリテーナ係止部とし、リテーナ被係止部に関しては、このフック形状のリテーナ係止部が係止される棒状のリテーナ被係止部とされてもよい。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
1:コネクタ本体
1a:パイプ挿入孔
2:チェッカー
3:リテーナ
6d:被係止孔(リテーナ被係止部)
6f:傾斜面
7:押圧部
8:リテーナ保持片部
8b:リブ(凸部)
11:本体部
12:脚部
13:リテーナ係止部
14:板部材
50:パイプ
50a:スプール部(環状凸部)
100:コネクタ
1a:パイプ挿入孔
2:チェッカー
3:リテーナ
6d:被係止孔(リテーナ被係止部)
6f:傾斜面
7:押圧部
8:リテーナ保持片部
8b:リブ(凸部)
11:本体部
12:脚部
13:リテーナ係止部
14:板部材
50:パイプ
50a:スプール部(環状凸部)
100:コネクタ
Claims (5)
- 端部外周に環状凸部が設けられたパイプと接続されるコネクタであって、
前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が端に形成されたコネクタ本体と、
前記コネクタ本体に対する仮止め位置から前記コネクタ本体に対する差込完了位置まで、前記コネクタ本体に押し込まれるチェッカーと、
前記コネクタ本体の内部に配置され、前記コネクタ本体に前記パイプが挿入される前、前記仮止め位置から前記差込完了位置への前記チェッカーの動きを制限するリテーナと、
を備え、
前記リテーナは下端部にリテーナ係止部を有しており、
前記コネクタ本体内の前記パイプ挿入孔側の底部には、前記リテーナ係止部が係止されるリテーナ被係止部が設けられており、
前記コネクタ本体内に前記パイプ挿入孔から前記パイプが挿入されることで、前記パイプ挿入孔側へ前記リテーナが前記リテーナ係止部を支点にして傾動し、これにより、前記仮止め位置から前記差込完了位置への前記コネクタ本体に対する前記チェッカーの押し込みが可能となることを特徴とする、コネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記リテーナ被係止部は被係止孔であって、
前記リテーナ係止部が前記被係止孔に嵌め込まれることで、前記コネクタ本体内の前記パイプ挿入孔側の底部に前記リテーナ係止部が係止されることを特徴とする、コネクタ。 - 請求項1または2に記載のコネクタにおいて、
前記コネクタ本体内の前記パイプ挿入孔側とは反対側の面が、前記リテーナが持たせ掛けられる傾斜面とされていることを特徴とする、コネクタ。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタにおいて、
前記コネクタ本体に前記パイプが挿入される前の状態において、外力による前記リテーナの傾動を防止する板部材が前記コネクタ本体に設けられていることを特徴とする、コネクタ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のコネクタにおいて、
前記リテーナは、
前記パイプが挿入されると弾性変形して押し拡がるC字形状の本体部と、
前記本体部の切欠き形状部の端から上方へ向かって延在する一対の脚部と、
を有し、
前記チェッカーは、
押圧部と、
前記押圧部の左右両端部から下方へ向かって延在する一対のリテーナ保持片部と、
を有し、
前記差込完了位置と前記仮止め位置との間に前記チェッカーが位置する状態で、前記パイプ挿入孔から前記パイプが抜かれようとしたときに前記一対の脚部の外側面に当接することで、前記リテーナの本体部が弾性変形して押し拡げられることを防止する凸部が前記一対のリテーナ保持片部の内側面に設けられていることを特徴とする、コネクタ。
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