JP3187515U - 運搬用一輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い場所、特に畝間における走行および荷物の積み下ろしを容易に行うことができ、広い場所では自立時の安定性を向上させることができる運搬用一輪車を提供する。
【解決手段】荷台フレーム11と、荷台フレームの前方下側に回動可能に軸支された車輪13と、荷台フレームの後方に設けられた運搬時に持ち上げる左右一対のハンドル12と、車輪後方に設けられた停止時に接地して車両の自立を支持する左右一対の補助脚21,22とを有する運搬用一輪車において、補助脚単体は、荷台フレームに取り付けた状態をハンドル側から見て「く」または逆「く」の字の上部が鉛直方向になるように形成され、一対の補助脚は荷台フレームと着脱自在で、左右を交換することにより、荷台フレーム前後方向に延びる中心線を通る鉛直線を対称軸として車軸支持フレームより下部が「ハ」または逆「ハ」の字のいずれか一方の形状を選択できる構造を備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、荷物の運搬を行う一輪型の車両であって、特に畝間のような狭い通路における走行および荷物の積み下ろしを容易にする運搬用一輪車に関する。
従来、一輪型の運搬車(以下、一輪車という)は、荷台フレームと、前記荷台フレーム前後方向に延びる中心線上であって前記荷台フレームの前方下側に回動可能に軸支された車輪と、前記荷台フレームの後方に延長して設けられた運搬時に持ち上げる左右一対のハンドルと、前記車輪後方に設けられた停止時に接地して一輪車の自立を支持する左右一対の補助脚から構成されることが知られている。
その際、一輪車の自立を支持する左右一対の補助脚の間隔は、自立時の安定性を確保するために荷台フレームの幅と同程度または広い幅を有していることが知られている。
特許文献1には、主車輪の左右前方に二つの補助輪を備え、路面状況に応じて補助輪の接地位置を変えることにより、車両の横転や転倒を防止するとともに安定した走行を実現できるという可動補助輪機構が開示されている。
特許文献2には、機体フレームと、該機体フレームの前部に操向可能に設けられた畝間走行可能な前輪と、前記機体フレームの後部に接地部材として設けられた左右一対の後輪と、前記機体フレームに支持された座席と、作業者が前記座席に座って前記前輪を操向操作するための操向ハンドルと、前記前輪を駆動する原動機と、を備えた簡易乗用作業車が開示されている。
該簡易乗用作業車の前記機体フレームには、前後方向に延びる平面視で矩形状の中央枠部と、該中央枠部の後部に横長水平に固着された横枠部と、該横枠部に対して左右方向へ伸縮自在に係合せしめられた左右一対の脚部と、を備えている。該各脚部は、下向きにL字状に屈曲していて、その水平部が、前記横枠部の左右両端の筒部に嵌挿され、手締めネジ等の適宜の固定具によって、任意の延び出し位置で固定自在とされている。前記各脚部の垂直部の下端部には、畝間を転動可能な前記各後輪が遊転自在に軸支されている。前記横枠部からの前記左右一対の脚部の張り出し長さを調整することで、前記左右一対の後輪間のトレッドを、畝間のピッチに合わせて適宜に変更することができると示されている。
特許文献3には、車体枠と、上面部が開口したバケットと、バケットの前側下方に配設した1つの車輪および後側下方の左右に配設した自在キャスターと、車体枠の後端部から後方へ延びる左右一対の把手とを備えた作業用運搬車において、車体枠および把手の一方または双方に固着した取付杆の下端部にスライダーケーシングを取り付け、このケーシング内に左右一対のスライダーを収容し、このスライダーに上記キャスターを互いに当接しない間隔でもって摺動自在に取り付けたことを特徴とする作業用運搬車が開示されている。
該作業用運搬車は、前部に配置した1つの車輪および後部に配置した左右2つの自在キャスターを備えた三輪構造であるため、走行安定性が極めて良好である。さらに、上記キャスターが、スライダーケーシング内のスライダーを介して、互いに当接しないように左右方向に摺動自在に配置されているため、通常はキャスター間の間隔を大きく広げておいて、運搬車を安定に走行させることができる。一方、例えば工事現場の渡し板や山林等の足場が狭い場所では、把手を持ち上げてキャスターの一方または双方を浮かせ、片足で蹴る等の単純な操作によって、左右のキャスター間の間隔を容易に調整することができると示されている。
特許文献4には、荷台と、該荷台の前方下部に設けた車輪と、前記荷台の後方下部に設けた支持脚と、前記荷台の後方に設けたハンドルとを有する手押し車において、前記の支持脚の接地部を幅狭とし、且つ、該支持脚を折り畳み自在に設けたことを特徴とする手押し車が開示されている。
該手押し車では、荷台の後方下部に設けられた支持脚の接地部を幅狭としたことにより、畝と畝との狭い通路でも通過することができるようになり、また、支持脚を折り畳めば、車輪だけで車を支えることとなるので、例えば畝と畝との間に車輪が通れるだけの通路があれば、通過させることができ、しかも、曲がる時にも支持脚がハンドル方向の手前に折り畳まれていれば、畝等に衝突することがないので小回りがきき、操作性を向上させることができると示されている。
特開2011−084131号公報 特開2007−185179号公報 特開平07−277198号公報 実開平07−040353号公報
従来の一輪車で畑などの畝間を走行する場合には、ハンドルを持ち上げることにより補助脚は地面から離れる。しかし、荷台フレームの左右両側から地面に向かって張り出した補助脚は、相当の間隔をもっているため畝と接触して壊すおそれがあった。
また、畝間において野菜などの荷物の積み下ろしを行う場合には、一輪車を自立させるために補助脚を接地させることになるが、接地させた補助脚が畝の一部と接触する可能性が高く、自立時の安定性を確保することができなかった。加えて、畝を壊すおそれがあった。
特許文献1に開示された、可動補助輪機構を備えた単軌道車両は、畝間の走行時には畝を壊すことのないように補助輪の間隔を狭くする必要があるため、車両を畝間に自立させ荷物の積み下ろしを行う際には、自立安定性を確保することが難しい問題があった。
特許文献2に開示された、前記左右一対の後輪間のトレッドを、畝間のピッチに合わせて適宜に変更することができる簡易乗用作業車の機構では、横枠部に対して左右方向へ伸縮自在に係合せしめられた左右一対の脚垂直部の下端部に各後輪が軸支されており、横枠部の長さを考慮すると一の畝間に二つの後輪を接地させることが難しく、畑において片側が壁である通路または圃場の畔などの走行が困難である問題があった。
特許文献3に開示された、車体枠等にスライダーケーシングを取り付け、該ケーシング内に収容されたスライダーにキャスターを摺動自在に取り付けた作業用運搬車は、深い畝間を走行する場合には、前記キャスターの間隔は狭くなるものの前記スライダーケーシングは相当な長さが必要であるために畝に接触し、壊すおそれがある問題があった。
特許文献4に開示された、接地部を幅狭とした支持脚を折り畳み自在に設けた手押し車は、狭い畝間の自立時においては有効な効果を奏するが、通路が広いなどの自立に制限のない場所においては接地部が幅広の支持脚を有する一輪車と比較して、自立の安定性が劣る問題があった。
また、弾性部材などの弾力により支持脚を折り畳み荷台フレームに固定する折り畳み機構では、不意に作業者の意に反した方向に支持脚の角度が変わる問題があった。
本考案は、上記課題を解決し、狭い場所、特に畝間における走行および荷物の積み下ろしを容易に行うことができ、広い場所では自立時の安定性を向上させることができる運搬用一輪車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の運搬用一輪車は、荷台フレームと、前記荷台フレーム前後方向に延びる中心線上であって前記荷台フレームの前方下側に回動可能に軸支された車輪と、前記荷台フレームの後方に延長して設けられた運搬時に持ち上げる左右一対のハンドルと、前記車輪後方に設けられた停止時に接地して車両の自立を支持する左右一対の補助脚とを有する運搬用一輪車において、前記一対の補助脚は、前記補助脚単体が屈曲された所定の形状に形成され、左右の前記補助脚を交換して前記荷台フレームと着脱自在な構造を備え、前記一対の補助脚の車両自立時の接地間隔は、左右を交換することで異なる間隔を選択可能であること、を特徴とする
本考案の運搬用一輪車の前記補助脚単体が屈曲された所定の形状は、前記荷台フレームに取り付けた状態をハンドル側から見て「く」または逆「く」の字の上部が鉛直方向になるように形成された形状であって、前記一対の補助脚が、前記荷台フレーム前後方向に延びる前記中心線を通る鉛直線を対称軸として車軸支持フレームより下部が「ハ」または逆「ハ」の字のいずれか一方の形状を呈して接地するように選択して前記荷台フレームに取り付け可能であること、を特徴とする
本考案の運搬用一輪車において、前記一対の補助脚は、工具を使用することなく前記荷台フレームに着脱可能であること、を特徴とする
本考案の運搬用一輪車において、前記車輪を駆動する動力源を備えたこと、を特徴とする。
本考案の運搬用一輪車によれば、左右の前記補助脚を交換して前記荷台フレームと着脱自在な構造を備え、前記一対の補助脚の車両自立時の接地間隔は、左右を交換することで広いまたは狭い接地間隔のいずれか一方を選択可能であるため、狭い畝間においては、狭い接地間隔を選択することによって、畝を壊すことなく走行することが可能となり、荷物の積み下ろしの際には、畝を避けて接地し自立することが可能である効果を奏する。
走行場所に制限がない場合には、広い接地間隔を選択することによって、自立時の安定性を向上させることができる効果を奏する。
また、本考案の運搬用一輪車によれば、車軸支持フレームより下部が「ハ」または逆「ハ」の字のいずれか一方の形状を呈して接地するように前記一対の補助脚を選択して前記荷台フレームに取り付け可能であるため、狭い畝間においては、逆「ハ」の字の形状を選択することによって、高い畝であった場合でも補助脚が畝に接触する可能性を減じることができる効果を奏する。
走行場所に制限がない場合には、「ハ」の字の形状を選択することによって、接地間隔は車幅より広くなり自立安定性が高くなる効果を奏する。
本考案の運搬用一輪車によれば、前記一対の補助脚は、手締めネジ等を使用して前記荷台フレームに着脱可能であるため、前記運搬用一輪車の使用場所に工具を携帯する必要がなく補助脚の交換作業を容易に行うことが可能である効果を奏する。
前記一対の補助脚は、前記荷台フレーム下部の車軸支持フレームにごく簡単に接合可能な構造で、手締めネジによって固定を行っているだけなので、複雑な機構が不要で安価である効果を奏する。
単純な固定機構であり、補助脚を固定後、作業者の意に反して不意に角度が変わるおそれがない効果を奏する。
本考案の運搬用一輪車において、補助脚を接地間隔が狭くなるように選択し取り付けた上で、狭い不整地での走行安定性を得るためのモータまたはエンジンなどの動力源を備えることにより、さらに畝と接触し壊す可能性を減じることができる効果を奏する。
本考案に係る運搬用一輪車1の側面図である。 本考案に係る運搬用一輪車1に取り付けた補助脚の接地間隔が、広い場合と狭い場合を示した図である。 一対の補助脚を示した図である。 補助脚の接地間隔が狭くなるように取り付けた場合の本考案に係る運搬用一輪車1の斜視図である。 荷台フレーム11に接合した補助脚が手締めネジ23で固定された状態を示した図である。 補助脚を荷台フレーム11に接合する工程を示した図である。 補助脚を荷台フレーム11に手締めネジ23を使用して固定する工程を示した図である。
本考案を実施するための形態にかかる運搬用一輪車1を図1から図4を参照して説明する。
図1は、本考案にかかる運搬用一輪車1の側面図である。
前記運搬用一輪車1は、荷台フレーム11、車輪13、ハンドル12、モータ14、蓄電池15、および補助脚により主に構成される。
前記ハンドル12は、運搬時に持ち上げる際に使用され、前記荷台フレーム11の後方に延長して左右一対に設けられる。握る部分にはグリップ31として弾性部材が配されている。また、前記ハンドル12には、モータ14の回転速度を変更するトリガー32、および、車両速度を減速させるためのブレーキレバー33が配設される。
前記荷台フレーム11の両側下部には、前記ハンドル12と前記荷台フレーム11の接合部近辺から略鉛直方向に垂下し、地面より車輪13の半径の高さを通る前後方向の略水平線に沿って前方に伸びる車輪支持フレーム16が、前記荷台フレーム11の一部として設けられている。
前記車輪13は、前記荷台フレーム11前後方向に延びる中心線上であって前記荷台フレーム11の両側下部に設けられた車輪支持フレーム16の前方に回動可能に軸支される。
前記補助輪は、前記荷台フレーム11の前記車輪13後方に着脱自在に接合して取り付けられる。その際、左右を一対として取り付けられる。停止時に接地して車両の自立を支持するために使用される。
前記モータ14は、前記車輪13を駆動するための動力を提供する。
前記蓄電池15は、前記モータ14にエネルギーを供給する。
図2は、本考案に係る運搬用一輪車1に取り付けた補助脚の接地間隔が、広い場合と狭い場合を示した図である。
前記補助脚単体は、屈曲された所定の形状に形成され、左右互いの補助脚を交換して前記荷台フレーム11と着脱可能な構造を有する。
通路下部に畝41のような障害物がない平坦地においては、運搬用一輪車1をハンドル12側より見て、左右の補助脚の車軸支持フレーム16より下部が「ハ」の字を呈して接地するように荷台フレーム11に接合して固定する。「ハ」の字を呈するように取り付けることにより、自立時の横方向の安定性を高める。「ハ」の字に取り付けた際の左側の補助脚を補助脚A21とし、右側を補助脚B22とする。
通路下部に畝41のような障害物が存在する狭い通路では、運搬用一輪車1をハンドル12側より見て、左右の補助脚の車軸支持フレーム16より下部が逆「ハ」の字を呈して接地するように荷台フレーム11に接合して固定する。逆「ハ」の字を呈するように補助脚A21を右、補助脚B22を左に交換して取り付け、補助脚と畝41の接触の可能性を減じ狭い通路での走行性を高める。また、狭い通路において荷物の積み下ろしのために運搬用一輪車1を自立させる際に、補助脚が接触して畝41を壊すことを防ぐ。
本実施例の補助脚における、車輪支持フレーム16の略水平部から接地位置までの最短距離はおおよそ200mmである。荷台フレーム11の横幅がおおよそ460mmであるのに対して、「ハ」の字を呈して取り付けた際の補助脚の接地間隔aはおおよそ550mmで、鉛直下向から荷台フレーム11外側に向けて14度程度傾斜させている。広く障害物のない平坦地においては車両の安定性を最大限確保することを目的としている。
また、逆「ハ」の字を呈して取り付けた際の補助脚の接地間隔bはおおよそ250mmで、鉛直下向から荷台フレーム11内側に向けて7度程度傾斜させている。畝41の側面の傾斜がおおよそ30度から60度程度で、畝41間の距離が200mmから700mmであるのが一般的であることを考慮して、該畝41間において安定して自立させるための最小限の接地間隔に設定したものである。
本実施例では畝41を参考にして接地間隔および角度を決定したが、前記接地間隔および前記角度に限定されるものでなく、本発明に係る運搬用一輪車1の使用環境に応じて決定されるものである。
図3は、一対の補助脚を示した図である。
前記一対の補助脚の単体の形状は、荷台フレーム11に取り付けた状態をハンドル12側から見て、「く」または逆「く」の字の上部が鉛直方向になるように形成されたものである。補助脚の両端には、荷台フレーム11下部の車軸支持フレーム16と接合して固定が可能なようにハンドル12側には垂下部取付穴26が二箇所、車輪13側には略水平部取付穴27が一箇所配設されている。
図4は、補助脚の接地間隔が狭くなるように取り付けた場合の本考案に係る運搬用一輪車1の斜視図である。運搬用一輪車1を畝41間に自立させた場合を示した。左右の補助脚の車軸支持フレーム16より下部が逆「ハ」の字形状を呈するように、補助脚A21をハンドル12側から見て右に、補助脚B22を左に取り付けたことにより、補助脚の接地部分を畝41間に収め自立することが可能となる。
本考案を実施するための形態にかかる運搬用一輪車1の補助脚の取り付けについて図5から図7を参照して説明する。
図5は、荷台フレーム11に接合した補助脚が手締めネジ23で固定された状態を示した図である。
本実施例では、一つの補助脚は手締めネジ23によって三箇所で荷台フレーム11に固定される。
具体的には、ハンドル12と荷台フレーム11の接合部近辺から鉛直方向に垂下し車輪13中心を通る前後方向の略水平線に沿って前方に伸びる車輪支持フレーム16のハンドル12寄りの垂下部に二箇所、車輪13寄りの略水平部に一箇所で固定される。
三箇所で固定するのは重量物を積載する際の固定強度を確保するためである。特に重力方向には荷重がかかるため、略水平部と比較して固定箇所を増やしておくことが好ましい。
荷物の重量によって固定箇所の数を変更することも可能である。
図6は、補助脚を荷台フレーム11に接合する工程を示した図である。
図6は、広い接地間隔を選択して、補助脚を取り付ける場合を示している。
左右いずれから取り付けてもよいが、ここでは補助脚A21から順に取り付けることとする。
補助脚A21の二個並んだ垂下部取付穴26を、ハンドル12側から見て左側の車輪支持フレーム16のハンドル12寄りの垂下部に配設された二個の荷台フレーム取付穴29に接合させる。
続いて、補助脚A21の一個の略水平部取付穴27を、車輪支持フレーム16車輪13寄りの略水平部に配設された一個の荷台フレーム取付穴29に接合させる。
図7は、補助脚を荷台フレーム11に手締めネジ23を使用して固定する工程を示した図である。
図6の工程において補助脚と荷台フレーム11を接合した際に、重ね合せた補助脚側の取付穴と荷台フレーム取付穴29のいずれかの方向からネジの螺旋部25先端が出るまで手締めネジ23を差し込む。ネジを差し込む方向はどちら側からでもよく限定されない。前記螺旋部25先端に手締めナット24を接合させ、手締めネジ23あるいは手締めナット24のいずれか、または、両方を締結方向に回転させて、固定する。
残り二箇所も同様に手締めネジ23で固定する。
補助脚A21の取り付けが完了したら、同じ要領で補助脚B22を取り付ける。
図6と図7では広い接地間隔を選択して補助脚を取り付ける場合を示したが、狭い接地間隔を選択する場合には、手締めネジ23あるいは手締めナット24のいずれか、または、両方を弛緩方向に回転させ、取付穴から手締めネジ23を抜き取って補助脚を取り外し、ハンドル12側から見て、補助脚A21を右に、補助脚B22を左に交換して接合させて同じ要領で固定する。
本実施例においては、補助脚と荷台フレームとの固定は手締めネジ23を使用して行ったが、割ピンあるいは差し込みピンによって固定してもよく、手締めネジ23に限定されるものではない。
本実施例においては、車輪を備えた一輪車を例示したが、単条のクローラを備えた運搬車でもよい。
本実施例においては、モータを動力源として車輪を駆動したが、動力源を持たない運搬用一輪車であってもよく、また、モータ以外の動力源を有する運搬用一輪車でもよい。
本考案の運搬用一輪車は、工事現場の運搬用または運送業においても利用可能である。
1 運搬用一輪車
11 荷台フレーム
12 ハンドル
13 車輪
14 モータ
15 蓄電池
16 車輪支持フレーム
21 補助脚A
22 補助脚B
23 手締めネジ
24 手締めナット
25 螺旋部
26 垂下部取付穴
27 略水平部取付穴
29 荷台フレーム取付穴
31 グリップ
32 トリガー
33 ブレーキレバー
41 畝

Claims (4)

  1. 荷台フレームと、前記荷台フレーム前後方向に延びる中心線上であって前記荷台フレームの前方下側に回動可能に軸支された車輪と、前記荷台フレームの後方に延長して設けられた運搬時に持ち上げる左右一対のハンドルと、前記車輪後方に設けられた停止時に接地して車両の自立を支持する左右一対の補助脚とを有する運搬用一輪車において、
    前記一対の補助脚は、
    前記補助脚単体が屈曲された所定の形状に形成され、左右の前記補助脚を交換して前記荷台フレームと着脱自在な構造を備え、
    前記一対の補助脚の車両自立時の接地間隔は、左右を交換することで異なる間隔を選択可能であること、
    を特徴とする運搬用一輪車。
  2. 前記補助脚単体が屈曲された所定の形状は、
    前記荷台フレームに取り付けた状態をハンドル側から見て「く」または逆「く」の字の上部が鉛直方向になるように形成された形状であって、
    前記一対の補助脚が、
    前記荷台フレーム前後方向に延びる前記中心線を通る鉛直線を対称軸として車軸支持フレームより下部が「ハ」または逆「ハ」の字のいずれか一方の形状を呈して接地するように選択して前記荷台フレームに取り付け可能であること、
    を特徴とする請求項1に記載した運搬用一輪車。
  3. 前記一対の補助脚は、
    工具を使用することなく前記荷台フレームに着脱可能であること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載した運搬用一輪車。
  4. 前記車輪を駆動する動力源を備えたこと、
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載した運搬用一輪車。
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