JP2016080747A - 光ファイバケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブル外被を削る際に光ファイバ心線の損傷を防止できる光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】光ファイバ心線を収容して上巻きテープ19で覆われたケーブルコア20を有し、ケーブルコアの周囲に少なくとも2本のテンションメンバ22を配してケーブル外被30で一括被覆した光ファイバケーブル1である。隣接する2本のテンションメンバの外周側における2本のテンションメンバの共通接線上に、ケーブルコアを配置したケーブル外被の内部空間Sに通じる空隙Cを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、複数本の光ファイバ心線をケーブル外被で被覆する光ファイバケーブルに関する。
インターネット等の情報通信の普及による通信の高速化や情報量の増大に加え、双方向通信と大容量通信に対応するために、光ネットワークの構築が進展している。この光ネットワークでは、通信事業者と各家庭とを光ファイバで直接結び、高速通信サービスを提供するFTTH(Fiber To The Home)が開始されている。このため、複数端末に分配する配線工事の需要が増えている。
ここで、光ファイバ心線を収容して上巻きテープで覆い、その上に粗巻き糸を巻き付けた場合、光ファイバケーブルの解体時には粗巻き糸を除去しなければならず、光ファイバ心線を取り出し難い。そこで、例えば、特許文献1には、上巻きテープ(押え巻きテープ)の巻き付け方の技術が開示されている。
ところで、上記特許文献1の光ファイバケーブルでは、引き裂き紐が現れるまで例えばピーラーのような工具でケーブル外被を削る。しかし、ケーブル外被を削る場合、工具の刃が引き裂き紐や上巻きテープを超えてしまうと、光ファイバ心線が損傷するという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、ケーブル外被を削る際に光ファイバ心線の損傷を防止できる光ファイバケーブルの提供を目的とする。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、光ファイバ心線を収容して上巻きテープで覆われたケーブルコアを有し、該ケーブルコアの周囲に少なくとも2本のテンションメンバを配してケーブル外被で一括被覆した光ファイバケーブルであって、隣接する2本の前記テンションメンバの外周側における該2本のテンションメンバの共通接線上に、前記ケーブルコアを配置した前記ケーブル外被の内部空間に通じる空隙を有する。
上記によれば、ケーブルコア内の光ファイバ心線の損傷を防止できる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、(1)光ファイバ心線を収容して上巻きテープで覆われたケーブルコアを有し、該ケーブルコアの周囲に少なくとも2本のテンションメンバを配してケーブル外被で一括被覆した光ファイバケーブルであって、隣接する2本の前記テンションメンバの外周側における該2本のテンションメンバの共通接線上に、前記ケーブルコアを配置した前記ケーブル外被の内部空間に通じる空隙を有する。
工具でケーブル外被を削る際、ケーブルコアに到達する前にテンションメンバに接触し、隣接する2本のテンションメンバが工具に対するストッパの役目を担うので、ケーブルコア内の光ファイバ心線の損傷を防止できる。
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、(1)光ファイバ心線を収容して上巻きテープで覆われたケーブルコアを有し、該ケーブルコアの周囲に少なくとも2本のテンションメンバを配してケーブル外被で一括被覆した光ファイバケーブルであって、隣接する2本の前記テンションメンバの外周側における該2本のテンションメンバの共通接線上に、前記ケーブルコアを配置した前記ケーブル外被の内部空間に通じる空隙を有する。
工具でケーブル外被を削る際、ケーブルコアに到達する前にテンションメンバに接触し、隣接する2本のテンションメンバが工具に対するストッパの役目を担うので、ケーブルコア内の光ファイバ心線の損傷を防止できる。
(2)前記空隙には、前記光ファイバケーブルの長手方向に沿って形成されて、前記ケーブル外被を引き裂くための引き裂き部材が埋設される。引き裂き部材を設ければ、光ファイバケーブルをその長手方向に容易に解体できる。
(3)前記ケーブル外被には、前記空隙の形成位置を外部から認識させる外周突起部が形成される。外周突起部がケーブル外被を削る際の目印になる。
(4)前記ケーブル外被には、前記空隙の形成位置を外部から認識させるノッチが形成される。ノッチがケーブル外被を削る際の目印になる。
(3)前記ケーブル外被には、前記空隙の形成位置を外部から認識させる外周突起部が形成される。外周突起部がケーブル外被を削る際の目印になる。
(4)前記ケーブル外被には、前記空隙の形成位置を外部から認識させるノッチが形成される。ノッチがケーブル外被を削る際の目印になる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照しながら、本発明による光ファイバケーブルの好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による光ファイバケーブルの一例を示す図である。また、図2は、間欠テープ心線の構造の一例を示す図であり、図3は、間欠テープ心線を撚り集めた光ユニットの一例を示す図である。以下の光ファイバケーブル1は、支持線を備えない構造について説明するが、支持線を備えた自己支持型の構造であってもよい。
以下、添付図面を参照しながら、本発明による光ファイバケーブルの好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による光ファイバケーブルの一例を示す図である。また、図2は、間欠テープ心線の構造の一例を示す図であり、図3は、間欠テープ心線を撚り集めた光ユニットの一例を示す図である。以下の光ファイバケーブル1は、支持線を備えない構造について説明するが、支持線を備えた自己支持型の構造であってもよい。
図1に示すように、光ファイバケーブル1は、ケーブルコア20と例えば4本のテンションメンバ22とを一括被覆したケーブル外被30を有する。ケーブル外被30は、オレフィン系樹脂(例えば、低密度ポリエチレンなど)等の熱可塑性樹脂で形成され、光ユニット(サブユニットともいう)17を収容している。この光ユニット17は、例えば、4心の間欠テープ心線を6枚集合させ、24(4×6)心としたものである。
具体的には、図2(A)は間欠テープ心線を閉じた状態を、図2(B)は間欠テープ心線を配列方向に開いた状態をそれぞれ示しており、間欠テープ心線10は、4本の光ファイバ心線11〜14が平行一列に配列され(4心間欠テープ心線ともいう)、隣り合う光ファイバ心線同士が連結部15aと非連結部15bにより間欠的に連結されている。
この間欠テープ心線に収容される光ファイバ心線としては、標準外径125μmのガラスファイバに被覆外径250μm前後の被覆を施した光ファイバ素線と称されるもの、また、その外側にさらに被覆あるいは着色被覆を施したものであってもよく、光ファイバ心線の収容数も任意である。なお、間欠テープ心線は、必ず1心毎に連結部と非連結部を有している必要はなく、例えば2心を一体化した心線同士を連結部と非連結部により間欠的に連結してもよい。
この間欠テープ心線に収容される光ファイバ心線としては、標準外径125μmのガラスファイバに被覆外径250μm前後の被覆を施した光ファイバ素線と称されるもの、また、その外側にさらに被覆あるいは着色被覆を施したものであってもよく、光ファイバ心線の収容数も任意である。なお、間欠テープ心線は、必ず1心毎に連結部と非連結部を有している必要はなく、例えば2心を一体化した心線同士を連結部と非連結部により間欠的に連結してもよい。
光ユニット17は、図3(A)に示すような6枚重ねの間欠テープ心線10を例えば螺旋状に撚り集めて形成され、図3(B)に示すように、識別用のバンドル材18で束ねられている。なお、例えば2枚重ねの間欠テープ心線を各色のバンドル材で束ねたものを3組用意してから例えば螺旋状に撚り集めてもよい。
また、バンドル材18は、その幅が例えば2mm程度のテープ、あるいは交差する2本の紐で構成できるが、吸水剤(例えば吸水パウダ)を付与してもよい。バンドル材を吸水層として機能させれば、光ユニットの識別の他、光ユニットへの止水が可能になる。
また、バンドル材18は、その幅が例えば2mm程度のテープ、あるいは交差する2本の紐で構成できるが、吸水剤(例えば吸水パウダ)を付与してもよい。バンドル材を吸水層として機能させれば、光ユニットの識別の他、光ユニットへの止水が可能になる。
図1に示すように、光ファイバケーブル1は、例えば3本の光ユニット17を集合させて72(24×3)心とし、その外周を上巻きテープ19で覆ったケーブルコア20を備えている。
上巻きテープ19は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルの繊維を含む不織布が用いられ、ケーブルコア20の長手方向に例えば縦添えして巻き付けられている。これにより、上巻きテープ19は、ケーブル外被30の押出時の熱絶縁層、あるいは、ケーブルコア20への止水のため吸水剤(例えば吸水パウダ)を付与して吸水層として機能させることもできる。
上巻きテープ19は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルの繊維を含む不織布が用いられ、ケーブルコア20の長手方向に例えば縦添えして巻き付けられている。これにより、上巻きテープ19は、ケーブル外被30の押出時の熱絶縁層、あるいは、ケーブルコア20への止水のため吸水剤(例えば吸水パウダ)を付与して吸水層として機能させることもできる。
ここで、ケーブルコア20はケーブル外被30の内部空間Sに配置され、このケーブルコア20の周囲には、例えば4本のテンションメンバ22が設けられるが、隣接するテンションメンバ22同士の距離が等しくなるように均等に配置されている。
従来のようにケーブルコアの周囲に2本のテンションメンバを設けた場合、光ファイバケーブルは、2本のテンションメンバを結んだ方向には曲がり難く、これら2本のテンションメンバを結ぶ線分と直交する方向には曲がり易くなる。これに対し、本実施形態のように4本のテンションメンバを均等に配置すれば、いずれの方向にも同様に曲がるので、曲げの方向性の生じない光ファイバケーブルを提供できる。
従来のようにケーブルコアの周囲に2本のテンションメンバを設けた場合、光ファイバケーブルは、2本のテンションメンバを結んだ方向には曲がり難く、これら2本のテンションメンバを結ぶ線分と直交する方向には曲がり易くなる。これに対し、本実施形態のように4本のテンションメンバを均等に配置すれば、いずれの方向にも同様に曲がるので、曲げの方向性の生じない光ファイバケーブルを提供できる。
テンションメンバ22は、抗張力体とも呼ばれ、引張り及び圧縮に対する耐力を有する線材が用いられる。この線材としては、例えば、外径0.4mm〜0.7mm程度の鋼線やFRP(Fiber Reinforced Plastics)などが用いられる。テンションメンバ22の外周には、ケーブル外被30と同じ材質の接着層が塗布されており、ケーブル外被30の押出時に、テンションメンバ22はケーブル外被30に接着する。
また、上巻きテープ19の外側には、ケーブル外被30を長手方向に引き裂くための引き裂き部材21が設けられている。引き裂き部材21は、ケーブル外被30の押出時にケーブルコア20の両側に例えば2本縦添えされ、上巻きテープ19に接している。このように引き裂き部材21を利用すれば、光ファイバケーブル1をその長手方向に容易に解体できる。
なお、図1に示すように、上巻きテープ19の外側には、引き裂き部材21に替えて空隙Cを設けてもよい。この空隙Cはケーブル外被30の内部空間Sに連通して形成される。
また、引き裂き部材21の埋設位置(あるいは空隙Cの形成位置)は、例えば、ケーブル外被30の表面に外周突起部31を一体成形することにより、ケーブル外被30を工具(例えばピーラー)で削る際の目印にしてもよい。
また、引き裂き部材21の埋設位置(あるいは空隙Cの形成位置)は、例えば、ケーブル外被30の表面に外周突起部31を一体成形することにより、ケーブル外被30を工具(例えばピーラー)で削る際の目印にしてもよい。
ここで、引き裂き部材21(あるいは空隙C)は、隣接する2本のテンションメンバ22の外周側における当該2本のテンションメンバ22の共通接線上に設置されている。詳しくは、テンションメンバ22の外周側とは、ケーブルコア20に対向する側とは反対側の領域である。そして、隣接する2本のテンションメンバ22の共通接線上であって、これら2本のテンションメンバ22のほぼ中間位置には、ケーブルコア20ではなく、ケーブルコア20の外側に位置する引き裂き部材21(あるいは空隙C)が設けられている。
図4は、第1実施形態の光ファイバケーブルから光ユニットを取り出すときの説明図である。まず、一方の外周突起部31を目安にしてケーブル外被30の表面に工具を配置し、この工具の刃が2本のテンションメンバ22に接触するまでケーブル外被30を削ると、引き裂き部材21が隣接する2本のテンションメンバ22の共通接線上に設けられているので、図4(A)のような状態になり、刃がテンションメンバ22に接触する前に、一方の引き裂き部材21が露出する。
次いで、もう一方の外周突起部31を目安にしてケーブル外被30の表面に工具を配置し、この工具の刃が2本のテンションメンバ22に接触するまでケーブル外被30を削ると、図4(B)のような状態になり、もう一方の引き裂き部材21も露出する。
そして、露出した引き裂き部材21をそれぞれ摘まんでケーブル外被30の長手方向に沿って引っ張ると、ケーブル外被30は2分割される。その後、例えば上巻きテープ19を破けば図4(C)のような状態となり、光ユニット17を取り出すことができる。
そして、露出した引き裂き部材21をそれぞれ摘まんでケーブル外被30の長手方向に沿って引っ張ると、ケーブル外被30は2分割される。その後、例えば上巻きテープ19を破けば図4(C)のような状態となり、光ユニット17を取り出すことができる。
このように、工具でケーブル外被30を削る際、ケーブルコア20に到達する前にテンションメンバ22に接触し、隣接する2本のテンションメンバ22が工具に対するストッパの役目を担うので、ケーブルコア内の光ファイバ心線の損傷を防止できる。
なお、空隙Cの場合には、工具の刃が2本のテンションメンバ22に接触するまでケーブル外被30を削ると、ケーブル外被30が2分割されるので、例えば上巻きテープ19を破けば光ユニット17を取り出すことができる。
なお、空隙Cの場合には、工具の刃が2本のテンションメンバ22に接触するまでケーブル外被30を削ると、ケーブル外被30が2分割されるので、例えば上巻きテープ19を破けば光ユニット17を取り出すことができる。
図5は、本発明の第2実施形態による光ファイバケーブルの一例を示す図である。第2実施形態では、外周突起部や引き裂き部材の数が第1実施形態よりも2個増えており、ケーブルコア20、テンションメンバ22は第1実施形態と同じである。
第2実施形態では、4本の引き裂き部材21および4箇所の外周突起部31で構成され、工具でケーブル外被30を削れる箇所が増えている。引き裂き部材21は、第1実施形態と同様に、隣接する2本のテンションメンバ22の外周側における当該2本のテンションメンバ22の共通接線上であって、当該2本のテンションメンバ22のほぼ中間位置に設置されており、4本の引き裂き部材21も等間隔に配置されている。
第2実施形態では、4本の引き裂き部材21および4箇所の外周突起部31で構成され、工具でケーブル外被30を削れる箇所が増えている。引き裂き部材21は、第1実施形態と同様に、隣接する2本のテンションメンバ22の外周側における当該2本のテンションメンバ22の共通接線上であって、当該2本のテンションメンバ22のほぼ中間位置に設置されており、4本の引き裂き部材21も等間隔に配置されている。
図6は、本発明の第3実施形態による光ファイバケーブルの一例を示す図である。第3実施形態では、外周突起部に替えてノッチ32が形成されており、この場合にもノッチ32を目印にしてケーブル外被30を削ることができる。
なお、上記各実施形態では4本のテンションメンバの例を挙げて説明したが、テンションメンバは、工具に対するストッパの役目を担える限り、3本でもよく、2本であってもよい。2本の場合は、例えば図5に示す4本のテンションメンバのうち隣接する2本を選択することができる。
なお、上記各実施形態では4本のテンションメンバの例を挙げて説明したが、テンションメンバは、工具に対するストッパの役目を担える限り、3本でもよく、2本であってもよい。2本の場合は、例えば図5に示す4本のテンションメンバのうち隣接する2本を選択することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…光ファイバケーブル、10…間欠テープ心線、11〜14…光ファイバ心線、15a…連結部、15b…非連結部、17…光ユニット、18…バンドル材、19…上巻きテープ、20…ケーブルコア、21…引き裂き部材、22…テンションメンバ、30…ケーブル外被、31…外周突起部、32…ノッチ。
Claims (4)
- 光ファイバ心線を収容して上巻きテープで覆われたケーブルコアを有し、該ケーブルコアの周囲に少なくとも2本のテンションメンバを配してケーブル外被で一括被覆した光ファイバケーブルであって、
隣接する2本の前記テンションメンバの外周側における該2本のテンションメンバの共通接線上に、前記ケーブルコアを配置した前記ケーブル外被の内部空間に通じる空隙を有する、光ファイバケーブル。 - 前記空隙には、前記光ファイバケーブルの長手方向に沿って形成されて、前記ケーブル外被を引き裂くための引き裂き部材が埋設される、請求項1に記載の光ファイバケーブル。
- 前記ケーブル外被には、前記空隙の形成位置を外部から認識させる外周突起部が形成される、請求項1または2に記載の光ファイバケーブル。
- 前記ケーブル外被には、前記空隙の形成位置を外部から認識させるノッチが形成される、請求項1または2に記載の光ファイバケーブル。
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