JP7264654B2 - 進退移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ケースと、ケースに対して進退移動可能な進退部材と、を備えた進退移動装置に関する。
自動車等の車両において、燃料補給口を覆うフューエルリッドの開閉装置には、フューエルリッドを閉じる押込位置とフューエルリッドを開く突出位置との間で進退部材を進退させる進退移動装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の進退移動装置では、進退部材としての軸状のプッシュロッドを軸方向に進退させて、ヒンジを介して車体に取り付けられるフューエルリッドを開閉する。
プッシュロッドは、押込位置と突出位置との間を進退する際に、プッシュロッド外周の螺旋状溝を装置本体側の突起が摺動することによって、進退しながらプッシュロッドの軸を中心とした回転方向に回転する。
プッシュロッドの先端にはリッド係止部が設けられ、他方、フューエルリッドの対応する部位にはリッド被係止部が設けられている。そして、プッシュロッドが押込位置にあるときに、リッド係止部がフューエルリッドのリッド被係止部に係止され、フューエルリッドは閉状態となる。また、プッシュロッドが突出位置へ進む過程で、プッシュロッドとリッド係止部とが回転して、リッド係止部とフューエルリッドのリッド被係止部との係止が解かれ、プッシュロッドが突出位置に位置すれば、フューエルリッドは開状態となっている。
フューエルリッドを開状態から閉状態にする際には、フューエルリッドを閉方向に移動し、フューエルリッドを介して、突出位置にあるプッシュロッドを後退方向に移動するように押圧する。進退部材は、フューエルリッド側から押圧されることにより、螺旋状溝と突起とが摺動しつつ、押込位置から突出位置に移動するときとは逆方向に回転して、押し込位置に移動する。
また、特許文献1の開閉装置には、プッシュロッドの進退を施錠する施錠機構が設けられている。施錠機構は、プッシュロッドが押込位置に位置すると、モータによりリッド係止部材をプッシュロッドに係止させて、プッシュロッドが進退しないように規制する。施錠機構が施錠していることにより、フューエルリッドが操作されても、プッシュロッドは進退せずに、フューエルリッドが開くことがない。
特開2014-173422号公報
しかしながら、従来のフューエルリッドを開閉する開閉装置では、プッシュロッドを回転しながら進退移動することによりフューエルリッドの開閉を行うため、フューエルリッドが開状態のときのプッシュロッドが、悪戯操作等により、プッシュロッドが後退方向に移動するように一方向の外力を受けると、進退部材は後退位置に移動し、施錠機構により自動ロックがかかってしまうという問題がある。
本発明の目的は、進退部材を進退させる進退移動装置において、前進位置にある進退部材が、悪戯操作等により後退方向へ移動する一方向の外力を受けても、後退方向への移動を防止できる進退移動装置を提供することである。
本発明の一態様に係る進退移動装置は、
ケースと、
前記ケースに対して進退移動可能な進退部材と、
前記進退部材を、後退した後退位置側から前記ケースに対して前進した前進位置側に付勢する付勢部材と、
前記ケースと前記進退部材とのうちのいずれか一方に設けられた被係合部と、
前記ケースと前記進退部材とのうちのいずれか他方に設けられた係合部と、
を有し、
前記被係合部は、前記進退部材の軸回り方向に螺旋状に設けられ、
前記係合部は、前記被係合部との係合による前記進退部材の軸方向の相対移動の規制によって、前記被係合部と摺動し、
前記進退部材は、前記被係合部と前記係合部との摺動によって、前記ケースに対して相対回転しながら前記進退部材の軸方向に相対移動するように設けられ、
前記付勢部材は、前記進退部材が前進するときに前記進退部材を一回転方向で付勢し、
前記被係合部は、
前記進退部材に設けられ、周方向に延在し、前記進退部材の後端側において前記被係合部の螺旋状部分に連続する非螺旋状の阻害部を有し、
前記阻害部は、前記前進位置の前記進退部材が前記係合部と前記被係合部との摺動を伴わずに後退方向に押圧されたときに、前記係合部と当接して前記進退部材の後退を阻害する構成を採る。
本発明によれば、前進位置にある進退部材が、悪戯操作等により後退方向へ移動する一方向の外力を受けても、後退方向への移動を防止できる。
本発明の実施の形態に係る進退移動装置をフューエルリッドの開閉装置に適用した構成を示す斜視図である。 進退部材のリッド係止部とフューエルリッドのリッド被係止部との関係を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る進退移動装置の内部構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る進退移動装置を示す右側面図である。 図4のB-B線矢視断面図である。 図5のC部分の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る進退移動装置を適用したフューエルリッドの開閉装置の構成要素の位置関係を模式的に示す概略側面図である。 本発明の実施の形態に係る進退移動装置を適用したフューエルリッドの開閉装置の構成要素の位置関係を模式的に示す概略正面図である。 進退部材の斜視図である。 進退側部材の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態の進退移動装置は、ケースに対して進退部材を進退移動させるものである。本実施の形態では、一つの適用例としてフューエルリッドの開閉装置を挙げるが、本実施の形態の進退移動装置をフューエルリッドの開閉装置とは異なる装置に適用してもよい。
[進退移動装置1が適用された開閉装置100]
図1に示すように、開閉装置100は、車両の給油口が収容される開口の蓋を開閉する装置であり、この開閉装置100には、本実施の形態の進退移動装置1が適用されている。開閉装置100は、所謂、フューエルインレットボックスであり、車両の燃料タンクへ燃料を注入する車体2の給油開口部2aに設置される装置である。
開閉装置100は、車体2の給油開口部2aに取り付けるボックス本体110と、給油開口部2aを塞ぐ蓋であるフューエルリッド120と、フューエルリッド120を旋回可能に支持するヒンジ130と、進退移動装置1とを有する。
ボックス本体110は、給油開口部2aに取り付けて、給油管を給油口側で取り囲む給油室を構成している。図1に示すボックス本体110は、筒状に形成され、2つの開口(図1では一方の開口112のみ図示)のうち1つの開口112を給油開口部2aに連続して取り付け、図示しないもう1つの開口には、図示しない給油管の一端部が嵌挿される。給油管の一端部は、ボックス本体110内に突き出るように配置され、給油口を有する。給油口は、図1に示すように、スクリューキャップ160により閉塞されている。スクリューキャップ160は給油時に取り外し可能である。
進退移動装置1は、図1~図10に示すように、進退部材11と、進退部材11の先端に設けられたリッド係止部12とを有し、進退部材11が進退して、フューエルリッド120を開閉する。図2は、進退部材11のリッド係止部12とフューエルリッド120のリッド被係止部140との関係を説明する図であり、図2Aは、リッド被係止部の内側から見たリッド係止部12とリッド被係止部140との係合状態を示す図であり、図2Bは図2AのL-L線で切断したリッド被係止部140を示す断面図である。図2Bにおける進退部材11は、便宜上、リッド係止部12の角度を、リッド被係止部140の孔に挿入可能な角度で示している。また、図3に示す進退移動装置1は、その内部構成を図示するために、便宜上、平面カバーを図示省略している。
フューエルリッド120には、進退部材11のリッド係止部12が係止可能なリッド被係止部140が設けられている(図1及び図2参照)。リッド被係止部140は、例えば、リッド係止部12が所定の角度位置にあるときに、リッド係止部12を通過させることができる開口部を備えた孔である。所定の角度位置とは、本実施の形態では、進退部材11が前進位置に位置した際の位置である。リッド被係止部140である孔の天井には、リッド係止部12の先端部に当接して、リッド被係止部140の孔内で、リッド係止部12の略水平状態での軸心回りの回転を補助する回転補助部142が設けられている。
これにより、リッド被係止部140の開口部内に挿入されたリッド係止部12が、孔内の天井を押圧すると、リッド係止部12は、回転補助部142に当接して、リッド被係止部140との係合方向への回転が促進される。例えば、リッド係止部12が所定の角度位置に位置し、リッド被係止部140の開口部に挿入可能に位置している場合、このリッド係止部12に対して、回転補助部142を押圧すると、リッド係止部12は、回転補助部142により、軸回りの回転を案内され、略水平状態で軸回り(例えば、矢印R方向)に回転する。この回転により後述する係合部46を阻害部15に沿って摺動させることができる。回転補助部142は、例えば、突起、あるいはテーパー面等でもよい。
なお、フューエルリッド120のリッド被係止部140内の天井面に、リッド係止部12を後退方向に押圧してリッド係止部12を回転させてリッド被係止部140との係合位置に案内する案内壁部を有してもよい。
[進退移動装置1が適用された開閉装置100の動作]
このような開閉装置100によれば、フューエルリッド120が閉じられる際、フューエルリッド120が進退部材11をケース4内側に押すことにより、進退部材11が車体2の内方に後退する。フューエルリッド120が閉じられて進退部材11のリッド係止部12に当接する際、リッド係止部12は所定の角度位置にあるため(図2において仮想線で示すリッド係止部12を参照)、リッド被係止部140の開口部を通過してリッド被係止部140の内部に入る。さらに、進退部材11が後退すると、リッド被係止部140の内部に位置しているリッド係止部12が回転してその角度が変わるため(図2において実線で示すリッド係止部12を参照)、リッド係止部12がリッド被係止部140の内側面に係止される。リッド係止部12がリッド被係止部140と係止されるとき、進退部材11は、後退位置に位置し、後述する制限部材90によりその進退移動が規制された状態となる。これにより、閉じられた状態のフューエルリッド120がロックされる。
本実施の形態の進退移動装置1では、進退部材11は、単に車両の内方、つまり進退移動装置1の内部の後退位置側に押圧された場合、進退部材11が後退位置に移動しない。
フューエルリッド120により給油開口部2aが閉じられた状態で、制限機構30のロックが解除されると、進退部材11に付勢力が働いて、進退部材11が車体2の外方へ前進する。このとき、進退部材11のリッド係止部12が回転してその角度位置が所定の角度位置となることで、リッド係止部12とリッド被係止部140との係止が解かれる。これにより、フューエルリッド120が開く作動をする。
[進退移動装置1の全体構成]
図3~図5に示すように、進退移動装置1は、ケース4と、進退部材11と、制限機構30と、付勢部材27と、被係合部14と、係合部46と、を有する。
進退移動装置1は、進退部材11をケース4に対して進退移動させ、フューエルリッド120を開状態にする前進位置と、フューエルリッド120を閉状態にする後退位置とに位置させる。進退移動装置1は、ケース4に対して進退移動する進退部材11が、後退位置にあるとき、制限機構30の制限部材90により進退部材11をロックして、その進退移動を規制する。
[ケース4]
ケース4は、図3及び図5に示すように、進退部材11、制限機構30、付勢部材27、係合部46の各構成要素をそれぞれ後述する位置関係で保持する複数の保持部を有している。ここでは、ケース4は、平面側カバー(図示省略)に覆われる開口を有する。進退部材11等、ケース4の内部に組み付けられる各部品は、この開口を通じてケース4の内部に収容される。ケース4は、必要な各構成要素が内部に収容され組み付けられた後、開口にカバー(図示省略)が被せられる。なお、必要な各構成要素は、進退部材側部材21、付勢部材27、駆動部60、回転ギア74及び制限部材90等である。
図3及び図5に示すように、ケース4の一面、本実施の形態では、前面側壁部40には、進退部材11が、ケース4の外側に前進し、ケース4の内側に後退することが可能なように、進退部材11の一部が通過する貫通穴43が設けられている。
ケース4においては、カバー(図示省略)が被せられる開口を上部として、底部と底部に立設された壁状部及び凹凸部により、進退部材11、制限部材90等の制限機構30の各構成要素が保持される保持部等が形成されている。導出孔48は、端子66に接続される配線(図示省略)を導出するための孔である。端子66は、駆動部60に接続され、駆動部60に進退移動装置1の外部からの電源を供給する。
進退部材保持部41は、図3に示すように、ケース4内で進退部材11を所定の方向に移動可能に保持する。進退部材保持部41は、本実施の形態では、ケース4の底部に沿って配置される。進退部材保持部41は、進退部材11を、前面側壁部40の貫通穴43を介してケース4の外部に進退移動可能に保持している。
進退部材側部材保持部42は、進退部材側部材21の一部をスライド可能に保持する。
進退部材側部材保持部42は、ケース4内において進退部材保持部41に対向する位置に配置されている。
進退部材側部材保持部42は、進退部材保持部41及びバネ収容部52とともにケース4において進退部材11及び進退部材側部材21の進退移動スペースを形成する。進退部材側部材保持部42は、進退部材側部材21の外周面と当接し、進退部材側部材21が進退部材11の軸周り方向に回転するのを抑制する当接面を有している。この当接面は、進退部材側部材21が摺動する際には、当該外周面と摺動することになる。
駆動部本体保持部45は、駆動部60の駆動部本体62を、駆動軸64が進退部材11の進退方向と直交する方向に向けて保持する。
駆動部本体保持部45は、制限部材保持部50に対して進退部材11の進退方向と直交する方向(つまり幅方向)で、且つ、進退部材11とは反対側で制限部材保持部50に隣接して設けられている。
制限部材保持部50は、伝達部材70を保持するとともに、制限部材90をスライド可能に保持する。
制限部材保持部50は、本実施の形態では、進退部材側部材保持部42と駆動部本体保持部45との双方に隣接して配置されている。
制限部材保持部50は、駆動軸64と、駆動軸64のギアと歯合する回転ギア74とを回動自在に保持し、回転ギア74の回転に制限部材90をスライド自在に支持する。
バネ収容部52は、付勢部材27を収容する。バネ収容部52は、ケース4内において、進退部材保持部41の後退位置側に連続して配置されている。付勢部材27は、進退部材11の進退方向に沿って位置するように配置される。なお、付勢部材27は、進退部材11の後端に設けられた開口から進退部材11に一部が挿入されて、進退部材11の内側に設けられたバネ座に端部が接続するように、バネ収容部52に配置されてもよい。また、本実施の形態においては、後退した進退部材11の後端側がバネ収容部52に収容されるようにしている。
これにより、進退部材11及び進退部材11側に設けられた進退部材側部材21は、進退部材11と、進退部材側部材保持部42と、ケース4の平面及び底面のカバーなどにより、ケース4に対してガタつくことなく、移動可能である。また、制限部材保持部50に保持された制限部材90によって、所定の位置において、進退部材側部材21の移動を規制することができる。
また、本実施の形態では、進退部材側部材保持部42、制限部材保持部50及び駆動部本体保持部45が、進退部材保持部41及びバネ収容部52が並ぶ方向(つまり、進退部材11の進退方向)と直交する方向に配置されている。
導出孔48は、制限部材保持部50に対して進退部材側部材保持部42とは反対側で、駆動部本体保持部45及び制限部材保持部50に隣接して配置されている。導出孔48は、進退方向を方向成分として含む方向に延びる長さを有する。本実施の形態では、導出孔48は、進退方向と略平行に延びるように設けられ、端子66に接続される配線を進退方向と平行に案内して導出させる。
このようにケース4では、進退部材側部材保持部42、駆動部本体保持部45、バネ収容部52及び制限部材保持部50が、進退方向を含む面上で並ぶように隣接して配置されている。また、本実施の形態では、導出孔48が、制限部材保持部50に対してバネ収容部52とは反対側で、制限部材保持部50に隣接して配置されている。進退部材側部材保持部42、駆動部本体保持部45、制限部材保持部50及びバネ収容部52の隣接関係により、ケース4は、縦よりも幅方向に長く、且つ薄くできるように構成されている。
また、ケース4は、進退部材11に設けられた被係合部14と係合する係合部46を有する。
係合部46は被係合部14と係合することにより、ケース4に対する進退部材11の軸方向の相対移動を規制し、これにより被係合部14と摺動する。
係合部46は、本実施の形態では、ケース4側から進退部材11の中心側に突出する突起である。被係合部14は、進退部材11の軸回り方向に延在するように螺旋状に設けられた螺旋状溝である。なお、係合部46は、進退部材11に設けられてもよく、この場合、被係合部14はケース4に設けられる。
[進退部材11]
進退部材11は、ケース4に対して進退移動可能な部材である。進退部材11は、被係合部14と係合部46との摺動によって、ケース4に対して相対回転しながら進退部材11の軸方向に相対移動するように設けられている。
進退部材11は、ケース4に対して前進した前進位置と、ケース4に対して後退した後退位置との間を移動する。なお、前進するとは、ケース4の外側に向かって移動することであり、後退するとは、ケース4の内側に向かって移動することである。また、前進位置とは、前進した進退部材11の停止位置(図3参照)であり、後退位置とは、後退した進退部材11の停止位置である。
したがって、例えば本実施の形態のように、前進位置及び後退位置がいずれもケース4の外側であれば、前進位置では、進退部材11の特定部分、例えば進退部材11の先端が、後退位置に比べてケース4から遠ざかっている。
開閉装置100(図1参照)においては、前進位置は、リッド係止部12とフューエルリッド120のリッド被係止部140とが非係止状態となり、フューエルリッド120が開状態となる位置である。また、開閉装置100において、後退位置は、リッド係止部12とフューエルリッド120のリッド被係止部140とが係止状態となり、フューエルリッド120が閉状態で保持される位置である。この状態は、進退部材11が、制限部材90により、進退移動をロックされる位置である。
なお、変形例として、前進位置及び後退位置がいずれもケース4の内側である場合もありうる。その場合、進退部材11の特定部分、例えば進退部材11の先端が、後退位置に比べてケース4の外側に近づいている。また、前進位置がケース4の外側であり、後退位置がケース4の内側である場合もありうる。その場合、進退部材11の特定部分、例えば進退部材11の先端が、ケース4から出没する。
進退部材11は、ケース4に対して相対的に回転しながら進退移動するようにケース4に設けられている。
本実施の形態では、進退部材11は、円柱状または円筒状のロッド部分と、ロッド部分の先端に設けられたリッド係止部12とを有している。本実施の形態では、進退部材11は、進退部材11の軸方向が進退部材11の進退方向(前進方向及び後退方向)と一致するように配置されている。ロッド部分には、図3、図5、図7及び図9に示すように、軸方向の一部に、環状溝13が設けられている。環状溝13は、後述の進退部材側部材21が相対回転可能に嵌合する被嵌合部の一例である。本実施の形態では、環状溝13は、ロッド部分の中央部に設けられ、ロッド部分において環状溝13より後端側に、螺旋状溝である被係合部14が設けられている。環状溝13は、ロッド部分の外周に進退部材11の軸に対して垂直となるように設けられている。被嵌合部である環状溝13は、進退部材11が軸周り方向に回転した際に、進退部材側部材21が変位して制限部材90による制限が阻害されないように設けられている。
進退部材11は、前面側壁部40の貫通穴43に挿通され、且つ、ケース4の進退部材保持部41により前面側壁部40の延在方向に対して直交するように、スライド可能に保持される。なお、進退部材保持部41には進退部材11を保持する壁面(本実施の形態ではケース4の底側の壁面)が設けられ、この当該壁面に、進退部材11が摺動可能である係合部46としての突起が設けられている。
進退部材11は、ケース4の底側の壁面の係合部46が被係合部14である螺旋状溝に挿入されるように、配置される。なお、ケース4の底側とは、ケース4において正面側カバーが取り付けられる側と反対側に相当する(図5参照)。また、進退部材11は、進退部材側部材21(図10参照)と正面側カバーとケース4の壁面とにより、軸方向に直交する方向の移動が制限され、係合部46である突起が被係合部14である螺旋状溝から脱離することが抑制される。
これにより、進退部材11が進退方向に移動すると、係合部46により被係合部14の周回り方向の位置が拘束されて、進退部材11は、軸心を中心に回転する。すなわち、進退部材11は、ケース4に対して相対的に回転しながら進退移動する一例として、軸心を中心に回転しながら進退移動する。
進退部材11の被係合部14は、阻害部15を有する。
阻害部15は、進退部材11が係合部46と被係合部14との摺動を伴わずに後退方向に押圧されたときに、係合部46と当接して進退部材11の後退を阻害する。
具体的には、阻害部15は、被係合部14の螺旋状溝の後端側に連続して設けられた軸方向と交差する方向に延在する阻害面16を有する。
阻害面16は、係合部46が軸方向に移動することを阻害し、進退部材11が回転して阻害部15が周方向に移動した際に、係合部46の阻害を解除し、係合部46を被係合部14の螺旋状溝部分に案内する。
阻害部15は、進退部材11の後端側に面して係合部46と係合する係合面を有している。阻害部15は、本実施の形態では、進退部材11の外周に設けられ、周方向に延在し、後端側において螺旋状溝と連続して設けられている。つまり、阻害部15の係合面は、螺旋状溝の後端側に面する壁面と連続して設けられている。阻害部15は、後端側に開口する凹状の切欠部として設けられている。阻害部15は、本実施形態では、非螺旋状の壁部であり、また軸周り方向に延びる面を有している。阻害部15は、係合部46に当接して進退部材11の後退を阻害するものであればどのように構成されてもよい。例えば、被係合部14としての螺旋状溝をケース4側に設け、係合部46としての突起を進退部材11側に設ける場合、阻害部15はケース4側に設けられる。また、阻害部15は、後述の進退部材11を付勢する付勢部材27の軸周り方向の付勢力により、係合部46が摺動できる摺動面として設けられている。
進退部材保持部41の係合部46としての突起と、進退部材11の被係合部14としての螺旋状溝とは、進退部材11がケース4に対して相対的に回転しながら進退移動する機構を構成する。
進退部材11の被係合部14としての螺旋状溝は、進退部材11の回転移動の軌跡に沿うように進退部材11を案内する軌跡案内部の一例であり、進退部材保持部41の係合部46は、軌跡案内部により案内される被軌跡案内部の一例である。変形例として、進退部材保持部41に螺旋状溝等の軌跡案内部を設け、進退部材11に突起等の被軌跡案内部を設けてもよい。すなわち、ケース4と進退部材11とのいずれか一方に、ケース4に対して相対回転しながら進退移動するように進退部材11の移動軌跡を案内する軌跡案内部を有し、他方に軌跡案内部により案内される被軌跡案内部を有する構成を採用することができる。
なお、本実施の形態では、進退部材11がケース4に対して相対的に回転しながら進退移動する挙動の一例として、進退部材11が進退移動に伴う連続的な回転が挙げられているが、他の挙動もありうる。例えば、進退部材11が進退移動する過程での、あるいは進退移動の開始時または終了時での、進退部材11の一時的な回転であってもよいし、進退部材11の断続的な回転であってもよい。そのいずれも、進退部材11が係合部46と被係合部14との摺動を伴わずに後退方向に押圧されたときに、阻害部15は、係合部46と当接して進退部材11の後退を阻害する。
進退部材11は、ケース4と進退部材側部材21により、ケース4に対して前進した前進位置と後退した後退位置との間の進退移動が規制されている。
本実施の形態では、進退部材11には、進退部材11とともに進退方向に移動可能な進退部材側部材21が取り付けられている。
進退部材11は付勢部材27ととともに、ケース4における進退部材側部材保持部42、前面側壁部40及び後端側壁部とにより進退移動可能である。
進退部材11の、進退方向の移動、前進位置及び後退位置はいずれも、ケース4との相対的な位置関係で決まる。
[進退部材側部材21]
図7及び図10に示す進退部材側部材21は、進退部材11に対して進退部材11の軸回りで相対的に回転可能に嵌合して進退部材11に設けられる。
進退部材側部材21は、進退部材11とともに、進退部材11の軸方向に移動する。進退部材側部材21は、進退部材11に設けられた周溝に嵌合する嵌合部を有することにより、進退部材11の軸周り方向を許容しながら進退部材11の進退移動を案内する。
進退部材側部材21は、ケース4内で移動することにより、ケース4に対して進退方向に移動する進退部材11の前進位置と、後退位置とを規制する。
進退部材側部材21は、ケース4の前面側壁部40と後端側壁部との間で、且つ、進退部材側部材保持部42と進退部材11との間に配置されている。
進退部材側部材21は、進退部材11とともにケース4に対して前進方向に移動する際に、前面側壁部40に当接することにより、進退部材11の前進方向への移動を規制する。進退部材側部材21は、進退部材11とともにケース4に対して後退方向に移動することにより、後端側壁部或いは後端側壁部近傍のケース4の一部に当接することにより、進退部材11の後退方向への移動を規制する。
進退部材側部材21は、本実施の形態では、進退部材11の前進位置と後退位置とを規定する。
また、進退部材側部材21は、本実施の形態では、制限部材90と係合する被係合部の一例としての凹部24を有する。進退部材側部材21は、制限部材90との係合を容易とするために設けられたものであり、進退部材11の軸周り方向に回転しないので制限部材90と係合することができる。
進退部材側部材21は、図10等に示すように、進退部材11の軸と平行に配置され、進退部材側部材保持部42を摺動する第1板状部21aと、第1板状部21aの先端側、つまり、進退部材11の進退方向の前進側の端辺部から進退部材11の軸に対して垂直に設けられ、前面側壁部40と対向配置する第2板状部21bとを有する。
進退部材側部材21の第1板状部21aには、凹部24が設けられている。
凹部24は、制限部材90と係合して、進退部材側部材21の進退部材11の中心軸に沿う方向の移動を制限する。凹部24は、第1板状部21aの表面側、具体的には、進退部材側部材保持部42側から、制限部材90の係合片91(図3及び図5参照)が進入する。なお、凹部24では、第1板状部21aにおいて凹部24を後退方向側で仕切る面の軸方向での位置に応じて、制限部材90の係合片91により制限される進退部材11の進退長を変更可能である。本実施の形態では、凹部24は、進退部材11が後退位置に位置した際に係合片91が挿入される位置に設けられる。被係止部である凹部24は、第1板状部21aのケース4の底面側の辺部に、ケース4の厚さ方向で切り欠いた形状であり、進退部材11が後退位置に位置する際に、制限部材90の係合片91と対向する位置に設けられている。
図10に示すように、第2板状部21bは、C字状の嵌合部23を有し、嵌合部23は、図3、図7、図9に示す進退部材11の環状溝13に嵌合する。これにより、第2板状部21bは、進退部材11の軸周り方向に環状溝13と摺動するが、進退部材11の軸方向及びその垂直方向における第2板状部21bと進退部材11との相対移動が、規制される。このため、進退部材11の軸心を中心とする回転方向に、進退部材11と進退部材側部材21とが相対的に回転可能となり、且つ、進退部材11の軸方向に、進退部材11と進退部材側部材21とが相対的に移動不可となる。また、進退部材11が前進方向に移動する際に、第2板状部21bが前面側壁部40に当接することにより進退部材11の前進方向への移動を規制する。
また、進退部材側部材21には、第1板状部21aと第2板状部21bとに直角に交わるように第3板状部21cが設けられている。
第3板状部21cは、ケース4の底面に沿って摺動可能に設けられ、本実施の形態では、進退部材側部材21は、第1板状部21aの後端側の短辺部と第3板状部21cの後端側の端辺部とがケース4の後端側壁部等のケース4の一部に当接する。これにより、進退部材側部材21が取り付けられた進退部材11の後退方向への移動が規制される。
嵌合部23が環状溝13に嵌合した際には、進退部材側部材21は、第1板状部21aと第3板状部21cとで、進退部材11を周方向で囲むように、進退部材11に取り付けられる。また、進退部材側部材21には、進退部材11のロッド部分の外面に沿った形状の曲面25が設けられている。そして、曲面25が進退部材11のロッド部分の外面に沿った状態で、進退部材側部材21と進退部材11とが相対的に回転する。これにより、がたつきのない回転が得られる。嵌合部23を有する第2板状部21bの、進退部材側部材21における位置は、進退部材11の前進に伴って進退部材側部材21が移動したときに、第1板状部21a及び第3板状部21cがケース4の貫通穴43の周囲の内壁面に当接できる位置であればよい。
なお、進退部材11と進退部材側部材21との嵌合構造は、両者が進退部材11の軸心を中心に相対的に回転可能であれば、どのような構造でもよく、例えば、進退部材11に環状の突起が設けられ、進退部材側部材21に、環状の突起と嵌合する環状溝が設けられていてもよい。環状の突起は、複数の突起に置き換えてもよい。進退部材側部材21と進退部材11とは、進退部材側部材21が進退部材11の軸方向の進退移動に伴って移動し、進退部材側部材21の移動が制限された場合には進退部材11の移動も制限されながら、進退部材11が進退部材側部材21に対して相対回転できるように嵌合すれば、その具体的形状が特に限定されるものではない。進退部材側部材21の嵌合部と進退部材11の被嵌合部とは、一方が環状であれば、取り付け容易となる。
[付勢部材27]
付勢部材27は、進退部材11を、後退した後退位置側からケース4に対して前進した前進位置側に付勢する。付勢部材27は、進退部材11を一回転方向で付勢する。
付勢部材27は、本実施の形態では、ねじりコイルバネとしても機能し、バネコイル部27aの巻回軸が進退部材11の軸と同一軸或いは平行軸となるようバネの両端部27b、27cで進退部材11とケース4側とに固定されている。
本実施の形態では、付勢部材27としてのバネの一端部27bは、進退部材11の後退位置側の端部に保持され、他端部27cは、ケース4のバネ収容部52のケース側バネ保持部に固定されている。これにより、付勢部材27は、巻回軸方向で進退部材11を前進方向に付勢しつつ進退部材11を軸周り方向に付勢する。なお、螺旋状溝から阻害部15に案内された係合部46は、再び螺旋状溝へと案内されることができる。
付勢部材27は、本実施の形態ではコイルバネとしたが、これに限らず、進退部材11が前進するときに進退部材11を一回転方向で付勢する弾性体であればよい。
付勢部材27により前進方向に付勢される進退部材11の前進は、本実施の形態では、ケース4内で相対回転可能に嵌合した進退部材側部材21が前面側壁部40における貫通穴43の周囲の内壁面に当接することにより、規制される。
なお、進退部材11の前進方向の運動は、付勢部材27の付勢力により生じ、進退部材11の後退方向の運動は、外力により生じる。
[制限機構30の構成]
制限機構30は、駆動部60と、回転ギア74と、ロック位置検出部80と、制限部材90とを備え、制限部材90は、駆動軸64と回転ギア74の回転によって、直進運動する。
制限機構30は、進退部材11(本実施の形態では、進退部材11に設けられる進退部材側部材21)に係合して、進退部材11の進退方向への移動を規制する。
制限機構30は、具体的には、駆動部60の駆動により回転ギア74を回転して、制限部材90を駆動し、制限部材90の係合片91を、進退部材11(本実施の形態では、進退部材11に設けられる進退部材側部材21)に係合して、進退部材11をロックする。
[駆動部60]
駆動部60は、制限部材90を移動させる駆動力を発生する。駆動部60は、駆動力を発生する駆動部本体62と、駆動部本体62の駆動力により回転する駆動軸64とを有する。本実施の形態では、駆動部60として、モータが適用される。
駆動部本体62が端子66を介して供給される電力により駆動するモータ本体であり、駆動軸64がモータ出力軸であり、駆動ギアを有する。駆動部60は、例えば、単独に駆動することで制限部材90をロック動作させてもよいが、車両に設けられる場合等では、車両のキー操作で施錠する際に連動してロック動作させる。本実施形態では、駆動軸64と変換機構部93とが略同一方向に延びるように配置されている。端子66は、導出孔48に連通する位置に配置される。
本実施の形態では、端子66は、駆動部60に対して進退部材11の後退位置側に隣接して配置され、一端部が駆動部60の駆動部本体62に接続され、他端部が導出孔48内で導出孔48の開口方向に向くように配置されている。
駆動部本体62から突出する駆動軸64は、進退部材11が延びる方向(進退方向に相当)と平行に配置される。本実施の形態では、駆動部60は、駆動部本体保持部45に保持されることにより、ケース4内で制限部材保持部50に、進退方向と直交する方向で隣接する。
駆動軸64には、駆動部60の駆動により駆動ギアが回転するように固定される。駆動ギアは、回転ギア74と歯合して回転ギア74を従動回転させる。
回転ギア74は、駆動部60の駆動力を制限部材90に伝達する伝達部材70である。つまり、駆動軸64の回転力を制限部材90に伝えることで制限部材90を移動させる。回転ギア74は、駆動軸64の回転によって、駆動軸64と平行な回転軸を中心として回転する。
本実施の形態では、回転ギア74は、駆動ギアと係合する大ギア部と、大ギア部と同一軸心の小ギア部とを一体に有し、これらにより伝達部材70を構成する。
[ロック位置検出部80]
ロック位置検出部80は、進退移動する進退部材11を、制限部材90によりロックするタイミングを決定する。
ロック位置検出部80は、本実施の形態では、フューエルリッド120が閉状態、つまり、リッド係止部12とリッド被係止部140とが係合状態であるときの進退部材11をロックする位置を検出する。
ロック位置検出部80は、当接部83、位置検出用の付勢部材84、移動検出部86を有する。
当接部83は、前面側壁部40に形成された貫通孔を介して、前面側壁部40から外部に突出部位83aを突出させた状態で、進退部材11の進退方向と平行に移動自在に配置されている。当接部83は、付勢部材84により、突出方向、つまり、進退部材11の前進方向に付勢されている。
当接部83は、突出部位83aの端面でフューエルリッド120に押圧されることにより、内部部位83bが付勢部材84の付勢力に抗して、後退方向に移動する。
なお、当接部83において前面側壁部40から外部に突出する突出部位83aは、進退方向に伸縮する伸縮筒部82により覆われている。よって、突出部位83aが押圧され、当接部83が前面側壁部40に対して後退方向に移動しても、当接部83の突出部位83aは、伸縮筒部82により覆われた状態で前面側壁部40に出没する。
当接部83において前面側壁部40よりもケース4の内側に配置される内部部位83bは、付勢部材84、移動する当接部83を検出する検出部用の付勢部材84の付勢力に抗して後退方向に移動する。
当接部83は、進退方向に延在して配置され、内部部位83bがケース4内で、進退方向に移動自在に配置されている。
移動検出部86は、当接部83の内部部位83bを検出して、駆動部60、或いは駆動部60を駆動制御する制御部に出力する。移動検出部86は、例えば、スイッチ或いはセンサー等で構成される。
移動検出部86は、当接部83の移動を検出することにより、当接部83を押圧するフューエルリッド120の閉位置への移動を検出する。フューエルリッド120が閉位置にある場合、つまり、リッド係止部12とリッド被係止部140とが係合状態にある場合、進退部材11は、後退位置に位置している。これにより、移動検出部86は、フューエルリッド120の閉位置を検出し、そのタイミングで制限部材90を駆動する。
このように、内部部位83bが、ケース4内を付勢部材84の付勢力に抗して移動すると、移動検出部86により当接部83の後退方向への移動が検出され、この検出結果により、駆動部本体62であるモータが駆動し、制限部材90を移動する。
[制限部材90]
制限部材90は、進退部材11が後退位置に移動した際に、進退部材11側(本実施の形態では、進退部材側部材21)に係合して、軸方向に移動可能な進退部材11の進退移動が制限された制限状態とする。制限状態は、進退部材11が後退位置に位置した状態で保持され、進退移動しないように制限される状態である。制限部材90は、進退部材11を制限状態とする制限位置と、制限状態を解除する解除位置とに移動可能に設けられる。
制限部材90は、本実施の形態では、進退部材11が制限位置において進退部材側部材21と係合することにより進退部材11を制限状態、つまりロックした状態とする。一例として、本実施の形態では、リッド係止部12がフューエルリッド120のリッド被係止部140と係合したときの進退部材11の位置を制限位置としている。この位置は、本実の形態では、ロック位置検出部80の移動検出部86により、当接部83の後退方向への移動を検出したときの進退部材11の位置としている。また、制限位置の一例として、進退部材側部材21がケース4の一部、例えば、後端側壁部により規制される位置と同じ位置としてもよい。
このように、進退部材11が後退位置に位置された際に、制限部材90は、ロック位置検出部80により進退部材11を制限状態にし、前進位置への移動を制限する。なお、制限位置は、進退部材側部材21により保持される後退位置でなくてもよく、進退部材11が後退位置から前進位置へ移動する途中で、リッド係止部12とリッド被係止部140との係止状態が開放されるまでの進退部材11の移動を制限するように構成されてもよい。なお、進退移動が制限された制限状態とは、代表的には後述するように前進方向の移動及び後退方向の移動がいずれも制限された状態であるが、変形例として、前進方向または後退方向のいずれか一方向のみの移動が制限された状態であってもよい。
制限部材90は、本実施の形態では、制限位置において進退部材側部材21に設けられた凹部24と係合する係合片91と、回転ギア74の回転を直線運動に変える変換機構部93とを有する。制限部材90では、変換機構部93により回転ギア74の回転を変換して、直線運動することにより、係合片91が直線運動する。
本実施の形態では、制限部材90は、図3及び図5に示すように、平板状に形成されており、係合片91と、回転ギア74に接続される変換機構部93と、を有する。
係合片91は、変換機構部93から進退部材11の進退方向と交差する方向に延出して設けられ、進退部材11、具体的には進退部材側部材21の凹部24に係合可能である。変換機構部93は、回転ギア74と歯合するラックであり、係合片91の延出方向に移動する。
制限部材90は、ケース4の制限部材保持部50に進退方向と直交する方向にスライド可能に保持される。また、制限部材90は、係合片91が凹部24と係合する方向に、制限部材90用の付勢部材96により付勢されている。駆動部60は、この付勢部材96の付勢力に抗して制限部材90を進退部材11側に移動させている。
進退部材11が後退位置にあり、制限部材90が所定量以上移動すると、制限部材90の係合片91が、進退部材側部材21の凹部24に進入して、被係合部である凹部24と係合し、進退部材11を進退移動が制限された制限状態とする。なお、係合片91の先端は、凹部24に挿入しやすくするため、テーパー部911を有してもよい。特に、係合片91において前進位置側の辺部に、凹部24側に向かって後退位置側に下るテーパー部911が設けられることが好ましい。これにより、進退部材11が前進位置に位置する場合、係合片91を凹部24との係合位置に位置させ、進退部材11が後退位置に移動した場合に、付勢部材96の付勢力に抗して係合片91のテーパー911が、進退部材側部材21の第1板状部21aを摺動して、係合片91が凹部24に係合するようにしてもよい。
制限部材90が解除位置にあるときには、進退部材11は前進及び後退が可能となる。なお、進退部材11を制限状態にする構成は、制限部材90の係合片91が、進退部材側部材21の凹部24に進入する構成に限られず、様々な係合構造を適用してもよい。例えば進退部材11に凸部を設け、制限部材90に凹部を設け、制限部材90が制限位置に位置すると、凹部が凸部に係合して進退部材11が制限状態になる構成としてもよい。
[進退移動装置1の動作]
進退移動装置1では、進退部材11が後退位置に位置する場合、制限部材90により制限状態であり、前進方向の移動が規制される。このときリッド係止部12とリッド被係止部140とが係合した状態であり、フューエルリッド120は閉位置に位置する。
進退部材11が後退位置にある場合、制限部材90は、制限部材用の付勢部材96により、進退部材11側、つまり、進退部材側部材21の凹部24に係合する方向に付勢されている。よって、フューエルリッド120が閉位置にある場合、駆動部60の駆動部本体62のモータへの電源が供給されていなくても、進退部材11が進退方向、具体的には、前進方向に移動することがないよう規制されている。
進退部材11を後退位置から前進位置に移動させる場合、つまり、フューエルリッド120を閉位置から開位置に移動させる場合、駆動部60を駆動して、回転ギア74を介して制限部材90を、進退部材11側から離間する方向に回転させる。これにより、制限部材90の係合片91は、凹部24から離間する方向に移動して凹部24から外れ、進退部材11の制限状態が開放される。
制限状態が開放された進退部材11は、付勢部材27の付勢力により、前進方向に付勢され、前進方向に移動する。このとき、進退部材11は、被係合部14としての螺旋状溝が係合部46としての突起に案内されて摺動し、進退部材11は、ケース4に対して相対回転しながら進退部材11の軸方向に移動する。
進退部材11の回転により、進退部材11の先端部のリッド係止部12も回転して、その角度位置がリッド被係止部140における所定の角度位置となる。これにより、リッド被係止部140との係止が解かれつつ、進退部材11は、フューエルリッド120を前進方向に押し上げて、前進位置に移動する。こうして、フューエルリッド120は開位置に位置する。
進退部材11を前進位置から後退位置に移動させる場合、被係合部14である螺旋状溝内で係合部46である突起を摺動させつつ進退部材11が後退する方向に移動するように、進退部材11に外力を付与する。本実施の形態では、進退部材11を前進位置から後退位置に移動させる場合は、フューエルリッド120を開位置から閉位置に移動する場合に相当する。
本実施の形態では、フューエルリッド120を閉位置側に移動して、進退部材11を後退方向に押圧する。
具体的には、フューエルリッド120を閉位置側に移動させて、リッド被係止部140の孔にリッド係止部12を挿入し、フューエルリッド120を介して進退部材11を後退方向に押圧する。なお、フューエルリッド120のリッド被係止部140の孔の周囲には、孔内にリッド係止部12を案内するテーパー状の案内底面を設けてもよい。
これにより、リッド係止部12は、リッド被係止部140の孔内に案内され、更に後退方向に押圧されることにより、リッド被係止部140内でリッド被係止部140と係止する角度位置となる方向に回転する。
リッド係止部12が、リッド被係止部140と係合するような進退部材11の移動軌跡を生じるように、進退部材11の螺旋状溝がケース4の突起により案内されて後退位置へと移動する。
このようなリッド係止部12の回転に伴い、進退部材11自体が回転し、阻害部15が、係合部46である突起の移動を阻害すること無く、突起を、阻害面16を周方向で摺動させて被係合部14の螺旋状溝に案内し、進退部材11は回転しつつ後退位置に移動する。
フューエルリッド120が閉位置側に位置すると、進退部材11が後退位置側に移動するとともに、フューエルリッド120は、ロック位置検出部80の伸縮筒部82に覆われる当接部83の突出部位83aを、ケース4側に押圧して、後退方向に移動させる。
これにより、当接部83は、付勢部材84の付勢力に抗して、後退位置側に移動し、移動検出部86が、当接部83の移動を検出する。当接部83の移動の検出に基づいて、駆動部60は、駆動部本体62を駆動して、駆動軸64を回動して、その駆動力を回転ギア74に伝達する。回転ギア74は、伝達される駆動力により回転し、制限部材90の変換機構部93に伝達して、変換機構部93を直線運動させる。変換機構部93の移動により制限部材90の係合片91は、進退部材11側に移動し、進退部材11の凹部24に係合し、進退部材11は後退位置で制限状態となる。
[進退移動装置1の効果]
本実施の形態の進退移動装置1によれば、図5~図7に示すように、螺旋状溝を含む被係合部14は、進退部材11が係合部46としての突起と被係合部14との摺動を伴わずに後退方向に押圧されたときに、係合部46と当接して進退部材11の後退を阻害する阻害部15を有している。
これにより、進退移動装置1において、悪戯操作等により、フューエルリッド120を用いることなく、前進位置にある進退部材11を、係合部46である突起を、螺旋状溝を有する被係合部14に摺動させることなく、後退方向に押圧しても、係合部46は阻害部15に当接するので、進退部材11の後退を阻害できる。
よって、従来と異なり、外力により進退部材自体が直接後退方向に押圧されても、後退位置まで移動することがない。これにより、後退位置で、凹部24が制限部材90の係合片91に係合することがなく、制限状態になることがない。
このように、進退移動装置1によれば、悪戯操作により、進退部材11が後退位置に位置することがなく、また制限状態になることがない。進退移動装置1によれば、フューエルリッド120を用いてフューエルリッド120を閉位置に移動させるときに限り、進退部材11を正常に後退位置に移動させることができる。
また、進退移動装置1をフューエルリッドの開閉装置に適用した場合、ハートカムを用いることがなく、進退移動装置1自体のコンパクト化を図ることができ、厚み方向に薄く狭い収容空間でも収容可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に制限されるものではなく、様々に変更可能である。例えば、上記実施の形態では、制限部材90が直進する構成を示したが、制限部材90は円運動を行って、進退部材側部材と係合する構成を採用してもよい。
また、開閉装置として、フューエルリッドの開閉装置を例示したが、フラップ式の様々な開閉装置に、本発明の進退移動装置を同様に適用できる。さらに、進退移動装置は、開閉装置に限らず、様々な装置に搭載されてもよい。
1 進退移動装置
2 車体
2a 給油開口部
4 ケース
11 進退部材
12 リッド係止部
13 環状溝
14 被係合部
15 阻害部
16 阻害面
21 進退部材側部材
21a 第1板状部
21b 第2板状部
21c 第3板状部
23 嵌合部
24 凹部
25 曲面
27、84、96 付勢部材
27a バネコイル部
27b 一端部
27c 他端部
30 制限機構
40 前面側壁部
41 進退部材保持部
42 進退部材側部材保持部
43 貫通穴
45 駆動部本体保持部
46 係合部
48 導出孔
50 制限部材保持部
52 バネ収容部
60 駆動部
62 駆動部本体
64 駆動軸
66 端子
70 伝達部材
74 回転ギア
80 ロック位置検出部
82 伸縮筒部
83 当接部
83a 突出部位
83b 内部部位
86 移動検出部
90 制限部材
91 係合片
93 変換機構部
100 開閉装置
110 ボックス本体
112 開口
120 フューエルリッド
130 ヒンジ
140 リッド被係止部
142 回転補助部
160 スクリューキャップ

Claims (3)

  1. ケースと、
    前記ケースに対して進退移動可能な進退部材と、
    前記進退部材を、後退した後退位置側から前記ケースに対して前進した前進位置側に付勢する付勢部材と、
    前記ケースと前記進退部材とのうちのいずれか一方に設けられた被係合部と、
    前記ケースと前記進退部材とのうちのいずれか他方に設けられた係合部と、
    を有し、
    前記被係合部は、前記進退部材の軸回り方向に螺旋状に設けられ、
    前記係合部は、前記被係合部との係合による前記進退部材の軸方向の相対移動の規制によって、前記被係合部と摺動し、
    前記進退部材は、前記被係合部と前記係合部との摺動によって、前記ケースに対して相対回転しながら前記進退部材の軸方向に相対移動するように設けられ、
    前記付勢部材は、前記進退部材が前進するときに前記進退部材を一回転方向で付勢し、
    前記被係合部は、
    前記進退部材に設けられ、周方向に延在し、前記進退部材の後端側において前記被係合部の螺旋状部分に連続する非螺旋状の阻害部を有し、
    前記阻害部は、前記前進位置の前記進退部材が前記係合部と前記被係合部との摺動を伴わずに後退方向に押圧されたときに、前記係合部と当接して前記進退部材の後退を阻害する、
    進退移動装置。
  2. 前記付勢部材は、ねじりコイルバネであり、バネコイル部の巻回軸が前記進退部材の軸と同一軸或いは平行軸となるようバネの両端部で前記進退部材と前記ケース側とに固定され、
    前記巻回軸方向で前記進退部材を前進方向に付勢しつつ前記バネコイル部のねじり方向で前記進退部材を前記一回転方向に付勢する、
    請求項1記載の進退移動装置。
  3. 前記進退部材が前記後退位置に移動した際に、前記進退部材側に係合して前記進退部材の進退移動が制限された制限状態とする制限部材を有する、
    請求項1または2に記載の進退移動装置。
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