JP2017059777A - 搬送装置およびはんだボール印刷システム - Google Patents

搬送装置およびはんだボール印刷システム Download PDF

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章雄 五十嵐
Akio Igarashi
章雄 五十嵐
栗原 弘邦
Hirokuni Kurihara
弘邦 栗原
量介 水鳥
Ryosuke Mizutori
量介 水鳥
智哉 高木
Tomoya Takagi
智哉 高木
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Abstract

【課題】製造コストの増大を抑制して、良好な精度で被処理物を効率的に搬送することができる搬送装置およびはんだボール印刷システムを提供する。
【解決手段】ボールネジカバー210に沿ってスライド部材230を移動させるボールねじ240などを有するスライド機構220が備えられている。スライド部材230には、少なくとも一対のアーム部270が設けられている。アーム部270には、ウエハ1の両側縁の裏面側にそれぞれ当接した状態で、ウエハ1を下方から支持する係止面部280が設けられている。一対の縦壁部271の下縁からは、係止面部280がウエハ1を水平支持可能な凹部282を有して、先端を対向させるように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送装置およびはんだボール印刷システムに関する。
本技術分野の背景技術として、下記特許文献1の要約書には、「基板接合装置をクリーンブース内に設置し、一軸ロボット及び五軸ロボットによってウエハ及び薄板基板を搬送する。転写ステーションは、フイルム供給部から接着剤の塗布された転写フイルムを取り出し、薄板基板に押し付けて接着剤を転写する。剥離ステーションは、薄板基板から転写フイルムを剥離する。」と記載されている。
特開2005−311288号公報
基板の一側面に、はんだボール印刷など、複数の処理工程を同一側面に施す必要がある印刷システムでは、被印刷物(被処理物)としてのウエハまたは薄板基板のうち、印刷が行われる一側面を上側として水平状態を保持したまま、迅速に次のステージに搬送する搬送装置が必要とされている。
このような搬送装置としては、例えば、多軸ロボットを一本のレールに沿わせて移動させる搬送装置が知られている。
このような搬送装置では、多軸ロボットがアーム先端に設けられた吸着ハンドによって、終了した処理工程のステージ上からウエハをすくい上げる。
そして、次の処理工程のステージまでウエハを搬送する際には、多軸ロボットごと、レールに沿わせて移動させている。
多軸ロボットは、所定の重量を有しているとともに、レールに沿って移動させる際に、周囲と干渉しないように一定の空間を必要とする。このため、搬送装置を含む製造装置全体が大型化するとともに、高い剛性の筺体が必要となり、製造コストが増大してしまうといった問題があった。
この発明は、製造コストの増大を抑制して、良好な精度で被処理物を効率的に搬送することができる搬送装置およびはんだボール印刷システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、被処理面を上側として載置された基板に対して、異なる処理を行う複数のステージ間にて、基板を搬送する搬送装置であって、複数のステージに隣設配置されるレール部と、レール部に沿ってスライド部材を移動させるスライド機構と、各ステージに載置された基板を上下方向に移動させる昇降機構とを備え、スライド部材には、基板の両側縁の裏面側にそれぞれ当接した状態で、基板を下方から支持する少なくとも一対のアーム部が設けられている搬送装置を特徴としている。
本発明によれば、製造コストの増大を抑制して、良好な精度で被処理物を効率的に搬送することができる搬送装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態の搬送装置で、要部の構成を説明する斜視図である。 実施形態の搬送装置を適用するはんだボール印刷システム全体の正面図である。 実施形態のはんだボール印刷システムの構成を説明し、搬送装置が適用される箇所の上面図である。 実施形態のはんだボール印刷システムの構成を説明し、搬送装置が適用される箇所を示す正面図である。 実施形態の搬送装置で、係止面部の平面図である。 実施形態の搬送装置で、図5中A−A線に沿った位置での係止面部の断面図である。 実施形態の搬送装置にて、昇降ピンを上下動させるクランク機構を説明する斜視図である。 実施形態の搬送装置にて、昇降ピンを上下動させるカム機構を説明する斜視図である。 実施形態の搬送装置で、アーム部に基板を係止する様子を説明する断面図である。 実施形態の搬送装置で、アーム部に基板を係止して、ピンによる吸着が開放された様子を説明する断面図である。 実施形態の搬送装置で、アーム部に基板が係止されている状態で、搬送される様子を説明する断面図である。 実施形態の搬送装置で、ピンにより基板が上昇して係止面部から離間する様子を説明する断面図である。 実施形態の搬送装置で、基板をステージ上に載置する様子を説明する断面図である。
以下、図1〜図4を用いて、実施形態の搬送装置200をウエハ1の搬送に用いるはんだボール印刷システム100の全体の構成について説明する。
本発明の実施形態の搬送装置200は、マイクロボールの印刷搭載を行うはんだボール印刷システムに用いられるものである。
搬送装置200は、特に、各種デバイス用のウエハや薄板基板(以下、単にウエハとも記す)1に信号接続用の電極を形成する際、異なる処理工程間の移送、たとえばフラックス印刷工程の処理ステージの次工程として、はんだボールの搭載処理工程が続けて行なわれるものなどにおいて、各処理を行うステージA〜Eの間におけるウエハ1の搬送に用いられるものである。
(搬送装置)
図1に示すように、搬送装置200は、複数のステージA,Bに隣設配置されるボールネジカバー210と、前記ボールネジカバー210に沿ってスライド部材230を移動させるスライド機構220とが備えられている。
このうち、実施形態のボールネジカバー210は、複数のステージA,B側の側面に、長手方向に沿って直線状に開口するボールネジカバー開口部を有している。また、ボールネジカバー210の内部には、スライド機構220のボールねじ240が回転自在となるように収容されている。
スライド機構220は、モータ201と、モータ201の回転とともに回転するボールねじ240と、ボールねじ240が螺合されて、前記スライド部材230と連結される雌ネジスライダ225とを含む。
そして、スライド機構220は、モータ201の回転駆動によってボールねじ24を回転させて、雌ネジスライダ225をボールネジカバー210の延設方向に沿わせてスライド移動させる。雌ネジスライダ225には、スライド部材230がボールネジカバー開口部を介して連結されている。スライド部材230は、雌ネジスライダ225のスライド移動に伴って、ガイドレール部211にガイドされながら水平方向にスライド移動するように構成されている。
(アーム部の構成)
また、前記スライド部材230には、少なくとも一対のアーム部270,270が設けられている(以下、単にアーム部270と記す)。アーム部270には、前記ウエハ1の両側縁の裏面側にそれぞれ当接した状態で、前記ウエハ1を下方から支持する係止面部280がそれぞれ設けられている。
この実施形態のアーム部270は、橋状板部材272と、一対の縦壁部271と、前記ウエハ1の両側縁1a,1a(図5参照)の裏面側1b,1b(図6参照)にそれぞれ当接する係止面部280とを含み、側面視で、一対の縦壁部271間が所定寸法a離間して、かつ、係止面部280,280の両先端縁間が所定寸法b分だけ離間して配置されることにより、門型形状を呈している(図1参照)。
すなわち、このアーム部270は、スライド部材230のスライド方向に対して直交する方向に、長手方向を有する橋状板部材272が設けられている。この橋状板部材272の平面視の中央部には、長円形状のウエハ位置確認開口273が開口されて形成されている。このウエハ位置確認開口273により、係止面部280の上のウエハ1の位置を確認できるとともに、橋状板部材272は、肉抜きされて軽量化が図られている。
また、この橋状板部材272の両端部には、一対の縦壁部271がウエハ1の外形寸法cよりも大きな寸法aを有して、下方に向けて延設されている。縦壁部271の高さ方向寸法hは、ウエハ1が水平方向に挿抜可能となるように設定されている。
このアーム部270には、前記ウエハ1の両側縁1a,1a(図5参照)の裏面側1b,1b(図6参照)にそれぞれ当接する係止面部280,280が設けられている(図1参照)。
すなわち、このアーム部270の縦壁部271の下縁からは、中央部に向けて、延設された係止面部280の上面にウエハ1が跨るように係止されて、スライド方向に搬送可能としている。
さらに、この実施形態の搬送装置200には、前記各ステージA,Bに載置されたウエハ1を上下方向に移動させる昇降ピン昇降機構250が備えられている。
昇降ピン昇降機構250の昇降ピン260は、各ステージA,Bに平面視でX状となるように5本づつ配置されている。そして、前記アーム部270のスライド動作に合わせて、各ステージA,Bの載置面に対し突出および退避が自在な構造となることにより、アーム部270との間で、ウエハ1の受け渡しが可能となるように構成されている。昇降ピン昇降機構250の詳細については、後述する。
(全体構成)
図2は、実施形態の搬送装置200を適用したはんだボール印刷システム100全体の正面図である。
まず、システム全体の構成から説明すると、はんだボール印刷システム100は、搬送装置200を収容する筺体101と、前記ウエハ1を供給するローダ2と、ローダ2内に設けられて、ウエハ1を仮置く仮置き台ステージAと、前記ウエハ1の上面側にフラックス印刷工程を行うフラックス印刷ステージBと、ウエハ1にボール印刷工程を行うボール印刷ステージCと、ボール印刷されたウエハ1の検査を行う検査リペアステージDとを備える。
さらに、この実施形態のはんだボール印刷システム100は、ウエハ1を回収するアンローダ3が備えられていて、アンローダ3内には、前記検査リペアステージDにて検査したウエハ1を仮置く搬出ステージEが設けられている。
図3は、実施形態のはんだボール印刷システム100の構成を説明し、搬送装置200が適用される箇所の上面図である。また、図4は、その正面図である。
これらの図3,図4には、実施形態のはんだボール印刷システム100の筺体101の内部構成が示されている。筺体101の内部では、搬送装置200が2台並設されて一直線上に並べられている。また、スライド部材230を下方から支持するとともにスライドガイドするガイドレール部211,211が、一直線上に並べられている。
実施形態のはんだボール印刷システム100の各ステージA〜Eの間隔寸法は、前記一対のアーム部270の間隔W1,W2とそれぞれ同じピッチ(W1=W2=P1=P2=P3=P4)に設定されている。
また、一台の搬送装置200がステージA〜C間にてウエハ1を搬送し、もう一台の搬送装置200がステージC〜E間にてウエハ1を搬送する。
これにより、いずれの搬送装置200,200も、搬送可能なステージCを含めて、全ての5つのステージA〜Eにてウエハ1の受け渡しを行うことが可能となり、ステージA〜E間を通して、ウエハ1の被処理面を上方に向けたたままの水平状態で搬送することができる。
この実施形態のスライド部材230は、前記ボールネジカバー210に沿って長手方向を延設している。そして、スライド部材230の側面からは、一対のアーム部270が一体となるようにそれぞれ固設されている。この実施形態のアーム部270は、前記スライド部材230の一側面から、前記各ステージA〜Eの上方に向けて水平方向に向けて突設されている。
これらの一対のアーム部270の間隔W1,W2は、前記各ステージA〜E間と同じピッチ(P1=P2=P3=P4)に設定されている。このため、一対のアーム部270は、たとえば隣接配置されたステージA,Bにて同時にウエハ1,1をそれぞれ係止して、搬送可能であるとともに、隣接配置されたステージB,Cに搬送されたウエハ1,1を同時に載置させることができる。このため、搬送効率が良好である。
(係止面部の構成)
図5は、実施形態の係止面部280の平面図である。
縦壁部271の下縁には、先端を対向する方向へ延設して、両先端間の寸法bをウエハ1の外形寸法cよりも小さく設定する係止面部280が一体に設けられている。
これにより、係止面部280の両先端の上面側に、ウエハ1の両側縁1a,1aが当接して係止されて、ウエハ1は、係止面部280によって下方から支持される。
また、この実施形態では、昇降ピン260,260の先端間の寸法dが、係止面部280の両先端間に設けられた隙間の寸法bよりも小さくなるように設定されている。
これにより、昇降ピン260,260は、係止面部280の両先端間に設けられた隙間を上下方向に移動する際、干渉しない。また、アーム部270がスライド方向に移動する際、昇降ピン260,260が突出していても係止面部280に干渉することがない。
さらに係止面部280には、前記ウエハ1の裏面側1bを当接させて支持する受面部としての凹部282,282が形成されている。この凹部282は、ウエハ1の外形形状の一部に形状を適合させた半円形状を呈している。
図6は、実施形態の搬送装置200における、図5中A−A線に沿った位置での係止面部の断面図である。
係止面部280には、前記ウエハ1の裏面側1bを当接させて支持する受面部としての凹部282,282が周囲よりも一段低い位置に形成されている。
このため、係止面部280は、ウエハ1を係止する際に、所望の中心位置にウエハ1を配置させやすくすることができるとともに、搬送時に、ウエハ1が所望の中心位置から位置ズレを発生させるおそれを減少させることができる。
(昇降ピン昇降機構)
各ステージA〜Eには、前記昇降ピン260を昇降する昇降ピン昇降機構250が設けられている(図1参照)。
昇降ピン昇降機構250は、前記昇降ピン260を各ステージA〜Eの上面側から上下方向へ昇降させて、係止面部280の両先端の間にて、昇降ピン260を昇降させることにより、前記ウエハ1を凹部282に対して、当接させた状態と、離間させた状態とすることができるように、ステージA〜Eの上面側からの突出寸法が設定されている。
(第1の昇降機構)
図7に示す昇降機構250Aは、仮置き台ステージA,搬出ステージEなど比較的に設置スペースに余裕のあるステージに用いられている。
この昇降機構250Aは、モータ301と、クランクシャフト304を介して、モータ軸302の回転を昇降ピン260の上下方向の昇降運動に変換して昇降ピン260を上下動させるクランク機構300とを有している。
そして、昇降機構250Aは、モータ301の回転駆動を制御することにより、先端が同じ高さとなるように5本の昇降ピン260を、ガイドロッドに沿わせて同時に移動させて、ウエハ1を水平状態に保持したまま、昇降させることができるように構成されている。
(第2の昇降機構)
図8に示す昇降機構250Bは、フラックス印刷ステージB,ボール印刷ステージCなど設置スペースが限られるステージに用いられる。
この昇降機構250Bは、直動アクチュエータ401と、図示しないガイドロッドに沿わせて連結部材410を上下動させるカム機構400を有している。
カム機構400は、ピストン軸402の摺動に応じてスライド移動する駒部材403とを備えている。駒部材403は、連結部材410の下端に回転自在に設けられた車輪404を、溝部405内で転動させて、上下方向に移動させる。
これにより、直動アクチュエータ401の駆動にて、連結部材410に遊動可能に連結されている各ステージB〜Dの昇降ピン260を昇降させることができる。
そして、昇降機構250Bは、直動アクチュエータ401のストロークを制御することにより、上端部に吸着パッド262が設けられている5本の昇降ピン260を同時に移動させて、ウエハ1を水平状態に保持したまま、昇降させることができるように構成されている。
これらの昇降機構250A,250Bは、係止面部280の凹部282,282に載置されたウエハ1の裏面側に昇降ピン260の上端が接触する速度を減速、若しくは0に近付けることが可能となる。したがって、ウエハ1に突き上げ方向の衝撃が加わるおそれを減少させることができ、さらにウエハ1の位置ズレを抑制できる。
(アーム部真空吸着機構)
実施形態のはんだボール印刷システム100には、アーム部真空吸着機構が設けられている。
このアーム部真空吸着機構は、図示しない真空ポンプを有している。前記アーム部270(図1参照)には、前記ウエハ1の両側縁1a,1a(図5参照)の裏面側1b,1b(図6参照)を吸着する連通開口部が複数開口形成されていて、それぞれ通路281を介して、真空ポンプに連通されている。
そして、真空ポンプの駆動により、図5または図6に示すような複数の通路281を介して、前記ウエハ1を前記凹部282,282に真空吸着させることができる。
また、真空ポンプの駆動を停止することにより、前記ウエハ1の凹部282への吸着を解除することができる。
(昇降ピン真空吸着機構)
さらに、実施形態のはんだボール印刷システム100には、昇降ピン真空吸着機構が設けられている。
この昇降ピン真空吸着機構は、図示しない真空ポンプを昇降ピン260の内部に形成された通路261(図5,図6参照)を介して、前記ウエハ1への当接面に連通するように形成している。
そして、昇降ピン真空吸着機構は、真空ポンプの駆動により昇降ピン260の上端部に当接した前記ウエハ1の裏面側1bを吸着するように構成されている。
また、真空ポンプの駆動を停止することにより、前記ウエハ1の昇降ピン260の上端部への吸着を解除することができる。
(基板の昇降と吸着)
図9〜図13は、昇降ピン昇降機構250を用いたウエハ1の上下方向位置と吸着との関係を説明する図である。
このうち、図9〜図11は、実施形態の搬送装置200で、アーム部270の係止面部280にウエハ1を係止する様子を説明する断面図である。
図6中に示すように昇降ピン260は、上端に吸着させたウエハ1を昇降可能に構成されている。また、第1の位置(図13中、二点鎖線で示す部分参照)から下降させている途中の第2の位置(図6中実線位置参照)では、前記ウエハ1の両側縁1a,1aの裏面側1b,1bと凹部282,282のそれぞれには、微少隙間が存在する。
この実施形態では、図9に示すように、通路281より真空吸着することで、ウエハ1の両側縁1a,1aが凹部282,282に当接した状態となる。昇降ピン260の昇降方向の移動により、この第2の位置に到達しても、前記昇降ピン真空吸着機構は、真空ポンプの駆動を停止させない。
このため、ウエハ1の裏面側1bは、昇降ピン260の通路261によって吸引され続ける。
前記アーム部真空吸着機構の通路から、前記ウエハ1の両側縁1a,1aの裏面側1b,1bが吸着されて、ウエハ1が両側縁1a,1aを凹部282,282に係止されている状態となると、昇降ピン真空吸着機構は、真空ポンプの駆動を停止する。このため、昇降ピン260の下降方向への移動を停止させることなく、昇降ピン260の上端部による前記ウエハ1の裏面側1bへの吸着を開放して、ウエハ1をアーム部270に受け渡すことができる。なお、昇降ピン260の昇降方向の移動を停止させてもよい。
図10は、アーム部270にウエハ1が係止されて、昇降ピン260の上端部による吸着が開放された様子を説明する断面図である。
ウエハ1がアーム部270に受け渡されると、複数の通路281を介して、ウエハ1の両側縁1a,1aは、凹部282,282に吸着されているため、所望の張設力がウエハ1に与えられている。
このため、昇降ピン260が下降移動を継続しても、ウエハ1は自重で垂れ下がることなく、平坦な状態で保持される。特に、平面視中央位置では、所望の張設力がウエハ1に与えられる際、昇降ピン260の上端部によってウエハ1の中心位置が支持されている。
したがって、裏面側1b,1bの吸着により、両側縁1a,1a間の張設状態が保持されて、昇降ピン260が退避しても、下方にウエハ1が垂れ下がるおそれが減少する。
図11は、アーム部270にウエハ1が係止されている状態で、ステージA〜E間で搬送する様子を説明する断面図である。この実施形態の搬送装置200は、アーム部270が上下方向に移動することなく、水平方向に移動するため、さらに、係止面部280に保持されるウエハ1の位置精度を良好なものとすることができる。
図12は、実施形態の搬送装置で、昇降ピン260によりウエハ1が上昇して係止面部280から離間する様子を説明する断面図である。
次のステージでは、アーム部270から、ウエハ1をステージA〜Eに設けられたテーブル上に下ろすため、図12に示すように昇降ピン260を上昇させて、搬送されたアーム部270に支持されているウエハ1の裏面側に、上端部を当接させる。これとともに、昇降ピン真空吸着機構によって真空ポンプを駆動して、昇降ピン260の上端部により前記ウエハ1の裏面側1bへの吸着を開始する。
この際、第2の位置にて、前記アーム部真空吸着機構は、通路280への真空ポンプの駆動を停止して、ウエハ1の裏面側への吸引を開放するため、昇降ピン260の上昇の妨げとならない。
そして、昇降ピン昇降機構250は、昇降ピン260の上昇を継続させて、ウエハ1を支持している第2の位置から、上方の第1の位置とする。この際、昇降ピン真空吸着機構によって、昇降ピン260の上端部が前記ウエハ1の裏面側1bを吸着しているため、位置ズレが生じにくい。
図13は、実施形態の搬送装置200で、ウエハ1をステージ上に載置する様子を説明する断面図である。
第1の位置では、昇降ピン260の上端部が前記ウエハ1の裏面側1bを吸着している。このため、アーム部270の係止面部280を移動させて、ウエハ1を凹部282,282によって支持していない状態としても、ウエハ1は、比較的大きな所定間隔dにて配置された複数の昇降ピン260によって水平に保持される(図13中二点鎖線で示す部分参照)。
アーム部270をウエハ1の下方から水平移動させるとともに、昇降ピン昇降機構250の昇降ピン260を、ステージA〜Eに設けられたテーブル内に埋没した状態(第3の位置)まで下降させることにより、ウエハ1をテーブルの上の所望の位置に載置することができる。
テーブルの上のウエハ1は、昇降ピン真空吸着機構または、テーブルに設けられた図示しない他の真空吸着機構によって、テーブル上面に吸着されるように構成すれば、さらに、加工処理時の位置決め精度を向上させることができる。
このように、昇降ピン真空吸着機構およびアーム部真空吸着機構の切換えを、昇降ピン260の昇降動作を停止させることなく、第2の位置にて円滑なウエハ1の受け渡しを所望の位置精度にて行える。このため、本実施形態の搬送装置200では、さらに、効率的にウエハ1を搬送することができる。
[構成・効果の総括]
上述したように、本実施形態の搬送装置200は、スライド部材230は、ウエハ1の両側縁1a,1aの裏面側1b,1bにそれぞれ当接した状態で、ウエハ1を下方から支持する少なくとも一対のアーム部270が設けられている。
ウエハ1は、スライド部材230と共に、アーム部270,270に支持された状態で、前記ボールネジカバー210に沿って、水平にスライド移動される際、上下方向に位置を変動させない。このため、搬送装置200は、隣接する他の処理を行うステージのテーブル上まで、被印刷物(被処理物)としてのウエハまたは薄板基板のうち、印刷が行われる一側面を上側として水平状態を保持したまま、迅速に搬送することができて処理効率を向上させることができる。
複数のアーム部270,270は、複数のステージA〜Eの間の間隔P1〜P4と同じピッチW1,W2にて、並設されている。このため、搬送装置200は、各ステージの昇降ピン昇降機構250の昇降ピン260の昇降動作に合わせて、各ステージA〜Eにて、ウエハ1を同時に2〜4枚、係止および係止解除することができる。
これにより、搬送装置200は、各ステージA〜E間にて水平方向へウエハ1を移動させる一回のスライド動作で、搬出および搬入を同時に行うなど、複数のウエハ1の移動が可能となり、さらに処理効率を向上させることができる。
また、各アーム部270では、係止面部280の上面側で、かつ、縦壁部271間の場所にウエハ1が挿入されると、両先端間の寸法がウエハの外形寸法cよりも小さい寸法bに設定された係止面部280の平坦な凹部282,282に、ウエハ1の裏面側1b,1bが少なくとも2か所にて係止されて、下側から支持される。
また、前記アーム部270に設けられたアーム部真空吸着機構は、真空ポンプの駆動により、図5または図6に示すような複数の通路281を介して、前記ウエハ1を前記凹部282,282に真空吸着させる。
このため、係止面部280の両先端間の寸法cが上下方向に移動する昇降ピン260を干渉させないように広く設定されていても、搬送装置200は、ウエハ1を両側縁1a,1aから張設することができる。
したがって、この実施形態の搬送装置200は、搬送中、ウエハ1の中央部が垂れ下がることなく、各ステージA〜Eに良好な位置精度にて搬送することが可能となる。
また、搬送装置200は、ウエハ1を搬送している間、凹部282,282に形成された所定の位置からウエハ1が位置ズレするおそれを減少させることができる。この点においても、各ステージA〜Eに良好な位置精度で搬送することが可能となる。
さらに、搬送装置200は、真空ポンプの駆動を停止することにより、前記ウエハ1の凹部282,282への吸着を解除することが可能である。
このため、搬送装置200は、ウエハ1を次のステージに搬送した状態にて、吸着を解除して、次のステージの処理工程を直ちに開始することができるとともに、次の搬送に備えて、各ステージA〜E間の待機位置に移動することができる。
各ステージA〜Eには、上面側から上下方向へ昇降する昇降ピン260を有する昇降ピン昇降機構250が設けられているとともに、昇降ピン260には、昇降ピン真空吸着機構の通路261…が設けられている。そして、昇降ピン真空吸着機構の真空ポンプの駆動により、昇降ピン260の上端のウエハ1への当接部分に設けられた吸着パッド262によって、当接したウエハ1の裏面側1bが、吸着される。
また、各ステージA〜Eには、ステージ真空吸着機構の通路291が形成されていて、真空ポンプの駆動により、ウエハ1の裏面側1bが、各ステージA〜Eのテーブル上面に吸着されるように構成されている。
このため、搬送装置200は、各ステージA〜Eに載置されるウエハ1を所望の位置で吸着することにより、さらに位置決め精度を向上させることができる。
また、昇降ピン昇降機構250の昇降ピン260が第1の位置にて、ウエハ1を下方から支持すると、第1の位置よりも下降した第2の位置では、ウエハ1の側縁1aの裏面側1bを係止面部280に当接させた状態で、アーム部真空吸着機構が裏面側1bを吸着する。
そして、搬送装置200は、ウエハ1に面延設方向の張力が生じている状態で、昇降ピン真空吸着機構による吸着を開放して、昇降ピン昇降機構250により昇降ピン260を降下させる。
これにより、ウエハ1は、次のステージにスライド搬送中、ウエハ1の自重で垂れ下がることなく、平坦な状態で保持される。
または、昇降ピン真空吸着機構がウエハ1の裏面側1bを吸着した状態で、アーム部真空吸着機構がウエハ1の両側縁1aの裏面側1bへの吸着を開放する。
これにより、ウエハ1は、水平状態に保持されて、さらに位置精度を向上させることができる。
さらに、昇降ピン昇降機構250は、クランク機構300またはカム機構400を有しており、昇降ピン260の上下のストロークエンドにおける上下方向速度を減速させることができる。
このため、搬送装置200は、さらに昇降ピン260の上端がウエハ1の裏面側1bに接触する速度を減速、若しくは0に近付けることが可能となる。したがって、搬送装置200は、ウエハ1への突き上げ方向の衝撃を減少させて、さらにウエハ1の位置ズレを抑制できる。
このように、本実施形態のはんだボール印刷システム100は、ウエハ1を供給するローダ2と、ウエハ1を仮置く仮置き台ステージAと、フラックス印刷工程を行うフラックス印刷ステージBと、ボール印刷工程を行うボール印刷ステージCと、ボール印刷されたウエハ1の検査を行う検査リペアステージDと、検査したウエハ1を仮置く搬出ステージEと、搬出ステージEのウエハ1を回収するアンローダ3とを備えている。そして、さらにはんだボール印刷システム100は、各ステージA〜E間にてウエハ1を搬送する上記搬送装置200を備えている。
したがって、本実施形態のはんだボール印刷システム100では、ボールネジカバー210に沿って移動させるスライド部材230及び一対のアーム部270は、各ステージA〜Eに沿って、各ステージA〜Eの上方をスライド移動する。このため、はんだボール印刷システム100は、周囲と干渉するおそれが少なく、必要とされる空間が小さくて済む。
このため、はんだボール印刷システム100は、装置全体を小型化出来、製造コストの増大を抑制することができる。
しかも、はんだボール印刷システム100は、多軸ロボットのように、上下,左右方向または回転方向などの可動部分を持たない比較的軽量なスライド部材230を、ボールねじ240を有するスライド機構220によって直線的に搬送するため、良好な精度で被処理物であるウエハ1を各ステージA〜E間にて、効率的に搬送することができる。
また、搬送装置200は、係止面部280によって、ウエハ1の両側縁1a,1a(図5参照)の裏面側1b,1b(図6参照)からそれぞれ支持することにより、処理が行われるウエハ1の上面側を開放したまま、次の処理を行うステージA〜Eに搬送することができる。
このため、ウエハ1の上面側を吸着あるいは、両側面を把持する搬送装置に比して、効率的に次のステージA〜Eにて行われる処理、特にウエハ1の上面側の処理を迅速に開始することができる。
さらに、搬送装置200の係止面部280に形成された凹部282,282によって、搬送中に、次のステージA〜Eにて行われる処理に必要とされるウエハ1の位置決めが行われている。しかも、アーム部真空吸着機構によって、ウエハ1は、凹部282,282の所望の位置に、両側縁1a,1aが張設されながら保持される。
このため、次のステージB〜Eに所望の位置合わせ精度を維持しながら、迅速に搬送することができる。したがって、位置合わせ用のマークなどが認識範囲内から外れるおそれを減少させることができる。
このように、実施形態の搬送装置200は、処理が行われる上面側を上方に向けたまま、直線的に搬送して、次のステージB〜Eにおける迅速な位置合わせが可能であり、ウエハ1に対して、次の処理を直ちに開始することができる。
したがって、実施形態の搬送装置200は、多軸ロボットの台数を減少または無くして、筺体101の小型化が可能となる。このため、製造コストの増大を抑制することができるとともに、はんだボール印刷システムに適用することにより、良好な位置精度でウエハ1を効率的に搬送して、生産効率を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
上記実施形態においては、一対の係止面部280,280が、縦壁部271の下縁から、先端を対向する方向へ延設して、両先端間の寸法bをウエハ1の外形寸法cよりも小さくなるように形成している。しかしながら、係止面部280の形状、数量および材質が限定されるものではない。また、係止面部280が複数対形成されていてもよい。あるいは、受面部としての凹部282は、ウエハ1の位置ズレが発生しないのであれば、一段低く形成されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、搬送制御の実行を、プログラマブルコントローラを用いたソフトウエア的な処理として説明したが、その一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向けIC)、あるいはFPGA(field-programmable gate array)等を用いたSIP(System In Package;システムインパッケージ)による処理に置き換えても良い。
さらに、上記実施形態では、各昇降ピン260に通路261を設けて、昇降ピン真空吸着機構によって、ウエハ1の裏面側を吸引するように構成しているが、特にこれに限らず、たとえば、吸着が特に必要とされる箇所の昇降ピン260にのみ通路261を設けるようにしてもよく、さらに、昇降ピン真空吸着機構を省略してもよい。
また、実施形態では、各ステージA〜Eの片側に設けられたスライド機構220によって、スライド部材230に設けられたアーム部270,270をボールネジカバー210の延設方向に沿わせてスライド移動させる片持ち状のものを示して説明してきた。しかしながら、特にこれに限らず、例えば、スライド機構220を各ステージA〜Eの両側に沿って配置して、アーム部270,270を両持ち状に支持するようにしてもよい。そして、図1では、スライド機構220がモータ201,雌ネジスライダ225およびボールねじ240によって構成されているが、たとえば、リニアモータによる駆動機構でもよい。
また、たとえば、アーム部270は、中央部に惰円形状のウエハ位置確認開口273を開口させて形成しているが、円形、長方形など、他の形状や複数設けられていてもよく、省略されていてもよい。このように、スライド機構220、スライド部材230、アーム部270の形状、数量および材質については、実施形態に限定されるものではない。
さらに図7に示す昇降機構250A(第1の昇降機構)または、図8に示す昇降機構250B(第2の昇降機構)に限らず、ステージA〜Eの昇降ピン260を昇降させるものであれば、どのような機構の昇降機構を用いてもよく、そして、図7および図8では、昇降ピン昇降機構がモータ301もしくは直動アクチュエータ401を備えているが、例えば、ボールネジとモータとを組み合わせた駆動機構を用いてもよい。
1 ウエハ
1a 両側縁
1b 裏面側
2 ローダ
3 アンローダ
100 ボール印刷システム
101 筺体
200 搬送装置
201 モータ
210 ボールネジカバー
211 ガイドレール部
220 スライド機構
225 雌ネジスライダ
230 スライド部材
240 ボールねじ
250 昇降ピン昇降機構
250A 昇降機構
250B 昇降機構
260 昇降ピン
261,281,291 通路
262 吸着パッド
270 アーム部
271 縦壁部
272 橋状板部材
273 ウエハ位置確認開口
280 係止面部
282 凹部
300 クランク機構
301 モータ
302 モータ軸
304 クランクシャフト
400 カム機構
401 直動アクチュエータ
402 ピストン軸
403 駒部材
404 車輪
405 溝部
410 連結部材
A 仮置き台ステージ(搬入ステージ)
B フラックス印刷ステージ
C ボール印刷ステージ
D 検査リペアステージ
E 搬出ステージ

Claims (9)

  1. 被処理面を上側として載置された基板に対して、異なる処理を行なう複数のステージ間にて、前記基板を搬送する搬送装置であって、
    前記複数のステージに隣設配置されるレール部と、
    前記レール部に沿ってスライド部材を移動させるスライド機構と、
    前記各ステージに載置された前記基板を上下方向に移動させる昇降機構とを備え、
    前記スライド部材には、前記基板の両側縁の裏面側にそれぞれ当接した状態で、前記基板を下方から支持する少なくとも一対のアーム部が設けられている
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記スライド部材には、複数のアーム部を、前記複数のステージの間隔と同じピッチにて、並設している
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記一対のアーム部は、前記スライド部材のスライド方向に直交する方向に、該基板の外形寸法より大きく離間されて、下方に向けて延設される縦壁部と、該縦壁部の下縁から、先端を対向方向へ延設して、両先端間の寸法を前記基板の外形寸法よりも小さく設定することにより、前記基板の裏面側を当接させる受面部を形成する係止面部とを有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の搬送装置。
  4. 前記アーム部には、前記基板の両側縁の裏面側を吸着するアーム部真空吸着機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の搬送装置。
  5. 前記昇降機構は、前記ステージの上面側から上下方向へ昇降する昇降ピンを有するとともに、前記昇降ピンの前記基板への当接面には、前記基板の裏面側を吸着する昇降ピン真空吸着機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の搬送装置。
  6. 前記昇降機構の前記昇降ピンは、下方から前記基板を支持する第1の位置と、前記第1の位置よりも昇降方向下方下降した位置で前記基板が前記アーム部に当接した状態とする第2の位置とを少なくとも備え、
    前記第2の位置では、アーム部真空吸着機構が前記基板の両側縁の裏面側を吸着した状態で、前記昇降ピン真空吸着機構が前記基板の裏面側への吸着を開放し、または、前記昇降ピン真空吸着機構が前記基板の裏面側を吸着した状態で、前記アーム部真空吸着機構が前記基板の両側縁の裏面側への吸着を開放する
    ことを特徴とする請求項5記載の搬送装置。
  7. 前記昇降機構は、前記昇降ピンの上下のストロークエンドにおける上下方向速度を減速させるクランク機構またはカム機構を有している
    ことを特徴とする請求項5または6記載の搬送装置。
  8. 前記基板を供給するローダと、
    前記基板にフラックス印刷工程を行うフラックス印刷機と、
    前記基板にボール印刷工程を行うボール印刷機と、
    前記基板を回収するアンローダと、
    前記基板を搬送する請求項1〜7のいずれか一項記載の搬送装置とを備えている
    ことを特徴とするはんだボール印刷システム。
  9. 前記基板を供給するローダと、
    前記基板を仮置く仮置き台ステージと、
    フラックス印刷工程を行うフラックス印刷ステージと、
    ボール印刷工程を行うボール印刷ステージと、
    ボール印刷された基板の検査を行う検査リペアステージと、
    前記検査した基板を仮置く搬出ステージと、
    前記搬出ステージの基板を回収するアンローダと、
    各ステージ間にて前記基板を搬送する請求項1〜7のいずれか一項記載の搬送装置とを備えている
    ことを特徴とするはんだボール印刷システム。
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