JP2015505782A - 飲料又はアルコール飲料の容器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、飲料又はアルコール飲料の容器に関する。本発明は、内容物を入れる容器の本体と、前記本体を密閉する蓋とで構成された飲料又はアルコール飲料の容器において、前記本体は、開口する上端部が大きい内径を有し、下端部にかけて徐々に内径が小さくなって閉じられた漏斗状であり、前記本体の下端部の内周面又は外周面には、第一の連結部が設けられ、前記本体の上端部には、前記蓋が嵌められ、前記蓋の中央部には、前記第一の連結部と連結される第二の連結部が設けられたことを特徴とする。【選択図】 図3
Description
本発明は、飲料又はアルコール飲料の容器に関し、より詳しくは、飲料やアルコール飲料等の入った容器と蓋を逆さまに連結し、コップや酒盃として使用可能な飲料又はアルコール飲料の容器に関する。
一般に、飲料又はアルコール飲料の容器とは、飲むための飲料やアルコール飲料等の内容物を入れる容器をいう。
飲料又はアルコール飲料の容器は、その内部に入る内容物の種類により、様々な形状のものが多様に提案されている。
殆どの飲料又はアルコール飲料の容器は、図1に示すように、飲料やアルコール飲料等の内容物が入る容器本体10と、前記本体10を密閉する蓋20とで構成される。
しかしながら、上述した飲料又はアルコール飲料の容器は、通常、本体10の内部の内容物が全て飲まれると捨てられる。このため、ゴミが量産されてしまうという問題点があった。
上述した問題点を解決するために、大韓民国実用新案公開実1994−9921号公報に、リサイクル容器が提案されている。
上記した大韓民国実用新案公開実1994−9921号のリサイクル容器は、蓋と胴体、また胴体を支えるための下部カバーで構成される。
また、胴体は、切断のための溝を形成して構成される。
したがって、容器に入った内容物を全て飲むと、容器の下側に設けられた下部カバーを分離した後、胴体を切断し、切断された胴体の上側部分は、蓋を密閉した状態で、分離されて逆さまにされた下部カバーの中央部に結合される。よって、このリサイクル容器はコップとして代替使用可能にしたものである。
上記した従来のリサイクル容器は、容器をリサイクルするという意味はあるものの、結局として切断された胴体の下側はゴミとなるしかないという同一の問題点が発生した。
また、大韓民国実用新案公開実1994−9921号公報は、容器の一側面に切断線を形成し、容器の底板を分離しなければならないという困難があり、また、コップを形成するために、底板の内側を加熱して溶かさなければならない等の極めて不便な問題が多数あり、実用化には大きな困難があった。
したがって、本発明の目的は、飲料又はアルコール飲料の容器の構造を改善し、容器に入った内容物を全て飲んだ後、飲料又はアルコール飲料の容器を上下逆さまにして、コップとして使用可能にする。すなわち、他の用途として使用可能にした飲料又はアルコール飲料の容器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、飲料又はアルコール飲料の容器の構造を改善し、本体と蓋を連結して使用可能にすることにより、多数の廃棄物が量産されることを防ぐ飲料又はアルコール飲料の容器を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、内容物を入れる容器の本体と、前記本体を密閉する蓋とで構成された飲料又はアルコール飲料の容器において、前記本体は、開口する上端部が大きい内径を有し、下端部にかけて徐々に内径が小さくなって閉じられた漏斗状であり、前記本体の下端部の内周面又は外周面には、第一の連結部が設けられ、前記本体の上端部には、前記蓋が嵌められ、前記蓋の中央部には、前記第一の連結部と連結される第二の連結部が設けられたことを特徴とする飲料又はアルコール飲料の容器を提供する。
上述した本発明は、以下の効果を有する。
第一には、飲料又はアルコール飲料の容器の構造を改善し、容器に入った内容物を全て飲んだ後、飲料又はアルコール飲料の容器の本体を蓋に連結し、コップとして使用可能にすることにより、製品の互換性を期待することができる。
第一には、飲料又はアルコール飲料の容器の構造を改善し、容器に入った内容物を全て飲んだ後、飲料又はアルコール飲料の容器の本体を蓋に連結し、コップとして使用可能にすることにより、製品の互換性を期待することができる。
第二には、飲料又はアルコール飲料の容器の構造を改善し、本体と蓋を連結して使用可能にすることにより、多数の廃棄物が量産されることを防ぐ効果も期待することができる。
以下、添付した図面に基づき、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器について詳述する。
図2の(a)、(b)は、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器を示した斜視図と分解状態の斜視図であり、図3は、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器の連結状態を示した斜視図である。
これらに図示されるように、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器は、内容物が入れられる本体1と、本体1を密閉する蓋2とで構成される。
本発明による容器の本体1は、開口する上端部が大きい内径を有し、下端部にかけて徐々に内径が小さくなって閉じられた漏斗状となり、その下端部の内周面または外周面には第一の連結部1aが設けられる。蓋2は、その中央部に形成された内周面又は外周面で、第一の連結部1aと連結される第二の連結部2aが設けられる。
第一の連結部1aと第二の連結部2aは、互いに螺合式で連結されるが、強制嵌合式で連結されてもよく、その他多様な方法で具現されてもよいことは勿論である。
容器の本体1と蓋2の材質は、ガラス、プラスチック、または紙材等の多様な材質から適宜選択される。
本発明の蓋2は、その外径が従来のものに比べて相対的に大きく、好ましくは、本体1の大外径部の外径と同様に作製されてもよい。
本体1に飲料やアルコール飲料の入った状態で、蓋2により密封されているときは、一般の飲料やアルコール飲料の容器と同様であるが、蓋2を開け、この蓋2を本体1の下端部に連結すると、すなわち、第一の連結部1aを第二の連結部2aに螺嵌すると、コップの形態となり、特に、本体1と蓋2の形状に沿ってワイングラスの形態となる。
蓋2は、密封時は、蓋として機能し、開封して飲用及びリサイクルするときは、台として機能するようになる。
特に、本発明の容器は、飲料を飲むためにも用いられるが、携帯用アルコール飲料を容器のままで飲む不便さを無くし、容器をコップに代用させ、コップでアルコール飲料を飲めるようになる。
より詳しくは、携帯用アルコール飲料は、通常、その量が少なく、1回で飲用可能なものが好ましいので、本発明のアルコール飲料の容器そのものがアルコール飲料(焼酎、ワイン、ビール、または濁酒等)を飲むための一杯としての機能をするので、使用様態がさらに多様に適用される。
このような構成を有する本発明の飲料又はアルコール飲料の容器の使用過程について説明する。
第一に、リサイクルする場合の例である。
先ず、本発明を用いた飲料又はアルコール飲料の流通状態では、本体1と蓋2が密閉された状態で、その内部に飲料、アルコール飲料、または液状の食品等が選択的に入っている。
蓋2を分離すると、内部に入った飲料またはアルコール飲料が飲めるようになる。
本体1の内部に入った内容物を飲んだ後、蓋2の中央部に設けられた第二の連結部2aを、本体1の下端部に形成された第一の連結部1aに螺嵌する。
蓋2を本体1に連結すると、図3のように、蓋2は台として機能し、本体1はコップまたは酒杯の本体として機能する。
したがって、飲料又はアルコール飲料の容器として使った後、容器の本体1と分離された蓋2とを連結して、コップとして使うことにより、使用用途を広げることはもとより、廃棄物が量産されることを防ぐ。
第二に、コップとして活用し、飲料及びアルコール飲料を飲用する場合の例である。
先ず、本発明を用いた飲料又はアルコール飲料の流通状態では、本体1と蓋2が密閉された状態で、その内部に飲料、アルコール飲料、または液状の食品等が選択的に入っている。
この状態で、蓋2を本体1から開封する。このとき、本体1が上向に開口するように蓋2を開封し、内容物がそのまま入っているようにする。
また、開封された蓋2の第二の連結部2aを、本体1の下端部の第一の連結部1aに螺嵌する。
この状態となると、図3のような形態となり、本体1内には、飲料及びアルコール飲料が入っている状態であり、蓋2は、本体1の台となる。よって、テーブルや食卓、その他のどこにでも載せた状態で、飲料及びアルコール飲料を飲用可能なコップとして活用できる。
また、好適な実施例において、本体1及び蓋2は、円筒状に限定されず、多角形状であってもよい。多角形状の場合において、本体1は、大幅部と小幅部を有する漏斗状であり、その小幅部に第一の連結部が形成される。蓋2の第二の連結部が第一の連結部と連結する構造を有する。
図4は、本発明の他の実施例による飲料又はアルコール飲料の容器を示した縦断面図である。
図4に示すように、本発明の他の実施例の飲料又はアルコール飲料の容器は、本体11、蓋12、シーリング膜13、シーリング材14からなる。シーリング材14は、図2及び図3の実施例にも適用可能である。
図4(A)は分解図であり、図4(B)は構成部品の結合状態図であり、図4(C)は蓋12を開け、開けた部分の反対側に連結させた後、本体1の上下を逆さまにした状態図であり、図4(D)はシーリング材14を外して飲用可能な状態を示す図である。
図4に示す本発明の他の実施例による飲料又はアルコール飲料の容器は、図2及び図3に示した飲料又はアルコール飲料の容器と、その構造と機能が同一である。
但し、その構造において、本体11の小幅部がシーリング膜13によって完全に密閉されることが異なる。
その理由は、最初の飲料及びアルコール飲料の生産時、既存の設備をそのまま用いるためである。一般的な設備においては、大幅部を下にして床に立てられた状態で、小幅部側から飲料またはアルコール飲料が注入される。しかし、図2、図3の本発明の飲料又はアルコール飲料の容器は、大幅部側から注入され、注入の方向が一般の設備とは反対となってしまう。したがって、既存の設備をそのまま用いるために、大幅部側ではなく、小幅部側から飲料及びアルコール飲料を満たし、これをシーリング膜13で完全に密閉させる構造を提案する。
図4(A)において、本体11には、シーリング材14が接着され、蓋12が結合された後、飲料及びアルコール飲料が本体11の内部に満たされるようになる。その後、シーリング膜13が本体11に結合され、完全密閉された完成品が生産される。飲料及びアルコール飲料が入った完成品が図4(B)である。
図4(B)の状態で製品が陳列または販売される。購入者は、本体11を図4(B)の状態または上下を逆さまにした状態で、蓋12を開き、蓋12の第二の連結部12aと本体11の第一の連結部11aを締め付ける。すると、図4(C)のような状態となり、その状態でコップとして活用可能になる。
そして、本体11に接合されたシーリング材14を外すと、コップ形態の飲料容器となり、その中に飲料及びアルコール飲料が満たされており、飲料の入ったコップとして活用できる。
図5は、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器の第一の連結部11a及び第二の連結部12aの構造を示した図である。
蓋12の第二の連結部12aと本体11の第一の連結部11aは、図2及び図3のように、螺子タップにより螺嵌されるものあってもよく、さらには、図5に示すように、突出部11bと凹部12bを形成し、強制嵌合式(段係式)で嵌めることも可能であり、同様に、図2及び図3の実施例でも、このような連結方式を具現することも可能である。
図6は、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器を示した上面図である。
図6に示すように、本発明による飲料又はアルコール飲料の容器の断面は、円形、三角形、四角形、六角形等の多角形の形態で作製可能である。
本発明を上記の実施例と図面に基づいて説明しているが、本発明は、これに限定されず、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内において様々な修正及び変形が可能である。
しかしながら、このような単純な修正及び変形は、本発明の権利範囲に含まれるものである。
1、11 本体
1a、11a 第一の連結部
2、12 蓋
2a、12a 第二の連結部
13 シーリング膜
14 シーリング材
1a、11a 第一の連結部
2、12 蓋
2a、12a 第二の連結部
13 シーリング膜
14 シーリング材
Claims (5)
- 内容物を入れる容器の本体と、前記本体を密閉する蓋とで構成された飲料又はアルコール飲料の容器において、
前記本体は、開口する上端部が大きい内径を有し、下端部にかけて徐々に内径が小さくなって閉じられた漏斗状であり、
前記本体の下端部の内周面又は外周面には、第一の連結部が設けられ、
前記本体の上端部には、前記蓋が嵌められ、
前記蓋の中央部には、前記第一の連結部と連結される第二の連結部が設けられたことを特徴とする飲料又はアルコール飲料の容器。 - 内容物を入れる容器の本体と、前記本体を密閉する蓋とで構成された飲料又はアルコール飲料の容器において、
前記本体は、漏斗状に形成され、小幅の先端部の外側面には第一の連結部が設けられ、開口には、密閉用シーリング膜が嵌め込まれ、大幅の先端部には、前記蓋が締め付けられ、
前記蓋の中央部には、前記第一の連結部と連結される第二の連結部が設けられたことを特徴とする飲料又はアルコール飲料の容器。 - 前記蓋が締め付けられる前記本体の先端部には、シーリング材が接着されて密封されることを特徴とする請求項1または2に記載の飲料又はアルコール飲料の容器。
- 前記第一の連結部及び前記第二の連結部が、螺合式または強制嵌合式により連結されることを特徴とする請求項1または2に記載の飲料又はアルコール飲料の容器。
- 前記本体の断面が、多角形状のいずれか一つであることを特徴とする請求項1または2に記載の飲料又はアルコール飲料の容器。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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