JP2017020760A - ガスコンロ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガスコンロにおいて、上昇速度検出部は、ガスバーナの点火後において平衡状態検出部によって所定の平衡状態が検出される前に、サーミスタ(容器温度検出部)で検出される温度の所定の温度範囲での上昇速度を検出する。そして、判定時間決定部は、上昇速度検出部で検出された上昇速度に基づき、上昇速度が大きいほど判定時間を短くする決定方式で、所定の平衡状態の判定に用いる判定時間を決定する。
【選択図】図4
Description
燃焼ガスを燃焼させて調理容器を加熱するガスバーナと、
前記調理容器の温度を検出する容器温度検出部と、
前記ガスバーナの点火後に前記容器温度検出部によって検出される温度が、設定された判定時間内において所定の平衡状態となっていることを検出する平衡状態検出部と、
前記ガスバーナの点火後において前記平衡状態検出部によって前記所定の平衡状態が検出される前に、前記容器温度検出部で検出される温度の所定の温度範囲での上昇速度を検出する上昇速度検出部と、
前記上昇速度検出部で検出された前記上昇速度に基づき、前記上昇速度が大きいほど前記判定時間を短くする決定方式で、前記所定の平衡状態の判定に用いる前記判定時間を決定する判定時間決定部と、
を有する。
以下、本発明の一例を具現化したガスコンロ1について、図面に基づいて説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下に記載されている装置の構造などは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
更に、本構成では、上述した上限温度(第1温度)Thaと、下限温度(第2温度)Thbとを変更可能としている。具体的には、制御回路70は、上述した方式で検出された平衡温度(沸騰検知時の温度Thc)が大きくなるほど煮もの調理モードで用いる上限温度(第1温度)Thaを大きくする決定方法で上限温度Thaを決定している。
本構成では、上昇速度検出部は、ガスバーナ6の点火後において平衡状態検出部によって所定の平衡状態が検出される前に、サーミスタ8(容器温度検出部)で検出される温度の所定の温度範囲での上昇速度を検出する。そして、判定時間決定部は、上昇速度検出部で検出された上昇速度に基づき、上昇速度が大きいほど判定時間tFを短くする決定方式で、所定の平衡状態の判定に用いる判定時間tFを決定する。平衡状態が検出される前の温度上昇速度が大きい場合、内容物の量が相対的に少ない状態であるため、このような場合に判定時間tFを短くすれば、沸騰判定までに要する時間を抑えることができ、内容物の量が少ない場合に判定時間が遅延することによる問題(焦げ付きや吹きこぼれ等)を防ぎやすくなる。逆に、平衡状態が検出される前の温度上昇速度が小さい場合、内容物の量が相対的に多い状態であるため、このような場合に判定時間tFを長くすれば、沸騰状態であるか否かをより正確に判定することができる。しかも、内容物が多い場合には、沸騰状態になってから焦げ付き等が発生するまでに時間がかかるため、判定時間tFを長くしても焦げ付き等の不具合を招きにくい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)図1に示すガスコンロ1はテーブルコンロであるが、ビルトインコンロ等であってもよい。
(2)図4の処理では、S1〜S4のブロックにおいて、保護動作を行うための制限温度を設けることができる。例えば、S1のブロックでは、サーミスタ8の検出温度が270℃に到達した場合に、ガスバーナ6を消火するように保護動作を行ってもよい。また、S2〜S4のブロックでは、サーミスタ8の検出温度が170℃に到達した場合に、ガスバーナ6を消火するように保護動作を行ってもよい。
(3)実施例1では、複数の温度領域での上昇速度に基づいて判定時間を決定したが、単一の温度領域での上昇速度に基づいて判定時間を決定してもよい。
(4)実施例1では、複数の温度領域で得られた計測時間X1〜X4の中から最大値及び最小値を除き、残りの平均値を「上昇速度を示す値」として決定したが、複数の温度領域で得られた計測時間X1〜X4の平均値を「上昇速度を示す値」としてもよい。或いは、複数の温度領域で得られた計測時間X1〜X4の最大値や最小値を「上昇速度を示す値」としてもよい。
(5)実施例1では、火力を強火力から弱火力に切り替えるタイミングとなる温度(第1温度)を上限温度Thaとし、火力を弱火力から強火力に切り替えるタイミングとなる温度(第2温度)を下限温度Thbとしたが、第1温度は、火力を抑える切替タイミングとなる温度であればよく、第2温度は、火力を増大させる切替タイミングとなる温度であればよい。例えば、第1温度は、オーバーシュートを想定した温度であってもよく、この場合、検出温度が第1温度に達したタイミングで強火力から弱火力に切り替えられれば、オーバーシュートによって検出温度が第1温度を超えてもよい。同様に、第2温度は、ダウンシュートを想定した温度であってもよく、この場合、検出温度が第2温度に達したタイミングで弱火力から強火力に切り替えられれば、ダウンシュートによって検出温度が第2温度未満になってもよい。
6…ガスバーナ
8…サーミスタ(容器温度検出部)
70…制御回路(平衡状態検出部、上昇速度検出部、判定時間決定部)
Claims (4)
- 燃焼ガスを燃焼させて調理容器を加熱するガスバーナと、
前記調理容器の温度を検出する容器温度検出部と、
前記ガスバーナの点火後に前記容器温度検出部によって検出される温度が、設定された判定時間内において所定の平衡状態となっていることを検出する平衡状態検出部と、
前記ガスバーナの点火後において前記平衡状態検出部によって前記所定の平衡状態が検出される前に、前記容器温度検出部で検出される温度の所定の温度範囲での上昇速度を検出する上昇速度検出部と、
前記上昇速度検出部で検出された前記上昇速度に基づき、前記上昇速度が大きいほど前記判定時間を短くする決定方式で、前記所定の平衡状態の判定に用いる前記判定時間を決定する判定時間決定部と、
を有するガスコンロ。 - 前記上昇速度検出部は、前記ガスバーナの点火後において前記平衡状態検出部によって前記所定の平衡状態が検出される前に、前記所定の温度範囲における複数の温度領域において、前記容器温度検出部で検出される温度が各温度領域の下限温度に達してから上限温度に達するまでの経過時間をそれぞれ計測し、複数の前記温度領域で計測された複数の前記経過時間に基づいて前記上昇速度を検出する請求項1に記載のガスコンロ。
- 前記判定時間決定部は、前記上昇速度の検出開始時に前記容器温度検出部で検出された温度が、前記所定の温度範囲の下限温度よりも高い所定閾値を超えている場合、予め定められた一定値を前記判定時間として決定する請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。
- 前記平衡状態検出部は、前記ガスバーナの点火後に前記容器温度検出部によって検出される温度が、前記判定時間内において一定の温度幅内に収まっていることを条件として前記所定の平衡状態を検出する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガスコンロ。
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JP2015141096A JP6615519B2 (ja) | 2015-07-15 | 2015-07-15 | ガスコンロ |
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JP2013134047A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Osaka Gas Co Ltd | ガスコンロ |
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2015
- 2015-07-15 JP JP2015141096A patent/JP6615519B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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