JP2006339154A - ロックレバーを有するコネクタ - Google Patents

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】差込接続部分を接続された位置で維持する。
【解決手段】ロックレバー(5)を有するコネクタ(1)が固定された第1差込接続部分(2)と、接続方向(X)への移動により第1差込接続部分(2)に接続される第2差込接続部分(3)とを有し、ロックレバー(5)は二つの先端部分(9)を有し、該二つの先端部分(9)は軸(Y)に従って回転するもので第1差込接続部分(2)の取付面(12)に固定され、先端部分(9)は開放先端部を形成するカムレールを有し、ロックレバー(5)は、カムレールのそれぞれの開放先端部が、第2差込接続部分の突起(31)に位置する解除位置と突起(31)のそれぞれがカムレールのロック部位に位置するロック位置との間で回転するのに適しており、先端部分(9)が柔軟に変形し、突起(31)がロック部位内に入り込み、かつ、第1差込接続部分(2)と第2差込接続部分(3)との間に押付力を働かせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロックレバーを有するコネクタを対象としたものである。
本発明は、とりわけ、しかし限定的にではなく、例えば飛行機にある電子ケースの迅速な接続と分離を可能にするロックレバーを有するコネクタに適したものであり、電子ケースは、例えば、映像や音声の用途のために使われるものである。
かかる接続の場合には、ケーブルを束ねるプラグ形式による第1差込接続部分の接触要素を、電子ケースに収納されたプラグ形式の第2差込接続部分の相対する接触要素に、取り外し可能な仕方で連結する。
かかるはめ込み要素の接続または分離の操作は、接続の間の力学的応力が大きいときには、実行が困難である。そのうえ、不適切な接続は、不正確な接触を引き起こし、あるいは、接触要素を傷つけさえするおそれがある。
一般に、電子ケースは、飛行機の座席の座面の裏側に位置する基部の下に配置される。このことにより、座席に座っている乗客が電子ケースに影響を及ぼす可能性があるという不都合が生じる。そのうえ、第1差込接続部分と第2差込接続部分が互いに動くおそれがあり、それによって、電子ケースからの分離が引き起こされる可能性がある。ゆえに、かかる接続は信頼性と安全性の問題を提起するのである。
ロックレバーを有するコネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。
該特許文献1には、相手側コネクタの持つ複数のコンタクトとの挿入接触に供される複数のコンタクトが内部に収容配備されるハウジングと、一方向で前記相手側コネクタに嵌合されたときに該相手側コネクタに対して係止されるロック部、および嵌合時並びに該一方向とは反対の逆方向で該相手側コネクタから離脱される離脱時において該一方向および該逆方向を含む一平面とは垂直な方向での押圧操作に供される平坦な押圧面を持つ操作部を一体的に有すると共に、該操作部が該ロック部よりも該一方向で奥側に配置されて前記ハウジングに設けられる弾性を有するロックレバーとを備えたコネクタにおいて、前記ハウジングには、前記ロックレバーにおける前記操作部近傍に前記一方向で該操作部よりも奥側に離間して対向配置されると共に、前記押圧面の高さ以下で少なくとも該操作部を押圧操作した状態で該押圧面よりも高い位置に頂面が配置されるように固定リブが設けられたことを特徴とするコネクタが記載されている。
該特許文献1に記載のコネクタでも、座席に座っている乗客が電子ケースに影響を及ぼす可能性があるという不都合が生じる。
特開2004−311391号公報
本発明は、上述の不都合の少なくともいくつかを回避するような、ロックレバーを有するコネクタを提案することを目的としており、該コネクタは、二つの差込接続部分のより単純な接続および分離を可能にし、そして、二つの差込接続部分を接続された位置で維持することを可能にするものである。
この目的のために、本発明はロックレバーを有するコネクタを対象としているものであり、前記コネクタは、固定された第1差込接続部分と、接続方向における移動によって前記第1差込接続部分に接続されうる第2差込接続部分とを有しており、前記ロックレバーが有する二つの先端部分は、前記接続方向に直角な軸に従って回転する仕方で、前記第1差込接続部分の相対する二つの取付面に固定されるのに適したものであって、本発明が特徴とするところによると、前記先端部分のそれぞれはカムレールを有し、前記ロックレバーは、前記カムレールのそれぞれの開放先端部が前記第2差込接続部分の突起のところに位置するのに適しているような解除位置と、前記突起のそれぞれが前記カムレールのロック部位の中に位置するのに適しているようなロック位置との間で回転するのに適しているものであって、前記先端部位が柔軟に変形するのに適していることによって、前記突起が前記ロック部位内に入り込むことを可能にし、かつ、前記第1差込接続部分と前記第2差込接続部分との間に押付力を働かせる。
すなわち、本発明の課題を解決するための手段は、添付図面の番号を参照すると、以下のとおりである。
第1に、
ロックレバー(5)を有するコネクタ(1)であり、
前記コネクタ(1)は、固定された第1差込接続部分(2)と、接続方向(X)における移動によって前記第1差込接続部分(2)に接続されうる第2差込接続部分(3)とを有しており、
前記ロックレバー(5)は、二つの先端部分(9)を有し、
該二つの先端部分(9)は、接続方向にほぼ直角な軸(Y)に従って回転する仕方で、前記第1差込接続部分(2)の相対する二つの取付面(12)に固定されるのに適したものであって、
前記先端部分(9)のそれぞれは、カムレール(18)を有し、
該カムレール(18)は、開放先端部(20)を形成し、
前記ロックレバー(5)は、前記カムレール(18)のそれぞれの開放先端部(20)が、前記第2差込接続部分の突起(31)のところに位置するのに適しているような解除位置と、前記突起(31)のそれぞれが、前記カムレール(18)のロック部位(32)の中に位置するのに適しているようなロック位置との間で回転するのに適しているものであり、
前記先端部分(9)が、柔軟に変形するのに適していることにより、前記突起(31)が前記ロック部位(32)内に入り込むことを可能にし、かつ、前記第1差込接続部分(2)と前記第2差込接続部分(3)との間に押付力を働かせることを特徴とする、ロックレバーを有するコネクタ。
第2に、
前記先端部分(9)のそれぞれが、対応する前記カムレール(18)のカムレール部位(22)に沿って延びる溝(21)を有し、
前記溝(21)の溝先端部(23)が、前記カムレール(18)のカムレール先端部(24)に通じており、
それによって、前記カムレール(18)が、前記溝(21)と共に、柔軟に変形されるのに適した舌状部(25)を形成して、
前記先端部分(9)が、前記カムレール(18)の前記舌状部(25)に働く圧力に応じて変形できるようになっていることを特徴とする、上記第1に記載のコネクタ。
第3に、
前記ロック部位(32)が、前記舌状部(25)内に形成された切欠きを有するとき、
前記突起(31)が前記切欠きに位置すると、前記舌状部(25)が弾性によって安定した位置をとるのに適しており、接続力の維持が確保されることを特徴とする、上記第2に記載のコネクタ。
第4に、
前記第2差込接続部分(3)が、電子ケース(4)に接続されており、
前記第1差込接続部分(2)が、輸送手段内に組み込まれた電子装置に接続されており、
前記第1差込接続部分(2)が、前記輸送手段に固定されていることを特徴とする、上記第1に記載のコネクタ。
第5に、
前記ロックレバー(5)が、横断補強材(8)によって互いにつながれた二つの側面アーム(6)を有しており、
前記ロックレバー(5)が、ロック位置にあるときに、
前記側面アーム(6)が、前記電子ケース(4)の相対する二つの電子ケース側面(35)に沿って延びるのに適していることを特徴とする、上記第4に記載のコネクタ。
第6に、
前記ロックレバー(5)が、ロック位置にあるとき、
前記横断補強材(8)が、前記電子ケース(4)の一つの電子ケース上面(34)にほぼ平行に延びるのに適しており、
前記横断補強材(8)の中央部分(13)が、前記電子ケース(4)の前記電子ケース上面(34)からずらされていることを特徴とする、上記第5に記載のコネクタ。
第7に、
前記輸送手段が飛行機であって、
前記電子ケース(4)が、前記飛行機の座席の座面の裏側に位置する基部の下に配置され、
前記ロックレバー(5)が、ロック位置にあるときに、
前記ロックレバー(5)が、前記基部の平面にほぼ平行になるようになっており、
前記基部が、前記ロックレバー(5)に押し付けられるのに適していることで、
前記ロックレバー(5)が、ロック位置に維持されることを特徴とする、上記第6に記載のコネクタ。
本発明によると、二つの差込接続部分のより単純な接続および分離を可能にし、そして、二つの差込接続部分を接続された位置で維持することを可能にする。
本発明の実施様態によれば、前記先端部分のそれぞれは、対応する前記カムレールの部位に沿って延びる溝を有し、前記溝の先端は前記カムレールの先端に通じており、それによって、前記カムレールが、前記溝と共に、柔軟に変形されるのに適した舌状部を形成して、前記末端部分が、前記カムレールの前記舌状部に働く圧力に応じて変形できるようになっている。
好ましくは、前記ロック部位が、前記舌状部内に形成された切欠きを有するときひとたび前記突起が前記切欠き内に位置するとき、前記舌状部は、弾性によって安定した位置をとるのに適しており、接続力の維持が確保される。
本発明の一つの実施様態によれば、前記第2差込接続部分は電子ケースに接続されており、前記第1差込接続部分は、輸送手段内に組み込まれた電子装置に接続されており、前記第1差込接続部分は前記輸送手段に固定されている。
有利には、ロックレバーは、横断補強材によって互いにつながれた二つの側面アームを有しており、前記ロックレバーが前記ロック位置にあるときに、前記側面アームは、前記電子ケースの相対する二つの側面に沿って延びるのに適している。
好ましくは、前記ロックレバーが前記ロック位置にあるときに、前記補強材は、前記電子ケースの一つの面にほぼ平行に延びるのに適しており、前記補強材の柄を形成する少なくとも一部分は前記ケースの前記面からずらされている。
本発明の実施様態によれば、前記輸送手段は飛行機であり、前記電子ケースが前記飛行機の座席の座面の裏側に位置する基部の下に配置されていることにより、前記ロックレバーが前記ロック位置にあるときに、前記ロックレバーが前記基部の平面にほぼ平行になるようになっており、前記基部が前記ロックレバーに押し付けられるのに適していることで、前記ロックレバーが前記ロック位置により確実に維持される。
以下に続く説明的で詳細な記述の中で、本発明はよりよく理解され、また、本発明のその他の目的、詳細、特徴および利点がよりはっきりとするものであるが、この記述は本発明の実施形態の純粋に例証的な例として与えられるものであって、限定的なものではなく、添付の簡略な図面を参照している。
これらの図面の内容は、次のとおりである。
図1は、本発明のコネクタの一実施例を単純化した斜視図である。
図2は、図1のコネクタについて、ロックレバーが休止位置にあるとき、第2差込接続部分の突起がレバーに当接している状態を示す斜視図である。
図3は、図2のIII領域の拡大図である。
図4は、図1のコネクタについて、第2差込接続部分の突起がロックレバーのカムレール内に挿入されている状態を示す斜視図である。
図5は、図4のV領域の拡大図である。
図6は、図1のコネクタについて、突起による圧力によってカムレールが変形している状態を示す斜視図である。
図7は、図6のVII領域の拡大図である。
図8は、図1のコネクタについて、ロックレバーがロック位置にある状態を示す斜視図である。
図9は、図8のIX領域の拡大図である。
図1を参照すると、コネクタ1が見えるが、該コネクタ1は、第1差込接続部分2および第2差込接続部分3を有している。
この第1差込接続部分2および第2差込接続部分3の差込接続部分は、はめ込みによって互いに組み合わせられることを目的としている。
第1差込接続部分2は、例えば飛行機の構造に組み込まれた電子装置(図示せず)につながれており、第1差込接続部分2が構造に対して固定されている。
第2差込接続部分3は、電子ケース4につながれている。
電子ケース4は、飛行機の座席の座面の裏側に位置する基部(図示せず)の下に配置されることを目的としている。
第2差込接続部分3は、接続方向Xにおける移動によって、第1差込接続部分2に接続されうる。
第2差込接続部分3は、例えば、接触要素(図示せず)として、一列に配置された多数の差込接続ソケットを有する。
差込接続ソケットは、接続された位置において、第1差込接続部分2の相対する接触要素(図示せず)を取り囲むことを目的としており、該接触要素とは、例えばピンである。
かかるコネクタは、それ自体知られているものである。
コネクタ1は、U字型のロックレバー5を有する。
ロックレバー5は、ほぼ同一な、二つの側面アーム6を有している。
該側面アーム6は、横断補強材8によって一体に形成されている。
各々の側面アーム6は、互いに平行に延びている。
側面アーム6の自由端である先端部分9は、ピボット要素11によって、回転する仕方で固定されている。
該ピボット要素11は、第1差込接続部分2の相対する二つの側面である取付面12に配置されている。
このようにして、ロックレバー5は、X軸にほぼ直交したY軸を中心として、休止位置(図1)とロック位置(図8)との間で、第1差込接続部分2に対して回転することが可能になる。
横断補強材8は、ロックレバー5の取り扱いの際に、柄として役立つ中央部分13を有しており、これについては後で詳しく述べるものとする。
それぞれの側面アーム6には、横断補強材8を起点として、まっすぐな中間部分16が存在している。
該中間部分16は、対応する先端部分15と直角を形成するように配置されている。
自由端である先端部分9のところでは、それぞれの側面アーム6が末端部分17を有している。
それぞれの末端部分17は、ほぼ平らであり、中間部分16と同じ平面状に配置されている。
それぞれの末端部分17は、カムレール18を形成する溝21を有している。
カムレール18のカーブは、カムレール18がピボット要素11を取り巻くように向けられて形成されている。
カムレール18の先端であるカムレール先端部19は、末端部分17の縁に配置されていて、開口部となる開放先端部20を形成している。
カムレール18からピボット要素11までの距離は、そのカムレール先端部19からカムレール18の反対側のカムレール先端部24へ向かって減少する。
溝21は、カムレール18の一つのカムレール部位22に沿って延びている。
溝21の溝先端部23は、カムレール先端部24へと通じている。
このようにして、カムレール18は、溝21と共に、舌状部25を形成している。
該舌状部25は、カムレール18の舌状部25に働く圧力に応じて柔軟に変形するのに適しているが、これについては後で詳しく述べるものとする。
第2差込接続部分3は、取付面12に対応した、相対する二つの側面30のそれぞれに、カムレール18に係合するのに適した突起31を有する。
突起31は、第2差込接続部分3が第1差込接続部分2に当接するときに、それぞれの突起31が開口部である開放先端部20のうちの一つのところに配置されている。
カムレール先端部24の近傍では、舌状部25が丸みのある切欠きを有している。
該切欠きは、ロックレバー5のロック位置において、突起31を受けるのに適したロック部位32である窪みを形成している。
ここで、図1に表されているロックレバー5の休止位置を起点として、第1差込接続部分2と第3差込接続部分3の接続操作について述べる。
この位置において、使用者は、それぞれの突起31がレバー5の対応する開口部である開放先端部20に当接するように、第2差込接続部分3を第1差込接続部分2に近づける。
この位置は、図2および図3に表されている。
第2差込接続部分3が、第1差込接続部分2に対して、このように位置付けられたときに、使用者は、ロックレバー5を矢印F(図4)の向きに、すなわちロック位置に向けて、回転させる。
その結果、それぞれの突起31は、対応するカムレール18に挿入される。
この位置は、図4および図5に表されている。
この位置を起点として、使用者がロックレバー5を矢印Fの向きに回転し続けると、それぞれの突起31は、対応するカムレール18を、カムレール先端部24の方向へと滑るように移動する。
同時に、第2差込接続部分3は、突起31に影響を及ぼすカムレール18のおかげで、第1差込接続部分2に係合する。
第1差込接続部分2が第2差込接続部分3に当接するとき、突起31によって舌状部25に働く圧力のために、舌状部25が弾性によって変形し始める。
突起31が対応するロック部位32の窪みの近傍に達するとき、突起31によって舌状部25に働く圧力は最大であり、ゆえに、舌状部25の変形も最大である。
この位置は、図6および図7に表されている。
このとき、使用者がロックレバー5を回転し続けると、図8および図9に表されているように、舌状部25の変形によって、突起31がロック部位32の窪みに位置することが可能になる。
突起31がロック部位32の窪みにあるとき、舌状部25は弾性によって安定した位置を保っている。
これにより、ハードポイント33ができることとなり、突起31をロック部位32である窪みに維持し、第1差込接続部分2と第2差込接続部分3の間に押付力を働かせることが可能になる。
このことによって、とりわけ、カップリングの公差の隔たりを埋め合わせることが可能になる。
この位置において、第1差込接続部分2と第2差込接続部分3との間の接触要素は、正確に接続されている。
さらに、この位置においては、横断補強材8の中央部分13が、電子ケース上面34である電子ケース4の表面に平行に、Y軸にほぼ平行に延びている。
横断補強材8の先端部分15は、ケースの相対する電子ケース側面35に沿って、X軸にほぼ直角になるように延びている。
同様に、側面アーム6は、電子ケース側面35に沿って、X軸にほぼ平行に延びている。
従って、休止位置にあるロックレバー5が占める体積は最小化され、図8に示すように、ロックレバー5の部分は、厚みが小さく、電子ケース4に沿って延びる。
ロックレバー5は、ロック位置にあるとき、電子ケース4にほぼ平行である。
これにより、電子ケース4は、飛行機の座席の座面の裏側に位置する基部の下で、基部の平面にほぼ平行に、すなわち水平に配置することができる。
基部をロックレバー5に押し付けることは、ロックレバー5を、その水平位置に、すなわち、そのロック位置に維持することに寄与し、それによって、電子ケース4の不慮の分離を防ぐ。
さらに、乗客は、その座席の座面の裏側に位置する基部の下に配置されている電子ケース4に触れることができない。
ここで、ロックレバー5のロック位置を起点として分離操作について述べるが、座席の座面の裏側に位置する基部は、電子ケース4を扱うことができるようにするため、取り除かれている。
使用者がロックレバー5に影響を及ぼし、それをY軸の周りで矢印G(図8)の向きに回転させるとき、ハードポイント33は、突起31に対して、レバー5の運動と対立した力を働かせる。
このとき、使用者が同じようにロックレバー5に影響を与え続けると、舌状部25が変形し、その結果、突起31がロック部位32である窪みから出ることになる。
突起31がロック部位32である窪みから出て、かつ、使用者がロックレバー5を矢印Gの向きに回転し続けたとき、突起31は、カムレール18内をカムレール先端部19の方向へと滑って移動する。
同時に、第1差込接続部分2の接触要素は、第2差込接続部分3の接触要素から外れることになる。
ロックレバー5が、休止位置に達すると、第1差込接続部分2と第2差込接続部分3とが分離する。
ゆえに、ロックレバー5のカムレール18は、接続および分離の操作中の力をうまく分散することを保証することができ、そのことにより、これらの操作を使用者にとって容易なものにする。
また、ロックレバー5のおかげで、挿入の深さを規定することや、第2差込接続部分3をX軸に沿って第1差込接続部分2に対して確実に誘導することも可能になり、それによって、接触要素のゆがみや破損が回避される。
本発明は、ある特定の実施様態との関係において記載されてきたが、当然ながら、これに限定されることはまったくなく、記載された手段と同等の全ての技術を含むものであって、同様に、本発明の範囲に入るのであれば、それらの組み合わせをも含むものである。
本発明のコネクタの一実施例を単純化した斜視図である。 図1のコネクタについて、ロックレバーが休止位置にあるとき、第2差込接続部分の突起がレバーに当接している状態を示す斜視図である。 図2のIII領域の拡大図である。 図1のコネクタについて、第2差込接続部分の突起がロックレバーのカムレール内に挿入されている状態を示す斜視図である。 図4のV領域の拡大図である。 図1のコネクタについて、突起による圧力によってカムレールが変形している状態を示す斜視図である。 図6のVII領域の拡大図である。 図1のコネクタについて、ロックレバーがロック位置にある状態を示す斜視図である。 図8のIX領域の拡大図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 第1差込接続部分
3 第2差込接続部分
4 電子ケース
5 ロックレバー
6 側面アーム
8 横断補強材
9 先端部分
11 ピボット要素
12 取付面
13 中央部分
15 先端部分
16 中間部分
17 末端部分
18 カムレール
19 カムレール先端部
20 開放先端部
21 溝
22 カムレール部位
23 溝先端部
24 カムレール先端部
25 舌状部
30 側面
31 突起
32 ロック部位
33 ハードポイント
34 電子ケース上面
35 電子ケース側面

Claims (7)

  1. ロックレバーを有するコネクタであり、
    前記コネクタは、固定された第1差込接続部分と、接続方向における移動によって前記第1差込接続部分に接続されうる第2差込接続部分とを有しており、
    前記ロックレバーは、二つの先端部分を有し、
    該二つの先端部分は、接続方向に直角な軸に従って回転する仕方で、前記第1差込接続部分の相対する二つの取付面に固定されるのに適したものであって、
    前記先端部分のそれぞれは、カムレールを有し、
    該カムレールは、開放先端部を形成し、
    前記ロックレバーは、前記カムレールのそれぞれの開放先端部が、前記第2差込接続部分の突起のところに位置するのに適しているような解除位置と、前記突起のそれぞれが、前記カムレールのロック部位の中に位置するのに適しているようなロック位置との間で回転するのに適しているものであり、
    前記先端部分が、柔軟に変形するのに適していることにより、前記突起が前記ロック部位内に入り込むことを可能にし、かつ、前記第1差込接続部分と前記第2差込接続部分との間に押付力を働かせることを特徴とする、ロックレバーを有するコネクタ。
  2. 前記先端部分のそれぞれが、対応する前記カムレールのカムレール部位に沿って延びる溝を有し、
    前記溝の溝先端部が、前記カムレールのカムレール先端部に通じており、
    それによって、前記カムレールが、前記溝と共に、柔軟に変形されるのに適した舌状部を形成して、
    前記先端部分が、前記カムレールの前記舌状部に働く圧力に応じて変形できるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ロック部位が、前記舌状部内に形成された切欠きを有するとき、
    前記突起が前記切欠きに位置すると、前記舌状部が弾性によって安定した位置をとるのに適しており、接続力の維持が確保されることを特徴とする、請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第2差込接続部分が、電子ケースに接続されており、
    前記第1差込接続部分が、輸送手段内に組み込まれた電子装置に接続されており、
    前記第1差込接続部分が、前記輸送手段に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記ロックレバーが、横断補強材によって互いにつながれた二つの側面アームを有しており、
    前記ロックレバーが、ロック位置にあるときに、
    前記側面アームが、前記電子ケースの相対する二つの電子ケース側面に沿って延びるのに適していることを特徴とする、請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記ロックレバーが、ロック位置にあるとき、
    前記横断補強材が、前記電子ケースの一つの電子ケース表面に平行に延びるのに適しており、
    前記横断補強材の中央部分が、前記電子ケースの前記電子ケース上面からずらされていることを特徴とする、請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記輸送手段が飛行機であって、
    前記電子ケースが、前記飛行機の座席の基部の下に配置され、
    前記ロックレバーが、ロック位置にあるときに、
    前記ロックレバーが、前記基部の平面に平行になるようになっており、
    前記基部が、前記ロックレバーに押し付けられるのに適していることで、
    前記ロックレバーが、ロック位置に維持されることを特徴とする、請求項6に記載のコネクタ。
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