JP2017066620A - 構造物検査システム - Google Patents

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【課題】コンクリート舗装面などの劣化や亀裂などを画像処理によって検出するとともに、人力による移動が可能で、移動中にリアルタイムで画像などが確認できる構造物検査装置を提供する。【解決手段】載置面40上の被撮像領域40aを撮像するための撮像部11と、被撮像領域40aを照明する照明部12aと、載置面40上での移動による位置変化を検知する位置変化検知部13と、この位置変化検知部13によって検知された位置変化に基づいて撮像部11による撮像の時期を制御する撮像時期制御部14aと、撮像された画像データの取得および解析を行う画像取得解析部20aと、取得された画像データまたはその解析結果の少なくとも一方を表示する表示部20bと、画像データを保存する保存部21と、移動させるために把持する把持部31とを備え、表示部20bは、把持部31を把持した状態で表示内容を視認可能に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、道路や滑走路などの構造物の表面状態の検査システムに関し、特に、コンクリート舗装面などの劣化や亀裂などを画像処理によって検出するとともに、人力による移動または自律移動が可能な小型の構造物検査システムに関する。
従来、舗装道路を走行しながら車載カメラにより路面を撮影し、その撮影画像を解析することによって、路面に生じたひび割れ等を検出する路面検査システム(例えば特許文献1参照)、舗装表面上を走行しながらコンクリート版の劣化状態を調査する劣化調査システム(例えば特許文献2参照)、あるいは、一般車両に搭載されて、路面の凹凸を評価する路面凹凸評価システム(例えば特許文献3参照)などが提案されている。
これらはいずれも、自走式の車両に搭載され、走行しながら路面を検査などすることが前提となっている。
一方、台車に搭載されて、道路や滑走路などの舗装路面のひび割れを画像処理によって連続的に計測・記録する路面のひび割れ計測装置(例えば特許文献4参照)や、測定車上に道路に向けて配設され、ひび割れ率などの路面性状を測定評価可能な路面性状測定機(例えば特許文献5参照)なども提案されている。
これらはいずれも、それ自体では自走できないため、道路上などを車両に牽引されることが前提となっている。
特開2014− 86826号公報 特開2011−237283号公報 特開2013− 79889号公報 特開平4−240555号公報 特開平3− 56805号公報
上記の各特許文献に記載されているような装置やシステムは、車両に直接搭載されるか、牽引されることを前提としている。そのため、鉄道の駅のホームや歩道などのように車両が進入しにくいスペースでの運用は困難であった。
また、道路上などを車両に牽引されることが前提となっている特許文献4に記載のひび割れ計測装置や特許文献5に記載の路面性状測定機は、そのまま小型化すれば人力による移動自体は可能かもしれない。しかし、特許文献4に記載のひび割れ計測装置では、その明細書の段落0022などに記載されているように、計測処理装置から出力されたデータが記録された記録媒体を持ち帰ってからパソコンなどによって解析処理に付される。特許文献5に記載の路面性状測定機では、その明細書の第3頁の左下欄第5〜8行などに記載されているように、まずビデオカメラ2によって路面の撮影を行い、その画像を再生し、ひび割れ箇所の確認を行うので、一旦路面の撮影を行った後にその画像を再生していることになる。したがって、これらのひび割れ計測装置や路面性状測定機はいずれも、撮影中の路面の画像をリアルタイムで確認や解析をするものではない。
従来技術のこのような課題に鑑み、本発明の目的は、コンクリート舗装面などの劣化や亀裂などを画像処理によって検出するとともに、人力による移動または自律移動が可能で、移動中にリアルタイムで画像などが確認できる構造物検査システムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の構造物検査システムは、載置面上の被撮像領域を撮像するための撮像部と、前記被撮像領域を照明する照明部と、前記載置面上での移動による位置変化を検知する位置変化検知部と、この位置変化検知部によって検知された前記位置変化に基づいて前記撮像部による撮像の時期を制御する撮像時期制御部と、前記撮像部によって撮像された画像データの取得および解析を行う画像取得解析部と、この画像取得解析部によって取得された前記画像データまたはその解析結果の少なくとも一方を表示する表示部と、前記画像データを保存する保存部と、移動させるために把持する把持部とを備え、前記表示部は、前記把持部を把持した状態で表示内容を視認可能に配置されていることを特徴とする。
このような構成の構造物検査システムによれば、人力による移動が可能で、移動中にリアルタイムで撮影中の路面の画像などが容易に確認できる。
あるいは、本発明の構造物検査システムは、載置面上の被撮像領域を撮像するための撮像部と、前記被撮像領域を照明する照明部と、前記載置面上での移動による位置変化を検知する位置変化検知部と、この位置変化検知部によって検知された前記位置変化に基づいて前記撮像部による撮像の時期を制御する撮像時期制御部と、前記撮像部によって撮像された画像データの取得および解析を行う画像取得解析部と、前記画像データを保存する保存部と、少なくとも前記撮像部および前記照明部を移動するための自走手段と、前記画像取得解析部によって取得された前記画像データまたはその解析結果の少なくとも一方を前記撮像部から離れた場所に表示する表示部とを備えることを特徴とする。
このような構成の構造物検査システムによれば、自律移動が可能で、移動中にリアルタイムで撮影中の路面の画像などが容易に確認できる。
また、本発明の構造物検査システムにおいて、絶対位置情報を検知する絶対位置検知器(例えばGPS)をさらに備え、前記画像取得解析部は、前記撮像部によって撮像された画像データおよび前記絶対位置検知器によって検知された前記絶対位置情報の取得および解析を行ってもよい。
本発明の構造物検査システムによれば、人力による移動または自律移動が可能で、移動中にリアルタイムで画像などが容易に確認できる。
本発明の第1実施形態に係る構造物スキャナー100の概略構成を示す側面図である。 構造物スキャナー100の電気的な概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る構造物スキャナー100Aの概略構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<第1実施形態の構成>
図1は本発明の第1実施形態に係る構造物スキャナー100の概略構成を示す側面図である。図2は、構造物スキャナー100の電気的な概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、コンクリート舗装面40などの検査を行う構造物スキャナー100は、扁平な箱形状の構造物スキャナー本体10と、構造物スキャナー本体10の後端部に垂直方向へ延びるように取り付けられたフレーム30の上部で支持されるとともに、構造物スキャナー100の動作を制御するノートパソコン20と、フレーム30の上部に水平方向前方へ延びるように設けられたサブフレーム32によって撮像方向を下方に向けて支持され、載置されたコンクリート舗装面40などの上での移動方向と直交する細長い被撮像領域である帯状領域40aを撮像するラインカメラ11と、フレーム30の上端に水平方向後方へ延びるように設けられ、構造物スキャナー100を移動させるときに把持するためのハンドル31とを備えている。
ノートパソコン20(特に後述するディスプレー20b)とハンドル31とは、操作や表示確認などをしやすくするため、できるだけ近接させることが好ましいが、少なくとも、ディスプレー20bは、ハンドル31を把持したままの状態で表示内容が視認できるように配置することが好ましい。ただし、構造物スキャナー本体10とノートパソコン20との接続を無線式とし、構造物スキャナー本体10を押す人とは別の人が離れた場所でディスプレー20bの表示を確認するような構成もあり得る。
なお、検査対象とするコンクリート舗装面40としては、例えば、鉄道駅のホーム、空港のエプロン(駐機場)や滑走路、橋などが挙げられるが、これらに限らない。また、舗装も必ずしもコンクリートに限るわけではない。
図1に示すように、構造物スキャナー本体10の側面の前方および後方には、それぞれ車輪15が取り付けられている。反対側側面に取り付けられたものも含む4つの車輪15に支持されることで、ハンドル31を押すことによる人力での構造物スキャナー100の移動が容易となる。移動時の振動を極力軽減するため、車輪15には除震性を有するタイヤを用いることが好ましい。
構造物スキャナー本体10は、帯状領域40aに対応する位置のやや後方に配置され、帯状領域40aを斜め上方から高均一に照明するLED照明12aと、このLED照明12a専用の照明電源12bと、車輪15の回転に連動するように配置され、コンクリート舗装面40などの上での構造物スキャナー100の移動距離を検知するエンコーダ13と、このエンコーダ13で検知された移動距離に基づいてラインカメラ11による撮像を行わせる同期部14a(図2を参照して後述)を収めた電装ボックス14とを備えている。
ラインカメラ11は、コンクリート舗装面40などのひび割れが十分識別可能な解像度を有するモノクロのデジタルカメラであり、撮像部として機能する。例えば、カメラ本体11aがCマウントカメラである場合、構造物スキャナー本体10の横幅のほぼ全体を撮像できるように、広角のレンズ11b(例えば28mm程度)を用いることが好ましい。ただし、複数台のカメラを横に並べて配置し、それらによって撮像された画像を合成するようにしてもよいし、1台のカメラで移動方向とは直交する方向に走査を行ってもよい。また、カラーのカメラを用いてもよい。
照明部であるLED照明12aは、例えば、白色LEDを光源とし、細長い帯状領域を高輝度で高均一に照明するLED照明が挙げられるが、これに限らない。2つ以上のLED照明を組み合わせてもよいし(例えば、帯状領域40aに対応する位置の前後両方に配置)、LED以外の光源を用いてもよい。それらの照明の種類、配置や照明方向などは、コンクリート舗装面40などのひび割れができるだけ鮮明に撮像できるようにすることが好ましい。
照明電源12bは、LED照明12aの発光量をパルス調光方式や電圧調光方式によって可変とする専用電源である。パルス調光方式を用いる場合、ラインカメラ11による撮像のシャッター速度が特に高速なときには、撮像された画像に照明ムラなどが生じないように、撮像のタイミングなどに留意する必要がある。ただし、用いる照明の種類によっては、このような専用電源は必須とは限らない。
位置変化検知部であるエンコーダ13は、構造物スキャナー100の移動による位置変化を検知するため、例えば、車輪15の1つの軸受部に回転に連動するように配置され、一定回転量(角度)毎にパルス信号を発生する。これにより、車輪15の外周長との関係から、構造物スキャナー100の位置変化、具体的には移動距離を検知することができる。
撮像時期制御部として機能する同期部14aは、エンコーダ13から発生されるパルス信号に基づいて、ラインカメラ11による撮像の時期を制御する。具体的には、予め定められた回数のパルス信号をカウントする毎に、ラインカメラ11による撮像を同期的に行わせる。これにより、構造物スキャナー100が一定距離だけ移動する毎にラインカメラ11による撮像を行うことができる。このとき、LED照明12aをラインカメラ11の撮像タイミングと同期させてストロボ発光させてもよい。
また、図1に示すように、構造物スキャナー本体10の上面には、バッテリー18が取り付けられており、コネクタ(不図示)を介して、構造物スキャナー本体10内部の照明電源12b、エンコーダ13、同期部14aなどに電力を供給する。ただし、バッテリー18の取り付けは構造物スキャナー本体10の上面に限らないし、可能であれば構造物スキャナー本体10に内蔵してもよい。
図2に示すように、画像取得解析部として機能するノートパソコン20はその本体に、構造物スキャナー100の各部の動作を制御するとともに、ラインカメラ11によって撮像された画像データの取得や解析などを行うCPU20aと、このCPU20aによって取得された画像データや解析結果などを表示する表示部としてディスプレー20bとを備えている。画像取得解析部として上記のように汎用のノートパソコンを用いてもよいし、専用の情報処理装置を用いてもよい。
さらに、ノートパソコン20には保存部として大容量のハードディスク21が外付けされている。ただし、このような外付けハードディスク21は必須ではない。外付けハードディスク21の代わりに、ノートパソコン20の内部に収容可能なタイプのハードディスクまたは不揮発メモリなどを保存部として用いてもよい。
構造物スキャナー本体10とラインカメラ11やノートパソコン20との接続はケーブル22(図1では不図示)によって行うが、これらの接続を無線式としてもよい。
<構造物スキャナー100による検査>
構造物スキャナー100による検査方法について次に説明する。
まず、構造物スキャナー100を検査対象とするコンクリート舗装面40などの上に置き、ノートパソコン20側で移動開始前の準備作業などをした後、LED照明12aを点灯させ、ハンドル31を押して構造物スキャナー100をなるべく一定の速度で前方へ移動開始させる。
構造物スキャナー100の移動によって車輪15が回転すると、一定回転量(角度)毎にエンコーダ13からパルス信号が発生する。同期部14aは、予め定められた回数のパルス信号をカウントする毎にラインカメラ11による撮像を同期的に行わせる。これにより、コンクリート舗装面40などの上で一定距離間隔の帯状領域40aを連続して撮像することができる。
ノートパソコン20は、ラインカメラ11によって撮像された帯状領域40aの画像データを撮像毎に取得し、必要に応じて外付けハードディスク21にそれぞれ保存するとともに、CPU20aによって様々な画像処理や解析などを行ってコンクリート舗装面40などの劣化や亀裂などを検出する。具体的な解析には、例えば、背景技術として上述した各特許文献に記載されているような装置やシステムで開示されている方法なども適用可能である。
検査対象とするコンクリート舗装面40などの図面や地図などの情報を予め入力しておけば、構造物スキャナー100の移動開始地点情報と撮像された帯状領域40aの距離間隔などに基づいて、図面や地図などの上に帯状領域40aの各画像データを自動的に重ね合わせてディスプレー20bに表示することもできる。ノートパソコン20はハンドル31付近に支持されており、構造物スキャナー100を移動させながらディスプレー20b上の表示をリアルタイムで確認できる。これにより、コンクリート舗装面40などの上の帯状領域40aが漏れなく鮮明に撮像されているかを容易に確認しながら検査作業を行うことができる。また、図面や地図などの上に重ね合わせた帯状領域40aの各画像データを用いれば、検査報告書なども効率的に作成可能となる。
<第2実施形態>
第1実施形態のように人力によって移動するのではなく、自走手段によって移動可能としたものを第2実施形態として次に説明する。なお、第1実施形態と同一の構成部材には同一の参照符号を付し、主として相違点について説明する。
図3は本発明の第2実施形態に係る構造物スキャナー100Aの概略構成を示す側面図である。
図3に示すように、コンクリート舗装面40などの検査を行う構造物スキャナー100Aは、扁平な箱形状の構造物スキャナー本体10Aと、載置されたコンクリート舗装面40などの上での移動方向と直交する細長い被撮像領域である帯状領域40aを撮像するラインカメラ11とを備えている。このラインカメラ11は、構造物スキャナー本体10Aの後端部に垂直方向へ延びるように取り付けられた後方フレーム30Aと構造物スキャナー本体10Aの前端部に垂直方向へ延びるように取り付けられた前方フレーム33とで水平に支持されたサブフレーム32によって、撮像方向を下方に向けて支持されている。
構造物スキャナー本体10Aの側面の前方および後方には、それぞれ車輪15が取り付けられており、構造物スキャナー本体10Aの上面には、バッテリー18が取り付けられている。
また、構造物スキャナー本体10Aは、帯状領域40aに対応する位置のやや後方に配置され、帯状領域40aを斜め上方から高均一に照明するLED照明12aと、このLED照明12a専用の照明電源12bと、車輪15の回転に連動するように配置され、コンクリート舗装面40などの上での構造物スキャナー100の移動距離を検知するエンコーダ13と、このエンコーダ13で検知された移動距離に基づいてラインカメラ11による撮像を行わせる同期部14aや各部の制御を行う制御部を収めた電装ボックス14Aとを備えている。
さらに、構造物スキャナー100Aは、構造物スキャナー本体10Aに自走による自律移動を可能とするために車輪15を駆動する駆動部19(モーターなど)を内蔵するとともに、自走時に周囲の障害物などと衝突することを回避するための障害物検知センサー34を構造物スキャナー本体10Aの前端部とサブフレーム32の前端部とに備えている。
なお、駆動部19および車輪15による前後方向の移動だけでなく、移動方向を変えられるようにしてもよい。ラジコン式またはリモコン式にして、離れた場所から作業者の操作によって操縦可能としてもよい。自走による移動させるものを、ラインカメラ11、LED照明12a、照明電源12bおよびバッテリー18などに限定してもよい。障害物検知センサー34は、構造物スキャナー本体10Aの後端部や側面などに追加してもよい。
また、構造物スキャナー本体10Aとノートパソコン20との接続を無線式とし、ラインカメラ11によって撮像された画像データや解析結果などを、構造物スキャナー本体10Aとは離れた場所でディスプレー20bに表示させてもよい。
このような構成によれば、コンクリート舗装面40などの検査を、人手を介さずに自動的に行うことができ、管理などを行う作業者の負担も軽減できる。
<その他の実施形態>
構造物スキャナー100に、通常のGPS(Global Positioning System)や屋内GPSなどの絶対位置検知器を備えてもよい。
上述した構造物スキャナー100では、エンコーダ13によって移動開始地点からの直線上の移動距離がわかるだけであったが、絶対位置検知器と併用することで、コンクリート舗装面40などで2次元の広がりをもった領域を検査対象とすることもできる。
また、絶対位置検知器はノートパソコン20に内蔵したり、ハンドル31付近に備えてもよい。
なお、本発明は、その主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
10 構造物スキャナー本体
10A 構造物スキャナー本体
11 ラインカメラ(撮像部)
11a カメラ本体
11b レンズ
12a LED照明(照明部)
12b 照明電源
13 エンコーダ(移動距離検知部)
14 電装ボックス
14A 電装ボックス
14a 同期部
15 車輪
18 バッテリー
19 駆動部
20 ノートパソコン
20a CPU(制御部)
20b ディスプレー(表示部)
21 外付けハードディスク(保存部)
22 ケーブル
30 フレーム
30A 後方フレーム
31 ハンドル(把持部)
32 サブフレーム
33 前方フレーム
34 障害物検知センサー
40 コンクリート舗装面
40a 帯状領域
100 構造物スキャナー(構造物検査システム)
100A 構造物スキャナー(構造物検査システム)

Claims (3)

  1. 載置面上の被撮像領域を撮像するための撮像部と、
    前記被撮像領域を照明する照明部と、
    前記載置面上での移動による位置変化を検知する位置変化検知部と、
    この位置変化検知部によって検知された前記位置変化に基づいて前記撮像部による撮像の時期を制御する撮像時期制御部と、
    前記撮像部によって撮像された画像データの取得および解析を行う画像取得解析部と、
    この画像取得解析部によって取得された前記画像データまたはその解析結果の少なくとも一方を表示する表示部と、
    前記画像データを保存する保存部と、
    移動させるために把持する把持部と
    を備え、
    前記表示部は、前記把持部を把持した状態で表示内容を視認可能に配置されていることを特徴とする構造物検査システム。
  2. 載置面上の被撮像領域を撮像するための撮像部と、
    前記被撮像領域を照明する照明部と、
    前記載置面上での移動による位置変化を検知する位置変化検知部と、
    この位置変化検知部によって検知された前記位置変化に基づいて前記撮像部による撮像の時期を制御する撮像時期制御部と、
    前記撮像部によって撮像された画像データの取得および解析を行う画像取得解析部と、
    前記画像データを保存する保存部と、
    少なくとも前記撮像部および前記照明部を移動するための自走手段と、
    前記画像取得解析部によって取得された前記画像データまたはその解析結果の少なくとも一方を前記撮像部から離れた場所に表示する表示部と
    を備えることを特徴とする構造物検査システム。
  3. 請求項1または2に記載の構造物検査システムにおいて、
    絶対位置情報を検知する絶対位置検知器をさらに備え、
    前記画像取得解析部は、前記撮像部によって撮像された画像データおよび前記絶対位置検知器によって検知された前記絶対位置情報の取得および解析を行うことを特徴とする構造物検査システム。
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