JP2015186881A - スクラッチ印刷物、スクラッチ印刷用媒体および製造方法 - Google Patents

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孝 相川
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Abstract

【課題】本発明は、コインで擦過することで秘匿画像を視認可能とさせるオンデマンド印刷に適した構成のスクラッチ印刷物であって、擦過前には秘匿画像を視認できず、擦過して始めて秘匿画像を視認可能とさせることのできるスクラッチ印刷物、これを与えるためのスクラッチ印刷用媒体および前記スクラッチ印刷物の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】コインで擦過することで秘匿画像を象るように着色させて視認可能とするスクラッチ印刷物であって、シート体の上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含む白または淡黄色インキを網点で印刷した下地層と、この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層と、さらにその上に黄色系インキまたは透明ニスを前記秘匿画像を象るように網点で印刷した秘匿画像層と、を設けたことを特徴とするスクラッチ印刷物。【選択図】なし

Description

本発明は、コインで擦過することで秘匿画像を象るように着色させて視認可能とするスクラッチ印刷物、これを与えるためのスクラッチ印刷用媒体および前記スクラッチ印刷物の製造方法に関し、特に、オンデマンド印刷に適した構成のスクラッチ印刷物、これを与えるためのスクラッチ印刷用媒体および前記スクラッチ印刷物の製造方法に関する。
白い紙の上に硬い二酸化チタンなどの無機酸化物粒子を含む白色インキで文字や画像などを印刷しても、そのままでは視認できないが、印刷部分をコインなどで擦過すると、白色インキ中の無機酸化物粒子によりコインが削れて金属粉を生じ(ヤスリ効果)、この金属粉が印刷部分に付着して黒く着色し、画像を視認できるようになる。
かかるタイプのスクラッチ印刷物は、印刷された画像の上に剥離可能なアルミ含有インキ等の隠蔽インキを被覆し、コインでこの隠蔽インキ層を剥離して画像を視認できるようにしてある従来のシルクスクリーン印刷によるスクラッチ印刷物と比べ、隠蔽インキ層のスクラッチ滓が生じない、隠蔽インキ層がないので剥がれる恐れがないなど、優れた特徴を有する。
ところで、印刷用紙にはその白色度を高めるために蛍光増白剤が含まれており、ブラックライトのような紫外光を照射すると青白く蛍光発光する。一方、二酸化チタンなどのコイン擦過性のある無機酸化物粒子を含む白色インキは、このような紫外光を透過せず、また蛍光発光もしない。そのため、前記のスクラッチ印刷物に紫外光を照射すると、印刷用紙の青白く発光する中に白色インキにより印刷された画像が影のように黒く浮き上がってしまう。つまり、コインなどで擦過することなしに秘匿画像を視認できてしまう、といった問題を生じる。
これに対して、コイン擦過性無機酸化物粒子を含む白色インキを白い紙の上にベタ刷りし、この上に画像を象るようにコート(被覆)した、いわゆるネガタイプのスクラッチ印刷物が開発された。例えば、特許文献1には、紙媒体の上に、コイン擦過性無機酸化物粒子である酸化チタンを含む白色インキで下地層をベタ塗り印刷し、この上に白色剤を少なくとも含むマットニスで画像を象るようにネガパターン印刷を与えたネガタイプのスクラッチ印刷物が開示されている。
このようなスクラッチ印刷物に紫外光を照射すると、印刷用紙の青白く発光する中にベタ刷り印刷された下地層全体が黒く浮き上がり、マットニスによるネガパターンで与えられた画像を視認することはできないが、コインで擦過すると、マットニスでコートされていない白色インキ部分だけにコインの金属粉が付着し着色して、画像を視認できるようになる。
前記のネガタイプのスクラッチ印刷物において、透明ニスや白色剤を含むマットニスによるコート(被覆)は、一般的なインキ等で印刷して得られる。また、コート印刷のデザインによって着色される画像を自由に決定できる。すなわち、コイン擦過性無機酸化物粒子を含む白色インキをベタ刷りした紙の供給を受ければ、コートを印刷する工程だけを一般的な印刷設備を有する場所で別途、行って、しかも着色される画像を自由に決定してスクラッチ印刷物を製造できる。すなわち、オンデマンドのスクラッチ印刷が可能となる。
しかしながら、特許文献1では、酸化チタンを含む白色インキによるベタ刷り印刷とその上のコート(秘匿画像部分)との境界線が着色される画像を象ることとなるため、この境界線における色差及び光沢差をなくす、または、減じなければならない。特に、オンデマンド印刷では、コートを与える設備や環境が大きく異なり得るため、コートの印刷条件を厳格にすることなく、かかる境界線における色差及び光沢差を一定の範囲内に抑え得るようにすることが必要である。
そこで、特許文献2には、「コインで擦過することで秘匿画像を着色させて視認可能とさせるスクラッチ印刷物であって、コイン擦過用無機酸化物粒子を含む白色インキに有色インキを混入させてシート体の上に与えた下地層と、この上に前記下地層と同色のネガ用有色インキで前記秘匿画像を象るように与えたネガ印刷層と、を含むことを特徴とするスクラッチ印刷物」が開示され、「コインで擦過することによる秘匿画像の着色を抑制させることなく、擦過前における秘匿画像の境界線において認識され得る色差をネガ印刷層の印刷状態に大きく依存させることなく一定の範囲内に抑え得て、特に、オンデマンド印刷に適した構成のスクラッチ印刷物を提供できる」としている。
特開2013−49136号公報 特開2013−75508号公報
特許文献2は、確かに「擦過前における秘匿画像の境界線において認識され得る色差をネガ印刷層の印刷状態に大きく依存させることなく一定の範囲内に抑え得」ることができるが、それでもその差異を全く認識できないわけではなかった。
すなわち、無機酸化物粒子を含む下地層と、その上のネガ印刷層とは同じ色とするので、擦過前における秘匿画像の境界線において色差を認識することは困難ではあるが、コインを擦過させて明瞭な画像を現すためには、下地層にはコイン擦過用の無機酸化物を多量に混入させ、一方、ネガ印刷層はコイン擦過性のないものとする必要がある。その結果、完全に同色とすることが困難なだけでなく、画像の境界での屈折率差が大きくなり反射率(光沢)の差を認識しうることがあった。特に、白色顔料としても汎用されている二酸化チタンは屈折率が大きいのでその傾向が強く出る。
そこで、特許文献2では、シート体と下地層との間に光沢層を設けたり(請求項3)、迷彩画像層を設けたり(請求項4)することによって秘匿画像の境界線を認識されないように工夫しているが、これらの層は下地層の更に下にあるので下地層より上の層への影響は限定的とならざるを得ない。
以上のような状況に鑑み、本発明は、コインで擦過することで秘匿画像を視認可能とさせるオンデマンド印刷に適した構成のスクラッチ印刷物であって、擦過前には秘匿画像を視認できず、擦過して始めて秘匿画像を視認可能とさせることのできるスクラッチ印刷物、これを与えるためのスクラッチ印刷用媒体および前記スクラッチ印刷物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、コイン擦過性無機酸化物粒子を含む下地層の上に迷彩画像層を設け、さらに、その上に秘匿画像層を設けることにより前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、
(1)本発明のスクラッチ印刷物は、コインで擦過することで秘匿画像を象るように着色させて視認可能とするスクラッチ印刷物であって、シート体の上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含む白または淡黄色インキを網点で印刷した下地層と、この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層と、さらにその上に黄色系インキまたは透明ニスを前記秘匿画像を象るように網点で印刷した秘匿画像層と、を設けたことを特徴とする。
この発明では、シート体の上の下地層とその上の迷彩画像層とが浸潤により同化していると考えられる。そのため、その印刷された迷彩画像の上からコインで擦過してもコインが擦過されて着色し、一方、下地層と迷彩画象層の硬化後に印刷される秘匿画像印刷部分は擦過されず着色しないため、その秘匿画像を容易に視認できるものと推察される。
ここで、浸潤とは、下地層と迷彩画像層とが網点で印刷され、かつ粘度が小さい場合に下地層のインキと迷彩画像層のインキとが網点間の空隙を通して混合することなく同化する現象として、発明者の一人が定義した現象である。インキ同士が混合しているわけではないので印刷物の外見は変化しない。
(2)本発明のスクラッチ印刷物は、(1)記載の発明において、前記迷彩画像層の厚みが1μm以下であることを特徴とする。
この発明では、下地層とその上の迷彩画像層とが浸潤により同化し、擦過性を維持するため、迷彩画像層の厚みを1μm以下とするのが好ましい。1μmを超えると迷彩画像層と下地層との同化が不完全となるため擦過性が失われる場合がある。
(3)本発明のスクラッチ印刷用媒体は、(1)または(2)記載のスクラッチ印刷物をオンデマンド印刷させて与えるためのスクラッチ印刷用媒体であって、シート体の上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含む白または淡黄色インキを網点で印刷した下地層と、この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層と、を設けたことを特徴とする。
この発明では、予め下地層と迷彩画像層とを印刷した媒体を作成し、それに秘匿画像を印刷することによってオンデマンドのスクラッチ印刷物を容易に得ることができる。また、下地層は白または淡黄色インキ、そして迷彩画像層は黄色系インキで印刷されているため、その上に黄色系インキまたは透明ニスでオンデマンド印刷される秘匿画像を視認することができない。
(4)本発明のスクラッチ印刷用媒体は、(3)記載の発明において、前記迷彩画像層の厚みが1μm以下であることを特徴とする。
この発明では、下地層とその上の迷彩画像層とが浸潤によって同化し、擦過性を維持するため、迷彩画像層の厚みを1μm以下とすることが好ましい。
さらに、
(5)本発明のスクラッチ印刷物の製造方法は (1)または(2)記載のスクラッチ印刷物の製造方法であって、シート体の上に、コイン擦過性無機酸化物粒子を含む白または淡黄色インキを網点で印刷した下地層を製造する工程と、この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層を製造する工程と、さらにその上に黄色系インキまたは透明ニスで秘匿画像を象るように網点で印刷した秘匿画像層を製造する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、擦過前では秘匿画像を視認できず、擦過後には明瞭に秘匿画像を視認できるスクラッチ印刷物を与えることができ、従来のアルミ含有インキで隠蔽層を設けたスクラッチ印刷物のように、スクラッチ滓を生じたり、擦過前に剥がれたりすることがない。
また、コイン擦過前においては、白または淡黄色の下地層の上に黄色系インキで迷彩画象層が設けられているため、その上に黄色系インキまたは透明ニスで印刷される秘匿画像を視認することができないが、擦過すると、その現われた色(黒味を帯びた灰色)とその背景(白色、淡黄色、または黄色)との色差が大きくなるため、視認性に優れる。
さらに、シート体の上に予め下地層と迷彩画像層とを設けたスクラッチ印刷用媒体を用意しておけば、その上に秘匿画像を印刷することによってオンデマンドのスクラッチ印刷物を容易に得ることができる。
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、本実施形態は、本発明を実施するための一形態に過ぎず、本発明は本実施形態によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
本発明のスクラッチ印刷物は、コインで擦過することで秘匿画像を象るように着色させて視認可能とするスクラッチ印刷物であって、シート体の上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含む白または淡黄色インキを網点で印刷した下地層と、この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層と、さらにその上に黄色系インキまたは透明ニスを前記秘匿画像を象るように網点で印刷した秘匿画像層と、を設けたことを特徴とする。
本発明の下地層は、紙などのシート体上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含有する淡黄色インキで網点印刷して与えられる。
前記シート体としてはフィルム、紙等が用いられる。紙を用いる場合、マットコート紙が好適である。アート紙では秘匿画像との光沢差が大きくなり、擦過前に秘匿画像が視認される場合がある。また、上質紙では下地層のインキが紙に浸み込んで、コイン擦過性が失われる場合がある。さらに、下地層のインキとの密着性がよいことも重要である。さもないと、コインで擦過したとき下地層のインキまでが擦り取られてしまうことがある。
前記コイン擦過性無機酸化物粒子としては、コインより硬い物質であれば使用可能であるが、一般的には、二酸化チタン、酸化アルミニウム、シリカ等の1種以上が用いられ、その含有量はコイン擦過による着色性を考慮すると40重量%以上で、またインキとして使用できる物性とするため65重量%以下とするのが好ましい。
前記淡黄色インキは、黄色インキに二酸化チタンを含有した白色インキを混合して製造するのが簡便であるが、黄色顔料、白色顔料、コイン擦過性無機酸化物粒子等からそれぞれの印刷方法に適した物性のインキとして製造することもできる。
前記下地層は網点で印刷され、その濃度は40〜90%が好ましい。90%を超えると迷彩画像層および秘匿画像層との光沢差が大きくなり、擦過前に秘匿画像を視認できる場合がある。また、40%未満ではコインで擦過したとき着色が小さいため視認が困難となる場合がある。なお、ベタで印刷されていると、上述したように、その上の迷彩画象層との浸潤が起きないため好ましくない。ここで、網点濃度とは、網点面積率、すなわち字や絵柄を網点で印刷したとき、その字や絵柄において、印刷された点(網点)が占める割合をいう。
本発明の迷彩画像層は、黄色系インキで迷彩模様を印刷して与えられる。ここで、黄色系インキとは淡黄色から黄色のインキをいうが、迷彩画像層の上に設けられる秘匿画像を視認できないようにするものである。
前記迷彩画像層は、下地層と密着させ浸潤によって同化させるために、下地層を印刷した後、下地層のインキが硬化する前に印刷され、その厚みは1μm以下とする。また、そのインキの粘度は下地層のインキより小さいことが必要である。例えば、オフセット印刷する場合は、下地層に用いるインキの粘度(L型粘度計による測定値)を25℃で20〜30Pa・sとし、迷彩画象層に用いるインキを10〜15Pa・sとするのが好ましい。
また、前記迷彩画像層はベタではなく60〜90%濃度の網点で印刷されるのが好ましい。60%未満では迷彩画像の濃度が不足して迷彩の効果が失われるため、また90%を超えると迷彩画像の濃度が高すぎて、擦過前に秘匿画像を視認できる可能性が大きくなるばかりでなく、下地層との浸潤が起こらなくなり、コイン擦過性が不足することがある。
本発明において秘匿画像層は、黄色系インキか透明ニスで網点印刷される。網点の濃度は40〜60%が好ましい。網点の濃度をこの範囲にすることによって擦過前の秘匿画像の視認をさらに困難とすることができる。すなわち、60%を超えると擦過前に視認される可能性が大きくなり、40%未満では擦過しても秘匿画像の視認が困難となる場合がある。
また、擦過前に視認されないためには、その下の迷彩画像との色差を無くするのはもちろんであるが、光沢も迷彩画像と同じにすることが重要である。
本発明のスクラッチ印刷物は、スクラッチ印刷用媒体をオフセット、グラビア等の印刷機を用いて印刷し、その得られた媒体にオンデマンドで秘匿画像を印刷することによって製造される。
例えば、5色のオフセット印刷機を用いる場合、紙などのシート体の上に、墨、藍、赤の順に通常通り印刷後、淡黄色インキで下地層を印刷し、次いで黄色系インキで迷彩画像層を印刷する。これで、本発明のスクラッチ印刷用媒体が得られる。このスクラッチ印刷用媒体にオンデマンド印刷機、例えばレーザープリンター等のトナーを用いた印刷機やインクジェット印刷機で秘匿画像を象る秘匿画像層を印刷して本発明のスクラッチ印刷物が得られる。

Claims (5)

  1. コインで擦過することで秘匿画像を象るように着色させて視認可能とするスクラッチ印刷物であって、
    シート体の上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含む淡黄色インキを網点で印刷した下地層と、
    この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層と、
    さらにその上に黄色系インキまたは透明ニスを前記秘匿画像を象るように網点で印刷した秘匿画像層と、
    を設けたことを特徴とするスクラッチ印刷物。
  2. 前記迷彩画像層の厚みが1μm以下であることを特徴とする請求項1記載のスクラッチ印刷物。
  3. 請求項1または2記載のスクラッチ印刷物をオンデマンド印刷させて与えるためのスクラッチ印刷用媒体であって、
    シート体の上にコイン擦過性無機酸化物粒子を含む淡黄色インキを網点で印刷した下地層と、
    この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層と、
    を設けたことを特徴とするスクラッチ印刷用媒体。
  4. 前記迷彩画像層の厚みが1μm以下であることを特徴とする請求項3記載のスクラッチ印刷用媒体。
  5. 請求項1または2記載のスクラッチ印刷物の製造方法であって、
    シート体の上に、コイン擦過性無機酸化物粒子を含む淡黄色インキを網点で印刷した下地層を製造する工程と、
    この上に接して黄色系インキを網点で印刷した迷彩画像層を製造する工程と、
    さらにその上に黄色系インキまたは透明ニスを秘匿画像を象るように網点で印刷した秘匿画像層を製造する工程と、
    を含むことを特徴とするスクラッチ印刷物の製造方法。
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JP2019142168A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 独立行政法人 国立印刷局 透過潜像印刷物
JP2021054086A (ja) * 2020-12-09 2021-04-08 東京インキ株式会社 スクラッチ台紙、オンデマンドスクラッチ印刷物およびポジスクラッチ印刷物

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