JP2015181774A - キャスター付バッグのキャリーハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】キャスター付バッグを背面方向に斜めに倒した状態で引く二輪走行、キャスター付バッグを直立状態で押すか、引く四輪走行、キャスター付バッグを側面方向に倒した状態で引く二輪走行の三種類の走行を行なうことができるキャリーハンドルを提供する。
【解決手段】バッグ本体11の外寸が縦、横、襠の順に大きく、バッグ本体の底面11aの四隅に旋回自在としたキャスター12を設けたキャスター付バッグに備えられ、キャリーハンドル1は、握り部2および引出し部3からなり、握り部は、バッグ本体の正面11bから見て横方向に伸び、バッグ本体の背面11c寄りに位置する第一握り部2aと、バッグ本体の側面11dから見て縦方向に伸び、バッグ本体の背面11c寄りに位置する第二握り部2bを有し、引出し部は、バッグ本体の正面11bから見て縦方向に引き出し自在とし、バッグ本体の背面11c寄りに位置し、前記三種類の走行を可能としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、スーツケース等、特に大型のキャスター付きバッグに好適に用いられるキャリーハンドルに関するものである。
従来、この種のキャスター付バッグのキャリーハンドルは、握り部および引出し部からなり、握り部を略コの字形状(特許文献1、2)としたり、略ロの字形状(特許文献3、4)としたり、略Tの字形状(特許文献5、6)とし、引出し部を握り部の両端または中央から垂直に下げるようにして、この引出し部をバッグ本体の背面側に取り付けたものが存在する。
前記特許文献1に示されたキャリーハンドルを備えたキャスター付バッグでは、バッグ本体を背面方向に斜めに倒した状態で走行したり、バッグ本体を縦長に直立させたままの状態でも走行することができるとしている。
次に、前記特許文献2に示されたキャリーハンドルを備えたキャスター付バッグでは、バッグ本体を縦長に直立させたままの状態での走行については特に言及していないが、バッグ本体を背面方向に斜めに倒した状態での走行(キャリー走行状態)の安定性を良くするとしている。
さらに、前記特許文献3に示されたキャリーハンドルを備えたキャスター付バッグでは、バッグ本体を背面方向に斜めに倒した状態にすれば、雪道上でも走行できるとしている。
また、前記特許文献4に示されたキャリーハンドルを備えたキャスター付バッグでは、バッグ本体の走行状態については特に言及しておらず、状況に応じてキャリーハンドルを着脱することができるとしている。
さらにまた、前記特許文献5および6に示されたキャリーハンドルを備えたキャスター付バッグでは、バッグ本体を縦長に直立させたままの状態での走行については特に言及していないが、バッグ本体を正面方向に斜めに倒した状態で走行することができるとしている。
特開平9−299123号公報 特開平11−42109号公報 特開平8−205915号公報 実用新案登録第3068342号公報 特開2001−87023号公報 特開2004−223093号公報
上記従来の特許文献1〜6に示されたキャリーハンドルでは、キャスター付バッグを正面方向または背面方向に斜めに倒した状態で引く二輪走行、またはキャスター付バッグを直立状態で押すか、引く四輪走行を行なうことができるとしている。
しかしながら、上記従来のキャリーハンドルでは、キャスター付バッグを側面方向に倒した状態で引く二輪走行を行なうことができない。
そこで、この発明は、上記従来のキャリーハンドルが有する課題を解決するためになされたものであり、キャスター付バッグを背面方向に斜めに倒した状態で引く二輪走行、およびキャスター付バッグを直立状態で押すか、引く四輪走行、さらにキャスター付バッグを側面方向に倒した状態で引く二輪走行の三種類の走行を行なうことができるキャスター付バッグのキャリーハンドルを提供することを目的とする。
そのため、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルは、バッグ本体11の外寸が縦、横、襠の順に大きく、バッグ本体11の底面11aの四隅に旋回自在としたキャスター12を設けたキャスター付バッグに備えられる。前記キャリーハンドル1は、握り部2および引出し部3からなる。前記握り部2は、バッグ本体11の正面11bから見て横方向に伸び、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置する第一握り部2aと、バッグ本体11の側面11dから見て縦方向に伸び、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置する第二握り部2bとを有している。前記引出し部3は、バッグ本体11の正面11bから見て縦方向に引き出し自在とし、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置している。前記握り部2の第一握り部2aを握ってバッグ本体11を背面11c方向に倒した状態で引く二輪走行と、前記握り部2の第二握り部2bを握ってバッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行と、前記握り部2の第一、二握り部2a、2bの何れかを握ってバッグ本体11を直立状態で押すか又は引く四輪走行の三種類の走行を可能としている。
そして、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2は、正面から見て下方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が、それぞれ垂線Pに対し5〜30°の傾斜角αを有するようにしている。
さらに、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2は、正面から見て略ロの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が、それぞれ垂線Pに対し5〜30°の傾斜角αを有するようにしている。
また、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2は、正面から見て横方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が、垂線Pに対し5〜30°の傾斜角αを有するようにしている。
さらに、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2は、バッグ本体11の正面11bと並行でキャスター12の旋回軸中心を通る前後平面P 、P と、バッグ本体11の側面11dと並行でキャスター12の旋回軸中心を通る左右平面P 、P とに囲まれる空間S内に位置するようにしている。
また、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2の第一握り部2aと第二握り部2bの境目の内側に使用者の人差指が入り込む凹部4を有したものとしている。
さらに、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2の第一握り部2aを握ってバッグ本体11を背面11cに倒した状態で引く二輪走行に比べ、前記握り部2の第二握り部2bを握ってバッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行の方が、使用者の後方へのバッグ本体11の飛び出し寸法Lを少なくとも150mm短くなるようにしている。
この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルは、以上に述べたような構成としているので、キャスター付バッグを背面方向に斜めに倒した状態で引く二輪走行、およびキャスター付バッグを直立状態で押すか、引く四輪走行、さらにキャスター付バッグを側面方向に倒した状態で引く二輪走行の三種類の走行を行なうことができる。したがって、使用者は、これら三種類のうちから必要に応じたそのキャスター付バッグの走行を選択することができ、キャスター付バッグの走行による運搬が非常に容易なものとなる。
この発明のキャリーハンドル(引出し部は一杯に引き出した状態にしている)を備えたキャスター付バッグの正面図である。 この発明のキャリーハンドル(引出し部は一杯に引き出した状態にしている)を備えたキャスター付バッグの側面図である。 この発明のキャリーハンドル(引出し部は引き出していない状態にしている)を備えたキャスター付バッグの背面図である。 この発明のキャリーハンドルを備えたキャスター付バッグの底面図である。 この発明のキャリーハンドルの握り部の一形態を示す正面図である。 図5に示すキャリーハンドルの握り部の斜め上からの斜視図である。 図5に示すキャリーハンドルの握り部の斜め下からの斜視図である。 この発明のキャリーハンドルの握り部の他の形態を示す正面図である。 この発明のキャリーハンドルの握り部のさらに他の形態を示す正面図である。 この発明のキャリーハンドル(引出し部は少し引き出した状態にしている)を備えたキャスター付バッグを側面方向に斜めに倒した状態の正面図である。 図10の状態のキャスター付バッグの側面図である。 この発明のキャリーハンドル(引出し部は使用者の使い勝手のよい長さに引き出した状態にしている)を備えたキャスター付バッグの三種類の走行状態を、使用者の側方から見た説明図である。 図12に示すキャスター付バッグの三種類の走行状態を、使用者の上方から見た説明図である。
以下、この発明を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この発明のキャリーハンドル1は、握り部2および引出し部3からなり、図1〜4に示したように、バッグ本体11の外寸が縦、横、襠の順に大きく、バッグ本体11の底面11aの四隅に旋回自在としたキャスター12を設けた縦型のスーツケースなどのキャスター付バッグに備えられる。
前記握り部2は、バッグ本体11の正面11bから見て横方向に伸び、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置する第一握り部2aと、バッグ本体11の側面11dから見て縦方向に伸び、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置する第二握り部2bとを有している。
このような握り部2は、例えば図5〜7に示したように、第一握り部2aの両端から下方に第二握り部2bを設けたような、正面から見て下方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が、それぞれ垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°の傾斜角αを有している形態とすることができる。
さらに、前記握り部2は、図8に示したように、第一握り部2aの両端から下方に第二握り部2bを設け、さらに第二握り部2bのそれぞれの下端どうしを連結部2cで連結したような、正面から見て略ロの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が、それぞれ垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°の傾斜角αを有している形態とすることができる。
また、前記握り部2は、図9に示したように、第一握り部2aの一端から下方に第二握り部2bを設け、さらに第二握り部2bの下端から横方向に連結部2cを設けたような、正面から見て横方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が、垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°の傾斜角αを有している形態とすることができる。
前記傾斜角αを、垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°としたのは、後に述べるバッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行を行なう場合に、使用者の前腕部を前方へ向け、使用者の後方へのバッグ本体11の飛び出し寸法を適度に抑えるためである。
すなわち、バッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行を行なう場合には、垂線Pに対し直角方向に第二握り部2bを握るのが好ましいが、バッグ本体11の荷重により使用者の手首が走行方向に向かって最大約30°まで曲がるので、前記傾斜角αを5〜30°、好ましくは15〜20°とするのが良いといえる。
しかし、前記傾斜角αが30°を超えると、使用者の手首の曲げによる対応ができなくなるので、手首への負担が大きくなり、使用者の前腕部が後方に向くような握りに持ち換える必要があるが、前腕部が後方に向くとバッグ本体11の荷重により、前記二輪走行を行なう場合には、バッグ本体11が後へ引っ張られ、使用者の後方へのバッグ本体11の飛び出し寸法が大きくなってしまう。
そして、前記握り部2は、図10、11に示したように、バッグ本体11の正面11bと並行でキャスター12の旋回軸中心を通る前後平面P 、P と、バッグ本体11の側面11dと並行でキャスター12の旋回軸中心を通る左右平面P 、P とに囲まれる空間S内に位置するようにしている。このようにすることにより、バッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行を行なう場合に、使用者の踵がキャスター12に接触するようなことはなく、快適な走行を行なうことができる。
さらに、前記握り部2は、何れの形態においても、第一握り部2aと第二握り部2bの境目の内側に使用者の人差指が入り込む凹部4を有したものとしている。この凹部4は、湾曲凹面を有するものとしており、その湾曲凹面に少なくとも使用者の人差指の断面積の約半分が入り込む大きさにしている。このようにすることにより、バッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行を行なう場合に、第二握り部2bへの使用者の手のフィット感が良くなり、快適な走行を行なうことができる。
前記引出し部3は、バッグ本体11の正面11bから見て縦方向に引き出し自在とし、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置するようにして、バッグ本体11に取り付けられている。
このような引出し部3は、図5〜7に示したような、正面から見て下方向に向く略コの字形状とした握り部2には、前記第二握り部2bのそれぞれの下端から垂直に下げるようにして、前記バッグ本体11の背面11c寄りに取り付けられている。
さらに、前記引出し部3は、図8に示したような、正面から見て略ロの字形状とした握り部2には、前記連結部2cの中央から垂直に下げるようにして、前記バッグ本体11の背面11c寄りに取り付けられている。
また、前記引出し部3は、図9に示したような、正面から見て横方向に向く略コの字形状とした握り部2には、前記連結部2cの先端から垂直に下げるようにして、前記バッグ本体11の背面11c寄りに取り付けられている。
したがって、このように構成したキャスター付バッグは、図12、13に一点鎖線で示したように、前記引出し部3を使用者の使い勝手のよい長さに引き出した状態にして、前記握り部2の第一握り部2aを握ってバッグ本体11を背面11c方向に倒した状態で引く二輪走行が可能となる。
さらに、このように構成したキャスター付バッグは、図12、13に実線で示したように、前記引出し部3を使用者の使い勝手のよい長さに引き出した状態にして、前記握り部2の第二握り部2bを握ってバッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行が可能となる。
また、このように構成したキャスター付バッグは、図12、13に二点鎖線で示したように、前記引出し部3を使用者の使い勝手のよい長さに引き出した状態にして、前記握り部2の第一、二握り部2a、2bの何れかを握ってバッグ本体11を直立状態で押すか又は引く四輪走行が可能となる。
そして、この場合、キャリーハンドル1の握り部2の第一握り部2aを握ってバッグ本体11を背面11cに倒した状態で引く二輪走行に比べ、前記握り部2の第二握り部2bを握ってバッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行の方が、図12、13に示したように、使用者の後方へのバッグ本体11の飛び出し寸法Lを少なくとも150mm短くなるようにしている。このようにすれば、前記バッグ本体11を背面11cに倒した状態で引く二輪走行に比べ、バッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行の方が、より狭い空間での走行が可能となり、キャスター付バッグのすぐ近くの通行者などの邪魔になることがなくなる。
以上に述べたように、この発明のキャリーハンドルは、キャスター付バッグを背面方向に斜めに倒した状態で引く二輪走行、およびキャスター付バッグを直立状態で押すか、引く四輪走行、さらにキャスター付バッグを側面方向に倒した状態で引く二輪走行の三種類の走行を行なうことができる。したがって、使用者は、これら三種類のうちから必要に応じたそのキャスター付バッグの走行を選択することができ、キャスター付バッグの走行による運搬が非常に容易なものとなる。
1 キャリーハンドル
2 握り部
2a 第一握り部
2b 第二握り部
3 引出し部
4 凹部
11 バッグ本体
11a 底面
11b 正面
11c 背面
11d 側面
12 キャスター
α 傾斜角
L 飛び出し寸法
P 垂線
前平面
後平面
左平面
右平面
S 空間

そのため、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルは、バッグ本体11の外寸が縦、横、襠の順に大きく、バッグ本体11の底面11aの四隅に旋回自在としたキャスター12を設けたキャスター付バッグに備えられる。前記キャリーハンドル1は、握り部2および引出し部3からなる。前記握り部2は、バッグ本体11の正面11bから見て横方向に伸び、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置する第一握り部2aと、バッグ本体11の側面11dから見て縦方向に伸び、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置する第二握り部2bとを有している。前記引出し部3は、バッグ本体11の正面11bから見て縦方向に引き出し自在とし、かつバッグ本体11の背面11c寄りに位置している。前記握り部2の第一握り部2aを握ってバッグ本体11を背面11c方向に倒した状態で引く二輪走行と、前記握り部2の第二握り部2bを握ってバッグ本体11を側面11d方向に倒した状態で引く二輪走行と、前記握り部2の第一、二握り部2a、2bの何れかを握ってバッグ本体11を直立状態で押すか又は引く四輪走行の三種類の走行を可能としている。そして、この発明のキャスター付バッグのキャリーハンドルにおいて、前記握り部2は、正面から見て下方向に向く略コの字形状、または正面から見て略ロの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が下から上に向かって内方に、垂線Pに対し5〜30°の傾斜角αを有している。さらに、前記握り部2は、バッグ本体11の正面11bと並行でキャスター12の旋回軸中心を通る前後平面P 、P と、バッグ本体11の側面11dと並行でキャスター12の旋回軸中心を通る左右平面P 、P とに囲まれる空間S内に位置するようにしている。
このような握り部2は、例えば図5〜7に示したように、第一握り部2aの両端から下方に第二握り部2bを設けたような、正面から見て下方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が下から上に向かって内方に、それぞれ垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°の傾斜角αを有している形態とすることができる。
さらに、前記握り部2は、図8に示したように、第一握り部2aの両端から下方に第二握り部2bを設け、さらに第二握り部2bのそれぞれの下端どうしを連結部2cで連結したような、正面から見て略ロの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が下から上に向かって内方に、それぞれ垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°の傾斜角αを有している形態とすることができる。
また、前記握り部2は、図9に示したように、第一握り部2aの一端から下方に第二握り部2bを設け、さらに第二握り部2bの下端から横方向に連結部2cを設けたような、正面から見て横方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部2bの内側面が下から上に向かって内方に、垂線Pに対し5〜30°、好ましくは15〜20°の傾斜角αを有している形態とすることができる。

Claims (7)

  1. バッグ本体(11)の外寸が縦、横、襠の順に大きく、バッグ本体(11)の底面(11a)の四隅に旋回自在としたキャスター(12)を設けたキャスター付バッグに備えられるキャリーハンドル(1)であって、
    前記キャリーハンドル(1)は、握り部(2)および引出し部(3)からなり、
    前記握り部(2)は、バッグ本体(11)の正面(11b)から見て横方向に伸び、かつバッグ本体(11)の背面(11c)寄りに位置する第一握り部(2a)と、バッグ本体(11)の側面(11d)から見て縦方向に伸び、かつバッグ本体(11)の背面(11c)寄りに位置する第二握り部(2b)とを有し、
    前記引出し部(3)は、バッグ本体(11)の正面(11b)から見て縦方向に引き出し自在とし、かつバッグ本体(11)の背面(11c)寄りに位置しており、
    前記握り部(2)の第一握り部(2a)を握ってバッグ本体(11)を背面(11c)方向に倒した状態で引く二輪走行と、前記握り部(2)の第二握り部(2b)を握ってバッグ本体(11)を側面(11d)方向に倒した状態で引く二輪走行と、前記握り部(2)の第一、二握り部(2a、2b)の何れかを握ってバッグ本体(11)を直立状態で押すか又は引く四輪走行の三種類の走行を可能としていることを特徴とするキャスター付バッグのキャリーハンドル。
  2. 前記握り部(2)は、正面から見て下方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部(2b)の内側面が、それぞれ垂線(P)に対し5〜30°の傾斜角(α)を有していることを特徴とする請求項1記載のキャスター付バッグのキャリーハンドル。
  3. 前記握り部(2)は、正面から見て略ロの字形状であって、前記第二握り部(2b)の内側面が、それぞれ垂線(P)に対し5〜30°の傾斜角(α)を有していることを特徴とする請求項1記載のキャスター付バッグのキャリーハンドル。
  4. 前記握り部(2)は、正面から見て横方向に向く略コの字形状であって、前記第二握り部(2b)の内側面が、垂線(P)に対し5〜30°の傾斜角(α)を有していることを特徴とする請求項1記載のキャスター付バッグのキャリーハンドル。
  5. 前記握り部(2)は、バッグ本体(11)の正面(11b)と並行でキャスター(12)の旋回軸中心を通る前後平面(P 、P )と、バッグ本体(11)の側面(11d)と並行でキャスター(12)の旋回軸中心を通る左右平面(P 、P )とに囲まれる空間(S)内に位置していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のキャスター付バッグのキャリーハンドル。
  6. 前記握り部(2)の第一握り部(2a)と第二握り部(2b)の境目の内側に使用者の人差指が入り込む凹部(4)を有したものとしていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のキャスター付バッグのキャリーハンドル。
  7. 前記握り部(2)の第一握り部(2a)を握ってバッグ本体(11)を背面(11c)に倒した状態で引く二輪走行に比べ、前記握り部(2)の第二握り部(2b)を握ってバッグ本体(11)を側面(11d)方向に倒した状態で引く二輪走行の方が、使用者の後方へのバッグ本体(11)の飛び出し寸法(L)を少なくとも150mm短くなるようにしていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のキャスター付バッグのキャリーハンドル。
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