JP2009205856A - 照明装置及び照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使い勝手が向上した照明装置及び該照明装置を用いた照明装置及び照明器具を提供する。
【解決手段】 主光源を点灯させる主点灯部11と、補助光源を点灯させる補助点灯部12と、ワイヤレス信号を受信する受信部13と、受信部13に受信されたワイヤレス信号に応じて主点灯部11と補助点灯部12とをそれぞれ制御する制御部14とを備える。制御部14は、ワイヤレス信号が受信部13に受信されたとき、補助点灯部12を制御して、ワイヤレス信号が受け付けられたことを報知するための報知点灯を補助光源が所定の報知時間にわたって行うように補助点灯部12を制御する。使用者の耳が不自由である場合や周囲に騒音がある場合であっても使用者はワイヤレス信号の受信を知ることができる上に、報知が騒音の原因となることもないから、報知が音声によって行われる場合に比べて使い勝手が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】 主光源を点灯させる主点灯部11と、補助光源を点灯させる補助点灯部12と、ワイヤレス信号を受信する受信部13と、受信部13に受信されたワイヤレス信号に応じて主点灯部11と補助点灯部12とをそれぞれ制御する制御部14とを備える。制御部14は、ワイヤレス信号が受信部13に受信されたとき、補助点灯部12を制御して、ワイヤレス信号が受け付けられたことを報知するための報知点灯を補助光源が所定の報知時間にわたって行うように補助点灯部12を制御する。使用者の耳が不自由である場合や周囲に騒音がある場合であっても使用者はワイヤレス信号の受信を知ることができる上に、報知が騒音の原因となることもないから、報知が音声によって行われる場合に比べて使い勝手が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、照明装置及び該照明装置を用いた照明器具に関するものである。
従来から、リモコン装置から送信されるワイヤレス信号に従って動作する照明装置が提供されている。
この種の照明装置では、例えば、リモコン装置の電池が消耗していた場合や、ワイヤレス信号の送受信に影響する外部ノイズが存在した場合や、ワイヤレス信号の媒体として赤外光が用いられていた場合であってリモコン装置において赤外光が出射する面が正しく照明装置に向けられていなかった場合などに、ワイヤレス信号の送受信が失敗する可能性がある。そして、ワイヤレス信号によってなされる指示が光源の点灯状態を大きく変化させるものではない場合、例えばワイヤレス信号がタイマ動作を指示するものであった場合に、ワイヤレス信号の送受信が成功したのか否かが使用者に分からない可能性がある。
そこで、この種の照明装置においては、ワイヤレス信号の送受信の成否を明確にして使い勝手を向上するために、ワイヤレス信号が受信されたことを音声によって報知することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−005255号公報
しかし、上記従来例のように音声によって報知すると、音声が騒音の原因になる可能性があるほか、使用者の耳が不自由であった場合や、周囲に騒音があった場合に、報知が伝わらない可能性があり、使い勝手が悪い。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、使い勝手が向上した照明装置及び該照明装置を用いた照明装置及び照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、主光源を点灯させる主点灯部と、補助光源を点灯させる補助点灯部と、ワイヤレス信号を受信する受信部と、受信部に受信されたワイヤレス信号に応じて主点灯部と補助点灯部とをそれぞれ制御する制御部とを備え、制御部は、ワイヤレス信号が受信部に受信されたとき、補助点灯部を制御して、ワイヤレス信号が受け付けられたことを報知するための報知点灯を補助光源が所定の報知時間にわたって行うように補助点灯部を制御することを特徴とする。
この発明によれば、ワイヤレス信号が受信されたことの報知が補助光源の報知点灯によって行われるので、使用者の耳が不自由である場合や周囲に騒音がある場合であっても使用者はワイヤレス信号の受信を知ることができる上に、報知が騒音の原因となることもないから、使い勝手が向上する。また、報知には補助光源が用いられるから、報知のためにスピーカーや表示装置を別途に設ける場合に比べて部品点数が減少して製造コストが低減される。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、報知点灯において、補助光源の光出力が、制御部の制御によって可能な範囲で最小とされる場合があることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、報知点灯において、補助光源の光出力が、制御部の制御によって可能な範囲で最大とされる場合があることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、制御部は、受信部に受信されたワイヤレス信号が、主光源の光出力を視認可能な程度に即座に変動させるものである場合には、報知点灯を行わせないことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、補助点灯部は、それぞれ補助光源への給電路に接続されて補助光源への給電をオンオフする第1のスイッチと第2のスイッチとを備え、制御部は、報知点灯以外の制御では第1のスイッチを制御し、報知点灯では第2のスイッチを制御することを特徴とする。
この発明によれば、報知点灯以外の制御と報知点灯とで共通のスイッチを用いる場合に比べ、ワイヤレス信号が受信されたときに制御部が割込み処理を行う必要がないことにより制御部のプログラムが簡単になる。
請求項6の発明は、請求項1〜5の照明装置と、主点灯部と補助点灯部と制御部と受信部とをそれぞれ保持するとともに主光源と補助光源とをそれぞれ下側に保持する器具本体と、透光性を有する材料からなり器具本体の下側に被着され下方から見て器具本体と主光源と補助光源とをそれぞれ覆って主光源の光と補助光源の光とをそれぞれ拡散させるカバーと備え、主光源は環形状の蛍光灯からなり、補助光源は、それぞれレンズが一体化された少なくとも1個の発光ダイオードを有し、補助光源の各発光ダイオードは、それぞれ光軸をカバーにおいて下方から見て主光源の中央に重なる位置に向けていることを特徴とする。
この発明によれば、カバーにおいて相対的に主光源から離れていることで比較的に輝度が低くなる部位に補助光源の光を入射させることになるから、主光源の点灯によらず報知の視認性が比較的に確保されやすい。
請求項1の発明によれば、ワイヤレス信号が受信されたことの報知が補助光源の報知点灯によって行われるので、使用者の耳が不自由である場合や周囲に騒音がある場合であっても使用者はワイヤレス信号の受信を知ることができる上に、報知が騒音の原因となることもないから、使い勝手が向上する。また、報知には補助光源が用いられるから、報知のためにスピーカーや表示装置を別途に設ける場合に比べて部品点数が減少して製造コストが低減される。
請求項5の発明によれば、制御部は、報知点灯以外の制御では第1のスイッチを制御し、報知点灯では第2のスイッチを制御するので、報知点灯以外の制御と報知点灯とで共通のスイッチを用いる場合に比べ、ワイヤレス信号が受信されたときに制御部が割込み処理を行う必要がないことにより制御部のプログラムが簡単になる。
請求項6の発明によれば、主光源は環形状の蛍光灯からなり、補助光源は、それぞれレンズが一体化された少なくとも1個の発光ダイオードを有し、補助光源の各発光ダイオードは、それぞれ光軸をカバーにおいて下方から見て主光源の中央に重なる位置に向けているので、カバーにおいて相対的に主光源から離れていることで比較的に輝度が低くなる部位に補助光源の光を入射させることになるから、主光源の点灯によらず報知の視認性が比較的に確保されやすい。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の照明装置1は、図1に示すように、主光源L1を点灯させる主点灯部11と、補助光源L2を点灯させる補助点灯部12と、ワイヤレス信号を受信する受信部13と、受信部13に受信されたワイヤレス信号に応じて主点灯部11と補助点灯部12とをそれぞれ制御する制御部14とを備える。
制御部14は、例えばプログラムが格納されたメモリと該メモリに格納されたプログラムに従って動作するマイコンとを備える。さらに、制御部14は、時刻を計時するタイマ回路と時刻が保持されるメモリとを有して時計の機能を備えており、ワイヤレス信号に応じて制御部14が行う動作としては、主光源L1や補助光源L2の点灯・消灯や光出力の変更といった制御のうちワイヤレス信号に示されたものを即座に実行するという動作のほか、ワイヤレス信号が受信されてからワイヤレス信号に示された時間だけ経過したときに主光源L1や補助光源L2の点灯・消灯といった制御を行うタイマ動作や、ワイヤレス信号に示された時刻に主光源L1や補助光源L2の点灯・消灯といった制御を行う予約動作などがある。また、照明装置1は、周知の記憶装置からなり制御部14によって書き込み及び読み出しがなされる記憶部15を備え、タイマ動作や予約動作を指示するワイヤレス信号が受信部13に受信されたときには、制御部14は、該ワイヤレス信号に示されたタイマ動作や予約動作の内容を記憶部15に格納する。
図2(a)(b)に示すように、主光源L1は円環形状の蛍光灯であって、主点灯部11は、例えば、外部の交流電源に接続されてノイズを除去するフィルタ回路と、フィルタ回路を介して外部の交流電源から供給された交流電力を所定の電圧の直流電力に変換する力率改善回路と、力率改善回路が出力した直流電力を交流電力に変換して主光源L1に供給するインバータ回路とを有する周知の電子安定器である。そして、制御部14は、主点灯部11を制御して主光源L1への供給電力を変化させることにより主光源L1の光出力を変化させることが可能となっている。制御のために制御部14から主点灯部11に入力される信号は、例えば周波数約1kHzのPWM信号である。制御部14は、主光源L1の光出力と前記PWM信号のデューティ比との対応関係を示すデータテーブルを予め保持しており、このデータテーブルを用いて、前記PWM信号のデューティ比を、所望の光出力に応じたデューティ比とする。主点灯部11は制御部14から入力されたPWM信号のデューティ比に応じて主光源L1への供給電力を変化させ、これによって主光源L1の光出力が変化する。このような主点灯部11は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。また、制御部14は、現在の動作状態(例えば、主光源L1のオンオフや光出力)を示す情報を記憶部15に随時格納しており、制御部14は、受信部13に受信されたワイヤレス信号が同じであっても、記憶部15に保持された動作状態に応じて異なる動作をする場合がある。例えば、主光源L1の定格電力での点灯(以下、「全点灯」と呼ぶ。)を指示するワイヤレス信号が受信部13に受信されたとき、記憶部15に保持された動作状態が消灯状態であれば、制御部14は主光源L1を始動して全点灯を開始させるように主点灯部11を制御するのに対し、記憶部15に保持された動作状態が点灯状態であれば、全点灯中の光出力に対する主光源L1の光出力の比(以下、「調光比」と呼ぶ。)を100%とするまで調光比を徐々に変化させるように主点灯部11を制御する。
また、補助光源L2はいわゆる常夜灯であり、複数個(図では8個)の発光ダイオードからなる。各発光ダイオードはそれぞれ封止樹脂がレンズを兼ねたいわゆる砲弾型のものであって、例えば定格電流20mAで軸上光度350mcd程度のものを用いることができる。補助点灯部12は、商用電源のような外部の交流電源(図示せず)から供給された交流電力を所定の電圧の直流電力に変換して補助光源L2に供給する周知の直流電源回路であり、制御部14は補助点灯部12を制御して補助光源L2への給電のオンオフのデューティ比を変化させるPWM制御によって補助光源L2の光出力を変化させることが可能となっている。具体的には例えば上記PWM制御におけるオンオフの周波数は1kHzであり、制御部14は補助点灯部12の出力のデューティ比を17%〜100%まで6段階に変化させることで補助光源L2の光出力を6段階に変化させる。このような補助点灯部12は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
さらに、本実施形態におけるワイヤレス信号は赤外光を媒体としており、受信部13は、赤外光を受光して電気信号に変換する周知の受光素子13aを有する。
また、本実施形態の照明装置1は、図2(a)(b)に示すような照明器具2に用いられる。この照明器具2は、主点灯部11と補助点灯部12と制御部14とがそれぞれ実装された半円形状のプリント配線板Pと、円板形状であってプリント配線板Pを収納するとともに受信部13の受光素子13aと主光源L1と補助光源L2とをそれぞれ下側に保持する器具本体20と、透光性を有する例えばアクリル樹脂のような材料からなり下方に膨出したドーム形状であって器具本体20の下側に被着されて下方から見て主光源L1と補助光源L2と器具本体20とを覆うカバー21とを備える。主光源L1は、中心軸を上下方向に向けて、つまり下方から見て環形状となる形で、器具本体20に保持される。また、器具本体20の下面は主光源L1や補助光源L2の光を反射するように例えば白色とされている。さらに、カバー21は例えば乳白色であって主光源L1や補助光源L2の光を拡散させる。また、器具本体20とカバー21とはそれぞれ下方から見て互いに重なる円形状となっていて、主光源L1は下方から見て器具本体20やカバー21と同心円となる形で器具本体20に保持される。また、器具本体20の下方から見て中央部には、天井面CEに配設されたレセプタクル(図示せず)に電気的且つ機械的に接続されるプラグ22が固定されている。照明装置1の電源は、上記のレセプタクルとプラグ22とを介して供給される。器具本体20は、厚さ方向を上下方向に向け、上面を天井面CEに近接させて、プラグ22において天井面CEから吊下げ支持される。レセプタクルは具体的には例えば周知の引掛ローゼットであり、プラグ22は例えば周知の引掛シーリングキャップである。また、受信部13の受光素子13aと補助光源L2とは、それぞれ器具本体20の下面に直方体形状に突出する凸台部20aの下面に露出する形で器具本体20に保持されている。また、既に述べたように、補助光源L2を構成する発光ダイオードは、それぞれ通電されて発光する発光素子と発光素子を封止する透明な封止樹脂とを有し、封止樹脂が砲弾型に形成されてレンズを兼ねている、いわゆる砲弾型の発光ダイオードである。そして、補助光源L2の各発光ダイオードは、それぞれ光軸をカバー21の下方から見た中央部、すなわち下方から見て主光源L1の中央部に重なる部位に向けている。つまり、補助光源L2は、カバー21において主に上記中央部に光を入射させるように配置されていることになる。
一方、受信部13に対してワイヤレス信号を送信するリモコン装置3は、操作入力を受け付ける操作部31と、ワイヤレス信号を送信する送信部32と、各種の表示を行う表示部33と、操作部31に受け付けられた操作入力に応じて送信部32と表示部33とをそれぞれ制御する制御部34とを備える。
操作部31は、図3に示すように複数個の押釦スイッチ31a〜31kで構成される。
送信部32は、例えば複数個(図では3個)の赤外発光ダイオード32aを有する。
表示部33は、例えば液晶表示パネル33aを有する。
制御部34は、例えばプログラムが格納されたメモリとメモリに格納されたプログラムに従って動作するマイコンとからなり、操作部31に受け付けられた操作入力に応じて表示部33を制御するとともに、操作部31に受け付けられた操作入力に応じたワイヤレス信号を送信するように送信部32を制御する。
さらに、周知の記憶装置からなり、タイマ動作や予約動作を指示する一連の操作入力が操作部31に受け付けられる際に、少なくとも上記一連の操作入力が完了してワイヤレス信号が送信されるまでは操作部31への操作入力の内容が制御部34によって随時格納される記憶部35を備える。
また、リモコン装置3は、扁平な直方体形状であって押釦スイッチ31a〜31kや液晶表示パネル33aを一面に露出させる形で操作部31と表示部33とをそれぞれ保持するとともに送信部32と制御部34と記憶部35をそれぞれ収納保持したハウジング30を備える。ハウジング30において送信部32の赤外発光ダイオード32aを覆う部位は赤外光を透過させる材料で構成されている。
以下、本実施形態の動作を説明する。照明装置1の制御部14は、ワイヤレス信号が受信部13に受信されたとき、補助点灯部12を制御して、ワイヤレス信号が受け付けられたことを報知するための報知点灯を補助光源L2が所定の報知時間にわたって行うように補助点灯部12を制御する報知動作を開始する。
報知点灯は、受信されたワイヤレス信号の内容や、ワイヤレス信号が受信された時点での動作状態に応じて異なるものとすることができる。
以下、報知点灯の具体例を説明する。例えば、主光源L1の全点灯を指示するワイヤレス信号が受信部13に受信された場合、報知点灯は補助光源L2が一秒間に2回点滅するものとされる。
また、主光源L1の調光比の変更を指示するワイヤレス信号が受信部13に受信された場合、指示通りの調光比の変更が可能であれば調光比を徐々に変更するとともに調光比を変更する間は補助光源L2に0.5秒間に1回ずつの点滅を継続させる一方、例えば全点灯中に調光比の上昇を指示するワイヤレス信号が受信された場合のように指示通りの調光比の変更が不可能であれば0.5秒間に2回点滅させる。
さらに、タイマ動作や予約動作の設定や設定解除を指示するワイヤレス信号が受信部13に受信された場合において、報知点灯における補助光源L2の光出力は、ワイヤレス信号が受信された時点での動作状態に応じて異ならせてもよい。例えば、主光源L1が全点灯中であれば、報知の視認性を確保するために補助光源L2の光出力を最大とし、主光源L1が消灯中であれば、不快感を与えたり安眠を妨害したりしないように補助光源L2の光出力を最小とする。さらに、同様の目的で、報知点灯における補助光源L2の点灯回数や点滅の周期を、主光源L1が消灯中である場合には主光源L1が全点灯中である場合よりも点灯回数を少なくしたり点滅の周期を短くするといったように、ワイヤレス信号が受信された時点での動作状態に応じて異ならせてもよい。具体的には例えば、主光源L1の消灯中の報知点灯は0.5秒に1回0.2秒間だけ点灯するような点滅とする一方、主光源L1の全点灯中の報知点灯は1秒間に4回0.2秒ずつ0.05秒間隔で点灯するような点滅とする。
また、受信部13に受信されたワイヤレス信号が、主光源L1の光出力を視認可能な程度に即座に変動させるものである場合には、使用者は主光源L1の光出力の変化を見ればワイヤレス信号が受信されたことが分かるので、このような場合には制御部14は報知動作を行わない(つまり報知点灯を行わせない)ものとしてもよい。例えば、主光源L1を点灯させる際にはワイヤレス信号が受信されてから実際に主光源L1が点灯するまで予熱などのために約1秒程度の時間がかかるが、主光源L1の消灯はワイヤレス信号が受信されてから即座に行うことができるという場合、主光源L1の点灯時には報知動作が行われることが望ましいが、主光源L1の消灯時には報知動作は不要となる。
さらに、リモコン装置3において、タイマ動作や予約動作の設定と設定解除とが例えば共通の切換釦の押操作といったように共通の操作入力でなされる場合、タイマ動作や予約動作が設定されたときには報知点灯として補助光源L2を2回点滅させ、タイマ動作や予約動作の設定が解除されたときには報知点灯として補助光源L2を3回点滅させるといったように、設定時と設定解除時とで互いに異なる報知点灯とすることが望ましい。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、補助光源L2を構成する8個の発光ダイオードは、2個の抵抗R1,R2とともに、それぞれ4個の発光ダイオードと1個の抵抗とからなる2個の直列回路を構成している。上記2個の直列回路は、一端が補助点灯部12において定電圧VCCとなる部位に接続され、他端が第1のスイッチとしての第1のトランジスタTr1を介してグランドに接続されている。第1のトランジスタTr1は報知動作以外の補助光源L2の制御の際に制御部14によってオンオフ制御される。さらに、第1のトランジスタTr1には、報知動作の際に制御部14によって制御される第2のスイッチとしての第2のトランジスタTr2が並列に接続されている。すなわち、補助光源L2の光出力を一時的に高くするような報知点灯や補助光源L2を一時的に点灯させるような報知点灯の場合には、第1のトランジスタTr1の制御は変化させず第2のトランジスタTr2のみを制御する報知動作によって報知点灯がなされるのであり、トランジスタTr1を1個のみとする場合に比べ、報知動作を行うために報知動作以外の補助点灯部12の制御を中断させるような割込み処理が不要となるから、制御部14のプログラムを簡単にすることができる。なお、報知点灯を上記のようなものとする場合、報知点灯の視認性を確保するためには、常夜灯としての点灯など報知点灯以外の点灯での補助光源L2の光出力は十分に低く(例えば6段階中の5段階目以下に)しておく必要がある。また、報知点灯が、上記とは逆に、補助光源L2の光出力を一時的に低くするような報知点灯や補助光源L2を一時的に消灯させるものである場合には、第2のトランジスタTr2は第1のトランジスタTr1に対して直列に接続すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
上記構成によれば、ワイヤレス信号が受信されたことの報知が補助光源L2の報知点灯によって行われるので、使用者の耳が不自由である場合や周囲に騒音がある場合であっても使用者はワイヤレス信号の受信を知ることができる上に、報知が騒音の原因となることもないから、上記報知が音声によって行われる場合に比べて使い勝手が向上する。また、報知には補助光源L2が用いられるから、報知のためにスピーカーや表示装置(図示せず)を別途に設ける場合に比べて部品点数が減少して製造コストが低減される。また、発光ダイオードからなる補助光源L2に報知点灯を行わせるので、蛍光灯からなる主光源L1に報知点灯を行わせる場合に比べ、速やかに報知点灯を行わせることができる。さらに、本実施形態においては発光面積が主光源L1よりも狭い補助光源L2に報知点灯を行わせるので、主光源L1に報知点灯を行わせる場合に比べ、報知点灯が不快感を与える可能性や安眠を妨害する可能性が低い。
ところで、光を拡散させるカバーを有する照明器具では、カバーが主光源の光を拡散させて輝くことで、補助光源の光の視認性が低下する可能性がある。しかし、図2(a)(b)の照明器具2においては、主光源L1は環形状の蛍光灯からなり、補助光源L2は、カバー21において下方から見て主光源L1の中央に重なる位置に光を入射させるように配置されているので、カバー21において相対的に主光源L1から離れていることで比較的に輝度が低くなる中央部に補助光源L2の光を主に入射させることになるから、主光源L1の点灯によらず報知の視認性が比較的に確保されやすい。また、補助光源L2としてレンズが一体化された発光ダイオードを用いていることにより、下方から見てカバー21の中央からずれた位置に補助光源L2を配置しながらも、上記のようにカバー21の主に中央部に補助光源L2の光を入射させることが可能となっている。なお、主光源L1として円環形状ではなく方形環状(いわゆる角型)の蛍光灯を用いる場合であっても、主光源L1が下方から見て環形状となる形で保持されるならば、上記のようにカバー21において下方から見て主光源L1の中央に重なる部位に補助光源L2の各発光ダイオードの光軸を向けることが望ましい。
なお、補助光源L2の光による報知の視認性をさらに向上させる方法として、透光性を有さない材料からなり下方から見て主光源L1を囲む形状の枠(図示せず)を設けるとともに、その枠の下側に補助光源L2を配置するという方法も考えられる。すなわち、枠の陰となって主光源L1の光が届きにくい位置に補助光源L2を配置することで、主光源L1の光による視認性の低下を防ぐのである。
また、主光源L1や補助光源L2は上記に限られない。例えば、主光源L1としては、電球型の放電灯や白熱灯を用いてもよい。また、補助光源L2としては豆電球と呼ばれる小型の白熱灯を用いてもよいが、本実施形態のように発光ダイオードを用いたほうが消費電力が抑えられる上に長寿命であるから望ましい。さらに、光色に関しては、例えば主光源L1の光色を白色とするとともに補助光源L2の光色をアンバー色とするといったように、主光源L1の光色と補助光源L2の光色とは互いに異ならせたほうが、主光源L1の点灯中でも報知点灯が見やすくなるから望ましい。
さらに、補助光源L2を赤、緑、青の3色の発光ダイオードで構成する場合、制御部14が補助光源L2の光色を使い分けてもよい。例えば、常夜灯として点灯させる期間には赤と緑の光を所定の比率で混色してアンバー色の光とし、報知点灯においては、受信されたワイヤレス信号の内容や、ワイヤレス信号が受信された時点での動作状態に応じて、異なる色の光とする。
また、ワイヤレス信号は上記のように赤外光を媒体とするものに限られず、例えば、特定小電力無線や微弱無線と呼ばれるような電波を媒体とするものであってもよい。この場合における送信部32や受信部13も周知技術で実現可能であるので、図示並びに詳細な説明は省略する。
さらに、本実施形態の照明装置1は、図2(a)(b)に示した照明器具2に限られず各種の照明器具に用いることができ、例えばカバー21を有さず主光源L1や補助光源L2が下方に露出した、いわゆるペンダントタイプの照明器具(図示せず)に用いてもよい。
1 照明装置
2 照明器具
11 主点灯部
12 補助点灯部
13 受信部
14 制御部
20 器具本体
21 カバー
L1 主光源
L2 補助光源
2 照明器具
11 主点灯部
12 補助点灯部
13 受信部
14 制御部
20 器具本体
21 カバー
L1 主光源
L2 補助光源
Claims (6)
- 主光源を点灯させる主点灯部と、
補助光源を点灯させる補助点灯部と、
ワイヤレス信号を受信する受信部と、
受信部に受信されたワイヤレス信号に応じて主点灯部と補助点灯部とをそれぞれ制御する制御部とを備え、
制御部は、ワイヤレス信号が受信部に受信されたとき、補助点灯部を制御して、ワイヤレス信号が受け付けられたことを報知するための報知点灯を補助光源が所定の報知時間にわたって行うように補助点灯部を制御することを特徴とする照明装置。 - 報知点灯において、補助光源の光出力が、制御部の制御によって可能な範囲で最小とされる場合があることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 報知点灯において、補助光源の光出力が、制御部の制御によって可能な範囲で最大とされる場合があることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
- 制御部は、受信部に受信されたワイヤレス信号が、主光源の光出力を視認可能な程度に即座に変動させるものである場合には、報知点灯を行わせないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 補助点灯部は、それぞれ補助光源への給電路に接続されて補助光源への給電をオンオフする第1のスイッチと第2のスイッチとを備え、
制御部は、報知点灯以外の制御では第1のスイッチを制御し、報知点灯では第2のスイッチを制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 請求項1〜5の照明装置と、主点灯部と補助点灯部と制御部と受信部とをそれぞれ保持するとともに主光源と補助光源とをそれぞれ下側に保持する器具本体と、透光性を有する材料からなり器具本体の下側に被着され下方から見て器具本体と主光源と補助光源とをそれぞれ覆って主光源の光と補助光源の光とをそれぞれ拡散させるカバーと備え、
主光源は環形状の蛍光灯からなり、
補助光源は、それぞれレンズが一体化された少なくとも1個の発光ダイオードを有し、
補助光源の各発光ダイオードは、それぞれ光軸をカバーにおいて下方から見て主光源の中央に重なる位置に向けていることを特徴とする照明器具。
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JP2008044874A JP2009205856A (ja) | 2008-02-26 | 2008-02-26 | 照明装置及び照明器具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016096040A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | Necライティング株式会社 | 照明制御用アタッチメント、照明制御用受信装置、照明装置および照明制御用送受信装置 |
CN114576576A (zh) * | 2020-12-02 | 2022-06-03 | Lb营销公司 | 多面板照明设备 |
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2008
- 2008-02-26 JP JP2008044874A patent/JP2009205856A/ja not_active Withdrawn
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JP2016096040A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | Necライティング株式会社 | 照明制御用アタッチメント、照明制御用受信装置、照明装置および照明制御用送受信装置 |
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