JP2017011145A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】外部電極により機械的強度の向上を図り、且つ外部電極に含まれる層同士が強固に密着することにより良好な耐湿信頼性および電気特性を有する積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】積層セラミックコンデンサ10は、複数のセラミック層30および複数の内部電極40a,40bが積層されることにより形成された積層体20と、内部電極40a,40bと電気的に接続されるように積層体20の両端面26a,26bに形成された一対の外部電極140a,140bとを備え、一対の外部電極140a,140bそれぞれは、積層体20の表面に形成され、Niを含む下地電極層142と、下地電極層142の表面に形成され、Cu,Ni,Sn合金を含む中間金属層144と、中間金属層144の表面に形成された導電性樹脂層146とを含む。【選択図】図3

Description

この発明は、積層セラミックコンデンサに関し、特に、複層構造の外部電極を備えた積層セラミックコンデンサに関する。
近年、チップ型の積層セラミックコンデンサが広く使用されるようになった。積層セラミックコンデンサは、セラミック層と平板状の内部電極とが交互に積層されてなる積層体と、積層体の両端面に内部電極と電気的に接続されるように形成された外部電極とを備える。そして、積層セラミックコンデンサには、機械的強度の向上などを目的として、外部電極を複層構造にしたものがある。特許文献1には、このような積層セラミックコンデンサが開示されている。
特許文献1の積層セラミックコンデンサは、その外部電極が、積層体に密着した下地電極層と、該下地電極層の表面に密着した第1中間金属層と、該第1中間金属層の表面に密着した中間導電樹脂層と、該中間導電樹脂層の表面に密着した第2中間金属層と、該第2中間金属層の表面に密着した表面金属層とを有する5層構造である。
下地金属層は、ニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、またはこれらの合金と誘電体層及びマージン部と同質の共生地成分との混成物、あるいは、同金属または合金とシリカなどのガラス成分との混成物からなる。第1中間金属層と第2中間金属層は、ニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、またはこれらの合金からなる。表面金属層は、スズ、パラジウム、金、亜鉛、またはこれらの合金からなる。中間導電樹脂層は、導電性フィラーを含むエポキシ樹脂からなる。該導電性フィラーは、銀、銅、ニッケル、またはその合金からなる金属フィラー、あるいは炭素フィラーからなる。
特開2014−116340号公報
特許文献1の積層セラミックコンデンサは、外部電極が備える中間導電樹脂層により、機械的強度の向上を図っている。しかしながら、中間導電樹脂層は、第1中間金属層の表面を被覆するように形成されるため、第1中間金属層との密着力が弱かった。これにより、中間導電樹脂層と第1中間金属層との間に水分などが侵入しやすくなり、積層セラミックコンデンサの耐湿信頼性および電気特性が低下してしまうという問題があった。さらに、外部電極と内部電極との電気的な接続信頼性が十分に得られないという問題もあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、外部電極により機械的強度の向上を図り、且つ外部電極に含まれる層同士が強固に密着することにより良好な耐湿信頼性および電気特性を有する積層セラミックコンデンサを提供することである。
この発明に係る積層セラミックコンデンサは、複数のセラミック層および複数の内部電極が積層されることにより形成された積層体と、内部電極と電気的に接続されるように積層体の表面に形成された一対の外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサであって、一対の外部電極それぞれは、積層体の表面に形成され、Niを含む下地電極層と、下地電極層の表面に形成され、Cu,Ni,Sn合金を含む中間金属層と、中間金属層の表面に形成された導電性樹脂層とを含むことを特徴とする、積層セラミックコンデンサである。
この発明によれば、外部電極により機械的強度の向上を図り、且つ外部電極に含まれる層同士が強固に密着することにより良好な耐湿信頼性および電気特性を有する積層セラミックコンデンサを提供し得る。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサを示す外観斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサを示す図1のII−II断面図である。 この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサを示す図2の断面図における第1の外部電極およびその近傍の拡大図である。
1.積層セラミックコンデンサ
以下、図面を参照してこの発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサについて説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサを示す外観斜視図である。図2は、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサを示す図1のII−II断面図である。図3は、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサを示す図2の断面図における第1の外部電極およびその近傍の拡大図である。
この実施の形態に係る積層セラミックコンデンサ10は、積層体20と、第1の外部電極140aおよび第2の外部電極140b(一対の外部電極)とを備える。
(積層体20)
積層体20は、複数のセラミック層30と、複数の第1の内部電極40aおよび第2の内部電極40bとが積層されることにより形成される。
積層体20は、直方体状に形成され、相対する第1の主面22aおよび第2の主面22b、相対する第1の側面24aおよび第2の側面24b、並びに相対する第1の端面26aおよび第2の端面26bを含む。ここで、第1の端面26aと第2の端面26bとを結ぶ方向が長さ(L)方向、第1の側面24aと第2の側面24bとを結ぶ方向が幅(W)方向、第1の主面22aと第2の主面22bとを結ぶ方向が高さ(T)方向である。
積層体20は、そのコーナー部および稜部に丸みをつけられることが好ましい。また、積層体20の直方体形状は、第1および第2の主面22a,22b、第1および第2の側面24a,24b、並びに第1および第2の端面26a,26bを含む形状であれば、特に限定されない。例えば、積層体20は、第1および第2の主面22a,22b、第1および第2の側面24a,24b、並びに第1および第2の端面26a,26bの一部または全部に凹凸が形成されてもよい。
(セラミック層30)
セラミック層30は、第1の内部電極40aと第2の内部電極40bとの間に挟まれ、T方向に積層される。セラミック層30の厚みは、0.5μm以上10μm以下程度であることが好ましい。
セラミック層30のセラミック材料としては、例えば、BaTiO3,CaTiO3,SrTiO3,CaZrO3などの主成分からなる誘電体セラミックを用いることができる。なお、これらの主成分に、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分を添加してもよい。
(第1および第2の内部電極40a,40b)
第1の内部電極40aは、セラミック層30の界面を平板状に延び、且つ積層体20の第1の端面26aに露出する。一方、第2の内部電極40bは、セラミック層30を介して第1の内部電極40aと対向するようにセラミック層30の界面を平板状に延び、且つ第2の端面26bに露出する。したがって、第1および第2の内部電極40a,40bは、セラミック層30を介して互いに対向する対向部と、第1および第2の端面26a,26bに引き出された引出し部とを含む。第1の内部電極40aと第2の内部電極40bとがセラミック層30を介して対向することにより、静電容量が発生する。第1および第2の内部電極40a,40bの厚みは、0.2μm以上2.0μm以下程度であることが好ましい。
第1および第2の内部電極40a,40bは、例えば、Ni,Cu,Ag,Pd,Auなどの金属、Ag−Pd合金、またはこれらの金属のうち少なくとも一種を含む合金などの適宜な導電材料により構成されることが好ましい。
(第1および第2の外部電極140a,140b)
第1の外部電極140aは、積層体20の第1の端面26aから、第1および第2の主面22a,22bそれぞれの一部、並びに第1および第2の側面24a,24bそれぞれの一部に至るように形成され、第1の端面26aにおいて第1の内部電極40aに電気的に接続される。一方、第2の外部電極140bは、積層体20の第2の端面26bから、第1および第2の主面22a,22bそれぞれの一部、並びに第1および第2の側面24a,24bそれぞれの一部に至るように形成され、第2の端面26bにおいて第2の内部電極40bに電気的に接続される。
第1および第2の外部電極140a,140bは、下地電極層142と、中間金属層144と、導電性樹脂層146と、めっき層150とを含む複層構造である。なお、第1および第2の外部電極140a,140bは、めっき層150を含まなくてもよい。
(下地電極層142)
下地電極層142は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bから、第1および第2の主面22a,22bそれぞれの一部、並びに第1および第2の側面24a,24bそれぞれの一部に至るように形成されることが好ましい。なお、下地電極層142は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bにのみ形成されてもよい。下地電極層142の最も厚い部分の厚みは、例えば、10μm以上50μm以下であることが好ましい。
下地電極層142は、例えば、導電性金属およびガラスを含む導電性ペーストを塗布・焼き付けることにより形成される。導電性金属は、例えば、NiまたはNi合金などを用いることができる。ガラスは、例えば、B,Si,Ba,Mg,Al,Liなどを含むガラスを用いることができる。下地電極層142は、第1および第2の内部電極40a,40bと同時焼成したコファイアにより形成されてもよいし、導電性ペーストを塗布して焼き付けたポストファイアにより形成されてもよい。
(中間金属層144)
中間金属層144は、下地電極層142を覆うようにその表面に形成される。具体的には、中間金属層144は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bに形成された下地電極層142の表面に形成され、そこから、第1および第2の主面22a,22bそれぞれの一部、並びに第1および第2の側面24a,24bそれぞれの一部に形成された下地電極層142の表面にも至るように形成されることが好ましい。なお、中間金属層144は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bに形成された下地電極層142の表面にのみ形成されてもよい。中間金属層144の厚みは、0.3μm以上15.8μm以下であること好ましい。
中間金属層144は、Cu,Ni,Sn合金を含む。好ましくは、中間金属層144は、Cu,Ni,Sn合金として、(Cu,Ni)6Sn5を含む。さらに好ましくは、中間金属層144は、Ni固溶量5atom%以上42atom%以下のCu,Ni,Sn合金を含む。
(導電性樹脂層146)
導電性樹脂層146は、中間金属層144を覆うようにその表面に形成される。具体的には、導電性樹脂層146は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bに形成された中間金属層144の表面に形成され、そこから、第1および第2の主面22a,22bそれぞれの一部、並びに第1および第2の側面24a,24bそれぞれの一部に形成された中間金属層144の表面にも至るように形成されることが好ましい。なお、導電性樹脂層146は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bに形成された中間金属層144の表面にのみ形成されてもよい。導電性樹脂層146の厚みは、例えば、10μm以上150μm以下であることが好ましい。
導電性樹脂層146は、導電性フィラーおよび樹脂を含む。
導電性フィラーは、その粒子の形状が、球状、扁平状などであってもよい。なお、導電性フィラーは、その粒子の形状が球状、扁平状などである場合、球状と扁平状を混合して用いることが好ましい。なお、導電性フィラーは、その粒子の形状が特に限定されない。また、導電性フィラーの平均粒径は、例えば、0.3μm以上10μm以下であってもよいが、特に限定されない。
導電性フィラーとしては、Cu,Snまたはこれらの金属を含む合金を用いることができる。Cu,Snまたはこれらの金属を含む合金を用いるのは、Cu,Ni,Snの合金を含む中間金属層144を形成するためである。
導電性フィラーは、主に導電性樹脂層146の通電性を担う。具体的には、導電性フィラーどうしが接触することにより、導電性樹脂層146内部に通電経路が形成される。
導電性樹脂層146に含まれる樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂などの公知の熱硬化性樹脂を用いることができる。特に、導電性樹脂層146に含まれる樹脂としては、エポキシ樹脂を用いることが好ましい。エポキシ樹脂は、耐熱性、耐湿性、密着性などに優れ、最も適切な樹脂のうちの一つであるためである。導電性樹脂層146は、熱硬化性樹脂とともに硬化剤を含むことが好ましい。硬化剤としては、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合、フェノール系、アミン系、酸無水物系、イミダゾール系などの公知の化合物を用いることができる。
導電性樹脂層146は、樹脂を含むことにより、例えば、めっき膜や導電性ペーストの焼成物からなる導電層に比べて柔軟性に富む。したがって、導電性樹脂層146は、積層セラミックコンデンサ10に加えられた物理的な衝撃や熱サイクルに起因する衝撃を緩衝する層として機能する。これにより、積層セラミックコンデンサ10にクラックが生じることなどを防止することができる。すなわち、積層セラミックコンデンサ10は、導電性樹脂層146を備えることにより、耐基板曲げ性や落下衝撃性などの機械的強度が向上する。
(めっき層150)
めっき層150は、導電性樹脂層146を覆うようにその表面に形成される。具体的には、めっき層150は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bに形成された導電性樹脂層146の表面に形成され、そこから、第1および第2の主面22a,22bそれぞれの一部、並びに第1および第2の側面24a,24bそれぞれの一部に形成された導電性樹脂層146の表面にも至るように形成されることが好ましい。なお、めっき層150は、積層体20の第1または第2の端面26a,26bに形成された導電性樹脂層146の表面にのみ形成されてもよい。
めっき層150は、Cu,Ni,Sn,Ag,Pd,Ag−Pd合金,Auなどから選ばれる少なくとも1つを含む。
めっき層150は、第1のめっき層152と、第2のめっき層154とを含む2層構造である。なお、めっき層150は、第1のめっき層152のみからなる単層構造であってもよいし、3層以上の複層構造であってもよい。めっき層150一層あたりの厚みは、1μm以上15μm以下であることが好ましい。
第1のめっき層152は、導電性樹脂層146を覆うようにその表面に形成される。第1のめっき層152は、Niめっき層であることが好ましい。これにより、積層セラミックコンデンサ10は、はんだバリア性を向上させることができる。また、第1のめっき層152は、複層構造であってもよい。
第2のめっき層154は、第1のめっき層152を覆うようにその表面に形成される。第2のめっき層154は、Snめっき層であることが好ましい。これにより、積層セラミックコンデンサ10は、はんだ濡れ性を向上させることができる。したがって、積層セラミックコンデンサ10の実装を容易に行うことができる。
(効果)
この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサ10は、複層構造の外部電極140a,140bにおいて、下地電極層142と導電性樹脂層146とがCu,Ni,Sn合金を含む中間金属層144を介して金属接合される。これにより、外部電極140a,140bに含まれる層同士が強固に密着するため、耐湿信頼性および電気的な接続信頼性が向上する。さらに、外部電極140a,140bが、導電性樹脂層146を含むことにより、耐基板曲げ性や落下衝撃性などの機械的強度が向上する。その結果、積層セラミックコンデンサ10は、外部電極140a,140bにより機械的強度の向上を図り、且つ外部電極140a,140bに含まれる層同士が強固に密着することにより良好な耐湿信頼性および電気特性を有する。
さらに、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサ10は、中間金属層144が、Cu,Ni,Sn合金として(Cu,Ni)6Sn5を含むことにより、耐湿信頼性および電気的な接続信頼性がより良好となる。
さらに、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサ10は、中間金属層144が、Ni固溶量5atom%以上42atom%以下のCu,Ni,Sn合金を含むことにより、耐湿信頼性および電気的な接続信頼性がより良好となる。
さらに、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサ10は、中間金属層144の厚みが、0.3μm以上15.8μm以下であることにより、耐湿信頼性および電気的な接続信頼性がより良好となる。
さらに、この発明の一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサ10は、導電性樹脂層146が、熱硬化性樹脂および金属を含み、当該金属がCu,Snまたはそれらの合金を有することにより、Cu,Ni,Sn合金を含む中間金属層144を形成することができる。
2.積層セラミックコンデンサの製造方法
つづいて、積層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。
(積層体の作製)
まず、セラミック粉末を含むセラミックペーストを、例えば、スクリーン印刷法などによりシート状に塗布し、乾燥させることにより、セラミックグリーンシートを形成する。
次に、セラミックグリーンシートの表面に、内部電極形成用の導電ペーストを、例えば、スクリーン印刷法などにより所定のパターンに塗布し、内部電極形成用導電パターンが形成されたセラミックグリーンシートを得る。また、内部電極形成用導電パターンが形成されていないセラミックグリーンシートも得る。なお、セラミックペーストや内部電極形成用の導電ペーストは、例えば、公知のバインダーや溶媒を含んでもよい。
そして、内部電極形成用導電パターンが形成されていないセラミックグリーンシートを所定枚数積層し、その表面に、内部電極形成用導電パターンが形成されたセラミックグリーンシートを積層し、その表面に、内部電極形成用導電パターンが形成されていないセラミックグリーンシートを所定枚数積層する。このようにして、マザー積層体を製造する。
なお、必要に応じて、マザー積層体を積層方向にプレスしてもよい。マザー積層体をプレスする方法としては、例えば、静水圧プレスなどが考えられる。
さらに、マザー積層体を所定の形状寸法にカットすることにより、複数の生の積層体を形成する。なお、このとき、生の積層体にバレル研磨等を施し、稜線部や角部に丸みを形成してもよい。
最後に、生の積層体を焼成することにより、内部に第1および第2の内部電極が配され、第1の内部電極の端部が第1の端面に引き出され、第2の内部電極の端部が第2の端面に引き出された積層体を形成する。なお、生の積層体の焼成温度は、セラミック材料や導電材料に応じて適宜設定することができる。生の積層体の焼成温度は、例えば、900℃以上1300℃以下程度とすることができる。
(積層体に対する外部電極の形成)
まず、上記のようにして得た積層体の両端面に対して導電性ペーストの塗布・焼き付けを行い、外部電極の下地電極層を形成する。このときの焼き付け温度は、700℃以上900℃以下であることが好ましい。
次に、下地電極層を覆うように、導電性フィラーおよび樹脂を含む導電性樹脂ペーストを塗布し、150℃以上300℃以下の温度で熱処理を行い、樹脂を熱硬化させる。このようにして、下地電極層を覆うように導電性樹脂層が形成される。このとき、下地電極層と導電性樹脂層との間に中間金属層が形成される。中間金属層に含有される(Cu,Ni)6Sn5におけるNi固溶量(atom%)は、熱処理の最高温度を変化させることにより調整することができる。具体的には、中間金属層に含有される(Cu,Ni)6Sn5におけるNi固溶量(atom%)は、熱処理の最高温度を低下させることにより減らすことができ、逆に上昇させることにより増やすことができる。また、中間金属層の厚みは、熱処理時間を変化させることにより調整することができる。具体的には、中間金属層の厚みは、熱処理時間を短くすることにより薄くすることができ、逆に長くすることにより厚くすることができる。
なお、熱処理時の雰囲気は、N2雰囲気であることが好ましい。また、酸素濃度を100ppm以下に抑えることが好ましい。これにより、樹脂の飛散を防ぐことができ、且つ各種金属成分の酸化を防ぐことができる。
そして、必要に応じて、導電性樹脂層の表面に、Niめっき層(第1のめっき層)を形成する。Niめっき層の形成方法には、電解めっきを用いることができる。
また、必要に応じて、Niめっき層(第1のめっき層)の表面にSnめっき層(第2のめっき層)を形成する。
以上のようにして、この発明に係る積層セラミックコンデンサが製造される。
3.実験例
以下、この発明の効果を確認するために発明者らが行った実験例について説明する。実験例では、上記した積層セラミックコンデンサの製造方法にしたがい、実施例1〜14および比較例1〜3の試料を作製し、それぞれの耐湿信頼性および電気特性を評価した。実施例1〜14および比較例1〜3の各評価試料数は、100個である。
実施例1〜14および比較例1〜3の試料である積層セラミックコンデンサは、次の通りである。
サイズ(設計値)L×W×T:1.0mm×0.5mm×0.5mm
セラミック材料:BaTi23
静電容量:2.2μF
定格電圧:6.3V
外部電極の構造:下地電極層、中間金属層、導電性樹脂層およびめっき層からなる複層構造
下地電極層:導電性金属(Ni)とガラスを含む焼付け電極
めっき層の構造:Niめっき層(第1のめっき層)およびSnめっき層(第2のめっき層)からなる2層構造
(実施例)
実施例1は、中間金属層の材料にCu,Ni,Sn合金として(Cu,Ni)6Sn5合金を含む。導電性樹脂層に含まれる導電性フィラーは、CuおよびSnである。導電性樹脂層に含まれる樹脂は、レゾール型フェノール樹脂系である。乾燥膜に含まれる導電性フィラー量(導電性フィラーと樹脂の比率)は、Cu+Snフィラー=60vol%である。なお、Cu:Sn=58:42wt%である。
実施例2は、中間金属層の材料にCu,Ni,Sn合金として(Cu,Ni)6Sn5合金を含まない。導電性樹脂層に含まれる導電性フィラーは、CuおよびSnである。導電性樹脂層に含まれる樹脂は、レゾール型フェノール樹脂系である。乾燥膜に含まれる導電性フィラー量(導電性フィラーと樹脂の比率)は、Cu+Snフィラー=60vol%である。なお、Cu:Sn=70:30wt%である。
実施例3〜8は、熱処理温度(最高温度)を変化させることにより、実施例1の(Cu,Ni)6Sn5合金におけるNi固溶量(atom%)を変化させた試料である。なお、熱処理時間は一定(18min)とした。具体的には次の通りである。
実施例3は、熱処理温度(最高温度)を375℃とし、Ni固溶量2atom%とした。
実施例4は、熱処理温度(最高温度)を400℃とし、Ni固溶量5atom%とした。
実施例5は、熱処理温度(最高温度)を425℃とし、Ni固溶量10atom%とした。
実施例6は、熱処理温度(最高温度)を450℃とし、Ni固溶量20atom%とした。
実施例7は、熱処理温度(最高温度)を475℃とし、Ni固溶量42atom%とした。
実施例8は、熱処理温度(最高温度)を500℃とし、Ni固溶量65atom%とした。
実施例9〜14は、熱処理時間を変化させることにより、実施例1の(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚みを変化させた試料である。なお、実施例9〜14の(Cu,Ni)6Sn5合金におけるNi固溶量(atom%)は、全て5atom%以上42atom%以下とした。また、熱処理温度(最高温度)は一定(450℃)とした。具体的には次の通りである。
実施例9は、Ni固溶量11atom%および熱処理時間2minとし、(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚み0.1μmとした。
実施例10は、Ni固溶量18atom%および熱処理時間5minとし、(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚み0.3μmとした。
実施例11は、Ni固溶量16atom%および熱処理時間10minとし、(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚み3.2μmとした。
実施例12は、Ni固溶量26atom%および熱処理時間20minとし、(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚み8.9μmとした。
実施例13は、Ni固溶量38atom%および熱処理時間30minとし、(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚み15.8μmとした。
実施例14は、Ni固溶量37atom%および熱処理時間40minとし、(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚み24μmとした。
(比較例)
比較例1は、中間金属層にCu,Ni,Sn合金を含まない。導電性樹脂層に含まれる導電性フィラーは、Agである。導電性樹脂層に含まれる樹脂は、エポキシ樹脂系である。乾燥膜に含まれる導電性フィラー量(導電性フィラーと樹脂の比率)は、Agフィラー=60vol%である。
比較例2は、中間金属層にCu,Ni,Sn合金を含まない。導電性樹脂層に含まれる導電性フィラーは、Cuである。導電性樹脂層に含まれる樹脂は、レゾール型フェノール樹脂系である。乾燥膜に含まれる導電性フィラー量(導電性フィラーと樹脂の比率)は、Cuフィラー=60vol%である。
比較例3は、中間金属層にCu,Ni,Sn合金を含まない。導電性樹脂層に含まれる導電性フィラーは、AgおよびSnである。導電性樹脂層に含まれる樹脂は、レゾール型フェノール樹脂系である。乾燥膜に含まれる導電性フィラー量(導電性フィラーと樹脂の比率)は、Ag+Snフィラー=60vol%である。なお、Ag:Sn=68:32wt%である。
(評価方法)
実施例1〜14および比較例1〜3それぞれの耐湿信頼性および電気特性を評価した。
耐湿信頼性に関する試験は、次のようにして行った。各試料を、一般的な鉛フリーはんだであるSn−3.0Ag−0.5Cuを用いて、ガラスエポキシ基板にリフロー実装した。その後、各試料を、125℃、相対湿度95%RH、1.2気圧の高温高湿槽内にて、定格電圧6.3Vを印加し、72時間の条件により耐湿負荷加速試験を行い、LogIRを測定した。実施例および比較例の各試料において、2個以上LogIRが6未満になる試料を×、1個だけLogIRが6未満になる試料を△、全てLogIRが6以上維持できる試料を○、さらに144h(時間倍)まで全てLogIRが6以上維持できる試料を◎と評価した。耐湿負荷加速試験の評価試料数は、70個とした。
電気特性に関する試験は、次のようにして行った。各試料について、インピーダンスアナライザ(アジレントテクノロジー社製4294A)を用いて、電圧1Vrms、周波数1kHz〜10MHzで走査することにより電気特性試験を行い、1MHzにおけるESRを測定した。なお、テストフィクスチャは、アジレントテクノロジー社製16044Aを用いた。ESRの平均値が平均50mΩを超える試料を×、平均50mΩ以下となる試料を○、平均10mΩ以下となる試料を◎と評価した。電気特性試験の評価試料数は、30個とした。
(分析方法)
実施例および比較例の各試料である積層セラミックコンデンサの外部電極に中間金属層が含まれるか否かの分析方法(以下「第1の分析方法」という。)は、次の通りである。5個の積層セラミックコンデンサをランダムに選出し、これを樹脂包埋して、幅方向の1/2位置(W/2位置)まで湿式研磨した。その後FE−SEMを用いて、上記5個の積層セラミックコンデンサの外部電極を反射電子像1500倍で観察した。中間金属層の形成が観察できた試料(反応層が有る試料)は、中間金属層が含まれると判断した。
第1の分析方法により、中間金属層の形成が観察できた試料については、その中間金属層にCu,Ni,Sn合金が含まれるか否かの分析(以下「第2の分析方法」という。)を行った。この分析方法は次の通りである。中間金属層内の任意3点を、エネルギー分散型X線分析EDX(加速電圧10kV)を用いて点分析し、Cu,Ni,Snの金属組成比を定量した。3点中1点でもCuとNiとSnとの存在が確認できた試料は、中間金属層にCu,Ni,Sn合金が含まれると判断した。
第2の分析方法により、中間金属層にCu,Ni,Sn合金が含まれると判断した試料については、そのCu,Ni,Sn合金として(Cu,Ni)6Sn5合金が含まれるか否かの分析(以下「第3の分析方法」という。)を行った。この分析方法は次の通りである。Cu+Ni+Snを100atom%とした場合のCu,Ni,Sn存在比率(atom%)を算出し、(Cu+Ni):Sn=6:5となる場合は、中間金属層に(Cu,Ni)6Sn5合金が含まれると判断した。
第3の分析方法により、中間金属層に(Cu,Ni)6Sn5合金が含まれると判断した試料については、Niの存在比率(atom%)の値をNi固溶量とした。なお、5個の積層セラミックスコンデンサについて測定し、その平均値を採用した。
第1の分析方法により、断面が露出した中間金属層の端面中央部を1500倍でCu,Ni,Snの元素マッピングを行った。Ni固溶量が5atom%以上42atom%以下となるピクセル数をカウントし、これに相当する平均厚みを(Cu,Ni)6Sn5合金の実質厚みとして算出した。
(評価結果)
表1に、実施例1および比較例1〜3の評価結果を示す。
Figure 2017011145
表1に示すように、実施例1は、耐湿信頼性および電気特性のいずれの特性も◎であり良好であった。一方、比較例1〜3について、比較例3の電気特性は○であったが、比較例1および比較例2の耐湿信頼性および電気特性、ならびに比較例3の耐湿信頼性は、いずれも×であり、結果、不良であった。この評価結果により、積層セラミックコンデンサは、中間金属層の材料にCu,Ni,Sn合金を含むことにより、耐湿信頼性および電気特性がともに良好となることを確認することができた。
表2に、実施例1,2の評価結果を示す。
Figure 2017011145
表2に示すように、実施例1は、耐湿信頼性および電気特性のいずれの特性も◎であった。一方、実施例2は、耐湿信頼性が△であり電気特性が○であった。よって、実施例1は、実施例2に比べて、何れの特性も良好であった。この評価結果により、積層セラミックコンデンサは、Cu,Ni,Sn合金として(Cu,Ni)6Sn5合金を含むことにより、耐湿信頼性および電気特性がともにより良好となることを確認することができた。
表3に、実施例3〜8の評価結果を示す。
Figure 2017011145
表3に示すように、実施例4〜7は、耐湿信頼性が○あるいは◎であり、電気特性はすべて◎であった。一方、実施例3,8は、いずれも耐湿信頼性が△であり、電気特性は○であった。この評価結果により、積層セラミックコンデンサは、(Cu,Ni)6Sn5合金におけるNi固溶量(atom%)を5atom%以上42atom%以下とすることにより、耐湿信頼性および電気特性がともにより良好となることを確認することができた。
表4に、実施例9〜14の評価結果を示す。
Figure 2017011145
表4に示すように、実施例10〜13は、耐湿信頼性が○あるいは◎であり、電気特性はすべて◎であった。一方、実施例9,14は、いずれも耐湿信頼性が△であり、電気特性は○であった。この評価結果により、積層セラミックコンデンサは、(Cu,Ni)6Sn5合金の厚みを0.3μm以上15.8μm以下とすることにより、耐湿信頼性および電気特性がともにより良好となることを確認することができた。
なお、この発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形される。
10 積層セラミックコンデンサ
20 積層体
22a 第1の主面
22b 第2の主面
24a 第1の側面
24b 第2の側面
26a 第1の端面
26b 第2の端面
30 セラミック層
40a 第1の内部電極
40b 第2の内部電極
140a 第1の外部電極
140b 第2の外部電極
142 下地電極層
144 中間金属層
146 導電性樹脂層
150 めっき層
152 第1のめっき層
154 第2のめっき層

Claims (5)

  1. 複数のセラミック層および複数の内部電極が積層されることにより形成された積層体と、前記内部電極と電気的に接続されるように前記積層体の表面に形成された一対の外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサであって、
    前記一対の外部電極それぞれは、
    前記積層体の表面に形成され、Niを含む下地電極層と、
    前記下地電極層の表面に形成され、Cu,Ni,Sn合金を含む中間金属層と、
    前記中間金属層の表面に形成された導電性樹脂層とを含むことを特徴とする、積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記中間金属層は、前記Cu,Ni,Sn合金として、(Cu,Ni)6Sn5を含むことを特徴とする、請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記中間金属層は、Ni固溶量5atom%以上42atom%以下のCu,Ni,Sn合金を含むことを特徴とする、請求項2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記中間金属層は、厚みが0.3μm以上15.8μm以下であることを特徴とする、請求項3に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記導電性樹脂層は、熱硬化性樹脂および金属を含み、
    前記金属は、Cu,Snまたはそれらの合金を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の積層セラミックコンデンサ。
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