JP2016002831A - 車両用スライドドアのロアアーム周辺構造 - Google Patents

車両用スライドドアのロアアーム周辺構造 Download PDF

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Abstract

【課題】重量増加やコストアップを回避しつつ、荷重作用時に生じる隙間を抑制できる車両用スライドドアのロアアーム周辺構造を提供する。
【解決手段】車体側面のドア12と、ドア開口部の下縁に沿って車体に延設され、ドア閉鎖側に車幅方向中央側に偏向した端部を有するスライドレール21と、ドアの下部からスライドレールに向けて延設され、ドアの閉鎖状態で、ドア開口部のドア閉鎖側の縁部19cよりもドア閉鎖方向前方に位置する先端部27,28を有するロアアーム24と、ロアアームの先端部に方向変換可能に軸支され、スライドレールに沿って移動可能なガイドローラ31と、を備える車両用スライドドアのロアアーム周辺構造において、ロアアームのドア閉鎖側の側縁24aが、スライドレールの偏向した端部と実質的に平行であり、かつ、車体の骨格構造が、ドアの閉鎖状態で、ロアアームの側縁に近接しかつ対向する凸部20bを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用スライドドアのロアアーム周辺構造に関し、さらに詳しくは、車幅方向の荷重が付加された場合におけるドア隙間の拡大を抑制するための構造に関する。
スライドドアは、開閉時における車体からの突出が少ない割に広い開口が得られ、主に車両のサイドドアに利用されている。このようなサイドドアは、ドア開口部の上下縁部と後縁部後方とに延設されたスライドレールと、前記各スライドレールに沿って移動可能なローラと、前記該各ローラを回転自在に支持するアームなどで構成されたスライド機構を介して、ドア開口部にスライド開閉可能に懸架されている。
上記のようなスライドドアを備えた車両において、側面衝突などによりスライドドアに車室内側から過大な荷重が作用すると、スライド機構の変形により車体との間に隙間が生じる場合がある。このような隙間は可及的に小さく留められるべきであり、そのためには、スライドレールやアーム、特に延出量や支持重量が大きいロアアームの強度および剛性を高めることが考えられるが、その場合、重量増加やそれに伴う燃費悪化およびコストアップを招来する問題がある。
特開2006−180699号公報 特開2009−102862号公報 特開2013−123935号公報
本発明は、従来技術のこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、重量増加やコストアップを回避しつつ、荷重作用時に生じる隙間を抑制できる車両用スライドドアのロアアーム周辺構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、
車体側面のドア開口部を開閉するためのドア(12)と、前記ドア開口部の下縁に沿って前記車体に延設され、ドア閉鎖側に車幅方向中央側に偏向した端部を有するスライドレール(21)と、前記ドアの下部から前記スライドレールに向けて延設され、前記ドアの閉鎖状態で、前記ドア開口部のドア閉鎖側の縁部(19c)よりもドア閉鎖方向前方に位置する先端部(27,28)を有するロアアーム(24)と、前記ロアアームの前記先端部に方向変換可能に軸支され、前記スライドレールに沿って移動可能なガイドローラ(31)と、を備える車両用スライドドアのロアアーム周辺構造において、
前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁(24a)が、前記スライドレール(21)の偏向した端部と実質的に平行であり、かつ、前記車体の骨格構造が、前記ドアの閉鎖状態で、前記ロアアームの前記側縁(24a)に近接しかつ対向する凸部(20b)を有することを特徴とする。
本発明に係る車両用スライドドアのロアアーム周辺構造は、上記の通り構成されているので、以下に記載されるような効果を有する。
側面衝突などによりドアに車室内側から過大な荷重が作用するとスライド機構の変形によりロアアームが車体外側に移動しようとするが、ロアアームのドア閉鎖側の側縁が、該側縁に近接して対向する車体の凸部に当接することにより、ロアアームの移動が初期段階で規制される。
ロアアームのドア閉鎖側の側縁が、スライドレールの偏向した端部と平行であるため、凸部との当接による反力がロアアーム(ガイドローラ)をスライドレールに沿って移動させる方向(ドアを開放する方向)への分力を生じず、ロアアームが当接状態で保持され、ドアの隙間が拡大するのを抑制できる。
ロアアームのドア閉鎖側の側縁が、スライドレールの偏向した端部と平行であるため、ドア閉鎖時に、ロアアームのドア閉鎖側の側縁と凸部との隙間がドアのスライドにより変化することがなく、隙間を小さく設定することが可能であり、ロアアームおよびドアの移動阻止の即効性および確実性を高めることができる。
ロアアームと車体骨格構造の形状および配置のみを利用して移動規制を行うので、強度向上に起因する重量増加やそれに伴う燃費悪化やコストアップを招来することもない。
本発明において、前記凸部(20b)は、前記ガイドローラの回転軸(31a)を通る前記スライドレールの偏向方向(L1)に対する垂線(M1)よりドア開放側に位置していることが好適であり、この構成によっても、凸部との当接による反力がロアアーム(ガイドローラ)をスライドレールに沿って移動させる方向への分力を生じず、ロアアームが当接状態で保持され易くなり、ドアの隙間拡大を抑制する上で有利である。
本発明において、前記凸部(20b)は、前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁(24a,L2)および前記スライドレールの偏向方向(21,L1)と実質的に平行な対向面(20b,L3)を有することが好適である。この構成により、ロアアームのドア閉鎖側の側縁に対する凸部の当接が平行は面同士の接触となり、移動阻止力がさらに向上する利点がある。
本発明の好適な態様では、前記ロアアームの先端部に方向変換可能に枢支されたスライダー(28)をさらに備え、前記ガイドローラは、前記スライダーに軸支された複数のローラ(31,32,33)を含み、前記スライダーが前記スライドレールに対して方向変換不可能な状態で移動可能に案内されており、前記ドアの閉鎖状態で前記ドア開口部のドア閉鎖側の縁部(20c)に隣接する前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁に切欠部(24c)が形成されている。
この構成によれば、ロアアームのドア閉鎖側の側縁が車体の凸部に当接することにより、ロアアームの移動が規制(一次規制)された後、ロアアームがさらに移動しようとする場合、スライドレールに対して方向変換不可能なスライダーの枢支軸を中心とする回動が惹起され、ロアアームの切欠部がドア開口部の縁部に係合してその移動(回動)が規制(二次規制)されることになり、このような二段階の移動規制により、ロアアームが相対的に長い時間に亘って保持され、ドアの隙間拡大を遅延させることができる。
本発明において、前記ドアの閉鎖状態で、前記前記ロアアームの前記先端部から前記凸部までの車両前後方向のマージン量(D2)が、前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁と前記凸部との車幅方向の間隔(C1)よりも大きいことが好適である。
以上述べた通り、本発明に係る車両用スライドドアのロアアーム周辺構造によれば、簡素な構造により、重量増加やコストアップを回避しつつ、荷重作用時におけるスライドドアの隙間を抑制できる。
スライドドアを備えた車両を側下方から見た斜視図である。 サイドシルおよびレールカバーを除去した図1のA方向矢視図である。 ロアアームのスライド機構を示す要部斜視図である。 図2のB−B断面図である。 本発明実施形態に係るロアアーム周辺構造を示すサイドシルおよびレールカバーを除去した状態における底面図である。 スライドドアに内側から過大な荷重が作用した場合におけるロアアームの第一の想定変位を示す底面図である。 スライドドアに内側から過大な荷重が作用した場合におけるロアアームの第二の想定変位を示す底面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係るロアアームの周辺構造が実施されるスライドドアを備えた車両1を側下方から見た斜視図であり、図において、車両1は、車体側面の一部を構成するヒンジ式のフロントドア11と、スライド式のリアドア12(スライドドア)とを備えている。
リアドア12は、ドア開口部120の上下縁部と後縁中間部にスライド機構2を構成するスライドレール21,22,23が設けられ、これら3箇所で車体に対して摺動可能に支持されている。すなわち、ドア開口部120の下縁部に沿って延設されたロアレール21、ドア開口部120の上縁部に沿って延設されたアッパーレール22、ドア開口部120の後縁部の中間部から後方に延在するセンターレール23からなる3つのスライドレールと、それぞれに沿って移動可能なガイドローラとリアドア12とを連結するロアアーム24、アッパーアーム25、センターアーム26からなる3つのアームを備えている。
各スライドレール21,22,23は、ドア閉鎖側となる車両前方側の端部で、車幅方向中央側に偏向しており、これらスライドレールでガイドローラが案内されることにより、リアドア12は、閉鎖状態から車両側方に開いた後に車両後方に開放され、閉鎖時にはドア開口内に引き込まれる。各スライドレールのうち、ロアレール21は、図2〜図4に示すように、車体骨格構造をなすサイドメンバー16の車幅方向外側に配設されたステップパネル15の下面に固定されている。ステップパネル15のさらに下方には、ロアレール21およびロアアーム24を含むスライド機構2を覆うレールカバー14が設けられている。
レールカバー14は、ロアレール21に沿って湾曲した車幅方向中央側ではステップパネル15の下面に接合され、その車両前後方向における前方側ではサイドメンバー16の下面にも接合されている。一方、レールカバー14は、その車幅方向外側に一体に形成されたサイドシルインナー14aにおいてサイドシル13の内側に接合されており、さらに、レールカバー14の車両前後方向における前端部は、車両前後方向に延びるサイドシル部20aおよびそれに隣接したドア開口フランジ部20c、車幅方向に延びるレールカバー部20dを一体にしたカバーパネル20に接合されている。
カバーパネル20は車体骨格構造の一部をなしており、ドア開口フランジ部20cとレールカバー部20dの中間には、図2および図5に示されるように、ロアアーム24に近接しかつ対向する凸部20bが形成されている。カバーパネル20の車両前後方向前方側は、同じく車体骨格構造をなすサイドボディパネル19に接合されている。
サイドボディパネル19は、車両1のピラー部を構成するインナーパネルであり、その最下部は、カバーパネル20のサイドシル部20aと連続するサイドシル部19aとなっている。カバーパネル20のレールカバー部20dの端部は、ステップパネル15を介してサイドメンバー16の下面に接合されている。なお、左右のサイドメンバー16は複数のクロスメンバー18で連結され、それらの上面にフロアパネル17が接合されている。
次に、ロアアーム24におけるスライド機構2について図2〜図5を参照しながら説明する。
ロアアーム24は、上方に屈曲された基端部24bにおいて、リアドア12のインナーパネル側にボルトで固定され、該基端部24bからドア閉鎖方向となる車両室内側前方に向けて斜めに延出した先端部には、ヒンジブラケット27がボルト27bで固定されている。ロアアーム24の側縁部24a,24dは下方に折曲された補強用のフランジが形成され、また、ロアアーム24の中央部には補強用のビードが形成されている。さらに、リアドア12の閉鎖状態でドア開口フランジ部20cに隣接する側縁部24a基端側に切欠部24cが形成されている。
ヒンジブラケット27の先端部には、スライダー28が、ロアレール21の偏向に追従できるように、上下方向のヒンジ軸28aを介して方向変換可能に枢支されている。スライダー28は、中央の打抜き部28eから基部28b側に折り返された折り返し片部28dと基部28bとに貫通してヒンジ軸28aが支持され、折り返し片部28dの中間の縦壁部28fから、打抜き部28eに向けて水平に突設された支軸31aにガイドローラ31が回動可能に軸支されている。
また、スライダー28は、基部28bから打抜き部28eの両側でロアレール21に跨るように張出し、該張出部28gにおいて上方(図3中では下方)に突設された支軸32a,33aにガイドローラ32,33が回動可能に軸支され、さらに、基部28bに対してロアレール21と反対側に位置した先端部28cは上方(図3中では下方)に折曲されている。
上記2つのガイドローラ32,33の回動中心を結ぶ中心線(L1)上に中央のガイドローラ31が位置するように配設され、また、ガイドローラ31の回動中心を通る中心線M1は、ガイドローラ31の中心点P1にて中心線(L1)と直交し、かつ、スライダー28のヒンジ軸28aの中心点P2を通るように配置されている。換言すれば、3つのガイドローラ31,32,33およびスライダー28は、ヒンジ軸28aの中心点P2を通る中心線M1に対して対称に配置されている。
ロアレール21は、一様な断面を有するUチャンネル材からなり、その両側壁間にガイドローラ32,33が案内されることで、スライダー28の移動方向がロアレール21の延在方向に規制され、換言すれば、ロアレール21に対して方向変換不可能な状態に規制されている。また、ガイドローラ31は、図4に示すように、ロアレール21の直下方におけるレールカバー14の上面(内面)に転接して走行可能に案内されることで、スライダー28(ロアアーム24)の上下方向の位置が規制され、かつ、リアドア12の自重が支持される。
以上のように構成されたスライド機構2において、リアドア12の閉鎖位置では、図5に示すように、スライダー28はロアレール21の偏向した端部に位置しており、ガイドローラ32,33がロアレール21に案内されることで、スライダー28はロアレール21の偏向方向L1に整列されている。また、ロアアーム24の先端部は、ドア開口フランジ部19c,20cよりも前方に位置し、かつ、側縁部24aの延在方向L2が、ロアレール21の偏向方向L1と実質的に平行になるように形成されている。
一方、リアドア12の閉鎖位置で、側縁部24aに近接しかつ対向するカバーパネル20の凸部20bには、側縁部24aの延在方向L2およびロアレール21の偏向方向L1と実質的に平行な対向面(20b)が形成されている。
凸部20bは、リアドア12の閉鎖位置で、ガイドローラ31の回動中心を通る中心線M1(スライドレールの偏向方向L1に対する垂線)に対して図5中右側となるドア開放側に位置しており、図6に示すように、ロアアーム24の先端部から凸部20bまでの車両前後方向のマージン量D2は、ロアアーム24の側縁部24aと凸部20bとの車幅方向の間隔C1よりも大きくなっている。換言すれば、ロアアーム24の側縁部24aと凸部20bとの間隔C1は、リアドア12の通常の開閉操作で当接しない範囲で可及的小さい方が好ましい。
上記のようなスライド機構2を備えたリアドア12に、車幅方向外側に向かう荷重Fwが作用した場合には、リアドア12が、図6中二点鎖線12′で示すように、車体外部に飛び出すような動きをする。
この時、ロアアーム24の周辺における最初の挙動として、スライド機構2を構成するロアアーム24(ヒンジブラケット27、スライダー28)とロアレール21とが引っ張り合い、ロアアーム24が、図6中二点鎖線24′で示すように、車幅方向外側に移動するが、ロアアーム24の車幅方向外方に位置した凸部20bに側縁部24a′が当接し、ロアアーム24′の移動が規制され(一次規制)、リアドア12′が車体外部に出ようとする動きを阻止するので、車体(19)との間に生じる隙間の拡大が抑制される。
上記において、車幅方向外側に向かう荷重Fwが大きい場合やさらに荷重が作用した場合、ロアレール21に対して方向変換不可能なスライダー28のヒンジ軸28aを中心とするロアアーム24′の回動が惹起されるが、この際、ロアアーム24′の切欠部24c′が、図7中二点鎖線24c″で示すように、ドア開口フランジ部20cに係合することで、その移動(P2周りの回動)が規制される(二次規制)。
上述したような二段階の移動規制により、ロアアーム24の移動が相対的に長時間に亘って規制されるので、リアドア12の隙間拡大を遅延させるうえで有利である。また、切欠部24cの係合による二次規制は、一次規制のための凸部20bに平面部やオーバーラップ量D1が十分に確保できない場合にも有効である。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能であることを付言する。
1 車両
2 スライド機構
11 フロントドア
12 リアドア(スライドドア)
13 サイドシル
14 レールカバー
14a サイドシルインナー
15 ステップパネル
16 サイドメンバー
17 フロアパネル
18 クロスメンバー
19 サイドボディパネル
19a サイドシル部
20 カバーパネル
20a サイドシル部
20b 凸部
20c ドア開口フランジ部
20d レールカバー部
21 ロアレール(スライドレール)
22 アッパーレール(スライドレール)
23 センターレール(スライドレール)
24 ロアアーム
24a 側縁部
24b 基端部
24c 切欠部
25 アッパーアーム
26 センターアーム
27 ヒンジブラケット
28 スライダー
28a ヒンジ軸
28b 基部
28c 先端部
28d 折り返し片部
28e 打抜き部
28f 縦壁部
31,32,33 ガイドローラ
31a,32a,33a 支軸
120 ドア開口部

Claims (5)

  1. 車両用スライドドアのロアアーム周辺構造であって、
    車体側面のドア開口部を開閉するためのドアと、前記ドア開口部の下縁に沿って前記車体に延設され、ドア閉鎖側に車幅方向中央側に偏向した端部を有するスライドレールと、前記ドアの下部から前記スライドレールに向けて延設され、前記ドアの閉鎖状態で、前記ドア開口部のドア閉鎖側の縁部よりもドア閉鎖方向前方に位置する先端部を有するロアアームと、前記ロアアームの前記先端部に方向変換可能に軸支され、前記スライドレールに沿って移動可能なガイドローラと、を備えるものにおいて、
    前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁が、前記スライドレールの偏向した端部と実質的に平行であり、かつ、前記車体の骨格構造が、前記ドアの閉鎖状態で、前記ロアアームの前記側縁に近接しかつ対向する凸部を有することを特徴とする車両用スライドドアのロアアーム周辺構造。
  2. 前記凸部は、前記ガイドローラの回転軸を通る前記スライドレールの偏向方向に対する垂線よりドア開放側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両用スライドドアのロアアーム周辺構造。
  3. 前記凸部は、前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁および前記スライドレールの偏向方向と実質的に平行な対向面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用スライドドアのロアアーム周辺構造。
  4. 前記ロアアームの先端部に方向変換可能に枢支されたスライダーをさらに備え、前記ガイドローラは、前記スライダーに軸支された複数のローラを含み、前記スライダーが前記スライドレールに対して方向変換不可能な状態で移動可能に案内されており、
    前記ドアの閉鎖状態で前記ドア開口部のドア閉鎖側の縁部に隣接する前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁に切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用スライドドアのロアアーム周辺構造。
  5. 前記ドアの閉鎖状態で、前記前記ロアアームの前記先端部から前記凸部までの車両前後方向のマージン量が、前記ロアアームのドア閉鎖側の側縁と前記凸部との車幅方向の間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用スライドドアのロアアーム周辺構造。
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