JP2015189481A - 包装体 - Google Patents
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Abstract
Description
得られた深絞り包装体の底材と蓋材のヒートシール部を15mm幅の短冊状に切り出し試験片とした。この試験片を万能試験機(インテスコ(株)製)を用い、温度23℃、引張速度200mm/minの条件で180度の角度で引っ張った場合の、底材と蓋材の剥離する時の剥離強度を初期剥離強度(N/15mm幅)として測定した。
得られた深絞り包装体の底材と蓋材に、新鮮な牛の生肉を充填し、2℃の冷蔵庫に21日間保管した後、生肉の色を下記の基準で目視により評価した。(包装体のヘッドスペースを窒素ガスで置換し、初期酸素濃度0.01%以下とした。)
○:紫色を維持していた場合
×:黒赤色に変色していた場合、または腐敗が進んだ場合
得られた深絞り包装体のヒートシール部から、蓋材を手で剥離した場合のヒートシール樹脂層(D)の状態を下記の基準で目視により評価した。
○:ヒートシール樹脂層がきれいに露出し、底材に薄い膜が残った場合
×:ヒートシール樹脂層が露出しなかったり、破断したりケバ立ちがあったりする場合
得られた深絞り包装体の底材と蓋材に、新鮮な牛の生肉を充填し、ヒートシール部から手で剥離して、ヒートシール樹脂層の薄膜が残った状態で、2℃の冷蔵庫に12時間保管した際の生肉の発色状態を下記の基準で目視により評価した。
○:紫色から鮮やかな赤色に変色した場合
×:紫色のまま、もしくは黒赤色で腐敗が進んだ場合
[蓋材]
表面樹脂層(A)を以下の3種類の樹脂を用いて3層構成とした。
A1:6ナイロン樹脂(ディーエスエムエンジニアリングプラスチックス(株)製、商品名「ノバミッド1020A」、以下「6Ny」と略称する。)
A2:オレフィン系接着性樹脂(三井化学(株)製、商品名「アドマーNF587」、以下「AD1」と略称する。)
A3:6−66ナイロン樹脂(ディーエスエムエンジニアリングプラスチックス(株)製、商品名「ノバミッド2030A」、以下「6−66Ny」と略称する。)
酸素バリア性樹脂層(B)は、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物((株)クラレ製、商品名「エバールE105」、エチレン共重合比率:44mol、酸素透過率:1.5(cc・20μm/m2・24h・atm)、以下「EVOH1」と略称する。)の樹脂を用いて構成した。
最外層側から、EVOH1、6−66Ny、AD1、線状低密度ポリエチレン樹脂(日本ポリエチレン(株)製、商品名「ノバテックLL UF240」、以下「LLDPE」と略称する。)に滑剤としてエルカ酸アミドを1000ppm、アンチブロッキング剤として天然シリカを2000ppm添加混合した樹脂組成物(ヒートシール樹脂層)の順に積層させ、各層の平均厚さが各々10μm/20μm/10μm/30μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(Y1)を共押出法によって得た。この多層フィルム(Y1)の最外層側(EVOH面)に、総厚みが250μmの無延伸ポリエチレンテレフタレートシート(三菱化学(株)製、商品名「ノバクリアー」)をドライラミネーション法により貼り合わせて、総厚み320μmのラミネートシート(Y1LS)を得、包装体の底材に使用した。
なお、ドライラミネーション用の接着剤としては2液硬化型接着剤(主剤として大日本インキ(株)製、商品名「ディックドライLX−75A」、硬化剤として大日本インキ(株) 製、商品名「ディックドライKW−40」を使用した。
深絞り包装機(ムルチバック社製、型番:R−530)を使用して、上記の底材(Y1LS)を無延伸ポリエチレンテレフタレートシート層が外層になるように深絞り成形することにより、縦130mm、横170mm、フランジ部幅6mmの長方形の形状の容器に加工し、ヒートシール部において、深絞りされた底材に設けられたフランジ部分に上記の蓋材(X1)を、ヒートシール温度:140℃、シール時間:2秒、シール圧力:4kg/cm2の条件でヒートシールすることにより深絞り包装体を作製した。深絞り包装体のヘッドスペースに、窒素ガスを充填し、酸素濃度を0.01%以下になるように置換した。
この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
実施例1で使用した表面樹脂層(A)に使用する樹脂を、A1:EVOH1、A2:6−66Ny A3:オレフィン系接着性樹脂(三井化学(株)製、商品名「アドマーNF587」、以下「AD1」と略称する。)に変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(X2)を得た。
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
実施例1で使用した酸素バリア性樹脂層(B)に使用する樹脂を、ポリメタキシレンアジパミド樹脂(三菱ガス化学(株)製、商品名「MXナイロン S6007」、以下「MXDNy」と略称する。)に変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(X3)を得、包装体の蓋材に使用した。
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
表面樹脂層(A)をA1:6Ny、A2:6−66Nyを用いて2層構成とし、実施例1で使用した耐ピンホール性樹脂層(C)に使用する樹脂を、非晶性ポリエステル樹脂(イーストマンケミカル(株) 製、商品名「EASTARPETG Co polyester6763」、以下「PETG」と略称する。)に変更、また酸素バリア性樹脂層(B)と耐ピンホール性樹脂層(C)の間に接着樹脂層(E)としてオレフィン系接着性樹脂(三井化学(株)製、商品名「アドマーSF715」、以下「AD2」と略称する。)を配した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(B)/(E)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(X4)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
表面樹脂層(A)をA1:6Ny、A2:6―66Ny用いて2層構成とし、実施例1で使用した耐ピンホール性樹脂層(C)に使用する樹脂を、シクロオレフィンポリマー樹脂、(ポリプラスチックス(株)製、商品名「ZEONOR 1020R」以下「COP」と略称する。)に変更、また酸素バリア性樹脂層(B)と耐ピンホール性樹脂層(C)の間に、オレフィン系接着性樹脂AD1に変更、ヒートシール樹脂層(D)をランダムポリプロピレン(日本ポリプロ(株)製、商品名「ノバテックPP EG7FTB」、以下PP1と略称する。)に変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(B)/(E)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(X5)を得、包装体の蓋材に使用した。次いで、得られた多層フィルム(X5)の最内層側から孔径0.1mmで深さ30μmの穴を間隔10mm×10mmで機械針により開孔し、包装体の蓋材に使用した。
実施例1の使用したヒートシール樹脂層をランダムポリプロピレン(日本ポリプロ(株)製、商品名「ノバテックPP EG7F」、以下PP2と略称する。)に変更した以外は、実施例1と同様にして、最外層側から、EVOH1、6−66Ny、AD1、PP1に滑剤としてエルカ酸アミドを1000ppm、アンチブロッキング剤として天然シリカを2000ppm添加混合した樹脂組成物(ヒートシール樹脂層)の順に積層させ、各層の平均厚さが各々10μm/20μm/10μm/30μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(Y2)を共押出法によって得た。この多層フィルム(Y2)の最外層側(EVOH面)に、総厚みが250μmの無延伸ポリエチレンテレフタレートシート(三菱化学(株)製、商品名「ノバクリアー」)をドライラミネーション法により貼り合わせて、総厚み320μmのラミネートシート(Y2LS)を得、包装体の底材に使用した。
なお、ドライラミネーション用接着剤としてはラミネートフィルム(Y1LS)を作製する場合と同様のグレードを使用した。
ヒートシール温度を180℃に変更した以外は、実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
ヒートシール樹脂層(D)に使用する樹脂を、LLDPEに変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(X6)を得た。
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
表面樹脂層(A)をA1:6Ny、A2:6−66Nyを用いて2層構成とし、接着性樹脂層(E)として「AD1」10質量部と「LLDPE」90質量部を混合した樹脂組成物を耐ピンホール性樹脂層(C)とヒートシール樹脂層(D)の間に配した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(B)/(C)/(E)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/5μm/20μm、全層の厚さが65μmの多層フィルム(X7)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
実施例1において、剥離樹脂層(C)を配せず、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(D)の5層構成で、各層の平均厚さを各々10μm/10μm/10μm/10μm/20μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、全層の厚さが6 0μmの多層フィルム(X8)を得た。次いで、得られた多層フィルム(X8)のヒートシール樹脂層(D)の最内層側に孔径0.1mmで深さ20μmの穴を間隔10mm×10mmで機械針により開孔し、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
実施例1において、耐ピンホール性樹脂層(C)の厚みを3μmにした以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/3μm/20μm、全層の厚さが63μmの多層フィルム(X9)を得た。
次いで、得られた多層フィルム(X9)のヒートシール樹脂層(D)の最内層側に孔径0.1mmで深さ20μmの穴を間隔10mm×10mmで機械針により開孔し、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
[蓋材]
実施例7において、接着性樹脂層(E)として、「AD1」90質量部と「LLDPE」10質量部を混合した樹脂組成物に変更した以外は、実施例7と同様にして、(A1)/(A2)/(B)/(C)/(E)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/5μm/20μm、全層の厚さが65μmの多層フィルム(X10)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
実施例1において、ヒートシール性樹脂層(D)を、高密度ポリエチレン(日本ポリエチレン(株)製、商品名「ノバテックHD HF560」、以下「HDPE」と略称する。)に変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B) /(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが70μmの多層フィルム(X11)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
実施例1において、酸素バリア性樹脂層(B)の厚みを2μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/2μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが62μmの多層フィルム(X12)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
実施例1において、ヒートシール樹脂層(D)の厚みを5μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B) /(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/10μm/10μm/10μm/10μm/5μm、全層の厚さが55μmの多層フィルム(X13)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
実施例1において、酸素バリア性樹脂層(B)をエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物((株)クラレ製、商品名「エバール G156B」、エチレン共重合比率48mol、酸素透過率:3.2(cc・20μm/m2・24h・atm)、以下「EVOH2」)に変更した以外は、実施例1と同様にして、(A1)/(A2)/(A3)/(B)/(C)/(D)の6層構成で、各層の平均厚さが各々10μm/5μm/10μm/10μm/10μm/20μm、全層の厚さが65μmの多層フィルム(X15)を得、包装体の蓋材に使用した。
[底材]
実施例1と同様に、ラミネートシート(Y1LS)を包装体の底材に使用した。
[深絞り包装体]
実施例1と同様の方法で、深絞り包装体を作製した。この深絞り包装体を用いて評価した結果を表1に示した。
2 底材
3 蓋材の表面樹脂層
4 蓋材の酸素バリア性樹脂層
5 蓋材の耐ピンホール性樹脂層
6 蓋材のヒートシール樹脂層
7 底材の表面樹脂層
8 底材のヒートシール樹脂層
9 底材のヒートシール部
10 蓋材のタブ部
11 剥離時における耐ピンホール性樹脂層の露出部
12 剥離時におけるヒートシール樹脂層の露出部
Claims (12)
- 表面樹脂層(A)、酸素バリア樹脂層(B)、耐ピンホール性樹脂層(C)、ヒートシール樹脂層(D)が、(A)/(B)/(C)/(D)の順に積層され、前記酸素バリア性樹脂層(B)と前記耐ピンホール性樹脂層(C)の剥離強度が0.05〜5.0N/15mm幅の層からなる多層フィルムを蓋材とし、当該多層フィルムのヒートシール樹脂層(D)を被シール体のシール部にヒートシールすることで底材と蓋材とがヒートシールされた包装体であり、多層フィルムを剥離するときに、耐ピンホール性樹脂層(C)とヒートシール樹脂層(D)とが層間剥離し、表面樹脂層(A)と酸素バリア樹脂層(B)と耐ピンホール性樹脂層(C)が除去され、被シール体にヒートシール樹脂層(D)の薄膜層が露出して残ることを特徴とする包装体。
- ヒートシール層(D)の酸素透過率が23℃・50%RH環境下で25,000cc/(m2・24h・atm)以上である請求項1に記載の包装体。
- 表面樹脂層(A)、酸素バリア樹脂層(B)、および耐ピンホール性樹脂層(C)は開孔されておらず、ヒートシール樹脂層(D)のみ開孔されている請求項1または2に記載の包装体。
- 表面樹脂層(A)と酸素バリア樹脂層(B)との層間接着強度、および酸素バリア樹脂層(B)と耐ピンホール性樹脂層(C)との層間接着強度が、耐ピンホール性樹脂層(C)とヒートシール樹脂層(D)との剥離強度よりも大きい請求項〜3のいずれかに記載の包装体。
- 表面樹脂層(A)が、オレフィン系樹脂、アミド系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エステル系樹脂、スチレン系樹脂、およびカーボネート系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂を主成分とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装体。
- 酸素バリア性樹脂(B)が、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、およびポリメタキシレンアジパミド樹脂からなる群から選ばれ、その酸素透過率が23℃・50%RH環境下で3(cc・20μm/m2・24h・atm)以下の樹脂を主成分とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装体。
- 耐ピンホール性樹脂(C)が、アミド系樹脂、エステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、および環状ポリオレフィン系樹脂からなる群から選ばれる1種の熱可塑性樹脂を主成分とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装体。
- ヒートシール樹脂層(D)が、エチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、エチレン‐酢酸ビニル共重合体、エチレン‐メチルアクリレート共重合体、エチレン‐エチルアクリレート共重合体、エチレン‐メタルメタアクリレート共重合体、エチレン‐アクリル酸共重合体、エチレン‐メタアクリル酸共重合体、アイオノマー、および4−メチル−1−ペンテンからなる群から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂を主成分とする請求項1〜7のいずれかに記載の包装体。
- 酸素バリア性樹脂層(B)と耐ピンホール性樹脂層(C)との間に接着性樹脂層(E)を有し、酸素バリア性樹脂層(B)と接着性樹脂層(E)との剥離強度が0.05〜5.0N/15mm幅の層からなる請求項1〜8のいずれかの記載の包装体。
- 酸素バリア性樹脂層(B)の厚みが3〜100μmである請求項1〜9のいずれかに記載の包装体。
- 耐ピンホール性樹脂層(C)の厚みが5〜100μmである請求項1〜10のいずれかに記載の包装体。
- ヒートシール樹脂層(D)の厚みが5〜100μmである請求項1〜11のいずれかに記載の包装体。
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