JP6710950B2 - ガイドレール及び車両用スライドドア装置 - Google Patents
ガイドレール及び車両用スライドドア装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6710950B2 JP6710950B2 JP2015240380A JP2015240380A JP6710950B2 JP 6710950 B2 JP6710950 B2 JP 6710950B2 JP 2015240380 A JP2015240380 A JP 2015240380A JP 2015240380 A JP2015240380 A JP 2015240380A JP 6710950 B2 JP6710950 B2 JP 6710950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide roller
- guide
- support portion
- roller support
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
上記構成によれば、ロードローラ支持部のレール幅を拡大することなく、その摺動面からのロードローラの脱離、及びロードローラやガイドローラユニットにおけるロードローラの周辺部位とガイドレールとの干渉を回避することができる。そして、これにより、そのガイドローラ支持部側のコーナー部(第1のコーナー部)に小さな曲率半径を設定して、ガイドレールの配置スペースを小さく抑えることができる。
上記ガイドレールにおいて、前記延伸方向及び幅方向と直交する方向から見て、前記第1のコーナー部の内周端が前記第2のコーナー部の外周端より径方向内側に位置している。
上記構成によれば、ロードローラ支持部のレール幅を拡大することなく、その摺動面からのロードローラの脱離、及びロードローラやガイドローラユニットにおけるロードローラの周辺部位とガイドレールとの干渉を回避することができる。そして、これにより、そのガイドローラ支持部側のコーナー部(第1のコーナー部)に小さな曲率半径を設定して、ガイドレールの配置スペースを小さく抑えることができる。
上記ガイドレールにおいて、前記第2のコーナー部が前記第1のコーナー部よりも径方向内側に配置される。
上記構成によれば、ガイドローラユニットがガイドレールに設定されたコーナー部(第1及び第2のコーナー部)を通過する際、そのガイドローラユニットがロードローラ支持部に干渉し難くなる。そして、これにより、ガイドレールの配置スペースをより小さく抑えることができる。
上記課題を解決する車両用スライドドア装置は、上記ガイドレールを備えることが好ましい。
上記構成によれば、ガイドレールの配置自由度が高くなる。そして、これにより、車両の居住性及びデザイン性を高めることができる。
上記構成によれば、スライドドアの薄型化を図ることができる。
図1に示すように、車両1は、車体2の側面2aに設けられたドア開口部3を開閉可能なスライドドア5を備えている。具体的には、このスライドドア5は、車両1のフロントドア6として構成されている。また、この車両1には、車両前後方向(各図中、左右方向)に延びる複数(三本)のガイドレール10と、これら各ガイドレール10(10A〜10C)に連結される複数のガイドローラユニット20(20A〜20C)と、を備えたスライドドア装置30が設けられている。尚、図1は、このスライドドア装置30を車室側から見たと仮定した場合における各ガイドレール10及び各ガイドローラユニット20の位置関係を示している。そして、スライドドア5は、これらの各ガイドレール10及び各ガイドローラユニット20を介して車体2の側面2aに支持されることにより、車両前後方向に移動して、その車体2の側面2aに形成されたドア開口部3を開閉することが可能となっている。
次に、上記のように構成された本実施形態のスライドドア装置30におけるドア側ガイドレールの湾曲構造について説明する。
(1)ドア側ガイドレール81(10A,10B)は、車体側ガイドローラユニット82(20A,20B)に設けられたガイドローラ44(44A,44B)に係合することによりレール幅方向における車体側ガイドローラユニット82の相対移動を規制しつつ延伸方向の相対移動を許容するガイドローラ支持部50を備える。また、ドア側ガイドレール81は、車体側ガイドローラユニット82に設けられたロードローラ46(46A,46B)に当接する摺動面S(S1(S4),S2)を有してスライドドア5の荷重、即ちドア荷重を支えるロードローラ支持部80を備える。更に、車体側ガイドローラユニット82は、互いに離間した位置においてガイドローラ支持部50に係合する一対のガイドローラ44を備える。そして、ドア側ガイドレール81は、車幅方向に湾曲するコーナー部70(83,84)を備えるとともに、その第2のコーナー部としてのロードローラ支持部80側のコーナー部84(R=R2)には、第1のコーナー部としてのガイドローラ支持部50側のコーナー部83(R=R1)よりも大きな曲率半径R(R2>R1)が設定される。
・スライドドア5は、開閉駆動装置を有したパワースライドドアであってもよく、手動式のものであってもよい。
・上記実施形態では、車体側ガイドローラユニット82は、互いに離間した位置においてガイドローラ支持部50に係合する一対のガイドローラ44を備えることとしたが、例えば、その側壁部を挟み込むかたちで、このような一対のガイドローラ44がガイドローラ支持部50のレール幅方向に二組並んで配置される構成であってもよい。
Claims (8)
- ガイドローラユニットのガイドローラに係合するガイドローラ支持部と、
前記ガイドローラユニットに設けられたロードローラに当接する摺動面を有してドア荷重を支えるロードローラ支持部と、を備え、
前記ガイドローラ支持部は、互いに離間した位置において前記ガイドローラユニットに設けられた一対の前記ガイドローラに、前記ガイドローラ支持部の幅方向両側から係合することにより、前記ガイドローラ支持部の幅方向における該ガイドローラ支持部と前記各ガイドローラとの間の相対移動を規制しつつ、前記ガイドローラ支持部の延伸方向における該ガイドローラ支持部と前記各ガイドローラとの間の相対移動を許容するとともに、
前記ロードローラ支持部は、前記摺動面上において、前記ロードローラ支持部の幅方向における該ロードローラ支持部と前記ロードローラとの間の相対移動が許容されており、
前記ガイドローラ支持部には、車幅方向に湾曲する第1のコーナー部が設けられ、前記ロードローラ支持部には、前記車幅方向に湾曲する第2のコーナー部が設けられるものであって、
前記第2のコーナー部には、前記第1のコーナー部よりも大きな曲率半径が設定された
ガイドレール。 - ガイドローラユニットのガイドローラに係合するガイドローラ支持部と、
前記ガイドローラユニットに設けられたロードローラに当接する摺動面を有してドア荷重を支えるロードローラ支持部と、を備え、
前記ガイドローラ支持部は、互いに離間した位置において前記ガイドローラユニットに設けられた一対の前記ガイドローラに係合することにより、前記ガイドローラ支持部の幅方向における該ガイドローラ支持部と前記各ガイドローラとの間の相対移動を規制しつつ、前記ガイドローラ支持部の延伸方向における該ガイドローラ支持部と前記各ガイドローラとの間の相対移動を許容するとともに、
前記ガイドローラ支持部には、車幅方向に湾曲する第1のコーナー部が設けられ、前記ロードローラ支持部には、前記車幅方向に湾曲する第2のコーナー部が設けられるものであって、
前記第2のコーナー部には、前記第1のコーナー部よりも大きな曲率半径が設定されるとともに、
前記ガイドローラ支持部と前記ロードローラ支持部とが上下に重ねて配置された
ガイドレール。 - 請求項2に記載のガイドレールにおいて、
前記延伸方向及び幅方向と直交する方向から見て、前記第1のコーナー部の内周端が前記第2のコーナー部の外周端より径方向内側に位置していること、
を特徴とするガイドレール。 - ガイドローラユニットのガイドローラに係合するガイドローラ支持部と、
前記ガイドローラユニットに設けられたロードローラに当接する摺動面を有してドア荷重を支えるロードローラ支持部と、を備え、
前記ガイドローラ支持部は、互いに離間した位置において前記ガイドローラユニットに設けられた一対の前記ガイドローラに係合することにより、前記ガイドローラ支持部の幅方向における該ガイドローラ支持部と前記各ガイドローラとの間の相対移動を規制しつつ、前記ガイドローラ支持部の延伸方向における該ガイドローラ支持部と前記各ガイドローラとの間の相対移動を許容するとともに、
前記ガイドローラ支持部には、車幅方向に湾曲する第1のコーナー部が設けられ、前記ロードローラ支持部には、前記車幅方向に湾曲する第2のコーナー部が設けられるものであって、
前記第2のコーナー部には、前記第1のコーナー部よりも大きな曲率半径が設定されたガイドレールであって、
前記ロードローラ支持部を有する第1のレール部材と、
前記ガイドローラ支持部を有する第2のレール部材と、
前記第1及び第2のレール部材間を接合する接合部と、
を備えた
ガイドレール。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のガイドレールにおいて、
前記第2のコーナー部は、前記ロードローラの移動軌跡と略等しい曲率半径を有して該移動軌跡に沿って延びる前記車幅方向に湾曲した湾曲形状を有すること、
を特徴とするガイドレール。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のガイドレールにおいて、
前記第2のコーナー部が前記第1のコーナー部よりも径方向内側に配置されること、
を特徴とするガイドレール。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のガイドレールを備える車両用スライドドア装置。
- 請求項7に記載の車両用スライドドア装置において、
スライドドアに設けられた前記ガイドレールを備えること、
を特徴とする車両用スライドドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015240380A JP6710950B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | ガイドレール及び車両用スライドドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015240380A JP6710950B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | ガイドレール及び車両用スライドドア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017106225A JP2017106225A (ja) | 2017-06-15 |
JP6710950B2 true JP6710950B2 (ja) | 2020-06-17 |
Family
ID=59059148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015240380A Active JP6710950B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | ガイドレール及び車両用スライドドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6710950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102644311B1 (ko) * | 2018-12-12 | 2024-03-07 | 현대자동차주식회사 | 대향형 슬라이딩 도어 작동 장치 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS608043Y2 (ja) * | 1983-05-04 | 1985-03-19 | 日産自動車株式会社 | 車両用スライドドアの滑動装置 |
JPS63119412U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | ||
JPH09272343A (ja) * | 1996-04-09 | 1997-10-21 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | スライドドア機構 |
KR20030041398A (ko) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | 기아자동차주식회사 | 차량의 슬라이드 도어의 하측 롤러의 구조 |
JP4893144B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2012-03-07 | アイシン精機株式会社 | 車両用パワースライドドア装置 |
US7950719B2 (en) * | 2007-09-14 | 2011-05-31 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle dual hinge rear door articulating and sliding system |
JP5238266B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2013-07-17 | 本田技研工業株式会社 | スライドドア構造 |
DE102008008129A1 (de) * | 2008-02-08 | 2009-08-13 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Schiebetür für Kraftfahrzeuge |
JP2009208646A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Mazda Motor Corp | 車両の側部構造 |
US7731270B2 (en) * | 2008-03-11 | 2010-06-08 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Vehicle sliding door travel extension system |
JP5852953B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2016-02-03 | 株式会社泉陽商会 | トイレブースの開閉戸構造 |
US9506282B2 (en) * | 2013-04-24 | 2016-11-29 | Fca Us Llc | Tumble-home extending sliding door system |
-
2015
- 2015-12-09 JP JP2015240380A patent/JP6710950B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017106225A (ja) | 2017-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6064332B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
JP7070354B2 (ja) | 車両用ステップ装置 | |
JP4914841B2 (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP4640023B2 (ja) | ドア構造 | |
JP4829158B2 (ja) | 自動車のドア構造 | |
JP7040416B2 (ja) | 車両用ステップ装置 | |
JP2010083167A (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP7040417B2 (ja) | 車両用ステップ装置 | |
JP2003335136A (ja) | 車両のサイドドア構造 | |
JP6710950B2 (ja) | ガイドレール及び車両用スライドドア装置 | |
JP5238266B2 (ja) | スライドドア構造 | |
JP6672720B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
JPH09272343A (ja) | スライドドア機構 | |
JP6004163B2 (ja) | スライドドアの構造 | |
JP4989248B2 (ja) | キャブ構造 | |
JP4222079B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP7172205B2 (ja) | 車両用フロントピラーの周辺構造 | |
JP2006347391A (ja) | スライドドア構造 | |
JP2013095204A (ja) | 自動車のサイドドア構造 | |
JP3953010B2 (ja) | スライドドア装置 | |
JP2017149288A (ja) | 車両のドア構造 | |
JP4954747B2 (ja) | ウインドレギュレータ | |
JP4107531B2 (ja) | 車両のスライドドア | |
JP2002145116A (ja) | 自動車のボデー構造 | |
JP6344646B2 (ja) | 車両用スライドドアのロアアーム周辺構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191008 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20191203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200428 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200511 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6710950 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |