JP3211174U

JP3211174U - エプロン

Info

Publication number: JP3211174U
Application number: JP2017001501U
Authority: JP
Inventors: 利恵武井
Original assignee: 利恵武井
Priority date: 2017-03-16
Filing date: 2017-03-16
Publication date: 2017-06-29
Anticipated expiration: 2027-03-16

Abstract

【課題】小さい犬などの小動物を入れることができる折り返し可能な前掛け部分を有するエプロンを提供する。【解決手段】エプロンは、前掛部１と、後掛部２と、前掛部１と後掛部２を連結する連結部３と、連結部３に設けられた開口部４と、後掛部２の上半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数のボタン１０ａ〜１０ｄと、前掛部１の上半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数の第１ボタン掛け穴７ａ〜７ｄと、前掛部１の下半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数の第２ボタン掛け穴８ａ〜８ｄとを備えた。【選択図】図１

Description

本考案は、エプロンの前掛けの下半部を折り返すことによりできるポケット部に、小さい犬などの小動物を入れることができる折り返し可能な前掛け部分を有するエプロンに関する。

エプロンの前掛部分を折り返し、前掛部分の下半部を上半部に係止具で止めたり、前掛の下半部に紐又はスリットを設け、紐又はスリットを首又は肩に通すことにより、前掛を折り返し、ポケット部を構成し、比較的小さいペットを入れることが、特許文献１、特許文献２に示されている。

特許第３８２８５２３号公報特許第４０９５０９９号公報

上記の構成では、前掛の折り返しによりできるポケット部の収納サイズが一定とならざるを得ず、ポケット部に入れるペットのサイズに合わないといった不都合が生じ得る。

本考案によるエプロンは、前掛部と、後掛部と、前記前掛部と前記後掛部を連結する連結部と、前記連結部に設けられた開口部と、前記後掛部の上半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数のボタンと、前記前掛部の上半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数の第１ボタン掛け穴と、前記前掛部の下半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数の第２ボタン掛け穴とを備えたことを特徴とする。
また、前掛の下端部に沿って設けられた紐通し穴と、紐通し穴に通される紐とを更に備えることを特徴とする。

ボタン穴を掛けるボタンを変えることにより、ペットのサイズに合わせてポケット部の収納サイズや高さ位置を変えることができる。
また、紐通し穴に通されている紐を締めることにより、前掛の折り返しによりできるポケット部の開口サイズを調整したり、また、紐を背中へ回し縛ることによりポケット部を身体に固定することも可能である。

本考案の一実施例によるエプロンの全体を示す図である。図１のエプロンを着衣した際のエプロンを示す図である。図２において前掛部を折り返してポケット部を形成した状態を示す図である。本考案のエプロンを着衣した状態を示す図である。本考案のエプロンを着衣し、前掛部を折り返しポケット部を設けた状態を示す図である。本考案のエプロンを着衣し、前掛部を折り返しポケット部にペットを入れた状態を示す図である。

本考案に関するエプロンを図に基づいて説明する。
図１において、エプロンは、前掛部１と後掛部２とからなり、前掛部１と後掛部２をつなぐ連結部３に頭部を通す開口部４が形成され、開口部４の両側の連結部４が肩当部５を構成している。
前掛部１の腰部６から上方の両側端部に沿って、所定の間隔で、複数の第１ボタン掛け穴７（７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄ）を設け、腰部６から下方の両側端部に沿って、第１ボタン掛け穴７と同じ間隔で、複数の第２ボタン掛け穴８（８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ）を設けている。
前掛部１の下端に沿って、折り返し縫い等によって通し穴（図示せず）を設け、通し穴には、紐９が通されている。
前掛部１の各第１ボタン掛け穴７に対応するように、後掛部２の上方の両側に、複数のボタン１０（１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ）が設けられている。
前掛部１の下端と同様に後掛部２の下端にも、折り返し縫い等によって通し穴（図示せず）が設けられ、通し穴には、紐１１が通されている。
エプロンは、例えば、麻布で構成され、ボタン７は、裏当ての布及びボタン（図示せず）を介して布地に縫い付けられ、強度を持たせている。また、肩当部５には、裏当てとしてクッション部材（図示せず）を縫い付けている。

上記のように構成されたエプロンは、前掛部１を身体の前側になるように開口部４に頭部を通し、後掛部２のボタン１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄを対応する前掛部１の第１ボタン掛け穴７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄに掛けて着衣する。（図２参照）
そして、ペットを収納保持する場合には、前掛部１の腰部７から下方の部分（下半部）を折り返し、第２ボタン掛け穴８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄを同じ側のボタン１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄにそれぞれ通すことにより、ポケット部が形成される。（図３参照）
ボタン１０に通す第２ボタン掛け穴８の位置をずらすことにより、ポケット部の収納サイズ、高さ位置を調整することができる。
上記の実施例では、後掛部２のボタン１０と第１ボタン掛け穴７を両側にそれぞれ４個ずつ設けた例を示したが、これに限らず、それぞれの数を適宜設定しても良い。
後掛部２のボタン１０の数及び第１ボタン掛け穴７を第２ボタン掛け穴８より多く設ければ、第２ボタン掛け穴８を通すボタン７の位置をずらしても、全ての第１ボタン掛け穴８をボタン１０に掛けることができ、強度が保たれる。
前掛部１の紐９を締めることにより、前掛部１の折り返しによりできるポケット部の開口サイズを調整したり、また、紐９を背中へ回し縛ることによりポケット部を身体に安定して保持することができる。

１前掛部
２後掛部
３連結部
４開口部
５肩当部
６腰部
７第１ボタン掛け穴
８第２ボタン掛け穴
９紐
１０ボタン

Claims

前掛部と、後掛部と、前記前掛部と前記後掛部を連結する連結部と、前記連結部に設けられた開口部と、前記後掛部の上半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数のボタンと、前記前掛部の上半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数の第１ボタン掛け穴と、前記前掛部の下半部の両側端部各々に上下方向に所定の間隔で設けられた複数の第２ボタン掛け穴とを備えたことを特徴とするエプロン。
前記前掛の下端部に沿って設けられた紐通し穴と、前記紐通し穴に通される紐とを更に備えることを特徴とする請求項１記載のエプロン。