JP2016219160A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】さらなる省エネルギ化を達成することが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置はライトとライトを遠隔操作するリモコンとを備え、ライトは光源部と光源部の動作を制御する制御部とを有し、制御部は、リモコンから節電操作を受け付けると、当該節電操作を受け付けたときの第1の明るさI1を第1の時間T1維持した後に第2の明るさI2に減光するように光源部を点灯させる。
【選択図】図9
【解決手段】照明装置はライトとライトを遠隔操作するリモコンとを備え、ライトは光源部と光源部の動作を制御する制御部とを有し、制御部は、リモコンから節電操作を受け付けると、当該節電操作を受け付けたときの第1の明るさI1を第1の時間T1維持した後に第2の明るさI2に減光するように光源部を点灯させる。
【選択図】図9
Description
本発明はライトとリモコンとを備える照明装置に関する。
最近の照明装置は光源としてLEDを利用し、調光機能や調色機能等の各種の機能を有し付加価値を高めている。ライトの点灯、消灯、明るさ、光色等を遠隔操作する無線式のリモコンを備える照明装置も提案されている(例えば特許文献1)。
また、従来から省エネルギを目的として、点灯モードをエコモードに切り替えられる照明装置が提案されている(例えば特許文献2)。
また、従来から省エネルギを目的として、点灯モードをエコモードに切り替えられる照明装置が提案されている(例えば特許文献2)。
従来から点灯モードを変化させて省エネルギを達成する技術は提案されているが、さらなる省エネルギ化を図ることができる照明装置は提案されていない。
本発明は、上記の課題に鑑み、さらなる省エネルギ化を達成することができる照明装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題に鑑み、さらなる省エネルギ化を達成することができる照明装置を提供することにある。
本発明に係る照明装置は、光源部と前記光源部の動作を制御する制御部とを有するライトと、前記ライトを遠隔操作するリモコンとを備える照明装置において、前記制御部は、前記リモコンから節電操作を受け付けると、当該節電操作を受け付けたときの第1の明るさを第1の時間維持した後に第2の明るさに減光するように前記光源部を点灯させる。
上記構成によれば、第2の明るさに減光しているのでさらなる省エネルギ化を達成することができる。
<概要>
本発明の一態様に係る照明装置は、光源部と前記光源部の動作を制御する制御部とを有するライトと、前記ライトを遠隔操作するリモコンとを備える照明装置において、前記制御部は、前記リモコンから節電操作を受け付けると、当該節電操作を受け付けたときの第1の明るさを第1の時間維持した後に第2の明るさに減光するように前記光源部を点灯させる。
別態様に係る照明装置において、前記第2の明るさは、前記第1の明るさに対して30%以上70%以下の範囲内にある。これにより節電効果が得られる。
別態様に係る照明装置において、前記制御部は、前記第2の明るさで第2の時間点灯させる。これにより、使用者が第2の明るさに変化したことに気づき、例えば消灯に向けての準備できる明るさの下で作業ができる。
本発明の一態様に係る照明装置は、光源部と前記光源部の動作を制御する制御部とを有するライトと、前記ライトを遠隔操作するリモコンとを備える照明装置において、前記制御部は、前記リモコンから節電操作を受け付けると、当該節電操作を受け付けたときの第1の明るさを第1の時間維持した後に第2の明るさに減光するように前記光源部を点灯させる。
別態様に係る照明装置において、前記第2の明るさは、前記第1の明るさに対して30%以上70%以下の範囲内にある。これにより節電効果が得られる。
別態様に係る照明装置において、前記制御部は、前記第2の明るさで第2の時間点灯させる。これにより、使用者が第2の明るさに変化したことに気づき、例えば消灯に向けての準備できる明るさの下で作業ができる。
別態様に係る照明装置において、前記ライトは、補助光源部を有し、前記制御部は、前記第2の時間経過後に前記光源部を消灯させ、前記補助光源部を第3の時間点灯させる。これにより節電効果が得られる。また、これにより使用者の節電意識を向上させることができる。
別態様に係る照明装置において、前記制御部は、前記第3の時間経過後に前記補助光源部を消灯させる。これにより節電効果が得られる。
前記第1の時間は前記第2の時間より長く、前記第2の時間は前記第3の時間よりも長い。これにより、消灯に向けての作業が可能となる。
別態様に係る照明装置において、前記ライトはブザーを備え、前記制御部は前記第1の時間の終了に合せて前記ブザーにブザー音を発生させる。これにより使用者の節電意識を向上させることができる。
<実施形態>
以下に本発明の一態様である照明装置について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、ライトがシーリングライトである照明装置を一例として説明する。
別態様に係る照明装置において、前記制御部は、前記第3の時間経過後に前記補助光源部を消灯させる。これにより節電効果が得られる。
前記第1の時間は前記第2の時間より長く、前記第2の時間は前記第3の時間よりも長い。これにより、消灯に向けての作業が可能となる。
別態様に係る照明装置において、前記ライトはブザーを備え、前記制御部は前記第1の時間の終了に合せて前記ブザーにブザー音を発生させる。これにより使用者の節電意識を向上させることができる。
<実施形態>
以下に本発明の一態様である照明装置について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、ライトがシーリングライトである照明装置を一例として説明する。
1.照明装置
照明装置1は、図1に示すように、ライトの一例であるシーリングライト3と、シーリングライト3を遠隔操作するためのリモコン5とを有する。シーリングライト3は、壁等に設けられたスイッチ(図示省略)の操作により点灯及び消灯する他、リモコン5の操作によっても点灯及び消灯する。
シーリングライト3はリモコン5からの節電モードの設定信号を受信すると節電モードで点灯する。
シーリングライト3は、電気消費情報を表示するための消費電力値を算出する消費電力値算出機能を有し、リモコン5からの信号により算出した消費電力値をリモコン5に送信する。
ここでのシーリングライト3は、上記の節電モード点灯機能や電気消費情報表示機能以外に、調光機能、調色機能、タイマー機能等の機能を少なくとも1つ有してもよく、リモコン5からの信号により調光したり、調色したりする。なお、シーリングライト3は他の機能を有してもよい。
以下、シーリングライト3及びリモコン5について説明する。
照明装置1は、図1に示すように、ライトの一例であるシーリングライト3と、シーリングライト3を遠隔操作するためのリモコン5とを有する。シーリングライト3は、壁等に設けられたスイッチ(図示省略)の操作により点灯及び消灯する他、リモコン5の操作によっても点灯及び消灯する。
シーリングライト3はリモコン5からの節電モードの設定信号を受信すると節電モードで点灯する。
シーリングライト3は、電気消費情報を表示するための消費電力値を算出する消費電力値算出機能を有し、リモコン5からの信号により算出した消費電力値をリモコン5に送信する。
ここでのシーリングライト3は、上記の節電モード点灯機能や電気消費情報表示機能以外に、調光機能、調色機能、タイマー機能等の機能を少なくとも1つ有してもよく、リモコン5からの信号により調光したり、調色したりする。なお、シーリングライト3は他の機能を有してもよい。
以下、シーリングライト3及びリモコン5について説明する。
2.シーリングライト
シーリングライト3を図1から図6を用いて説明する。ここでは図1〜図3を主に用いる。
シーリングライト3は天井等の設置面7に取り付けられて使用される。シーリングライト3は、ライト本体11と、ライト本体11に着脱自在に装着される透光性カバー13とで構成されている。透光性カバー13はライト本体11における設置面7と反対側を覆う。なお、シーリングライト3から光が出射される側を、表側、前側とする。
ライト本体11は設置面7の被取付部材9にアダプタ15を介して付け外し自在に取り付けられる。この後に透光性カバー13をライト本体11に装着することで、シーリングライト3が設置面7に取り付けられる。
被取付部材9として例えばロゼット、引掛けシーリング等がある。アダプタ15は被取付部材9に着脱自在に取り付けられる。
シーリングライト3を図1から図6を用いて説明する。ここでは図1〜図3を主に用いる。
シーリングライト3は天井等の設置面7に取り付けられて使用される。シーリングライト3は、ライト本体11と、ライト本体11に着脱自在に装着される透光性カバー13とで構成されている。透光性カバー13はライト本体11における設置面7と反対側を覆う。なお、シーリングライト3から光が出射される側を、表側、前側とする。
ライト本体11は設置面7の被取付部材9にアダプタ15を介して付け外し自在に取り付けられる。この後に透光性カバー13をライト本体11に装着することで、シーリングライト3が設置面7に取り付けられる。
被取付部材9として例えばロゼット、引掛けシーリング等がある。アダプタ15は被取付部材9に着脱自在に取り付けられる。
(1)ライト本体
ライト本体11を図3及び図4を主に使用して説明する。
ライト本体11は、複数のLED21から構成される光源部23、光源部23の動作を制御するための回路部25、中央に開口26を有し開口26の周りに光源部23を搭載する搭載部27、アダプタ15に付け外し自在に取り付けられる取付部29、透光性カバー13を取り付けるためのカバー取付部31、リモコン5と通信するための通信部60(図8参照)とを少なくとも有している。
ライト本体11は、上記構成以外に、例えば、光源部23を覆う光源カバー部33、回路部25を収容する回路収容部35、搭載部27の開口26を覆うセンタカバー部37の少なくとも1つを有してもよい。また、ライト本体11は光源部23以外に補助光源部を有してもよく、ここでは、補助光源部として常夜灯59を有している。
以下、各部について説明する。
ライト本体11を図3及び図4を主に使用して説明する。
ライト本体11は、複数のLED21から構成される光源部23、光源部23の動作を制御するための回路部25、中央に開口26を有し開口26の周りに光源部23を搭載する搭載部27、アダプタ15に付け外し自在に取り付けられる取付部29、透光性カバー13を取り付けるためのカバー取付部31、リモコン5と通信するための通信部60(図8参照)とを少なくとも有している。
ライト本体11は、上記構成以外に、例えば、光源部23を覆う光源カバー部33、回路部25を収容する回路収容部35、搭載部27の開口26を覆うセンタカバー部37の少なくとも1つを有してもよい。また、ライト本体11は光源部23以外に補助光源部を有してもよく、ここでは、補助光源部として常夜灯59を有している。
以下、各部について説明する。
(1−1)光源部
光源部23を図3〜図5を主に使用して説明する。
光源部23は、複数個のLED21と、複数個のLED21を実装するための1枚又は複数枚(ここでは8枚である。)の実装基板41とを有する。複数個のLED21は光色が異なる複数種類が用いられている。ここでの複数個のLED21は、電球色と昼光色との2種類からなり、異なる給電路で電力が給電される(図10参照)。なお、LED21の発光色を区別する場合、電球色用のLEDの符号を「21a」とし、昼光色用のLEDの符号を「21b」とする。
複数枚の実装基板41は中央が開口するように環状に配され、周方向に隣接する実装基板41はリード線42により接続される。
光源部23を図3〜図5を主に使用して説明する。
光源部23は、複数個のLED21と、複数個のLED21を実装するための1枚又は複数枚(ここでは8枚である。)の実装基板41とを有する。複数個のLED21は光色が異なる複数種類が用いられている。ここでの複数個のLED21は、電球色と昼光色との2種類からなり、異なる給電路で電力が給電される(図10参照)。なお、LED21の発光色を区別する場合、電球色用のLEDの符号を「21a」とし、昼光色用のLEDの符号を「21b」とする。
複数枚の実装基板41は中央が開口するように環状に配され、周方向に隣接する実装基板41はリード線42により接続される。
(1−2)回路部
回路部25を図3、図4及び図8を主に使用して説明する。
回路部25は、複数個の電子部品43,45と、複数個の電子部品43,45が実装される1枚又は複数枚(ここでは1枚である。)の回路基板47とを有する。なお、便宜上、複数個の電子部品のうち、2個の電子部品に符号「43」、「45」を付している。
複数個の電子部品43,45により、例えば、電源手段201、供給手段203、制御手段205等が構成される。なお制御手段205は本発明の「制御部」の一例に相当する。制御手段205は、リモコン5からの信号により、光源部23や常夜灯59を点灯及び消灯したり、節電モードで光源部23や常夜灯59を点灯させたり等の動作を制御する。制御手段205は、リモコン5からの指示(信号)で消費電力値を算出して当該消費電力値をリモコン5への送信したりする。
回路基板47が回路収容部35に取り付けられ、回路収容部35が搭載部27の裏面側に取り付けられる。なお、回路部25のブロック図、制御手段205のフローチャート、節電モード等については後述する。
回路部25を図3、図4及び図8を主に使用して説明する。
回路部25は、複数個の電子部品43,45と、複数個の電子部品43,45が実装される1枚又は複数枚(ここでは1枚である。)の回路基板47とを有する。なお、便宜上、複数個の電子部品のうち、2個の電子部品に符号「43」、「45」を付している。
複数個の電子部品43,45により、例えば、電源手段201、供給手段203、制御手段205等が構成される。なお制御手段205は本発明の「制御部」の一例に相当する。制御手段205は、リモコン5からの信号により、光源部23や常夜灯59を点灯及び消灯したり、節電モードで光源部23や常夜灯59を点灯させたり等の動作を制御する。制御手段205は、リモコン5からの指示(信号)で消費電力値を算出して当該消費電力値をリモコン5への送信したりする。
回路基板47が回路収容部35に取り付けられ、回路収容部35が搭載部27の裏面側に取り付けられる。なお、回路部25のブロック図、制御手段205のフローチャート、節電モード等については後述する。
(1−3)搭載部
搭載部27を図2及び図4を主に使用して説明する。
搭載部27は中央に開口26を有する板状をしている。開口26にはアダプタ15が嵌合する。ここでの搭載部27の概観形状は床側(表側)から見たときに円形状をしているが、例えば外観形状が正方形、長方形等の他の形状であってもよい。
搭載部27の表面には、開口26が存在する内側から外側に向けて、光源部23を搭載するための光源部搭載領域、光源カバー部33を取り付けるための光源カバー取付領域、カバー取付部31を搭載するためのカバー取付部搭載領域が設けられている。搭載部27の裏面における開口26の周辺部には取付部29を搭載するための取付部搭載領域が設けられている。
搭載部27を図2及び図4を主に使用して説明する。
搭載部27は中央に開口26を有する板状をしている。開口26にはアダプタ15が嵌合する。ここでの搭載部27の概観形状は床側(表側)から見たときに円形状をしているが、例えば外観形状が正方形、長方形等の他の形状であってもよい。
搭載部27の表面には、開口26が存在する内側から外側に向けて、光源部23を搭載するための光源部搭載領域、光源カバー部33を取り付けるための光源カバー取付領域、カバー取付部31を搭載するためのカバー取付部搭載領域が設けられている。搭載部27の裏面における開口26の周辺部には取付部29を搭載するための取付部搭載領域が設けられている。
(1−4)取付部
取付部29を図2及び図3を主に使用して説明する。
取付部29は底壁に開口を有する有底筒状をしている。筒壁の前端が搭載部27に当接し且つ底壁の裏面が回路収容部35に当接する状態で、取付部29の開口の周辺部が回路収容部35に固定される。取付部29のアダプタ15への取り付けはアダプタ15の係止爪15aが取付部29の底壁の表面であって開口の周辺部に係合することで行われる。
取付部29を図2及び図3を主に使用して説明する。
取付部29は底壁に開口を有する有底筒状をしている。筒壁の前端が搭載部27に当接し且つ底壁の裏面が回路収容部35に当接する状態で、取付部29の開口の周辺部が回路収容部35に固定される。取付部29のアダプタ15への取り付けはアダプタ15の係止爪15aが取付部29の底壁の表面であって開口の周辺部に係合することで行われる。
(1−5)カバー取付部
カバー取付部31を図4を主に使用して説明する。
カバー取付部31は、複数個(ここでは3個である。)あり、搭載部27の表面であって光源カバー部33の外側部分を周方向に間隔をおいた複数個所に設けられている。カバー取付部31は、後述の後カバー71の後端部を搭載部27の表面に当接させた状態で搭載部27の開口26を中心として後カバー71を所定方向に回転させたときに、後カバー71の係合凸部81(図3参照)が挿入して係合する係合凹部を有している。
カバー取付部31を図4を主に使用して説明する。
カバー取付部31は、複数個(ここでは3個である。)あり、搭載部27の表面であって光源カバー部33の外側部分を周方向に間隔をおいた複数個所に設けられている。カバー取付部31は、後述の後カバー71の後端部を搭載部27の表面に当接させた状態で搭載部27の開口26を中心として後カバー71を所定方向に回転させたときに、後カバー71の係合凸部81(図3参照)が挿入して係合する係合凹部を有している。
(1−6)光源カバー部
光源カバー部33を図3及び図4を主に使用して説明する。
光源カバー部33は光源部23を表側から覆う。光源カバー部33は複数個(例えば4個である。)のカバー体51からなる。カバー体51は表側から見たときに円環を1/4にしたような形状をしている。カバー体51は横断面において中央部が張り出すドーム状をしている。カバー体51の外周部分が搭載部27の光源カバー取付領域に取り付けられる。
光源カバー部33を図3及び図4を主に使用して説明する。
光源カバー部33は光源部23を表側から覆う。光源カバー部33は複数個(例えば4個である。)のカバー体51からなる。カバー体51は表側から見たときに円環を1/4にしたような形状をしている。カバー体51は横断面において中央部が張り出すドーム状をしている。カバー体51の外周部分が搭載部27の光源カバー取付領域に取り付けられる。
(1−7)回路収容部
回路収容部35を図3を主に使用して説明する。
回路収容部35は、偏平な有底筒状をし、底壁に開口53を有している。底壁の表面(内面)に回路基板47が取り付けられ、開口53の周辺部に取付部29が取り付けられる。回路収容部35は筒壁の前端に外鍔部54を有し、当該外鍔部54が搭載部27に固定される。
回路収容部35を図3を主に使用して説明する。
回路収容部35は、偏平な有底筒状をし、底壁に開口53を有している。底壁の表面(内面)に回路基板47が取り付けられ、開口53の周辺部に取付部29が取り付けられる。回路収容部35は筒壁の前端に外鍔部54を有し、当該外鍔部54が搭載部27に固定される。
(1−8)センタカバー部
センタカバー部37を図3、図4及び図6を主に使用して説明する。
センタカバー部37は搭載部27の開口26を覆う状態で搭載部27の開口26の周辺部に取り付けられる。センタカバー部37は、筒部55と、筒部55の前端開口を開閉自在に閉じる蓋部57とを有している。ライト本体11をアダプタ15に取り付ける際には蓋部57を開状態にして行われる。なお、蓋部57には、常夜灯59、リモコン5へ信号(消費電力値)を送信するための送信素子61、リモコン5との通信チャンネルを切り替えるためのチャンネル63が設けられている。
センタカバー部37を図3、図4及び図6を主に使用して説明する。
センタカバー部37は搭載部27の開口26を覆う状態で搭載部27の開口26の周辺部に取り付けられる。センタカバー部37は、筒部55と、筒部55の前端開口を開閉自在に閉じる蓋部57とを有している。ライト本体11をアダプタ15に取り付ける際には蓋部57を開状態にして行われる。なお、蓋部57には、常夜灯59、リモコン5へ信号(消費電力値)を送信するための送信素子61、リモコン5との通信チャンネルを切り替えるためのチャンネル63が設けられている。
(1−9)通信部
通信部60を図5、図6及び図8を主に使用して設営する。
通信部60は、リモコン5へ信号を送信する送信素子61と、リモコン5からの信号を受信する受信素子67とを有している。
送信素子61は上記のようにセンタカバー部37の蓋部57に設けられている。受信素子67は光源部23の実装基板41の1つに設けられている。受信素子67が設けられる実装基板41は、回路部25からのケーブルに接続するためのコネクタ66,68が設けられている基板である。
通信部60を図5、図6及び図8を主に使用して設営する。
通信部60は、リモコン5へ信号を送信する送信素子61と、リモコン5からの信号を受信する受信素子67とを有している。
送信素子61は上記のようにセンタカバー部37の蓋部57に設けられている。受信素子67は光源部23の実装基板41の1つに設けられている。受信素子67が設けられる実装基板41は、回路部25からのケーブルに接続するためのコネクタ66,68が設けられている基板である。
(2)透光性カバー
透光性カバー13は、図3に示すように、ライト本体11に取り付けられる後カバー71と、後カバー71に付け外し自在に取り付けられる前カバー73とを有する。
透光性カバー13は、図3に示すように、ライト本体11に取り付けられる後カバー71と、後カバー71に付け外し自在に取り付けられる前カバー73とを有する。
(2−1)後カバー
後カバー71を図2〜図4を主に使用して説明する。
後カバー71は環状をしている。ここでは、円板状の搭載部27に対応して円環状をしている。後カバー71は、円環状の平坦部75と、平坦部75の外周縁から後方へと延伸する外筒部77と、平坦部75の内周縁から後方へと延伸する内筒部79とを有している。
内筒部79の後端縁には周方向に間隔を置いて円環の中心に向かって張り出する係合凸部81が設けられている。内筒部79には前カバー73の筒状部87の後端部分が嵌合する嵌合溝83と前カバー73の係合凸部95が係合する係合凹部84とを有している。
後カバー71は透明な透光性材料から構成されている。平坦部75は光を拡散させるダイヤカット模様を裏面に有する。
後カバー71を図2〜図4を主に使用して説明する。
後カバー71は環状をしている。ここでは、円板状の搭載部27に対応して円環状をしている。後カバー71は、円環状の平坦部75と、平坦部75の外周縁から後方へと延伸する外筒部77と、平坦部75の内周縁から後方へと延伸する内筒部79とを有している。
内筒部79の後端縁には周方向に間隔を置いて円環の中心に向かって張り出する係合凸部81が設けられている。内筒部79には前カバー73の筒状部87の後端部分が嵌合する嵌合溝83と前カバー73の係合凸部95が係合する係合凹部84とを有している。
後カバー71は透明な透光性材料から構成されている。平坦部75は光を拡散させるダイヤカット模様を裏面に有する。
(2−2)前カバー
前カバー73を図2及び図3を主に使用して説明する。
前カバー73は、中心に開口を有するドーム状部85と筒状部87とからなる第1カバー体89と、第1カバー体89の中央に配される第2カバー体91と、第1カバー体89と第2カバー体91との間に介在する第3カバー体93とを有している。
第1カバー体89と第2カバー体91は、透光性材料樹脂に拡散剤(例えば、シリコーン粒子)が混入されてなる、所謂乳白色カバーである。
第3カバー体93は透明な透光性材料から構成され、裏面が光を拡散させるダイヤカット面となっている。
第1カバー体89の筒状部87には外側に突出する係合凸部95を有し、当該係合凸部95が後カバー71の係合凹部84と係合する。
前カバー73を図2及び図3を主に使用して説明する。
前カバー73は、中心に開口を有するドーム状部85と筒状部87とからなる第1カバー体89と、第1カバー体89の中央に配される第2カバー体91と、第1カバー体89と第2カバー体91との間に介在する第3カバー体93とを有している。
第1カバー体89と第2カバー体91は、透光性材料樹脂に拡散剤(例えば、シリコーン粒子)が混入されてなる、所謂乳白色カバーである。
第3カバー体93は透明な透光性材料から構成され、裏面が光を拡散させるダイヤカット面となっている。
第1カバー体89の筒状部87には外側に突出する係合凸部95を有し、当該係合凸部95が後カバー71の係合凹部84と係合する。
3.リモコン
リモコン5を図1及び図7を主に利用して説明する。
リモコン5は筐体101と操作ユニット103とから構成される。リモコン5は、操作者の操作により、シーリングライト3を点灯及び消灯させる信号、節電モードで動作させる信号、明るさ(光度)及び光色を変更させる信号を送信したり、電気代や節電モードが動作している旨を表示したりする。
リモコン5を図1及び図7を主に利用して説明する。
リモコン5は筐体101と操作ユニット103とから構成される。リモコン5は、操作者の操作により、シーリングライト3を点灯及び消灯させる信号、節電モードで動作させる信号、明るさ(光度)及び光色を変更させる信号を送信したり、電気代や節電モードが動作している旨を表示したりする。
筐体101は、長尺の箱状をし、箱を上下に2分する上ケース105と下ケース107とから構成される。なお、操作者が操作する側を上側としている。上ケース105には、操作ボタン131用の複数の開口109、通信センサー144用の開口111及び表示部129用の開口113が設けられている。ここでの開口111,113は保護カバー115により覆われている。
下ケース107は、内部に収容するバッテリ(ここでは乾電池142であり、図示を省略する。)を交換するための開口117を有し、この開口117は開閉自在に蓋体119により塞がれる。保護カバー115は、複数個の操作ボタン131の一部の操作ボタン131も覆い、操作ボタン131用の開口123を有している。
下ケース107は、内部に収容するバッテリ(ここでは乾電池142であり、図示を省略する。)を交換するための開口117を有し、この開口117は開閉自在に蓋体119により塞がれる。保護カバー115は、複数個の操作ボタン131の一部の操作ボタン131も覆い、操作ボタン131用の開口123を有している。
操作ユニット103は、操作部125と操作回路部127と表示部129とを有する。
操作部125は、複数個の操作ボタン131を有し、例えばゴム材料等を利用して一体化されている。
複数個の操作ボタン131には、点灯操作ボタン、消灯点灯ボタン、電気代表示ボタン131aや節電操作ボタン131b等が含まれている。
操作回路部127は、複数個の電子部品(図示省略)と、通信センサー144と、複数個の電子部品及び通信センサー144が実装される操作基板137とを有し、上記機能を発揮するように回路構成されている。なお、通信センサー144は、送信素子133と受信素子135とを有している。
表示部129は電気代や動作中の節電モードを表示する。表示部129は、電気代や節電モード以外に、例えば時刻や点灯状態等を表示してもよい。表示部129は液晶表示手段141が利用され、操作基板137に設けられている。
操作部125は、複数個の操作ボタン131を有し、例えばゴム材料等を利用して一体化されている。
複数個の操作ボタン131には、点灯操作ボタン、消灯点灯ボタン、電気代表示ボタン131aや節電操作ボタン131b等が含まれている。
操作回路部127は、複数個の電子部品(図示省略)と、通信センサー144と、複数個の電子部品及び通信センサー144が実装される操作基板137とを有し、上記機能を発揮するように回路構成されている。なお、通信センサー144は、送信素子133と受信素子135とを有している。
表示部129は電気代や動作中の節電モードを表示する。表示部129は、電気代や節電モード以外に、例えば時刻や点灯状態等を表示してもよい。表示部129は液晶表示手段141が利用され、操作基板137に設けられている。
4.制御
(1)シーリングライト
(1-1)構造
シーリングライト3のブロック図について図8を利用して説明する。
回路部25は、例えば、電源手段201、供給手段203、制御手段205を有している。電源手段201は商用電源を直流電力に変換する。ここでの電源手段201は例えば整流回路207及び直流電圧変換回路209を含む。
(1)シーリングライト
(1-1)構造
シーリングライト3のブロック図について図8を利用して説明する。
回路部25は、例えば、電源手段201、供給手段203、制御手段205を有している。電源手段201は商用電源を直流電力に変換する。ここでの電源手段201は例えば整流回路207及び直流電圧変換回路209を含む。
供給手段203は制御手段205の指示に従って電源手段201から出力された直流電力を電球色用のLED21a及び昼光色用のLED21bに対応するように変換して供給する。ここでの供給手段203は例えば電源手段201に対して並列に設けられた第1PWM回路211と第2PWM回路213と第3PWM回路214とから構成される。なお、第1PWM回路211の供給先はLED21aであり、第2PWM回路213の供給先はLED21bであり、第3PWM回路214の供給先は常夜灯59である。
制御手段205は、光源部23や常夜灯59に電力を供給したり、電力供給を停止したり等の点灯・消灯の制御を行う。制御手段205は、通信部60の受信素子67を介してリモコン5から受信した指示(信号)に従って電球色用のLED21a及び昼光色用のLED21bの光出力を制御して、調光及び調色する。
制御手段205は、受信素子67を介して節電モードの設定がされる(節電操作を受け付ける)と、これまでの点灯から節電モードに切り替えて点灯させる。なお、点灯・消灯等の動作制御は制御手段205が第1PWM回路211、第2PWM回路213及び第3PWM回路214に出力するデューティ比により行われる。
制御手段205は、受信素子67を介して節電モードの設定がされる(節電操作を受け付ける)と、これまでの点灯から節電モードに切り替えて点灯させる。なお、点灯・消灯等の動作制御は制御手段205が第1PWM回路211、第2PWM回路213及び第3PWM回路214に出力するデューティ比により行われる。
制御手段205はLED21a,21bの消費電力値の算出を行う。制御手段205は通信部60の受信素子67を介してリモコン5から消費電力値要求の信号を受信すると、算出した消費電力値を送信素子61を介してリモコン5へと送信する。
ここでの制御手段205は例えばCPU215、時間カウンタ217、メモリー219、ブザー220等を含む。なお、時間カウンタ217は時間を計測する時間計測回路の一例である。
ここでの制御手段205は例えばCPU215、時間カウンタ217、メモリー219、ブザー220等を含む。なお、時間カウンタ217は時間を計測する時間計測回路の一例である。
CPU215は、リモコン5から節電モードの設定信号を受信すると節電モードで点灯し、リモコン5から節電モードの解除信号を受信すると節電モードでの点灯をデフォルトで設定されている通常点灯に切り替える。
CPU215はリモコン5の指示に従って当該指示に対応するデューティ比をメモリー219から取得して第1PWM回路211、第2PWM回路213及び場合によっては第3PWM回路214に出力する。CPU215はLED21a,21bを発光させると、一定時間点灯毎に消費電力値を算出してメモリー219に累積させて記憶する。消費電力値の算出は、第1PWM回路211及び第2PWM回路213に出力したデューティ比に対応する電流・電圧と、時間カウンタ217から取得した点灯時間とから計算される。CPU215は、リモコン5から消費電力値要求を受信すると、メモリー219に記憶している消費電力値を送信する。
CPU215はリモコン5の指示に従って当該指示に対応するデューティ比をメモリー219から取得して第1PWM回路211、第2PWM回路213及び場合によっては第3PWM回路214に出力する。CPU215はLED21a,21bを発光させると、一定時間点灯毎に消費電力値を算出してメモリー219に累積させて記憶する。消費電力値の算出は、第1PWM回路211及び第2PWM回路213に出力したデューティ比に対応する電流・電圧と、時間カウンタ217から取得した点灯時間とから計算される。CPU215は、リモコン5から消費電力値要求を受信すると、メモリー219に記憶している消費電力値を送信する。
時間カウンタ217はCPU215からの指示により時間の計測(カウント)を開始する。CPU215からの指示は、例えば、節電モードの設定時、点灯の開始(消費電力算出用である。)時である。
メモリー219は、リモコン5から送信されてくる点灯条件(明るさや光色である。)に対応する第1PWM回路211及び第2PWM回路213のデューティ比やそのデューティ比に対応する電流・電圧等を記憶する他、CPU215が算出した消費電力値を記憶する。なお、メモリー219は電源供給がなくても記憶保持できる不揮発性メモリーである。
ブザー220は、リモコン5から点灯信号を受信した際にその受信を使用者に知らせるブザー音を発生したり、節電モード中の点灯条件の変化に合わせてブザー音を発生する。なお、ブザー220は、回路部25の回路基板47に設けられている。
メモリー219は、リモコン5から送信されてくる点灯条件(明るさや光色である。)に対応する第1PWM回路211及び第2PWM回路213のデューティ比やそのデューティ比に対応する電流・電圧等を記憶する他、CPU215が算出した消費電力値を記憶する。なお、メモリー219は電源供給がなくても記憶保持できる不揮発性メモリーである。
ブザー220は、リモコン5から点灯信号を受信した際にその受信を使用者に知らせるブザー音を発生したり、節電モード中の点灯条件の変化に合わせてブザー音を発生する。なお、ブザー220は、回路部25の回路基板47に設けられている。
(2−2)節電モード
節電モードを図9を利用して説明する。
節電モードは、設定時(節電操作を受け付けたとき)の点灯から徐々に暗くした後に常夜灯59を点灯させ、その後に消灯するようなモードである。ここでは、節電モード設定時の点灯(設定時点灯)の第1の明るさI1を第1の時間T1の期間維持し、その後設定時点灯よりも暗い第2の明るさI2にして第2の時間T2の期間点灯させる。第2の時間T2が終了すると、常夜灯59を第3の明るさI3で第3の時間T3の期間点灯させた後、消灯する。
ここで、第1の時間T1は第2の時間T2よりも長く、第2の時間T2は第3の時間T3よりも長い。また、第1の明るさI1は第2の明るさI2よりも明るく、第2の明るさI2は第3の明るさI3よりも明るい。具体的な時間の例としては、第1の時間T1が3時間、第2の時間T2が10分、第3の時間T3が3分である。
なお、節電モード中の第1の時間T1及び第2の時間T2中に、使用者がリモコン5により明るさを変更した場合は、当該変更が優先される。
例えば、第1の時間T1中に第1の明るさI1が変更された場合、第2の明るさI2は変更後の第1の明るさI1を基準にして決定される。第2の時間T2中に第2の明るさI2が変更された場合、第2の時間T2経過後に、第2の明るさI2の変更に関係なく補助光源部(59)が第3の明るさI3で点灯される。
節電モードを図9を利用して説明する。
節電モードは、設定時(節電操作を受け付けたとき)の点灯から徐々に暗くした後に常夜灯59を点灯させ、その後に消灯するようなモードである。ここでは、節電モード設定時の点灯(設定時点灯)の第1の明るさI1を第1の時間T1の期間維持し、その後設定時点灯よりも暗い第2の明るさI2にして第2の時間T2の期間点灯させる。第2の時間T2が終了すると、常夜灯59を第3の明るさI3で第3の時間T3の期間点灯させた後、消灯する。
ここで、第1の時間T1は第2の時間T2よりも長く、第2の時間T2は第3の時間T3よりも長い。また、第1の明るさI1は第2の明るさI2よりも明るく、第2の明るさI2は第3の明るさI3よりも明るい。具体的な時間の例としては、第1の時間T1が3時間、第2の時間T2が10分、第3の時間T3が3分である。
なお、節電モード中の第1の時間T1及び第2の時間T2中に、使用者がリモコン5により明るさを変更した場合は、当該変更が優先される。
例えば、第1の時間T1中に第1の明るさI1が変更された場合、第2の明るさI2は変更後の第1の明るさI1を基準にして決定される。第2の時間T2中に第2の明るさI2が変更された場合、第2の時間T2経過後に、第2の明るさI2の変更に関係なく補助光源部(59)が第3の明るさI3で点灯される。
(2−3)フローチャート
本例の照明装置1は、壁スイッチの「ON」、「OFF」やリモコン5の「ON」、「OFF」操作でシーリングライト3が点灯・消灯し、リモコン5の「節電モード」操作でシーリングライト3が節電モードで点灯・消灯する。
節電モードを動作させるときのCPU215のフローチャートについて図10を利用して説明する。
本例の照明装置1は、壁スイッチの「ON」、「OFF」やリモコン5の「ON」、「OFF」操作でシーリングライト3が点灯・消灯し、リモコン5の「節電モード」操作でシーリングライト3が節電モードで点灯・消灯する。
節電モードを動作させるときのCPU215のフローチャートについて図10を利用して説明する。
壁スイッチが「ON」されるとCPU215のプログラムはスタートする。CPU215は、壁スイッチの「ON」により電力供給がなされると初期値(デフォルト)の点灯条件で点灯し(S1)、計測時間T、変数Kを0(ゼロ)にする(S3)。
ここでの計測時間Tは時間カウンタ217が計測する時間であり、「T=0(ゼロ)」は時間を計測していないことを示し、「T」が「0」以外の場合は時間を計測していることを示す。また、変数Kは節電モードが動作しているか否かを示す変数であり、「K=0(ゼロ)」は節電モードで点灯していないことを示し、「K=1」は節電モードで点灯していることを示す。
ここでの計測時間Tは時間カウンタ217が計測する時間であり、「T=0(ゼロ)」は時間を計測していないことを示し、「T」が「0」以外の場合は時間を計測していることを示す。また、変数Kは節電モードが動作しているか否かを示す変数であり、「K=0(ゼロ)」は節電モードで点灯していないことを示し、「K=1」は節電モードで点灯していることを示す。
ステップS5において壁スイッチが「OFF」されたか否かを判定する。壁スイッチが「OFF」された場合(「Yes」である。)は消灯(S7)して終了する。壁スイッチが「OFF」されていない場合(「No」である。)はステップS9に進む。
ステップS9においてリモコン5から「ON」信号を受信したか否かを判定する。「ON」信号はシーリングライト3の点灯を指示する信号である。「ON」信号を受信している場合(「Yes」である。)は点灯処理(S11)を行ってステップS13に進み、「ON」信号を受信していない場合(「No」である。)はステップS13に進む。なお、点灯中に「ON」信号を受信した場合はそのまま点灯を続ける。
ステップS13においてリモコン5から「OFF」信号を受信したか否かを判定する。「OFF」信号はシーリングライト3の消灯を指示する信号である。「OFF」信号を受信している場合(「Yes」である。)は消灯処理(S15)を行ってステップS17に進み、「OFF」信号を受信していない場合(「No」である。)はステップS17に進む。
なお、節電モードの点灯中にリモコン5から「OFF」信号を受信すると、節電モードのプログラムはそのまま継続して(時間カウンタ217の時間カウントは継続している)、点灯だけ中断(消灯)する。なお、「OFF」信号によって点灯を中断(消灯)した状態を「節電モード中の消灯状態」という。節電モード中の消灯状態で「ON」信号を受信すると、節電モードの点灯が中断なく継続していた場合と同じ点灯条件(明るさ)で点灯が開始される。
なお、節電モードの点灯中にリモコン5から「OFF」信号を受信すると、節電モードのプログラムはそのまま継続して(時間カウンタ217の時間カウントは継続している)、点灯だけ中断(消灯)する。なお、「OFF」信号によって点灯を中断(消灯)した状態を「節電モード中の消灯状態」という。節電モード中の消灯状態で「ON」信号を受信すると、節電モードの点灯が中断なく継続していた場合と同じ点灯条件(明るさ)で点灯が開始される。
ステップS17において変数Kが「1」であるか否かを判定する。「K=1」の場合(「Yes」である。)はすでに節電モード中であり、そのまま節電モードで継続すべくステップS23に進んで節電モード処理を行う。「K=0」の場合(「No」である。)は節電モードが動作しておらず、ステップS19においてリモコン5で節電モードが設定されたか否かを判定する。
ステップS19において節電モードが設定された場合(「Yes」である。)は変数Kを「1」にし(S21)、ステップS23で節電モード処理を行う。節電モードが設定されていない場合(「No」である。)はステップS25に進む。
ステップS25においてリモコン5で節電モードが解除されたか否かを判定する。解除された場合(「Yes」である。)はデフォルトで設定されている通常点灯に切り替えて通常点灯した(S27)後ステップS5に戻る。節電モードが解除されていない場合(「No」である。)はステップS5に戻る。
(2−4)点灯処理(ステップS11)
点灯処理について図11を利用して説明する。
処理がスタートすると、変数Lが「1」であるか否かを判定する(S31)。変数Lは節電モード中の点灯・消灯状態を示す変数である。「0(ゼロ)」は節電モード中の消灯した状態を示し、「1」は節電モード中の点灯した状態を示す。
変数Lが「1」でない場合(「No」である。)は点灯中であるか否かを判定する(S33)。本ステップにおいて点灯中と判定された場合(「Yes」である。)は、そのまま継続して点灯し(S35)、メインルーチンに戻る。
点灯処理について図11を利用して説明する。
処理がスタートすると、変数Lが「1」であるか否かを判定する(S31)。変数Lは節電モード中の点灯・消灯状態を示す変数である。「0(ゼロ)」は節電モード中の消灯した状態を示し、「1」は節電モード中の点灯した状態を示す。
変数Lが「1」でない場合(「No」である。)は点灯中であるか否かを判定する(S33)。本ステップにおいて点灯中と判定された場合(「Yes」である。)は、そのまま継続して点灯し(S35)、メインルーチンに戻る。
ステップS31において変数Lが「1」である場合(「Yes」である。)は、節電モードで消灯状態中での点灯指示であり、その後点灯するために節電モード中の点灯であることを示す変数Lを「0」として(S37)、メインルーチンに戻る。なお、ここでは点灯せずに節電モード処理(S23)で点灯させるようにしている。
ステップS33において点灯中でない場合(「No」である。)は節電モード中での消灯でなく通常の消灯であることを意味し、通常点灯を行って(S39)、メインルーチンに戻る。
ステップS33において点灯中でない場合(「No」である。)は節電モード中での消灯でなく通常の消灯であることを意味し、通常点灯を行って(S39)、メインルーチンに戻る。
(2−5)消灯処理(S15)
消灯処理について図12を利用して説明する。
処理がスタートすると、変数Lが「1」であるか否かを判定する(S41)。変数Lが「1」でない場合(「No」である。)は点灯中であるか否かを判定する(S43)。本ステップにおいて点灯中と判定された場合(「Yes」である。)は、その点灯が節電モードでの点灯か否かを示す変数Kが「1」であるか否かを判定する(S45)。
消灯処理について図12を利用して説明する。
処理がスタートすると、変数Lが「1」であるか否かを判定する(S41)。変数Lが「1」でない場合(「No」である。)は点灯中であるか否かを判定する(S43)。本ステップにおいて点灯中と判定された場合(「Yes」である。)は、その点灯が節電モードでの点灯か否かを示す変数Kが「1」であるか否かを判定する(S45)。
ステップS45において変数Kが「1」である場合(「Yes」である。)は、節電モードでの消灯状態を表す変数Lを「1」とした(S47)後、消灯させて(S49)、メインルーチンへ戻る。
ステップS41において変数Lが「1」である場合はすでに消灯しており、そのままサブルーチンへと戻る。
ステップS43において点灯中でない場合(「No」である。)はそのままサブルーチンへと戻る。
ステップS45において変数Kが「1」でない場合(「No」である。)は、通常点灯中であり、消灯させた(S49)後、メインルーチンへ戻る。
ステップS43において点灯中でない場合(「No」である。)はそのままサブルーチンへと戻る。
ステップS45において変数Kが「1」でない場合(「No」である。)は、通常点灯中であり、消灯させた(S49)後、メインルーチンへ戻る。
(2−6)節電モード処理
節電モード処理について図13を利用して説明する。
処理がスタートすると、時間カウンタ217が計測する計測時間Tが「0」であるか否かを判定する(S51)。計測時間Tが「0」でない場合(「No」である。)は、時間カウンタ217は時間計測を開始しているため、ステップS53に進む。計測時間Tが「0」の場合(「Yes」である。)は時間カウンタ217は時間計測を開始していないため、時間カウンタ217に時間のカウントをスタートさせて(S52)、ステップS53に進む。
節電モード処理について図13を利用して説明する。
処理がスタートすると、時間カウンタ217が計測する計測時間Tが「0」であるか否かを判定する(S51)。計測時間Tが「0」でない場合(「No」である。)は、時間カウンタ217は時間計測を開始しているため、ステップS53に進む。計測時間Tが「0」の場合(「Yes」である。)は時間カウンタ217は時間計測を開始していないため、時間カウンタ217に時間のカウントをスタートさせて(S52)、ステップS53に進む。
ステップS53において変数Lが「1」であるか否かを判定する。変数Lが「1」である場合は消灯中であるためそのままメインルーチンへ戻る。
ステップS53において変数Lが「1」でない場合(「No」である。)は、節電モードの設定開始又は節電モード中であり、計測時間Tが「T1」未満か否かを判定する(S55)。計測時間Tが第1の時間T1未満の場合(「Yes」である。)は現状の点灯(第1の明るさI1)を維持し(S57)、計測時間Tが「T1」を超えている場合(「No」である。)はステップS59に進む。
ステップS53において変数Lが「1」でない場合(「No」である。)は、節電モードの設定開始又は節電モード中であり、計測時間Tが「T1」未満か否かを判定する(S55)。計測時間Tが第1の時間T1未満の場合(「Yes」である。)は現状の点灯(第1の明るさI1)を維持し(S57)、計測時間Tが「T1」を超えている場合(「No」である。)はステップS59に進む。
ステップS59において計測時間Tが「T2」未満か否かを判定する。計測時間Tが第2の時間T2未満の場合(「Yes」である。)は、変数M1が「0」であるか否かを判定する(S61)。変数M1は第1の明るさI1を半分にした第2の明るさI2で点灯させているか否かを示す変数である。「0(ゼロ)」は点灯させていない場合であり、「1」は点灯させている場合である。
変数M1が「0」の場合(「Yes」である。)は変数M1を「1」とすると共にブザー220にブザー音を発生させた(S63)後、明るさを半分(第2の明るさI2)に設定し(S65)、その設定で点灯させる(S67)。変数M1が「0」でない場合(「NO」である。)は第2の明るさI2の設定が終わっており、そのままの設定で点灯させて(S67)、メインルーチンに戻る。
変数M1が「0」の場合(「Yes」である。)は変数M1を「1」とすると共にブザー220にブザー音を発生させた(S63)後、明るさを半分(第2の明るさI2)に設定し(S65)、その設定で点灯させる(S67)。変数M1が「0」でない場合(「NO」である。)は第2の明るさI2の設定が終わっており、そのままの設定で点灯させて(S67)、メインルーチンに戻る。
ステップS71において計測時間Tが「T3」未満か否かを判定する。計測時間Tが第3の時間T3未満の場合(「Yes」である。)は、常夜灯59を点灯させていることを示す変数M2が「0」であるか否かを判定する(S73)。変数M2は常夜灯59を点灯させているか否かを示す変数である。「0(ゼロ)」は点灯させていない場合であり、「1」は点灯させている場合である。
変数M2が「0」の場合(「Yes」である。)は変数M2を「1」とすると共にブザー220にブザー音を発生させた(S75)後、光源部23を消灯させて第3PWM回路214に常夜灯59を第3の明るさI3で点灯させて(S77)、メインルーチンに戻る。変数M2が「0」でない場合(「NO」である。)はそのまま第3PWM回路214に常夜灯59を第3の明るさI3で点灯させて(S77)、メインルーチンに戻る。
変数M2が「0」の場合(「Yes」である。)は変数M2を「1」とすると共にブザー220にブザー音を発生させた(S75)後、光源部23を消灯させて第3PWM回路214に常夜灯59を第3の明るさI3で点灯させて(S77)、メインルーチンに戻る。変数M2が「0」でない場合(「NO」である。)はそのまま第3PWM回路214に常夜灯59を第3の明るさI3で点灯させて(S77)、メインルーチンに戻る。
ステップS71において計測時間Tが第3の時間T3を超えている場合(「No」である。)は、常夜灯59を消灯させると共にブザー220にブザー音を発生させて(S79)、変数K,M1,M2,Lを「0」にし、時間カウンタ217を停止させて計測時間Tを「0」にして(S81)、メインルーチンへ戻る。
(3)リモコン
(3−1)構造
リモコン5のブロック図について図14を利用して説明する。
操作回路部127は、例えば、CPU251、メモリー253、時間カウンタ255、時計257を有している。操作回路部127は、操作ボタン131、液晶表示手段141、バッテリ、通信センサー144に接続されている。なお、バッテリはここでは乾電池142が利用されている。
操作回路部127は、操作者が行う操作ボタン131の操作内容を受け付けたり、受け付けた内容を液晶表示手段141に表示させたり、受け付けた内容を通信センサー144の送信素子133からシーリングライト3に送信したり、シーリングライト3から送信された消費電力値を通信センサー144の受信素子135から受信したりする。なお、操作回路部127は乾電池142から受電する。
(3−1)構造
リモコン5のブロック図について図14を利用して説明する。
操作回路部127は、例えば、CPU251、メモリー253、時間カウンタ255、時計257を有している。操作回路部127は、操作ボタン131、液晶表示手段141、バッテリ、通信センサー144に接続されている。なお、バッテリはここでは乾電池142が利用されている。
操作回路部127は、操作者が行う操作ボタン131の操作内容を受け付けたり、受け付けた内容を液晶表示手段141に表示させたり、受け付けた内容を通信センサー144の送信素子133からシーリングライト3に送信したり、シーリングライト3から送信された消費電力値を通信センサー144の受信素子135から受信したりする。なお、操作回路部127は乾電池142から受電する。
CPU251は節電操作ボタン131bの設定操作を受け付けると設定信号を送信素子133から送信する。これに合せてCPU251は設定モードが動作中である旨を表示するように液晶表示手段141に指示する。CPU251は節電操作ボタン131bの解除操作を受け付けると解除信号を送信素子133から送信し、表示されていた「節電モード」を消すように液晶表示手段141に指示する(非表示とする)。
CPU251は、電気代表示ボタン131aの操作を受け付けると、消費電力値要求の信号を送信素子133から送信する。CPU251は、受信素子135から消費電力値を受け付けると、受け付けた消費電力値に電力の目安単価を掛けて算出した電気代を液晶表示手段141に表示させる。
CPU251は、電気代表示ボタン131aの操作を受け付けると、消費電力値要求の信号を送信素子133から送信する。CPU251は、受信素子135から消費電力値を受け付けると、受け付けた消費電力値に電力の目安単価を掛けて算出した電気代を液晶表示手段141に表示させる。
(3−2)フローチャート
節電モードに関するリモコン5のCPU251のフローチャートについて図15を利用して説明する。
リモコン5内に乾電池142がセットされるとCPU251のプログラムはスタートする。CPU251は、スタートすると、操作者が点灯操作ボタンを操作したか否かを判定する。つまり、点灯が要求された否かを判定する(S101)。
ステップS101において点灯要求がされている場合(「Yes」である。)は「ON」信号を送信素子133から送信し(S103)、ステップS105に進む。点灯要求されていない場合(「No」である。)はステップS105に進む。
節電モードに関するリモコン5のCPU251のフローチャートについて図15を利用して説明する。
リモコン5内に乾電池142がセットされるとCPU251のプログラムはスタートする。CPU251は、スタートすると、操作者が点灯操作ボタンを操作したか否かを判定する。つまり、点灯が要求された否かを判定する(S101)。
ステップS101において点灯要求がされている場合(「Yes」である。)は「ON」信号を送信素子133から送信し(S103)、ステップS105に進む。点灯要求されていない場合(「No」である。)はステップS105に進む。
ステップS105において操作者が消灯操作ボタンを操作したか否かを判定する。つまり、消灯が要求された否かを判定する。消灯要求がされている場合(「Yes」である。)は「OFF」信号を送信素子133から送信し(S107)、ステップS109に進む。消灯要求されていない場合(「No」である。)はステップS109に進む。
ステップS109において操作者が節電操作ボタン131bを設定操作したか否かを判定する。つまり、節電モードが設定されたか否かを判定する。設定された場合(「Yes」である。)は「設定」信号を送信素子133から送信し、設定された旨を液晶表示手段141に表示し、設定された旨を示す変数Eを「1」とし、時間カウンタ255をスタートさせる(S111)。そしてステップS113へと進む。
ステップS109において節電モードが設定されない場合(「No」である。)はステップS113に進む。なお、節電モードの設定は節電操作ボタン131bの長押しにより行われる。
ステップS109において節電モードが設定されない場合(「No」である。)はステップS113に進む。なお、節電モードの設定は節電操作ボタン131bの長押しにより行われる。
ステップS113において操作者が節電操作ボタン131bを解除操作したか否かを判定する。つまり、節電モードが解除された否かを判定する。解除された場合(「Yes」である。)は「解除」信号を送信素子133から送信し、変数Eを「0」として(S115)、ステップS117へと進む。変数Eは節電モードの設定・解除を示す変数である。「0(ゼロ)」は設定されていない(解除されている)場合であり、「1」は設定されている場合である。
ステップS113において節電モードが解除されていない場合(「No」である。)はステップS117に進む。
ステップS113において節電モードが解除されていない場合(「No」である。)はステップS117に進む。
ステップS117において変数Eが「0」であるか否かを判定する。「0」の場合(「Yes」である。)は節電モードが動作しておらず、そのままステップS101に戻る。「0」でない場合(「No」である。)は節電モードが動作しており、節電モードの動作が終了したか否かを判定する(ステップS121)。なお、節電モードの終了は時間カウンタ255の計測時間により判断される。
終了している場合(「Yes」である。)は節電モードが設定されている旨の液晶表示手段141の表示を非表示にして、変数Eを「0」として(S123)、ステップS101に戻る。ステップS121で終了していない場合(「No」である。)はステップS101に戻る。
終了している場合(「Yes」である。)は節電モードが設定されている旨の液晶表示手段141の表示を非表示にして、変数Eを「0」として(S123)、ステップS101に戻る。ステップS121で終了していない場合(「No」である。)はステップS101に戻る。
<変形例>
以上、実施形態に係る照明装置を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
以上、実施形態に係る照明装置を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
1.ライト
(1)構造
実施形態におけるライトはシーリングライト3であったが、ライトは他のタイプであってもよい。他のタイプとしては、壁掛け式、ペンダント式、埋設式等がある。
実施形態における光源部はLEDにより構成されていたが、光源部は、例えば、蛍光灯、有機EL素子等により構成されてもよい。
実施形態のライト(シーリングライト3)は調光及び調色可能に構成されていたが、例えば、調光のみ可能な構成であってもよいし、調色のみ可能な構成であってもよいし、また、光度及び光色が一定な構成であってもよい。
(1)構造
実施形態におけるライトはシーリングライト3であったが、ライトは他のタイプであってもよい。他のタイプとしては、壁掛け式、ペンダント式、埋設式等がある。
実施形態における光源部はLEDにより構成されていたが、光源部は、例えば、蛍光灯、有機EL素子等により構成されてもよい。
実施形態のライト(シーリングライト3)は調光及び調色可能に構成されていたが、例えば、調光のみ可能な構成であってもよいし、調色のみ可能な構成であってもよいし、また、光度及び光色が一定な構成であってもよい。
(2)回路部
実施形態の回路部25はLED21へ電力を供給するために信号線式(PWM制御)を利用したが、例えば位相制御式であってもよいし、他の方式であってもよい。
実施形態の回路部25は時間を計測する時間計測回路(時間カウンタ217)を有しているが、回路部は時間計測回路を有していなくてもよい。この場合、リモコンから時間情報を受信すればよい。
実施形態の回路部25はLED21へ電力を供給するために信号線式(PWM制御)を利用したが、例えば位相制御式であってもよいし、他の方式であってもよい。
実施形態の回路部25は時間を計測する時間計測回路(時間カウンタ217)を有しているが、回路部は時間計測回路を有していなくてもよい。この場合、リモコンから時間情報を受信すればよい。
2.リモコン
(1)構成
実施形態におけるリモコン5は赤外線を利用した無線タイプであるが、例えばライト(3)と配線を通じて接続されている有線タイプであってもよい。また、リモコンは、携帯タイプ(携帯タイプを壁等に固定できるようにしたものも含む。)であってもよいし、固定タイプであってもよい。固定タイプのリモコンの場合、壁スイッチと別に存在してもよいし、壁スイッチと一体化したものであってもよい。実施形態におけるリモコン5はバッテリとして乾電池142を交換可能に備えるが、例えばバッテリとして充電式の電池を備えてもよいし、内蔵型の充電池を備えてもよい。
(1)構成
実施形態におけるリモコン5は赤外線を利用した無線タイプであるが、例えばライト(3)と配線を通じて接続されている有線タイプであってもよい。また、リモコンは、携帯タイプ(携帯タイプを壁等に固定できるようにしたものも含む。)であってもよいし、固定タイプであってもよい。固定タイプのリモコンの場合、壁スイッチと別に存在してもよいし、壁スイッチと一体化したものであってもよい。実施形態におけるリモコン5はバッテリとして乾電池142を交換可能に備えるが、例えばバッテリとして充電式の電池を備えてもよいし、内蔵型の充電池を備えてもよい。
(2)節電モードの動作表示
実施形態では節電モードの動作表示をリモコン5の液晶表示手段141で行っているが、他の方法で節電モードの動作を報知してもよい。報知の方法としては例えば、節電操作ボタン131bの内部にLEDを設けて点灯させる方法等がある。
また、節電モードの動作表示をライト側に設けてもよい。一例としては、センタカバーに光源部の光色と異なる光色のLEDを設け、節電モード中に点灯するようにすればよい。
実施形態では節電モードの動作表示をリモコン5の液晶表示手段141で行っているが、他の方法で節電モードの動作を報知してもよい。報知の方法としては例えば、節電操作ボタン131bの内部にLEDを設けて点灯させる方法等がある。
また、節電モードの動作表示をライト側に設けてもよい。一例としては、センタカバーに光源部の光色と異なる光色のLEDを設け、節電モード中に点灯するようにすればよい。
3.節電モード
(1)内容
実施形態の節電モードは、第1の明るさI1を第1の時間T1点灯させ、第1の時間T1経過後に第2の明るさI2を第2の時間T2点灯させ、第2の時間T2経過後に第3の明るさI3を第3の時間T3点灯した後、消灯している。
しかしながら、節電モードは、第1の明るさI1を第1の時間T1点灯させた後、第1の明るさI1よりも暗い第2の明るさI2で点灯させればよく、第3の明るさI3の第3の時間T3の点灯はなくてもよいし、消灯しなくてもよい。なお、節電効果を考慮すると第3の明るさI3での点灯と消灯はあった方がよい。
(1)内容
実施形態の節電モードは、第1の明るさI1を第1の時間T1点灯させ、第1の時間T1経過後に第2の明るさI2を第2の時間T2点灯させ、第2の時間T2経過後に第3の明るさI3を第3の時間T3点灯した後、消灯している。
しかしながら、節電モードは、第1の明るさI1を第1の時間T1点灯させた後、第1の明るさI1よりも暗い第2の明るさI2で点灯させればよく、第3の明るさI3の第3の時間T3の点灯はなくてもよいし、消灯しなくてもよい。なお、節電効果を考慮すると第3の明るさI3での点灯と消灯はあった方がよい。
(2)明るさ
実施形態における第1の明るさI1は第1の時間T1中一定で維持している。しかしながら、ここでの一定維持は、使用者が明るさの変化を認識できないような点灯をいい、光度の数値的な変化があってもよい。
実施形態における第2の時間T2で点灯させる第2の明るさI2は、第1の時間T1で点灯させた第1の明るさI1の半分であったが、半分でなくてもよく、LEDの製造誤差に基づく明るさの不均一を考慮して、第1の時間T1で点灯させた第1の明るさI1の30%以上70%以下の範囲内が好ましい。
実施形態における第1の明るさI1は第1の時間T1中一定で維持している。しかしながら、ここでの一定維持は、使用者が明るさの変化を認識できないような点灯をいい、光度の数値的な変化があってもよい。
実施形態における第2の時間T2で点灯させる第2の明るさI2は、第1の時間T1で点灯させた第1の明るさI1の半分であったが、半分でなくてもよく、LEDの製造誤差に基づく明るさの不均一を考慮して、第1の時間T1で点灯させた第1の明るさI1の30%以上70%以下の範囲内が好ましい。
実施形態の節電モードでの第2の明るさI2は第2の時間T2の期間一定であるが、第2の明るさI2は第1の明るさI1に対して30%以上70%以下の範囲で変化するようにしてもよい。第2の明るさI2の変化は、段階的な変化であってもよいし、連続的な変化であってもよい。ここでいう「段階的な変化」は明るさが一定期間一定でその後に急激に減光することを1回又は複数回繰り返すような変化をいう。「連続的な変化」とは、明るさが一定に維持されることのない変化であり、変化の仕方は直線的であってもよいし、曲線的であってもよい。
実施形態では常夜灯59を点灯するまでに明るさを1度変化させている。しかしながら、常夜灯を点灯するまでに明るさを2回以上変化させてもよい。
実施形態における第3の時間T3中は常夜灯59の明るさを第3の明るさI3で一定としているが、例えば第3の時間T3経過時に合わせて光度が0となるように減光してもよい。
実施形態では常夜灯59を点灯するまでに明るさを1度変化させている。しかしながら、常夜灯を点灯するまでに明るさを2回以上変化させてもよい。
実施形態における第3の時間T3中は常夜灯59の明るさを第3の明るさI3で一定としているが、例えば第3の時間T3経過時に合わせて光度が0となるように減光してもよい。
(3)時間
実施形態における第1の時間T1、第2の時間T2及び第3の時間T3は例示であり、他の時間であってもよい。ただし、節電モードの開始から終了までの動作時間は、2時間以上4時間以下の範囲であればよい。
(4)補助光源部
実施形態では第3の時間に常夜灯59を点灯させている。しかしながら、常夜灯の点灯に変えて通常点灯時に発光するLEDを点灯させてもよい。この場合、常夜灯点灯と同等の明るさで点灯させればよい。
実施形態における第1の時間T1、第2の時間T2及び第3の時間T3は例示であり、他の時間であってもよい。ただし、節電モードの開始から終了までの動作時間は、2時間以上4時間以下の範囲であればよい。
(4)補助光源部
実施形態では第3の時間に常夜灯59を点灯させている。しかしながら、常夜灯の点灯に変えて通常点灯時に発光するLEDを点灯させてもよい。この場合、常夜灯点灯と同等の明るさで点灯させればよい。
(5)ブザー音
実施形態では第1の時間T1、第2の時間T2及び第3の時間T3経過後にブザー音を発生している。しかしながら、ブザー音は発生しなくてもよい。ただし、消し忘れ等を防止する観点からはブザー音を発生させる方が好ましい。
実施形態のブザー220は回路部25の回路基板47に設けられていたが、他の部位に設けられてもよい。他の部位としては、LED21が実装される実装基板41や、センタカバー部37の蓋部57に設けられた送信素子61が実装されている基板等がある。
実施形態では第1の時間T1、第2の時間T2及び第3の時間T3経過後にブザー音を発生している。しかしながら、ブザー音は発生しなくてもよい。ただし、消し忘れ等を防止する観点からはブザー音を発生させる方が好ましい。
実施形態のブザー220は回路部25の回路基板47に設けられていたが、他の部位に設けられてもよい。他の部位としては、LED21が実装される実装基板41や、センタカバー部37の蓋部57に設けられた送信素子61が実装されている基板等がある。
1 照明装置
3 シーリングライト
5 リモコン
23 光源部
205 制御手段(制御部)
3 シーリングライト
5 リモコン
23 光源部
205 制御手段(制御部)
Claims (7)
- 光源部と前記光源部の動作を制御する制御部とを有するライトと、前記ライトを遠隔操作するリモコンとを備える照明装置において、
前記制御部は、前記リモコンから節電操作を受け付けると、当該節電操作を受け付けたときの第1の明るさを第1の時間維持した後に第2の明るさに減光するように前記光源部を点灯させる
照明装置。 - 前記第2の明るさは、前記第1の明るさに対して30%以上70%以下の範囲内にある
請求項1に記載の照明装置。 - 前記制御部は、前記第2の明るさで第2の時間点灯させる
請求項2に記載の照明装置。 - 前記ライトは、補助光源部を有し、
前記制御部は、前記第2の時間経過後に前記光源部を消灯させ、前記補助光源部を第3の時間点灯させる
請求項3に記載の照明装置。 - 前記制御部は、前記第3の時間経過後に前記補助光源部を消灯させる
請求項4に記載の照明装置。 - 前記第1の時間は前記第2の時間より長く、
前記第2の時間は前記第3の時間よりも長い
請求項5に記載の照明装置。 - 前記ライトはブザーを備え、
前記制御部は前記第1の時間の終了に合わせて前記ブザーにブザー音を発生させる
請求項1〜6に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015100599A JP2016219160A (ja) | 2015-05-16 | 2015-05-16 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015100599A JP2016219160A (ja) | 2015-05-16 | 2015-05-16 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016219160A true JP2016219160A (ja) | 2016-12-22 |
Family
ID=57581396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015100599A Pending JP2016219160A (ja) | 2015-05-16 | 2015-05-16 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016219160A (ja) |
-
2015
- 2015-05-16 JP JP2015100599A patent/JP2016219160A/ja active Pending
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