JP2016538190A - 連続的なボディプライ折返し構造を有するタイヤ構造体 - Google Patents

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Abstract

タイヤの成形時に、サイドウォール内に自由折返し端部が存在しないように、かつサイドウォール内の折返し部がループ状折返し部であるように構築された1つ以上の折畳みボディプライシートを使用する空気入りタイヤを提供する。

Description

本発明は、概して、空気入りタイヤの構造体に関し、更に具体的には、これに限定するものではないが、タイヤのサイドウォール領域におけるボディプライの折返し端部が改善された構造に関する。
各サイドウォールにおいて、2つのボディプライを有するタイヤの典型的な先行技術のタイヤ構造体を図1A〜1Eに示す。図1Aでは、第1及び第2のボディプライシート10及び12は、タイヤ構造ドラム14上に配置されているところである。第1のシート10は、第2のシート12よりも幅の広いシートとして示す。図1Bでは、第1及び第2のシート10及び12は、タイヤ構造ドラム14の周囲の所定の位置にある。図1Cでは、タイヤビードリング16は、タイヤ構造ドラムの周囲に配置されている。図1Dでは、矢印18で示すとおり、ボディプライシートの軸方向外側部分がビードリングの上に折り畳まれている。
図1Eは、図1A〜図1Dによって構築されたタイヤカーカスを用いる典型的な先行技術のタイヤ構造体の概略的断面図である。タイヤの各サイドウォールにおいて、ボディプライシート10及び12は、それぞれ自由折返し端部20及び22で終わっている。
図1A〜図1Eに示すものなどのタイヤ構造体は、一般に、サイドウォール領域にこうした自由折返し端部を有するラジアルボディプライ又はバイアスボディプライにより設計され、自由折返し端部は、不連続なボディプライ端部と称されることもある。自由折返し端部は、タイヤの膨張及び/又は過負荷など、特に厳しい操作条件中、隣接するゴム基質内に亀裂開始部分をもたらし得る。このような膨張及び/又は過負荷下では、サイドウォール領域においてタイヤの極度な屈曲をもたらす可能性があり、また、その屈曲により、最終的に、自由折返し端部に隣接して発生する型の状態の疲労をもたらす可能性がある。
これは、特に、タイヤの設置面積を大きくして、土壌の締固めを減少させるために、比較的低い圧力で動作するために設計されている農業用タイヤにおける懸念事項である。低圧力動作及び高荷重用に設計されたこのような農業用タイヤは、記述した型のサイドウォールの状態に関するリスクが増大する。
したがって、低圧力及び高荷重動作のために予期される深屈曲の状態に耐え得る頑強な構造を提供するために、タイヤ設計の向上が引続き必要とされている。
空気入りタイヤであって、第1及び第2のサイドウォール、そのサイドウォール間に延在する周方向のトレッド領域、並びに第1及び第2サイドウォールの各々のビード部分にそれぞれ配置されている第1及び第2のビードを有する空気入りタイヤが開示される。折畳みボディプライシートは、折畳みボディプライシートが各サイドウォールにおいて2枚のボディプライを形成するように、各サイドウォールを通って下向きに延在する。次に、折畳みボディプライシートは、ビードのそれぞれの周囲に延在し、その後、サイドウォール内に折畳みボディプライシートの自由折返し端部が存在しないように、各サイドウォールにおいて上方向に戻り、第1及び第2のサイドウォール内に第1及び第2のループ状折返し部がそれぞれ形成される。第1及び第2インサートは、ボディプライシートの1つの層の厚さの半分を超える最小ループ半径が維持されるように、それぞれ第1及び第2サイドウォールのループ状折返し部に収容されてもよい。
本発明の別の態様では、第1及び第2のサイドウォールビード部分をそれぞれ含む、第1及び第2のサイドウォールを有する空気入りタイヤが開示される。周方向のトレッド領域は、サイドウォール間に延在する。下部の折畳みボディプライシートは、トレッド領域を横切り、各サイドウォールを通って下方向に延在し、ビード部分のそれぞれにおいて上向きに折り返し、次に各サイドウォール内で上向きに延在する。下部の折畳みボディプライシートは各サイドウォール内で軸方向内側の2つのボディプライを形成するように、かつ下部の折畳みボディプライシートが各サイドウォール内でループ状折返し部を形成するようになっている。上部の折畳みボディプライシートは、トレッド領域を横切り、各サイドウォールを通って下方向に延在し、ビード部分のそれぞれにおいて上向きに折り返し、次に各サイドウォール内で上向きに延在する。上部の折畳みボディプライシートは各サイドウォールにおいて軸方向外側の2つのボディプライを形成するように、かつ上部の折畳みボディプライシートが各サイドウォールに別のループ状折返し部を形成するようになっている。
上記実施形態のいずれにおいても、折畳みボディプライシートの各層は、スキム内材料に埋設された補強コードを有するボディプライスキム材料により構成されてもよく、またインサートは、ボディプライスキム材料と同じ材料で形成されてもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、インサートは、折返しループ内に配置される前に、少なくとも部分的に硬化されてもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、インサートは、スキム材料とは異なるエラストマー材料で形成されてもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、インサートは円形断面を有してもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、インサートはテーパ形状断面を有してもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、最小ループ半径は、折畳みボディプライシートの1つの層の厚さ以上であってもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、サイドウォールのそれぞれは、ループ状折返し部の上下のサイドウォールの厚さと比較して、ループ状折返し部に隣接するサイドウォールの厚さを増大して形成してもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、軸方向外側のループ状折返し部は、軸方向内側のループ状折返し部よりも高い折返し高さまで延在してもよい。この配置は、タイヤに折畳みボディプライシートを適用する前に、上部の又は径方向外側の折畳みボディプライシートの幅よりも広い幅を有する下部の又は径方向内側の折畳みボディプライシートを使用することによって提供されてもよい。
上記実施形態のいずれにおいても、第1のサイドウォールでは、軸方向外側のループ状折返し部は、軸方向内側のループ状折返し部よりも高い折返し高さまで延在してもよく、第2のサイドウォールでは、軸方向外側のループ状折返し部は、軸方向内側のループ状折返し部よりも低い折返し高さまで延在してもよい。この配置は、タイヤに適用する前に、同じ幅の上部の及び下部の折畳みボディプライシートを使用することによって提供することができる。
上記のいずれの実施形態も、ベルトパッケージは、折畳みボディプライシート又は周方向のトレッド領域内のシート周囲にある複数のポリエステル又はスチールベルトなどを利用してもよい。
上記のいずれの実施形態も、各サイドウォールにおいて3枚以上の折畳みボディプライシートを使用して、6枚以上のボディプライを提供してもよい。
複数の折畳みボディプライシートを用いる上記実施形態のいずれにおいても、各サイドウォールビード部分に複数のビードを配置することができ、異なる折畳みボディプライシートは、各サイドウォールビード部分において異なるビードの周囲に延在してもよい。
上記のいずれの実施形態も、折畳みボディプライシートは、単層の非折畳みボディプライシートと組み合わせてもよい。
本発明の多数の対象、特徴、及び利点は、添付の図面と併せて以下の開示を一読すると、当業者であれば容易に明らかとなるであろう。
1A〜図1Eは、タイヤのサイドウォール部分内で末端処理されている自由折返し端部と共に、各サイドウォール内に2枚のボディプライを有する典型的な先行技術のタイヤ構造体を示す一連の連続的概略図である。
タイヤ構造ドラムに適用されているボディプライ材料の2枚の別個のシートを示す。 タイヤ構造ドラムの所定の位置にある2枚のシートを示す。 ドラムにビードリングを追加したものを示す。 ビードリング上で折り畳まれているボディプライ材料を示す。 図1A〜1Dにおいて構築されたカーカスを用いる先行技術のタイヤの概略的断面図である。図1Eのタイヤ構造体は、タイヤのサイドウォール部分にある自由又は不連続折返し端部を示す。 図2A〜図2Eは、折畳みボディプライシートを用いて、サイドウォール内に折畳みボディプライシートの自由折返し端部が存在しないように、サイドウォール内にループ状折返し部を有するタイヤ構造体を形成する、本発明の一実施形態の構築方法を示す一連の連続図である。 タイヤ構造ドラムに適用されている折畳みボディプライシートを示す。 タイヤ構造ドラムの所定の位置にある折畳みボディプライシートを示す。 ビードリングを追加したものを示す。 タイヤ構造ドラムのビードリング上で折り畳まれた、折畳みボディプライシートを示す。 図2A〜図2Dの方法を介して構築されたカーカスを用いて、サイドウォール内に折畳みボディプライシートの自由折返し端部が存在しないように、タイヤ構造体が第1及び第2のサイドウォールに第1及び第2のループ状折返し部を提供する、タイヤの概略的断面図である。 ループ状折返し部に収容されたインサートの第1の実施形態を概略的に示す。 ループ状折返し部に収容されたインサートの第2の実施形態を概略的に示す。 ループ状折返し部用のインサートの第3の実施形態を概略的に示す。 折畳みボディプライシートを構築するボディプライシート材料の概略的断面図を示す。 図6A〜6Eは、上部及び下部の折畳みボディプライシートと称されることもある2枚の折畳みボディプライシートをタイヤ構造ドラムに適用する、本発明の第2の実施形態の構築方法を示す一連の連続的概略図を示す。 タイヤ構造ドラムに適用される2枚の折畳みボディプライシートを示す。 タイヤ構造ドラムの所定の位置にある2枚のシート及び他のシートよりも幅の広い1枚のシートを示す。 ドラムに適用するビードリングを示す。 ビードリングで折り畳まれた、2枚の折畳みボディプライシートを示す。 各サイドウォールに4枚のボディプライが存在し、各サイドウォールに2つのループ状折返し部が存在するように、2枚の折畳みボディプライシートから形成されたカーカスにより構築されたタイヤの概略的断面図である。各サイドウォールにおいて、軸方向外側のループ状折返し部は、軸方向内側のループ状折返し部が延在するよりも高い折返し高さまで延在する。 図7A〜図7Eは、図6A〜6Eと同様であるが、この場合、同じ幅の上部の及び下部の折畳みボディプライシートをタイヤ構造ドラムに適用する一連の概略図である。 ずれた関係においてドラムに適用する2枚の同じ幅のシートを示す。 ドラムの所定の位置にあり、かつドラム上に位置して長手方向にずれているシートを示す。 ドラムに適用するビードリングを示す。 ビードリング上で折り畳まれた2枚の折畳みボディプライシートを示す。 図7A〜7Dから得られたタイヤのカーカスを用いて構築されたタイヤの概略的断面図である。この場合、一方のサイドウォールでは、軸方向外側のループ状折返し部は、軸方向内側のループ状折返し部よりも高い折返し高さまで延在し、他方のサイドウォールでは、軸方向外側のループ状折返し部は、軸方向内側のループ状折返し部よりも低い折返し高さまで延在する。 ループ状折返し部に隣接する厚さが増大しているサイドウォールを提供するタイヤ成形を有するこのような場合の図6Eに類似したタイヤ構造体の概略的断面図である。 示したいずれかの実施形態と共に使用することができ、6つのポリエステルベルトが提供されるベルトパッケージの概略図である。 いずれかの実施形態と共に使用することができ、2つのスチールベルトが提供される代替的ベルトパッケージの概略図である。 折畳みボディプライシートの第1の実施形態の概略的断面図である。 折畳みボディプライシートの第2の実施形態の概略的断面図である。 折畳みボディプライシートの第3の実施形態の概略的断面図である。 折畳みボディプライシートの第4の実施形態の概略的断面図である。 折畳みボディプライシートの構築方法の概略的断面図である。 各サイドウォールに3枚のボディプライが存在し、各サイドウォールに1つのループ状折返し部及び1つの自由折返し部が存在するように、下部の折畳みボディプライシート及び上部の単層の非折畳みボディプライシートから形成されたタイヤの概略的断面図である。 各サイドウォールに3枚のボディプライが存在し、各サイドウォールに1つのループ状折返し部及び1つの自由折返し部が存在するように、上部の折畳みボディプライシート及び下部の単層の非折畳みボディプライシートから構築されたタイヤの概略的断面図である。 2枚の折畳みボディプライシートから構築されているタイヤの概略的断面図であるが、この実施形態では、各サイドウォールに4枚のボディプライが存在し、各サイドウォールに2つのループ状折返し部が存在するように、各サイドウォールのビード部分に2つのビードが存在し、2枚の折畳みボディプライシートが異なるビードの周囲に巻き付けられている。
以下は、本明細書で用いられる、選択された用語の定義である。これらの定義は、用語の範囲に入り、実施のために使用され得る構成要素の様々な例及び/又は形態を含む。例は、制限的であることを意図しない。用語の単数形及び複数形は、いずれも定義の範囲内であってよい。
「軸方向の」及び「軸方向に」は、タイヤの回転軸と平行する方向を指す。
「ビード」又は「ビードコア」とは、環状引張部材を含むタイヤの一部を指し、ビードコアは、プライコードが巻き付き、他の補強要素の有無に関わらず、設計されたタイヤ縁部に適合させるように成形されている。
「ベルト」又は「ベルトプライ」とは、織物であるか否かにかかわらず、トレッドの下部にあり、ビードに固定されていない環状層又は並列コードのプライを意味する。
「カーカス」とは、ベルト構造、トレッド、下部トレッド及びサイドウォールゴムから離れているがビードを含むタイヤ構造体を意味する(カーカスプライはビード周囲に巻き付いている)。
「周方向の」は、軸方向に対して垂直である環状トレッド表面の外周部に沿って延在する線又は方向を指す。
「コード」は、タイヤ中のプライを構成する補強ストランドの1つを意味する。
「赤道面(EP)」は、タイヤの回転軸に対して垂直であり、タイヤのトレッドの中心部を貫通する平面を指す。
「プライ」とは、ゴムでコーティングされた並列コードの連続層を意味する。
「ラジアル」及び「径方向に」は、タイヤの回転軸に対して垂直である方向を指す。
「ラジアルプライ」又は「ラジアルプライタイヤ」とは、ビードとビードとの間に延在するプライコードが、タイヤの赤道面に対してコード角度65度〜90度の間にあるベルテッド又は周方向に制限された空気入りタイヤを意味する。
「折返し高さ」(TH)は、ビードコアの底部から折返し上端部までのラジアル距離を意味する。
タイヤの回転軸に対しての方向も本明細書に記述している。用語「上向きの」及び「上向きに」は、タイヤのトレッドに向かう一般的方向を指し、「下向きの」及び「下向きに」は、タイヤの回転軸に向かう一般的方向を指す。したがって、「上部の」及び「下部の」など相対的な方向用語が要素に関連して使用されるとき、「上部の」要素は、「下部の」要素よりもトレッドに近い位置に離間配置される。加えて、「上」又は「下」など相対的な方向用語が要素に関連して使用されるとき、別の要素の「上」にある要素は、他の要素よりもトレッドに近い。加えて、用語「径方向内側」は「径方向外側」の要素よりも回転方向により近い要素を意味する。用語「径方向内側の」及び「径方向内側に」は、タイヤの赤道面に向かう一般的方向を指し、「径方向外側の」及び「径方向外側に」は、タイヤの赤道面から離れ、タイヤのサイドウォールに向かう一般的方向を指す。
用語「含む(includes)」又は「含むこと(including)」は、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、用語「備えること(comprising)」が特許請求の範囲で転換語として用いられる際に解釈されるものと同様に包括的であることが意図される。更に、用語「又は(or)」が用いられる限りで(例えば、A又はB)、「A若しくはB、又は両方とも」であることが意図されている。本出願人らが「A又はBの両方ではなく一方のみ」を示すことを意図する場合、用語「A又はBの両方ではなく一方のみ」が用いられるであろう。したがって、本明細書における用語「又は(or)」の使用は、排他的ではなく、包含的である。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage 624(2d.Ed.1995)を参照されたい。また、用語「中(in)」又は「中へ(into)」が、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、「上(on)」又は「上へ(onto)」を更に意味することが意図される。更に、用語「接続する(connect)」が本明細書又は請求項において使用される限りで、「直接〜に接続する(directly connected to)」だけではなく、別の構成要素を介して接続するなど「間接的に〜に接続する(indirectly connected to)」を意味することが意図されている。
図2A〜2Eの実施形態
ここで図2Eを参照すると、空気入りタイヤ30を示す概略的断面図である。タイヤ30は、第1及び第2のサイドウォール32及び34を有する。周方向トレッド領域36は、サイドウォール間に延在する。第1及び第2ビード38及び40は、それぞれ第1及び第2サイドウォール32及び34のビード部分42及び44内に配置される。
折畳みボディプライシート46としては、2つの実質的に同じ広がりを持つ(co−extensive)層46A及び46Bが挙げられる。折畳みボディプライシート46は、トレッド領域36を横切って延在し、各サイドウォール32及び34を通って下向きに延在し、ビード38及び40のそれぞれの周囲に延在し、次いで、各サイドウォール内で上方に戻る。折畳みボディプライシートの2つの層46A及び46Bは、各サイドウォールにおいて2つのボディプライを形成する。折畳みボディプライシートの折り畳まれた縁部は、第1及び第2サイドウォール32及び34内に第1及び第2のループ状の折返し部48及び50をそれぞれ形成する。サイドウォール内には、自由折返し端部は存在していない。
図2A〜2Eに相当する折畳みボディプライシート46の概略図を図11Aに示す。図11A及び図2A〜2Eの実施形態では、折畳みボディプライシート46の2つの自由端52及び54が、タイヤのトレッド領域36で互いに重なり合っていることを示す。
図11Bには、2つの自由端52及び54が、それらの間に間隙があるように互いに離間配置されている第2の実施形態の概略を示す。
また、図11A及び図2A〜2Eに示す実施形態では、自由端52及び54が、トレッド領域において折畳みボディプライシートの連続的な上層46Aの下にある下層46Bに配置されていることを示す。また、図11Cに概略的に示すとおり、自由端52及び54が、トレッド領域において折畳みボディプライシートの上層にあるように、折畳みボディプライシートの配向を逆にすることも可能である。図11Cでは、自由端52及び54が重なり合っている。図11Dには、自由端52及び54が離間配置されていることを示す。図11A〜11Dのいずれの実施形態も、図2A〜2Eに関して記述される実施形態において折畳みボディプライシート46として使用してもよい。
図2Eを再度参照すると、第1及び第2のインサート56及び58は、それぞれ第1及び第2サイドウォール32及び34内のループ状折返し部に収容される。いくつかの可能なインサートの設計について図3、図4及び図5に示す。図3〜図5には、それぞれ、第1のループ状折返し部48及びそのインサート56を示し、他のループ状折返し部50及びインサート58も同様に構成されていることが理解される。
図3は、円形断面を有するインサート56Aを示す。図4は、テーパ形状断面を有するインサート56Bを示す。図5は、概して長方形形状であるインサート56Cを示す。
インサート56及び58の1つの目的は、ループ状折返し部48の最小ループ半径Rを維持することにある。これは、コードのもつれ又は座屈を減少させるためである。ループ半径Rは、折畳みボディプライシート46の1つの層46A又は46Bの厚さ60の半分を超える最小値で維持されることが好ましい。最小ループ半径は、折畳みボディプライシート46の1つの層の厚さ60以上であることが更に好ましい。ループ半径Rは、折畳みボディプライシート46の1つの層の中心線又は中心面62に対して測定することに留意する。
図5Aは、折畳みボディプライシートの1つの層46A又は46Bの概略的断面図を示す。折畳みボディプライシート46は、スキム材料に埋設された補強コード49を有するボディプライスキム材料47を含む従来のゴムボディプライシート材料で構成される。補強コード49は、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、鋼鉄及びアラミドなどの任意の好適な材料であってもよい。補強コード49は、ラジアル配向又はバイアス配向に配向されてもよい。インサート56の一実施形態では、インサート56は、ボディプライスキム材料47と同一材料で形成されてもよい。インサート56がゴム材料であるボディプライスキム材料から形成される場合、インサートは、ループ状折返し内に配置される前に、少なくとも一部硬化されることが好ましい。タイヤ30を形成し、硬化する工程の前に、このようにインサート材料を前硬化させることにより、インサートの変形が減少するようにインサートに対して追加の構造的剛性がもたらされる。
あるいは、インサート56は、スキム材料とは異なるエラストマー材料で形成されてもよい。この他の材料は、例えば、ビードフィラー材料、サイドウォールゴム材料又はトレッドゴム材料など、タイヤ構造体に共通して使用される型の任意の他の材料であってもよい。これらの他のエラストマー材料製のインサートも、ループ状折返し部に配置する前に、少なくとも部分的に硬化されてもよい。
概して、ベルトパッケージ64と称されることもある1つ以上の周方向に延在する補強ベルトは、折畳みボディプライシート46の径方向外側にあるトレッド領域36に配置される。
図2A〜2Dは、概略的にタイヤ30のタイヤカーカスの構造体内の特定の工程を示す。
図2Aは、タイヤ構造ドラム66上に配置される折畳みボディプライシート46を示す。折畳みボディプライシート46は、あらかじめ形作られ、折畳みボディプライシート46の所定の部分であって、ループ状折返し部48及び50となるであろう所定の部分内に配置されたインサート56及び58をすでに有している点に留意すべきである。図12は、折畳みボディプライシート46の事前の形成を概略的に示し、インサート材料56及び58の連続的なストランドが、折畳まれていないシート46上に横たえられている。次いで、連続シートが矢印Aで示される方向に移動するとき、領域Fに示すように折り畳まれる。次に、図2A〜2Eの工程において使用するために、あらかじめ形成された折畳みボディプライシート材料を巻き上げる。
図2Bは、ドラム66上に配置された折畳みボディプライシート46を示す。
図2Cでは、ビードリング38及び40は、折畳みボディプライシートの周囲のドラムに配置されている。
図2Dでは、ボディプライシートは、ビード部38及び40で折り畳まれている。図2Dの状態の後に、折畳みボディプライシートをドラム66から取り外し、既知の方法で図2Eに示す一般的形状を有するカーカスを形成し、その後、図2Eに示すようなタイヤ30となるようにタイヤ成形型(図示せず)及びその周囲に成形されたタイヤ30のゴム部分に配置する。
図2Eに破線で示すように、サイドウォール32及び34の各々は、それぞれループ状折返し部48及び50に隣接するサイドウォールの厚さが増大しているそれぞれのゾーン68及び70と共に形成されてもよい。ゾーン68及び70でのサイドウォールの厚さは、ループ状折返し部の上下にあるウォール32及び34のサイドウォールの厚さと比較して増大している。
図9及び図10は、ベルトパッケージ64の2つ可能な実施形態を示す。図9の実施形態では、ベルトパッケージ64としては、6つのポリエステルベルト64A〜64Fが挙げられる。図10の実施形態では、ベルトパッケージ64としては、2つのスチールベルト64A及び64Bが挙げられる。任意の所望の材料の構造の任意の所望の数のベルトを有する他のベルトパッケージを使用してもよい。
図6A〜図6Eの実施形態
ここで図6A〜図6Eを参照すると、4枚のボディプライが各サイドウォールに提供されるように2枚の折畳みボディプライシートを使用している代替的実施形態を示す。サイドウォールのそれぞれに配置されている2つのループ状折返し部が対応して存在する。図6A〜図6Eの実施形態では、2枚の折畳みボディプライシートの幅は異なる。
ここで図6Aを参照すると、幅の広い下部の又は径方向内側の折畳みボディプライシート46’、及び狭い上部の又は径方向外側の折畳みボディプライシート46”がタイヤ構造ドラム66に向かって進んでいるところが示されている。下部及び上部の折畳みボディプライシート46’及び46”は、概ね、図11Aに示す実施形態として、図6Aに示す。図11A〜図11Dの任意の折畳みボディプライシートの配置を利用し得ることは理解されたい。
図6Bでは、タイヤ構造ドラム66の周囲に巻き付けられている2枚の折畳みボディプライシートを示す。
図6Cでは、第1及び第2のビード38及び40がドラムに配置されている。
図6Dでは、2枚の折畳みボディプライシートの軸方向外側部分は、矢印72で示されるように、更に軸方向内側に折り畳まれている。
図6Eは、図6A〜6Dに示すとおりに組立てられたタイヤのカーカスから形成されたタイヤの概略的断面図である。図6Eのタイヤは、概ね、30Aとして示される。これには、トレッド領域36、サイドウォール32及び34、ビード38及び40が含まれ、いずれも、図2Eのタイヤ30に関して上記のとおりである。
下部の折畳みボディプライシート46’は、各サイドウォールにおいて第1及び第2のボディプライ46B’及び46A’を形成する。上部の折畳みボディプライシート46”は、サイドウォールのそれぞれにおいて第3及び第4のボディプライ46B”及び46A”を形成する。また、下部の折畳みボディプライシート46’は上部の折畳みボディプライシート46”よりも幅が広いため、下部の折畳みボディプライシートは、低い折返し高さ76まで延在する軸方向内側のループ状折返し部48”及び50”を形成するよりも高い折返し高さ74まで延在する軸方向外側のループ状折返し部48’及び50’を形成する。
図8は、ループ状折返し部に隣接する厚さが増大しているサイドウォール68及び70のゾーンを含むことを示す図6Aに類似した概略的断面図である。ゾーン68及び70により、ループ状折返し部の厚さ及びループ状折返し部に収容されたインサート56及び58に更なる空間が提供される。
図7A〜図7Eの実施形態
ここで図7A〜図7Eを参照すると、同じ幅の2枚の折畳みボディプライシートを利用する別の代替的実施形態が示されている。
再び図7Aでは、タイヤ構造ドラム66に向かって進む2枚の折畳みボディプライシート46’及び46”を示す。隣接の厚上部の折畳みボディプライシート46”は、図7Aに示すとおり、下部の折畳みボディプライシート46’に対して右側にずれているか、又はオフセットしている点に留意する。
図7Bは、タイヤ構造ドラムの周囲に巻き付けられている2枚の折畳みボディプライシートを示す。そのオフセット配向は、ループ状折返し部50’を構成することになる下部の折畳みボディプライシート46’のその部分の位置を破線で示すことによって、一部示している点に留意する。
図7Cでは、ビード38及び40がドラムの周囲に配置されている。
図7Dでは、タイヤカーカスの軸方向の最外部分が、矢印72で示すとおり折り畳まれている。
図7Eは、図7A〜7Dの順序を介して形成されたタイヤのカーカスを用いて形成されたタイヤの概略的断面図である。図7Eのタイヤは、概ね、番号30Bとして示される。
図7Eの実施形態において、第1のサイドウォール32において、下部の折畳みボディプライシート46’によって形成された軸方向外側のループ状折返し部48’は、より低い折返し高さ80に延在する上部ボディプライシート46”によって形成される軸方向内側のループ状折返し部48”を形成するよりも、より大きい折返し高さ78まで延在する点に留意のこと。
逆に、第2のサイドウォール34において、下部の折畳みボディプライシート46’によって形成される軸方向外側のループ状折返し部50’は、より大きい折返し高さ84まで延在する上部ボディプライシート46”によって形成される軸方向内側のループ状折返し50”を形成するよりも、より低い折返し高さ82まで延在する点に留意すべきである。
したがって、図7A〜図7Eに示す配置により、同じ幅の2枚の折畳みボディプライシートを利用して、ループ状折返し部のずれた配置の関係が2つのサイドウォール内で逆になっている。この配置では、1つの幅を有する折畳みボディプライシート材料のみをストックしておけばよいという利点を有し、その一方で、図6A〜図6Bの実施形態は、2つの異なる幅の折畳みボディプライシートの使用を必要とする。
図13及び図14の実施形態
1枚以上の折畳みボディプライシートを1枚以上の単層の非折畳みボディプライシートと併用することもできる。単層の非折畳みボディプライシートであるため、各サイドウォールでは自由折返し端部となっているが、すべてのシートに単層の非折畳みボディプライシートを使用した場合と比較して、自由折返し端部の数が少なくなるために依然として改善形態である。例えば、図13には、幅の広い下部の折畳みボディプライシート46及び幅の狭い上部の単層の非折畳みボディプライシート45を有するタイヤ30Cを示す。単層の非折畳みボディプライシート45は、自由折返し端部41及び43を有する。このタイヤ構造体は、各サイドウォールに3枚のボディプライを有する。
同様に、図14には、幅の広い上部の折畳みボディプライシート46及び幅の狭い下部の単層の非折畳みボディプライシート45を有するタイヤ30Dを示す。単層の非折畳みボディプライシート45は、自由折返し端部41及び43を有する。
また、図13及び図14の単層の非折畳みボディプライシートは、折畳みボディプライシートより幅の広いシート又は折畳みボディプライシートと同じ幅のシートから構成されてもよい。同じ幅のシートの場合、本シートは、図7Aに示すものと同じ方法で、軸方向にずれていてもよい。
図15の実施形態
上記に示す実施形態は、各サイドウォールビード部分において、いずれも1つのビードを使用する。各サイドウォールビード部分に複数のビードを使用することも可能である。これは、複数のボディプライの厚さが組み合わさることで、1つのビード周囲でボディプライのすべてを一緒に折曲げることが困難となる場合、望ましいこともある。
図15は、2枚の折畳みボディプライシートを有するタイヤ構造体を示し、各折畳みボディプライシートは、ビード領域の別個のビードの周囲に巻き付けている。したがって、図15では、タイヤ30Eは、下部の折畳みボディプライシート46’及び上部の折畳みボディプライシート46”を有する。それぞれのサイドウォールビード部分42及び44は、2つのビードを含む。第1のサイドウォールビード部分42は、ビード38’及び38”を含む。第2のサイドウォールビード部分44は、ビード40’及び40”を含む。下部の折畳みボディプライシート46’は、ビード38’及び40’の周囲に巻き付けられる。上部の折畳みボディプライシート46”は、ビード38”及び40”の周囲に巻き付けられる。
上記のいずれの実施形態も、3枚以上の折畳みボディプライシートを包含されてもよいことに留意する。例えば、オフロード鉱山タイヤなど、非常に高い荷重に対して設計されたタイヤにおいてこのような点が必要とされ得る。例えば、各サイドウォールにおいて6枚のボディプライが必要とされる場合、3枚の折畳みボディプライシートを使用してもよい。各サイドウォールにおいて8枚のボディプライが必要とされる場合、4枚の折畳みボディプライシートなどを使用してもよい。これらの非常に大きい高耐久性タイヤは、図15に示すとおり、特に複数のビードの使用に好適であってもよい。3つ以上のビードを各サイドウォールビード部分に使用してもよい。
したがって、本発明の装置及び方法が、記された目的及び利点並びに本明細書固有のものを容易に達成することが理解される。本発明の特定の好ましい実施形態が、本開示の目的のために示され説明されており、各部及び工程の配置及び構成において、多数の変更が当業者によってなされ得るが、その変更は、添付の特許請求の範囲によって定義されるとおり本発明の範囲及び趣旨内に含まれる。

Claims (31)

  1. 空気入りタイヤであって、
    それぞれがビード部分を有する第1及び第2のサイドウォールと、
    前記第1及び第2のサイドウォール間に延在する周方向のトレッド領域と、
    前記第1及び第2のサイドウォールのそれぞれの前記ビード部分内に配置される第1及び第2のビードと、
    2つの層を含む第1の折畳みボディプライシートであって、前記折畳みボディプライシートは、前記トレッド領域を横切って延在し、各サイドウォール内で2つのボディプライを形成するように各サイドウォールを下向きに通って延在し、前記第1及び第2のビードのそれぞれの周りに延在し、続いて、前記第1及び第2のサイドウォール内に第1及び第2のループ状折返し部をそれぞれ形成するように各サイドウォール内で上向きに戻り、前記サイドウォール内に前記第1の折畳みボディプライシートの自由折返し端部が存在しないように構成されている、第1の折畳みボディプライシートと、
    前記折畳みボディプライシートの1つの層の厚さの半分を超える最小ループ半径が維持されるように、前記第1及び第2のサイドウォールのそれぞれの前記ループ状折返し部に収容されている第1及び第2のインサートと
    を含む、タイヤ。
  2. 前記ボディプライシートは、ボディプライスキム材料に埋設された補強コードを有する前記ボディプライスキム材料から構成され、かつ
    前記インサートは、前記ボディプライスキム材料と同一材料で形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記インサートは、前記ループ状折返し部に配置する前に、少なくとも部分的に硬化されている、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記ボディプライシートは、ボディプライスキム材料に埋設された補強コードを有する前記ボディプライスキム材料から構成され、かつ
    前記インサートは、前記ボディプライスキム材料とは異なるエラストマー材料で形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
  5. 前記インサートは、円形断面を有する、請求項1に記載のタイヤ。
  6. 前記インサートは、テーパ形状断面を有する、請求項1に記載のタイヤ。
  7. 前記最小ループ半径は、前記折畳みボディプライシートの1つの層の前記厚さ以上である、請求項1に記載のタイヤ。
  8. 前記サイドウォールのそれぞれは、前記ループ状折返し部の上下の前記サイドウォールの厚さと比較して、前記ループ状折返し部に隣接するサイドウォールの厚さを増大させて形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
  9. 第2の折畳みボディプライシートであって、各サイドウォール内に、各サイドウォールの第1の前記2つのボディプライの軸方向外側に2つの追加的ボディプライを形成し、2つの追加的ループ状折返し部を2つのサイドウォール内に形成する、径方向外側の第2の折畳みボディプライシートを更に含む、請求項1に記載のタイヤ。
  10. 前記追加的ループ状折返し部は、前記第1及び第2ループ状折返し部より低い折返し高さまで延在する、請求項9に記載のタイヤ。
  11. 前記径方向外側の第2の折畳みボディプライシートは、前記第1及び第2の折畳みボディプライシートを前記タイヤに適用する前に、前記第1の折畳みボディプライシートの幅よりも狭い幅を有する、請求項10に記載のタイヤ。
  12. 前記第1のサイドウォールにおいて、前記第1のループ状折返し部は前記第1のサイドウォールの前記追加的ループ状折返し部より高い折返し高さまで延在し、かつ
    前記第2のサイドウォールにおいて、前記第2のループ状折返し部は、前記第2のサイドウォールの前記追加的ループ状折返し部よりも低い折返し高さまで延在する、請求項9に記載のタイヤ。
  13. 前記タイヤに適用する前に、前記第1及び第2の折畳みボディプライシートは同じ幅である、請求項12に記載のタイヤ。
  14. 前記第2の折畳みボディプライシートは、前記第1及び第2のビードの周囲に延在する、請求項9に記載のタイヤ。
  15. 前記第1及び第2のサイドウォールのそれぞれの前記ビード部分内に配置される第3及び第4のビードを更に含み、
    前記第2の折畳みボディプライシートは、前記第1及び第2のビードの周囲ではなく、前記第3及び第4のビードの周囲に延在する、請求項9に記載のタイヤ。
  16. 各サイドウォール内に1つの追加的ボディプライを形成し、かつ前記各サイドウォールにおいて自由折返し端部を形成する単層の非折畳みボディプライシートを更に含む、請求項1に記載のタイヤ。
  17. 空気入りタイヤであって、
    それぞれ第1及び第2のサイドウォールビード部分を含む第1及び第2のサイドウォールと、
    前記第1及び第2のサイドウォール間に延在する周方向のトレッド領域と、
    下部の折畳みボディプライシートであって、前記トレッド領域を横切り、各サイドウォールを下向きに通って延在し、続いて前記ビード部分のそれぞれにおいて上向きに折り返し、続いて各サイドウォール内で上向きに延在し、前記下部の折畳みボディプライシートは各サイドウォールにおいて2つの軸方向内側のボディプライを形成するとともに各サイドウォールにループ状折返し部を形成するように構成されている、下部の折畳みボディプライシートと、
    上部の折畳みボディプライシートであって、前記トレッド領域を横切り、各サイドウォールを下向きに通って延在し、続いて前記ビード部分のそれぞれにおいて上向きに折り返し、続いて各サイドウォール内で上向きに延在し、前記上部の折畳みボディプライシートは各サイドウォールにおいて2つの軸方向外側のボディプライを形成するとともに各サイドウォールに別のループ状折返し部を形成するように構成されている、上部の折畳みボディプライシートとを含む、タイヤ。
  18. 前記第1及び第2のサイドウォールのそれぞれのビード部分内に配置される第1及び第2のビードを更に含み、
    前記下部及び上部の折畳みボディプライシートは双方とも、前記第1及び第2ビードの周囲にそれぞれ延在し、
    前記下部の折畳みボディプライシートの前記ループ状折返し部は、前記上部の折畳みボディプライシートの前記ループ状折返し部の軸方向外側に配置される、請求項17に記載のタイヤ。
  19. 前記下部の折畳みボディプライシートの前記軸方向外側のループ状折返し部は、前記上部の折畳みボディプライシートの前記ループ状折返し部よりも高い折返し高さまで延在する、請求項18に記載のタイヤ。
  20. 前記上部の折畳みボディプライシートは、前記上部及び下部の折畳みボディプライシートを前記タイヤに適用する前に、前記下部の折畳みボディプライシートの幅よりも狭い幅を有する、請求項19に記載のタイヤ。
  21. 前記第1のサイドウォールでは、前記下部の折畳みボディプライシートの前記軸方向外側のループ状折返し部は、前記上部の折畳みボディプライシートの前記ループ状折返し部よりも高い折返し高さまで延在し、かつ、
    前記第2のサイドウォールでは、前記下部の折畳みボディプライシートの前記軸方向外側のループ状折返し部は、前記上部の折畳みボディプライシートの前記ループ状折返し部よりも低い折返し高さまで延在する、請求項18に記載のタイヤ。
  22. 前記タイヤに適用する前に、前記上部及び下部の折畳みボディプライシートは同じ幅である、請求項21に記載のタイヤ。
  23. 前記第1のサイドウォールビード部分内に配置される第1のビード対と、
    前記第2のサイドウォールビード部分内に配置される第2のビード対とを更に含み、
    前記上部及び下部の折畳みボディプライシートがそれぞれ各サイドウォールビード部分の異なるビードの周囲に延在する、請求項17に記載のタイヤ。
  24. 前記サイドウォールはそれぞれ、前記ループ状折返し部に隣接するサイドウォールの厚さが増大している領域を含む、請求項17に記載のタイヤ。
  25. 前記ループ状折返し部のそれぞれに収容されるインサートを更に含み、前記インサートは、前記それぞれの折畳みボディプライシートの1つの層の厚さの半分を超える最小ループ半径が維持されるような大きさである、請求項17に記載のタイヤ。
  26. 各ボディプライシートは、スキム材料に埋設された補強コードを有するボディプライスキム材料から構成され、かつ、
    前記インサートは、前記ボディプライスキム材料と同一材料で形成されている、請求項25に記載のタイヤ。
  27. 前記インサートは、前記ループ状折返し部に配置する前に、少なくとも部分的に硬化されている、請求項25に記載のタイヤ。
  28. 各ボディプライシートは、スキム材料に埋設された補強コードを有するボディプライスキム材料から構成され、かつ、
    前記インサートは、前記ボディプライスキム材料とは異なるエラストマー材料で形成されている、請求項25に記載のタイヤ。
  29. 前記インサートは、円形断面を有する、請求項25に記載のタイヤ。
  30. 前記インサートは、テーパ形状断面を有する、請求項25に記載のタイヤ。
  31. 各最小ループ半径は、それぞれの前記折畳みボディプライシートの1つの層の厚さ以上である、請求項25に記載のタイヤ。
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