JP2016111132A - 処理液供給管、処理液供給装置及び液処理装置 - Google Patents

処理液供給管、処理液供給装置及び液処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】処理液供給管2に温調液を流すことによりレジストノズル部101から温調されたレジスト液を供給するにあたり、処理液供給管2の縮径化を図ることができる技術を提供すること。【解決手段】レジストノズル部101にその先端側が接続された処理液供給管2を、レジスト液の流路を形成する内管41と、通液空間を介してこの内管41を囲む外管42と、からなる二重管構成としている。そして内管41と外管42との間を区画部により、例えば2分割に分割して往路用の流路40A及び復路用の流路40Bに割り当てるか、あるいは、4等分に分割して往路用の流路40A及び復路用の流路40Bを周方向に交互に割り当てる。【選択図】図6

Description

本発明は、基板に処理液を供給するための処理液供給管、処理液供給装置、及び処理液供給装置を用いた液処理装置に関する。
半導体製造プロセス中には、半導体ウエハや液晶ディスプレイ用ガラス基板などの基板に対して処理液により処理するプロセス(液処理)が含まれ、枚葉式の液処理装置では、スピンチャックに保持された基板にノズルから処理液を供給する液処理が実施される。液処理としては、レジストパターン形成システムに用いられるレジスト液の塗布、現像液の塗布、あるいは基板の洗浄システムに用いられる薬液や純水による基板の洗浄、更には絶縁膜の成膜システムに用いられる絶縁膜の前駆物質を含む薬液の塗布などが挙げられる。
このような液処理を行うにあたって、処理液を液処理に見合った適切な温度に維持する必要がある場合がある。例えばレジスト液などについては粘度により膜厚が影響されることから適切な温度に設定する必要があり、また基板の洗浄においては、一定の洗浄品質を確保するために所定の温度に加温しておく必要がある。処理液を処理液供給源側で温度調整(温調)しただけでは、ノズルに到達する前に液温が変わってしまうことから、例えば特許文献1、2に記載されているように、ノズルに一端側が接続された処理液供給管を内管、中管及び外管の三重管にした構成が知られている。この処理液供給管においては、内管を処理液供給路、内管と中管との間を温調水の往路、中管と外管との間を温調水の復路として構成し、往路を他端側から一端側に向かって流れた温調水がノズルの直前で折り返し、復路を他端側に向かって流れるように構成している。
しかしながらこのような処理液供給管は三重管構造のため管径が大きくなり、処理液供給管を引き回すための広い引き回しスペースが必要になる。また液処理装置に用いる処理液の多系統化を図るにあたって、処理液供給管の引き回される領域が大きくなる一方で、液処理装置の小型化が要求されており、処理液の多系統化と液処理装置の小型化とがトレードオフとなる問題がある。なお三重管の管径を小さくするため管壁を薄くすると、耐久性が低下する。
特開2003−297788号公報 特開2012−23071号公報
本発明はこのような事情の下になされたものでありその目的は、処理液供給管に温調液を流すことによりノズル部から温調された処理液を供給するにあたり、処理液供給管の縮径化を図ることができる技術を提供することにある。
本発明の処理液供給管は、基板に処理液を供給するためのノズル部に接続される処理液供給管であって、
処理液の流路を形成する管路と、
各々前記管路の外周に沿って形成されると共に、互いに前記管路の周方向に並んで配置され、温調液が前記ノズル部に向かって流れる往路用の流路及び折り返された後に温調液が流れる復路用の流路と、を備えたことを特徴とする。
本発明の処理液供給装置は、基板に処理液を供給するための処理液供給装置において、
前記処理液を吐出するためのノズル部と、
前記ノズル部にその先端側が接続された上述の処理液供給管と、を備えたことを特徴とする。
本発明の液処理装置は、処理液により基板を処理するために当該基板を水平に保持する基板保持部と基板保持部を囲むカップとを含む液処理モジュールと、上述の処理液供給装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、ノズルにその先端側が接続された処理液供給管を、処理液の流路を形成する管路の周囲に温調液の往路用の流路と復路用の流路とを周方向に配置したいわば二重管構成としているため、処理液供給管の縮径化を図ることができる。
塗布ユニットの平面図である。 塗布ユニットの斜視図である。 塗布ユニットを積層した液処理装置を示す斜視図である。 塗布ユニットを並べて配置した液処理装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る処理液供給管の断面斜視図である。 本発明の実施の形態に係る処理液供給管の横断面図である。 レジストノズル部、処理液供給管及びブロック部の縦断面図である。 処理液供給管の先端側における温調水の流れを説明する説明図である。 液処理装置における温調水の供給系を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る処理液供給管の他の例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る処理液供給管の他の例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る処理液供給管の他の例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る処理液供給管の他の例を示す断面図である。
本発明の処理液供給装置をレジスト液の塗布を行うための塗布ユニット1に適用した実施形態について説明する。図1は、塗布ユニット1と塗布ユニット1に対して基板であるウエハWの搬出入を行うためにガイド24に沿って移動する搬送機構である搬送アーム20とを備えた液処理装置の一部を示している。塗布ユニット1は、互いに横方向(Y方向)に配置された2つの液処理モジュール(カップモジュール)11A、11Bと、処理液供給装置3と、を備えており、基板であるウエハWが前段の処理ユニットから前記液処理モジュール11A、11Bに搬送される。また、塗布ユニット1は、2つの液処理モジュール11A、11B及び処理液供給装置3を囲む筐体21を備えており、筐体21の側壁には2つの搬送口19が設けられている。搬送アーム20は、これらの搬送口19を介して、液処理モジュール11A、11Bとの間でウエハWを受け渡すことができる。
液処理モジュール11A,11Bは、ウエハWの裏面中央部を吸着して水平に保持し、鉛直軸周りに回転自在に構成された基板保持部であるスピンチャック12と、スピンチャック12を囲むカップ15と、を備えている。カップ15は、底部側から排液及び処理理雰囲気の排気ができるように構成されており、カップ15内には、搬送アーム20と協働してスピンチャック12にウエハWを載置する3本の昇降ピン23が設けられている。
2つの液処理モジュール11A、11Bの間にはダミーディスペンス部14が設けられている。ダミーディスペンス部14は、塗布ユニット1がウエハWに処理を行わない待機状態であるときに、後述する純水供給ノズル部82及びシンナー供給ノズル部83をこのダミーディスペンス部14の上方に位置させて、定期的にダミーディスペンスを行う場合に使用される。
続いて、処理液供給装置3について説明する。処理液供給装置3は、搬送アーム20が設けられた搬送領域から見て液処理モジュール11A、11B間のスペースの奥側に設けられている。処理液供給装置3は、液処理モジュール11A、11Bから見て搬送口19側を前方側とすると、図1及び図2に示すように鉛直軸周りに回転自在な回転板31の後ろ側に基台32を介して設けられ、ノズル保持部30を備えている。ノズル保持部30は、後述のノズル待機部91にて待機している処理液を吐出するためのノズル部であるレジストノズル部101群の一つを保持するノズル保持部30を備えている。ノズル保持部30は、基台32の後縁のガイド33に沿って図示しない駆動部によりX方向に移動可能な支柱35と、この支柱35に当該支柱35に沿って昇降自在に設けられ、基部62と先端部61とからなる伸縮自在なアーム60と、を備えている。
アーム60における裏面の先端側には角型ブロック状のノズルヘッド68が設けられている。図2に示すようにノズルヘッド68には、レジストノズル部101を保持するための円筒形の保持部材69が設けられており、保持部材69には、側面から突没する突片67が設けられている。この突片67は、例えばエアの供給及び排気により保持部材69の内部の圧力が調整されることにより、保持部材69の側周において突没する。またアーム60の先端には、純水供給ノズル部82及びシンナー供給ノズル部83が下方に向けて開口して設けられている。シンナー供給ノズル部83は、図示しないシンナー供給管を介して、シンナーが吐出されるように構成されている。また純水供給ノズル部82は、図示しない純水供給管を介して、純水が供給されるように構成されている。
回転板31の前方側には、温調液である温調水の配管のマニホールドを含むブロック部92とノズル待機部91とが下からこの順に積層されて設けられている。ノズル待機部91は、Y方向に配列され、各々上方側に開口した図2では見えない10個の孔部を備えており、互いに異なる種類のレジスト液を供給するレジストノズル部101が待機し、後述のノズル103の先端の乾燥をシンナーにより防止している。レジストノズル部101は例えば10基設けられ、夫々異なる種類のレジスト液を供給する。
図2に示すようにレジストノズル部101は、角型の支持部102を備え、支持部102には、下方側に向けてレジスト液を吐出するように構成されたノズル103が設けられている。支持部102の上方側は、上側に開口した孔部105が形成されており、孔部105の側周面には窪み106が形成されている。孔部105には、前記保持部材69が進入し、窪み106には当該保持部材69から突出した突片67が係合する。これによりレジストノズル部101は、ノズルヘッド68を介してアーム60に保持される。各レジストノズル部101は、夫々後述する処理液供給管2の先端部が接続され、レジスト液を吐出するように構成されている。
液処理装置のレイアウトとしては、塗布ユニット1を、例えば図3に示すように、3層積層し、各層ごとに搬送アーム20を設けた構成、あるいは、塗布ユニット1を図4に示すようにY方向に2つ並べて配置し、2つの塗布ユニット1に共通の搬送アーム20を設けた構成などが挙げられる。また図4に示す構造を複数層積層してもよい。
次にレジスト液供給装置に用いられる、レジスト液を供給する配管である処理液供給管2に関して図5〜図7を参照しながら説明する。処理液供給管2は、可撓性チューブ、例えば樹脂チューブにより構成され、処理液の流路を形成する管路である内管41と、温調液である温調水の流路となる空間を介して内管41を囲む外管42と、を備えた二重管構造として構成されている。前記空間は、処理液供給管2の周方向に区画部により複数、この例では横断面で見て2等分に区画され、区画された一方の空間を温調水の往路用の流路40Aとし、区画された他方の空間を温調水の復路用の流路40Bとしている。
区画部は、外管42の内周面における互いに180度ずれた位置から内管41の中心部側に突出すると共に外管42の長さ方向に伸びる隔壁部となる突条部43と、内管41の外周面に設けられ、突条部43が遊びを持って嵌合される溝部44と、を備えている。このため突条部43と溝部44との間には僅かな隙間が形成されるが、この隙間における温調水の圧力損失が大きいことから、この隙間による往路用の流路40Aと復路用の流路40Bとの間の温調水の混合はほとんど起こらない。またこのように突条部43と溝部44との間に遊びがあることから、外管42の中に内管41を容易に挿入して処理液供給管2を形成することができる。
図7には、ブロック部92と処理液供給管2との接続構造が示されている。ブロック部92の中には、互いに上下に離間し、ブロック部92の長さ方向に伸びるように形成された第1の流路93と第2の流路94とが形成されている。第1の流路93は温調水を処理液供給管2に供給するためのものであり、第2の流路94は処理液供給管2から温調水を回収するためのものである。
各処理液供給管2の基端側においては、往路用の流路40Aが第1の流路93に接続され、復路用の流路40Bが第2の流路94に接続される。この例ではノズル待機部91に10本のレジスト液を吐出するためのレジストノズル部101が設けられていることから、10本の処理液供給管2がブロック部92に接続されている。即ち図7に示すように第1の流路93には、各処理液供給管2における往路用の流路40Aが夫々並列に接続されており、第2の流路94には、各処理液供給管2における復路用の流路40Bが夫々並列に接続されている。また各処理液供給管2における内管41は、各処理液供給管2ごとに設けられたブロック部92を前後方向(X方向)に貫通するレジスト供給管95に接続されている。なお図7において処理液供給管2の管径については誇張して記載している。
これら流路の接続構造について述べておくと、ブロック部92の前面には、処理液供給管2の外管42が外嵌される筒状部107が突出し、この筒状部107に囲まれた領域に第1の流路93及び第2の流路94に夫々連通する2つの孔部108、109が形成されている。また筒状部107の内側には、内管41が外嵌される筒状部110が突出しており、この筒状部107に囲まれた領域は、レジスト供給管95に連通している。
各処理液供給管2の先端側には、レジストノズル部101が接続される。レジストノズル部101の側面には、処理液供給管2の外管42が外嵌される筒状部111が突出し、筒状部111の内側には、内管41が外嵌される筒状部112が突出している。レジストノズル部101は内部にノズル103から伸びるレジスト流路104が形成されており、レジスト流路104は、筒状部112に囲まれた領域に連通している。筒状部111と筒状部112とに囲まれた領域は、レジストノズル部101の壁面となっているため、レジストノズル部101を接続することにより、処理液供給管2の先端側における流路となる空間の開口が塞がれるように接続される。図8に示すように処理液供給管2の長さ方向に伸びるように設けられた突条部43は、その端部が処理液供給管2の先端よりも手前に位置している。従って処理液供給管2の先端側にレジストノズル部101を接続することにより、往路用の流路40Aを基端側から先端側に流れた温調水が、処理液供給管2の先端部にて突条部43を回り込むように折り返し、復路用の流路40Bを先端側から基端側に向かって流れる一連の流路が形成される。
各処理液供給管2は、図1及び図2に示すようにその基端側がブロック部92に左右一列(Y方向)に並ぶように接続されており、塗布ユニット1の奥側に向けて引き回されている。その後処理液供給管2の先端側は、上方側にU字に湾曲された後、前方側に向かって引き回されており、10本の処理液供給管2の先端には、夫々異なるレジストノズル部101が接続されている。
ブロック部92は、各塗布ユニット1ごとに設けられており、これらブロック部92は循環路100をなす温調水の配管により互いに直列に接続されている。例えば図9に示す温調水の供給系は、図3に示すように塗布ユニット1を3層積層したシステムに対応するものである。図9に示すように温調部5から供給された温調水は、循環ポンプ53により直列に接続された各ブロック部92を流れた後、循環路100を介して、温調部5に戻る。また各ブロック部92においては、第1の流路93から温調水が各処理液供給管2に供給され、各処理液供給管2を並列に流れた後、第2の流路94を流れて、続く塗布ユニット1に設けられたブロック部92あるいは、温調部へと排出される。温調部5は冷却部54及び加熱部55を備え、コントローラ8により、これらの加熱作用及び冷却作用が制御されて、温調水の温調が行われる。
図9において、7はコンピュータからなる制御部である。図9中の71はバスであり、バス71にはCPU72、例えばコンピュータなどの設定部75により設定された温調水の設定温度を記憶しておくメモリ73、設定値の読み出し等を行うプログラム74が接続されている。なおプログラム74はプログラム格納部に格納されているが、図9では略記している。前記プログラム74は、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)、メモリーカードなどの記憶媒体により格納されて制御部7にインストールされる。
次に上述の実施の形態の作用を図3に示す塗布ユニットを上下に3層積層した液処理装置を例にとって説明する。先ずウエハWの液処理の前に処理液供給管2に温調水の通流を開始し、設定部75により温調水の温度を、例えば23℃に設定する。温調部5から供給される温調水は、ブロック部92における第1の流路93に接続された例えば10本の処理液供給管2の各往路用の流路に分散して流入する。各処理液供給管2内を温調水が流れる様子について記載すると、ブロック部92の第1の流路93から処理液供給管2における外管42と内管41との間の突条部43により仕切られた往路用の流路40Aに温調水が流入する。既述のように突条部43と内管41側の溝部44との間には隙間が形成されているが、隙間は小さいため、圧力損失が大きく、このため往路用の流路40Aを流れる温調水が復路用の流路40Bにはほとんど流出しない。従って往路用の流路40Aと復路用の流路40Bとは、実質仕切られている。
往路用の流路40Aを流れた温調水は、処理液供給管2の先端側にて、折り返されて、復路用の流路40Bに流入し、復路用の流路40Bを処理液供給管2の基端側に向かって流れた後、ブロック部92における第2の流路94に流れ込む。既述のように復路用の流路40Bを流れる温調水は、往路用の流路40Aにはほとんど流出しない。
ブロック部92に戻った温調水は、2層目の塗布ユニット1のブロック部92を介して例えば10本の処理液供給管2の各々に送られ、次いで3層目の塗布ユニット1におけるブロック部92を介して例えば10本の処理液供給管2の各々に送られ、温調部5に戻る。こうして各塗布ユニット1の処理液供給管2のグループの各々における処理液であるレジスト液の温調が行われ、レジスト液は設定温度に維持される。
続いてレジスト液を吐出するダミーディスペンスが行われる。そして搬送アーム20によりウエハWが液処理モジュール11A,11Bの順で交互に昇降ピン23を介してスピンチャック12に受け渡される。然る後、アーム60が上昇、後退及び水平移動し、ノズルヘッド68が、ノズル待機部91に待機しているレジストノズル部101群の中から、ウエハWの種別に応じたレジストノズル部101を選択して既述のように保持する。その後回転板31が回動して、ノズル保持部30の先端が液処理モジュール11Aに向かう。
アーム60が液処理モジュール11Aに向くとアーム60が前進し、その先端が液処理モジュール11Aにおけるカップ15の開口部10の外縁上に位置するように停止する。続いて、アーム60が前進し、シンナー供給ノズル部83がウエハWの中心上に位置する。ウエハWが鉛直軸周りに回転すると共にシンナー供給ノズル部83からシンナーがウエハWの中心部に供給される。供給されたシンナーはウエハWの周縁部へと広がり、ウエハW表面のレジストの濡れ性が向上する。
シンナーの供給を停止した後、レジストノズル部101からレジスト液がウエハWの中心部に供給し、供給されたレジスト液は、ウエハWの周縁部へと広がり、ウエハW表面全体にレジスト液が塗布される。上述のようにレジスト液は温調水により温調されているため、ウエハWには温調されたレジスト液が供給される。レジスト液の供給が停止すると、アーム60の先端がカップ15外へ出るように当該アーム60が後退し、更にアーム60の先端が液処理モジュール11Bを向くように回転板31が回動する。
以降は、液処理モジュール11Aで処理を行う場合と同様に、ウエハWが液処理モジュール11Bに搬入されると、アーム60が前進し、ウエハWにプリウエット、レジスト塗布処理が順に行われる。液処理モジュール11Bでのこれらプリウエット、レジスト塗布処理に並行して、液処理モジュール11Aでは、ウエハWの回転の停止、搬送アーム20及び昇降ピン23によるウエハWのカップ15外への搬出が順に行われる。このように、液処理モジュール11A、11Bで繰り返しウエハWに処理が行われる。
上述の実施の形態によれば、レジストノズル部101にその先端側が接続された処理液供給管2を、レジスト液の流路を形成する内管41と、通液空間を介してこの内管41を囲む外管42と、からなる二重管構成としている。そして通液空間を処理液供給管2の周方向に区画して、温調液の往路用の流路40Aと復路用の流路40Bとを形成するようにしているため、処理液供給管2の縮径化を図ることができる。処理液供給管2を細くすることにより、処理液供給管2の占める空間が狭くなるためレジストノズル部101をノズル待機部91に待機させたときの処理液供給管2を配置する空間を狭くすることができる。
また処理液供給管2が細くなることで、レジストノズル部101を液処理モジュール11A、11Bの上方に移動させたときも処理液供給管2の通過する空間が狭くなる。従って塗布ユニット1を小型化することができる。また上述の実施の形態においては、ブロック部92から10本の処理液供給管2を伸ばし、10種のレジスト液を吐出するように構成しているが、処理液供給管2が細くなることにより、ウエハWに供給する処理液の多系統化を図るにあたって、処理液供給管2ブロック部92に接続できる処理液供給管2の数を増やすことができる。
また本発明の実施の形態に係る処理液供給管2は、図10に示すように処理液供給管2を横断面でみると周方向等間隔に4つの突条部43を設けて、外管42と内管41の間の空間を4分割し、往路用の流路40Aと復路用の流路40Bとを周方向に交互に形成した構成であってもよい。この場合には、ブロック部92の前面に、2つの往路用の流路40Aに対応する位置に夫々2つの開口部を形成し、これら2つの開口部をブロック部92内の第1の流路93に連通させる。また2つの復路用の流路40Bについても、同様にしてブロック部92内の第2の流路94に連通する2つの開口部を形成する。そして2つの往路用の流路40A及び2つの復路用の流路40Bの各々を対応する開口部に連通するように、処理液供給管2をブロック部92に接続する。
以下に処理液供給管2の他の例として、外管42と内管41との間を4分割して4つの分割流路の2つずつを夫々往路用の流路40A、復路用の流路40Bに割り当てる構造を挙げて説明する。図11に横断面図で示すように、突条部43を外管42の内周部から内管41に向けて伸びるように設け、突条部43をその厚さが内管41側に向かうにしたがって大きくなるように形成し、突条部43と内管41の外周部との接触面積が大きくなるように構成して区画部としてもよい。往路用の流路40A及び復路用の流路40Bを温調水が流れ、突条部43を押す圧力が高まった場合にも、突条部43の内管41側の面と内管41の外周部との接触面積が広いため、突条部43の内管41側の面と内管41の外周部とが離れにくく、隙間が開きにくい。そのため、往路用の流路40A及び復路用の流路40Bを流れる温調水が他の復路用の流路40B及び往路用の流路40Aに流れ込みにくくなるため、同様の効果が得られる。
また図12に示すように外管42の内周部から内管41に向けて伸びるように突条部43を設け、突条部43の頂面に処理液供給管2の長さ方向に伸びる溝45を設けて、区画部としてもよい。このように構成した場合にも、隙間を通過しようとする温調水が溝45により直線的な流れが妨げられるため圧力損失が大きくなる。従って、往路用の流路40A及び復路用の流路40Bに流れる温調水を仕切ることができる。
更に図13に示すように内管41から外管42に向かって突出する突条部43を形成する一方、外管42に長さ方向に亘って、壁部46の対を設け、対をなす壁部46の間に突条部43が挟まれるように配置して区画部としてもよい。このように構成した場合にも、同様の効果が得られる。
また上述の例における区画部の構成については、突条部43とこの突条部43に対向する対向面との内、外の位置関係が逆になっていてもよい。例えば突条部43を内管41から外管42に向けて伸ばし、外管42における突条部43の頂面に対応する位置に溝部44を形成するようにしてもよい。また例えば突条部43を外管42から内管41に向けて伸ばし、内管41の外周面に壁部46の対を設け、対をなす壁部46の間に突条部43が挟まれるように配置してもよい。また上述の例では、内管41と外管42とは、夫々分離された構成となっているが、突条部43により内管41と外管42とを互いに接続し、一体となるように構成されていてもよい。更に処理液供給管2における外管42と内管41の間の空間4分割に限られず、6分割、8分割等であってもよい。
また上述の実施の形態においては、温調部5で温調された温調水を第1の流路93から各々の処理液供給管2に並列に供給しているが、各ブロック部92において、第1の流路93と、各々の処理液供給管2とは、直列に接続されていてもよい。また温調部5で温調された温調水を各ブロック部92に並列に供給するように構成されていてもよい。従って、温調部5で温調された温調水を各ブロック部92に並列に供給し、各ブロック92において、第1の流路93から各々の処理液供給管2に直列に供給するように構成されていてもよい。
更に本発明の処理液供給管2はレジスト液を供給する塗布ユニット1に用いる例に限らず、例えばウエハWに洗浄水を供給して洗浄処理を行う基板洗浄装置において、洗浄水の温調に用いてもよい。あるいは、ウエハWに絶縁膜を成膜するための絶縁膜の前駆物質を含む薬液を塗布する成膜システムに用いてもよく、あらゆる液処理装置に適用することができる。
[確認試験]
本発明の効果を検証するために以下の試験を行った。処理液供給管2として図10に示す構造を用いた。処理液供給管2は外管42の外径を6mm、内径を5.5mm、内管41の外径を4mm、内径を3mmに設定した。また突条部43の厚さは0.4mmに設定した。処理液供給管の長さは2mに設定し、断面二次モーメントと温調流路に流量100mL/分の温調水を通流させたときの温調水の圧力損失をシミュレーションにより求めた。
断面二次モーメントは、30.7mmであった。また温調水の圧力損失は、0.00812MPaであった。従って実施の形態に係る処理液供給管2は、曲げやすい配管であり、温調水の圧力損失が小さいことが分かった。
1 塗布ユニット
2 処理液供給管
5 温調部
7 制御部
8 コントローラ
40A 往路用の流路
40B 復路用の流路
41 内管
42 外管
43 突条部
44 溝部
92 ブロック部
93 第1の流路
94 第2の流路
100 循環路
101 レジストノズル部

Claims (10)

  1. 基板に処理液を供給するためのノズル部に接続される処理液供給管であって、
    処理液の流路を形成する管路と、
    各々前記管路の外周に沿って形成されると共に、互いに前記管路の周方向に並んで配置され、温調液が前記ノズル部に向かって流れる往路用の流路及び折り返された後に温調液が流れる復路用の流路と、を備えたことを特徴とする処理液供給管。
  2. 前記往路用の流路及び復路用の流路の各々は、処理液供給管の周方向に複数配置されていることを特徴とする請求項1記載の処理液供給管。
  3. 前記管路を構成する内管と、この内管を空間を介して囲む外管と、前記往路用の流路及び復路用の流路を形成するために、前記空間を周方向に区画する区画部と、を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の処理液供給管。
  4. 前記区画部は、内管の外周部及び外管の内周部の一方から伸び出す隔壁部を、他方に形成された溝部に嵌合させて構成されることを特徴とする請求項3に記載の処理液供給管。
  5. 前記区画部は、内管の外周部及び外管の内周部の一方から伸び出す隔壁部であって、前記隔壁部は処理液供給管の横断面で見て前記他方に向かうにつれて末広がりの形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の処理液供給管。
  6. 前記区画部は、内管の外周部及び外管の内周部の一方から伸び出す隔壁部であって、前記隔壁部の頂面及びこれに対向する前記他方の面のうちの少なくとも一方が処理液供給管の横断面で見て、目視で確認できる凹凸が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の処理液供給管。
  7. 基板に処理液を供給するための処理液供給装置において、
    前記処理液を吐出するためのノズル部と、
    前記ノズル部にその先端側が接続された請求項1ないし6のいずれか一項に記載の処理液供給管と、を備えたことを特徴とする処理液供給装置。
  8. 処理液により基板を処理するために当該基板を水平に保持する基板保持部と基板保持部を囲むカップとを含む液処理モジュールと、請求項7に記載の処理液供給装置と、を備えた液処理装置。
  9. 複数の前記ノズル部が共通に保持されたノズル保持部と、
    前記複数のノズル部に夫々接続された複数の処理液供給管が並んで接続されると共に第1の流路と第2の流路とが設けられたブロック部と、を備え、
    前記複数の処理液供給管の各往路用の流路は前記第1の流路に互いに並列に接続され、前記複数の処理液供給管の各復路用の流路は前記第2の流路に互いに並列に接続されていることを特徴とする請求項8記載の液処理装置。
  10. 複数の前記ノズル保持部と、
    複数のノズル保持部に夫々対応する複数の液処理モジュールまたは複数の液処理モジュールのグループと、を備え、
    前記ブロック部は、各ノズル保持部ごとに設けられ、
    各ノズル保持部に対応するブロック部において、上流側のブロック部の第2の流路と下流側のブロック部の第1の流路とが互いに直列に接続されていることを特徴とする請求項8記載の液処理装置。
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