JP2016223150A - リッド開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成により動作性を向上させることができるリッド開閉装置を提供する。
【解決手段】リッド開閉装置100は、押込位置Aと突出位置Bとの間を進退移動するプッシュロッド1と、プッシュロッド1を軸方向移動可能に支持するケース2と、プッシュロッド1を押込位置Aから突出位置Bの方向に付勢するコイルばね3と、プッシュロッド1の傾斜溝16に摺動し、かつ、ケース2に固定された固定ピン3と、ケース2に収容されるモータ4と、モータ4の出力軸40と一体に回転する回転ギヤ5に噛み合って回転する係止部材6と、係止部材6を所定の方向に付勢するトーションばね7とを備え、係止部材6がトーションばね7の弾性力によってプッシュロッド1との係止状態が維持されて、プッシュロッド1が押込位置Aに保持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、リッド開閉装置に関する。
従来、例えば自動車等の車両の開口部に設けられたリッド(蓋)の裏面に軸状のプッシュロッドを配置し、このプッシュロッドを軸方向の突出位置と押込位置との間で進退移動させることにより、リッドの開状態と閉状態とを切替可能にしたリッド開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のリッド開閉装置は、ケースに固定された固定ピンと、固定ピンが摺動する傾斜溝が外周面に形成されたプッシュロッドと、プッシュロッドを突出位置の方向に付勢する付勢部材と、一端がプッシュロッドの外周面に形成された保持溝に係合して、プッシュロッドの軸方向と直交する回転軸を中心として回転可能に支持された回転アームと、回転アームの他端に形成された摺動ピンが摺動し、摺接ピンを一方向に周回可能に案内する案内溝を有する案内部材と、を備えている。
案内部材の案内溝は、回転アームの摺接ピンが係止する第1及び第2の係止溝部を有している。第1及び第2の係止溝部は、プッシュロッドが押込位置及び突出位置にあるときの摺接ピンの位置に対応した箇所に形成されて、プッシュロッドを押込位置及び突出位置に保持するための保持部として形成されている。
プッシュロッドは、その先端部にリッドの裏面に形成された係合穴に係合する係合部を有し、この係合部はプッシュロッドの回転に伴って一体に回転する。プッシュロッドと一体に回転する係合部の係合孔に対する相対的な姿勢に基づいて、係合部がリッドの係合穴に係合した係合状態と、係合状態が解除された非係合状態とが切替えられるように構成されている。
リッドの閉動作に伴って、プッシュロッドが付勢部材の付勢力に抗してリッドに押し込まれて突出位置から押込位置に移動すると、プッシュロッドの傾斜溝に固定ピンが摺動し、プッシュロッドが軸方向移動に伴って回転する。この回転により、プッシュロッドの係合部がリッドの係合穴に係合した係合状態となり、リッドが閉状態となる。この際、プッシュロッドの軸方向移動に伴って回転アームも回転し、回転アームの摺動ピンが第1の係止溝部に係止されているので、プッシュロッドが押込位置に保持された状態となる。
一方、このリッドの閉状態において更にリッドへ押込操作を行うと、回転アームの摺接ピンが第1の係止溝部から離脱して、回転アームが回転すると共に、付勢部材の付勢力によってプッシュロッドが押込位置から突出位置へ軸方向移動に伴って回転する。この回転により、プッシュロッドの係合部のリッドの係合穴への係合が解除された非係合状態になると共に、リッドがプッシュロッドの軸方向移動によって開方向へ押し出されるため、リッドが開状態となる。この状態において、回転アームの摺接ピンが案内部材の案内溝における第2の係止溝部に係止されていることにより、プッシュロッドが突出位置に保持された状態となる。
国際公開第2008/059543号
しかし、特許文献1に記載のリッド開閉装置では、プッシュロッドの進退移動に応じて回転アームの摺接ピンを案内溝内で周回させるので、案内溝には、第1及び第2の係止溝部との間を摺動する第1及び第2の摺動部を形成し、かつ、第1及び第2の係止溝部と第1及び第2の摺動部との間に段差を形成する必要があるため、案内溝の形状が複雑化し、これが動作不良の原因となるおそれがあった。
そこで、本発明では、簡素な構成にすることにより動作性を向上させることができるリッド開閉装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、車両の開口部に設けられたリッドの裏側に配置された軸状のプッシュロッドが前記リッドへの押込動作によって押し込まれた押込位置と前記押込位置から突出した突出位置との間を軸方向に進退移動することにより、前記リッドの開状態と閉状態とを切替可能にするリッド開閉装置であって、前記プッシュロッドの外面に形成されて軸方向に傾斜して延在した傾斜溝に摺動し、前記プッシュロッドに対して相対移動不能に配置された固定ピンと、前記プッシュロッドの前記押込位置において、前記プッシュロッドに形成された被係止部を係止する係止部材と、前記係止部材が前記プッシュロッドの前記被係止部を係止した係止状態を維持する弾性力を発生する弾性部材とを備え、前記プッシュロッドは、前記固定ピンが前記傾斜溝の前記軸方向の前記リッドから最も遠い位置に形成された係止溝部を係止することにより前記突出位置に保持され、前記係止部材が前記プッシュロッドの前記被係止部を係止することにより前記押込位置に保持される、リッド開閉装置を提供する。
本発明に係るリッド開閉装置によれば、簡素な構成にすることにより動作性を向上させることができる。
本実施の形態に係るリッド開閉装置が用いられた車両の燃料給油部及びその周辺部を示す斜視図である。 本実施の形態に係るリッド開閉装置の分解斜視図である。 プッシュロッドの構成例を示し、(a)は上面図、(b)が正面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。 図3(c)におけるA−A線断面図である。 係止部材の構成例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 (a)〜(c)は、リッド開閉装置の動作を説明するために示すプッシュロッド、モータ、係止部材及び固定ピンの斜視図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係るリッド開閉装置の構成及び動作について、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るリッド開閉装置によって開閉されるリッド及び燃料給油部を示す斜視図である。なお、本実施の形態では、リッド開閉装置が例えば自動車等の車両における燃料給油部に形成された開口部に設けられたフューエルリッドの開閉装置として用いられる場合について説明する。
リッド92は、車体90の開口部90aにヒンジ93を介して開閉可能に取り付けられ、開口部90aの内側に設けられた燃料給油部91を開閉する。リッド開閉装置100は、軸状のプッシュロッド1を有し、このプッシュロッド1をリッド92への押込操作によって押し込まれた押込位置Aと、押込位置Aから突出した突出位置Bとの間を進退移動させることにより、リッド92の開状態と閉状態とを切替可能である。なお、図1では、押込位置Aにおけるプッシュロッド1を仮想線(二点鎖線)で示し、突出位置Bにおけるプッシュロッド1を実線で示し、プッシュロッド1を収容するケース2を点線で示している。
リッド92の内面(閉状態で燃料給油部91と対向する面)には、その自由端側にプッシュロッド1の先端部に形成された略矩形状の係合部12が係合する係合穴92aが形成されている。この係合穴92aは、係合部12よりも僅かに大きく形成された略矩形状であり、プッシュロッド1の係合部12を収容可能な寸法である。
リッド開閉装置100は、リッド92を閉じた際に係合穴92aと対向する位置において、プッシュロッド1の一部が外方に突出するように車体90内にプッシュロッド1を収容するケース2と共に組み込まれている。
リッド開閉装置100のプッシュロッド1は、前述したように、押込位置Aと突出位置Bとの間を進退移動可能であり、この進退移動に伴って所定の方向に回転するように構成されている。リッド開閉装置100及びプッシュロッド1の構成及び動作の詳細については後述する。
リッド92を閉じる際には、リッド92の押込み動作に伴って、プッシュロッド1が突出位置Bから押込位置Aへ軸方向に移動し、この軸方向移動に伴う回転に応じてプッシュロッド1の係合部12がリッド92の係合穴92aに係合する。これにより、リッド92が閉状態となる。
リッドの開く際には、リッド開閉装置100を作動させることにより、プッシュロッド1が押込位置Aから突出位置Bへ軸方向に移動し、リッド92がプッシュロット1によって開方向に押し出されると共に、軸方向移動に伴う回転に応じてプッシュロッド1の係合部12がリッド92の係合穴92aに係合した係合状態が解除される。これにより、リッド92が開状態となる。
(リッド開閉装置100)
図2は、リッド開閉装置100の構成を示す分解斜視図である。
リッド開閉装置100は、前述したプッシュロッド1と、プッシュロッド1を軸方向移動可能に支持するケース2と、プッシュロッド1を押込位置Aから突出位置Bの方向に付勢するコイルばね10と、ケース2に固定された固定ピン3と、ケース2に収容されるモータ4と、モータの出力軸40と一体に回転する回転ギヤ5に噛み合って回転する係止部材6と、係止部材6を所定の方向に付勢するトーションばね7と、ケース2の開口2aを覆うカバー8とを備える。
プッシュロッド1は、例えば6ナイロン等からなる樹脂部材であり、後述するケース2の円筒部21に支持される軸部11と、リッド92の係合穴92aに係合する係合部12と、軸部11より小径に形成され、軸部11と係合部12との間で延在した首部14と、係合部12の上面から僅かに突出した突起部13とを一体に有している。突起部13は、プッシュロッド1が押込位置Aから突出位置Bに移動した際に、リッド92を押圧する押圧部として形成されている。
プッシュロッド1の軸部11の外周面には、係止部材6が係止する被係止部としての凹溝15と、軸方向に傾いて延在した傾斜溝16とが形成されている。凹溝15は、軸部11の軸方向の一部が周方向に沿って切り欠いて形成された溝であり、傾斜溝16の上部側に位置している。
ケース2は、上記した各部品を収容する略直方形状の収容部20と、プッシュロッド1を軸方向移動可能に支持する円筒部21とを有している。円筒部21は、プッシュロッド1が挿通される挿通孔21aを有し、その内径はプッシュロッド1の外径よりも僅かに大きく形成されている。
収容部20は、モータ4を収容する第1収容室20aと、第1収容室20aに連通し、後述する係止部材6を収容する第2収容室20bとを有する。ケース2内では、回転ギヤ5と係止部材6とが常時噛合った状態で収容されている。
コイルばね10は、プッシュロッド1の内面側に設けられた収容孔11a(後述する図3(d)参照)に収容され、一端がケース2の底面22に当接すると共に、他端がプッシュロッド1における収容孔11aの上底面11b(図3(d)参照)に当接して、軸方向に圧縮されている。これにより、プッシュロッド1は、押込位置Aから突出位置Bの方向に常時付勢されている。
固定ピン3は、軸部30及び頭部31からなる部材であり、軸部30がケース2における収容部20の内部に設けられて円筒部21に連通する図略の筒部に挿通し、その先端部がプッシュロッド1の傾斜溝16に摺動可能に支持されている。また、固定ピン3の頭部31がカバー8の裏面から突出した図略の受け部に当接して、その軸方向移動が規制されている。これにより、固定ピン3は、ケース2内においてプッシュロッド1に対して相対移動不能に配置されている。
モータ4は、カバー8のターミナル部81を介して図略の制御装置によって制御され、例えば、車両の室内に設けられたリッドオープナー等に対するオープン操作に連動して駆動するように構成されている。モータ4の出力軸40には、回転ギヤ5が挿通して配置され、モータ4の出力軸40の回転に伴って回転ギヤ5も回転する。なお、本実施の形態では、上記したリッドオープナーによるオープン操作がされた場合に、モータ4を軸心Oに沿って上方から見下ろしたときの時計回り方向(矢印X方向)に出力軸40が回転するようにモータ4が制御される。なお、モータ4の軸心Oに沿った方向は、プッシュロッド1の軸方向と平行である。
係止部材6は、合成樹脂製の部材であり、例えばポリアセタールが好適に用いられる。また、係止部材6は、略扇形の板状に形成された扇部60と、扇部60の一端側に形成されて回転ギヤ5と噛み合う噛合い部61と、扇部60の他端側に形成されて回転中心軸Pをなす円柱状の回転軸部62とを一体に有している。
係止部材6は、ケース2の収容部20内においてプッシュロッド1の軸方向に固定され、かつ、その回転軸部62の回転中心軸Pを中心として回転可能に支持されている。回転軸部62の回転中心軸Pは、プッシュロッド1の軸方向と平行とである。
扇部60には、トーションばね7の一端7aが係止する係止孔60aが形成されている。トーションばね7は、上記したように一端が係止部材6における扇部60の係止孔60aに係止すると共に、他端7bがケース2の内面に接触している。これにより、トーションばね7は、回転中心軸Pに沿って係止部材6を上方から見下ろしたときの時計回り方向(矢印Y方向)の弾性力を係止部材6に対して付与している。つまり、係止部材6は、トーションばね7の弾性力を受けて、常時、扇部60がプッシュロッド1の軸部11の外周面に接触するように配置されている。
カバー8は、その裏面(ケース2を指向する面)から突出して、係止部材6の回転軸部62を回転可能に支持する支持部80を有している。また、カバー8は、モータ4に電力を供給するためのターミナル部81を有している。ターミナル部81には、図略の制御装置が電気的に接続される電力端子,制御信号端子等が収容されている。
リッド開閉装置100を組み立てる際には、先ず、プッシュロッド1及びコイルばね10をケース2の外側(上部側)に配置し、その後プッシュロッド1及びコイルばね10をケース2の円筒部21における挿通孔21aに挿通する。そして、固定ピン3をケース2に収容して軸部30の先端をプッシュロッド1の傾斜溝16に配置する。その後、回転ギヤ5が予め取り付けられたモータ4をケース2の第1収容室20aに収容すると共に、予めトーションばね7を取り付けた係止部材6をケース2の開口2a側から第2収容室20bに収容する。そして、最終的にカバー8でケース2の開口2aを覆う。これにより、リッド開閉装置100が組み立てられる。
図3は、プッシュロッド1の構成例を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。なお、図3(b)では、固定ピン3の軸部30を二点鎖線で示している。図4は、図3(c)におけるA−A線断面図である。
プッシュロッド1は、ケース2の底面22側に開口する有底円筒状の軸部11と、リッド92の係合穴92aに係合する係合部12と、軸部11より小径に形成され、軸部11と係合部12との間に介在する首部13とを一体に有している。
図3(b)及び(c)に示すように、傾斜溝16は、直線状に形成された直線部160と、軸方向に対して傾斜した延在した傾斜部161とを有している。傾斜溝16は、図4に示すように、固定ピン3と摺動することにより、プッシュロッド1の軸方向移動を案内すると共に、回転力を付与するための案内溝の機能を有している。また、傾斜部161の軸方向におけるリッド92(図1)から最も遠い位置の端部には、固定ピン3が係止する係止溝部161aとして形成され、プッシュロッド1を突出位置Bに保持するための保持溝として形成されている。
図3(a)に示すように、プッシュロッド1の係合部12は、軸方向に所定の厚みを有する板状であり、上面から見た断面が略矩形状である。係合部12は、図3(a)及び図3(b)に示すように、その一対の円弧状の短辺12aにおける中間点M同士を直線状に結んだ距離L(長手方向における最大の距離)が軸部11の外径Dよりも大きく設定されている(L>D)。
この寸法構成により、リッド92の閉状態におけるリッド92の係合穴92aとプッシュロッド1の係合部12との係合強度が高められる。より詳細にいうと、例えばプッシュロッド1の組付時において、プッシュロッド1をケース2の円筒部21の内側から挿通しなければならないような制約がある場合は、係合部12をプッシュロッド1の軸部11の外径よりも大きく設定することができないため、これが係合部12とリッド92の係合穴92aとの係合代を設定する上で制約となってしまうが、本実施の形態によれば上記した制約がないため、係合代を十分に設定することができる。なお、上述した軸部11の外径Dと係合部12における距離Lとの寸法関係(L>D)は、必ずしもこれに限定されるものではなく、係合部12における距離Lは、係合部12がリッド92の係合穴92aに係合し得る寸法であればよい。つまり、係合部12における距離Lが軸部11の外径Dの寸法以下(L≦D)であってもよい。
図3(b)に示すように、凹溝15は、軸部11の外周面の、プッシュロッド1の押込位置Aにおいてカバー8(図2に示す)と対向する位置に形成され、径方向の内側に向かって窪んでいる。また、凹溝15は、周方向の傾斜溝16における直線部160から係止溝部161a側(図3(c)における左側)側ほど徐々に溝の深さが深くなるスロープ状に形成されている。これにより、プッシュロッド1が突出位置Bから押込位置Aに移動した際に、係止部材6が凹溝15に円滑に進入する。
図5は、係止部材6の構成を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。図5(b)では、係止部材6が収容されるケース2の一部について、二点鎖線で示している。
図5(a)に示すように、係止部材6の噛合い部61の外周面には、回転ギヤ5(図2に示す)のギヤ歯に噛み合う噛合い歯61aが複数形成されている。また、係止部材6の扇部60には、その板厚方向に突出した突起60cが形成されている。本実施の形態では、突起60cが扇部60の表面及び裏面にそれぞれ2箇所ずつ形成されている。これらの突起60cがケース2の第2収容室20bにおける内面に摺接することにより、係止部材6がケース2に対して回転した際のガタツキが抑制されている。
係止部材6における扇部60のケース2(図2に示す)側を指向する側面は、プッシュロッド1と摺動する摺動面60bとして形成されている。摺動面60bは、プッシュロッド1の軸部11の外周面に沿うように所定の曲率を有した円弧状に形成されている。
回転軸部62には、トーションばね7が取り付けられている。また、回転軸部62の下端部には、モータ4が作動しない等の緊急時に手動によって操作される操作レバー部63が設けられている。この操作レバー部63の先端は、ケース2の外部へ露出するように配置され、図略のケーブル等を介して車内側から遠隔操作できるように構成されている。
以上、図1乃至図5において説明した構成によれば、リッド開閉装置100は、以下のように動作する。この動作について、図6を参照して説明する。図6は、リッド開閉装置100の動作時におけるプッシュロッド1、固定ピン3、モータ4及び係止部材6の斜視図であり、(a)はプッシュロッド1が突出位置Bにある状態、(b)はプッシュロッド1が押込位置Aに押し込まれた状態、(c)はプッシュロッド1に係止部材6が係止した状態である。なお、図6では、コイルばね10の図示は省略している。
図6(a)に示すように、プッシュロッド1が突出位置Bにあるときは、コイルばね10の付勢力によって、固定ピン3の軸部30がプッシュロッド1の傾斜溝16における係止溝部161aに係止した状態が維持されている。これにより、プッシュロッド1が突出位置Bに保持されている。また、係止部材6はトーションばね7からプッシュロッド1に近接する方向(図2に示す矢印Y方向)の弾性力を受け、その扇部60の摺動面60bがプッシュロッド1の軸部11の外周面に接触している。なお、この図6(a)に示す状態はリッド92(図1に示す)の開状態に対応する。
そして、リッド92に対する閉動作によってプッシュロッド1の突起部13がリッド92の裏面に押圧されると、プッシュロッド1が突出位置Bから押込位置A側の方向に移動する。この際、固定ピン3の軸部30がプッシュロッド1の傾斜溝16における傾斜部161を介して直線部160側に摺動する。これにより、プッシュロッド1は突出位置Bから押込位置A側への軸方向移動に伴って、その中心軸を回転中心として一方向(矢印Z方向)に所定角度(本実施の形態では90°)だけ回転する。
そうすると、図6(b)に示すように、トーションばね7の弾性力によって係止部材6が回転中心軸Pを中心として矢印W方向に回転すると共に、係止部材6の摺動面60bがプッシュロッド1の軸部11の外周面に摺動しながら凹溝15に進入し、前記弾性力によって係止部材6がプッシュロッド1に係止した係止状態となる。すなわち、トーションばね7は、係止部材6とプッシュロッド1の凹溝15との係止状態を維持する弾性力を発生させている。これにより、図6(c)に示すように、プッシュロッド1が押込位置Aに保持される。なお、この図6(c)に示す状態はリッド92の閉状態に対応する。
一方、図6(c)に示す状態において、車内に設けられたスイッチ等によるリッドオープン操作が行われると、モータ4が駆動して回転ギヤ5がトーションばね7の弾性力に抗して軸心Oを中心として矢印R方向に回転し、係止部材6が回転中心軸Pを中心として、プッシュロッド1から離隔する方向(矢印V方向)へ回転する。そうすると、係止部材6における扇部60の摺動面60bが凹溝15から離脱して、係止部材6とプッシュロッド1との係止状態が解除される。これにより、プッシュロッド1がコイルばね10の付勢力によって、押込位置Aから突出位置Bの方向に軸方向移動して、図6(a)に示す突出位置Bに保持された状態となる。つまり、リッド92の開状態となる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下に示す作用及び効果が得られる。
(1)本実施の形態に係るリッド開閉装置100によれば、固定ピン3をプッシュロッド1の傾斜溝16における係止溝部161aに係止することにより、プッシュロッド1を突出位置Bに保持し、かつ、係止部材6をプッシュロッド1の凹溝15に係止することにより、プッシュロッド1を押込位置Aに保持することができる。これにより、例えば特許文献1に記載のリッド開閉装置のように、プッシュロッドを突出位置及び押込位置に保持するための案内部材及び回転アームが不要となり、より簡素な構成でプッシュロッド1を進退移動させることができる結果、動作性を向上させることができる。
(2)本実施の形態によれば、前述したように特許文献1に記載のリッド開閉装置が備える案内部材及び回転アームが不要となるため、案内部材における複数の案内溝,及びプッシュロッドに回転アームを連結するための連結溝を別途設ける必要がないため、加工コストを低減することができる。つまり、リッド開閉装置の製造コスト低減を図ることができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。例えば、上記実施の形態では、係止部材6に弾性力を付与する弾性部材がトーションばね7である場合について説明したが、これに限定されず係止部材6をプッシュロッド1側に押し付けられる弾性体であればよく、例えばコイルばねでもよい。
また、上記実施の形態では、係止部材6における扇部60の摺動面60bがプッシュロッド1の凹溝15に係止する係止構造について説明したが、係止構造についてはこれに限定されず、例えば扇部60に凹溝15側に突出した凸部が形成されて、この凸部が凹溝15に係合する構造であってもよい。この場合には、プッシュロッド1の進退移動に伴って、凸部の先端部がプッシュロッド1の軸部11における外周面と摺動することになる。
また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…プッシュロッド、2…ケース、2a…開口、3…固定ピン、4…モータ、5…回転ギヤ、6…係止部材、7a…一端、7b…他端、8…カバー、10…コイルばね、11…軸部、11a…収容孔、11b…上底面、12…係合部、12a…短辺、13…突起部、14…首部、15…凹溝、16…傾斜溝、20…収容部、20a…第1収容室、20b…第2収容室、21…円筒部、21a…挿通孔、22…底面、30…軸部、31…頭部、40…出力軸、60…扇部、60a…係止孔、60b…摺動面、60c…突起、61…噛合い部、61a…噛合い歯、62…回転軸部、63…操作レバー部、80…支持部、81…ターミナル部、90…車体、90a…開口部、91…燃料給油部、92…リッド、92a…係合穴、93…ヒンジ、100…リッド開閉装置、16…傾斜溝、160…直線部、161…傾斜部、161a…係止溝部、A…押込位置、B…突出位置、M…中間点、O…軸心、P…回転中心軸

Claims (3)

  1. 車両の開口部に設けられたリッドの裏側に配置された軸状のプッシュロッドが前記リッドへの押込動作によって押し込まれた押込位置と前記押込位置から突出した突出位置との間を軸方向に進退移動することにより、前記リッドの開状態と閉状態とを切替可能にするリッド開閉装置であって、
    前記プッシュロッドの外面に形成されて前記軸方向に傾斜して延在した傾斜溝に摺動し、前記プッシュロッドに対して相対移動不能に配置された固定ピンと、
    前記プッシュロッドの前記押込位置において、前記プッシュロッドに形成された被係止部を係止する係止部材と、
    前記係止部材が前記プッシュロッドの前記被係止部を係止した係止状態を維持する弾性力を発生する弾性部材とを備え、
    前記プッシュロッドは、前記固定ピンが前記傾斜溝の前記軸方向の前記リッドから最も遠い位置に形成された係止溝部を係止することにより前記突出位置に保持され、前記係止部材が前記プッシュロッドの前記被係止部を係止することにより前記押込位置に保持される、
    リッド開閉装置。
  2. 前記プッシュロッドの前記被係止部は、前記プッシュロッドの前記外面が窪んで形成された凹溝であり、
    前記係止部材は、前記弾性力によって前記凹溝を係止する、
    請求項1に記載のリッド開閉装置。
  3. モータと、前記モータの駆動によって回転する回転ギヤとを更に備え、
    前記係止部材には、前記回転ギヤと噛み合う噛合い部が形成され、前記モータの駆動によって前記係止状態が解除される、
    請求項1又は2に記載のリッド開閉装置。
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