JP2005119097A - 印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、基材上に、微粒子金属酸化物を配合したインキで印刷される画像のインキ膜厚の厚さを異ならすことによって、二色性で、且つ、虹彩色を有する画像が視認される印刷物に関するものである。
【解決手段】 基材(2)上に微粒子金属酸化物を配合したインキ皮膜によって画像(3)が形成され、前記インキ膜厚(3)の厚さが段階的に変化、連続的に変化の内、どちらか一方、又は両方で形成し、前記インキが白色インキ又は半透明インキで印刷した印刷物を得る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基材上に、微粒子金属酸化物を配合したインキで印刷される画像のインキ膜厚の厚さを異ならすことによって、二色性で、且つ、虹彩色を有する画像が視認される印刷物に関するものである。
パールインキ等の光学的変化インキで印刷される印刷物は、見た目の鮮やかさから製品パッケージ、包装紙等の装飾品に利用されている。また、複写機での複製防止効果が優れるため、銀行券、商品券、カード等の偽造、複写を防止する必要性のある貴重印刷物に適用されている。
このような印刷物を得るためにはインキに特殊な顔料を配合する必要があり、例えば、アルミニウムフレーク顔料、着色アルミニウムフレーク顔料、グラファイト顔料、マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、フタロシアニンフレーク顔料または金属メッキガラスフレーク顔料等が挙げられる。また、アルミニウムフレーク顔料の場合には着色顔料を加えることで所望の色が得られ、金属酸化物で被覆されたマイカ顔料の場合には金属酸化物の被覆厚を変えることにより、所望の干渉色が得られることは公知である。
例えば、特定パターンをパール光沢インキを用いて印刷した多色印刷物であって、見る角度によって色が変わる干渉光を示す特定パターンを示し、更に、カラーコピー機による複写により前記パール光沢インキの色が目視でも識別可能な異なる色に再現されることを特徴とする印刷物が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−240133号公報(第1−3頁、第1図)
更に、パールインキ等の光学的変化インキで印刷される印刷物は、見た目の鮮やかさの向上、偽造防止の向上が求められてきており、複数種のパールインキを用いてレインボーカラー要素のある印刷物の作製が求められてきている。このようなレインボーカラー要素(色相の異なる)のある印刷物を作製する場合、種類の異なるパール顔料を配合した第1のパールインキ、第2のパールインキ、第3のパールインキを用いて重ね刷りする必要がある。
例えば、基紙の表面に真珠顔料と接着剤を主体とした塗工層が形成されており、この塗工層上に、塗工層に使用した真珠顔料の色相とは異なる真珠顔料と接着剤を主体とした塗工層が、塗工層を部分的に隠蔽するように形成されていることを特徴とする偽造防止用紙が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−266288号公報(第1頁、第5図)
また、基材上に接着剤層と、金属反射層と、表面保護用の透明樹脂層を順に設け、反射層の透明樹脂層と接する面に、全面的若しくは部分的に、オパール色調を呈する回折格子状の微細エンボス凹凸部を備え、透明樹脂層の外表面にも微細エンボス凹凸部を備えることを特徴とする表面強度を付与したオパール色調を呈する印刷物が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
第2682266号公報(第1頁、第1図)
しかしながら、特開平9−240133号公報は複数の色相では変化しないため、見た目の鮮やかさが劣っていた。また、特開2002−266288号公報は、それぞれ色相の異なる真珠顔料を配合した二種類のインキを用いて印刷しているが、一度刷りでは作製することができず、また、真珠顔料は通常の顔料より高価なため、複数種の真珠顔料を用いることは高コストである。また、第2682266号公報は微細エンボス凹凸部を設ける必要があった。
本発明は、このような従来の問題を解決することを目的としたもので、見た目が鮮やかで、偽造防止効果に優れ、低コストで、凹凸部を設けることなく、パール顔料等の特殊な顔料を用いることなく、一度刷りで複数の色相が視認できる印刷物が作製できるか研究をした結果、基材上に微粒子金属酸化物を配合したインキによって印刷されるインキ膜厚の厚さを異ならせることによって、印刷物を可視光下で観察した場合に、インキ膜厚の厚さ毎に異なった波長の光が干渉して異なる色相を有した、二色性で、且つ、虹彩色を有する画像が視認されることを見出した。更に、基材はアルミ等の光反射性基材又は白色以外の基材を用いることによって、印刷物を可視光下で観察した場合、インキ膜厚の厚さ毎に異なった波長の光が干渉して異なる色相を有した、二色性で、且つ、虹彩色を有する、より鮮やかな画像が視認されることを見出した。
本発明は、基材上に微粒子金属酸化物を配合したインキ皮膜によって画像が形成され、インキ膜厚の厚さが段階的に変化、連続的に変化の内、どちらか一方、又は両方で形成された印刷物であって、印刷物を可視光下で観察した場合、インキ膜厚の厚さ毎に異なった波長の光が干渉して異なる色相を有した、二色性で、且つ、虹彩色を有する画像が視認されることを特徴とし、特に見た目が鮮やかで、製品パッケージ、包装紙等の装飾関係の印刷、更に偽造防止効果に優れた印刷物を提案することを目的とする。
本発明は、基材上に形成された画像が微粒子金属酸化物を配合したインキで印刷され、前記画像を形成している前記インキのインキ膜厚の厚さが変化して形成されていることを特徴とする印刷物である。
また、本発明は、前記インキ膜厚の厚さが、段階的に変化、連続的に変化のうち、どちらか一方、又は両方で形成されていることを特徴とする印刷物である。
また、本発明は、前記基材が、光輝性基材又は色彩を有する光沢紙であることを特徴とする印刷物である。
また、本発明は、前記微粒子金属酸化物を配合したインキが、白色インキ又は半透明インキであることを特徴とする印刷物である。
本発明は、基材上に微粒子金属酸化物を配合したインキ皮膜によって画像が形成され、インキ膜厚の厚さが段階的に変化、連続的に変化の内、どちらか一方、又は両方で形成された印刷物であって、印刷物を可視光下で観察した場合、インキ膜厚の厚さ毎に異なった波長の光が干渉して異なる色相を有した、二色性で、且つ、虹彩色を有する画像が視認されるため、特に見た目が鮮やかで、装飾関係の印刷、更に偽造防止効果に優れた印刷物に適用することができる。更に、基材はアルミ等の光反射性基材又は白色以外の基材を用いることによって、印刷物を可視光下で観察した場合、インキ膜厚の厚さ毎に異なった波長の光が干渉して異なる色相を有した、二色性で、且つ、虹彩色を有する、より鮮やかな画像が視認される。
また、本発明の印刷物は、低コストで、凹凸部を設けることなく、パール顔料等の特殊な顔料を用いることなく、一度刷りで複数の色相を有する二色性で、且つ、虹彩色の印刷物を得ることができる。
本発明に係る印刷物の発明を実施するための最良の形態を基づいて図面を参照して説明する。本発明は発明を実施するための最良の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲記載における技術的思想の範囲内であれば、その他のいろいろな実施の形態が考えられる。
図1に本発明の印刷物とその作製に用いる版面を示す。図1は深度を変えた版面(1)を使用して基材(2)上に、微粒子金属酸化物を配合したインキによって印刷された画像(3)が設けられた印刷物(A1)である。画像(3)は、第1の領域(4a)、第2の領域(4b)、第3の領域(4c)、第4の領域(4d)、第5の領域(4e)、に区分けされ、第1の領域(4a)のインキ膜厚(W1)と、第2の領域(4b)のインキ膜厚(W2)と、第3の領域(4c)のインキ膜厚(W3)と、第4の領域(4d)のインキ膜厚(W4)と、第5の領域(4e)のインキ膜厚(W5)は各領域毎に異なっている。図1では画像(3)を第1の領域(4a)、第2の領域(4b)、第3の領域(4c)、第4の領域(4d)、第5の領域(4e)に区分けしているが、本発明はこれに限定されることになく、画像がN個(Nは2以上の整数)の領域に区分けしていればよい。
印刷物(A1)を図2に示す。図2に示すように画像(3)を形成する第1の領域(4a)のインキ膜厚(W1)と、第2の領域(4b)のインキ膜厚(W2)と、第3の領域(4c)のインキ膜厚(W3)と、第4の領域(4d)のインキ膜厚(W4)と、第5の領域(4e)のインキ膜厚(W5)はそれぞれ異なっているため、各インキ膜厚内の微粒子金属酸化物の量が異なる。よって、インキ膜厚の厚さの違いによって、正反射光領域又は拡散光領域において、各領域(4a、4b、4c、4d、4e)毎に異なった色相が視認され、虹彩色を発現する。
例えば、図2に示すように可視光線(5)が拡散光領域では第1の領域(4a)は青白色の拡散色(4a’)で視認され、第2の領域(4b)は黄色の拡散色(4b’)で視認され、第3の領域(4c)は赤色の拡散色(4c’)で視認され、第4の領域(4d)は青色の拡散色(4d’)で視認され、第5の領域(4e)は橙色の拡散光(4e’)で視認される。また、正反射光領域では第1の領域(4a)は黄色の干渉色(4a”)で視認され、第2の領域(4b)は赤色の干渉色(4b”)で視認され、第3の領域(4c)は青色の干渉色(4c”)で視認され、第4の領域(4d)は橙色の干渉色(4d”)で視認され、第5の領域(4e)は紫色の干渉光(4e”)で視認される。このようなことから観察角度又は光の照射角度を変化させることによって各領域は二色性を示す。上記領域(4a、4b、4c、4d)の色彩について視認される順番は、この順番で色彩が視認されることに限定される訳ではない。色彩については、インキ膜厚の厚さと微粒子金属酸化物の粒子径によって異なる。
金属酸化物を配合したインキによって印刷された領域を拡大した場合を図3に示す。微粒子金属酸化物の粒径は5〜300nmが好ましく、粒径が5nmより小さいと、技術的に難しく、300nm以上であると入射光が乱反射して、本発明の効果を奏することができない。更に、金属酸化物を配合したインキで印刷したインキ膜厚は、20〜300nmが好ましい。インキ膜厚が20nmより小さいと、干渉が生じ難く、300nm以上であると入射光が乱反射して、本発明の効果を奏することができない。例えば、粒径が5〜300nmの範囲の微粒子金属酸化物を配合したインキにおいて、インキ膜厚が20〜300nmの範囲で作製した印刷物を図3(a)に示し、粒径が300nm以上の微粒子金属酸化物を配合したインキにおいて、インキ膜厚が300nm以上で作製した印刷物を図3(b)に示す。図3(a)に示すように粒径が5〜300nmの範囲の微粒子金属酸化物を配合したインキにおいて、インキ膜厚が20〜300nmの範囲で作製した印刷物(6)は、インキ膜厚が可視光線の波長の半分以下であることから、可視光のいずれかの波長がインキ皮膜を透過し、反射光となり微粒子金属酸化物の影響を受けて干渉することで虹彩色を発現する。しかしながら、図3(b)に示すように粒径が300nm以上の微粒子金属酸化物を配合したインキにおいて、インキ膜厚が300nm以上で作製した印刷物(7)は、可視光線がインキ皮膜を透過せずに表面で乱反射するために、虹彩色が発現せず白もしくは淡黄色を呈する。
図4に印刷物(A2)とそのX−X’断面図を示す。図4は深度を変えて作製した版面を使用して基材(2)上に、微粒子金属酸化物を配合したインキによって印刷された階調を有する画像(8)が設けられた印刷物(A2)である。つまり、印刷物(A2)に設けられている画像(8)の膜厚は連続的に変化している。印刷物(A2)を可視光下で観察した場合を図5に示す。インキ膜厚が連続的に変化しているため、正反射光領域で観察した場合、領域(8a)から領域(8b)にかけて黄色から赤色に徐々に変化し、領域(8b)から領域(8c)にかけて赤色から青色に徐々に変化し、領域(8c)から領域(8d)にかけて青色から橙色に徐々に変化し、領域(8d)から領域(8e)にかけて橙色から紫色に徐々に変化し、レインボー的な色彩として視認される。拡散光領域で観察した場合、領域(8a)から領域(8b)にかけて青白色から黄色に徐々に変化し、領域(8b)から領域(8c)にかけて黄色から赤色に徐々に変化し、領域(8c)から領域(8d)にかけて赤色から青色に徐々に変化し、領域(8d)から領域(8e)にかけて青色から橙色に徐々に変化し、レインボー的な色彩として視認される。このようなことから観察角度又は光の照射角度を変化させることによって各領域は二色性を示す。上記領域(8a、8b、8c、8d)の色彩について視認される順番は、この順番で色彩が視認されることに限定される訳ではない。色彩については、インキ膜厚の厚さと微粒子金属酸化物の粒子径によって異なる。
印刷物(A1)及び(A2)は基材(2)は、アルミ等の光反射性基材、白色以外の色材又は透明フィルムを用いることによって、印刷物を可視光下で観察した場合、インキ膜厚の厚さ毎に異なった波長の光が干渉して異なる色相を有した、二色性で、且つ、虹彩色を有する、より鮮やかな画像が視認される。アルミ等の光反射性基材又は白色以外の色材を用いることによって、より効果的に干渉して異なった色相を有した二色性で、且つ、虹彩色を有する、より鮮やかな画像が視認される。この場合の光反射性基材は、ステンレス、アルミ箔、ホログラム箔、アルミ又は銀等を金属薄膜された基材、金インキ、銀インキ等で印刷された基材等が挙げられる。白色以外の色材はプラスチックフィルム、紙等が挙げられる。この場合の色材は明度が低い光沢のある紙又はフィルムが好ましい。白色紙上に印刷した場合は、微粒子金属酸化物を透過した光が基材上で乱反射して本発明の効果を得ることができない。
ここで、パール顔料を配合したインキで図1のような印刷物を作製し、可視光下で観察した場合にインキ膜厚の厚さ毎に明度は異なるが、図2のようなインキ膜厚の厚さ毎に異なった色相には変化することがない。
本発明に用いる微粒子金属酸化物が酸化チタン、酸化鉄、酸化クロム、酸化コバルト又は酸化錫である必要がある。また、微粒子金属酸化物の平均粒径が1nm〜300nmであり、好ましくは5〜50nmであり、屈折率がn>2.0である。微粒子金属酸化物の平均粒径が1nmより小さ過ぎると所望の色相変化を呈さない明るさ変化だけであり、300nmより大き過ぎると透明性が失われ、本発明の効果を呈することができない。
微粒子金属酸化物を配合したインキ中の微粒子金属酸化物は、インキの全重量の0.1〜20重量部で配合されたことが好ましく、微粒子金属酸化物を配合したインキ中の微粒子金属酸化物は、インキの全重量の0.1重量部より少ないと、干渉が生じ難く、色相変化を呈さない明るさ変化だけで、本発明の効果を生じ難くなる。20重量部より多いと、乱反射するために、虹彩色が発現せず白もしくは淡黄色を呈する。更に、微粒子金属酸化物を配合したインキ中の微粒子金属酸化物は、インキの全重量の1〜8重量部で配合されたことが好ましい。
微粒子金属酸化物を配合したインキは、ワニス、微粒子金属酸化物、溶剤(トルエン、キシレン、アルコール、酢酸エチル)等を混合したインキであることが好ましい。また、微粒子金属酸化物を配合したインキは、白色インキ又は半透明インキであることが好ましい。ただし、3重量%以下が程度の着色顔料を配合してよい。
また、印刷物の二色性で、且つ、虹彩色の視認性については、金属酸化物の屈折率、着色力及びインキ膜厚の厚さによって決まる。金属酸化物の屈折率は、屈折率がn>2.0が好ましく、屈折率が2.0以下であると、干渉が生じ難くなり、本発明の効果が生じ難くなる。インキ膜厚の厚さは、20nm〜300nmであり、好ましくは40〜160nmである。20nmより薄過ぎると所望の色相変化を呈さない明るさ変化だけであり、また、300nmより厚過ぎても、本発明の効果が生じ難くなる。
本発明のインキに用いる樹脂および乾燥方式は特に問わない。例えば、樹脂としては、アクリル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、またはポリエーテル樹脂等である。乾燥方式は、酸化重合、放射線乾燥、蒸発乾燥または浸透乾燥等である。本発明のインキは特に限定されるものではない。
印刷方式は、オフセット、凹版、グラビア、スクリーンまたはフレキソ印刷いずれの方式でも印刷可能であるが、凹版、コンベンショナルグラビア印刷で印刷することが好ましい。
本発明の基材上に微粒子金属酸化物を配合したインキによって形成される画像のデザインは特に限定されることなく、文字、記号、数字、ロゴマーク、図柄、画線、万線、彩紋模様等を形成することができ、例えば、画線毎にインキ膜厚の厚さを異ならせたり、文字毎にインキ膜厚の厚さを異ならせたり、画線の一部のインキ膜厚の厚さを異ならせたり、文字の一部のインキ膜厚の厚さを異ならせたり、また、ある図柄に対して図柄を形成するパーツ及び/又は濃度毎にN個に区分けし、区分けされたN個の領域のインキ膜厚の厚さを異ならせることもできる。
インキ膜厚の厚さが連続的に変化する一例を図6を用いて説明する。図6(a)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)に区分けされ、第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)はそれぞれ離れており、第1の領域(4a)内のインキ膜厚の厚さが連続的に変化し、第2の領域(4b)内のインキ膜厚の厚さが連続的に変化し、同様に第3の領域(4c)内のインキ膜厚の厚さが連続的に変化している。図6(b)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)だけであり、第1の領域(4a)内のインキ膜厚の厚さが連続的に変化している。図6(c)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)に区分けされ、第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)はそれぞれ離れており、第1の領域(4a)内のインキ膜厚の厚さが波状に連続的に変化し、第2の領域(4b)内のインキ膜厚の厚さが波状に連続的に変化し、同様に第3の領域(4c)内のインキ膜厚の厚さが波状に連続的に変化している。図6(d)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)だけであり、第1の領域(4a)内のインキ膜厚の厚さが波状に連続的に変化している。
インキ膜厚の厚さが段階的に変化する一例を図7を用いて説明する。図7(a)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)に区分けされ、第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)はそれぞれ離れており、各領域のインキ膜厚の厚さは第1の領域(4a)のインキ膜厚の厚さ<第2の領域(4b)のインキ膜厚の厚さ<第3の領域(4c)のインキ膜厚の厚さの順に階段状になっている。図7(b)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)だけであり、第1の領域(4a)内のインキ膜厚の厚さが階段状に段階的に変化している。図7(c)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)に区分けされ、第1の領域(4a)、第2の領域(4b)及び第3の領域(4c)はそれぞれ離れており、各領域のインキ膜厚の厚さは第2の領域(4b)のインキ膜厚の厚さ<第1の領域(4a)のインキ膜厚の厚さ<第3の領域(4c)のインキ膜厚の厚さの順に凸凹状になっている。図7(d)は画像(3)を形成する領域が第1の領域(4a)だけであり、第1の領域(4a)内のインキ膜厚の厚さが凸凹状に変化している。図6に示したインキ膜厚の厚さが連続的に変化、図7に示したインキ膜厚の厚さが段階的に変化を組み合わせて画像を形成しても良い。
以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明するが、本発明の内容は、これらの実施例の範囲に限定されるものではない。
(実施例1)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100W、平均粒径φ10nm)を1重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を99重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例2)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100W、平均粒径φ10nm)を3重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を97重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例3)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100W、平均粒径φ10nm)を5重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を95重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例4)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100W、平均粒径φ10nm)を6重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を94重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例5)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100W、平均粒径φ10nm)を8重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を92重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例6)
超微粒子酸化鉄(シーアイ化成株式会社製、平均粒径φ35nm)を3重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を97重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用してインキを作製した。そのインキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例7)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100A、平均粒径φ10nm)を3重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を97重量部で配合し、消泡剤(ビックケミー社製、BYK-025)を1ml加えて良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(実施例8〜10)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100A、平均粒径φ10nm)を3重量部、微粒子酸化亜鉛(堺化学工業株式会社製、NANOFINE-50A、平均粒径φ20nm)を1重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を96重量部で配合し、消泡剤(ビックケミー社製、BYK-025)を1ml加えて良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、実施例8でアルミ箔、実施例9で黒色コート紙、実施例10でPETフィルムにアルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(比較例1)
微粒子酸化チタン(堺化学工業株式会社製、STR-100W、平均粒径φ10nm)を20重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)及び1-プロパノールを80重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(比較例2)
酸化チタン(チタン工業株式会社製、KR-380、平均粒径φ300〜500nm)を3重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を97重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(比較例3)
酸化チタン(チタン工業株式会社製、KR-380、平均粒径φ300〜500nm)を30重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)及び1-プロパノールを70重量部で配合し、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(比較例4)
微粒子酸化亜鉛(堺化学工業株式会社製、NANOFINE-50A、平均粒径φ20nm)を3重量部、ジョンクリル63(ジョンソンポリマー社製)、1-プロパノール及び水を97重量部で配合し、消泡剤(ビックケミー社製、BYK-025)を1ml加えて、良く撹拌混合後、遊星型ボールミル(フリッチュ社製、P-5型)を使用して白色インキを作製した。その白色インキを使用し、アルミ箔上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
(比較例5)
実施例8で使用したインキを用い、白色コート紙上に深度の異なるグラビア版面を用い、コンベンショナルグラビア印刷を行うことで、インキ膜厚の厚さの異なった画像を有する印刷物を作製した。
表1に実施例1〜10、表2に比較例1〜5の配合比と印刷物の評価結果を示す。印刷物は、目視により透明性、パール調光沢、虹彩色性について評価した。評価基準は、透明性(◎:透明感が特に優れている、○:良好である、△:わずかに着色力がある、×:着色力あり)、パール調光沢(◎:特に優れている、○:良好である、△:わずかに効果がある、×:効果がない)、虹彩色性(◎:特に優れている、○:良好である、△:色彩の変化が乏しい、×:効果がない)とした。
Figure 2005119097
Figure 2005119097
以上、本発明の実施例に基づいて説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲記載における技術的思想の範囲内であれば、その他のいろいろな実施の形態が考えられる。
印刷物とその作製に用いる版面を示す図である。 印刷物(A1)を示す図である。 図2に示した各領域のインキ膜厚とインキ膜厚内の微粒子金属酸化物の状態を示す図である。 印刷物(A2)とそのX−X’断面図を示す図である。 印刷物(A2)を可視光下で観察した場合を示す図である。 インキ膜厚の厚さが連続的に変化する一例を説明する図である。 インキ膜厚の厚さが段階的に変化する一例を説明する図である。
符号の説明
1 印刷版面
2 基材
3、8 画像
A1、A2 印刷物
4a 第1の領域
4b 第2の領域
4c 第3の領域
4d 第4の領域
4e 第5の領域
4a’ 第1の領域の拡散色
4a’’ 第1の領域の干渉色
4b’ 第2の領域の拡散色
4b’’ 第2の領域の干渉色
4c’ 第3の領域の拡散色
4c’’ 第3の領域の干渉色
4d’ 第4の領域の拡散色
4d’’ 第4の領域の干渉色
4e’ 第5の領域の拡散色
4e’’ 第5の領域の干渉色
5 可視光線
6 微粒子金属酸化物の状態
7 微粒子金属酸化物の状態
8a、8b、8c、8d、8e 領域
W1、W2、W3、W4、W5 インキ膜厚

Claims (4)

  1. 基材上に形成された画像が微粒子金属酸化物を配合したインキで印刷され、前記画像を形成している前記インキのインキ膜厚の厚さが変化して形成されていることを特徴とする印刷物。
  2. 前記インキ膜厚の厚さが、段階的に変化、連続的に変化のうち、どちらか一方、又は両方で形成されていることを特徴とする請求項1記載の印刷物。
  3. 前記基材が、光輝性基材又は色彩を有する光沢紙であることを特徴とする請求項1又は2記載の印刷物。
  4. 前記微粒子金属酸化物を配合したインキが、白色インキ又は半透明インキであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の印刷物。
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