JP2015214059A - 板状樹脂積層体及び印刷装置並びに印刷法 - Google Patents

板状樹脂積層体及び印刷装置並びに印刷法 Download PDF

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Shinichi Miyamoto
宮本  慎一
小野原 淳
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淳 小野原
祥平 木村
Shohei Kimura
祥平 木村
晋也 小出
Shinya Koide
晋也 小出
宏典 石川
Hironori Ishikawa
宏典 石川
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【課題】板状樹脂積層体を版胴に巻きつけても、板状樹脂積層体のトータルピッチの寸法を目標値以内に抑え、かつ印刷時にディスプレイ基板と版胴との印圧を均一にし、良好な表示品質の印刷物が得られる。【解決手段】印刷法により高精細パターンを形成するための板状樹脂積層体であって、少なくとも1種類の樹脂層により形成されるインキ付着層(002)と、該インキ付着層を支持する基材(005)と、を有する積層構造であって、基材の厚みが基材端部よりも中央部が厚いことを特徴とする板状樹脂積層体。【選択図】図1

Description

本発明は、板状樹脂積層体及び印刷装置並びに印刷法に関する。
近年、電子部材の薄膜軽量化やフレキシブル化を目標とした、有機機能性材料を用いた有機EL素子、有機太陽電池、有機機能層トランジスタなどの有機機能性素子の開発が盛んに行われている。これらの有機機能性素子は一般に数十から数千nm程度の膜厚を有する有機機能層を基板にパターン形成する必要がある。
有機機能性材料には低分子材料と高分子材料があり、一般に低分子材料は蒸着法等により薄膜形成し、このときに微細パターンのマスクを用いてパターニングするが、この方法によると基板が大型化するにつれパターニング精度が出にくくなるという問題がある。また、蒸着法では大型化した基板に対して膜厚が均一になるように層を形成するのが困難である。また、蒸着は高真空下で行われるため、大掛かりな装置が必要となる。
一方、有機機能性材料を溶媒に溶解もしくは分散させ塗工液(インキ)とし、これらをウェットプロセスにて薄膜形成する方法が試みられている。薄膜を形成するためのウェットプロセスとしては、スピンコート法、バーコート法、ディップコート法などがある。
特に高精細にパターニングするには、印刷法による薄膜形成が有効である(例えば、特許文献1、2、3参照)。具体的な印刷方式としてはオフセット印刷、グラビア印刷、グラビアオフセット印刷、凸版印刷法などが検討されている。
ところで、一般に電子部材の回路パターンは、数ミリメートル(mm)〜数ナノメートル(nm)の精細度である。
例えば、有機ELディスプレイを例にとると、対角2インチ、320画素×240画素(QVGA)では一つの画素サイズは120μm、1画素あたりの画素幅は20〜40μm程度であり、各画素に各機能を有する有機機能性材料を積層することで得られる。このような画素幅に要求されるトータルピッチ精度やライン幅(画素幅)精度は、0.1μmから5μm程度が必要である。これ以上だと、適切なパターン形状が得られなかったり、良好な素子特性が得られなかったりする。また各有機機能性材料の厚み(膜厚)はそれぞれ数nm〜数十nmであり、この膜厚をディスプレイ内に均一に印刷し、積層させなければならない。各有機機能性材料が均一に印刷されていないと(膜厚のバラツキが大きいと)良好な素子特性が得られなかったりする。また、ディスプレイの面内で各有機機能性材料の膜厚バラツキが大きいと、有機ELディスプレイを駆動させたときに膜厚が異なる箇所で発光特性が異なるので、ディスプレイの表示品質が低下するという問題(パネルムラ)が生じる。
良好な表示品質を得るためには、印刷装置の精度はもとより、印刷に使用する印刷版も重要となる。特に、版胴に印刷版を巻きつけて印刷を行う場合、印刷時に版胴と印刷版とがずれて印刷不具合が生じないように、版胴に印刷版を取り付ける際に印刷版を版胴へ密着させなければならない。
密着させるための方法としては、板状樹脂積層体からなる印刷版(以後、単に板状樹脂積層体と云う)の上下の一方を版胴に固定し、もう一方を版胴内に具備された調整機構の付いた冶具に挟み込み、板状樹脂積層体が版胴に密着するまで調整機構により版胴の円周方向に引っ張ることにより達成される。
しかしながら、引っ張りにより板状樹脂積層体はいくらか円周方向に延びる。さらに円
周方向に伸びることにより、板状樹脂積層体の幅方向は縮む。そのため上述したトータルピッチが版胴に取り付ける前の寸法と異なってしまい、上述した精度以内での印刷が困難になるといった問題が生じる。
引っ張りによって、板状樹脂積層体の寸法が変化する主な原因は、板状樹脂積層体を構成する支持材の材料に依存する。
一般的な板状樹脂積層体の基材には特許文献1に記載されているように、鋼、アルミニウム、銅、ニッケルなどの金属製基材や、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルムなどの熱可塑性樹脂製基材などがある。
これらの基材を用いた印刷版を版胴に密着させると円周方向に伸びが生じてしまい、上述した問題が生じる。
上述した問題を解決するための方法として、調整機構による引っ張りを弱くすることが考えられるが、そうすると印刷時に板状樹脂積層体と版胴とがずれて、適正な印刷が出来ない。このずれを解決する方法として、特許文献2、特許文献3などがある。
特許文献2では、版胴に粘着層を設け印刷版と密着させることで、また、特許文献3では、版胴の表面に複数の微小突起を形成し印刷版との摩擦抵抗で、印刷時の版の延びやずれにより精度の高い印刷が不可能となる課題を解決している。
さらに良好なディスプレイの表示品質を得るためには、版胴と基板とが印刷時に均一な圧力(印圧)で接していなければならない。
有機ELディスプレイの基板は主にガラスやフィルム等が用いられ、その厚みは数十μm〜数ミリメートル(mm)ある。基板の幅(印刷方向に対して直角方向)は版胴の長さ(軸方向)よりも短いので、印刷時に版胴と基板をある印圧で接したときに、基板端部の方が、基板中央部よりも印圧は高くなり、印刷面に力の分布が生じ、膜厚が基板端部と中央部で異なってしまう。そのために、良好な表示品質が得られなくなる。
特開2013−114136号公報 特開2003−200554号公報 特開平11−091072号公報
そこで、本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、板状樹脂積層体を版胴に巻きつけても、板状樹脂積層体のトータルピッチの寸法を目標値以内に抑え、かつ印刷時にディスプレイ基板と版胴との印圧を均一にし、良好な表示品質の印刷物が得られることを課題とする。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、板状樹脂積層体のインキ付着層を支持するための基材の形状を適切に選ぶことにより、板状樹脂積層体を版胴に巻きつけても板状樹脂積層体のトータルピッチ、線幅の寸法の変化を印刷精度の許容値内に抑え、かつ印刷時の印圧を均一にすることにより良好な表示品質のディスプレイを得ることが可能となる。
本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、印刷法により高精細パターンを形成するための板状樹脂積層体であって、少なくとも1種類の樹脂層により形成されるインキ付着層と、該インキ付着層を支持する基材と、を有する積層構造であって、基材の厚みが基材端部よりも中央部が厚いことを特徴とする板状樹脂積層体である。
請求項2に記載の発明は、前記基材は、厚みは端部から中央部へ連続的に変化し、該基材の形状がクラウン形状であることを特徴とする請求項1に記載の板状樹脂積層体である。
請求項3に記載の発明は、前記基材は、該基材厚みの分布は印刷方向に対して直角方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の板状樹脂積層体である。
請求項4に記載の発明は、インキ付着層が形成される該基材面が請求項1〜3のいずれかに記載される形状であることを特徴とする板状樹脂積層体である。
請求項5に記載の発明は、前記基板の中央部と端部の厚みの差が1.0mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項6に記載の発明は、前記基板の中央部と端部の厚みの差が0.1mm以上、0.7mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項7に記載の発明は、前記基板の中央部と端部の厚みの差が0.1mm以上、0.3mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項8に記載の発明は、前記インキ付着層と前記基材との間に少なくとも耐油もしくは耐水性を有する耐溶剤層をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項9に記載の発明は、前記耐溶剤層と前記基材との間に、前記耐溶剤層を前記基材に固定するための接着層をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の板状樹脂積層体である。
請求項10に記載の発明は、板状樹脂積層体の厚みの差が端部と中央部で0.1mm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項11に記載の発明は、前記基材は、インキ付着層が形成される基材面とは反対の面に、印刷方向と同じ向きに該基材端部にガイドを設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項12に記載の発明は、前記基材は、インキ付着層が形成される基材面と同じ面に、印刷方向と同じ向きに該基材端部にガイドを設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに板状樹脂積層体である。
請求項13に記載の発明は、前記基材の材料は少なくとも1種類の材料であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の板状樹脂積層体である。
請求項14に記載の発明は、前記基材において、材料の少なくとも1つが金属であるこ
とを特徴とする請求項13に記載の板状樹脂積層体である。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を固定するための固定冶具であって、その固定冶具の形状が円筒形状であり、円周方向に前記板状樹脂積層体を密着させる引っ張り機構を有する固定冶具と、請求項11または12に記載のガイドを固定する機構とを備えたことを特徴とする印刷装置である。
請求項16に記載の発明は、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を固定するための固定冶具であって、その固定冶具の形状が平板上であり、固定冶具の対向する2辺のいずれかに前記板状樹脂積層体を密着させる引っ張り機構を有する固定冶具と、請求項11または12に記載のガイドを固定する機構とを備えたことを特徴とする印刷装置である。
請求項17に記載の発明は、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を用いたことを特徴とする印刷法である。
請求項18に記載の発明は、請求項15記載の固定冶具に、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を取り付けて印刷することを特徴とする印刷法である。
請求項19に記載の発明は、請求項16記載の固定冶具に、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を取り付けて印刷することを特徴とする印刷法である。
本発明は、板状樹脂積層体を版胴に巻きつけても、板状樹脂積層体のトータルピッチの寸法を目標値以内に抑え、かつ印刷時にディスプレイ基板と版胴との印圧を均一にし、良好な表示品質の印刷物が得られるという効果がある。
このため、本発明は、印刷精度の高い印刷が可能となるという効果がある。
板状樹脂積層体を説明する図面であって、(a)は斜視図、(b)は(a)斜視図におけるAA’の断面図である。 板状樹脂積層体を版胴に巻き付けた概観図である。 図2のBB’の断面図である。 板状感光性樹脂積層体の成型方法を示す図である。 板状樹脂積層体におけるインキ付着層の製版工程を示す図である。 印刷装置を示す図である。 クロムマスク上のテストパターンの形状と配置図である。
以下に、本発明の実施形態を凸版印刷法を用い、図面に基づいて説明する。なお本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係わる板状樹脂積層体は、印刷用凸版であって、その斜視図を図1(a)に、図1(a)の斜視図におけるAA’の断面図を図1(b)に示す。
本発明の実施の形態に係わる板状樹脂積層体は、図1(a)に示すように、樹脂層008と基材005から構成されている。
図1(b)において、本発明の実施の形態に係わる板状樹脂積層体001は、基材005に接着層004が形成され、接着層004上には耐溶剤層003が形成されている。さらに耐溶剤層003上にインキ付着層002が形成されている。このように、樹脂層008は、接着層004と耐溶剤層003とインキ付着層002とから構成されている。尚、後述の実施例から明らかなように、耐溶剤層003は必ずしも必須ではないが、あるのが好ましい。
基材005の材料は重要である。一般に用いられる基材005の材料は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエーテルスルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリビニルアルコールなどの公知の合成樹脂、鉄や銅、アルミニウムといった公知の金属等が挙げられる。前述した一般的に用いられている金属基材や合成樹脂だと、版胴に巻きつけ、密着させるために板状樹脂積層体001の端部を版胴の円周方向に引っ張ると、版胴の円周方向へ伸びてしまい、目標とする印刷精度を得ることが出来ない。また、合成樹脂を用いると、金属基材よりもさらに伸び量は大きくなり印刷精度を得ることが出来ないばかりか、密着も困難となり、印刷時において版胴と板状樹脂積層体001がずれてしまい、印刷性も悪化してしまう。また、伸び量を小さくするための方法として、金属では、基材005の厚みを厚くする等の方法が考えられるが、厚みを厚くすると、版胴へ巻きつける際に、巻きつけることが困難となる。合成樹脂の基材では、厚みを非常に厚くしなければならず、印刷が不可能となる。
板状樹脂積層体001の基材005は、金属材料と繊維状材料との積層構造であれば特に限定されない。ヤング率が190kN/mm以上であれば特に限定はされない。
例えば、金属材料では、鋼、ニッケル、ステンレス鋼、インコネル、タングステン、炭化珪素などが好ましい。
繊維状材料としては、炭素繊維材料、ガラス繊維材料、芳香族ポリアミド系樹脂からなる繊維材料が好ましい。
また、これら材料のうち少なくとも1種類を積層構造の一つに用い、基材005を作製してもよい。
尚、後述の実施例から明らかなように、繊維状材料は必ずしも必須ではないが、あるのが好ましい。
耐溶剤層003には前記樹脂中に0.1%〜3%の表面調整剤を添加することが望ましく、表面調整剤としては、代表的なアクリル系、ビニル系、シリコン系、フッ素系とあるが、本発明では使用した樹脂とのマッチングからシリコン系が良好な結果を示したが、これに限定されるものではない。
接着層004には、前述した耐溶剤層003と基材005とを強固に接着出来ればなんでも良い。
可溶なポリエステルを多価イソシアネートで硬化させたポリエステルウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤などを用いるのがよい。その中でもポリエステルウレタン系接着剤は双方の接着に優れるために好ましく、ポリエステルウレタン系接着剤の中でも特にポリエステルとイソシアヌレート型多価イソシアネートからなる接着剤が特に好ましい。
インキ付着層002は、インキを保持し、対象物に印刷できれば何でもよく、樹脂、金属等が主に用いられる。樹脂の一成分となるポリマーは、ニトリルゴム、シリコーンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリロニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ウレタンゴムなどのゴムの他に、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエーテルスルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリビニルアルコールなどの合成樹脂やそれらの共重合体、セルロースなどの天然高分子などから一種類以上を選択することができるが、有機発光材料などといった塗工液を塗布する場合、有機溶剤に対する耐溶剤性の観点から、ポリアミドやフッ素系エラストマーやポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ六フッ化ビニリデンやそれらの共重合体といった樹脂が好ましい。
また、ポリエーテルアミド、ポリエーテルエステルアミド、三級窒素含有ポリアミド、アンモニウム塩型三級窒素原子含有ポリアミド、アミド結合を1つ以上有するアミド化合物と有機ジイソシアネート化合物の付加重合体、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、酢酸セルロースコハク酸エステル、部分ケン化ポリ酢酸ビニル、カチオン型ピペラジン含有ポリアミドやこれらの誘導体といった水溶性溶剤に可溶なものを少なくとも一種類以上含有することによっても耐溶剤性を付与することができ、さらにはアルコールや水を用いた現像が可能となるため、これらの内から一つ以上を選択し、インキ付着層002の材料に用いる樹脂の一成分となるポリマーとして用いることも望ましい。そのなかでも三級窒素原子含有ポリアミドおよびアンモニウム塩型三級窒素原子含有ポリアミドが好ましい。
本実施形態のインキ付着層002へのパターニングに用いられる感光性樹脂層は、上記樹脂の他に架橋剤(エチレン性不飽和化合物ともいう)、光開始剤組成物、重合禁止剤を含んでいる。さらに他の添加剤、例えば熱重合防止剤、染料、顔料又は酸化防止剤を含んでも良い。
好適に用いられる架橋剤(エチレン性不飽和化合物)としては、ジペンタエリスリトール、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、フタル酸、のエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAやビスフェノールFのジグリシジルエーテルアクリル酸付加物、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレートのような多価グリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸の付加反応物、アジピン酸のような多価カルボン酸とグリシジル(メタ)アクリレートとの反応付加物、プロピレンジアミンのような多価アミンとグリシジル(メタ)アクリレートの付加反応物など、多価不飽和化合物などが挙げられるが、これらに限定されるものでなく、また、これらの化合物を2種類以上混合して使用することも出来る。
本実施形態のインキ付着層002へのパターニングに用いられる感光性樹脂層で用いられる光開始剤組成物の例としては、ベンゾフェノン類、ベンゾイン類、アセトフェノン類、ベンジル類、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンジルアルキルケタール類、アントラキノン類、チオキサントン類などが挙げられる。具体的には、ベンゾフェノン、クロロベンゾフェノン、ベンゾイン、アセトフェノン、ベンジル、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジイソプロピルケタール、アントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−アリルアントラキノン、2−クロロアントラキノン、チオキサントン、2−クロロチオキサントンなどが挙げられる。
本実施形態のインキ付着層002へのパターニングに用いられる感光性樹脂層において、重合禁止剤は、インキ付着層002のエッジを鋭角にするために用いる。この重合禁止剤としては、市販されているものも用いることができる。例えば、ベンゾフェノン類、ベンゾトリアゾール類、シアノアクリレート類が挙げられる。具体的には、p−ベンゾキノン、オキシベンゾン、4−tert−ブチル−4−メトキシ−ベンゾイルメタン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンジロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ベンゾフェノンジメトキシ、1,4−ビス(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)−ブタンなどが挙げられるが、その中でもベンゾフェノン類が好ましい。
基材005の断面形状は、図1(b)に示すように基材端部よりも基材中央部が厚い方が好ましい。例えば、基材の厚みが端部と中央部で差がない(基材の厚みが一定)と、印刷時において、版胴に板状樹脂積層体を巻き付け、ある印圧を印加して印刷物と接したときに僅かに撓み、版の中央部と端部とで、印圧が一定にならず端部のほうが印圧が高く、中央部が印圧が低くなる。そのために、膜厚が端部と中央部とで均一にならず、目標とする表示品質を得ることが出来ない。
基材の中央部を厚くすると、前述した印刷において、印圧が一定となり膜厚が均一となる。そのために、目標とする表示品質を得ることが出来る。
基材005の端部から中央部への厚みの変化は、連続的に変化していることが好ましい。
不連続だと、不連続の箇所に前述した印圧が集中するので、目標とする表示品質が得られない。
前述に記載した厚みの連続的な変化の形状は、中央部と端部の厚みの間に極値が無く、端部が一番薄い最小値をとり、中央部が一番厚い最大値を取るような形状が好ましい。
また、その形状はクラウン形状であることが好ましい。
さらに、端部と中央部との厚みの差は、大きすぎても目標とする表示品質を得ることが出来ない。また小さすぎても、目標とする表示品質を得ることが出来ない。
厚みの差が大きすぎると、中央部の印圧が高くなり、端部と中央部で均一な膜厚が得られないためである。一方、厚みの差が小さすぎると目的とする効果が得られない。
基材005の厚みの差は1.0mm以下が望ましい。この値よりも大きくなると、前述したように中央部の印圧が高くなり目標とする表示品質を得られないからである。
基材005の厚みの差が0.1mm〜0.7mmであるとさらに好ましい。
より好ましくは、基材005の厚みの差が0.1mm以上〜0.3mmである。目標とする表示品質を得ることが出来る。
図1の板状樹脂積層体001の厚みのバラツキは0.1mm以下であることが好ましい。
0.1mmよりも大きなバラツキだと印圧も一定ではなくなり、目標とする表示品質が得られない。
ここで、高精度の印刷を行う場合の板状樹脂積層体009と、該板状樹脂積層体009を版胴006に巻き付けた概観図を図2に、その概観図におけるBB’の断面図を図3に示す。
本発明の実施の形態に係わる板状樹脂積層体009は、基材005の樹脂層008が形成されている面とは反対の面に、版胴006に固定するためのガイド010が具備されて
いることを除いて、本発明の実施の形態に係わる板状樹脂積層体001と同じものである。そして、版胴006はガイド010を固定するための溝を備えている。
板状樹脂積層体009は版胴006の円周方向(印刷方向)に冶具011に挟み込み版胴006に固定される。冶具011は版胴006の円周方向に板状樹脂積層体009を引っ張るための調整機構を備えている。板状樹脂積層体009を冶具011により版胴006の円周方向に引っ張ると、前述したように、板状樹脂積層体009は版胴の長さ方向(引っ張った方向とは直角方向)に縮もうとする。しかし、ガイド010が版胴内の溝に入っているために、ある一定以上は縮むことが出来なくなり、前述したトータルピッチのずれも無く、さらに、印刷ずれのない印刷が可能となり、高精度印刷が達成できる。しかも、印圧が印刷面内で一定となるように、板状樹脂積層体009の中央部が端部に比べて厚くなっているので、目標とする表示品質も達成できる。
ガイド010の大きさは、特に規定はないが、大きすぎると板状樹脂積層体009が曲がりにくくなり、版胴006との密着が困難になる。また小さすぎると板状樹脂積層体009を引っ張ったときに版胴006に設けられた溝から外れてしまい、高精度の印刷が出来ない。
ところで、本実施形態のインキ付着層002へのパターニングは、ポジ型感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィー法、ネガ型感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィー法、射出成型、凸版印刷法、凹版印刷法、平版印刷法、孔版印刷法、レーザーアブレーション法等の種々のパターン成型法を用いることができるが、パターンの高精細さの観点から、感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィー法が望ましく、また、要求精度の凸版を形成可能なネガ型感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィー法が最も望ましい。
感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィー法をインキ付着層002へのパターニング方法として適用する場合、基材005、接着層004、耐溶剤層003、インキ付着層002へのパターニングをする感光性樹脂層が順次積層されている板状感光性樹脂積層体から、印刷用凸版(板状樹脂積層体)001の凸部パターン(インキ付着層)002を形成することが最も望ましい。感光性樹脂層の成型方法は、射出成型法、突出成型法、ラミネート法、バーコート法、スリットコート法、カンマコート法などの公知の方法を用いることができる。
図4に本実施形態におけるインキ付着層002へのパターニングをする板状感光性樹脂積層体の成型方法を示した。まず、図4(a)〜(b)に示すように、基材005にバーコート法、スリットコート法、スプレーコート法、フレキソ印刷、グラビア印刷などのウェットコーティング法により接着層004、表面調整剤が添加してある耐油または耐水性を有する耐溶剤層003を順次形成し、積層体407とする。次に、図4(c)に示すように、積層体407に感光性樹脂層406を射出成型法、突出成型法、ラミネート法、バーコート法、スリットコート法、カンマコート法などの公知の方法で成膜し、板状感光性樹脂積層体408を得る。次に、板状感光性樹脂積層体408に対し、フォトリソグラフィー法により凸部パターン(インキ付着層)002を形成する場合において、本実施形態の板状樹脂積層体001の一例として水現像タイプのネガ型の感光性樹脂を感光性樹脂積層406の材料に用いた場合を説明する。
図5に板状樹脂積層体001におけるインキ付着層002の製版工程の断面図を示した。
まず、図5(a)に示すように、板状感光性樹脂積層体408を用意する。
次に、図5(b)に示すように、フォトマスク503を感光性樹脂積層406上に配置する。フォトマスク503は、透光性を有するガラス504上に例えばクロム薄膜からな
るパターンを形成して構成されており、クロム薄膜が形成された遮光部501とクロム薄膜が形成されずガラス504が露出した透光部502とを有している。このフォトマスク503では、遮光部501において光が遮られ、透光部502において光が透過する。次に、図5(c)に示すように、フォトマスク503を介して、紫外光に代表される活性光線505を板状感光性樹脂積層体408に照射し、感光性樹脂層406をフォトマスク503のパターンに応じて露光する。このとき、フォトマスク503の透光部502を通過して活性光線505が照射された感光性樹脂層406の部分が硬化されるが、照射量が多過ぎても少な過ぎても所望のパターニングが得られない。次に、フォトマスク503を板状感光性樹脂積層体408から外し、現像をおこなう。この現像により、前述した露光において遮光部501によって活性光線505が照射されなかった未硬化部分を除去し、板状樹脂積層体001とする。このとき、未硬化部分が水により溶解、除去可能な水現像タイプの感光性樹脂層406を用いた場合には、現像液として水が用いられる。
次に、本実施形態の製版工程により凸部パターン(インキ付着層)002が形成された板状樹脂積層体001を用いた印刷について説明する。なお、本発明による板状樹脂積層体を用いた印刷はこれに限るものではない。
本発明の実施の形態を、図6に示す樹脂凸版印刷機における版胴605及び移動ステージ606、インキ供給機構609を中心に説明する。
図6に示す樹脂凸版印刷機はパターン形成用の板状樹脂積層体604が版下クッション603を介して装着されるシリンダー式の版銅605、板状樹脂積層体604に接してインキを供給するアニロックスロール601、アニロックスロールへインキ供給する為のインキチャンバ608、アニロックスロール601上の余剰インキを掻き落とすドクターブレード602、印刷基板607を載置する移動ステージ606を備える印刷装置である。
樹脂凸版印刷用に用いることが出来るアニロックスロール601としては、SUS材などで作成された芯ロール上に、酸化クロムをプラズマ溶射して形成した酸化クロム皮膜を、レーザー彫刻によってパターニングしたセラミックスロール、又は、芯ロール上に銅メッキを施した後樹脂を塗布し、レーザーパターニングした後に腐食処理をし、得られたパターン上にクロムメッキを施したクロムロールのいずれも用いることが出来る。
また、アニロックルロール601上に形成されるパターンとしては、ヘリカルパターン、FMパターン、ハニカムパターン、ダイヤパターン、ARTパターンなどいずれのパターンも用いることが出来る。
これらのパターンが形成された後、アニロックスロール601表面は、研磨されることが望ましい。アニロックスロール601を回転する機構としては、回転速度ムラが印刷物に大きな影響を与える為、高精度に回転を制御可能なサーボモータでダイレクトドライブを行うことが望ましい。また、必要トルクを得るために減速機構を使用する場合にはバックラッシュレスの機構を用いることが望ましい。
次に印刷基板607について説明する。
印刷基板607は印刷可能であれば何でもよく、ガラス基板、シリコン基板、金属基板フィルム基板等が好ましい。印刷基板607は、親水処理や撥水処理等の表面処理を行っても良い。
印刷基板607上に感光性材料等を用いて、フォトグラフィ法などにより、板状感光性樹脂積層体上にパターニングされた形状に対応したパターニングを行っても良い。
本実施形態は、洗浄処理を行ったガラス基板を用いた。
用いるインキは有機機能性材料であり、高分子、低分子材料どちらでも構わないが、粘度を適切に調整してあることが好ましい。
有機機能性材料を溶解または分散する溶媒としては、有機機能性材料が溶解可能であれば何でもよく、特にトルエン、キシレン、アセトン、アニソール、テトラリン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等の単独もしくはこれらの混合溶媒が好ましい。さらに、トルエン、キシレン、アセトン、アニソール、テトラリンが好ましい。
この樹脂凸版印刷機を用いた際の実際の動作について説明する。
版胴605上に、板状樹脂積層体604を配置し、版胴605上に具備された固定冶具613により、板状樹脂積層体604の一方の端部を固定する。
さらに、版胴605上に具備された調整冶具614に板状樹脂積層体604のもう一方の端部を固定する。固定の後、調整冶具614を移動させ、板状感光性樹脂積層体604を版下クッション603を介して版胴605に密着させる。
移動ステージ606に、印刷基板607を載置した後、印刷開始指示によって印刷動作が開始される。
この間、アニロックスロール601上にはインキが供給されドクタリングが継続的に実施され平滑にドクタリングされた表面が常に保持されている。ドクタリングする際の速度は任意に決定される。
次に印刷基板607が版胴605の直下に移動した後、アニロックスロール601より板状樹脂積層体604へ有機機能性インキが転写され、その後版胴605の回転と同期した移動ステージ606上に置かれた印刷基板607へ印刷が行われる。アニロックスロール601から板状樹脂積層体604へインキを転写する際の速度は、ドクタリング速度と等速でもよいが、ドクタリング速度が低速の場合は転写に時間がかかる為、転写速度を速くしても良い。ただし、転写速度を速くする場合には、ドクタリング表面が板状樹脂積層体604に転写されるように調整される必要がある。
以上の動作を実施することによって、印刷物を得ることが出来る。
本発明の実施例について述べる。なお、本発明は実施例に限定されるものではなく、本発明を達成できる範囲での改良や変形等は、本発明の趣旨を逸脱するものではない。
<実施例1>
本実施例では低分子有機発光材料を、印刷基板であるガラス基板へ印刷した例を示す。
印刷機としては、図6に示す樹脂凸版印刷機を用いる。
まず印刷基板について説明する。
印刷基板には、ソーダガラス板(ガラス基板)を用いた。ガラス基板を純水を用いて洗浄し、180℃、30分間ベークし、ガラス基板上の水分を除去した。
このようにして作製したガラス基板を樹脂凸版印刷機の移動ステージ上に設置し、真空吸着により固定した。
次に、低分子有機発光材料を用いたインキについて説明する。
低分子有機発光インキを以下のように作製した。まず、低分子有機発光材料を、溶媒であるテトラリン溶液に濃度が3wt%となるように秤取り、攪拌子を用い溶解させた。さらに、増粘剤である高分子材料(分子量500万)を溶媒に対し0.5wt%となるよう
に秤取り、前述の低分子有機発光材料の溶液中に添加し、攪拌子にて攪拌、溶解させ、低分子有機発光インキを得た。
得られた前述のインキの粘度を振動式粘度計(振動数:0.5kHz)にて粘度を測定したところ、13mPa・sであった。また、表面張力を測定したところ36mN/mであった。
得られた低分子有機発光インキをインキチャンバ内に注入した。
次に、本実施例で用いるインキ供給機構を説明する。
アニロックスロールと接するドクターブレードは、PTFEとし、表面の研磨を実施した。
アニロックスロールとしてSUS芯上に硬度JIS−A50°のウレタンゴムを巻き付け、円柱状に加工したものを用いた。さらにロール周面全体の研磨を実施し、Raを0.05μm、Rzを1μmとした。
上記のアニロックスロールに対して、上記のドクターブレードをアニロックスロール表面に接触するように設置した。
設置されたアニロックスロールをサーボモータで駆動し、またアニロックスロールの一部を前述したインキチャンバ内を通過させ、インキチャンバ内の低分子有機発光インキをアニロックスロール表面に付着させた。アニロックス表面に付着した低分子有機発光インキを前述したドクターブレードにより、余分なインキを除去した。
次に用いる板状樹脂積層体について説明する。
金属板を切削機器により、中心の厚さが0.3mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削し、基材とした。さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した(図3参照)。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.7mmとなるように塗工し、版のベースとした。
その後、この版材に対し、図7に示すような十文字形状のパターンを有するネガパターン(サイズ縦0.2mm×横0.2mm、パターン線幅:0.02mm、パターン間隔(Z):30mmで縦10個、横5個に配置)のクロムマスクを用いて50μmのプロキシミティギャップを開けて露光した。露光の後、温水を掛け流しながら現像を行い、凸部高さ90μm、凸部パターン線幅18μmの板状樹脂積層体を形成した。作製した板状樹脂積層体の版胴への取り付けは、板状樹脂積層体のガイドを、版胴に設けてある溝に沿って嵌め込み、板状樹脂積層体の一端を、ボルトを挿入するため数箇所穴を開けてある板状のプレートで挟み込み、先に述べた穴にボルトを挿入し、版胴に固定した。
さらに、板状感光性樹脂積層体のもう片方の端も、同様に穴の開いた板状のプレートでボルトにて版胴に固定するが、こちらの板状のプレートは版胴上で円周方向に可動するようになっており、板状感光性樹脂積層体の張り具合(引っ張り具合)を調整できるようになっているので、板状感光性樹脂積層体を可動する板状プレートにより版胴に密着するように調整し、固定した。
上記のように版胴に板状樹脂積層体を貼り付けた後、前述のアニロックスロールを押し付け、アニロックスロールと版胴とを接触させた後、アニロックスロール上に付着したインキを、アニロックスロールと版胴を回転させることにより版胴に前述した方法で装着した板状樹脂積層体へ転写した。板状樹脂積層体へ転写した後、アニロックスロールを版胴
から開放し、非接触の状態にした。
転写の動作と同時に前述した移動ステージ上に固定されたガラス基板を版胴直下に移動させ、版胴を回転させると同時に、移動ステージを版胴の回転速度と同じ速度で移動させ、板状樹脂積層体上の低分子有機発光インキを移動ステージ上に固定したガラス基板上に印刷した。
<実施例2>
実施例2においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが0.5mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.7mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<実施例3>
実施例3においては、板状感光性樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが0.7mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.7mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<実施例4>
実施例4においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが0.9mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が1.2mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<実施例5>
実施例5においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが1.2mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が1.2mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<比較例1>
比較例1においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが1.5mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて
実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が1.5mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<比較例2>
比較例2においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが1.4mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が1.5mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<比較例3>
比較例3においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さと端部の厚さとが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材のガイドを取り付けた面とは反対の面に、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.6mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<比較例4>
比較例4においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さと端部の厚さとが0.2mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、ガイドは設けず、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.6mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<比較例5>
比較例5においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さ及び、端部の厚さが2.0mmとなるように切削したものを用いたことを除いて実施例1で用いたものと同じであり、ガイドは設けず、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.6mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
<比較例6>
比較例6においては、板状樹脂積層体の基材は、金属板を切削機器により、中心の厚さが0.7mm、端部の厚みが0.2mmとなるように切削したが、端部から中心に向かって50mm同じ厚さ0.2mmで、そこから0.5mmの段差があり0.7mmの厚みで中心まで同じであり、対向する辺からも同じ形状をしているものを用い、さらにその基材裏面にガイドとして台形の形状でその鋭角な面が基板の内側に位置するように配置し、スポット溶接にて基材とガイドを固定した。基材の中心部と端部の厚みが異なっている面に
、ポリエステルウレタン系接着剤を厚さ15μmになるようにダイコート法により塗工した。この積層体の表面にポリアミドを主成分とするネガ型感光性樹脂を総厚が0.7mmとなるように塗工し、版のベースとして用い印刷を実施した。
実施例1、2、3、4、5及び比較例1、2、3、4、5、6において得られた十文字の印刷パターンが形成された基板について以下の評価を行った。
(評価項目1)
印刷終了後、ガラス基板上に転写された十文字パターン間の縦方向距離(X)を光学顕微鏡を用いて測定し、装着前の板状樹脂積層体にて同様に測定した十文字パターンの測定値および十文字パターンの設計値との差異を測定することにより、版胴に装着前の板状樹脂積層体上の十文字パターンに対して、装着後の板状樹脂積層体上の十文字パターンと十文字印刷パターン四隅の版胴の円周方向(印刷方向と同じ方向)(図7中のX方向)の変化量(目標:±0.01mm以内)を評価した。
(評価項目2)
印刷終了後、ガラス基板上に転写された十文字パターン間の横方向距離(Y)を光学顕微鏡を用いて測定し、装着前の板状樹脂積層体にて同様に測定した十文字パターンの測定値および十文字パターンの設計値との差異を測定することにより、版胴に装着前の板状樹脂積層体上の十文字パターンに対して、装着後の板状感光性樹脂積層体上の十文字パターンと十文字印刷パターン四隅の版胴の円周方向に垂直な方向(印刷方向と垂直な方向)(図7中のY方向)の変化量(目標:±0.01mm以内)を評価した。
版胴に装着後の板状樹脂積層体上の十文字パターン間の距離については、レーザ測定器を用いて、距離を測定した。
なお、光学顕微鏡とレーザー測定器との測定値の相関は予め補正してある。
(評価項目3)
転写された十文字パターンの線幅を光学顕微鏡により測定し、版の中央部と端部の十文字パターンの線幅の差異を測定することにより、版胴に装着前の板状樹脂積層体上の十文字パターン(設計値:0.02mm)に対して、十文字印刷パターンの線幅の印刷方向(図7中のX方向)に対して垂直方向(図7中のY方向)の線幅のバラツキ(目標:±0.005mm以内)を評価した。
(評価項目4)
転写前に、板状樹脂積層体を巻きつけた版胴と基板の間に感圧紙を挟みこみ転写と同じ動作を行い、転写時に版胴と基板との間にかかる印圧を測定することにより、この印圧を評価した。
上記の評価結果を表1に示した。
Figure 2015214059
実施例1においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であり、線幅も目標値以内であった。また、感圧紙による印圧測定においても、印刷面すべてにおいて均一であった。
実施例2においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であり、線幅も目標値以内であった。また、感圧紙による印圧測定においても、印刷面すべてにおいて均一であった。
実施例3においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であり、線幅もa31からa310が他の線幅よりも太いものの、すべて目標値以内であった。また、感圧紙による印圧測定においても、印刷面すべてにおいて均一であった。
実施例4においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であり、線幅もa31からa310が他の線幅よりも太いものの、すべて目標値以内であった。また、感圧紙による印圧測定においても、印刷面すべてにおいて均一であった。
実施例5においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であり、線幅もa31からa310が他の線幅よりも太いものの、すべて目標値以内であった。また、感圧紙による印圧測定においても、印刷面すべてにおいて均一であった。
比較例1においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であったが、線幅もa31からa310が他の線幅よりも太く、すべて目標値を満たせなかった。さらに感圧紙による印圧測定においても、印刷面の中央部(a31からa310)が印圧が高く不均一であった。
比較例2においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であったが、線幅もa31からa310が他の線幅よりも太く、すべて目標値を満たせなかった。さらに感圧紙による印圧測定においても、印刷面の中央部(a31からa310)が印圧が高く不均一であった。
比較例3においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であったが、線幅はa31からa310が他の線幅よりも細く、すべて目標値を満たせなかった。さらに感圧紙による印圧測定においても、印刷面の中央部(a31からa310)が印圧が低く不均一であった。
比較例4においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値を満たせないばかりか、線幅もa31からa310が他の線幅よりも細く、すべて目標値を満たせなかった。さらに感圧紙による印圧測定においても、印刷面の中央部(a31からa310)が印圧が低く不均一であった。
比較例5においては、板状樹脂積層体を版胴に巻き付けることが不可能であったため、評価は一切行えなかった。
比較例6においては、円周方向、円周方向と垂直な方向ともに目標値以内であったが、板状感光性樹脂積層体の基板に設けた段差の場所で、線幅は目標値を満たしことができず、印圧が高く不均一であった。
001 板状樹脂積層体
002 インキ付着層
003 耐溶剤層
004 接着層
005 基材
006 版胴
008 樹脂層
009 板状樹脂積層体(高精度印刷用)
010 ガイド
011 調整冶具
406 感光性樹脂層
407 積層体
408 感光性樹脂積層体
501 遮光部
502 透光部
503 フォトマスク
504 ガラス
505 活性光線
601 アニロックスロール
602 ドクターブレード
603 版下クッション
604 板状樹脂積層体
605 版胴
606 移動ステージ
607 印刷基板
608 インキチャンバ
609 インキ供給機構
610 土台
612 軸受け部
613 固定冶具
614 調整冶具

Claims (19)

  1. 印刷法により高精細パターンを形成するための板状樹脂積層体であって、少なくとも1種類の樹脂層により形成されるインキ付着層と、該インキ付着層を支持する基材と、を有する積層構造であって、基材の厚みが基材端部よりも中央部が厚いことを特徴とする板状樹脂積層体。
  2. 前記基材は、厚みは端部から中央部へ連続的に変化し、該基材の形状がクラウン形状であることを特徴とする請求項1に記載の板状樹脂積層体。
  3. 前記基材は、該基材厚みの分布は印刷方向に対して直角方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の板状樹脂積層体。
  4. インキ付着層が形成される該基材面が請求項1〜3のいずれかに記載される形状であることを特徴とする板状樹脂積層体。
  5. 前記基板の中央部と端部の厚みの差が1.0mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  6. 前記基板の中央部と端部の厚みの差が0.1mm以上、0.7mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  7. 前記基板の中央部と端部の厚みの差が0.1mm以上、0.3mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  8. 前記インキ付着層と前記基材との間に少なくとも耐油もしくは耐水性を有する耐溶剤層をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  9. 前記耐溶剤層と前記基材との間に、前記耐溶剤層を前記基材に固定するための接着層をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の板状樹脂積層体。
  10. 板状樹脂積層体の厚みの差が端部と中央部で0.1mm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  11. 前記基材は、インキ付着層が形成される基材面とは反対の面に、印刷方向と同じ向きに該基材端部にガイドを設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  12. 前記基材は、インキ付着層が形成される基材面と同じ面に、印刷方向と同じ向きに該基材端部にガイドを設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに板状樹脂積層体。
  13. 前記基材の材料は少なくとも1種類の材料であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の板状樹脂積層体。
  14. 前記基材は、材料の少なくとも1つが金属であることを特徴とする請求項13に記載の板状樹脂積層体。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を固定するための固定冶具であって、その固定冶具の形状が円筒形状であり、円周方向に前記板状樹脂積層体を密着させる引っ張り機構を有する固定冶具と、請求項11または12に記載のガイドを固定する機構と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  16. 請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を固定するための固定冶具であって、その固定冶具の形状が平板上であり、固定冶具の対向する2辺のいずれかに前記板状樹脂積層体を密着させる引っ張り機構を有する固定冶具と、請求項11または12に記載のガイドを固定する機構とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  17. 請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を用いたことを特徴とする印刷法。
  18. 請求項15記載の固定冶具に、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を取り付けて印刷することを特徴とする印刷法。
  19. 請求項16記載の固定冶具に、請求項1〜14のいずれかに記載の板状樹脂積層体を取り付けて印刷することを特徴とする印刷法。
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