JP6257553B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被調理物が入った調理容器を加熱手段で加熱して加熱調理する加熱調理装置に関する。
被調理物が入った鍋などの調理容器を加熱するガスバーナと、調理容器の底の温度を測定する温度センサと、ガスバーナの燃焼を制御する制御手段とを備え、例えば、使用者による入力で調理容器の加熱温度が設定されると、制御手段が、温度センサで測定される検出温度に基づいて調理容器内の被調理物の温度が設定温度を維持するように、ガス流量を増加あるいは減少させる自動加熱量調整制御を行う加熱調理装置が知られている(特許文献1)。
調理に使用される調理容器は、材質によって熱伝導率、比熱、熱容量が異なるため、同じ火力(加熱量)でも調理容器の温度上昇の度合いが異なる。そのため、調理容器の底の温度を温度センサで検出することで、調理容器を介して内部の被加熱物の温度を測定する場合、被加熱物の温度と調理容器の底の温度とに大きな温度差が生じたり、設定温度到達により火力を小火にしても温度低下の度合いが異なったりする。
この種の加熱調理装置では、例えば揚げ物調理のように被調理物として油を使用する場合には、調理容器の材質によって温度調整中の油の温度に差が生じるという不具合を解決するために、点火後の温度センサの初期の温度上昇勾配により調理容器の材質を判別している。例えば、鉄鍋の様に、火力を小さくした後の油温度のオーバーシュートが大きいものは、設定温度近辺のON−OFF制御に入るより少し低い温度に到達した時点で火力を小さくする火力切り替え制御を実行し、アルミ鍋の様にオーバーシュートの影響が小さいものは鉄鍋のような火力切り替え制御を実施しないようにしている。
特許第4014313号公報
従来のものでは、鉄鍋とアルミ鍋とでは確かに加熱初期の温度勾配に違いがあり、鍋の材質を判別するには初期温度勾配を計測するのが都合は良い。しかしながら、加熱量の大きさや、油量の違いによっても加熱初期の温度勾配に影響が出るため、初期の温度勾配のみで鍋の材質を判断した場合、誤判別をする可能性がある。
例えば、鉄鍋を使用しているにも関わらず、油量が少ないためにアルミ鍋と誤判定してしまった場合は、鉄鍋なのにアルミ鍋用の温調制御で動作してしまうため、設定温度に対して油の温度が大きくなり過ぎてしまう虞がある。また、アルミ鍋を使用しているにも関わらず、油量が多く、加熱量を小さくしている場合には、温度勾配が小さくなるので、鉄鍋と判定されてしまう虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、調理容器の温度を検出して調理容器の材質を正しく判定して自動的に温度調整をすることができる加熱調理装置を提供することを目的とする。
本発明の加熱調理装置は、
調理容器を加熱する加熱手段と、
調理容器の温度を測定する温度測定手段と、
加熱温度を設定する温度入力手段と、
前記温度測定手段で測定した検出温度に基づいて、検出温度が温度入力手段で設定した設定温度になるように、前記加熱手段の加熱量を増減する自動加熱量調整制御を行なう制御手段と、
を備える加熱調理装置であって、
温度測定手段の測定結果から算出される加熱初期の温度勾配に基づいて、調理容器の材質を判定する第1判定部と、
前記設定温度よりも低い温度で設定される判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、加熱量を小さくなるように切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定する第2判定部とを有することを特徴とする。
本発明の加熱調理装置によれば、第1判定部で調理容器の材質を判定した後、さらに、第2判定部において第1判定部で判定した結果を用いて再判定を行うので、調理容器の材質判定の精度を向上でき、被調理物の加熱温度を自動調整する制御をできるだけ正確に行うことができる。
本発明の加熱調理装置の制御手段の第2判定部は、
設定温度よりも低い判定温度を設定して、判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、前記判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定し、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、前記設定温度を所定温度上げて再設定する再判定を少なくとも1回以上行うように構成することが好ましい。
このような構成によれば、第2判定部による再判定を1回以上行って、第2判定部において熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、前記設定温度を所定温度上げて再設定するので、調理容器の材質に合わせた設定温度を設定することができる。即ち、調理容器の材質が熱伝導率の大きい材質の場合は、加熱開始から調理容器の温度が設定温度に到達するまでの間は、被調理物の温度が調理容器の温度よりも低いまま温度上昇していくため、調理容器の温度が設定温度となった時点で被調理物の温度は設定温度に到達していない状態となるが、設定温度を高く再設定することにより、調理容器の材質が熱伝導率の大きい材質であっても被調理物の温度を最初に設定した設定温度に近い温度で制御することができる。
さらに、本発明の加熱調理装置の制御手段の第2判定部は、
1回目の再判定で、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定して第2設定温度を再設定すると共に第2設定温度よりも低い温度を再判定温度として設定した場合には、小さい加熱量からそれよりも大きい加熱量に切り換えて、前記加熱量切り換え時からの最低加熱時間経過後に再判定温度に到達した時点で加熱量を大きい加熱量から小さい加熱量に切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される再判定用の判定基準値として比較して調理容器の材質を再々判定するように構成することが好ましい。
本発明の加熱調理装置によれば、第2判定部において1回目の再判定結果が、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、この第2判定部は、前記設定温度を所定温度上げて第2設定温度を再設定すると共に再判定温度も設定して、小さい加熱量からそれよりも大きい加熱量に切り換えて、この加熱量切り換え時から最低加熱時間経過後に再判定温度に到達した時に、再度、判定基準値により調理容器の材質の判定を行う2回目の再判定を行うので、最低加熱時間経過前に再判定温度に到達した時は1回目の再判定結果を維持して第2設定温度で自動加熱量調整制御をすることができ、調理容器の判定精度をさらに向上できる。
本発明の加熱調理装置は、さらに好ましくは、
第2判定部が、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、設定温度を所定温度上げて再設定し、
再設定された設定温度に基づいて自動加熱量調整制御を開始するように構成することが好ましい。
このような構成によれば、調理容器の材質が熱伝導率の大きい材質の場合は、調理容器の温度が設定温度となった時点で被調理物の温度は設定温度に到達していない状態となるが、設定温度を高く再設定することにより、被調理物の温度を最初に設定した設定温度に近い温度で温調制御することができるので、調理容器の材質判定の精度を向上できるだけでなく、自動加熱量調整制御の精度も向上できる。
又、本発明の加熱調理装置は、
第2判定の判定基準値と検出温度に基づく温度変化の度合いとの比較は、小さい加熱量に切り換えて所定時間経過した後から一定時間毎に所定時間前との温度差を算出し、算出した温度差と判定基準値との比較を一定時間毎に行い、前記温度差が設定した比較時間内に判定基準値以下になった時は、その時点で熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定するように構成することがさらに好ましい。
このように構成することにより、特定時点の温度差のみで判断するのではなく、一定時間毎に温度変化の度合いを判断していくので、判定の信頼性が高くなるだけでなく、設定した比較時間が経過するのを待つことなく判定基準値以下になった時点で熱伝導率の大きい材質の調理容器と判断できるので、判定基準値との比較判定時間を短縮でき、調理性に与える影響も軽減できる。
また、本発明の加熱調理装置は、
第2判定の判定基準値の設定を小さい加熱量になってから所定時間経過後の温度差が所定の温度差よりも大きい場合と小さい場合とに分け、
大きい場合よりも小さい場合の方を判定基準値を低く設定するように構成することもできる。
このように構成することにより、さらに、判定の信頼性が高くなる。
また、本発明の加熱調理装置は、
設定温度到達の報知を行う報知手段を備え、
第2判定部により、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定されなかった調理容器は、その判定時で設定されている設定温度が温度測定手段により検知されると報知手段により設定温度到達を報知する一方、
第2判定部で、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定された調理容器は、判定時で設定されている設定温度を温度測定手段により検知してから所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で報知手段より設定温度到達を報知するように制御する構成とすることが好ましい。
このように構成することにより、熱伝導率の大きい材質の調理容器を使用した場合、調理容器の温度が設定温度となっても、油など加熱により100℃以上に温度が上昇する被調理物が設定温度よりも低い温度で報知されてしまうことを改善できる。
即ち、熱伝導率の大きい材質の調理容器を用いた場合は、被調理物よりも速く温度測定手段の温度が設定温度に到達してしまうので、調理容器の設定温度到達時から所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で報知することにより、できるだけ被調理物の温度を設定温度に近づけた状態で報知することができる。
本発明に係る加熱調理装置によれば、調理容器の材質に関係なく、自動的に材質を判定して、設定温度に近い温度で被調理物を自動温度調整しながら加熱することが可能となる。
本発明の実施形態に係るガスコンロの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るガスコンロの制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態において、調理容器としてアルミ鍋を使用した場合と鉄鍋を使用した場合の鍋と油の温度変化を示すグラフである。 本実施形態において、調理容器の材質の判定を行う第1判定時と第2判定時の調理容器の温度変化を示し、温度変化に応じて調理容器の材質を示すグラフである。 本実施形態において、図4の第2判定時の調理容器の温度変化を詳しく示したグラフである。 本実施形態の調理容器が鉄の場合の所定時間内での温度変化を示すグラフである。 本実施形態の調理容器がアルミの場合の所定時間内での温度変化を示すグラフである。 本実施形態の第2判定により調理容器がアルミと判定された場合の自動加熱量調整制御を行うための火力切換温度と報知タイミングとを示す温度変化のグラフである。 本実施形態の調理容器が鉄と判定された場合の自動加熱量調整制御を行うための火力切換温度と報知タイミングとを示す温度変化のグラフである。 本実施形態に係るガスコンロの第1判定を行うためのフローチャートである。 本実施形態に係るガスコンロの第2判定の1回目を行うためのフローチャートである。 本実施形態に係るガスコンロの第2判定の2回目を行うためのフローチャートである。 本実施形態に係るガスコンロの鍋がアルミニウムであった場合の自動加熱量調整制御を行うためのフローチャートである。 本実施形態に係るガスコンロの鍋が鉄であった場合の温自動加熱量調整制御を行うためのフローチャートである。 本実施形態に係るガスコンロの火力制御の他の実施形態を示すグラフである。 本実施形態に係るガスコンロの火力制御の他の実施形態を示すグラフである。
以下に、本発明の実施形態に係る加熱調理装置としてのガスコンロについて、添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すガスコンロ1は、3つ(複数)のガスバーナ(本発明の加熱手段)11及びグリル装置12が組み込まれたコンロ本体13がカウンタトップの開口に落とし込まれるように設置されるビルトインタイプと称されるものである。
ガスコンロ1は、コンロ本体13の上方開放部を覆うように矩形状の天板14が配設され、天板14の上面に、ガスバーナ11が露出される。天板14上の各ガスバーナ11の周囲には五徳15が載置されている。天板14の前部中央には、各ガスバーナ11の使用者によって設定された加熱温度やモードが表示される表示窓部16が形成されている。
各ガスバーナ11の中央には、先端の感熱部が鍋等の調理容器の底部に接触して調理容器の底部温度を測定する本発明の温度測定手段に該当する温度センサ17が設けられている。この温度センサ17は、昇降自在にガスバーナ11に支持されている。
コンロ本体13は、上方が開放した矩形箱状に形成されており、コンロ本体13の正面には、グリル装置12のグリル扉18が取付けられると共に、各ガスバーナ11の点火及び火力調節を行うためのボタン21と、グリル装置12内のガスバーナの点火及び火力調節を行うためのボタン22とが設けられている。
また、ガスコンロ1は、図1に示すように、収納タイプのガスバーナ用の操作部23とグリル装置用の操作部24とを備えており、これら操作部23,24は、加熱温度や調理モードを設定したり、調理時間などの各種調理条件を設定したりすることができるようになっている。なお、図2には、ガスバーナ用の操作部23において加熱温度を設定したり、調理モードを設定したりするための温度入力部25(本発明の加熱入力手段)を示している。
各ガスバーナ11及びグリル装置12の点火及び火力調節を行うためのボタン21,22は、図示していないが、ガス配管とガスバーナ11との間に配設されて、ガス配管からガスバーナ11へのガス供給を制御する弁装置に接続されている。
弁装置は、図示していないが、ガスの内部通路が形成された弁筐内に、ボタン21,22の操作で駆動される電磁安全弁、元ガス弁及びガス量調節のための回転ディスクが収納されており、内部通路に導入されたガスはボタン21,22の操作でガスバーナ11へと送られるようになっている。
さらに、前記弁装置とガスバーナ11との間のガス供給路には、図2に示すように、ボタン21の点火操作で開かれ、その後は制御装置4により開閉制御されるガス遮断弁31と、加熱温度を制御する為に制御装置4により流量制御される流量制御弁32とが設けられている。
そして、図2に示す制御装置4は、ガスバーナ11の火力を制御するマイクロコンピュータ等で構成されている。制御装置4は、温度センサ17で測定した検出温度に基づいて、検出温度が温度入力部25で入力して設定された設定温度になるように、ガスバーナ11の火力を増減する自動加熱量調整制御(温調制御)を行なったり、操作部23,24で入力した調理モードで加熱調理するように火力の自動制御を行ったりする。
制御装置4は、ガス遮断弁31及び流量制御弁32を駆動制御してガスバーナ11の火力を制御する火力制御部41を備える。この火力制御部41は、温度センサ17の検出温度に基づいて、流量制御弁32の開度を調整してガスバーナ11の火力を調整したり、ガス遮断弁31を閉鎖して消火したりする制御を行なう。このように、制御装置4により、操作部23,24によって入力された設定温度や料理モードに合うように、ガス遮断弁31と流量制御弁32とが駆動制御されてガス流量が自動的に制御される。
また、ガスコンロ1には、制御装置4からの信号に応じて、所定の報知をするための報知手段であるスピーカー5が取り付けられている。このスピーカー5は、制御装置4のスピーカー制御部42による制御で報知が制御され、例えば、自動加熱量調整制御(温調制御)が行われているとき、火力変更を予め報知したり、また加熱温度を設定した場合には調理容器の温度が設定温度に達したことを報知したり、さらに調理容器の温度が高くなり過ぎて過熱状態になったことを報知したりする。なお、報知手段は、本実施形態では、スピーカー5を用いたが、LEDなどの光により報知を行う発光手段を用いることもできる。また、スピーカー5を用いて報知する場合、音声ガイドで設定温度に到達したことや、火力変更を報知するようにしてもよい。
また、ガスコンロ1は、図2に示すように、調理時間を測定するタイマ6を備えている。タイマ6は、ボタン21の点火操作で作動するようになっている。タイマ6は、後述する第1判定を行うために点火操作開始から経過時間を計測したり、後述する第2判定を行うために途中の経過時間を計測したりするために用いられる。
ところで、本実施形態のガスコンロ1は、温度センサ17が直接調理容器の底部の温度を測定するようになっているので、被調理物として天ぷらなどの油を使用する調理においては、調理容器を介した油熱の温度センサ17への伝熱に応答遅れが生じる。
即ち、調理容器に油を入れて点火した後、検出される容器の温度が上限温度になるまで加熱量である火力を大火にして加熱を行い、その後火力を小火にして加熱を行っても、調理容器の材質による熱伝導率、比熱、熱容量の違いにより、油が加熱されて油温が上限温度を大きく超えてしまう(オーバーシュート)虞がある。
特に、調理容器の材質によって熱伝導率が異なるので、オーバーシュートの度合いも調理容器の材質によって異なる。例えば、鉄鍋等の熱伝導率及び比熱がアルミ鍋よりも低い調理容器の場合には、大火のまま上限温度まで加熱していくと油温がオーバーシュートする傾向が顕著であり、一方、アルミ鍋等の熱伝導率の高い調理容器の場合には、放熱により速く容器温度が下がるのでオーバーシュートする傾向は小さい。
また、図3に示すグラフのように、例えば、油を加熱する設定温度を180℃とした場合、鉄製の調理容器(鉄鍋)と、アルミ製の調理容器(アルミ鍋)とでは、加熱開始からの加熱中における調理容器と油との温度差が異なる。即ち、鉄鍋の場合には鉄鍋と油との温度差があまり無いため、設定温度を180℃にしたまま、温調制御を行える。しかしながら、アルミ鍋の場合には、アルミ鍋の温度よりも実際の油の温度がかなり低くなってしまうので、実際に検出されるアルミ鍋の温度となる設定温度を200℃まで上げることにより、油の温度を180℃付近で温調制御できるようになる。
従って、本実施形態に係るガスコンロ1は、調理容器の材質に応じて適切な油温度の温度調整を行うために、制御装置4に、加熱初期の温度勾配に基づいて調理容器の材質を判定する第1判定部7と、調理容器の材質を再度判定する第2判定部8とを設けている。
第1判定部7は、温度センサ17の測定結果とタイマ6による経過時間から算出される加熱初期の温度勾配に基づいて調理容器の材質を判定する。
第1判定部7は、温度勾配を算出するための温度範囲を設定する温度範囲設定部71と、温度センサ17で測定された温度が設定温度範囲内にあるときに、タイマ6による時間経過に基づいて温度勾配を算出する温度勾配算出部72と、温度勾配算出部72の算出結果に基づいて調理容器の材質を判定する第1材質判定部73と、判定結果を記録する第1判定メモリ74とを備える。
第1判定部7では、図4に示すように、所定の温度上昇(例えば50℃から80℃になるまで)に要する時間△t1から求められる温度勾配が、調理容器の材質によって異なるので、第1材質判定部73では、温度勾配が大きい場合をアルミ鍋と判定し、温度勾配が小さい場合は鉄鍋またはステンレス鍋と判定する。なお、本実施形態では、アルミ鍋か鉄鍋かの判定を行う。
また、温度勾配算出部72では、調理のホットスタートを考慮して、ガスバーナ11の点火直後の調理容器の温度が設定温度範囲内に既にあるときは、温度勾配を算出せず、第1材質判定部73において熱伝導率の低い材質(鉄)であると判定するようになっている。判定の詳しい方法については後述する。
第2判定部8は、調理容器の材質を判定するための判定温度を設定するための判定温度設定部81を備える。この判定温度設定部81で設定される判定温度は、図4に示すように、まず、操作部23で設定された設定温度よりも低い温度(例えば、最初に設定した第1設定温度−15℃)で設定される。この判定温度は、後述するように第2判定の判定結果によって高温側に再設定される場合がある(例えば、再設定された第2設定温度−15℃)。
第2判定部8は、温度センサ17で検出した検出温度と判定温度を比較する検出温度比較部82を備える。検出温度比較部82は、検出温度が判定温度に到達した時点で火力を大火から小火に切り換えるように火力制御部41に指令を出す。また、温調制御に入った場合には、温調OFF温度を検知した時は火力を大火から小火に切り換え、小火のときに温調ON温度を検知した時は火力を小火から大火に切り換えるように火力制御部41に指令を出す。
さらに、第2判定部8は、判定温度に到達した時点からの時間を計測して、所定時間(例えば、判定温度到達から20秒)が経過したか否かを比較する経過時間比較部83を備える。
また、第2判定部8は、判定温度到達時から所定時間内(20秒以内)の温度変化の度合いから調理容器の材質を判定するための判定基準値(A)を決定する判定基準値決定部84を備える。本実施形態では、判定基準値(A)は、鉄鍋と判定するか、アルミ鍋と判定するかのしきい値となる
判定基準値(A)は、予め実験により、鉄鍋及びアルミ鍋が、初期設定温度より低い温度に設定された判定温度に到達して大火から小火に切り換えられた時点から所定時間経過するまでの温度変化のデータをとり、その結果に基づいて、調理容器の材質毎に判定基準値(A)を設定している。
具体的には、図6にも示すように、大火から小火になった時点から所定時間(例えば10秒)経過した後から1秒毎に10秒間、その時点の温度と10秒前の温度との温度差△T2を算出して、調理容器の材質毎及び設定温度毎に温度差△T2のデータをとり、大火から小火になった時点から10秒間の温度変化のデータを得る。そして、データの結果から、調理容器の材質を判定するために好ましい温度差を判定基準値(A)として設定する。
温度差△T2は、所定の設定温度において、温度曲線のピーク時の温度が高い場合と、低い場合とでは、ピークの下がり具合が異なることが実験データで判明しているので、本実施形態では、大火から小火になった時点から所定時間(例えば10秒)経過した時点での温度差が大きい場合(5℃以上)と小さい場合(5℃未満)とで調理容器の材質毎及び設定温度毎に判定基準値(A)が異なる。また、第2判定の1回目の判定時と2回目の判定時とで用いる判定基準値(A)も調理容器の材質毎及び設定温度毎に異なる。なお、第2判定の1回目の判定時と2回目の判定時で用いる判定基準値(A)は同じであってもよい。
本実施形態では、鉄鍋に対応する判定基準値(A)が、アルミ鍋に対応する判定基準値(A)よりも低くなるように設定している。例えば、設定温度が130℃の場合、鉄鍋に対応する判定基準値(A)が−4℃、アルミ鍋に対応する判定基準値(A)が−1℃である。また、設定温度が低いほど、判定基準値(A)を低く設定する。さらに、第2判定の2回目の判定時で用いる判定基準値(A)は、1回目の判定時で用いる判定基準値(A)よりも低く設定する。
そして、判定基準値決定部84は、第1判定部7において判定された調理容器の材質の判定結果を第1判定部7の第1判定メモリ74から受け取って、予め記録している材質毎の判定基準値(A)の中から、設定温度及び何回目の判定かに応じて第1判定部7での判定結果に合う判定基準値(A)を決定する。
さらに、第2判定部8は、調理容器の材質を再度判定する第2材質判定部85を備える。
第2材質判定部85は、検出温度比較部82及び経過時間比較部83による比較結果と、判定基準値決定部84で決定された判定基準値(A)に基づき、火力を大火から小火に切り換えた時点から所定時間内に測定した温度変化の度合いを、しきい値である判定基準値(A)、即ち、第1判定部7で判定した調理容器の材質に対応した判定基準値(A)と比較して調理容器の材質を再度判定する。
第2材質判定部85は、図6及び図7に示すように、現在の検知時点の温度とその10秒前の検出温度との温度差△T2を判定基準値(A)と1秒毎に比較していく。具体的には、大火から小火になって所定時間(例えば10秒)経過した後から1秒毎に所定時間(10秒)前との温度差△T2を算出し、算出した温度差△T2と判定基準値(A)との比較を1秒毎に行う。そして、図7に示すように、算出した温度差△T2が設定した比較時間内(例えば大火から小火に切り換わってから20秒以内)に判定基準値(A)以下になった時は、その時点で熱伝導率の大きい材質のアルミ鍋と判定し、図6に示すように、比較時間を越えても判定基準値(A)以下にならなかった場合には、熱伝導率の小さい材質の鉄鍋と判定する。
また、第2判定部8は、第2材質判定部85の判定結果がアルミ鍋(熱伝導率の大きい材質の調理容器)である場合には、設定温度を所定温度(例えば10℃)上げて再設定する変更温度設定部86を備える。
変更温度設定部86は、図4及び図5に示すように、第2材質判定部85からの判定結果に基づいて設定温度を所定温度上げて第2設定温度(例えば、最初の第1設定温度+10℃)を再設定すると共に、第2設定温度を判定温度設定部81に出力する。
さらに、変更温度設定部86は、第2材質判定部85の判定結果が、アルミ鍋と判定した場合には、火力を小火から大火に切り換えるように火力制御部41に指令を出す。
なお、判定温度設定部81は、変更温度設定部86から第2設定温度が入力されると、第2設定温度よりも低い温度(例えば、第2設定温度−15℃)を再判定温度として設定する。
また、検出温度比較部82は、検出温度が再判定温度に到達した時点で火力を大火から小火に切り換えるように火力制御部41に出力する。
第2材質判定部85は、検出温度が再判定温度に到達して火力を切り換えた時点から所定時間内の測定した温度変化の度合いを、2回目の判定として第1判定部7で判定した調理容器の材質に対応する判定基準値(A)と比較して調理容器の材質を再度判定する。
第2材質判定部85が、再判定温度に基づいて、アルミ鍋であると再度判定した場合には、変更温度設定部86は、第2材質判定部85からの判定結果に基づいて第2設定温度を所定温度上げて第3設定温度(第2設定温度+10℃)を再設定すると共に、火力を小火から大火に切り換えるように火力制御部41に指令を出す。
この場合、制御装置4は、第3設定温度に基づいて自動加熱量調整制御を開始するように制御する。
さらに、制御装置4の検出温度比較部82は、設定温度が操作部23で設定した第1設定温度のままであれば、第1設定温度で検出温度と比較し、また、変更温度設定部86で設定温度が変更されている場合には再設定された設定温度で検出温度を比較する。
そして、最終的に熱伝導率の大きい材質と判定されなかった鉄鍋は、図4及び図8に示すように、その判定時で設定されている設定温度が温度センサ17により検知されるとスピーカー5により設定温度到達を報知するようにスピーカー制御部42に指令を出す。
また一方、検出温度比較部82は、最終的に熱伝導率の大きい材質のアルミ鍋と判定された場合は、図9に示すように、判定時で設定されている第3設定温度を温度センサ17で検知してから所定時間経過後(例えば2分)、又は、所定条件を満たした時点(例えば、温調OFFの検知を2回した後)にスピーカー5により設定温度到達を報知するようにスピーカー制御部42に指令を出す。
このように、調理容器がアルミ鍋と判定されている場合には、調理容器の温度と容器内の油の温度との差が大きいので、調理容器の温度が再設定された第3設定温度に到達しても、油の温度が第1設定温度まで到達していない。そのため、検出温度が第3設定温度に到達してから所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で油の温度が第1設定温度に到達したとみなして報知するようにしている。
なお、第2判定部8は、判定基準値決定部84において、第2判定の判定基準値(A)の設定を小火になってから所定時間経過後(例えば10秒後)の温度差が所定温度差(例えば5℃)よりも大きい場合と小さい場合とに分けて設定している。
この場合、所定時間経過後(10秒後)の温度差が所定温度差(5℃)より大きい場合よりも小さい場合の方を判定基準値(A)を低く設定する。このように制御することにより、さらに、判定の信頼性が高くなる。
次に、本実施形態のガスコンロ1において油温度を設定温度に維持する自動加熱量調整制御(温調制御)により調理容器を加熱する際の調理容器の材質の判定及び油温度の温調制御について図10〜図14のフローチャートに基づいて説明する。
図10のフローチャートに示すように、ガスバーナ11が点火されて(ステップS11)、制御装置4に電源が投入されると(ステップS12)、調理容器の種類を判別するための第1判定が開始される。
ガスバーナ11は火力を大火で調理容器を加熱し始め、点火時の調理容器の温度を測定する(ステップS13)。点火時の検出温度[TH温度]が50℃以上である場合には(ステップS13でYes)、調理容器が既に加熱状態であるホットスタートであると判定され、とりあえず調理容器の材質が鉄であると判定する(ステップS14)。鉄と判定することにより、後述する設定温度の再設定が行われないので、調理容器の過熱防止ができる。
点火時に鉄と判定された後でも、使用者がガスバーナの火力を操作して大火から小火にしてしまった場合、調理容器の温度が低下する。そこで、火力を大火に戻した場合、調理容器の温度が上昇していくので、検出温度が再度50℃になってから80℃になるまでの温度勾配を算出して調理容器の材質の判定をやり直すために、検出温度が50℃未満に低下しているか否かを判定する(ステップS15)。検出温度が50℃未満に低下した場合には、点火時の検出温度が50℃以上でないとして判定をやり直す(ステップS13でNo)。この判定のやり直しにより、アルミ鍋によるホットスタートであった場合には、アルミ鍋の判定結果が得られる場合が生じる。
点火時の検出温度が50℃以上でない場合には(ステップS13でNo)、検出温度が50℃に到達したか判定し(ステップS16)、50℃に到達すると(ステップS16でYes)、50℃到達時から所定時間(例えば40秒)経過したか否かを判定する(ステップS17)。
50℃到達時から所定時間経過していない場合には(ステップS17でNo)、検出温度が80℃に到達したかを判定する(ステップS18)。50℃到達時から所定時間を経過しないで、検出温度が80℃に到達した場合は(ステップS18でYes)、図4に示すように、温度勾配が大きいので調理容器の材質はアルミであると判定する(ステップS19)。
ステップS19でアルミと判定された場合も、使用者がガスバーナの火力を操作して大火から小火にしてしまった場合、調理容器の温度が低下する。そこで、火力を大火に戻した場合、調理容器の温度が上昇していくので、検出温度が再度50℃になってから80℃になるまでの温度勾配を算出して調理容器の材質の判定をやり直すために、検出温度が50℃未満に低下するか否かを判定する(ステップS20)。検出温度が50℃未満に低下した場合には、点火時の検出温度が50℃以上でないとして判定をやり直す(ステップS13でNo)。
また、検出温度が80℃に到達せず(ステップS18でNo)、50℃到達時から所定時間経過してしまった場合には(ステップS17でYes)、図4に示すように、温度勾配が小さいので調理容器の材質は鉄であると判定する(ステップS14)。
第1判定部7による調理容器の材質判定の結果は、第1判定メモリ74に記録される。
なお、点火時の検出温度[TH温度]が50℃以上である場合には、前回の第1判定において判定された結果を引き継ぐようにすることもできる。
調理容器の材質を判定する第1判定が終了すると、次に調理容器の材質の再判定である第2判定が行われる。図11のフローチャートに示すように、温調調整機能モードが実行されているか判定され(ステップS21)、温調調整機能モードが実行されている場合には(ステップS21でYes)、自動加熱量調整制御(温調制御)が実行されて、調理容器の種類を判別するための第2判定の1回目の判定が開始される。なお、本実施形態では、操作部23で入力された第1設定温度を130℃としている。
まず、調理容器がある程度加熱されているかどうかを判断するために、検出温度が第1設定温度より25℃低い温度(105℃)以上であるか否かを判定する(ステップS22)。
検出温度が105℃以上である場合には(ステップS22でYes)、点火時にホットスタートであって、点火時から温度が低下せずに高温状態を維持していると判断できるので、火力を大火にして(ステップS23)、調理容器の材質が鉄であると判定する(ステップS24)。
鉄鍋と判定されて、検出温度が第1設定温度(130℃)に到達すると(ステップS25でYes)、第1設定温度に到達したことが検知されて(ステップS26)、第1設定温度到達をスピーカー5で報知する(ステップS27)。報知されると次に図13のフローチャートに示す自動温調制御に移る。鉄鍋の自動温調制御については後述する。
ステップS22において、検出温度が105℃以上になっていない場合には(ステップS22でNo)、火力を大火にし(ステップS28)、検出温度が判定温度(第1設定温度−15℃=115℃)に到達すると(ステップS29でYes)、火力を大火から小火にする(ステップS30)。
火力が小火になると、図5に示すような様々な温度変化を起こす可能性があるので、まず、判定温度到達時から所定時間(例えば20秒)経過したか否かを判定する(ステップS31)。
判定温度到達時から所定時間経過していない場合には(ステップS31でNo)、検出温度が第1設定温度(130℃)に到達したかを判定する(ステップS32)。検出温度が所定時間を経過しないうちに第1設定温度に到達した場合には(ステップS32でYes)、調理容器の材質が鉄であると判定する(ステップS24)。この場合は、図5の検知・報知1-1に示す温度曲線を描き、検出温度が第1設定温度に到達すると(ステップS25でYes)、到達が検知されて直ぐに(ステップS26)、スピーカー5で報知され(ステップS27)、図13のフローチャートに示す自動温調制御に移る。
ステップS32において、第1設定温度に到達していない場合には(ステップS32でNo)、現在の検知時点の温度とその10秒前の検出温度との温度差△T2を判定基準値(A)と1秒毎に比較していく(ステップS33)。判定基準値(A)は、第1判定部7で判定した調理容器の材質に対応した第1設定温度の判定基準値(A)を用いる。
温度差△T2が判定基準値(A)より大きく(ステップS33でNo)、検出温度が判定温度(115℃)より2℃低い温度(113℃)以上で(ステップS34でNo)、判定温度到達時から所定時間(例えば20秒)経過している場合には(ステップS31でYes)は、火力が大火に切り換わり(ステップS35)調理容器の材質が鉄であると判定する(ステップS24)。
この場合は、図5の検知・報知1-2に示す温度曲線を描き、検出温度が第1設定温度に到達すると(ステップS25でYes)、第1設定温度到達が検知されて直ぐに(ステップS26)、スピーカー5で報知され(ステップS27)、図13のフローチャートに示す自動温調制御に移る。
また、温度差△T2が判定基準値(A)以下の場合(ステップS33でYes)、または、温度差△T2が判定基準値(A)より大きくても(ステップS33でNo)、検出温度が判定温度(115℃)より2℃低い温度(113℃)未満の場合(ステップS34でYes)には、調理容器の材質はアルミであると判定する(ステップS36)。
アルミ鍋と判定されると、第2判定の2回目の判定に移り、設定温度を第1設定温度(130℃)よりも10℃高い第2設定温度(140℃)に再設定すると共に、判定温度を第2設定温度より15℃低い温度(125℃)に再設定して(ステップS37)、火力が大火に切り換わる(ステップS38)。
火力が大火になると、検出温度が再設定された判定温度(125℃)以上であるかの判断を行う(ステップS39)。
検出温度が再設定された判定温度(125℃)以上の状態で(ステップS39でYes)、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達した場合には(ステップS40でYes)、第2設定温度に到達したことが検知されて(ステップS41)、第2設定温度到達をスピーカー5で報知する(ステップS42)。報知されると第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知1-3に示す温度曲線を描き、第2判定の2回目の判定は行わない。
本実施形態では、第2判定の1回目の判定での判定温度(115℃)到達時から所定時間(20秒)経過後においては火力が小火から大火に切り換わっているので、第2判定の2回目の判定では、この20秒経過後から最低大火時間(X)(本発明の最低加熱時間)を設定している。
ステップS39において、検出温度が判定温度(125℃)未満の場合には(ステップS39でNo)、図12のフローチャートで示すように、検出温度が再設定された判定温度(125℃)に到達すると(ステップS43でYes)、判定温度到達時が最低大火時間(X)を既に経過しているか否かの判断を行う(ステップS44)。
判定温度到達時が最低大火時間(X)内の場合には(ステップS44でNo)、火力を大火で維持し、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達した場合には(ステップS45でYes)、第2設定温度に到達したことが検知されて(ステップS46)、第2設定温度到達をスピーカー5で報知する(ステップS47)。報知されると第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知1-4に示す温度曲線を描き、第2判定の2回目の判定は行わない。
ステップS44において、検出温度が判定温度(125℃)に到達した時点で、最低大火時間(X)を経過している場合には(ステップS44でYes)、火力を大火から小火に切り換えて(ステップS48)、第2判定の2回目の判定を行う。
火力が小火になると、再判定温度(125℃)到達時から所定時間(例えば20秒)経過したか否かを判定する(ステップS49)。
再判定温度到達時から所定時間経過していない場合には(ステップS49でNo)、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達したかを判定する(ステップS50)。検出温度が所定時間を経過しないうちに第2設定温度に到達した場合には(ステップS50でYes)、到達が検知されて直ぐに(ステップS55)、スピーカー5で報知され(ステップS56)、第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知2-1に示す温度曲線を描く。
ステップS50において、第2設定温度に到達していない場合には(ステップS50でNo)、現在の検知時点の温度とその10秒前の検出温度との温度差△T2を判定基準値(A)と1秒毎に比較していく(ステップS51)。判定基準値(A)は、第1判定部7で判定した調理容器の材質に対応した第2判定2回目用の判定基準値(A)を用いる。
温度差△T2が判定基準値(A)より大きく(ステップS51でNo)、検出温度が再判定温度(125℃)より2℃低い温度(123℃)以上で(ステップS52でNo)、再判定温度到達時から所定時間(例えば20秒)経過している場合には(ステップS49でYes)は、火力が大火に切り換わる(ステップS53)。
そして、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達すると(ステップS54でYes)、第2設定温度到達が検知されて直ぐに(ステップS55)、スピーカー5で報知され(ステップS56)、第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知2-2に示す温度曲線を描く。
また、温度差△T2が判定基準値(A)以下の場合(ステップS51でYes)、または、温度差△T2が判定基準値(A)より大きくても(ステップS51でNo)、検出温度が再判定温度(125℃)より2℃低い温度(123℃)未満の場合(ステップS52でYes)には、今度も調理容器の材質はアルミであると判定する(ステップS57)。
アルミ鍋と判定されると、設定温度を第2設定温度(140℃)よりも10℃高い第3設定温度(150℃)に再設定して(ステップS58)、火力が大火に切り換わる(ステップS59)。
火力が大火になって、検出温度が第3設定温度(150℃)に到達すると(ステップS60でYes)、第3設定温度に到達したことが検知される(ステップS61)。このときは、第3設定温度に到達したことは直ぐには報知されない。
アルミ鍋と判定されて、検出温度が第3設定温度(150℃)に到達したことが検知されると、図8に示すような、アルミ鍋の自動温調制御が開始される。
まず、火力が大火から小火に切り換わる(ステップS101)。小火継続時間は予め設定されており、本実施形態では1分となっている。本実施形態において、アルミ鍋の自動温調制御を行う際の温調OFF温度は159℃に設定され、温調ON温度は155℃に設定される。
そして、検出温度が第3設定温度より3℃低い温度(147℃)より低いか否かの判断が行われ(ステップS102)、検出温度が147℃以上の場合には(ステップS102でNo)、小火継続時間内かどうかの判断を行う(ステップS103)。
小火継続時間内で(ステップS103でNo)、検出温度が147℃より低くなった場合には(ステップS102でYes)、図8の温度曲線(1)の状態となり、火力が大火に切り換わる(ステップS105)。
また、小火継続時間を経過しても(ステップS103でYes)、検出温度が147℃以上で(ステップS102でNo)、さらに、小火継続時間を経過した時点で、検出温度が温調OFF温度(159℃)以下の場合(ステップS104でYes)には、図8の温度曲線(2)の状態となり、火力が大火に切り換わる(ステップS105)。
さらに、小火継続時間を経過しても(ステップS103でYes)、検出温度が147℃以上で(ステップS102でNo)、さらに、小火継続時間を経過した時点で、検出温度が温調OFF温度(159℃)より大きい場合(ステップS104でNo)には、図8の温度曲線(3)の状態となり、温調ON温度(155℃)になるまで、火力を小火で維持する。
図8の温度曲線(1)及び(2)の状態の場合、ステップS105で火力が大火になると、検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達するまで大火が維持される。
そして、図8の温度曲線(1)の状態の場合は、検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達すると(ステップS106でYes)、小火に切り換えるのであるが、小火への切換の回数をカウント(1回目)して(ステップS107)、大火から小火に切り換わる(ステップS108)。
次に、検出温度が温調ON温度(155℃)に到達すると(ステップS109でYes)、火力が大火に切り換わる(ステップS110)。
そして、再度検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達すると(ステップS111でYes)、小火に切り換えるのであるが、小火への切換の回数をカウント(2回目)する(ステップS112)。この時のカウントにより小火のカウントが合計で2回になったかを判定する(ステップS113)。
小火カウントが2回の場合には(ステップS113でYes)、油の温度が第3設定温度に到達したとみなす報知を行い(ステップS114)、火力を小火に切り換えてそのまま温調制御を続行する。
また、図8の温度曲線(2)の状態の場合は、検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達すると(ステップS106でYes)、小火に切り換えるのであるが、小火への切換の回数をカウント(1回目)して(ステップS107)、大火から小火に切り換わる(ステップS108)。
次に、検出温度が温調ON温度(155℃)に到達すると(ステップS109でYes)、火力が大火に切り換わる(ステップS110)。
そして、検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達する前に(ステップS111でNo)、第3設定温度(150℃)を検知してから所定時間(例えば2分)が経過しているならば(ステップS115でYes)、油の温度が第3設定温度に到達したとみなす報知を行い(ステップS116)、検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達するまで、火力を大火に維持してそのまま温調制御を続行する。
図8の温度曲線(3)の状態の場合は、温調ON温度(155℃)になるまで、火力が小火に維持され、ステップS109において、検出温度が温調ON温度(155℃)に到達する前に(ステップS109でNO)、第3設定温度(150℃)を検知してから所定時間(例えば2分)が経過しているならば(ステップS117でYes)、油の温度が第3設定温度に到達したとみなす報知を行い(ステップS118)、検出温度が温調ON温度(155℃)に到達するまで、火力を小火に維持してそのまま温調制御を続行する。
また、図8の温度曲線(3)の状態の変形例であって、ステップS104からステップS109に移行し、第3設定温度(150℃)を検知してから所定時間(例えば2分)が経過するまでの間に(ステップS117でNo)、温調ON温度(155℃)に到達して(ステップS109でYes)、小火から大火に切り換わると共に(ステップS110)、検出温度が温調OFF温度(159℃)に到達した場合(ステップS111でYes)、小火に切り換えるのである。この場合、小火への切換の回数をカウント(1回目)する(ステップS112)。この時のカウントにより小火のカウントが合計で2回になったかを判定する(ステップS113)。小火カウントはまだ1回なので(ステップS113でNo)、火力が大火から小火に切り換わり(ステップS119)、ステップS109に戻る。
このようにして、アルミ鍋の場合は、自動温調制御に入ると、アルミ鍋の温度が実際に第3設定温度(150℃)に到達した時点から温調OFF温度を2回検知した時、又は、第3設定温度(150℃)を検知してから所定時間(例えば2分)が経過した時に、油の温度が第1設定温度に到達したとみなす報知を行う。このように報知するタイミングをずらすことにより、アルミ鍋内の油の温度ができるだけ第1設定温度(130℃)に近くなった状態で、使用者に油温度が第1設定温度(130℃)に到達したことを報知することができる。
また、アルミ鍋の判定で、設定温度を2回上げて第3設定温度まで設定した場合には、第3設定温度を検出してから一定時間経過(例えば5分)した後に、温調ON・OFF温度を低く設定し直してもよい。例えば10℃下げるように変更する。
また、第2判定において、調理容器の材質が鉄であると判定された場合には、図14のフローチャート及び図9に示すような自動温調制御を行う。
まず、火力が大火から小火に切り換わる(ステップS201)。小火継続時間は予め設定されており、鉄鍋の場合も本実施形態では1分となっている。本実施形態において、鉄鍋の自動温調制御を行う際の温調OFF温度は139℃に設定され、温調ON温度は135℃に設定される。
そして、検出温度が第1設定温度(130℃)より3℃低い温度(127℃)より低いか否かの判断が行われ(ステップS202)、検出温度が127℃以上の場合には(ステップS202でNo)、小火継続時間内かどうかの判断を行う(ステップS203)。
小火継続時間内で(ステップS203でNo)、検出温度が127℃より低くなった場合には(ステップS202でYes)、図9の温度曲線(1)の状態となり、火力が大火に切り換わる(ステップS205)。
また、小火継続時間を経過しても(ステップS203でYes)、検出温度が127℃以上で(ステップS202でNo)、さらに、小火継続時間を経過した時点で、検出温度が温調OFF温度(139℃)以下の場合(ステップS204でYes)には、図9の温度曲線(2)の状態となり、火力が大火に切り換わる(ステップS205)。
さらに、小火継続時間を経過しても(ステップS203でYes)、検出温度が127℃以上で(ステップS202でNo)、さらに、小火継続時間を経過した時点で、検出温度が温調OFF温度(139℃)より大きい場合(ステップS204でNo)には、図9の温度曲線(3)の状態となり、温調ON温度(135℃)になるまで、火力を小火で維持する。
図9の温度曲線(1)及び(2)の状態の場合、ステップS205で火力が大火になると、検出温度が温調OFF温度(139℃)に到達するまで大火が維持される。
そして、図9の温度曲線(1)及び(2)の状態の場合は、検出温度が温調OFF温度(139℃)に到達すると(ステップS206でYes)、火力は大火から小火に切り換わる(ステップS207)。
次に、検出温度が温調ON温度(135℃)に到達すると(ステップS208でYes)、火力が大火に切り換わる(ステップS209)。
そして、再度検出温度が温調OFF温度(139℃)に到達すると(ステップS210でYes)、火力は大火から小火に切り換わり(ステップS211)、ステップS208に戻って、温調制御を続行する。
また、図9の温度曲線(3)の状態の場合は、温調ON温度(135℃)になるまで、火力が小火に維持され、検出温度が温調ON温度(135℃)に到達すると(ステップS208でYes)、ステップS209以降の温調制御を続行する。
なお、温調制御を行う加熱調理装置において、温調制御時に火力が小火から大火に切り換わる際の袖口への引火を防止するために、火力が小火から大火に切り換わる前に大火になることを報知するようにした加熱調理装置が提案されている。
従って、上記実施形態の加熱調理装置に、このような火力切り換えの報知制御を組み込んだ場合、第2判定により設定温度に到達したことを知らせる報知と、火力切り換えの報知とが紛らわしく、設定温度到達なのか火力変更なのかの判断がつきにくい。
そこで、第2判定後に温調制御が行われる場合には、図15または図16に示すような火力の制御を行うことにより、火力切り換え時の報知を減らして、設定温度到達を確実に認識することができる。
例えば、図15に示すように、第2判定に入ると火力を大火から小火に切り換え、その後、検出温度が第3設定温度に到達し、第3設定温度に到達したことを遅れて報知するまでの間は、火力を大きくする場合は大火に比べて袖口への引火の虞の少ない中火にし、遅れて報知した後も、温調OFF時は小火とし、温調ON時は中火として温調制御を行うことにより、火力切り換えの報知を無くし、設定温度到達を確実に認識することができる。
また、図16に示すように、第2判定に入ると火力を大火から小火に切り換え、その後、検出温度が第3設定温度に到達し、第3設定温度に到達したことを遅れて報知するまでの間は、火力を大きくする場合は大火に比べて袖口への引火の虞の少ない中火にし、遅れて報知した後は、温調OFF時は小火とし、温調ON時は大火として温調制御を行って、第3設定温度に到達したことを遅れて報知した後に大火への火力切り換え報知を行うようにしても、設定温度到達を確実に認識することができる。
本発明に係る加熱調理装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の設計変更を施すことが可能である。
また、上記実施形態では、熱伝導率の大きい材質の調理容器としてアルミ鍋を挙げ、熱伝導率の小さい材質の調理容器として鉄鍋を挙げたが、これら材質に限らない。さらに、加熱手段として上記実施形態ではガスバーナを用いたが、電熱ヒータや電磁調理器を用いることもできる。
1 ガスコンロ
4 制御装置(制御手段)
5 スピーカー(報知手段)
6 タイマ
7 第1判定部
8 第2判定部
11 ガスバーナ(加熱手段)
17 温度センサ(温度測定手段)
23 操作部
25 温度入力部

Claims (7)

  1. 調理容器を加熱する加熱手段と、
    調理容器の温度を測定する温度測定手段と、
    加熱温度を設定する温度入力手段と、
    前記温度測定手段で測定した検出温度に基づいて、検出温度が温度入力手段で設定した設定温度になるように、前記加熱手段の加熱量を増減する自動加熱量調整制御を行なう制御手段と、
    を備える加熱調理装置であって、
    温度測定手段の測定結果から算出される加熱初期の温度勾配に基づいて、調理容器の材質を判定する第1判定部と、
    前記設定温度よりも低い温度で設定される判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、加熱量を小さくなるように切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定する第2判定部とを有することを特徴とする加熱調理装置。
  2. 請求項1に記載の加熱調理装置において、
    第2判定部は、
    設定温度よりも低い判定温度を設定して、判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、前記判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定し、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、前記設定温度を所定温度上げて再設定する再判定を少なくとも1回以上行うように構成する加熱調理装置。
  3. 請求項2に記載の加熱調理装置において、
    第2判定部は、
    1回目の再判定で、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定して第2設定温度を再設定すると共に第2設定温度よりも低い温度を再判定温度として設定した場合には、小さい加熱量からそれよりも大きい加熱量に切り換えて、前記加熱量切り換え時からの最低加熱時間経過後に再判定温度に到達した時点で加熱量を大きい加熱量から小さい加熱量に切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される再判定用の判定基準値と比較して調理容器の材質を再々判定するように構成する加熱調理装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
    第2判定部が、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、設定温度を所定温度上げて再設定し、
    再設定された設定温度に基づいて自動加熱量調整制御を開始するように構成する加熱調理装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
    第2判定の判定基準値と検出温度に基づく温度変化の度合いとの比較は、小さい加熱量に切り換えて所定時間経過した後から一定時間毎に所定時間前との温度差を算出し、算出した温度差と判定基準値との比較を一定時間毎に行い、前記温度差が設定した比較時間内に判定基準値以下になった時は、その時点で熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定するように構成する加熱調理装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
    第2判定の判定基準値の設定を小さい加熱量になってから所定時間経過後の温度差が所定の温度差よりも大きい場合と小さい場合とに分け、
    大きい場合よりも小さい場合の方を判定基準値を低く設定するように構成する加熱調理装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
    設定温度到達の報知を行う報知手段を備え、
    第2判定部により、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定されなかった調理容器は、その判定時で設定されている設定温度が温度測定手段により検知されると報知手段により設定温度到達を報知する一方、
    第2判定部で、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定された調理容器は、判定時で設定されている設定温度を温度測定手段により検知してから所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で報知手段より設定温度到達を報知するように制御する構成とする加熱調理装置。
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