JPH07263327A - 回転式基板処理装置の処理液供給装置 - Google Patents

回転式基板処理装置の処理液供給装置

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JPH07263327A
JPH07263327A JP7445194A JP7445194A JPH07263327A JP H07263327 A JPH07263327 A JP H07263327A JP 7445194 A JP7445194 A JP 7445194A JP 7445194 A JP7445194 A JP 7445194A JP H07263327 A JPH07263327 A JP H07263327A
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JP
Japan
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treatment liquid
pipe
processing liquid
temperature control
temperature
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JP7445194A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Fukutomi
義光 福▲富▼
Masami Otani
正美 大谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化された回転式基板処理装置の処理液供
給装置を提供する。 【構成】 処理液を供給する処理液供給チューブ2の外
壁に一対の仕切り板40が第1温調配管3aの内壁に当
接するように突設され、処理液供給チューブ2の外壁と
第1温調配管3aの内壁とで形成される空間内部を、恒
温流体の供給流路41と、戻り流路42とに2分割する
ように構成されている。恒温流体は、温調ユニット45
から第1,第2温調配管3a,3b内の供給流路41に
供給され、処理液供給チューブ2内の処理液を所定温度
に一定化した後、戻り流路42を介して温調ユニット4
5に回収されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ、液晶表
示器用のガラス基板、フォトマスク用のガラス基板、光
ディスク用の基板等の基板に、フォトレジスト液等の処
理液を供給する回転式基板処理装置の処理液供給装置に
係り、特に、処理液配管内の処理液の温度を一定化する
温調配管を備えた処理液供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の処理液供給装置として、例えば、
基板表面にフォトレジスト液を供給し、基板表面に所望
の厚さの薄膜を形成する回転式基板処理装置がある。
【0003】この装置は、回転可能に支持された基板上
面に処理液を吐出するノズルと、処理液が貯蔵されたボ
トルとが処理液供給配管を介して連通接続されて構成さ
れている。かかる装置においては、均一な厚さの薄膜を
形成するため、処理液の粘度が外気温度に影響されて変
化しないように処理液の温度を一定化する必要がある。
そこで、処理液の温度を一定化するために、処理液供給
配管の外側に恒温流体を流通させることが行われてい
る。かかる装置では、処理液供給配管の先端に設けられ
るノズル近傍まで温度調節をするのが望ましいため、処
理液供給配管の基端側から先端のノズル側へ至るまで恒
温流体を流通させる供給流路と、ノズル側へ達した恒温
流体が基端側へ還流する戻り流路とを設ける必要があ
る。そのための構成として、図8に示すような処理液供
給配管構造を備えた装置が知られている。
【0004】図8(a)は、処理液を供給する処理液配
管100と、恒温流体の戻り用配管101とが外管10
2に内蔵されたいわゆる2重配管に構成されている。処
理液配管100,戻り用配管101と外管102との間
隙に恒温流体を供給することによって、処理液配管10
0内の処理液の温度が一定化される。供給された恒温流
体はノズル手前で戻り用配管101に流通して回収され
る。
【0005】図8(b)は、処理液を供給する処理液配
管103と、処理液配管103の外側に設けられた温調
配管104と、さらに温調配管104の外側に設けられ
た外管105とでいわゆる3重配管に構成されている。
処理液配管103と温調配管104との間隙に恒温流体
を供給することによって、処理液配管103内の処理液
の温度が一定化される。供給された恒温流体はノズル手
前で温調配管104と外管105との間隙に流通して回
収される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た処理液供給装置では、外管内部に処理液配管とは別の
配管を設けて恒温流体の供給流路と戻り流路とがそれぞ
れ形成されているので、外管の外形が大型化してしまう
という問題があった。また、処理液供給装置は、一般的
に複数個のノズルを備え、それに応じた複数個の配管で
構成されているので、外管の大型化に伴って装置全体が
大型化するといった問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、小型化された回転式基板処理装置の処
理液供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような構成をとる。すなわち、回転可
能に支持された基板に処理液を供給する処理液配管と、
前記処理液配管を内蔵する温調配管とを備え、前記処理
液配管と前記温調配管との間隙に恒温流体を流通させる
ことによって、前記処理液配管内の処理液の温度を一定
化する回転式基板処理装置の処理液供給装置において、
前記処理液配管の外壁と前記温調配管の内壁とで形成さ
れる空間内部を、流路に沿って少なくとも2分割する仕
切り板を備え、一方の仕切り流路を恒温流体の供給流路
とし、他方の仕切り流路を恒温流体の戻り流路としたも
のである。
【0009】
【作用】本発明によれば、処理液配管の外壁と温調配管
の内壁とで形成される空間内部が、仕切り板によって、
恒温流体の供給流路と戻り流路とに2分割されるので、
処理液配管を内蔵する温調配管の外径を小さくすること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る回転式
基板処理装置の処理液供給装置を示す一部切り欠き側面
図、図2は、図1の平面図である。
【0011】図中、符号1は回転可能に支持された基板
Wに処理液の一例であるフォトレジスト液等を供給する
複数個のノズルである。これらのノズル1は、後述する
本発明の処理液配管に相当する処理液供給チューブ2を
介して処理液貯留部Tと連通接続されている。複数のノ
ズル1のうち、所望のノズル1を択一的に取り出して基
板Wの回転中心付近の上方に設定した吐出位置と、基板
Wの上方から外れた待機位置とにわたって移動するノズ
ル移動機構が備えられ、処理液供給装置が構成されてい
る。
【0012】ノズル1の各々は、金属製で剛性の高い第
1温調配管3aの先端に取り付けられている。第1温調
配管3aの基部には、支持ブロック6が一体的に取り付
けられている。第1温調配管3aは支持ブロック6の一
端から水平方向へのび、その先端が鉛直下向きに屈曲し
ており、ノズル1はその先端に下向きに取り付けられて
いる。支持ブロック6の他端側に、金属製の筒軸7が一
体的に連設され、これら第1温調配管3a、支持ブロッ
ク6、筒軸7により、ノズル1等が支持する剛性の支持
アーム4が構成されている。
【0013】各支持アーム4の筒軸7は、それぞれアー
ム回転支持体9に筒軸7の軸芯を中心として回転可能に
支持されている。また、各アーム回転支持体9は、共通
の可動フレーム10にそれぞれのガイドレール11を介
してそれぞれ垂直方向に昇降可能な状態で支持され、そ
れらは図1の紙面に垂直な方向に一直線状に並列に支持
されている。
【0014】可動フレーム10は、回転式基板処理装置
に固定されている装置フレーム12にガイドレール13
を介して水平方向に移動可能に支持されている。この可
動フレーム10に設けられたラック14は、正逆転可能
なモータ15で駆動されるピニオン16と咬合されてい
る。したがって、モータ15を正逆方向に駆動回転する
ことによりアーム回転支持体9はその並列方向に移動す
る。
【0015】アーム回転支持体9の側部には、直列に連
結した一対のエアシリンダ17a,17bによって垂直
方向に移動される昇降枠18が設けられている。昇降枠
18には、エアーシリンダ19によって垂直方向に移動
される可動ブラケット20が設けられている。可動ブラ
ケット20の上部には、所定位置の回転中心P周りで回
転可能な支軸21aが設けられ、支軸21aの下部に
は、回転中心P周りで回転可能に駆動アーム21が設け
られている。
【0016】各支持アーム4における支持ブロック6の
上面には、筒軸7の軸心上に位置して円錐状の係合凹部
22が形成されるとともに、それからノズル1側に離れ
た位置に係合ピン23が突設されている。
【0017】駆動アーム21の下面には、回転中心Pと
同軸に位置して円錐状の係合突起24が突設されるとと
もに、その回転中心Pから離れて係合ピン23に対応す
る係合孔25が形成されている。そして、支持アーム4
に対して駆動アーム21を下降させることで、この支持
アーム4の係合凹部22と係合ピン23とに駆動アーム
21の係合突起24と係合孔25をそれぞれ係合させ
て、駆動アーム21と支持アーム4とを一体に係合連結
する。
【0018】また、駆動アーム21の支軸21aは、可
動ブラケット20に設置した正逆転可能なモータ26に
タイミングベルト27を介して連動連結されている。し
たがって、モータ26を正逆方向へ駆動回転して駆動ア
ーム21を連動駆動させることにより、係合保持した支
持アーム4を回転中心P周りに回転させ、当該支持アー
ム4のノズル1を基板Wの側方に外れた待機位置と基板
中心近くの吐出位置とにわたって移動させることができ
る。
【0019】次に、各支持アーム4の構造について図3
乃至図6を参照して説明する。ノズル1は、フッ化樹脂
製の処理液供給チューブ2を介して処理液貯留部Tに連
通接続されている。処理液供給チューブ2はステンレス
鋼製の第1温調配管3aの内部に挿通され、処理液供給
チューブ2と第1温調配管3aとの間隙に恒温流体が流
通されることによって、処理液供給チューブ2内の処理
液の温度が一定化されるように構成されている。なお、
本実施例では、恒温流体として23°Cに温度調整され
た温水が使用され、好ましくは、不凍液等の比熱の大き
な溶液が使用される。また、第1温調配管3aは、ステ
ンレス鋼製に限らず酸化しにくい金属であればよく、ま
たフッ化樹脂等の樹脂製でもよい。あるいは又、伸縮性
のあるチューブを用いて外部で支持したものでもよい。
【0020】図4に示すように、処理液供給チューブ2
の周面に管軸に沿った細長い一対の仕切り板40が第1
温調配管3aの内壁3cに当接するように突設され、処
理液供給チューブ2の外壁2aと第1温調配管3aの内
壁3cとで形成される空間内部を、流路に沿って2分割
するように構成されている。その2分割された、一方の
仕切り流路が恒温流体の供給流路41とされ、他方の仕
切り流路が恒温流体の戻り流路42とされている。各仕
切り板40は、支持アーム4の断面(図4)においてそ
れぞれ略水平方向へ突設されており、第1温調配管3a
内で処理液供給チューブ2が鉛直方向(図4の上下方
向)へ曲げやすくなるように構成されている。従って、
第1温調配管3aが鉛直下向きに屈曲されるその先端部
分においても、処理液供給チューブ2も容易に鉛直下向
きに屈曲させることができる。なお、恒温流体と処理液
供給チューブ2内の処理液との熱交換が効率よく行われ
るためには、供給流路41と戻り流路42とは完全に隔
絶されていることが望ましい。しかし、通常、このよう
な回転式基板処理装置における処理液供給装置において
は、恒温流体と処理液との温度差はごくわずかであり、
従って、供給流路41と戻り流路42とに流通するそれ
ぞれの恒温流体の温度差も小さいので、仕切り板40の
先端部40aと第1温調配管3aの内壁3cとの密着が
若干不完全な部分があったとしても、実用上、問題はな
い。
【0021】筒軸7の下端には、上記した第1温調配管
3aと同様の第2温調配管3bが接続されている。第2
温調配管3bの基端部は継手部材8に連通接続され、そ
の第2温調配管3bと継手部材8に処理液供給チューブ
2が挿通されている。図3,図5に示すように、継手部
材8の相対する側部内壁には、平行な凸条8a,8bが
2組、その内壁と一体に形成されている。凸条8a,8
bは、処理液供給チューブ2の挿通方向に沿って、継手
部材8の内側上面から下面にわたって形成されている。
そして、処理液供給チューブ2の各仕切り板40は、凸
条8a,8bの各組の間にはめ込まれて、各仕切り板4
0の先端40aは凸条8a,8bの間の内壁に当接して
いる。また、各仕切り板40の端部40bは、それぞれ
継手部材8の下部内壁に当接するように構成されてい
る。従って、継手部材8の内部空間は2分割され、第2
温調配管3b内の供給流路41と戻り流路42とにそれ
ぞれ連通するように構成されている。継手部材8の下端
に、供給流路41と連通する恒温水供給配管43と、戻
り流路42と連通する恒温水回収配管44とがそれぞれ
連通接続されている。恒温水供給配管43と恒温水回収
配管44は、それぞれ送液ポンプを備えた温調ユニット
45に接続され、恒温流体が循環するように構成されて
いる。
【0022】恒温流体は、温調ユニット45内の温調手
段(図示せず)によって一定温度に温調され、温調ユニ
ット45から第1,第2温調配管3a,3b内の供給流
路41に供給される。そして、処理液供給チューブ2内
の処理液を所定温度に一定化した後、戻り流路42を介
して温調ユニット45に回収されるように構成されてい
る。
【0023】第1温調配管3aの先端に取り付けられて
いるノズル1は、図6に示すように、温調ノズル1a
と、袋ナット1bと、ノズル先端部材1cとから構成さ
れている。温調ノズル1aは、その内部孔が下方に向か
って先細り状に形成されており、その先細り状の先端部
分において処理液供給チューブ2の先端と係合してい
る。この温調ノズル1aの先細り状に形成されている部
分にまで恒温流体が循環し、処理液供給チューブ2内の
処理液はノズル1から吐出される直前まで温調が行なわ
れ、所定温度に保たれている。温調ノズル1aの下端
に、ノズル先端部材1cが袋ナット1bを介して接続さ
れている。ノズル先端部材1cは、その軸芯にフォトレ
ジスト液を流通させる貫通孔を有し、その貫通孔の上部
開口径は、処理液供給チューブ2の内径に略等しく形成
されている。
【0024】各仕切り板40の端部40cは、それぞれ
温調ノズル1aの上端部分で終端しており、上記した温
調ノズル1aの先細り状の内部孔と処理液供給チューブ
2との間隙で、恒温流体が流通するように、すなわち、
供給流路41に供給された恒温流体が戻り流路42へ流
れ込むように構成されている。
【0025】次に、上記のように構成された処理液供給
装置の動作について説明する。基板Wの上面に処理液を
吐出する前に、処理液供給チューブ2内の処理液の温度
を一定化するために恒温流体が第1温調配管3a内に供
給される。まず、温調ユニット45の送液ポンプを作動
させる。温調ユニット45で温度調整された恒温流体
が、恒温水供給配管43を介して継手部材8を経て第2
温調配管3bの供給流路41に送られ、さらに支持ブロ
ック6内を経て第1温調配管3aの供給流路41に送ら
れる。供給流路41に供給されてきた恒温流体は、上記
した温調ノズル1aの内部孔と処理液供給チューブ2と
の間隙を通って戻り流路42へ流れ込み、上記した逆の
経路を経て恒温水回収配管44を介して温調ユニット4
5に回収される。すなわち、恒温流体は第1,第2温調
配管3a,3b内を通って温調ユニット45と支持アー
ム4との間で循環され、処理液供給チューブ2内の処理
液が常に一定な温度に保たれている。
【0026】而して、基板への処理液の吐出前には、図
1および図2に実線で示すように、すべてのノズル1は
基板Wの側方に外れた待機位置にあり、すべての支持ア
ーム4は下降位置Lに待機している。この状態から、処
理液を基板Wへ供給するときには、まず、モータ15に
より可動フレーム10を駆動し、複数のノズル1のう
ち、所望するノズル1の支持アーム4が回転中心Pに水
平移動される。次に、エアシリンダ19の伸長作動によ
り駆動アーム21が下降して支持アーム4の支持ブロッ
ク6と係合する。続いて、エアシリンダ17a,17b
が伸長作動して昇降枠18が上昇し、昇降枠18の当接
部31がアーム回転支持体9の上端突起32を下方から
押圧し、駆動アーム21と昇降枠18との間で、支持ア
ーム4はクランプ固定され、さらに昇降枠18の上昇に
より上限(H)まで上昇される。そして、モータ26を
駆動してノズル1を基板Wの上方の所定の吐出位置まで
回転移動させ、エアシリンダ17a,17bの片方のみ
を収縮作動して、支持アーム4を所定の吐出高さ(F)
にまで下降させる。
【0027】この状態で、処理液貯留部T内を不活性ガ
スで加圧し、処理液を処理液供給チューブ2内へ供給す
る。この際、予め供給流路41内に恒温流体が供給され
ているので、処理液供給チューブ2内の処理液が所定の
温度に一定化される。そして、回転前ないし低速回転し
始めた基板Wの上面に所定量の処理液が滴下供給され、
処理液の供給後、基板Wは高速回転されてその上面の処
理液は均一に塗布される。
【0028】なお、継手部材8の内壁に形成した凸条8
a,8bは、処理液供給チューブ2の各仕切り板40と
相まって、供給流路41と戻り流路42との区画をより
十分に行うためのものであり、継手部材8の内壁のみな
らず、第1温調配管3aの内壁にもかかる凸条8a,8
bと同様のものを形成することもできる。また、本実施
例では、処理液供給チューブ2に一対の仕切り板40を
設けたが本発明は、これに限定されることなく種々の変
形実施が可能である。例えば、図7(a)に示すよう
に、処理液供給チューブ2の下部外壁を温調配管3の内
壁に当接し、処理液供給チューブ2の上部外壁から温調
配管3の内壁に接する1つの仕切り板50を設けてもよ
い。また、図7(b)に示すように、処理液供給チュー
ブ2は円筒状のままで、温調配管3の内壁から内側に向
けて仕切り板40を設けてもよい。さらに、図7(c)
に示すように、処理液供給チューブ2に仕切り板40と
は別の突起部材51を流路方向に沿って複数個設け、温
調配管3が折り曲げられた場合に温調配管3内の供給流
路41や戻り流路42がつぶれにくくなるようにしても
よい。
【0029】また、本実施例では、処理液貯溜部T内を
不活性ガスで加圧して処理液を供給していたが、これに
限らず、たとえばポンプによって圧送して供給するもの
であってもよい。さらに、処理液としてはフォトレジス
ト液の他に、現像液やリンス液などの種々の処理液があ
り、本発明はこれらを供給する処理液供給装置にも適用
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、処理液配管と温調配管との間隙内が、仕切り
板によって1つの配管内で恒温流体の供給流路と戻り流
路との2分割されるので、処理液配管を内蔵する温調配
管を小径化することができる。その結果、装置全体を小
型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る回転式基板処理装置の処理液供給
装置を示す一部切欠側面図である。
【図2】図1に示す処理液供給装置の平面図である。
【図3】支持アームの要部の一部切欠側面図である。
【図4】図3におけるA−A矢視断面図である。
【図5】図3におけるB−B矢視断面図である。
【図6】支持アームの先端部の縦断面図である。
【図7】その他の実施例の要部を示す図である。
【図8】従来装置の要部を示す図である。
【符号の説明】
1 … ノズル 2 … 処理液供給チューブ(処理液配管) 3a … 第1温調配管 3b … 第2温調配管 4 … 支持アーム 8 … 継手部材 40 … 仕切り板 41 … 供給流路 42 … 戻り流路 43 … 恒温水供給配管 44 … 恒温水回収配管 45 … 温調ユニット T … 処理液貯留部 W … 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持された基板に処理液を供
    給する処理液配管と、前記処理液配管を内蔵する温調配
    管とを備え、前記処理液配管と前記温調配管との間隙に
    恒温流体を流通させることによって、前記処理液配管内
    の処理液の温度を一定化する回転式基板処理装置の処理
    液供給装置において、 前記処理液配管の外壁と前記温調配管の内壁とで形成さ
    れる空間内部を、流路に沿って少なくとも2分割する仕
    切り板を備え、 一方の仕切り流路を恒温流体の供給流路とし、 他方の仕切り流路を恒温流体の戻り流路としたこと、 を特徴とする回転式基板処理装置の処理液供給装置。
JP7445194A 1994-03-17 1994-03-17 回転式基板処理装置の処理液供給装置 Pending JPH07263327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103374A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Tokyo Electron Ltd 複合配管及び複合配管を備える塗布・現像処理装置
JP2016111132A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 東京エレクトロン株式会社 処理液供給管、処理液供給装置及び液処理装置

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