JP2008232560A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱源で加熱される調理容器の温度を測定する温度センサを備える加熱調理器であって、温度センサの測定温度の上昇傾斜を検出する上昇傾斜検出手段と、調理容器内の液体の沸騰時における測定温度の安定度合の予測値を上昇傾斜に応じて設定する予測値設定手段と、測定温度の安定度合を計測する安定度合計測手段と、安定度合が予測値以上になったときに調理容器内の液体が沸騰状態であると判定する沸騰判定手段とを備えるものにおいて、沸騰検知のタイミングを使用者が変更可能として、早切れや遅切れの不満を解消できるようにする。
【解決手段】予測値設定手段62は、同一の上昇傾斜に対して互いに異なる複数種の対応関係で複数の予測値を設定可能に構成される。これら複数種の対応関係のうちから予測値設定手段62で使用する対応関係として任意の1つを手動操作で選択自在な選択手段9を備える。
【選択図】図1
【解決手段】予測値設定手段62は、同一の上昇傾斜に対して互いに異なる複数種の対応関係で複数の予測値を設定可能に構成される。これら複数種の対応関係のうちから予測値設定手段62で使用する対応関係として任意の1つを手動操作で選択自在な選択手段9を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、調理容器を加熱する熱源と、調理容器の温度を測定する温度センサとを備えるガスコンロ等の加熱調理器に関する。
従来、この種の加熱調理器として、調理容器内の液体が沸騰したときこれを検知して、熱源を停止しまたは加熱量を低減する制御を行うものがある。ここで、加熱調理器に設ける温度センサは調理容器の温度を測定するもので、調理容器内の液体の温度を直接測定できないため、温度センサの測定温度に基づいて調理容器内の液体の沸騰を検知するには工夫が必要である。
そこで、下記特許文献1により、調理容器の温度を測定する温度センサの測定温度の上昇傾斜を検出し、調理容器内の液体の沸騰時における温度センサの測定温度の安定度合の予測値をこの上昇傾斜に応じて設定し、温度センサの測定温度の安定度合がこの予測値以上になったときに調理容器内の液体が沸騰状態であると判定するようにしたものが知られている。尚、特許文献1に記載のものでは、安定度合を表すパラメータとして温度センサにより同じ温度が検出された時間の累積値を計測し、この累積値が予測値(予測時間)以上になったときに沸騰状態と判定するようにしている。
ところで、特許文献1に記載のものでは、温度センサの測定温度の上昇傾斜に対する予測値の対応関係が一義的に定められており、上昇傾斜が同一であれば設定される予測値も同一になる。然し、調理容器の種類は様々であり、上昇傾斜と予測値との対応関係が一義的に定められていると、使用する調理容器の種類によっては、十分に沸騰していない状態で沸騰状態と判定されて早切れを生じたり、十分に沸騰しているのに沸騰状態と判定されず遅切れを生じたりすることがある。また、何種類もの調理容器でテストした結果により上昇傾斜と予測値との対応関係を定めても、人によって早切れや遅切れと感じるタイミングは様々であるため、全ての人が満足するタイミングで沸騰検知を行うことは困難である。
特開平10−9576号公報
本発明は、以上の点に鑑み、沸騰検知のタイミングを使用者が変更可能として、早切れや遅切れの不満を解消できるようにした加熱調理器を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、調理容器を加熱する熱源と、調理容器の温度を測定する温度センサとを備える加熱調理器であって、温度センサの測定温度の上昇傾斜を検出する上昇傾斜検出手段と、調理容器内の液体の沸騰時における温度センサの測定温度の安定度合の予測値を上昇傾斜検出手段で検出された上昇傾斜に応じて設定する予測値設定手段と、温度センサの測定温度の安定度合を計測する安定度合計測手段と、安定度合計測手段で計測された安定度合が予測値設定手段で設定された予測値以上になったときに調理容器内の液体が沸騰状態であると判定する沸騰判定手段とを備えるものにおいて、予測値設定手段は、同一の上昇傾斜に対して互いに異なる複数種の対応関係で複数の予測値を設定可能に構成され、これら複数種の対応関係のうちから予測値設定手段で使用する対応関係として任意の1つを手動操作で選択自在な選択手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、上昇傾斜検出手段で検出された上昇傾斜に応じ沸騰判定のための予測値が選択手段により選択された対応関係で設定される。そして、上昇傾斜が同一であっても、使用者が選択手段を操作して上昇傾斜と予測値との対応関係を変更することにより、予測値、即ち、沸騰状態と判定されるときの測定温度の安定度合が変更される。従って、沸騰検知のタイミングを使用者が好みに応じて変更できるようになり、早切れや遅切れの不満を解消できる。
尚、安定度合計測手段は、安定度合を表すパラメータとして、上記従来例のものと同様に温度センサにより同じ温度が検出された時間の累積値を計測するように構成してもよいが、このパラメータとして温度センサの測定温度が所定温度上昇するのに要する時間を計測するように構成することも可能である。この場合、沸騰判定手段は、測定温度が所定温度上昇するのに要する時間が時間値として設定される予測値以上になったときに沸騰状態と判定するように構成される。
図1を参照して、1は加熱調理器たるガスコンロに熱源として設けられたガスバーナを示している。ガスコンロには、ガスバーナ1により加熱される鍋等の調理容器Pの温度を測定する温度センサ2が設けられている。また、ガスバーナ1に対するガス供給路3には、主弁4が介設されると共に、主弁4の下流側のガス供給路3の部分に並列に接続したバイパス弁5が設けられている。
温度センサ2の検出信号はガスコンロに設けたコントローラ6に入力される。コントローラ6には、ガスコンロの操作パネル7に設けた各種操作スイッチからの信号も入力される。これら操作スイッチのうちの1つである湯わかしスイッチ8をオンすると、コントローラ6は、先ず、主弁4とバイパス弁5とを開弁させて、ガスバーナ1を強火で燃焼させ、温度センサ2の測定温度に基づき調理容器P内の液体の沸騰を検知すると、保温のためにバイパス弁5を閉弁させてガスバーナ1を弱火で燃焼させ、その後所定時間経過すると、主弁4を閉弁させてガスバーナ1を消火する。
コントローラ6は、沸騰を検知するための機能的手段として、温度センサ2の測定温度Tの上昇傾斜ΔTを検出する上昇傾斜検出手段61と、調理容器P内の液体の沸騰時における温度センサ2の測定温度Tの安定度合の予測値Jを上昇傾斜検出手段61で検出された上昇傾斜ΔTに応じて設定する予測値設定手段62と、温度センサ2の測定温度Tの安定度合を計測する安定度合計測手段63と、安定度合計測手段63で計測された安定度合が予測値設定手段62で設定された予測値J以上になったときに調理容器P内の液体が沸騰状態であると判定する沸騰判定手段64とを備える。
上昇傾斜検出手段61においては、図2に示す如く、所定の検出開始温度(例えば、70℃)を起点にして5℃間隔で設定される各傾斜温度i,i+1,i+2,i+3から次の傾斜温度i+1,i+2,i+3,i+4まで温度センサ2の測定温度Tが上昇するのに要した時間Cn1,Cn2,Cn3,Cn4を計測する。そして、測定温度Tが傾斜温度i+4(i:1,2,3…)に到達すると、その時点でのCn1〜Cn4の計測値から次式、ΔT=Cn1+Cn2+Cn3+Cn4−Max−Minにより測定温度の上昇傾斜ΔTを算出する。この式中のMaxはCn1〜Cn4の最大値、MinはCn1〜Cn4の最小値であり、上昇傾斜ΔTは測定温度Tが10℃上昇するのに要する平均時間を表すことになる。その後、測定温度Tが5℃上昇する度に上昇傾斜ΔTの新たな値が算出され、この新たな値に上昇傾斜ΔTが更新される。この処理は沸騰検知処理が終了するまで行われる。
安定度合計測手段63は、温度センサ2の測定温度Tの安定度合を表すパラメータとして測定温度Tが5℃温度上昇するのに要する時間を計測するように構成される。具体的には、温度センサ2の測定温度Tが検出開始温度に上昇すると同時に、測定温度Tがその時の温度(カウント開始温度)からこれより5℃高い温度に上昇するまでカウンタを1秒毎にカウントアップする処理を行う。また、測定温度Tが前記カウント開始温度と異なる温度になったら、その温度から5℃上昇するまで別のカウンタを1秒毎にカウントアップする処理を行う。本実施形態では、5個のカウンタX1,X2,X3,X4,X5とカウント開始温度を記憶する5個のメモリTx1,Tx2,Tx3,Tx4,Tx5を用い、図3に示す如く、カウント開始温度が異なる5種類のカウント処理を同時に実行する。そして、何れかのカウンタXn(n:1,2…5)のカウント開始温度Txnから測定温度Tが5℃上昇して、そのカウンタXnでのカウントが終了したときや、測定温度Tがカウント中にカウント開始温度Txn未満になったときは、そのカウンタXnとカウント開始温度Txnをクリアする。その後、他のカウンタのカウンタ開始温度の何れとも異なる温度に測定温度Tが変化したとき、その温度をカウント開始温度TxnとしてカウンタXnでのカウントを開始する。
沸騰判定手段64においては、X1≧JorX2≧JorX3≧JorX4≧JorX5≧Jの条件が成立したとき、即ち、上記5個のカウンタX1〜X5の何れかのカウンタのカウント値が予測値設定手段62で設定される予測値J以上になったとき、調理容器P内の液体が沸騰状態であると判定する。
ここで、予測値設定手段62は、同一の上昇傾斜ΔTに対して互いに異なる複数種の対応関係で複数の予測値Jを設定可能に構成される。そして、これら複数種の対応関係のうちから予測値設定手段62で使用する対応関係として任意の1つを手動操作で選択するための選択手段9として「−」「+」の一対のスイッチ91,92を操作パネル7に設けている。尚、「−」「+」のスイッチ91,92はタイマ調理を行う際のタイマ(調理時間)の設定にも兼用される。そして、タイマ調理を行う際は、操作パネル7に設けた表示器10にタイマの残り時間が表示される。
一方、湯わかしスイッチ8をオンすると、表示器10に「0」が表示され、この状態で「−」スイッチ91を押す度に表示器10に表示される数字が「−1」「−2」「−3」と変化し、また、「+」スイッチ92を押す度に表示器10に表示される数字が「1」「2」「3」と変化する。
そして、予測値設定手段62で使用する上昇傾斜ΔTと予測値Jとの関係式が表示数字に応じて変更される。これを例示すると、表示数字が「−3」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=15
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−110)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+25)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=15
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−110)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+25)÷5
になる。
表示数字が「−2」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=20
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−80)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+50)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=20
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−80)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+50)÷5
になる。
表示数字が「−1」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=25
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−50)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+75)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=25
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−50)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+75)÷5
になる。
表示数字が「0」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=30
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−20)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+100)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=30
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT−20)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+100)÷5
になる。
表示数字が「1」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=35
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT+10)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+125)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=35
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT+10)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+125)÷5
になる。
表示数字が「2」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=40
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT+40)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+150)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=40
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT+40)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+150)÷5
になる。
表示数字が「3」の場合に使用する関係式は、
ΔT<40秒 …J=45
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT+70)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+175)÷5
になる。
ΔT<40秒 …J=45
40秒≦ΔT<100秒 …J=(5×ΔT+70)÷6
100秒≦ΔT …J=(3×ΔT+175)÷5
になる。
このように予測値設定手段62で使用する上昇傾斜ΔTと予測値Jとの関係式が「−」「+」のスイッチ91,92で選択される表示数字に応じて変更され、上昇傾斜ΔTが同じであっても予測値Jは異なる値になる。そして、表示数字が小さくなるほど予測値Jも小さくなって、早期に沸騰状態と判定されるようになる。従って、沸騰検知のタイミングを使用者が好みに応じて変更できるようになり、早切れや遅切れの不満を解消できる。
図4は第2実施形態を示している。第2実施形態の上記第1実施形態との相違点は、操作パネル7に、湯わかしスイッチ8に隣接して、「遅め」「標準」及び「早め」の3個の表示ランプ11a,11b,11cが設けられていることである。湯わかしスイッチ8をオンすると「標準」の表示ランプ11bが点灯し、この状態で「+」のスイッチ92を押すと「遅め」の表示ランプ11aが点灯し、「−」のスイッチ91を押すと「早め」の表示ランプ11cが点灯する。
「標準」の表示ランプ11bが点灯する「標準」選択時には、予測値設定手段62は、第1実施形態で例えば表示数字が「0」の場合に使用する関係式と同一の式を用いて上昇傾斜ΔTに応じた予測値Jを設定する。また、「遅め」の表示ランプ11aが点灯する「遅め」選択時には、第1実施形態で例えば表示数字が「2」の場合に使用する関係式と同一の式を用いて上昇傾斜ΔTに応じた予測値Jを設定し、「早め」の表示ランプ11cが点灯する「早め」選択時には、第1実施形態で例えば表示数字が「−2」の場合に使用する関係式と同一の式を用いて上昇傾斜ΔTに応じた予測値Jを設定する。従って、「遅め」選択時には、上昇傾斜ΔTが同じであっても予測値Jが比較的大きくなって、沸騰検知タイミングが比較的遅くなり、また、「早め」選択時には、上昇傾斜ΔTが同じであっても予測値Jが比較的小さくなって、沸騰検知タイミングが比較的早くなる。
次に、図5に示す第3実施形態について説明する。第3実施形態の上記第1実施形態との相違点は、操作パネル7に、湯わかしスイッチ8に隣接して、調理容器の代表的な材質を表す「ホーロー」「ステンレス」及び「アルミ」の3個の表示ランプ12a,12b,12cが設けられていることである。湯わかしスイッチ8をオンすると「ステンレス」の表示ランプ12bが点灯し、この状態で「+」のスイッチ92を押すと「ホーロー」の表示ランプ12aが点灯し、「−」のスイッチ91を押すと「アルミ」の表示ランプ12cが点灯する。
「ステンレス」の表示ランプ12bが点灯する「ステンレス」選択時には、予測値設定手段62は、第1実施形態で例えば表示数字が「0」の場合に使用する関係式と同一の式を用いて上昇傾斜ΔTに応じた予測値Jを設定する。また、「ホーロー」の表示ランプ12aが点灯する「ホーロー」選択時には、第1実施形態で例えば表示数字が「2」の場合に使用する相対関係式と同一の式を用いて上昇傾斜ΔTに応じた予測値Jを設定し、「アルミ」の表示ランプ11cが点灯する「アルミ」選択時には、第1実施形態で例えば表示数字が「−2」の場合に使用する相対関係式と同一の式を用いて上昇傾斜ΔTに応じた予測値Jを設定する。従って、「ホーロー」選択時には、上昇傾斜ΔTが同じであっても予測値Jが比較的大きくなって、沸騰検知タイミングがホーロー製の調理容器に適合した比較的遅いタイミングになる。また、「アルミ」選択時には、上昇傾斜ΔTが同じであっても予測値Jが比較的小さくなって、沸騰検知タイミングがアルミ製の調理容器に適合した比較的早いタイミングになる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、安定度合計測手段63において、温度センサ2の測定温度Tの安定度合を表すパラメータとして測定温度Tが所定温度(5℃)上昇するのに要する時間を計測しているが、温度センサ2により同じ温度が検出された時間の累積値を計測するようにしてもよい。
また、上記第2、第3実施形態において、各表示ランプ11a〜11c、12a〜12cに対応して選択スイッチを個別に設け、これら選択スイッチにより選択手段9を構成することも可能である。また、湯わかしスイッチ8を1回押したときに「標準」や「ステンレス」、2回押したときに「早め」や「アルミ」、3回押したときに「遅め」や「ホーロー」が選択されるようにし、湯わかしスイッチ8を選択手段9に兼用することも可能である。
また、上記実施形態は、ガスバーナ1を熱源とするガスコンロに本発明を適用したものであるが、電気ヒータや電磁誘導コイル等を熱源とするガスコンロ以外の加熱調理器にも同様に本発明を適用できる。
P…調理容器、1…ガスバーナ(熱源)、2…温度センサ、6…コントローラ、61…上昇傾斜検出手段、62…予測値設定手段、63…安定度合計測手段、64…沸騰判定手段、9…選択手段。
Claims (2)
- 調理容器を加熱する熱源と、調理容器の温度を測定する温度センサとを備える加熱調理器であって、
温度センサの測定温度の上昇傾斜を検出する上昇傾斜検出手段と、調理容器内の液体の沸騰時における温度センサの測定温度の安定度合の予測値を上昇傾斜検出手段で検出された上昇傾斜に応じて設定する予測値設定手段と、温度センサの測定温度の安定度合を計測する安定度合計測手段と、安定度合計測手段で計測された安定度合が予測値設定手段で設定された予測値以上になったときに調理容器内の液体が沸騰状態であると判定する沸騰判定手段とを備えるものにおいて、
予測値設定手段は、同一の上昇傾斜に対して互いに異なる複数種の対応関係で複数の予測値を設定可能に構成され、これら複数種の対応関係のうちから予測値設定手段で使用する対応関係として任意の1つを手動操作で選択自在な選択手段を備えることを特徴とする加熱調理器。 - 前記安定度合計測手段は、前記安定度合を表すパラメータとして前記温度センサの測定温度が所定温度上昇するのに要する時間を計測するように構成されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007074482A JP2008232560A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-22 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007074482A JP2008232560A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-22 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008232560A true JP2008232560A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39905565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007074482A Withdrawn JP2008232560A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-22 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008232560A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104180400A (zh) * | 2013-09-02 | 2014-12-03 | 李秋达 | 燃气灶定时脉冲控制器和采用该脉冲控制器的燃气灶 |
JP2017020760A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-26 | 株式会社パロマ | ガスコンロ |
JP2020112338A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-27 | リンナイ株式会社 | 加熱調理器 |
-
2007
- 2007-03-22 JP JP2007074482A patent/JP2008232560A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017020760A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-26 | 株式会社パロマ | ガスコンロ |
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JP7199975B2 (ja) | 2019-01-17 | 2023-01-06 | リンナイ株式会社 | 加熱調理器 |
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Legal Events
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