JP4263755B1 - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性に優れるタイヤ2の製造方法の提供。
【解決手段】このタイヤ2の製造方法は、(1)並列された複数のコード48とトッピングゴム50とを含んでおり、センター部76と一対のサイド部78とを有しており、カーカスプライ38の要素となりうる基準プライ56が、多数準備される工程、(2)基準プライ56が、他の基準プライ56と接合される工程、(3)上記サイド部78に幅方向に延在するスリット68が形成され、このサイド部78が複数の小片80に区分される工程、(4)トロイダル状の成形型の側面に上記サイド部78が沿われつつ、小片80が他の小片80と部分的に重ね合わされる工程、(5)上記基準プライ56に他の部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる工程及び(6)このグリーンタイヤがモールド内で加圧及び加熱される工程を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気入りタイヤの製造方法に関する。
タイヤは、グリーンタイヤ(未加硫タイヤ又はRaw Coverとも言う)から得られる。このグリーンタイヤでは、多数のゴム部材が積層されている。ゴム部材の具体例としては、インナーライナー、カーカスプライ、サイドウォール、ベルトプライ、トレッド等が挙げられる。
タイヤのカーカスプライは、多数のコードとトッピングゴムとからなる。タイヤの製造方法において、このカーカスプライは、これらのコードに、トッピングゴムが貼り付けられた後、適切な長さに裁断されて得られる。この製造方法では、平面状に形成されたカーカスプライが円筒状に巻かれて、この円筒状のカーカスプライの両端がリング状のビードに嵌め込まれる。この円筒状のカーカスプライは、このビードの周りを折り返される。次に、この円筒状のカーカスプライの中央部分が膨らまされつつ、両側のビードの間の距離が狭められる。この製造方法では、この平面状に形成されたカーカスプライが、三次元形状に変化させられる。この形状変化には、コード密度、トッピングゴムの厚み等の変化が伴われる。この形状変化は、タイヤのユニフォミティに影響を与えうる。この製造方法では、タイヤのユニフォミティを向上するには限界がある。
タイヤ性能及び生産性を向上しうる、タイヤの製造方法が検討されている。特開平11−254906号公報には、多数のストリップ片の貼り付けによりカーカスプライが形成されるタイヤの製造方法が開示されている。この製造方法では、これらのストリップ片が周方向に沿って並んだ関係に連続的に配置される。この製造方法では、製造すべきタイヤの内側ウォールと同一の形態を有する円環状支持体に直接カーカスプライが形成される。
この製造方法では、貼り付けられたストリップ片に蛇行が生じる場合がある、この蛇行は、コード配列に乱れを招来する。コード配列の乱れは、タイヤのユニフォミティに影響を与える。このため、この製造方法では、コード配列の乱れを抑制してカーカスプライを形成するために、多くの手間と高価な設備とが必要とされる。このような製造方法は、タイヤの生産性に劣る。
特開2006−160236公報には、ユニフォミティを改善しうるタイヤの製造方法が開示されている。この製造方法では、カーカスプライは、トレッド部で周方向に巻き回し、かつタイヤ周方向の始端部と終端部とを重ね継ぎされる連続プライ部と、その両側の短冊プライ部とからなる。この短冊プライ部には、短冊片が周方向に連設されている。この製造方法では、この短冊プライ部がサイドウォール部の形状に合わせて半径方向内方にかつ隣り合う短冊片を重ねつつ折曲げられることにより、カーカスのサイド部が形成される。
特開平11−254906号公報 特開2006−160236公報
上記特開2006−160236号公報に記載の製造方法では、製造されるタイヤのサイズ毎に、適切なサイズを有するカーカスプライが準備されなければならない。この製造方法では、中間製品の在庫が発生してしまう。この製造方法は、タイヤの生産性に劣る。この製造方法では、製造されるタイヤの仕様変更に対する適応性は不充分である。この製造方法は、少量多品種生産に対応できない。
本発明の目的は、生産性に優れるタイヤの製造方法の提供にある。
本発明に係るタイヤの製造方法は、
(1)並列された複数のコードとトッピングゴムとを含んでおり、センター部と一対のサイド部とを有しており、カーカスプライの要素となりうる基準プライが、多数準備される工程、
(2)基準プライが、他の基準プライと接合される工程、
(3)上記サイド部に幅方向に延在するスリットが形成され、このサイド部が複数の小片に区分される工程、
(4)トロイダル状の成形型の側面に上記サイド部が沿われつつ、小片が他の小片と部分的に重ね合わされる工程、
(5)上記基準プライに他の部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる工程
及び
(6)このグリーンタイヤがモールド内で加圧及び加熱される工程
を含む。
好ましくは、この製造方法では、上記基準プライのタイヤ周方向長さは、20mm以上である。
好ましくは、この製造方法では、上記小片のタイヤ周方向長さは、15mm以上30mm以下である
本発明に係る他のタイヤの製造方法は、
(1)並列された複数のコードとトッピングゴムとを含んでおり、センター部と一対のサイド部とを有しており、カーカスプライの要素となりうる基準プライが、多数準備される工程、
(2)上記サイド部に幅方向に延在するスリットが形成され、このサイド部が複数の小片に区分される工程、
(3)基準プライが、他の基準プライと接合される工程、
(4)トロイダル状の成形型の側面に上記サイド部が沿われつつ、小片が他の小片と部分的に重ね合わされる工程、
(5)上記基準プライに他の部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる工程
及び
(6)このグリーンタイヤがモールド内で加圧及び加熱される工程
を含むタイヤの製造方法。
この製造方法では、基準プライが他の基準プライと接合されて、カーカスプライが形成される。基準プライの長さと基準プライの枚数との調節により、カーカスプライの大きさが制御されうる。この製造方法は、製造されるタイヤのサイズ変更に対する適応性に優れる。この製造方法では、製造されるタイヤ毎にカーカスプライが予め準備される必要はないので、中間在庫の発生が抑制されうる。この製造方法は、タイヤの生産性に優れる。この製造方法では、基準プライのサイド部に、幅方向に延在するスリットが形成され、このサイド部が複数の小片に区分される。さらに、トロイダル状の成形型の側面に、サイド部が沿われつつ、このサイド部の小片が他の小片と部分的に重ね合わされて、カーカスプライが形成される。この製造方法では、平面上の基準プライから三次元形状のカーカスプライに形状が変化する際の、コード配列の乱れが抑制されうる。この製造方法で製造されたタイヤは、ユニフォミティに優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤの製造方法で製造されうる空気入りタイヤ2の一部が示された断面図である。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ベルト8、インナーライナー10、ビード12、カーカス14及びチェーファー16を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド4は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。ベルト8は、カーカス14の半径方向外側に位置している。ベルト8は、カーカス14と積層されている。ベルト8は、内側層18及び外側層20からなる。インナーライナー10は、カーカス14の内周面に接合されている。インナーライナー10には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。
ビード12は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード12は、内側部22と、外側部24とから構成される。この内側部22は、コア26と、このコア26から半径方向外向きに延びるエイペックス28とを備えている。このコア26は、非収縮性ワイヤー30(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。このコア26は、このワイヤー30が周方向に沿って渦巻き状に巻き回されることにより形成される。エイペックス28は、高硬度な架橋ゴムからなる。外側部24は、コア32と、このコア32から半径方向外向きに伸びるエイペックス34とを備えている。このコア32は、非収縮性ワイヤー36(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。このコア32は、このワイヤー36が周方向に沿って渦巻き状に巻き回されることにより形成される。エイペックス34は、高硬度な架橋ゴムからなる。このタイヤ2では、エイペックス28が配置されなくてもよい。エイペックス34が、配置されなくてもよい。このタイヤ2では、エイペックス28及びエイペックス34が配置されなくてもよい。
カーカス14は、カーカスプライ38からなる。カーカスプライ38は、両側のビード12の間に架け渡されている。図示されているように、このタイヤ2では、このカーカスプライ38の端が、ビード12の内側部22とその外側部24との間に挟まれている。なお、このカーカス14が、このカーカスプライ38がビード12で折り返されるように構成されてもよい。
図示されていないが、カーカスプライ38は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス14はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
図2は、図1のタイヤ2のカーカスプライ38を形成するために用いられる製造装置40の一部が示された概略図である。この製造装置40は、押出機42と、搬送手段44aと、第一切断機46とを備えている。押出機42は、複数のコード48とトッピングゴム50とを押し出してリボン52を成形する。搬送手段44aは、この押出機42で成形されたリボン52を、第一切断機46に搬送する。第一切断機46は、第一切断刃54を備えている。この第一切断刃54は、このリボン52を切断しうる。この切断により、基準プライ56が成形される。この製造方法では、この製造装置40で多数の基準プライ56が準備される。この基準プライ56が、カーカスプライ38の要素である。この図2において、矢印線Aはリボン52及び基準プライ56の搬送方向を表している。
図3(a)は図1のタイヤ2のカーカスプライ38を形成するために用いられる別の製造装置58の一部が示された平面図であり、図3(b)はその正面図である。この製造装置58は、前述の装置40で準備された多数の基準プライ56からカーカスプライ38を形成しうる。なお、この図3において、両矢印線Bはこの製造装置58で形成されるカーカスプライ38の長さ方向を表している。両矢印線Cは、このカーカスプライ38の幅方向を表している。
この製造装置58は、搬送手段44bと、第二切断機60と、成形型62とを備えている。図示されているように、この製造放置58に搬送された基準プライ56は長さ方向に並列される。この基準プライ56の幅方向に延在する縁64aが、直前に搬送された他の基準プライ56の幅方向に延在する縁64bと接合される。搬送手段44bは、この接合された基準プライ56を第二切断機60に搬送しうる。この図4では、基準プライ56は紙面の左側に搬送される。
第二切断機60は、2の第二切断刃66を備えている。図示されているように、第二切断刃66は基準プライ56の幅方向外側の部分に位置している。この第二切断機60は、この第二切断刃66が幅方向外側に向かってスライドしつつこの基準プライ56にスリット68が形成されうるように構成されている。なお、図3(a)中、矢印線Dは一方の第二切断刃66のスライド方向を表しており、矢印線Eは他方の第二切断刃66のスライド方向を表している。
成形型62は、回転しうる。この成形型62は、トロイダル状の外面70を備えている。この外面70は、タイヤ2に空気が充填されてタイヤ内圧が正規内圧の5%に保持された状態にあるタイヤ2の内面形状に近似されている。この製造方法では、この成形型62が回転されつつ、この外面70に基準プライ56が配置される。この外面70は、タイヤ2のトレッド4の側に相当する部分である周面72と、タイヤ2のサイドウォール6の側に相当する部分である一対の側面74とから構成される。図3(b)において、矢印線Fはこの成形型62の回転方向を表している。この回転方向は、タイヤ2の周方向に相当する。点PAは、この成形型62の回転中心を表している。
図4は、図3の製造装置40でスリット68が形成された基準プライ56が示された斜視図である。この図4において、両矢印線Bがこの基準プライ56の長さ方向であり、両矢印線Cがこの基準プライ56の幅方向である。この基準プライ56は、複数のコード48とトッピングゴム50とからなる。これらのコード48は、トッピングゴム50で被覆されている。これらのコード48は、長さ方向に所定の間隔で並列されている。これらのコード48は、幅方向に延在している。図示されているように、この基準プライ56には、8本のコード48が含まれている。この基準プライ56の長さ及び幅並びにこの基準プライ56に含まれるコード48の本数及び間隔は、タイヤ2の仕様が考慮されて適宜決められる。
基準プライ56は、その幅方向中央近傍に位置するセンター部76と、このセンター部76の幅方向両側に位置する一対のサイド部78とから構成されている。この製造方法では、このサイド部78にスリット68が形成される。図示されているように、スリット68は2本のコード48で挟まれているトッピングゴム50に形成されている。このスリット68は、このサイド部78の長さ方向中央において幅方向に延在している。このスリット68の形成により、サイド部78は複数の小片80に区分される。これらの小片80は、センター部76から幅方向外側に向かって延在している。この製造方法では、サイド部78にスリット68が形成されて、このサイド部78が複数の小片80に区分された基準プライ56が成形型62に搬送される。前述したように、成形型62の外面70は、周面72と一対の側面74とからなる。図3に示されているように、この製造方法では、センター部76はこの周面72に沿わされる。このサイド部78は、この側面74に沿わされる。
図5は、加硫工程前にあるカーカスプライ38の一部が示された側面図である。図5において、両矢印線Fは周方向を表している。両矢印線Gは、半径方向を表している。この紙面に対して垂直方向が、軸方向である。このカーカスプライ38は、前述の成形型62に巻かれている。図示されているように、このカーカスプライ38は多数の基準プライ56からなる。これらの基準プライ56は、周方向に並列されている。
前述したように、この製造方法では、基準プライ56のセンター部76は、成形型62の周面72に沿わされている。このセンター部76は、図1においてトレッド4の半径方向内側に位置するカーカスプライ38を構成する。この基準プライ56のサイド部78は、この成形型62の側面74に沿わされている。このサイド部78は、図1においてサイドウォール6の軸方向内側にに位置するカーカスプライ38を構成する。このサイド部78を構成する小片80は、このセンター部76の端から半径方向略内向きに延びており、周方向に並べられている。図5に示されているように、小片80の一方の側片82の部分に、他の小片80の他方の側片82の部分が重ね合わされている。換言すれば、このタイヤ2では、小片80が他の小片80と部分的に重ね合わされている。この一方の側辺82の部分と他方の側辺82の部分との重複部分84の面積は、この小片80のセンター部76の側の端から半径方向内向きに漸増している。重複部分84の面積は、他の重複部分84の面積と同じである。この製造方法では、このような重複部分84が、周方向に一定の間隔で形成される。
このタイヤ2は、次のようにして製造される。まず、成形型62の外面70にインナーライナー10が巻かれる。次に、このインナーライナー10の端に、ビード12を構成する内側部22が配置される。次に、押出機42で、複数のコード48とトッピングゴム50とが押し出されて、これらのコード48が並列したリボン52が形成される。次に、このリボン52が搬送手段44により第一切断機46に搬送される。この第一切断機46において、このリボン52が切断されて、基準プライ56が多数準備される。次に、基準プライ56が他の基準プライ56と接合されつつ、第二切断機60に搬送される。この第二切断機60において、基準プライ56のサイド部78に幅方向に延在するスリット68が形成され、このサイド部78が複数の小片80に区分される。次に、スリット68が形成された基準プライ56が、成形型62に搬送されて、基準プライ56のセンター部76がこの成形型62の周面72に沿わされる。この基準プライ56のサイド部78はこの成形型62の側面74に沿わされつつ、小片80と他の小片80とが部分的に重ね合わされる。この基準プライ56の成形型62への配置は、この成形型62の外面70の全体がこの基準プライ56で覆われるまで続けられる。この製造方法では、このようにして多数の基準プライ56からなるカーカスプライ38が形成される。なお、この製造方法では、基準プライ56のサイド部78に幅方向に延在するスリット68が形成され、このサイド部78が複数の小片80に区分された後に、基準プライ56が他の基準プライ56と接合されて、カーカスプライ38が形成されてもよい。
この製造方法では、前述のようにして形成されたカーカスプライ38に、ビード12を構成する外側部24、ベルト8を構成する内側層18及び外側層20、サイドウォール6、トレッド4等の部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる。このようにしてグリーンタイヤが得られる工程は、成形工程と称される。このグリーンタイヤは、成形型62から取り外されて、加硫工程に供される。このグリーンタイヤが、中子としての成形型62に取り付けられたまま、加硫工程に供されてもよい。
加硫工程では、まずこのグリーンタイヤが、開かれたモールドに投入される。投入のとき、ブラダーは収縮している。投入により、ブラダーはグリーンタイヤの内側に位置する。次に、ガスの充填によりブラダーが膨張する。この膨張により、グリーンタイヤは変形する。この変形は、シェーピングと称されている。次に、モールドが締められる。次に、ブラダーの内圧が高められる。グリーンタイヤは、モールドのキャビティ面とブラダーの外面70とに挟まれて、加圧される。グリーンタイヤは、ブラダー及びモールドからの熱伝導により、加熱される。加圧と加熱とにより、グリーンタイヤのゴム組成物が流動する。加熱によりゴム組成物が架橋反応を起こし、図1に示されたタイヤ2が得られる。なお、このグリーンタイヤが中子としての成形型62に取り付けられたまま加硫工程に供される場合、ブラダーは用いられない。
この製造方法では、基準プライ56が他の基準プライ56と接合されて、カーカスプライ38が形成される。基準プライ56の長さと基準プライ56の枚数との調節により、カーカスプライ38の大きさが制御されうる。この製造方法は、製造されるタイヤ2のサイズ変更に対する適応性に優れる。この製造方法では、製造されるタイヤ2毎にカーカスプライ38が予め準備される必要はないので、中間在庫の発生が抑制されうる。この製造方法は、タイヤ2の生産性に優れる。
この製造方法では、基準プライ56のサイド部78に、幅方向に延在するスリット68が形成され、このサイド部78が複数の小片80に区分される。さらに、トロイダル状の成形型62の側面74に、サイド部78が沿われつつ、このサイド部78の小片80が他の小片80と部分的に重ね合わされて、カーカスプライ38が形成される。この製造方法では、平面上の基準プライ56から三次元形状のカーカスプライ38に形状が変化する際の、コード配列の乱れが適切に抑制されうる。この製造方法で製造されたタイヤ2は、ユニフォミティに優れる。
この製造方法では、この基準プライ56からなるカーカスプライ38のコード配列の乱れが効果的に抑制されうるという観点から、この基準プライ56に設けられる小片80の幅(後述のタイヤ周方向長さに相当)は同一であるのが好ましい。タイヤ2の生産性の観点から、このセンター部76の片側に設けられる小片80の数は、4以下が好ましく、3以下がより好ましい。タイヤ2のユニフォミティ及び生産性の両立の観点から、このセンター部76の両側にはそれぞれ、同一の幅を有する2の小片80が設けられるのが、特に好ましい。
図4において、両矢印線WAは、基準プライ56のタイヤ周方向長さを表している。両矢印線WBは、小片80の周方向長さを表している。
この製造方法では、長さWAは20mm以上100mm以下であるのが好ましい。この長さWAが20mm以上に設定されることにより、カーカスプライ38を形成する基準プライ56の数が適切に維持されうる。基準プライ56が適切な幅を有するので、カーカスプライ38の蛇行が効果的に抑制される。この製造方法には、多くの手間と高価な設備とが必要とされない。この製造方法は、タイヤ2の生産性に優れる。この蛇行の抑制は、タイヤ2のユニフォミティをさらに高めうる。この観点から、この長さWAは35mm以上がより好ましい。この長さWAが100mm以下に設定されることにより、カーカスプライ38を構成する基準プライ56の枚数が適切に維持されうる。この製造方法では、タイヤ2のユニフォミティ及び生産性が維持されうる。この観点から、この長さWAは70mm以下がより好ましく、50mm以下が特に好ましい。
この製造方法では、長さWBは15mm以上30mm以下であるのが好ましい。この長さWBが15mm以上に設定されることにより、小片80と他の小片80との重なり合いが適切に確保される上に、この重なり合いで形成される重複部分84によるタイヤ2のユニフォミティの阻害が抑制されうる。この観点から、この長さWBは20mm以上がより好ましい。この長さWBが30mm以下に設定されることにより、過剰な重なり合いが抑制される。タイヤ2の剛性過大が抑制されるので、このタイヤ2は乗り心地が適切に維持される。この観点から、この幅WBは25mm以下がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例]
まず、リボンが押出機で成形されつつ、このリボンが切断されて多数の基準プライが準備された。この基準プライの長さは40mmとされ、その幅は340mmとされた。次に、基準プライが他の基準プライと接合されつつ、基準プライのサイド部にスリットが形成されて、このサイド部が2の小片に区分された。この小片の長さは、20mmとされた。トロイダル状の成形型の外面に基準プライが沿わされて、カーカスプライが形成された。このようにして形成されたカーカスプライを有するグリーンタイヤから、そのタイヤサイズが215/45R17であるタイヤを得た。
[比較例1]
まず、その幅が340mmである標準プライが準備された。次に、この標準プライの幅方向両側に所定の間隔でスリットが形成されて、タイヤ周方向に延在する連続部と、この連続部の両側に位置しており周方向に並列している多数の小片とを備えるカーカスプライが形成された。この小片の幅は、20mmとされた。このようにして形成されたカーカスプライを有するグリーンタイヤから、そのタイヤサイズが215/45R17であるタイヤを得た。
[比較例2]
まず、リボンが押出機で成形されつつ、このリボンが切断されて多数のシートが準備された。この基準プライの長さは10mmとされ、その幅は340mmとされた。次に、シートが他のシートと接合されて、カーカスプライが形成された。このようにして形成されたカーカスプライを有するグリーンタイヤから、そのタイヤサイズが215/45R17であるタイヤを得た。
[ユニフォミティ評価]
コーナリング試験機を用いて、JASO C607:2000のユニフォミティ試験条件に準拠して、上記仕様のタイヤ(各20本)のラジアルフォースバリエーション(RFV)及びトラクティブフォースバリエーション(TFV)を計測し平均値を得た。この結果が、この平均値の逆数に基づいて得られる、比較例1を100とした指数値で、下記表1に示されている。この数値が、大きいほど良好であることが示される。
[量産試作評価]
タイヤ試作時の、サイズ替え時間を計測した。この結果が、このサイズ替え時間の計測値の逆数に基づいて得られる、比較例1を100とした指数値で、下記表1に示されている。この数値が、大きいほど良好であることが示される。
Figure 0004263755
表1に示されるように、実施例の製造方法は生産性に優れる上に、この製造方法で製造されたタイヤはユニフォミティに優れる。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤの製造方法は、種々のタイヤの製造方法に適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤの製造方法で製造されうる空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのカーカスプライを形成するために用いられる製造装置の一部が示された概略図である。 図3(a)は図1のタイヤのカーカスプライを形成するために用いられる別の製造装置の一部が示された平面図であり、図3(b)はその正面図である。 図4は、図3の製造装置でスリットが形成された基準プライが示された斜視図である。 図5は、加硫工程前にあるカーカスプライの一部が示された側面図である。
符号の説明
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ベルト
10・・・インナーライナー
12・・・ビード
14・・・カーカス
16・・・チェーファー
18・・・内側層
20・・・外側層
22・・・内側部
24・・・外側部
26・・・コア
28・・・エイペックス
30・・・ワイヤー
32・・・コア
34・・・エイペックス
36・・・ワイヤー
38・・・カーカスプライ
40・・・製造装置
42・・・押出機
46・・・第一切断機
48・・・コード
50・・・トッピングゴム
52・・・リボン
54・・・第一切断刃
56・・・基準プライ
58・・・製造装置
60・・・第二切断機
62・・・成形型
66・・・第二切断刃
68・・・スリット
70・・・外面
72・・・周面
74・・・側面
76・・・センター部
78・・・サイド部
80・・・小片
84・・・重複部分

Claims (4)

  1. 並列された複数のコードとトッピングゴムとを含んでおり、センター部と一対のサイド部とを有しており、カーカスプライの要素となりうる基準プライが、多数準備される工程、
    基準プライが、他の基準プライと接合される工程、
    上記サイド部に幅方向に延在するスリットが形成され、このサイド部が複数の小片に区分される工程、
    トロイダル状の成形型の側面に上記サイド部が沿われつつ、小片が他の小片と部分的に重ね合わされる工程、
    上記基準プライに他の部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる工程
    及び
    このグリーンタイヤがモールド内で加圧及び加熱される工程
    を含むタイヤの製造方法。
  2. 上記基準プライのタイヤ周方向長さが、20mm以上である請求項1に記載の製造方法。
  3. 上記小片のタイヤ周方向長さが、15mm以上30mm以下である請求項2に記載の製造方法。
  4. 並列された複数のコードとトッピングゴムとを含んでおり、センター部と一対のサイド部とを有しており、カーカスプライの要素となりうる基準プライが、多数準備される工程、
    上記サイド部に幅方向に延在するスリットが形成され、このサイド部が複数の小片に区分される工程、
    基準プライが、他の基準プライと接合される工程、
    トロイダル状の成形型の側面に上記サイド部が沿われつつ、小片が他の小片と部分的に重ね合わされる工程、
    上記基準プライに他の部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる工程
    及び
    このグリーンタイヤがモールド内で加圧及び加熱される工程
    を含むタイヤの製造方法。
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